JPH11155303A - ロータリ耕耘装置の草巻付防止装置 - Google Patents

ロータリ耕耘装置の草巻付防止装置

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JPH11155303A
JPH11155303A JP33006697A JP33006697A JPH11155303A JP H11155303 A JPH11155303 A JP H11155303A JP 33006697 A JP33006697 A JP 33006697A JP 33006697 A JP33006697 A JP 33006697A JP H11155303 A JPH11155303 A JP H11155303A
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JP
Japan
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claw
winding
tilling
rotary
shaft
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP33006697A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Takizawa
哲也 滝沢
Yasumasa Yoshino
泰正 吉野
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IHI Shibaura Machinery Corp
Original Assignee
IHI Shibaura Machinery Corp
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Publication date
Application filed by IHI Shibaura Machinery Corp filed Critical IHI Shibaura Machinery Corp
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Publication of JPH11155303A publication Critical patent/JPH11155303A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸心廻り回転自在に支持された爪軸29に多
数の耕耘爪27が突設された回転式耕耘具14におい
て、取り付けの際に耕耘幅や爪配列に規制される事が無
く、爪軸29の空転時及び耕耘時における振動を抑え、
組み立てや交換の作業を容易に行えるように構成するこ
とを課題とする。 【解決手段】 爪固定用のボルトの一端を延ばし、巻き
付き防止材40としたものを配設した事を特徴とする回
転式耕耘具14の草巻き付き防止装置を構成する。ま
た、該巻き付き防止材40にカラー44を挿嵌し、回動
自在に固定するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリ耕耘装置
の耕耘爪軸に草や稈等が巻き付くことを防止する構成に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ロータリ耕耘装置に草巻き付
き防止装置を取り付けようとするものは、特開平8−9
702号や特開平5−153801号の如く公知のもの
であり、爪軸の両端の爪ホルダの間に棒状の巻き付き防
止装置を取り付けたり、螺旋状に配置したりして、爪軸
に絡みつく草やワラを浮かせて絡みにくくしたり、絡ん
だ場合でも掃除し易くなるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の技術の
場合、耕耘幅の異なるロータリ耕耘装置に使用可能とす
る為に、棒状の巻き付き防止材の一部に弾性材を用いて
いるが、それでも寸足らずで性能を十分発揮出来ない場
合がある。また、防止装置の取りまわしが複雑になり、
耐久性や組み立て性、交換時の作業性が悪い等の問題が
ある。また、爪軸の空転時の振動は、巻き付き防止材を
上下一対にして設ける事によって、ある程度抑える事が
可能だが、耕耘時には、長い巻き付き防止材が、表土を
たたき振動が発生する。これに対し、特開平5−153
801の様に巻き付き防止材を螺旋状に取り付けたり、
同実施例の様に隣り合う爪ホルダの間に短い巻き付き防
止材を設けたものがあるが、これも耕耘幅や、爪配列上
の制約があり、組み立て及び交換時の作業性において、
問題が残るものである。
【0004】そこで本発明は、軸心廻りに回転自在に支
持された爪軸に多数の耕耘爪が突設されたロータリ耕耘
装置において、取り付けの際に耕耘幅や爪配列に規制さ
れる事が無く、爪軸の空転時及び耕耘時における振動を
抑え、組み立てや交換の作業を容易に行えるように構成
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め本発明は、回転自在に支持された爪軸上に多数の爪ホ
ルダーを設け、該爪ホルダーに耕耘爪を突出固定したロ
