JP2001074137A - 歯車式変速機の自動変速装置 - Google Patents

歯車式変速機の自動変速装置

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JP2001074137A
JP2001074137A JP25021499A JP25021499A JP2001074137A JP 2001074137 A JP2001074137 A JP 2001074137A JP 25021499 A JP25021499 A JP 25021499A JP 25021499 A JP25021499 A JP 25021499A JP 2001074137 A JP2001074137 A JP 2001074137A
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JP
Japan
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shift
select
gear
shaft
automatic transmission
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JP25021499A
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English (en)
Inventor
Satoru Tokiya
悟 鴇矢
Takeshi Sugiyama
武史 杉山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/26Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms
    • F16H61/28Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms with at least one movement of the final actuating mechanism being caused by a non-mechanical force, e.g. power-assisted
    • F16H61/32Electric motors actuators or related electrical control means therefor

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作確実で構造が小型簡単な歯車式変速機の
自動変速装置の提供。 【解決手段】 ハウジング内の駆動機構が、歯車式変速
機のシフト・セレクトシャフトに連結されるセレクトレ
バーに連結されてセレクトモータに連結されたセレクト
減速歯車列と、セレクト減速歯車列に接続されたセレク
トセンサからの信号に基づいてセレクトモータを制御す
る制御装置と、シフト・セレクトシャフトに連結される
シフトギヤに連結されてシフトモータに連結されたシフ
ト減速歯車列と、シフト減速歯車列に連結されたシフト
センサからの信号に基づいてシフトモータを制御する制
御装置とを備えた歯車式変速機の自動変速装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は歯車式変速機の自
動変速装置に関するものであり、特に、既存の歯車式変
速機を手動変速する変速操作の煩わしさからドライバー
を開放するために案出されたもので、既存の歯車式変速
機のシフト・セレクトシャフトに連結されてこれを動力
源を用いて操作するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、手動の変速機のメカニズムをその
まま使用し、コンピュータにより油圧装置を介して変速
およびクラッチ操作を自動化したものが存在していた。
また、歯車式変速機のセレクトまたはシフトのアクチュ
エータにモータを使用したものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の歯車式変速機の
自動変速装置は、油圧による場合はクラッチ用、シフト
用、セレクト用の3つのシリンダと、これらを駆動する
多数の電磁弁と、複雑な油圧系統とが必要であったた
め、また、モータを使用したものでは、セレクトライン
