JPH11154808A - 同軸型共振器の接続端子および誘電体フィルタ - Google Patents
同軸型共振器の接続端子および誘電体フィルタInfo
- Publication number
- JPH11154808A JPH11154808A JP33650097A JP33650097A JPH11154808A JP H11154808 A JPH11154808 A JP H11154808A JP 33650097 A JP33650097 A JP 33650097A JP 33650097 A JP33650097 A JP 33650097A JP H11154808 A JPH11154808 A JP H11154808A
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- connection terminal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 半田フィレットができ、半田強度が強く、か
つ、半田付けの作業性がよく、誘電体フィルタを組み立
てる際の量産性に優れた同軸型共振器の接続端子の提
供。 【解決手段】 内導体接続部２と該内導体接続部２の一
端から突き出したターミナル３が、２方向に分かれ、電
気回路素子または配線基板上の回路パターンに接続する
ための外部接続部６とからなり、外部接続部６は、平坦
である同軸型共振器の接続端子。
つ、半田付けの作業性がよく、誘電体フィルタを組み立
てる際の量産性に優れた同軸型共振器の接続端子の提
供。 【解決手段】 内導体接続部２と該内導体接続部２の一
端から突き出したターミナル３が、２方向に分かれ、電
気回路素子または配線基板上の回路パターンに接続する
ための外部接続部６とからなり、外部接続部６は、平坦
である同軸型共振器の接続端子。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信機器に
利用される誘電体フィルタに用いられる同軸型共振器の
接続端子及び誘電体フィルタに関する。
利用される誘電体フィルタに用いられる同軸型共振器の
接続端子及び誘電体フィルタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の誘電体フィルタに用いられる同軸
型共振器の接続端子としては、例えば、図６に示すよう
な接続端子１がある。この従来の接続端子１について、
図６を用いて説明する。
型共振器の接続端子としては、例えば、図６に示すよう
な接続端子１がある。この従来の接続端子１について、
図６を用いて説明する。
【０００３】接続端子１は、同軸型共振器の貫通孔内周
面に設けた内導体に接続するための円筒状の内導体接続
部２と、内導体接続部２の一端側に電気回路素子に接合
するために延長されたターミナル３とからなる。又、タ
ーミナル３は、２方向に分かれ、それぞれの先端が上方
に折り曲げられて、外部接続部４が形成されている。
面に設けた内導体に接続するための円筒状の内導体接続
部２と、内導体接続部２の一端側に電気回路素子に接合
するために延長されたターミナル３とからなる。又、タ
ーミナル３は、２方向に分かれ、それぞれの先端が上方
に折り曲げられて、外部接続部４が形成されている。
【０００４】上記接続端子１は、電気回路素子や基板パ
ターン等と半田付けによって接合され、誘電体フィルタ
が構成される。又、図７に示すように、相対する接続端
子１の外部接続部４間にチップ部品５を挟み込んで半田
実装する場合、接合に使用される半田量は、最小にする
ことが通例となっている。
ターン等と半田付けによって接合され、誘電体フィルタ
が構成される。又、図７に示すように、相対する接続端
子１の外部接続部４間にチップ部品５を挟み込んで半田
実装する場合、接合に使用される半田量は、最小にする
ことが通例となっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この接続端子
の外部接続部の形状において、空中に挟み込まれたチッ
プ部品に力がないと、リフローの半田付けができにく
く、付いたとしても、半田フィレットができにくいた
め、半田強度が弱く、チップ部品と外部接続部が剥がれ
易い構造であった。又、半田付けの作業性も悪く、量産
には不向きの構造であった。
の外部接続部の形状において、空中に挟み込まれたチッ
プ部品に力がないと、リフローの半田付けができにく
く、付いたとしても、半田フィレットができにくいた
め、半田強度が弱く、チップ部品と外部接続部が剥がれ
易い構造であった。又、半田付けの作業性も悪く、量産
には不向きの構造であった。
【０００６】従って、本発明の課題は、接続端子間にお
ける外部接続部間へのチップ部品の半田実装において、
半田フィレットができ、半田強度が強く、かつ、半田付
