JPH1115508A - コントローラの書き込み用コネクタ - Google Patents

コントローラの書き込み用コネクタ

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Publication number
JPH1115508A
JPH1115508A JP16714997A JP16714997A JPH1115508A JP H1115508 A JPH1115508 A JP H1115508A JP 16714997 A JP16714997 A JP 16714997A JP 16714997 A JP16714997 A JP 16714997A JP H1115508 A JPH1115508 A JP H1115508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
controller
writing
memory
line
Prior art date
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Pending
Application number
JP16714997A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyoshi Ono
弘喜 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP16714997A priority Critical patent/JPH1115508A/ja
Publication of JPH1115508A publication Critical patent/JPH1115508A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コントローラに内蔵された電気的書き込み可
能な不揮発性メモリの内容を書き換えるに際して、その
都度機械本体からコントローラを取り外すことなく、書
き込み装置をコントローラに接続してメモリの内容を簡
単に書き換えできるようにする。 【解決手段】 操作ボックス11の中に収納されたコン
トローラ12にはフラッシュメモリ21を内蔵し、コン
トローラ12から引き出されたワイヤハーネス13に書
き込み用コネクタ14を設ける。ワイヤハーネス13に
は、フラッシュメモリ21の内容を書き換えるための通
信ラインと、デバイスで指定される書き込みのための最
小限のラインが設けられている。通常の運転時には、書
き込み用コネクタ14に保護コネクタ15を差し込んで
接続端子を保護してあり、フラッシュメモリ21の内容
を書き換える場合には、保護コネクタ15を引き抜いて
書き込み用コネクタ14に書き込み装置を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコントローラに設け
られるコネクタに関するものであり、特に、コントロー
ラに内蔵されたメモリの内容を書き換えるための書き込
み用コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
トラクタをはじめとする農作業車両では、制御用のコン
トローラに電気的書き込み可能な不揮発性メモリを内蔵
し、出荷時には該メモリに標準的な制御プログラムやデ
ータを記憶させておき、ユーザの希望する仕様に対応さ
せてデータを変更する場合や制御プログラムのバージョ
ンアップに際して、該メモリの内容を書き換え可能にし
たものが知られてきている。
【0003】前記コントローラの基板内には専用の端子
が備えられており、メモリの内容を書き換えるときは、
車両本体からコントローラを取り外して前記専用の端子
に書き込み装置を接続し、該書き込み装置によってメモ
リの書き換えを行なう。また、その場でメモリの書き換
えを行えない場合は、サービスマンが一旦コントローラ
を持ち帰ってメモリの内容を書き換えた後に、再びコン
トローラを取り付けに出向しなければならなかった。
【0004】そこで、コントローラに内蔵された電気的
書き込み可能な不揮発性メモリの内容を書き換えるに際
して、その都度機械本体からコントローラを取り外すこ
となく、書き込み装置をコントローラに接続してメモリ
の内容を簡単に書き換えできるようにするために解決す
べき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課
題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、電気的書き込み可能
な不揮発性メモリを内蔵したコントローラに設けられる
コネクタであって、該コネクタには前記メモリの内容を
書き換えるための通信ラインと、デバイスで指定される
書き込みのための最小限のラインを接続したコントロー
ラの書き込み用コネクタを提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って詳述する。図1はトラクタ等の農作業車両の操
作ボックス11を示し、この操作ボックス11の中に制
御用のコントローラ12が収納されている。該コントロ
ーラ12にはフラッシュメモリ21が内蔵されており、
コントローラ12から引き出されたワイヤハーネス13
に書き込み用コネクタ14が設けられている。
【0007】前記フラッシュメモリ21の内容を書き換
える場合には、後述するように、この書き込み用コネク
タ14に書き込み装置50を接続するが、走行や耕耘等
の通常の運転時には書き込み装置50は接続されていな