ータリ耕耘装置において、前記耕耘爪を爪ホルダーに固
定するボルトの一端に棒状の巻き付き防止材を延設し、
該巻き付き防止材にカラーを回動自在に外嵌したもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
の図面により説明する。図4は本発明の一実施例を示す
全体側面図である。図4において、前輪2及び後輪4を
主フレーム3の前後に有し、後輪4の間の上方に設けた
座席10に着座し、ハンドル5を左右に回動し、前輪2
を操舵し、走行するトラクター1の後部に、左右中央上
方のトップリンク7と左右両側下部のロワーリンク12
からなる三点リンク13に上下の取り付けピンを介し
て、ロータリ耕耘装置14を着脱自在に取り付けてい
る。
【0007】トラクタ1の後部には、図示していない油
圧シリンダを内装したシリンダケースを設け、油圧シリ
ンダーの動きにより上下動するリフトアーム6の先端と
ロワーリンク12間をリフトロッド9・9で連結し、ロ
ータリ耕耘装置14の昇降を行っている。11は昇降操
作レバーであり、これを前後動すると油圧シリンダーの
油路を切り換えてリフトアーム6を上下動する。
【0008】図5はロータリ耕耘装置14を展開した背
面図一部断面図であって、農用トラクター1のPTO軸
からの駆動力が自在継ぎ手(図示せず)を経て、ロータ
リ耕耘装置4の左右方向中央に設けた入力軸21へ入力
する。該入力軸21はギヤボックス22より前方に突出
され、該ギヤボックス22内にはベベルギヤが一対設け
られ(図示せず)、側方の伝動ケース25側に動力を伝
達し、図示しないチェーンや平ギヤ等を経て耕耘爪軸2
9を駆動回転する構成としている。
【0009】ロータリ耕耘装置14上方の、左右の伝動
ケース25と支枠30間は左右の支持パイプ24・24
とギヤボックス22で支板23・23を介し一体的に連
結されている。該支板23の前端部にはロワーリンク1
2の後端のリングボール部(図示せず)を取り付ける。
【0010】前記爪軸29の外周には爪ホルダ28が、
設定間隔で複数個放射状に取り付けられており、該爪軸
29には、例えば爪ホルダ28が耕耘幅1.7メートル
ならば40本前後配置される構成となる。この爪ホルダ
28に耕耘爪27・27・・・が取り付けられる。支持
パイプ24下部で耕耘爪27・27・・・上方間には、
主カバー26が設けられて、耕耘時の泥や土が上方へ飛
散することを防止し、更に主カバー26後端にはリヤカ
バー15が上下動自在に枢支されており、自重またはバ
ネ圧(図示せず)により加圧平均される。
【0011】そして、図1に示すように、耕耘爪27
は、爪軸29上に溶接固定された爪ホルダ28に挿嵌さ
れ、巻き付き防止体40および、ナット42、スプリン
グワッシャ41により固定されている。巻き付き防止体
40は、図2に示すように、ボルト部40aと巻き付き
防止材40bからなり、一般的なロータリ耕耘装置14
の耕耘爪固定用のボルトの頭部に棒状部材を延長して一
体的に設けたものであり、ボルトに棒材を溶接固定して
も、棒材にネジ部とボルト頭を鍛造等で構成しても、型
で構成しても良く、その形成方法は限定しない。また、
ボルト部40aのネジ端面から径の細い巻き付き防止材
40bを延長突出する構成することも可能である。ま
た、巻き付き防止体40の長さは強度的なものを考慮し
構成されており、隣接する爪ホルダ28までの長さ程度
として、全ての爪ホルダー28に巻き付き防止体40を
取り付けたときに何れかの巻き付き防止体40と重複し
て配置されるようにしている。
【0012】このように構成して爪軸29を回転させ、
耕耘作業を行う際に、耕耘面に長い草やワラがあって、
爪軸29の回転により、草やワラが巻き付こうとする
が、この巻き付き防止材が無いものは爪軸29の外周に
沿って、草やワラが爪軸29の外周に隙間無く巻き付き
除去作業が困難である。
【0013】本実施例では、巻き付き防止体40を設け
ているため、爪軸29を回転させ耕耘作業を行う場合、
草やワラは巻き付き防止体40の上を通って爪軸29に
巻き付こうとする。ところが、巻き付き防止体40が爪
軸29より離れた位置に配設されているので、巻き付く
為の外径が大きくなり、巻き付こうとする草やワラが、
相当長いものでないかぎり爪軸29には巻き付くことが
できない。仮に巻き付いても、草やワラは巻き付き防止
体40を経由しているため、爪軸29との間に空間がで
き、草刈り鎌などで容易に取り除くことが可能である。
【0014】図3に本発明の他の実施例を示す。これ
は、更に草やワラの巻き付き防止の性能を向上させるこ
とを目的としたもので、巻き付き防止体40の巻き付き
防止材40b外周に巻き付き防止カラー44を設けてい
る。該巻き付き防止カラー44は、巻き付き防止材40
aに挿嵌され、クリップ45で回動自在に固定されてい
る。このため爪軸29を回転させ耕耘作業を行う場合、
草やワラが巻き付こうとすると、前記巻き付き防止カラ
ー44が回転し、草やワラが滑るため巻き付き防止体4
0に巻き付くのを防止するものである。上記巻き付き防
止カラー44の部材は、草やわらが巻き付きにくい部材
であれば良いが、上記の効果を向上させるために、摩擦
の少ない樹脂製の部材を用いる事により、軽量化と同時
に効果を更に向上させる事も可能である。また、耕耘爪