の数だけモータが必要となるためモータまたはソレノイ
ド等を複数個使用され、構造がが複雑で大型の装置とな
り、原価が高くなるという問題があった。
【0004】本発明は上述の従来の歯車式変速機の自動
変速装置の問題を解決すべく発案したものであり、既存
の歯車式変速機を自動変速できる小型で簡単な構造の自
動変速装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の歯車式変
速機の自動変速装置は、歯車式変速機のギヤシフトをす
るために、歯車式変速機のシフト・セレクトシャフト
を、ハウジングに支持された駆動機構により軸移動およ
び回転移動させる自動変速装置であって、上記駆動機構
が、上記シフト・セレクトシャフトに連結されるセレク
トレバーと、上記セレクトレバーに連結されて上記シフ
ト・セレクトシャフトを軸移動させるセレクト減速歯車
列と、上記セレクト減速歯車列に連結されたセレクトモ
ータと、上記セレクト減速歯車列に接続されたセレクト
センサと、上記セレクトセンサからの信号に基づいて上
記セレクトモータを制御する制御装置と、上記シフト・
セレクトシャフトに連結されるシフトギヤと、上記シフ
トギヤに連結されて上記シフト・セレクトシャフトを回
転移動させるシフト減速歯車列と、上記シフト減速歯車
列に連結されたシフトモータと、上記シフト減速歯車列
に接続されたシフトセンサと、上記シフトセンサからの
信号に基づいて上記シフトモータを制御する制御装置と
を備えた歯車式変速機の自動変速装置である。
【0006】請求項2記載の歯車式変速機の自動変速装
置に於いては、上記セレクトレバーはシフト・セレクト
ボスに一体に設けられ、上記シフト・セレクトボスは、
上記ハウジングにより軸移動および回転可能に支持さ
れ、上記シフト・セレクトシャフトと一体に動くように
連結され、上記シフトギヤはスプライン軸に一体に設け
られ、上記スプライン軸は、上記ハウジングにより回転
可能に支持され、上記シフト・セレクトボスに対して軸
方向移動はできるが回転移動はできないようにスプライ
ン結合されてなる。
【0007】請求項3記載の歯車式変速機の自動変速装
置に於いては、上記スプライン軸が、スプライン軸を手
動で回転させるための工具との連結部を備えている。
【0008】請求項4記載の歯車式変速機の自動変速装
置に於いては、上記セレクト減速歯車列および上記シフ
ト減速歯車列が、平歯車およびウォームギヤで構成さ
れ、減速比が固定である。
【0009】請求項5記載の歯車式変速機の自動変速装
置に於いては、上記シフト減速歯車列が、非円形ギヤま
たはカムで構成した非線形機構を備え、減速比が変動す
るものである。
【0010】請求項6記載の歯車式変速機の自動変速装
置に於いては、セレクト動作のデフォルト位置が請求項
1に記載の歯車式変速機のニュートラルになるように構
成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態について説明する。図1は本発明の歯車式変
速機の自動変速装置の正面断面図であり、図2は本発明
の歯車式変速機の自動変速装置の側面断面図である。歯
車式変速機の自動変速装置は、既存の歯車式変速機(図
示してない)から外方向へ延出されたシフト・セレクト
シャフト1に連結されて、このシフト・セレクトシャフ
ト1を軸方向に移動させて歯車式変速機をセレクトし、
シフト・セレクトシャフト1を軸方向に回動させて歯車
式変速機内のギヤのシフトを動力源により自動で行なう
ように構成したものである。即ち、既存の歯車式変速機
においては外方に延出されたシフト・セレクトシャフト
1を軸方向に移動させて1速、2速の位置から5速、R
にセレクトでき、また、中央部で3、4速の位置にセレ
クトできるものである。
【0012】このようにセレクトした後に、シフト・セ
レクトシャフト1を図3のシフトパターン図で示すよう
に、軸方向に回転させて歯車式変速機内部のシフトフォ
ークを連動させて、内部のギヤを図3に示す位置にシフ
トさせて変速動作を完了できるものであり、このような
セレクト及びシフト動作を実行するためのセレクト及び
シフト機構である駆動機構が図1、2の自動変速装置内
に組み込まれている。
【0013】図1、2の自動変速装置の駆動機構はハウ
ジング25で外周が包囲されて支持されており、図示右
