JPH1179444A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH1179444A
JPH1179444A JP25424897A JP25424897A JPH1179444A JP H1179444 A JPH1179444 A JP H1179444A JP 25424897 A JP25424897 A JP 25424897A JP 25424897 A JP25424897 A JP 25424897A JP H1179444 A JPH1179444 A JP H1179444A
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JP
Japan
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sheet
sheet feeding
guide member
cardboard sheet
corrugated cardboard
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Pending
Application number
JP25424897A
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English (en)
Inventor
Morimasa Shoji
守正 庄司
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Isowa Corp
Original Assignee
Isowa Industry Co Ltd
Isowa Corp
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Publication date
Application filed by Isowa Industry Co Ltd, Isowa Corp filed Critical Isowa Industry Co Ltd
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Publication of JPH1179444A publication Critical patent/JPH1179444A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙テーブルに積載されるシート状材を適正
な傾斜姿勢で支持して、下流側の紙工機械に向けて常に
適正な傾斜姿勢でシート状材を供給する。 【解決手段】 シート給送方向と直交する幅方向に延在
するスライド軸32,32に2基のサイドガイド28,2
9が摺動自在に配設される。サイドガイド28,29に
は、傾斜姿勢の段ボールシートの側端縁に平行に当接す
る側部ガイド材44,44が配設される。各側部ガイド
材44には、他方の側部ガイド材44を指向する側に延
出する前部ガイド材45が、側部ガイド材44に沿って
シート給送方向の前後に移動自在に配設される。前部ガ
イド材45は、段ボールシートにおける前端縁の傾斜角
度と同一の角度で傾斜し、傾斜姿勢の段ボールシートの
前端縁に平行に当接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、下流側に配設さ
れる各種加工ユニットに向けて、シート状材を所要角度
だけ傾斜した姿勢で送り出し供給することのできる給紙
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】枚葉の段ボールシート(シート状材)を所
要形状に打抜いて、組立て・解体自在な函体の基材とな
るブランク等を形成する手段として、ロータリーダイカ
ッタが好適に使用されている。このロータリーダイカッ
タは、所要形状の打抜き刃を湾曲形状のボードに植設し
たダイを着脱可能に巻装したダイシリンダと、このダイ
シリンダと軸線を平行にして配設され、前記打抜き刃の
刃先を食込み状態で受容するウレタン材質のアンビルを
巻装したアンビルシリンダとを備える。そして両シリン
ダは、歯車列を介して共通に接続される外部駆動源によ
り相互に反対方向に駆動されるようになっている。また
両シリンダの上流側には、多数の段ボールシートが積層
載置される給紙テーブルと、該テーブル上をシート給送
方向の前後に移動するキッカーとを備える給紙装置が配
置され、所要のタイミングでキッカーが前進して最下層
より段ボールシートを1枚ずつ下流側に向け送り出すよ
うになっている。そして、両シリンダ間に給紙装置から
水平供給された段ボールシートは、前記打抜き刃とアン
ビルとにより挟圧されて前方へ送られ、この過程で該シ
ートに所要形状の打抜き(所謂「ソフトカット」)が施され
る。
【0003】なお、前記ロータリーダイカッタでは、ア
ンビルシリンダにウレタン材質のアンビルを巻装した
「ソフトカット」形式のものの他に、鉄系の硬質材料を用
いたシリンダの外周にステンレス、アルミニウムまたは
銅等を材質とする鋼板を巻装したものを使用し、打抜き
刃を鋼板外周面に当接することでシート材料を打抜き加
工したり、あるいは鋼板を巻装することなくシリンダの
