JPH11153223A - 車輌の変速操作装置 - Google Patents

車輌の変速操作装置

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JPH11153223A
JPH11153223A JP32145397A JP32145397A JPH11153223A JP H11153223 A JPH11153223 A JP H11153223A JP 32145397 A JP32145397 A JP 32145397A JP 32145397 A JP32145397 A JP 32145397A JP H11153223 A JPH11153223 A JP H11153223A
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JP
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shift
shaft
transmission case
operation device
fork
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JP32145397A
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English (en)
Inventor
Atsuo Yoshina
敦生 吉名
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数の削減及び組立効率の向上によるコス
ト低減を図ることができる車輌の変速操作装置を提供す
る。 【解決手段】係合部31a、基端部31b及び受入部31cを有
するシフトフォーク31を、前後方向移動自在に支持する
フォーク軸34と、シフトフォークの受入部31cと係合す
るアーム37a及び摺動部37bを有するコントロールメンバ
37と、コントロールメンバの摺動部37bを回転不能に且
つ軸線方向摺動自在に支持するシフト軸38とを備え、フ
ォーク軸34をトランスミッションケースの後方壁と該ト
ランスミッションケースの前方開口を閉塞する閉塞壁と
により支持し、シフト軸38をトランスミッションケース
の左右の側壁1c,1dに回転自在に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトラクタ等の車輌に
おける変速操作装置に関し、詳しくは、ギア式変速機構
に対し変速操作を行う変速操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、変速機構のクラッチスライダ
をシフトフォーク及びコントロールアームによって摺動
させることにより、出力回転数を変速させるように構成
することは公知である。このような技術として特開平4-
358928号公報に記載のものがある。
【0003】しかしながら、該公報に記載のものは、ト
ランスミッションケースの上方に開口を設け、該開口を
閉じる変速台に、セレクト軸(シフト軸)及びセレクト
レバー(シフトレバー)を支持させる構成であるため、
変速操作装置の車輌への組立効率の悪化、並びに、組立
工数の増加及び部品点数の増加によるコストの高騰を招
くという問題があった。即ち、該公報に記載のものは、
変速レバーを軸方向摺動自在且つ相対回転不能に支持す
るセレクト軸及び前記変速レバーと係合し該変速レバー
を軸方向に摺動させるセレクトレバーを変速台に取り付
けた状態で、前記変速レバーの他端をシフトフォークの
係合部に係合させなければならいため、容易に組み立て
ることができないものであった。また、別途、変速台を
必要とするため、部品点数が増大し製品コストが高騰す
るものであった。さらに、セレクト軸を取り外すために
は、変速台を取り外す必要があるため、メンテナンス時
の作業効率も悪化するという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
に鑑みなされたもので、部品点数の削減によるコストの
低減を図ることができ、さらに、組立及び取り外しを容
易に行える変速操作装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、前方が開口とされたトランスミッション
ケース内に収容された変速機構のクラッチスライダと係
合するシフトフォークと、該シフトフォークを前後方向
移動自在に設置するフォーク軸と、前記シフトフォーク
に形成された受入部と係合するアームを有するコントロ
ールメンバと、該コントロールメンバを相対回転不能に
