JPH11147650A - 記録紙スタッカ装置 - Google Patents

記録紙スタッカ装置

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JPH11147650A
JPH11147650A JP10165479A JP16547998A JPH11147650A JP H11147650 A JPH11147650 A JP H11147650A JP 10165479 A JP10165479 A JP 10165479A JP 16547998 A JP16547998 A JP 16547998A JP H11147650 A JPH11147650 A JP H11147650A
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JP
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detecting
roller
stacker
paper discharge
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JP10165479A
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Hideki Tanaka
秀樹 田中
Yasuhiro Kawashima
保宏 川嶋
Yasunobu Yoda
泰信 養田
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Ricoh Co Ltd
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    • B65H2513/50Timing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排紙部上に排紙された記録紙を新たに装置本
体から排紙される記録紙の障害とならないスタック位置
に搬送し、かつファクシミリ装置の排紙部への設置が容
易な記録紙スタッカ装置を実現する。 【解決手段】 スタッカ装置30は、長期休暇時などの
無人状態が長期的に続く場合などに、予めファクシミリ
装置の排紙トレー15上に設置される。搬送ベルト35
は、ファクシミリ装置によって画像を記録可能な最大サ
イズの記録紙Pより広い幅に形成されるとともに、排紙
トレー15上に設置された状態では先端付近が排紙トレ
ー15上から前方にオーバーハングするように搬送方向
での長さが規定されている。搬送ベルト35は、排紙ロ
ーラ対13により排紙される記録紙Pの搬送速度より僅
かに早い線速度で搬送方向(矢印F方向)に移動し、排
紙ローラ対13により排紙トレー15上に排紙された記
録紙Pを収納容器C内に落下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
の装置本体内から排紙された記録紙を装置本体に設けら
れた排紙部上から所望のスタック位置に搬送する記録紙
スタッカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図25はウイングレスタイプのファクシ
ミリ装置の構成図であり、1はファクシミリ装置の装置
本体、2は感光体を担持した感光体ドラム、3はクリー
ニング器、4は感光体ドラム2を所定の電位に帯電する
帯電器、5は帯電器4によって帯電された感光体ドラム
2をレーザ光によって走査する光書込みユニット、6は
感光体ドラム2に形成された静電潜像を現像してトナー
像を形成する現像器、7は現像器6にトナーを供給する
トナーマガジン、8は感光体ドラム2の外周面に接した
転写ローラ、9は加圧ローラ及び加熱ローラを有した定
着器、10は、記録紙Pを収納し、装置本体1に対して
着脱可能に装着された給紙カセット、11,12及び1
3は記録紙搬送路に沿って記録紙を搬送する搬送ローラ
対,レジストローラ対及び排紙ローラ対、14は排紙ロ
ーラ対13の手前に配置され記録紙を検知する排紙セン
サ、15は装置本体1の上面に形成された排紙部である
排紙トレーであり、この排紙トレー15には排紙ローラ
対13により排紙された記録紙Pが積載される。
【0003】また、20は原稿画像を読み取って画像信
号に変換するためのスキャナ部であり、スキャナ部20
は、給紙トレー21に装填された原稿を原稿搬送路に沿
って搬送するとともに、原稿画像を読取センサ22によ
り読み取り、その原稿を排紙トレー23上に排紙する。
【0004】次に、図25に示すファクシミリ装置によ
る記録紙に対する画像記録動作を説明する。ファクシミ
リ装置の制御部(図示省略)は、交換機からの呼出信号