いので、書き込み用コネクタ14に保護コネクタ15を
差し込んである。保護コネクタ15のワイヤハーネス1
6は途中で折り返され、該ワイヤハーネス16の端部は
前記ワイヤハーネス13と一体にテーピングされてい
る。尚、書き込み用コネクタ14は操作ボックス11や
プレート等に固定しておく。
【0008】図2は前記コントローラ12と書き込み用
コネクタ14の構成を示し、コントローラ12にはCP
U17が搭載されており、入力回路18及び出力回路1
9と、電源回路20等を設けるとともに、電気的書き込
み可能な不揮発性メモリとしてフラッシュメモリ21を
内蔵している。
【0009】本実施の形態では耕深制御系について説明
すれば、ポジションレバー22や耕深調整ダイヤル23
等の設定信号と、リフトアームセンサ24やデプスセン
サ25等の検出信号は、入力回路18を介してCPU1
7へ入力される。CPU17では前記フラッシュメモリ
21に記憶されている制御プログラム及びデータに基づ
いてこれらの入力信号を演算処理し、出力回路19を介
してリフトシリンダの上昇用ソレノイド26または下降
用ソレノイド27へ制御信号を出力する。尚、符号28
はセンサチェック用のブザーである。
【0010】前記書き込み用コネクタ14のワイヤハー
ネス13には、フラッシュメモリ21の内容を書き換え
るための通信ラインとして、送信端子(TXD)のライ
ン30と受信端子(RXD)のライン31が設けられ、
デバイスで指定される書き込みのための最小限のライン
として、モード端子(MD2)のライン32、書き込み
用電源端子(Vpp)のライン33、リセット端子(R
ST)のライン34が設けられている。ワイヤハーネス
13を上記最小限のライン30乃至34にて構成すれ
ば、最低コストで書き込み用コネクタ14を設置でき
る。
【0011】本実施の形態では、上記最小限のライン3
0乃至34の外に、安定化電源のラインとして、5V出
力端子(5V)のライン35、アース端子(GND)の
ライン36が設けられ、更に、チェック端子(CHK)
のライン37を設けてある。これらの各ライン30乃至
37は、ワイヤハーネス13として一つに纏められてコ
ントローラ12から引き出され、書き込み用コネクタ1
4の各接続端子14a乃至14hに接続されている。
【0012】前述したように、通常の運転時には該書き
込み用コネクタ14に保護コネクタ15を差し込んであ
るが、保護コネクタ15には前記書き込み用コネクタ1
4の各接続端子14a乃至14hの対向位置に接続端子
15a乃至15hが設けられており、対向した各接続端
子(14aと15a,14bと15b……)が嵌合して
書き込み用コネクタ14と保護コネクタ15が接続され
る。
【0013】保護コネクタ15のワイヤハーネス16に
は、接続端子15aのライン40と接続端子15bのラ
イン41、並びに接続端子15gのライン42と接続端
子15hのライン43が設けられている。前記二つのラ
イン40と41はどこにも接続されずにオープン状態で
あり、残りの二つのライン42と43は末端同士を短絡
してある。これらの各ライン40乃至43はワイヤハー
ネス16として一つに纏められている。
【0014】図1に示したように、保護コネクタ15の
ワイヤハーネス16は途中で折り返され、該ワイヤハー
ネス16の端部は前記ワイヤハーネス13と一体にテー
ピングされている。従って、前記書き込み用コネクタ1
4から保護コネクタ15を引き抜いた場合でも、保護コ
ネクタ15はワイヤハーネス16により前記書き込み用
コネクタ14の近傍に位置することになり、保護コネク
タ15が他所へ不慮移動して紛失するのを防止できる。
【0015】而して、通常の運転時には書き込み用コネ
クタ14に保護コネクタ15を差し込んであるので、一
方の接続端子14a乃至14hに他方の接続端子15a
乃至15hが嵌合して、接続端子14a乃至14hが露
出しない状態になっている。従って、接続端子14a乃
至14hの表面が汚れたり、経年変化によって錆が発生
するのを防止できる。少なくとも、送信端子のライン3
0の接続端子14aと受信端子のラインの接続端子14
bに他方の端子15a,15bを嵌合しておけば、通信
ラインの接続端子14a,14bが保護される。従っ
て、書き込み用コネクタ14から保護コネクタ15を取
り外して書き込み装置を接続したときに、通信ラインの
接続端子同士が確実に接触して信号の伝達を円滑に行う
ことができる。
【0016】また、書き込み用コネクタ14に保護コネ
クタ15を差し込んであるときは、前記二つのライン4
2と43が短絡しているので、アース端子(GND)の
ライン36とチェック端子(CHK)のライン37が短
絡され、チェック端子(CHK)の入力レベルはLow と
なる。図3のフローチャートに示すように、チェック端
子(CHK)の入力レベルがLow のときはCPU17は
運転モードであると判断し、耕深制御等の作業用のプロ
グラムを実行する。一方、書き込み用コネクタ14から
保護コネクタ15を引き抜けば、チェック端子(CH
K)がオープンとなって入力レベルがHighとなり、CP
U17はチェックモードになったと判断し、チェック用
のプログラムを実行する。
【0017】即ち、特別にチェック用のスイッチを設け
てその都度スイッチを操作することなく、書き込み用コ
ネクタ14に保護コネクタ15を差し込んであれば運転
モードになり、書き込み用コネクタ14から保護コネク
タ15を抜いたときは自動的にチェックモードに切り換
わるため、通常の運転時に書き込み用コネクタ14から
保護コネクタ15が取り外したまま放置されることがな
くなり、走行や耕耘作業中に書き込み用コネクタ14の