且つ軸線方向摺動自在に支持するシフト軸とを備え、前
記フォーク軸は、前記トランスミッションケースの後方
壁と該トランスミッションケースの前方開口を閉塞する
閉塞壁とにより支持され、前記シフト軸は前記トランス
ミッションケースの左右の側壁に回転自在に支持されて
いる車輌の変速操作装置を提供するものである。
【0006】前記シフト軸を前記トランスミッションケ
ースの左右側壁から外方へ延ばし、該両延長部を、シフ
トアームが回転不能に取り付けられ得るようにするのが
望ましい。
【0007】前記トランスミッションケース側壁の少な
くとも一方に、前記コントロールアーム部の最大幅より
大きい開口を形成し、該開口を閉塞する部材に前記シフ
ト軸を回転自在に支持するための軸受部を設けることが
できる。
【0008】前記閉塞部材に前記コントロールアームの
中立位置を検出する中立位置検出手段を設けるのが望ま
しい。
【0009】また、好ましくは、前記コントロールアー
ムの摺動に応じて該コントロールアームを中立位置へ付
勢する一対の付勢メンバを前記シフト軸に備えることが
できる。
【0010】さらに、前記一対の付勢メンバを、付勢力
が互いに異なるものとすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.まず、本実施の形
態1に係る変速操作装置を備えた4輪駆動型車輌100
の全体構成について図1を参照しつつ説明する。図1に
おいて、1が本実施の形態に係る変速操作装置を収容す
るトランスミッションケースである。車輌100はシャ
ーシ101を備えており、該シャーシ101には前後方
向に沿って一対の前輪側リーフスプリング102及び一
対の後輪側リーフスプリング103がそれぞれ懸架され
ている。
【0012】前輪側リーフスプリング102には、車体
の幅方向に延びるフロントアクスルケース104がボル
ト等の適宜の保持手段によって固定されており、該フロ
ントアクスルケース104の前方にはパワーステアリン
グ装置105のシリンダーが取り付けられている。一
方、後輪側リーフスプリング103には、車体の幅方向
に延びるリアーアクスルケース106がUボルト等の適
宜の保持手段によって固定されている。さらに、該リア
ーアクスルケース106は、図2に示すように、前後方
向の揺動を抑えるために連結部材107を介してシャー
シ101に固定されており、さらに、上下方向の振動を
吸収するためのショックアブソーバ108を介してシャ
ーシ101に連結されている。なお、図中、109は揺
動を吸収するためのマウントゴムである。
【0013】そして、前記リアーアクスルケース106
の前方には変速機構及び変速操作装置を収容するトラン
スミッションケース1、クラッチハウジング110及び
エンジン111が順次直接連結されており、該エンジン
はダンパーやスプリング等を介してシャーシ101に揺
動可能に保持されている。また、変速機構からプロペラ
シャフト112及び自在継手113を介してフロントア
クスルケース104内に収容されたデフ装置に前輪駆動
力が伝達される。
【0014】このように、リアアクスルケース106を
後輪側リーフスプリング103で支持し、該リアアクス
ルケース106の前方にトランスミッションケース1
を、該トランスミッションケース1にクラッチハウジン
グ110を、該クラッチハウジング110にエンジン1
11をそれぞれ直接連結し、該エンジン111をシャー
シ101に対し揺動可能に取り付けるようにすれば、車
輌走行時において、車輪、リアアクスルケース106、
トランスミッションケース1、クラッチハウジング11
0、及びエンジン111は、シャーシ101に対し、実
質上一体となって揺動することになる。
【0015】一方、実開昭57-53929号公報に記載のよう
に、リアアクスルケースのデフ収容部、トランスミッシ
ョンケース及びエンジンをシャーシに固定し、これらと
は別に車輪をシャーシに懸架させると、車輌走行時にお
ける前者と後者との揺動差を吸収するために、リアアク
スルケースと車輪との間に等速ジョインが必要となる。
これに対し、前述のように、リーフスプリング103に
リアアクスルケース106を懸架させ、該リアアクスル
ケース106とトランスミッションケース1、クラッチ
ハウジング110及びエンジン111とを連結し、これ
らが一体的に揺動するように構成すると、車輌走行時に
おける車輪とエンジン等との揺動差を無くすことができ
る。従って、前記等速ジョイントを不要とすることがで
き、コストの低減を図ることが可能になる。
【0016】次に本発明の実施の形態に係る変速操作装
置が適用される変速機構について説明する。図3は該変