けの作業性がよく、量産に向いている同軸型共振器の接
続端子および誘電体フィルタを得ることである。
ける外部接続部間へのチップ部品の半田実装において、
半田フィレットができ、半田強度が強く、かつ、半田付
けの作業性がよく、量産に向いている同軸型共振器の接
続端子および誘電体フィルタを得ることである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、同軸型共振器
の貫通孔内に形成された内導体に接続する接続端子が、
前記内導体に電気的及び機械的に接続するための内導体
接続部と、該内導体接続部の一端から突き出したターミ
ナルが２方向に分かれ電気回路素子または配線基板上の
回路パターンに接続するための外部接続部とからなり、
前記外部接続部は、かつ、平坦である同軸型共振器の接
続端子である。
の貫通孔内に形成された内導体に接続する接続端子が、
前記内導体に電気的及び機械的に接続するための内導体
接続部と、該内導体接続部の一端から突き出したターミ
ナルが２方向に分かれ電気回路素子または配線基板上の
回路パターンに接続するための外部接続部とからなり、
前記外部接続部は、かつ、平坦である同軸型共振器の接
続端子である。
【０００８】又、本発明は、同軸型共振器の貫通孔内に
形成された内導体に接続する接続端子が、前記内導体に
電気的及び機械的に接続するための内導体接続部と、該
内導体接続部の一端から突き出したターミナルが２方向
に分かれ電気回路素子または配線基板上の回路パターン
に接続するための外部接続部とからなり、前記外部接続
部がコの字形状である同軸型共振器の接続端子である。
形成された内導体に接続する接続端子が、前記内導体に
電気的及び機械的に接続するための内導体接続部と、該
内導体接続部の一端から突き出したターミナルが２方向
に分かれ電気回路素子または配線基板上の回路パターン
に接続するための外部接続部とからなり、前記外部接続
部がコの字形状である同軸型共振器の接続端子である。
【０００９】又、本発明は、前記接続端子を用いた誘電
体フィルタである。
体フィルタである。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
て、図面を参照して説明する。
【００１１】図１及び図２に、本発明の同軸型共振器の
接続端子を示す。
接続端子を示す。
【００１２】図１において、接続端子１は、燐青銅板か
らなり、同軸型共振器の貫通孔に設けられた内導体に挿
入される内導体接続部２と、先端が２方向に分かれて、
他の回路素子と接続される外部接続部６を持つターミナ
ル３とで構成されており、外部接続部６は、平坦（平坦
タイプ）となっている。
らなり、同軸型共振器の貫通孔に設けられた内導体に挿
入される内導体接続部２と、先端が２方向に分かれて、
他の回路素子と接続される外部接続部６を持つターミナ
ル３とで構成されており、外部接続部６は、平坦（平坦
タイプ）となっている。
【００１３】又、図２に示す接続端子１は、図１に示し
た接続端子と同様の構成であるが、外部接続部６の形状
が、コの字状（コの字タイプ）となっている。
た接続端子と同様の構成であるが、外部接続部６の形状
が、コの字状（コの字タイプ）となっている。
【００１４】又、図１あるいは図２に示した接続端子１
の外部接続部が、相対する接続端子１の外部接続部にチ
ップ部品を載置し半田実装した状態を、図３及び図４に
示す。
の外部接続部が、相対する接続端子１の外部接続部にチ
ップ部品を載置し半田実装した状態を、図３及び図４に
示す。
【００１５】図３及び図４において、外部接続部６にチ
ップ部品５を渡して半田付けし、外部接続部６とチップ
部品５を電気的、機械的に接続する場合、半田フィレッ
トを作りやすくし、半田強度を高め、リフローの半田付
けができるようになった。更に、従来技術ではできなか
った、上面からの実装ができるようになり、マウンター
実装が可能になった。
ップ部品５を渡して半田付けし、外部接続部６とチップ
部品５を電気的、機械的に接続する場合、半田フィレッ
トを作りやすくし、半田強度を高め、リフローの半田付
けができるようになった。更に、従来技術ではできなか
った、上面からの実装ができるようになり、マウンター
実装が可能になった。
【００１６】次に、図１で示した同軸型共振器の接続端
子を用いた誘電体フィルタの実施の形態を図５に示す。
子を用いた誘電体フィルタの実施の形態を図５に示す。
【００１７】図５において、同軸型共振器７は、実装基
板８上に接地されている。これらの同軸型共振器７に
は、その軸方向に貫通孔９の内周面に内導体が形成され
ている。
板８上に接地されている。これらの同軸型共振器７に
は、その軸方向に貫通孔９の内周面に内導体が形成され
ている。
【００１８】又、複数個の同軸型共振器７を結合するた
めに、接続端子１の内導体接続部２（図１参照）が、貫
通孔９に挿入され、貫通孔９の内周面に形成された内導