外周面に打抜き刃を直接当接することでシート材料を打
抜き加工する、所謂「ハードカット」形式のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記ロータリーダイカ
ッタでは、シート給送方向と直交する基準線に対し、ダ
イシリンダの軸線が平行となるよう設定されている。従
って、前記ダイに配設されて基準線と平行な横打抜き線
を段ボールシートに施すための横打抜き刃も、該基準線
と平行となるよう設定される。このように設定した横打
抜き刃で段ボールシートに打抜きを施すに際しては、該
シートに対して横打抜き刃はその全長に亘って一度に当
接するため、ダイシリンダやアンビルシリンダには瞬間
的に大きな応力が作用する。このような衝撃荷重が繰返
し両シリンダに加えられることにより、両シリンダの軸
受部等の使用寿命が短かくなる問題がある。そこで、軸
受部等の機械強度を高める対策が採られているが、この
場合には装置が大型化したり製造コストが嵩む欠点を招
く。また、前述した衝撃荷重はダイの横打抜き刃にも加
わり、該刃の使用寿命が短かくなったり破損するおそれ
もあった。
【0005】なお、ロータリーダイカッタでは、打抜き
に併せて箱等の折曲げのための罫線を段ボールシートに
施すため、前記湾曲ボードに罫線用の罫刃を植設したダ
イを用いる場合がある。このときには、基準線と平行な
罫線(横罫)を入れるための横罫刃が、段ボールシートに
対してその全長に亘って一度に当接するため、前記横打
抜き刃と同様に大きな衝撃荷重が加わり、罫線が強く入
って罫線割れを生ずる問題が指摘される。
【0006】前述した問題に対処するものとして、軸線
を基準線と平行に設定したダイシリンダに配設される横
打抜き刃および横罫刃を、前記基準線に対して所要角度
だけ傾斜して配置したり、あるいはダイシリンダ自体の
軸線を基準線に対して所要角度だけ傾斜させることで各
刃を基準線に対して傾斜させる提案がなされている。こ
の方式によれば、段ボールシートに対して各刃はその全
長に亘って一度に当接することなく、一端部から他端部
に向けて徐々に当接するから、シリンダや各刃に加わる
衝撃荷重を低減することができるものである。
【0007】ここで、前述したように横打抜き刃および
横罫刃を基準線に対して傾斜させた場合は、ダイシリン
ダとアンビルシリンダとの間に段ボールシートを対応す
る傾斜姿勢で供給する必要がある。またロータリーダイ
カッタでは、オーダ変更により各種サイズの段ボールシ
ートに対応する必要がある。しかるに、段ボールシート
のサイズが変わっても、常に該シートを適正な傾斜姿勢
で供給し得る給紙装置の具体的な提案はなされていない
のが実状である。
【0008】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案さ
れたものであって、給紙テーブルに積層されるシート状
材を適正な傾斜姿勢で支持することで、下流側の加工ユ
ニットに向けて常に適正な傾斜姿勢でシート状材を供給
し得る給紙装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した問題点を解決
し、所期の目的を好適に達成するため本発明は、下流側
に配設される各種加工ユニットに向けて、給紙テーブル
上に積層したシート状材を、その前端縁がシート給送方
向と直交する基準線に対して所要角度だけ傾斜した姿勢
で最下層から1枚ずつ送り出し供給する給紙装置におい
て、前記給紙テーブル上に積層された傾斜姿勢のシート
状材の各側端縁に当接される支持部材を備え、シート給
送方向と直交する幅方向に相対的に近接離間移動調節さ
れる一対のサイドガイドと、前記各サイドガイドに配設
され、該ガイドに配設された調節手段により前記シート
状材の前端縁に当接するよう移動調節されるガイド材と
から構成したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る給紙装置につ
き、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以
下説明する。
【0011】図1は、実施例の給紙装置を採用したロー
タリーダイカッタの概略構成を示すものであって、ロー
タリーダイカッタ10は、給紙装置11と、この給紙装
置11の下流側に配置されるダイカッタユニット(加工
ユニット)12とから構成される。実施例のダイカッタ
ユニット12は、シート給送方向と交差する幅方向に離
間する一対のフレーム13,13間に、シート状材とし
ての段ボールシート14のパスラインを挟んで上下の関
係で、所要形状の打抜き刃15を湾曲形状の湾曲ボード
16に植設したダイ17を着脱可能に巻装したダイシリ
ンダ18と、前記打抜き刃15の刃先を食込み状態で受
容するウレタン材質のアンビル19を巻装したアンビル
シリンダ20とが軸線L1を平行にして回転自在に配設
されている。また両シリンダ18,20は、歯車列を介
して共通に接続される外部駆動源(図示せず)により相互
に反対方向に回転駆動されるようになっている。従っ
て、両シリンダ18,20間に水平供給される段ボール
シート14は、前記打抜き刃15とアンビル19とによ
り挟圧されて下流側へ送られ、この過程で該シート14