速機構を含む後輪駆動系の後進用アイドル軸、入力軸、
出力軸、及びプロペラ軸を通る断面における縦断平面
図、図4は図3におけるA−A断面図、図5は図3にお
ける入力軸及び出力軸付近の拡大図、図6は図3におけ
るD−D断面図である。
【0017】まず、後輪駆動系の全体構成について説明
する。変速機構を収容するトランスミッションケース1
は、上壁1a、下壁1b、左右の側壁1c,1d及び後
壁1eを有し、前方が開口とされている。そして、後壁
1eには後方へ突出したデフ装置収容部1fが一体形成
されている。また、トランスミッションケース1の前方
開口は該トランスミッションケースに連結されるクラッ
チハウジングの後壁110aによって閉塞されている。
【0018】変速機構は、車輌の前後方向に沿った入力
軸3、出力軸4及びプロペラ軸5を有しており、これら
の軸は前記クラッチハウジングの後壁110a及びトラ
ンスミッションケースの後壁1eによって回転自在に軸
受支持されている。さらに、変速機構は後進用アイドル
軸2を有している。該後進用アイドル軸2は前記クラッ
チハウジングの後壁110aに支持されている。
【0019】入力軸3には第4速用ギア6及び第5速用
ギア7が遊嵌されており、該ギア6、7間にはクラッチ
スライダ8が軸方向摺動自在且つ回転不能に嵌合されて
いる。該ギア6,7はそれぞれ出力軸4上に回転不能に
設けられたギア9,10と噛合している。従って、クラ
ッチスライダ8をギア6、7の何れかの方向へ摺動させ
ることにより、入力軸3の駆動力が噛合ギアの変速比に
応じて出力軸4に伝達される。さらに、出力軸4に回転
不能に設けられたギア11が、プロペラ軸5上に回転不
能に設けられたギア12と噛合しており、該ギア11,
12を介して出力軸4に伝達された駆動力がプロペラ軸
5に伝達される。
【0020】また、出力軸4には後進用ギア13及び第
1速用ギア14、並びに第2速用ギア15及び第3速用
ギア16が遊嵌され、それぞれの変速ギア間にはクラッ
チスライダ17,18が出力軸4に対し軸方向摺動自在
且つ回転不能に嵌合されている。該第1速用ギア14、
第2速用ギア15及び第3速用ギア16は、入力軸3及
びプロペラ軸5に取り付けられた対応するギアと噛合
し、入力軸3からプロペラ軸5へ駆動力が伝達されるよ
うになっている。また、後進用ギア13は後進用アイド
ル軸2に取り付けられたギアと噛合しており、該ギアを
介して入力軸からプロペラ軸へ反対回転の駆動力が伝達
されるようになっている。
【0021】このように、クラッチスライダ8,17及
び18の何れかを摺動させて変速ギアを選択することに
より、後進1速及び前進5速の回転をプロペラ軸5に得
ることができるようになっている。そして、プロペラ軸
5の回転は、デフ装置112を介してリアアクスル11
3へ、また、ギア21,22及び双方向クラッチ23を
介して前輪駆動力取出軸24へ伝達される。
【0022】次に、図5及び図7を参照しつつ、このよ
うに構成された変速機構の潤滑油供給回路について説明
する。図7に示すように、本車輌における潤滑油供給回
路は、パワーステアリング装置用油圧回路114と荷台
昇降装置用油圧回路115(以下、これらを油圧回路と
いう)とを直接接続し、この油圧回路の作動油をトラン
スミッションケース1内に導入して変速機構の潤滑油と
して用いるようにしている。
【0023】本潤滑油供給回路は、油圧回路からのドレ
ン油をトランスミッションケース1内に流入させる流入
口25と、該流入口25と入力軸3及び出力軸4の後端
面3a,4aとを連通する流入路26と、入力軸及び出
力軸の後端面3a,4aから軸線方向に沿って形成され
た供給路3b,4bと、該供給路3b,4bと入力軸3
及び出力軸4の外周面とを貫通する貫通孔3c,4c
と、トランスミッションケース1の下方に設けられたフ
ィルタ27と、該フィルタ27を介してトランスミッシ
ョンケース1内に貯留された油を吸引し、油圧回路へ循
環させるポンプ28とを備えている。
【0024】トランスミッションケース後方壁1eの入
力軸及び出力軸軸受部にはそれぞれポケット部29,3
0が形成されており、前記流入口25及び流入路26
は、前記油圧回路からの作動油が前記ポケット部29,
30に流れ込むように、トランスミッションケースの後
方壁1eに形成されている。また、前記貫通孔3c,4
cは各クラッチスライダ8,17,18が嵌合する位置
に形成されている。従って、前記流入口25及び流入路
26を介してポケット部29,30に流れ込んだ作動油
は、入力軸及び出力軸の供給路3b,4bと貫通孔3
c,4cとを介して、クラッチスライダと変速ギアとの