方にセレクト用の直流モータ2が配設されており、この
セレクトモータ2は正逆回転可能で制御可能なものであ
り、このセレクトモータ2のモータ軸にはセレクトアク
チュエータギヤ3が固定されている。このセレクトアク
チュエータギヤ3には中間ギヤ4が噛み合わされ、中間
ギヤ4は中間ピニオン5により固定されたものとなって
おり、中間ピニオン5にはセレクトギヤ6が噛み合わさ
れ、セレクトギヤ6はセレクトシャフト7により固定さ
れたものとなっており、セレクトシャフト7の1端には
回動角度を検出するセレクトセンサ8が設けられてい
る。
【0014】またセレクトシャフト7にはセレクトレバ
ー9が固設されており、セレクトシャフト7はボールベ
アリング26により回動可能に指示されている。セレク
トレバー9の先端にはピン7aが口述するシフト・セレ
クトボス10の2枚のフランジ10aの間の周方向溝に
係合しており、セレクトレバー9が回動したときにセレ
クトボス10が軸方向に移動させられるようにしてあ
る。
【0015】セレクトレバー9の先端にはピン9aが延
出されていて、ピン9aはシフト・セレクトボス10の
2枚のフランジ10aの間の周方向溝に係合している。
このシフト・セレクトボス10はキー27と止めネジ2
8を介してシフト・セレクトシャフト1に固定されてい
る。このシフト・セレクトシャフト1は図示しない歯車
式変速機から外方に延出されたものであり、このシフト
・セレクトシャフト1により歯車式変速機とこの歯車式
変速機の自動変速装置が連繋されている。また、通常、
歯車式変速機のシフト・セレクトシャフト1にはばね、
リング等の構成によりデフォルトの位置はシフト位置で
ニュートラルとなるよう構成されており、シフト・セレ
クトシャフトに固設されているシフト・セレクトボス1
0もニュートラルがデフォルト位置となる。セレクトシ
ャフト7の1端には回動角度を検出するセレクトセンサ
8が設けられている。
【0016】このように、シフト・セレクトシャフト1
には、シフト・セレクトボス10を介してセレクトレバ
ー9が連結され、セレクトレバー9にはセレクトアクチ
ュエータギヤ3、中間ギヤ4、中間ピニオン5、セレク
トギヤ6およびセレクトシャフト7により構成された減
速歯車列が連結されており、この減速歯車列にはセレク
トモータ2が接続されている。従って、セレクトモータ
2の回転は減速歯車列によりセレクトレバー9に伝えら
れて、シフト・セレクトシャフト1を軸移動即ち軸方向
移動させることができる。
【0017】またハウジング25には正逆回転制御可能
なシフト用の直流モータ即ちシフトモータ11が固設さ
れており、このシフトモータ11のモータ軸にはシフト
アクチュエータギヤ12が固設され、このシフトアクチ
ュエータギヤ12には第2中間ギヤ13が噛み合わされ
ており、第2中間ギヤ13は第4中間ピニオン14によ
り固定されたものとなっており、第4中間ピニオン14
には第6中間ギヤ15が噛み合わされている。
【0018】第6中間ギヤ15は第2中間ピニオン16
により固定されたものとなっており、第2中間ピニオン
16には第3中間ギヤ17が噛み合わされており、第3
中間ギヤ17は第3中間ピニオン18により固定された
ものとなっており、第3中間ピニオン18には扇子形の
シフトギヤ19が噛み合わされている。シフトギヤ19
は後述するスプライン軸20に固定されたものとなって
おり、前記シフトギヤ19には第4中間ギヤ21が固設
されており、第4中間ギヤ21は第5中間ギヤ22が噛
み合わされており、第5中間ギヤ22はシフトセンサ軸
23により固定され、シフトセンサ軸23はシフトセン
サ24に嵌合されている。
【0019】スプライン軸20は、回転可能だが軸方向
には移動せぬようにハウジング25に軸受け25a等に
より支持され、一端はスプライン形状を成し、セレーシ
ョン形状を持つシフト・セレクトボス10に噛み合わさ
れていて、シフト・セレクトボス10に対して軸方向移
動はできるが回転運動はできないようにされている。ス
プライン軸20にはキー等によりシフトギヤ19が固着
されている。また、スプライン軸20の他端はハウジン
グ25の外部に突出していて緊急用シフト動作用の溝2
0aである工具との連結部を持っており、緊急時に手動
工具でスプライン軸20を回転させることができるよう
にしてある。
【0020】このように、シフト・セレクトシャフト1