に所要形状の打抜きが施される。
【0012】なお、アンビルシリンダ20としては、前
述した「ソフトカット」形式のものの他に、鉄系の硬質材
料を用いたシリンダの外周にステンレス、アルミニウム
または銅等を材質とする鋼板を巻装したものを使用し、
打抜き刃を鋼板外周面に当接することでシート材料を打
抜き加工したり、あるいは鋼板を巻装することなくシリ
ンダの外周面に打抜き刃を直接当接することでシート材
料を打抜き加工する、所謂「ハードカット」形式のものを
採用することができる。
【0013】前記両フレーム13,13間に配設された
両シリンダ18,20の軸線L1が、シート給送方向と直
交する基準線Lと平行になるよう設定されると共に、ダ
イシリンダ18に対してダイ17は、打抜き刃15にお
ける横打抜き刃15aが、基準線Lに対して所要角度θ
だけ傾斜する関係で巻装されている(図2参照)。すなわ
ち、ダイシリンダ18とアンビルシリンダ20との間に
水平供給された段ボールシート14には、横打抜き刃1
5aがその長手方向一端部側から他端部側に徐々に当接
して打抜きが施される。これにより、横打抜き刃15a
がその全長に亘って段ボールシート14に一度に当接す
ることで大きな応力が両シリンダ18,20や横打抜き
刃15a自体に加わるのを防止することができるように
なっている。なお、打抜き刃15における横打抜き刃1
5aの傾斜角θは、好適には1〜15°の間に設定され
る。
【0014】前記湾曲ボード16には、段ボールシート
14に罫線を施す罫刃52が植設され、罫刃52におけ
る段ボールシート14に横罫53を入れる横罫刃52a
は、前記横打抜き刃15aと平行に配置されている。従
って、横罫刃52aについても、横打抜き刃15aと同
様に長手方向の一端から他端に向けて徐々に段ボールシ
ート14に当接して横罫53を施すよう構成される。
【0015】ここで、前記基準線Lに対して傾斜角θで
傾斜する横打抜き刃15aや横罫刃52aによって、段
ボールシート14にその長辺と平行な横打抜き線21や
横罫53を形成するには、ダイシリンダ18とアンビル
シリンダ20との間に、横打抜き刃15aの基準線Lに
対する傾斜方向とは反対方向に同一角度(−θ)だけ段ボ
ールシート14のシート給送方向の前端縁(長辺)14a
を傾斜した姿勢で該シート14を供給する必要がある。
このため実施例の給紙装置11は、以下の構成を有して
いる。
【0016】すなわち、図3に示す給紙装置11は、多
数の段ボールシート14を積層載置可能な給紙テーブル
22と、該テーブル22に積層した段ボールシート14
を、その最下層から一枚ずつ下流側に送り出し供給する
キッカー23とを備えている。このキッカー23は、給
紙テーブル22の下部に配設した図示しない作動手段に
よりシート給送方向の前後に進退移動し、その前進時に
段ボールシート14を下流側に配設されるフィードロー
ル24,24に向けて送り出し供給するよう構成されて
いる。またキッカー23の前端には、段ボールシート1
4における後端縁14bの送り出し時における傾斜角度
−θと同一角度で傾斜する傾斜当接面23aが形成され
(図4参照)、該傾斜当接面23aに段ボールシート14
の後端縁14bが平行に当接するようになっている。
【0017】前記給紙装置11は、段ボールシート14
の前端縁14a、前端縁14aと直交する両側端縁14
c,14cおよび後端縁14bを支持する2基のフロン
トガイド26,27、2基のサイドガイド28,29およ
びバックガイド30を備え、これらガイド26,27,2
8,29,30によって給紙テーブル22に積層される段
ボールシート群を、適正な傾斜姿勢で支持するよう構成
される。すなわち、図4および図5に示す如く、シート
給送方向と直交する幅方向に離間する一対のフレーム3
1,31間に、上下2本のスライド軸32,32が平行に
配設され、このスライド軸32,32に2基のフロント
ガイド26,27および2基のサイドガイド28,29が
夫々摺動自在に配設されている。なお、2基のフロント
ガイド26,27の基本構成は同一であるので、当該給
紙装置11における機械中心CLに対して一方の側に位
置するフロントガイド26の構成についてのみ説明し、
他方のフロントガイド27の同一部材には同じ符号を付
すこととする。また2基のサイドガイド28,29につ
いても、その基本構成は同一であるので、機械中心CL
に対して一方の側に位置するサイドガイド28の構成に
ついてのみ説明し、他方のサイドガイド29の同一部材
には同じ符号を付すこととする。
【0018】前記フロントガイド26は、図5に示す如
く、スライド軸32,32に摺動自在に配設される移動
体33に、フレーム31に回転自在に配設された第1ね
じ軸34が螺挿され、該ねじ軸34を適宜の駆動手段
(図示せず)によって正逆方向に回転することで、移動体
33が幅方向に移動調節されるようになっている。また
移動体33における段ボールシート14の前端縁14a
を指向する側に、上下に離間して配設された一対のガイ
ドロッド35,35で案内されて、移動体33に対して
調節手段40によりシート給送方向の前後に進退移動自
在な取付板55が配設されている。そしてこの取付板5
5に、支持部材36がボルト等の適宜の固定手段(図示
せず)を介して着脱交換自在に配設されている。前記調