接触面に流れ込み潤滑油として作用する。その後、該潤
滑油はトランスミッションケース1の下方へ流れ落ちて
貯留され、ポンプ28によってストレイナ等のフィルタ
27を通して不純物が除去された後、前記油圧回路へ戻
されるようになっている。
【0025】このように、油圧回路の作動油と変速機構
の潤滑油とを共用する構成とし、トランスミッションケ
ース1を各油圧回路のタンクとしても作用させることに
より、従来必要であった各油圧回路用タンクを不要とす
ることができ、これにより、車輌コストの低減を図るこ
とが可能になる。また、入力軸及び出力軸の軸端3a,
4aに油を流し込めるようにし、該油を各軸に形成した
供給路3b,4bを介して各クラッチスライダに供給し
得るように構成しているので、各変速ギアに効率良く潤
滑油を供給することが可能になっている。さらに、図7
に示すように、入力軸3と出力軸4とを略同一水平平面
上に設け、両軸受部にポケット部29,30を形成する
ようにすれば、トランスミッションケースの後壁1eに
1本の流入路26を形成するだけで各軸端に油を供給す
ることが可能になり、トランスミッションケースへの加
工コストを低減させることができる。
【0026】以下に、前述のように構成された変速機構
を操作する,本発明の一実施の形態に係る変速操作装置
について図8〜図12を参照しつつ説明する。図8は本
実施の形態に係る変速操作装置の縦断正面図、図9は図
8におけるB−B断面図、図10は図8におけるC−C
断面図、図11は図8におけるX視図である。
【0027】本実施の形態に係る変速操作装置は、一端
が前記クラッチスライダ8,17,18と係合するシフ
トフォーク31,32,33と、該シフトフォークを回
転不能に且つ軸方向摺動不能に支持するフォーク軸3
4,35,36と、一端が前記シフトフォークに形成さ
れた係合部31c,32c,33cに係合するコントロ
ールメンバ37と、該コントロールメンバを回転不能に
且つ軸線方向摺動自在に支持するシフト軸38とを備え
ている。
【0028】シフトフォーク31,32,33は、係合
部31a,32a,33aと、基端部31b,32b,
33bと、受入部31c,32c,33cとを一体的に
備えている。係合部はクラッチスライダの環状溝と係合
するようにされ、基端部はフォーク軸に軸方向摺動不能
に嵌合されている。なお、本実施の形態においては、基
端部と受入部とを一体形成しているが、これらを別体と
し、両者をフォーク軸に軸方向摺動不能に嵌合させるこ
ともできる。
【0029】フォーク軸34,35,36は、図9及び
図10に示すように、前記トランスミッションケースの
後方壁1eと該トランスミッションケースの前方に連結
されるクラッチハウジングの後方壁110aとにより、
車輌の前後方向に沿って、回転不能で且つ軸方向摺動自
在に支持されている。このクラッチハウジングの後方壁
110aは前記トランスミッションケース1の前方開口
の少なくとも一部を閉塞する閉塞壁となるものである。
フォーク軸34,35,36が軸受される部分の一方に
は、クラッチスライダの中立位置及び各変速位置に対応
したボール溝34a,35a,36aが形成されてお
り、該ボール溝にはスプリングによって押圧されるロッ
キングボール39が係合されている。また、各フォーク
軸には2重噛合防止用ボール溝34b,35b,36b
が形成されており、該ボール溝にもロッキングボール3
9が係合されている。
【0030】なお、本実施の形態においては、フォーク
軸を軸方向摺動自在に支持し、シフトフォークを該フォ
ーク軸に軸方向摺動不能に設置することによって、該シ
フトフォークが前記フォーク軸と共に前後方向に移動し
得るようにしたが、フォーク軸を軸方向摺動不能に支持
し、シフトフォークを該フォーク軸に軸方向摺動自在に
設置することによって、シフトフォークを前後方向移動
自在とすることもできる。
【0031】コントロールメンバ37は、シフトフォー
クの受入部31c,32c,33cと係合するアーム3
7aと、該アームの基端側を支持する摺動部37bとを
有している。該摺動部37bはシフト軸38に相対回転
不能且つ軸方向摺動自在に嵌合されている。さらに、こ
の摺動部37bは、連結部材40を介して、トランスミ
ッションケース上壁1aに水平回動自在に支持されたセ
レクトレバー41に連結されており、該セレクトレバー
41の水平回動に伴ってコントロールメンバ37がシフ
ト軸38の軸方向に摺動するようになっている。
【0032】シフト軸38は、前記フォーク軸34,3
5,36の上方に且つ該フォーク軸と直交するように、
前記トランスミッションケースの左右の側壁1c,1d