には、シフト・セレクトボス10およびスプライン軸2
0を介してシフトギヤ19が連結され、シフトギヤ19
にはシフトアクチュエータギヤ12、第2中間ギヤ1
3、第4中間ピニオン14、第6中間ギヤ15、第2中
間ピニオン16、第3中間ギヤ17および第3中間ピニ
オン18により構成されたシフト減速歯車列が連結され
ており、このシフト減速歯車列にはシフトモータ11が
接続されている。従って、シフトモータ11の回転はシ
フト減速歯車列によりシフトギヤ19に伝えられて、シ
フト・セレクトシャフト1を回転移動させることができ
る。
【0021】本発明の歯車式変速機の自動変速装置に於
いて、セレクト動作を行なう時は、セレクトモータ2が
作動されて、これによりセレクトアクチュエータギヤ3
が回転し、中間ギヤ4、中間ピニオン5、セレクトギヤ
6を経由して、セレクトシャフト7が回転変位する。こ
れによりセレクトシャフト7に固定されたセレクトレバ
ー9が遥動されてシフト・セレクトボス10及びシフト
・セレクトシャフト1が、軸方向に移動されることにな
る。この時にセレクトセンサ8の検知信号が制御装置3
1に供給されて、セレクトモータ2が適正にフィードバ
ック制御されて所定のセレクトラインへの移動が達成さ
れることになる。
【0022】次にシフト動作においてはシフトモータ1
1が作動すると前記シフトアクチュエータギヤ12が回
転し、第2中間ギヤ13、第4中間ピニオン14、第6中
間ギヤ15、第2中間ピニオン16、第3中間ギヤ1
7、第3中間ピニオン18、シフトギヤ19を経由し
て、スプライン軸20が回転することとなる。従ってス
プライン軸20と噛み合うシフト・セレクトボス10と
シフト・セレクトシャフト1とが回転することになり、
この時にシフトギヤ19に固設された第4中間ギヤ2
1、第5中間ギヤ22、シフトセンサ軸23を経由して
シフトセンサ24の検知信号が制御装置32に送られ
て、シフトモータ11が適正にフィードバック制御され
てシフト・セレクトシャフト1を所定の位置に到達させ
これによりシフトが完了されることとなる。
【0023】また、何らかの原因で電気的接続ができず
シフトモータ11の駆動ができない場合、スプライン軸
20の一端にある溝である連結部を利用して工具により
スプライン軸を手動で回動させることで、シフト・セレ
クトシャフト1を回動させることが可能で、緊急用シフ
ト動作機能を持たしている。
【0024】このように本発明の歯車式変速機の自動変
速装置に於いては、セレクトモータ2をフィードバック
制御し、かつシフトモータ11をフィードバック制御す
ることにより、自動的に既存の歯車式変速機のセレクト
及びシフト動作を行なうことができ、歯車式変速機を自
動変速させることができるものとなる。
【0025】実施の形態2.図4は既存の歯車式変速機
に接続される本発明の歯車式変速機の自動変速装置の図
2と同様の側面断面図であり、シフト・セレクトシャフ
ト1を動作させる方向及びシフトパターンは第1の実施
形態と同じである。
【0026】図4の歯車式変速機の自動変速装置のセレ
クト側の構成は第1の実施形態と同一であるが、シフト
側の構成は、シフト減速歯車列に非円形ギヤあるいはカ
ムで構成した非線形機構を設けて、減速比を変動させる
ようにした点で異なっている。即ち、シフトモータ11
がハウジング25に固設されており、このシフトモータ
11のモータ軸にはシフトアクチュエータギヤ12が固
設され、このシフトアクチュエータギヤ12には第2中
間ギヤ13が噛み合わされている。次にこの実施形態に
よれば、第2中間ギヤ13と同軸に設けられているのは
楕円ピニオン29であり、この楕円ピニオン29には楕
円ギヤ30が噛み合わされており、楕円ギヤ30は第2
中間ピニオン16と同軸に設けられたものとなっている
点で相違している。
【0027】シフト減速歯車列の以下の機構は再び第1
の実施形態と同じになり、第2中間ピニオン16は第3
中間ギヤ17が噛み合わされており、第3中間ギヤ17
は第3中間ピニオン18により固定されたものとなって
おり、第3中間ピニオン18にはシフトギヤ19が噛み
合わされており、シフトギヤ19はスプライン軸20に
固定されたものとなっており、前記シフトギヤ19には
第4中間ギヤ21が固設されており、第4中間ギヤ21
は第5中間ギヤ22が噛み合わされており、第5中間ギ
ヤ22はシフトセンサ軸23により固定され、シフトセ