節手段40は、支持部材36の後面に突設されるラック
37と、移動体33に配設されてラック37に噛合する
ピニオン38を回転するモータ39とから構成され、該
モータ39でピニオン38を正逆回転することで、取付
板53および支持部材36はガイドロッド35,35で
案内されて平行に進退移動するよう構成される。支持部
材36における段ボールシート14の前端縁14aと対
向する前面は、図4に示す如く、該シート14の傾斜角
度−θと同一の角度で傾斜する傾斜当接面36aとさ
れ、該傾斜当接面36aに段ボールシート14の前端縁
14aが平行に当接するよう設定されている(図11参
照)。
【0019】前記フロントガイド26における支持部材
36の下端と給紙テーブル22の上面との間には、段ボ
ールシート14の1枚分の厚みより大きく、かつ2枚分
の厚みより小さい隙間が画成されるよう設定され、最下
層の1枚の段ボールシート14のみを送り出し得るよう
構成される。また支持部材36は、オーダ変更に伴う段
ボールシート14の厚み寸法が変わった場合には、図示
しない昇降機構により上下方向に位置調節されるように
なっている。
【0020】前記サイドガイド28は、図6に示す如
く、前記スライド軸32,32に摺動自在に配設される
移動体41に、フレーム31に回転自在に配設された第
2ねじ軸42が螺挿され、該ねじ軸42を適宜の駆動手
段(図示せず)により正逆方向に回転することで、移動体
41が幅方向に移動調節されるようになっている。この
移動体41における段ボールシート14の前端を指向す
る側に、ホルダ43がボルト等の適宜の固定手段(図示
せず)を介して着脱自在に配設されている。またこのホ
ルダ43に、シート給送方向に対して段ボールシート1
4の傾斜角度−θと同一の角度で傾斜する側部ガイド材
44が上流側に向けて延在するよう着脱自在に配設さ
れ、該側部ガイド材44に傾斜姿勢の段ボールシート1
4の側端縁14cが平行に当接するよう設定されている
(図11参照)。そして実施例では、段ボールシート14
のサイズ変更に際し、機械中心CLを挟む両側のサイド
ガイド28,29が相対的に近接離間移動調節されて、
該シート14の前端縁14aにおけるシート幅中心Cを
機械中心CLと一致した状態で両側端縁14c,14c
を支持するよう構成してある。
【0021】前記側部ガイド材44には、図8〜図10
に示す如く、その内側(他方の側部ガイド材44を指向
する側)に延出する前部ガイド材45が、該側部ガイド
材44に沿ってシート給送方向の前後に移動自在に配設
される。この前部ガイド材45は、前記基準線Lに対し
て段ボールシート14における前端縁14aの傾斜角度
−θと同一の角度で傾斜し(側部ガイド材44に対して
は直交する関係)、側端縁14cが側部ガイド材44で
当接支持されている傾斜姿勢の段ボールシート14の前
端縁14aに平行に当接するよう設定されている。
【0022】前記側部ガイド材44には、前記前部ガイ
ド材45を移動調節する調節手段54が配設されてい
る。すなわち側部ガイド材44には、シート給送方向の
前後に所定長さで延在する案内穴44a,44aが上下
に離間して形成され、前記前部ガイド材45に配設され
た一対のスライド体46,46が案内穴44a,44aか
ら外側に延出している。また各スライド体46には、シ
ート給送方向の前後に所定長さで延在する長孔46aが
形成されると共に、この長孔46aに挿通されたピン4
7が側部ガイド材44に固定されており、長孔46aと
ピン47とによってスライド体46は平行移動するよう
構成される。両スライド体46,46は連結部材48に
より一体的に移動するよう固定されると共に、該連結部
材48にナット部48aが設けられている。また、側部
ガイド材44の外側面に配設した支持台49に調節ねじ
50が回転自在に取付けられ、該調節ねじ50が連結部
材48のナット部48aに螺挿されている。従って、調
節手段54を構成する調節ねじ50を正逆方向に回転す
ることで、図8および図9に示す如く、前部ガイド材4
5は側部ガイド材44に沿って平行に移動調節される。
【0023】なお実施例では、前記給紙テーブル22に
傾斜姿勢で積層される段ボールシート14における下流
側のダイカッタユニット12に対する供給基準となる0
点位置を、その前端縁14aにおける機械中心CLと一
致するシート幅中心Cとし、このシート幅中心Cはオー
ダ変更によってシートサイズが変わっても常に同じ位置
となるよう設定されている(図11参照)。このように設
定した実施例では、段ボールシート14のサイズが小か
ら大に変更された際に、該シート14の前記スライド軸
32から大きく離間する側の側端縁14cを支持する側
部ガイド材44(図11の右側)の延出長を、他方の側部
ガイド材44(図11の左側)より長く設定し、最大幅寸
法の段ボールシート14に対してもその側端縁14cを
確実に当接支持し得るよう構成してある。なお、両側部
ガイド材44,44の延出長を同一に設定することも可
能である。
【0024】前記サイドガイド28における側部ガイド
材44および前部ガイド材45の下端と給紙テーブル2
2の上面との間には、フロントガイド26の支持部材3
6と同様に、段ボールシート14の1枚分の厚みより大