に形成された開口42,43に通されており、該開口の
少なくとも一部を閉鎖するように取り付けられる軸受部
材44,44によって回転自在に軸受支持されている。
該開口のうちの少なくとも一方の開口43の開口幅は、
コントロールメンバ37の最大幅よりも大きくすること
が望ましい。このようにすることにより、シフト軸38
にコントロールメンバ37を取り付けた状態で、コント
ロールメンバのアーム37aをシフトフォークの受入部
31c,32c,33cに係合させることが可能にな
り、組立効率を向上させることができる。シフト軸38
の両端部は軸受ケース44,44から外方へ延ばされて
おり、両延伸部38a,38aの何れにもシフトレバー
45が回転不能に取り付けられ得るようなっている。こ
のように構成することにより、運転席に備わる変速レバ
ーに対するリンケージ設計の自由度を向上させることが
できる。
【0033】シフト軸38にはコントロールメンバの摺
動部37bを挟んで付勢力の等しい一対のコイルスプリ
ング46,46が嵌められている。さらに、シフト軸3
8には、該一対のコイルスプリング46,46の両外方
に各々、中立位置検出部材47及び位置決めリング48
が軸方向摺動不能且つ回転不能に嵌められている。該中
立位置検出部材47は、コントロールメンバ37が中立
位置にある時に、一端部が前記軸受部材44に設けられ
た中立位置検出スイッチ49と接触するように構成され
ている(図8及び図11参照)。また、該中立位置検出
部材の内端面47bは、前記位置決めリング48と共
に、一対のコイルスプリング46,46の外方端位置を
固定する外方端位置決め部材としての役割を果たしてい
る。
【0034】前記一対のコイルスプリング46,46は
該コイルスプリングの外方端位置決め部材と共働して、
コントロールアーム摺動時に抵抗感(手応え感)を発生
させると共に、コントロールアーム37を正確に中立位
置へ戻すコントロールアーム中立位置付勢メンバとして
機能するものである。即ち、コントロールアーム37が
第2速及び第3速用シフトフォーク31と係合する中立
位置からシフト軸方向の何れかの方向に摺動させられる
と、圧縮させられたコイルスプリングがその付勢力によ
ってコントロールアームを中立位置方向へ付勢する。こ
の際、該一対のコイルスプリング46,46の付勢力は
等しいため、外力が加わらない状態ではコントロールア
ーム37は正確に中立位置に戻されることになる。な
お、図中、49はシフト軸38の抜け止めのために該シ
フト軸38に軸方向摺動不能に嵌合された抜け止め用リ
ングである。
【0035】また、前記セレクトレバー41及びシフト
レバー45はそれぞれワイヤーを介して運転席に設けら
れた変速レバーに連結されている。従って、該変速レバ
ーを図12に示す中立位置から左右方向の後進−第1速
列又は第4速−第5速列に移動させると、これに対応し
て、コントロールアーム37が中立位置、即ち、第2速
及び第3速用シフトフォーク31と係合する位置から後
進及び第1速用シフトフォーク32又は第4速及び第5
速用シフトフォーク33と係合する位置に摺動するよう
に、セレクトレバー41が回動する。また、変速レバー
を上下の、後進、第2速及び第4速位置、若しくは第1
速、第3速及び第5速位置に移動させると、これに対応
して、クラッチスライダーが中立位置から何れか一方の
変速ギアと噛み合う噛合位置に移動させるように、シフ
トレバー45が回動する。
【0036】このように構成された変速操作装置の作動
について以下に説明する。クラッチによってエンジン1
11からの駆動力を切断し、運転席の変速レバーを後進
−第1速列に移動させると、これに連動してセレクトレ
バー41が回動し、コイルスプリング46の付勢力に抗
してコントロールメンバ37を中立位置から後進−第1
速用シフトフォーク32の方へ摺動させる。そして、変
速レバーを1速へ入れると、これに連動してシフトレバ
ー45が回動しシフト軸38が回転する。前述のよう
に、シフト軸38にはコントロールメンバの摺動部37
bが回転不能に嵌められているから、シフト軸38の回
転に伴ってコントロールメンバ37が回転し、該コント
ロールメンバ37に係合するシフトフォークの受入部3
2cを介して、対応するフォーク軸35が軸方向に摺動
する。そして、このフォーク軸35の摺動に伴ってシフ
トフォークの係合部32aがクラッチスライダ17を第
1速ギア14の方向へ摺動させ、該1速ギア14が噛合
状態になる。その後、クラッチを連結させると、エンジ
ン111からの駆動力が第1速ギア14を介して出力軸
4及びプロペラ軸5に伝達され、デフ装置112を介し
てリアアクスル113を駆動することになる。