ンサ軸23はシフトセンサ24に嵌合されている。また
スプライン軸20はシフト・セレクトボス10に噛み合
わされる。
【0028】セレクト動作を行なう時は、第1の実施形
態と同じであるが、シフト動作においてはシフトモータ
11が作動すると非線形機構のが作用する。即ち、シフ
トアクチュエータギヤ12が回転すると、第2中間ギヤ
13、楕円ピニオン14、楕円ギヤ15、第2中間ピニ
オン16、第3中間ギヤ17、第3中間ピニオン18、
シフトギヤ19を経由して、スプライン軸20が回転す
ることとなり、スプライン軸20と噛み合うシフト・セ
レクトボス10とシフト・セレクトシャフト1を回転さ
せることになり、この時にシフトギヤ19に固設された
第4中間ギヤ21、第5中間ギヤ22、シフトセンサ軸
23を経由してシフトセンサ24の検知信号がフィード
バックにより、シフト用モータ11が適正に制御されて
シフト・セレクトシャフト1を所定の位置に到達させこ
れによりシフトが完了されることとなる。この時、楕円
ギヤ30と楕円ピニオン29により得られる回転変位で
の可変減速比により、図5に示すようにシフト・セレク
トシャフト1の角度変位においてシフト時の負荷の大き
い位置での減速比を大きくとり、シフトモータ11にか
かる負荷を軽減することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明の歯車式変速機の
自動変速装置は、駆動機構が、シフト・セレクトシャフ
トに連結されるセレクトレバーと、上記セレクトレバー
に連結されて上記シフト・セレクトシャフトを軸移動さ
せるセレクト減速歯車列と、上記セレクト減速歯車列に
連結されたセレクトモータと、上記セレクト減速歯車列
に接続されたセレクトセンサと、上記セレクトセンサか
らの信号に基づいて上記セレクトモータを制御する制御
装置と、上記シフト・セレクトシャフトに連結されるシ
フトギヤと、上記シフトギヤに連結されて上記シフト・
セレクトシャフトを回転移動させるシフト減速歯車列
と、上記シフト減速歯車列に連結されたシフトモータ
と、上記シフト減速歯車列に接続されたシフトセンサ
と、上記シフトセンサからの信号に基づいて上記シフト
モータを制御する制御装置とを備えた歯車式変速機の自
動変速装置である。従って、歯車式変速機の自動変速装
置を小型軽量にして動作の確実性を高めることができ
る。
【0030】請求項2記載の歯車式変速機の自動変速装
置によれば、上記セレクトレバーはシフト・セレクトボ
スに一体に設けられ、上記シフト・セレクトボスは、上
記ハウジングにより軸移動および回転可能に支持され、
上記シフト・セレクトシャフトと一体に動くように連結
され、上記シフトギヤはスプライン軸に一体に設けら
れ、上記スプライン軸は、上記ハウジングにより回転可
能に支持され、上記シフト・セレクトボスに対して軸方
向移動はできるが回転移動はできないようにスプライン
結合されてなるので、歯車式変速機の自動変速装置の機
構が小型で纏まりが良くなり、操作の確実性が高くなっ
て信頼性も高くなる。
【0031】請求項3記載の歯車式変速機の自動変速装
置によれば、上記スプライン軸が、スプライン軸を手動
で回転させるための工具との連結部を備えているので、
何らかの電気的故障等のためにシフトモータ11が駆動
できない場合にも、この連結部を利用してシフト・セレ
クトシャフト1を回転させるという緊急用シフト動作機
能を発揮することができる。
【0032】請求項4記載の歯車式変速機の自動変速装
置によれば、上記セレクト減速歯車列および上記シフト
減速歯車列が、平歯車およびウォームギヤで構成され、
減速比が固定であるので、歯車式変速機の自動変速装置
を小型軽量にして動作の確実性を高めることができる。
【0033】請求項5記載の歯車式変速機の自動変速装
置によれば、上記シフト減速歯車列が、非円形ギヤまた
はカムで構成した非線形機構を備え、上記非円形ギヤま
たは減速比が変動するものであるので、歯車式変速機の
自動変速装置を小型軽量にして動作の確実性を高めるこ
とができる他に、シフトに応じたトルクを得ることがで
き、負荷の大きい角度位置で減速比を大きくしてシフト
モータに掛かる負荷を軽減することができる。
【0034】請求項6記載の歯車式変速機の自動変速装
置によれば、セレクト動作のデフォルト位置が請求項1
に記載の歯車式変速機のニュートラルになるように構成