各接続端子14a乃至14hが露出するのを防止して各
端子を保護できる。
【0018】書き込み用コネクタ14から保護コネクタ
15を抜いてチェックモードに入った場合は、図4のフ
ローチャートに示すように、上昇用ソレノイド及び下降
用ソレノイドへの出力をオフにする。この状態で、例え
ばリフトアームを手動にて動かしてみる。このとき、リ
フトアームセンサからの入力信号が規定範囲以上変化す
れば、センサには異常がないものとみなして前記センサ
チェック用のブザー28をオンする。他のセンサについ
ても同様にして異常の有無をチェックする。
【0019】尚、保護コネクタ15には、アース端子
(GND)とチェック端子(CHK)を短絡させるため
に、最低限二つのライン42,43が必要であるが、保
護コネクタ15に前記二つのライン42,43のみを接
続した場合はワイヤハーネス16の剛性が弱くなり、書
き込み用コネクタ14に保護コネクタ15を抜き差しす
る際に、接続端子のかしめ部分やコネクタケースのロッ
ク部分などに無理な力が掛かってしまう虞がある。この
ため、前記二つのライン42,43の外に、送信端子
(TXD)のライン40と受信端子(RXD)のライン
41等のように、オープン状態の捨て電線のラインを設
けておくことにより、コネクタの破損を防止することが
できる。
【0020】図5は、書き込み用コネクタ14に書き込
み装置50を接続した状態を示し、書き込み用コネクタ
14から前記保護コネクタ15を引き抜いて取り外した
後に、書き込み装置50のコネクタ51を差し込んで接
続する。そして、該書き込み装置50によって新たな制
御プログラムやデータを送信すれば、これらの信号が書
き込み用コネクタ14のワイヤハーネス13を介してコ
ントローラ12へ入力され、前記フラッシュメモリ21
の内容が書き換えられる。
【0021】前記書き込み装置50は専用のチェッカの
外に、一般的なノート型パソコンを使用することもでき
る。ノート型パソコンを接続する際は信号のレベル変換
を行う必要が発生する場合があり、このときは、書き込
み装置50とコネクタ51との間にレベル変換回路52
を介装する。そして、該レベル変換回路52には、前記
5V出力端子(5V)のライン35とアース端子(GN
D)のライン36を介して、コントローラ12から5V
安定化電源が供給される。
【0022】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではコント
ローラに書き込み用コネクタを設けてあるので、コント
ローラに内蔵されたメモリの内容を書き換えるに際し
て、この書き込み用コネクタを介して書き込み装置を接
続でき、その都度機械本体からコントローラを取り外す
ことなく、メモリの内容を簡単に書き換え可能となる。
【0024】また、メモリの内容を書き換えるための通
信ラインと、デバイスで指定される書き込みのための最
小限のラインにてワイヤハーネスを構成すれば、極めて
安価に書き込み用コネクタを設置でき、コストダウンと
なる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施の形態を示すものである。
【図1】操作ボックスに収納されたコントローラと該コ
ントローラに設けられた書き込みコネクタの斜視図。
【図2】通常の運転時に於けるコントローラと書き込み
コネクタの構成図。
【図3】運転モードとチェックモードを判断するフロー
チャート。
【図4】チェックモード時のフローチャート。
【図5】書き込みコネクタに書き込み装置を接続したと
きの構成図。
【符号の説明】
12 コントローラ 13 ワイヤハーネス 14 書き込み用コネクタ 21 フラッシュメモリ 30 送信端子のライン 31 受信端子のライン 32 モード端子のライン 33 書き込み用電源端子のライン 34 リセット端子のライン 35 5V出力端子のライン 36 アース端子のライン 37 チェック端子のライン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的書き込み可能な不揮発性メモリを
    内蔵したコントローラに設けられるコネクタであって、
    該コネクタには前記メモリの内容を書き換えるための通
    信ラインと、デバイスで指定される書き込みのための最
    小限のラインを接続したことを特徴とするコントローラ
    の書き込み用コネクタ。
JP16714997A 1997-06-24 1997-06-24 コントローラの書き込み用コネクタ Pending JPH1115508A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16714997A JPH1115508A (ja) 1997-06-24 1997-06-24 コントローラの書き込み用コネクタ

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JPH1115508A true JPH1115508A (ja) 1999-01-22

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ID=15844338

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JP16714997A Pending JPH1115508A (ja) 1997-06-24 1997-06-24 コントローラの書き込み用コネクタ

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