きく、かつ2枚分の厚みより小さい隙間が画成されるよ
う設定されている。なお、オーダ変更に伴う段ボールシ
ート14の厚み寸法が変わった場合には、前記移動体4
1に対してホルダ43を上下方向に位置調節すること
で、側部ガイド材44および前部ガイド材45と給紙テ
ーブル22との隙間を調節し得るよう構成されている。
【0025】前記バックガイド30は、給紙テーブル2
2の下部に配設した図示しない作動手段によりシート給
送方向に進退移動調節され、段ボールシート14の長さ
(シート給送方向の寸法)が変更されたときには、対応し
て移動調節されるよう構成してある。またバックガイド
30の前端には、図4に示す如く、段ボールシート14
の傾斜角度−θと同一角度に設定された傾斜当接面51
aが形成された案内体51が、ボルト等の適宜の固定手
段を介して着脱交換自在に固定され、その傾斜当接面5
1aに傾斜姿勢の段ボールシート14の後端縁14bが
平行に当接するようになっている。
【0026】
【実施例の作用】次に、前述した実施例に係る給紙装置
の作用につき説明する。図2に示す如く、ダイシリンダ
18に対してダイ17の打抜き刃15を傾斜配置したダ
イカッタユニット12に対して、小サイズの段ボールシ
ート14(図11に実線で図示)を給紙装置11から傾斜
姿勢で送り出す場合は、前記フトロントガイド26,2
7を所定の位置に位置決めした状態で、段ボールシート
14の幅寸法に応じて前記第2ねじ軸42を所定方向に
回転し、サイドガイド28,29の移動体41,41を機
械中心CLを挟んで左右に相対的に移動して、側部ガイ
ド材44,44で段ボールシート14の両側端縁14c,
14cを当接支持し得るよう位置調節する。またサイド
ガイド28,29の前部ガイド材45,45を前後方向に
移動調節し、フトロントガイド26,27の支持部材3
6,36に当接支持される段ボールシート14の前端縁
14aに当接可能な位置に臨ませる。更に、前記バック
ガイド30を、段ボールシート14の長さ寸法に合わせ
て位置調節する。
【0027】前述したように各ガイド26,27,28,
29,30および前部ガイド材45,45を調節した状態
で、これらガイド26,27,28,29,30および前部
ガイド材45,45の間に段ボールシート14を供給す
ると、該シート14はその前端縁14aが予め設定され
た角度(−θ)だけ傾斜した姿勢で給紙テーブル22上に
積層される。すなわち、図11に示す如く、段ボールシ
ート14の前端縁14aが、フロントガイド26,27
の支持部材36,36および前部ガイド材45,45に当
接すると共に、側端縁14c,14cがサイドガイド2
8,29の側部ガイド材44,44に当接する。更に、段
ボールシート14の後端縁14bがバックガイド30の
案内体51に当接する。
【0028】前記キッカー23を作動して最下層の段ボ
ールシート14を下流側に向けて送り出し供給すると、
該シート14は傾斜姿勢を保持したままフィードロール
24,24に挟持され、該ロール24,24によってダイ
シリンダ18とアンビルシリンダ20との間に水平に供
給される。このときの段ボールシート14の供給姿勢
は、図2に示す如く、その前端縁14aがダイシリンダ
18に配設された横打抜き刃15aと逆方向に傾斜して
いる。すなわち、段ボールシート14に横打抜き線21
を施すための横打抜き刃15aは、その全長に亘って一
度に段ボールシート14に当接することなく徐々に当接
するので、ダイシリンダ18やアンビルシリンダ20お
よび横打抜き刃15a自体に大きな応力(衝撃力)が加わ
ることはない。また同様に段ボールシート14に横罫5
3を施すための横罫刃52aは、その全長に亘って一度
に段ボールシート14に当接することなく徐々に当接す
るので、該横罫刃52a自体に大きな応力(衝撃力)が加
わることもない。
【0029】次に、オーダ変更によって段ボールシート
14が大サイズ(図11に二点鎖線で図示)のものに変わ
った場合は、図11に示す如く、2基のサイドガイド2
8,29を、機械中心CLを挟んで相対的に離間移動
し、新オーダの段ボールシート14の両側端縁14c,
14cに側部ガイド材44,44が当接するよう位置決
めする。この場合において、実施例では段ボールシート
14のオーダ変更があってもその前端縁14aにおける
シート幅中心Cの位置は変更しないよう設定されている
から、前記スライド軸32から段ボールシート14の前
側角部近傍の前端縁14aまでの距離が変わる。従っ
て、前記サイドガイド28,29の各前部ガイド材45
をシート給送方向の前後に移動調節し(図6〜図9参
照)、段ボールシート14の前端縁14aに当接可能な
位置に臨ませる。更に、前記バックガイド30も対応的
に位置調節する。
【0030】これにより、新オーダの段ボールシート1
4は、その前端縁14aが予め設定された角度(−θ)だ
け傾斜した姿勢で、各ガイド26,27,28,29,30
および前部ガイド材45,45に支持された状態で給紙
テーブル22上に積層される。従って、キッカー23に
よって下流側に送り出される段ボールシート14は、正
確な傾斜姿勢でダイシリンダ18とアンビルシリンダ2
0との間に供給され、該シート14には打抜き刃15お
よび罫線刃52により適正な打抜きおよび罫線が施され