【0037】一方、変速レバーを移動させて、後進−第
1速用クラッチスライダ17を中立位置に戻すと、コイ
ルスプリング46がその付勢力によってコントロールア
ーム37を自動的に正確な中立位置まで摺動させること
になる。
【0038】このように、変速機構を収容するトランス
ミッションケース1として、前方のみが開口とされたも
のを用い、シフトフォーク31,32,33を支持する
フォーク軸34,35,36をトランスミッションケー
ス1の前方開口を閉塞する閉塞壁と該トランスミッショ
ンケースの後方壁1eとによって支持し、コントロール
メンバ37を支持するシフト軸38をトランスミッショ
ンケースの左右の側壁1c,1dによって支持するよう
に構成したので、従来、トランスミッションケースの上
方開口を閉じ、シフト軸等を支持するために必要であっ
た変速台を不要とすることができ、部品点数削減による
コストの低減を図ることが可能になる。
【0039】また、本実施の形態においては、変速操作
装置の組立効率を向上させることもできる。即ち、トラ
ンスミッションケースの上方に取り付ける変速台にシフ
ト軸を支持させる従来の変速操作装置においては、変速
台に支持されたコントロールメンバのアームをシフトフ
ォークの受入部に係合させながら、該変速台をトランス
ミッションケースに固定する必要があるため、変速操作
装置の組立効率が悪く、また、シフト軸だけを取り外す
ことができないため、メンテナンス面においても不都合
が生じるものであった。これに対し、本実施の形態にお
いては、変速台を用いずに、シフト軸38をトランスミ
ッションケースの側壁1c,1dに支持させるようにし
ているので、コントロールメンバ37及びシフト軸38
をそれぞれ独立して取付け及び取外すことができるた
め、変速操作装置の組立効率及びメンテナンス時の作業
効率を向上させることができる。
【0040】さらに、本実施の形態においては、トラン
スミッションケース側壁に設けた開口のうちの少なくと
も一方の開口幅を、コントロールメンバ37の最大幅よ
り大きくしているので、コントロールアーム37をシフ
ト軸38に支持させた状態で、コントロールアーム37
とシフトフォーク31,32,33とを係合させること
ができ、これにより、組立効率をさらに向上させること
ができる。
【0041】また、シフト軸38に、コントロールアー
ム中立位置付勢メンバとして付勢力が等しい一対のコイ
ルスプリングを設けたので、変速レバー操作の際に抵抗
感を持たせることができると共に、コントロールアーム
37を正確に中立位置に戻すことができる。
【0042】実施の形態2.本発明に係る好ましい第2
の実施の形態につき図13〜図15を参照しつつ説明す
る。本実施の形態に係る変速操作装置は、前記実施の形
態1における一対のコイルスプリングの代わりに、付勢
力の異なる一対のコイルスプリング51,52を用い、
変速操作における誤操作を防止し得るようにしたもので
ある。なお、実施の形態1と同じ部材には同一符号を付
して、その説明を省略する。
【0043】本実施の形態におけるコントロールアーム
中立位置付勢メンバは、コントロールメンバ37が後進
及び第1速ギア用シフトフォーク32に係合させられる
際に圧縮状態となる第1コイルスプリング51と、コン
トロールメンバ37が第4速及び第5速ギア用シフトフ
ォーク33に係合させられる際に圧縮状態となる第2コ
イルスプリング52とを備え、前記第1コイルスプリン
グ51の付勢力を第2コイルスプリング52の付勢力よ
りも強くしたものである。このように、第1スプリング
51と第2スプリング52との付勢力を不均衡とするこ
とにより、変速レバーを後進−第1速列又は第4速−第
5速列に移動させる際の抵抗感を異ならしめることがで
き、変速操作の誤操作を防止することが可能になってい
る。
【0044】ところで、前記実施の形態1におけるシフ
ト軸を用いて、コイルスプリングの付勢力だけを異なら
しめると、コントロールアームが付勢力の弱いコイルス
プリングを圧縮させる方向へ移動し、正確に中立状態に
位置しないことになるが、本実施の形態においては以下
のように構成することによって、斯かる不都合を防止し
ている。
【0045】即ち、本実施の形態における変速操作装置
は、軸方向略中央部に段部を伴って直径が大きくなる大
径部53aを有するシフト軸53と、該シフト軸の大径
部53aを挟んで該シフト軸53に摺動自在に遊嵌され
た一対の摺動リング54,54とを備えることによっ
て、前記不都合を防止している。なお、その他の構成部
材は実施の形態1と同様である。
【0046】コントロールメンバの摺動部37bは、前