27の配列は、バランスよく爪軸29上に配置されてお
り、空転時の重量バランスや、耕耘時の振動を抑える様
に配列されている。このため、耕耘爪27を固定する固
定ボルト兼巻き付き防止材40も空転時の重量バランス
や、耕耘時の振動を抑える様に配置することが可能であ
る。
【0015】
【発明の効果】以上のように構成したので、本発明は次
の様な効果を奏するものである。請求項1のように、ロ
ータリ耕耘装置の耕耘爪を爪ホルダーに固定するボルト
の一端に棒状の巻き付き防止材を延設したので、草やワ
ラ等の巻き付き防止材と耕耘爪固定用ボルトが兼用され
て、簡単な構造により巻き付き防止材を構成することが
可能となったのである。また、取り付け上、耕耘幅や爪
配列に規制される事がないので、巻き付き防止材をバラ
ンスよく配設することができ、巻き付き防止材は短く、
軽量なので、空転転時や耕耘時に振動が発生することが
ないのである。また、巻き付き防止材は一端が開放され
ているので、例え固く巻き付いても、巻き付いた稈を側
方へズラせるだけで簡単に除去でき、鎌で切断するこも
容易にできるのである。また、耕耘爪固定用のボルトと
巻き付き防止材が一体構成されるので、ナットにより固
定でき、組立てが容易であり、新たに取り付け部材を追
加する必要もなく、そして、摩耗しても交換がし易く整
備性を向上できる。
【0016】また、請求項2のように巻き付き防止材に
カラーを回動自在に外嵌したので、固定用ボルト兼巻き
付き防止材自体への巻き付きを抑止することが可能であ
る。また、構成が簡単であるため修理や交換が容易であ
り、巻き付き防止カラーのみを容易に交換可能であるた
め経済的である。カラーに摩擦の少ない樹脂を用いるこ
とにより、軽量に構成可能であり、耐久性の高いカラー
を使用することで、固定用ボルトの耐久性を向上するこ
とも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巻き付き防止体の一実施例を示す爪軸
の分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の巻き付き防止体の側面図で
ある。
【図3】本発明の一実施例の巻き付き防止体に巻き付き
防止カラーを取り付けた側面断面図である。
【図4】本発明の巻き付き防止体を装備したロータリ耕
耘装置を装着したトラクタの全体側面図である。
【図5】本発明のロータリ耕耘装置を展開した背面図一
部断面図である。
【符号の説明】
14 ロータリ耕耘装置 27 耕耘爪 28 爪ホルダ 29 爪軸 40 巻き付き防止体 40a ボルト部 40b 巻き付き防止材 41 ワッシャー 42 ナット 44 巻き付き防止カラー 45 クリップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に支持された爪軸上に多数の爪
    ホルダーを設け、該爪ホルダーに耕耘爪を突出固定した
    ロータリ耕耘装置において、前記耕耘爪を爪ホルダーに
    固定するボルトの一端に棒状の巻き付き防止材を延設し
    たことを特徴とするロータリ耕耘装置の草巻付防止装
    置。
  2. 【請求項2】 前記巻き付き防止材にカラーを回動自在
    に外嵌したことを特徴とするロータリ耕耘装置の草巻付
    防止装置。
JP33006697A 1997-12-01 1997-12-01 ロータリ耕耘装置の草巻付防止装置 Withdrawn JPH11155303A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33006697A JPH11155303A (ja) 1997-12-01 1997-12-01 ロータリ耕耘装置の草巻付防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33006697A JPH11155303A (ja) 1997-12-01 1997-12-01 ロータリ耕耘装置の草巻付防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11155303A true JPH11155303A (ja) 1999-06-15

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ID=18228407

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33006697A Withdrawn JPH11155303A (ja) 1997-12-01 1997-12-01 ロータリ耕耘装置の草巻付防止装置

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JP (1) JPH11155303A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103535126A (zh) * 2012-07-16 2014-01-29 镇江市万金农机有限公司 一种免缠草秸秆还田旋耕机

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201