る。
【0031】なお、前記フロントガイド26,27に関
しては、段ボールシート14のオーダ変更毎に幅方向に
移動調節する必要はないが、シートサイズが大きく変更
された場合は、段ボールシート14を安定して支持する
ために幅方向に移動調節される。この場合に、前記スラ
イド軸32から段ボールシート14の前端縁14aまで
の距離はその幅方向の位置によって異なるので、フロン
トガイド26,27を移動させた位置に応じて各支持部
材36を調節手段40によりシート給送方向の前後に移
動調節することで、その傾斜当接面36aを段ボールシ
ート14の前端縁14aに当接可能な位置に臨ませるこ
とができる。
【0032】実施例の給紙装置11では、前記ダイシリ
ンダ18に対してダイ17を、打抜き刃15における横
打抜き刃15aが基準線Lと平行な関係で巻装した場合
に対応して、前端縁14aが基準線Lと平行となる基準
姿勢で段ボールシート14を送り出すことも可能であ
る。すなわち、図12に示す如く、前記フロントガイド
26,27の各取付板55に基準用支持部材56を取付
けると共に、サイドガイド28,29の各ホルダ43に
基準用支持部材57を取付ける。またバックガイド30
に基準用案内体58を取付けると共に、キッカーとして
基準当接面25aが形成されたキッカー25を取付け
る。
【0033】これにより段ボールシート14は、その前
端縁14aが基準線Lと平行となる基準姿勢で給紙テー
ブル22上に積層されると共に、キッカー25によって
下流側に送り出され、ダイシリンダ18とアンビルシリ
ンダ20との間を通過する過程で打抜き刃15により適
正な打抜きが施される。すなわち、ダイカッタユニット
12の仕様に応じて、各支持部材や案内体およびキッカ
ーを交換することで、段ボールシート14の供給姿勢に
関しては、基準姿勢または傾斜姿勢での送り出しを兼用
することができる。
【0034】
【変更例について】本願は前述した実施例の構成に限定
されるものでなく、その他の構成を適宜採用することが
できる。
【0035】サイドガイドにおけるガイド材の調節手段
としては、実施例の構成に限定されるものでなく、各種
の機構を採用することができる。例えば図13に示すよ
うに、前部ガイド材45に配設したナット59に螺挿さ
れるねじ軸60をホルダ43に配設したモータ61に連
結し、該モータ61によりねじ軸60を正逆回転するこ
とで前部ガイド材45を進退移動させるようにしてもよ
い。なお、前記スライド軸32から段ボールシート14
の前端縁14aまでの距離は、シート幅中心Cからの離
間距離によって演算で求められるので、前記サイドガイ
ド28,29の幅方向の位置を第2ねじ軸42の回転系
に設けた回転検出器等から検出し、その検出値に基づい
てモータ61を制御することで、各前部ガイド材45を
適正な位置に位置決め調節することができる。また、前
部ガイド材45をシリンダ等のリニアアクチュエータに
よって移動調節することも可能である。
【0036】また、実施例ではフロントガイドに対して
支持部材を移動調節自在に配設した場合につき説明した
が、該支持部材は固定であってもよい。更には、フロン
トガイド自体を省略することもできる。なお、フロント
ガイドやサイドガイドの幅方向への移動案内手段として
は、実施例に示す2本のスライド軸32,32に代え
て、例えば図14に示すリニアガイド62を採用するこ
とが可能である。
【0037】ここで、前述した実施例ではサイドガイド
に配設される側部ガイド材と前部ガイド材とを別体とし
て構成したが、両者を一体に構成して移動調節するよう
にしてもよい。例えば図15および図16に示す如く、
前記移動体41における段ボールシート14の前端縁1
4aを指向する側に、上下に離間して配設された一対の
ガイドロッド65,65で案内されて、移動体41に対
して調節手段54によりシート給送方向の前後に進退移
動自在に前部ガイド材78を配設する。そしてこの前部
ガイド材78に、シート給送方向に対して段ボールシー
ト14の傾斜角度−θと同一の角度で傾斜する側部ガイ
ド材79が上流側に向けて延在するよう一体的に形成さ
れる。なお、前部ガイド材78における段ボールシート
14の前端縁14aと対向する前面は、図16に示す如
く、該シート14の傾斜角度−θと同一の角度で傾斜
し、該傾斜面に段ボールシート14の前端縁14aが平
行に当接するよう設定される。この変更例の調節手段5
4は、前部ガイド材78の後面に突設されるラック66
と、移動体41に配設されてラック66に噛合するピニ
オン67を回転するモータ68とから構成され、該モー
タ68でピニオン67を正逆回転することで、前部ガイ
ド材78と側部ガイド材79とを一体的に進退移動させ
るよう構成されている。
【0038】前述したように前部ガイド材78と側部ガ
イド材79とを一体に構成した変更例において、前部ガ
イド材78の調節手段としては、図17に示すシリンダ
69を用いることが可能である。すなわち、図17の変
更例では、移動体41にシリンダ69を配設し、該シリ
ンダ69のピストンロッド69aを前部ガイド材78に
連結している。従って、シリンダ69を正逆付勢するこ
とで、前部ガイド材78および側部ガイド材79はシー
ト給送方向に進退移動し、前部ガイド材78の傾斜面を