したものであるので、歯車式変速機の自動変速装置の動
作の確実性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 歯車式変速機を自動変速するための自動変速
装置の上方から見た断面図である。
【図2】 歯車式変速機を自動変速するための自動変速
装置の正面から見た断面図である。
【図3】 シフトパターン図である。
【図4】 歯車式変速機を自動変速するための自動変速
装置の上方から見た断面図である。
【図5】 シフト・セレクトシャフト変位における負荷
と減速比との関係を示した図である。
【符号の説明】
1 シフト・セレクトシャフト、2 セレクトモータ、
3 セレクトアクチュエータギヤ、4 中間ギヤ、5
中間ピニオン、6 セレクトギヤ、7 セレクトシャフ
ト、3〜7 セレクト減速歯車列、8 セレクトセン
サ、9 セレクトレバー、10 シフト・セレクトボ
ス、11 シフトモータ、12 シフトアクチュエータ
ギヤ、13 第2中間ギヤ、14 第4中間ピニオン、
15 第6中間ギヤ、16 第2中間ピニオン、17
第3中間ギヤ、18 第3中間ピニオン、12〜18
シフト減速歯車列、19 シフトギヤ、20 スプライ
ン軸、21 第4中間ギヤ、22 第5中間ギヤ、23
シフトセンサ軸、24 シフトセンサ、25 ハウジ
ング、29 楕円ピニオン、30 楕円ギヤ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯車式変速機のギヤシフトをするため
    に、歯車式変速機のシフト・セレクトシャフトを、ハウ
    ジングに支持された駆動機構により軸移動および回転移
    動させる自動変速装置であって、 上記駆動機構が、 上記シフト・セレクトシャフトに連結されるセレクトレ
    バーと、 上記セレクトレバーに連結されて上記シフト・セレクト
    シャフトを軸移動させるセレクト減速歯車列と、 上記セレクト減速歯車列に連結されたセレクトモータ
    と、 上記セレクト減速歯車列に接続されたセレクトセンサ
    と、 上記セレクトセンサからの信号に基づいて上記セレクト
    モータを制御する制御装置と、 上記シフト・セレクトシャフトに連結されるシフトギヤ
    と、 上記シフトギヤに連結されて上記シフト・セレクトシャ
    フトを回転移動させるシフト減速歯車列と、 上記シフト減速歯車列に連結されたシフトモータと、 上記シフト減速歯車列に接続されたシフトセンサと、 上記シフトセンサからの信号に基づいて上記シフトモー
    タを制御する制御装置と、を備えた歯車式変速機の自動
    変速装置。
  2. 【請求項2】 上記セレクトレバーはシフト・セレクト
    ボスに一体に設けられ、上記シフト・セレクトボスは、
    上記ハウジングにより軸移動および回転可能に支持さ
    れ、上記シフト・セレクトシャフトと一体に動くように
    連結され、上記シフトギヤはスプライン軸に一体に設け
    られ、上記スプライン軸は、上記ハウジングにより回転
    可能に支持され、上記シフト・セレクトボスに対して軸
    方向移動はできるが回転移動はできないようにスプライ
    ン結合されてなる請求項1記載の歯車式変速機の自動変
    速装置。
  3. 【請求項3】 上記スプライン軸が、スプライン軸を手
    動で回転させるための工具との連結部を備えた請求項1
    あるいは2記載の歯車式変速機の自動変速装置。
  4. 【請求項4】 上記セレクト減速歯車列および上記シフ
    ト減速歯車列が、平歯車およびウォームギヤで構成さ
    れ、減速比が固定である請求項1乃至3のいずれか記載
    の歯車式変速機の自動変速装置。
  5. 【請求項5】 上記シフト減速歯車列が、非円形ギヤま
    たはカムで構成した非線形機構を備え、上記非円形ギヤ
    または減速比が変動する請求項1乃至4のいずれか記載
    の歯車式変速機の自動変速装置。
  6. 【請求項6】 セレクト動作のデフォルト位置が請求項
    1に記載の歯車式変速機のニュートラルになるように構
    成した請求項1乃至5のいずれか記載の歯車式変速機の
    自動変速装置。
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