体と電気的に結合し、更に、接続端子１間を結合するた
めに、外部接続部間に二つの電気結合素子（チップ部品
５）が接続され、かつ、接続端子１を実装基板８と接続
するために、外部接続部６の片側が、下方に折り曲げら
れ、入出力端子１０と接続する回路パターン１１と半田
実装されて、誘電体フィルタが構成される。
めに、接続端子１の内導体接続部２（図１参照）が、貫
通孔９に挿入され、貫通孔９の内周面に形成された内導
体と電気的に結合し、更に、接続端子１間を結合するた
めに、外部接続部間に二つの電気結合素子（チップ部品
５）が接続され、かつ、接続端子１を実装基板８と接続
するために、外部接続部６の片側が、下方に折り曲げら
れ、入出力端子１０と接続する回路パターン１１と半田
実装されて、誘電体フィルタが構成される。
【００１９】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、誘電体フィルタに用いる同軸型共振器用の接続端子
の外部接続部に、チップ部品実装がマウントし易く、
又、半田フィレットを作り易いので、半田強度を高める
ことができる。
ば、誘電体フィルタに用いる同軸型共振器用の接続端子
の外部接続部に、チップ部品実装がマウントし易く、
又、半田フィレットを作り易いので、半田強度を高める
ことができる。
【図１】本発明の接続端子（平坦タイプ）の斜視図。
【図２】本発明の接続端子（コの字タイプ）の斜視図。
【図３】本発明の接続端子（平坦タイプ）の外部接続部
にチップ部品を実装した状態の斜視図。
にチップ部品を実装した状態の斜視図。
【図４】本発明の接続端子（コの字タイプ）の外部接続
部にチップ部品を実装した状態の斜視図。
部にチップ部品を実装した状態の斜視図。
【図５】本発明の誘電体フィルタの斜視図。
【図６】従来の接続端子の斜視図。
【図７】従来の接続端子の外部接続部にチップ部品を実
装した状態の斜視図。
装した状態の斜視図。
１ 接続端子 ２ 内導体接続部 ３ ターミナル ４，６ 外部接続部 ５ チップ部品 ７ 同軸型共振器 ８ 実装基板 ９ 貫通孔 １０ 入出力端子 １１ 回路パターン １２ アース端子
Claims (3)
- 【請求項１】 同軸型共振器の貫通孔内に形成された内
導体に接続する接続端子が、前記内導体に電気的及び機
械的に接続するための内導体接続部と、該内導体接続部
の一端から突き出したターミナルが２方向に分かれ電気
回路素子または配線基板上の回路パターンに接続するた
めの外部接続部とからなり、前記外部接続部は、平坦で
あることを特徴とする同軸型共振器の接続端子。 - 【請求項２】 同軸型共振器の貫通孔内に形成された内
導体に接続する接続端子が、前記内導体に電気的及び機
械的に接続するための内導体接続部と、該内導体接続部
の一端から突き出したターミナルが２方向に分かれ電気
回路素子または配線基板上の回路パターンに接続するた
めの外部接続部とからなり、前記外部接続部がコの字形
状であることを特徴とする同軸型共振器の接続端子。 - 【請求項３】 請求項１又は２記載の接続端子を用いた
ことを特徴とする誘電体フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33650097A JPH11154808A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 同軸型共振器の接続端子および誘電体フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33650097A JPH11154808A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 同軸型共振器の接続端子および誘電体フィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11154808A true JPH11154808A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18299783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33650097A Pending JPH11154808A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 同軸型共振器の接続端子および誘電体フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11154808A (ja) |
-
1997
- 1997-11-19 JP JP33650097A patent/JPH11154808A/ja active Pending
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