段ボールシート14の前端縁14aに当接する位置に臨
ませることができる。なお、シリンダ69のピストンロ
ッド69aを前部ガイド材78に直に連結するのに代え
て、リンク機構等を介して連結する構成を採用し得る。
【0039】次に、段ボールシートの基準姿勢と傾斜姿
勢での送りを兼用する場合のサイドガイドの変更例とし
ては、図18や図19の構成を採用し得る。図18に示
す変更例では、移動体41に水平回動自在にテーブル7
0が枢支され、該テーブル70に設置された第1シリン
ダ71のピストンロッド71aが、側部ガイド材79を
一体的に備えた前部ガイド材78に連結されている。ま
た移動体41に配設した第2シリンダ72のピストンロ
ッド72aがテーブル70に枢支され、該シリンダ72
を正逆付勢してテーブル70を正逆回動することによ
り、前部ガイド材78および側部ガイド材79を、基準
姿勢の段ボールシート14の前端縁14aおよび側端縁
14cと平行になる基準位置と、傾斜姿勢の段ボールシ
ート14の前端縁14aおよび側端縁14cと平行にな
る傾斜位置とに位置決めすることができる。これによ
り、段ボールシート14の基準姿勢または傾斜姿勢での
送り出しに対して、第2シリンダ72を制御するだけ
で、該シート14の前端縁14aおよび側端縁14cを
前部ガイド材78および側部ガイド材79で適正な姿勢
で支持し得る。なお、傾斜姿勢で送り出す段ボールシー
ト14のサイズ変更に際しての前部ガイド材78の前後
方向の調節は、第1シリンダ71の正逆付勢により行な
われる。
【0040】また図19に示す変更例では、前記移動体
41に配設したモータ68を駆動源とする調節手段54
(図15と同様の構成)により進退移動される保持部材7
3に対して、側部ガイド材79を一体的に備えた前部ガ
イド材78が前記スライド軸32と直交する垂直な軸を
介して回動自在に枢支されると共に、保持部材73に配
設したシリンダ74のピストンロッド74aを前部ガイ
ド材78に枢支してある。従って、シリンダ74を正逆
付勢すれば、図18の変更例と同様に、前部ガイド材7
8および側部ガイド材79を、基準姿勢の段ボールシー
ト14の前端縁14aおよび側端縁14cと平行になる
基準位置と、傾斜姿勢の段ボールシート14の前端縁1
4aおよび側端縁14cと平行になる傾斜位置とに位置
決めすることができる。なお、傾斜姿勢で送り出す段ボ
ールシート14のサイズ変更に際しての前部ガイド材7
8の前後方向の調節は、モータ68の正逆駆動により行
なわれる。
【0041】前記給紙装置11の下流側に配置されるダ
イカッタユニット12においては、図20に示す如く、
ダイシリンダ18に対してその軸線L1と平行な関係で
横打抜き刃15aが臨むようダイ17を巻装したもと
で、該ダイシリンダ18の軸線L1を基準線Lに対して
所要角度θだけ傾斜するよう配置したものであってもよ
い。また給紙装置における段ボールシートの給紙方式と
しては、実施例のようなキッカー方式に限らず、給送テ
ーブルに設けた送りコロの回転による給紙方式を採用可
能である。
【0042】更には、実施例に係る給紙装置11を、図
21に示すように、複数のプリンタユニット(加工ユニ
ット)63およびダイカッタユニット12を備えた段ボ
ールシート加工装置の典型であるプリンタダイカッタ6
4に採用することも可能である。プリンタユニット63
は、段ボールシート14のパスラインを挟んで印版(図
示せず)が巻装される印刷シリンダ75と圧胴76とが
相互に反対方向に回転するよう配設されると共に、印刷
シリンダ75の配設側にはインキ転移機構77が配設さ
れる。そして、段ボールシート14が傾斜姿勢で供給さ
れる場合には、各プリンタユニット63においては、そ
の印刷シリンダ75に巻装される印版を基準線Lに対し
て所要角度だけ傾斜させる必要がある。なお、プリンタ
ユニット63の印刷シリンダ75は、下流側に配置され
るダイカッタユニット12におけるダイシリンダ18の
配設位置とは反対側(図では下側)となる関係に設定さ
れ、段ボールシート14の印刷面が打抜き加工時に汚れ
ないよう設定される。またプリンタユニット63におけ
る印刷シリンダ75と圧胴76との関係、およびダイカ
ッタユニット12のダイシリンダ18とアンビルシリン
ダ20との関係は、図示例とは上下逆であってもよい。
但し、前述した「ハードカット」形式で段ボールシート1
4を加工する場合には、アンビルシリンダ20と印刷シ
リンダ18の外径を同一に設定する必要ある。
【0043】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る給紙装
置によれば、給紙テーブル上に積層されるシート状材
を、サイドガイドに配設した支持部材およびガイド材に
よって適正な傾斜姿勢で支持することができるから、下
流側の加工ユニットに向けてシート状材を常に適正な傾
斜姿勢で送り出し供給して、加工ユニットでの正確な加
工を達成し得る。また、オーダ変更に際してシート状材
のサイズが変わっても、サイドガイドおよびガイド材を
移動調節することで、シート状材を常に適正な傾斜姿勢
で支持して給紙テーブル上に積層することができる。
【0044】更に、フロントガイドに対して支持部材を
移動自在に配設したので、シート状材のオーダ変更に際