記シフト軸大径部53aと接触する部分の軸方向長さ
が、該大径部53aの軸方向長さと等しくされている。
本実施の形態2においては、前記実施の形態1における
と同様に、コイルスプリングの一部を収容するための円
環状凹部を摺動部37の両端面に形成している。斯かる
形態においては、摺動部の軸方向長さは、一方の凹部底
面から他方の凹部底面までの長さである。
【0047】また、摺動リング54,54は、内径がシ
フト軸大径部53aの外径よりも小さく且つ外径が該大
径部53aの外径よりも大きくされて、端面がシフト軸
段部及び摺動部端面の双方と当接するようになってい
る。第1コイルスプリング51は中立位置検出部材47
と一方の摺動リング54との間に、また、第2コイルス
プリング52は位置決めリング48と他方の摺動リング
54との間に保持され、それぞれ対応する摺動リングを
シフト軸の段部に押圧するよう付勢している。
【0048】このように構成された本実施の形態の作動
について以下に説明する。コントロールメンバ37が操
作されない状態においては、一対のコイルスプリング5
1,52それぞれが摺動リング54を介してコントロー
ルメンバ37を中央方向へ押圧する。そして、図13に
示すように、双方の摺動リング54がシフト軸38の段
部に当接する位置、即ち、中立位置にコントロールメン
バ37を保持する。一方、図14に示すように、コント
ロールメンバ37が第1コイルスプリング51を圧縮さ
せる方向へ摺動させられると、第1コイルスプリング5
1の付勢力がコントロールメンバに掛かり、該付勢力に
応じた抵抗感が生じる。この際、第2コイルスプリング
52が押圧する摺動リング54はシフト軸53の段部に
当接して、それ以上摺動しないので、第2コイルスプリ
ング52はコントロールメンバ37に対して影響を及ぼ
さない。同様に、コントロールメンバ37が第2コイル
スプリングを圧縮させる方向へ摺動させられると、第2
コイルスプリング52の付勢力に応じた抵抗感が生じ
る。
【0049】このように、本実施の形態においては、前
記実施の形態における効果に加えて、コントロールメン
バ37の摺動方向、即ち、変速レバーの操作方向によっ
て抵抗感を異ならしめ、変速誤操作の防止効果を得るこ
とができる。
【0050】なお、本実施の形態においては、シフト軸
の略中央部に大径部を設け、一対のコイルスプリングの
双方がシフト軸の段部に当接するようにして、付勢力の
強いコイルスプリングを何れの側に設置してもコントロ
ールメンバが正確に中立位置に戻るように構成したが、
図15に示すように、付勢力の強いコイルスプリングが
位置する側にのみ段部を有するシフト軸を用いても、コ
ントロールメンバを正確に中立位置へ戻すことができ、
本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0051】
【発明の効果】本発明に係る変速操作装置によれば、シ
フトフォークを前後方向移動自在に支持するフォーク軸
を、トランスミッションケースの後方壁と該トランスミ
ッションケースの前方開口を閉塞する閉塞壁とにより支
持し、シフト軸を前記トランスミッションケースの左右
の側壁に回転自在に支持するようにしたので、従来、ト
ランスミッションケースの上方開口を閉じ、シフト軸を
支持するために必要であった変速台を不要とすることが
でき、組立効率の向上及び部品点数削減による車輌コス
トの低減を図ることができる。また、シフト軸だけを独
立して取り外すことができるので、メンテナンス時にお
ける作業効率も向上できる。
【0052】また、前記シフト軸を前記トランスミッシ
ョンケースの左右の側壁から外方へ延ばし、該両延長部
にシフトアームを回転不能に取り付け得るようにすれ
ば、運転席にレイアウトの自由度を向上させることがで
きる。
【0053】また、前記トランスミッションケース側壁
に、コントロールメンバの最大幅より大きい開口を形成
し、該開口を閉塞する部材に前記シフト軸を回転自在に
支持させるようにすれば、コントロールメンバをシフト
軸に支持させた状態で変速操作装置の組立を行うことが
でき、組立効率をさらに向上させることができる。
【0054】また、前記閉塞部材に前記コントロールメ
ンバの中立位置を検出する中立位置検出手段を設けるよ
うにすれば、変速操作における誤操作を防止することが
できる。
【0055】また、前記シフト軸にコントロールメンバ
を中立位置へ付勢する一対の付勢メンバが備えるように
すれば、変速レバー操作時に抵抗感を生じさせることが
でき、さらに、コントロールメンバを正確に中立位置に
戻すことができる。
【0056】また、前記一対の付勢メンバの付勢力を互