してフロントガイドを幅方向に移動調節した場合に、該
支持部材を移動調節することでシート状材の前端縁を支
持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る給紙装置を備える
ロータリーダイカッタの概略構成を示す概略側面図であ
る。
【図2】実施例に係るダイカッタユニットと段ボールシ
ートとの関係を示す概略平面図である。
【図3】実施例に係る給紙装置の概略構成を示す側面図
である。
【図4】実施例に係る給紙装置の概略構成を示す平面図
である。
【図5】実施例に係るフロントガイドを示す概略側面図
である。
【図6】実施例に係るサイドガイドを示す概略側面図で
ある。
【図7】実施例に係るサイドガイドを示す概略側面図で
ある。
【図8】実施例に係るサイドガイドを示す横断平面図で
ある。
【図9】実施例に係るサイドガイドを示す横断平面図で
ある。
【図10】実施例に係るサイドガイドを示す縦断正面図
である。
【図11】実施例に係る給紙装置において段ボールシー
トを傾斜姿勢で支持する状態を示す説明図である。
【図12】実施例に係る給紙装置で段ボールシートを基
準姿勢で送り出す場合の各ガイドの構成を示す概略平面
図である。
【図13】実施例に係るサイドガイドにおけるガイド材
の調節手段の変更例を示す概略横断平面図である。
【図14】実施例に係るサイドガイドの幅方向案内手段
の変更例を示す説明図である。
【図15】実施例に係るサイドガイドにおけるガイド材
と支持部材の調節手段の変更例を示す説明側面図であ
る。
【図16】図15に示す変更例の説明平面図である。
【図17】実施例に係るサイドガイドにおけるガイド材
と支持部材の調節手段の別の変更例を示す説明側面図で
ある。
【図18】段ボールシートの供給姿勢の変更に対応する
ためにガイド材および支持部材の姿勢変更手段を備えた
サイドガイドを示す説明図である。
【図19】段ボールシートの供給姿勢の変更に対応する
ためにガイド材および支持部材の姿勢変更手段を備えた
別のサイドガイドを示す説明図である。
【図20】ダイカッタユニットの変更例を示す説明図で
ある。
【図21】実施例に係る給紙装置が採用されるプリンタ
ダイカッタを示す概略説明図である。
【符号の説明】
12 ダイカッタユニット(加工ユニット) 14 段ボールシート 14a 前端縁 14c 側端縁 22 給紙テー
ブル 26 フロントガイド 27 フロント
ガイド 28 サイドガイド 29 サイドガ
イド 36 支持部材 36a 傾斜当
接面 40 調節手段 44 側部ガイ
ド材 45 前部ガイド材 54 調節手段 63 プリンタユニット(加工ユニット) 78 前部ガイド材 79 側部ガイ
ド材 L 基準線 CL 機械中心

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下流側に配設される各種加工ユニット(1
    2,63)に向けて、給紙テーブル(22)上に積層したシート
    状材(14)を、その前端縁(14a)がシート給送方向と直交
    する基準線(L)に対して所要角度だけ傾斜した姿勢で最
    下層から1枚ずつ送り出し供給する給紙装置において、 前記給紙テーブル(22)上に積層された傾斜姿勢のシート
    状材(14)の各側端縁(14c)に当接される側部ガイド材(4
    4,79)を備え、シート給送方向と直交する幅方向に相対
    的に近接離間移動調節される一対のサイドガイド(28,2
    9)と、 前記各サイドガイド(28,29)に配設され、該ガイド(28,2
    9)に配設された調節手段(54)により前記シート状材(14)
    の前端縁(14a)に当接するよう移動調節される前部ガイ
    ド材(45,78)とから構成したことを特徴とする給紙装
    置。
  2. 【請求項2】 前記前部ガイド材(45)は、前記側部ガイ
    ド材(44)に沿って移動調節される請求項1記載の給紙装
    置。
  3. 【請求項3】 前記前部ガイド材(78)と側部ガイド材(7
    9)とは、前記調節手段(54)によって一体的に移動される
    請求項1記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記一対のサイドガイド(28,29)の間
    に、前記シート状材(14)における前端縁(14a)の傾斜角
    度と平行な傾斜当接面(36a)を形成した支持部材(36)を
    備えた複数のフロントガイド(26,27)が配設される請求
    項1〜3の何れかに記載の給紙装置。
  5. 【請求項5】 前記両フロントガイド(26,27)はシート
    状材(14)のシート幅に応じて幅方向に移動調節されると
    共に、各フロントガイド(26,27)に対して前記支持部材
    (36)はシート給送方向に進退移動自在に配設され、その
    傾斜当接面(36a)をシート状材(14)の前端縁(14a)に当接
    するよう該支持部材(36)が調節手段(40)で移動調節され
    るよう構成した請求項4記載の給紙装置。
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