いに異なるようにすれば、変速操作における付勢メンバ
による抵抗感を異ならせ、誤操作を有効に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図l】図1は、実施の形態1に係る変速操作装置を備
えた車輌を示す側面図である。
【図2】図2は、図1に示す車輌のリアアクスルケース
のシャーシへの取付部分を示す斜視図である。
【図3】図3は、図1に示す車輌における後輪駆動系
の、後進用アイドル軸、入力軸、出力軸及びプロペラ軸
を通る断面での断面平面図である。
【図4】図4は、図3におけるA−A断面図である。
【図5】図5は、図3における入力軸及び出力軸付近の
拡大図である。
【図6】図6は、図3におけるD−D断面図である。
【図7】図7は、図3に示す変速機構への潤滑油供給回
路を示す正面図である。
【図8】図8は、実施の形態1に係る変速操作装置の横
断正面図である。
【図9】図9は、図8におけるB−B断面図図である。
【図10】図10は、図8におけるC−C断面図であ
る。
【図l1】図11は、図8におけるX視図である。
【図12】図12は、変速レバーの操作位置を示す説明
図である。
【図13】図13は、実施の形態2に係る車輌変速操作
装置におけるコントロールメンバの中立位置を示す縦断
平面図である。
【図14】図14は、図13に示すコントロールメンバ
の摺動状態を示す縦断平面図である。
【図15】図15は、図13に示すコントロールアーム
の他の態様を示す縦断平面図である。
【符号の説明】
1 トランスミッションケース 8,17,18 クラッチスライダ 31,32,33 シフトフォーク 34,35,36 フォーク軸 37 コントロールメンバ 38 シフト軸 44 軸受部材 45 シフトレバー 46 コイルスプリング 47 中立位置検出部材 49 中立位置検出スイッチ 51 第1コイルスプリング 52 第2コイルスプリング

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速機構に対し変速操作を行う変速操作
    装置であって、 前方が開口とされたトランスミッションケース内に収容
    された変速機構のクラッチスライダと係合するシフトフ
    ォークと、 該シフトフォークを前後方向移動自在に設置するフォー
    ク軸と、 前記シフトフォークに形成された受入部と係合するアー
    ムを有するコントロールメンバと、 該コントロールメンバを相対回転不能に且つ軸線方向摺
    動自在に支持するシフト軸とを備え、 前記フォーク軸は、前記トランスミッションケースの後
    方壁と、該トランスミッションケースの前方開口を閉塞
    する閉塞壁とにより支持され、 前記シフト軸は前記トランスミッションケースの左右の
    側壁に回転自在に支持されていることを特徴とする車輌
    の変速操作装置。
  2. 【請求項2】 前記シフト軸の両端部は前記トランスミ
    ッションケースの左右の側壁から外方へ延ばされてお
    り、該両延長部はシフトレバーが回転不能に取付可能と
    されていることを特徴とする請求項1に記載の車輌の変
    速操作装置。
  3. 【請求項3】 前記トランスミッションケース側壁の少
    なくとも一方には、前記コントロールメンバの最大幅よ
    り大きい開口が形成されており、該開口を閉塞する部材
    に、前記シフト軸を回転自在に支持するための軸受部が
    設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の車輌の変速操作装置。
  4. 【請求項4】 前記閉塞部材に前記コントロールアーム
    の中立位置を検出する中立位置検出手段が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の車
    輌の変速操作装置。
  5. 【請求項5】 前記コントロールアームの摺動に応じて
    該コントロールアームを中立位置へ付勢する一対の付勢
    メンバが前記シフト軸に備えられていることを特徴とす
    る請求項1から4の何れかに記載の車輌の変速操作装
    置。
  6. 【請求項6】 前記一対の付勢メンバは、付勢力が互い
    に異なるものであることを特徴とする請求項5に記載の
    車輌の変速操作装置。
JP32145397A 1997-11-21 1997-11-21 車輌の変速操作装置 Pending JPH11153223A (ja)

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