を受けて通話回路が閉結されることにより、送信先のフ
ァクシミリ装置等に電話回線を介して接続される。この
後、ファクシミリ装置の制御部は、所定のプロトコルに
従って送られてきた画像信号を画像メモリにより一旦記
憶するとともに、記録紙の1ページに対応する画像信号
を画像メモリからページメモリにロードし、このページ
メモリにロードされた画像信号に基づいて光書込みユニ
ット5に対する駆動信号を発生する。
【0005】また、ファクシミリ装置の制御部は、画像
信号の受信を開始した後に感光体ドラム2を矢印方向に
回転させるとともに、この感光体ドラム2を帯電器4に
より所定の電位に帯電する。光書込みユニット5は、制
御部からの駆動信号により変調されたレーザ光を出力
し、このレーザ光によって所定電位に帯電された感光体
ドラム2を走査することにより、感光体ドラム2に静電
潜像を形成する。現像器6は、感光体ドラム2の回転に
連動してトナーマガジン7から供給されたトナーを現像
ローラ上で薄層化するとともに所定の極性に帯電し、こ
のトナーを感光体ドラム2の静電潜像に選択的に付着さ
せることにより静電潜像を現像して感光体ドラム2上に
トナー像を形成する。
【0006】一方、上記した感光体ドラム2に対するト
ナー像の形成開始と共に、給紙ローラ16が回転するこ
とにより、給紙カセット10に収納された記録紙Pから
1枚の記録紙Pが分離給紙される。この1枚の記録紙P
は、搬送ローラ対11により記録紙搬送路(図示省略)
に沿って搬送され、その先端がレジストローラ対12の
ニップ部に当接する位置で一旦停止する。レジストロー
ラ対12は感光体ドラム2上のトナー像の先端が所定の
位置に到達したタイミングで記録紙Pの搬送を再開し、
転写ローラ8は、レジストローラ対12により給紙され
た記録紙Pを感光体ドラム2と共に挾持する転写位置に
おいて感光体ドラム2上のトナー像を記録紙Pに転写す
る。
【0007】トナー像が転写された記録紙Pは、図示を
省略した分離爪等によって感光体ドラム2から剥離され
て定着器9に搬送される。定着器9は、加圧下において
トナー像に定着熱を印加することによりトナー像を記録
紙Pに定着する。この記録紙Pは排紙ローラ対13によ
り装置本体1内から排紙されて排紙トレー15上に積載
される。
【0008】そして、ファクシミリ装置の制御部は、画
像メモリに記憶された画像信号をページ順に順次、ペー
ジメモリにロードし、受信した画像情報に基づくすべて
の画像が記録紙Pに記録されるまで上記の画像形成動作
を繰り返す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図25に示すようなフ
ァクシミリ装置は、一般にウイングレスタイプと呼ばれ
ており、このウイングレスタイプのファクシミリ装置で
は、近年、強く要望されている設置スペースの縮小化を
考慮して、排紙トレー15,23及び給紙トレー21に
より装置を設置するための面積が増大しないように構成
されている。すなわち、ウイングレスタイプのファクシ
ミリ装置では、装置の設置面に対する排紙トレー15,
23及び給紙トレー21の投影領域が装置本体1の投影
領域内に収まるように、トレー15,21,23の装置
本体1からの突出量が規制されている。
【0010】しかしながら、ファクシミリ装置は、無人
状態で受信することを前提とするものであるが、長期休
暇時などの完全な無人状態が長期的に続く場合には、多
量の記録紙Pが排紙トレー15上に積載されても、その
記録紙Pを取り出すことができない。このため、排紙ト
レー15に積載された記録紙Pが排紙ローラ対13によ
り排紙される記録紙Pの障害になって記録紙Pがジャム
するという問題が発生することがある。
【0011】ウイングレスタイプでないファクシミリ装
置では、装置本体から突出した板状(ウイング状)の排
紙トレーを長期休暇等の前に予め取り外しておき、装置
本体の排紙口の下方に段ボール箱等の容器を置いておけ
ば、排紙された記録紙Pを散乱させることなく、装置本
体の排紙口付近で記録紙Pがジャムすることを簡単に防
止できる。それに対して、ウイングレスタイプのファク
シミリ装置では、装置本体1のサイズ及びレイアウトの
制限により、記録紙Pの排紙口から排紙トレー15まで
のレベル差(高低差)を十分大きくすることが困難であ
るので、一定枚数以上の記録紙Pが排紙トレー15に積
載された状態で記録紙Pがジャムすることを防止するこ
とができない。
【0012】また、上記のような問題を解決するため、
例えば、特開平7−203118号公報には、ジャム等
の記録紙の搬送異常が発生した場合に、排紙位置として
指定されていた記録紙の収納部材とは異なる他の収納部
材に記録紙を搬送させるファクシミリ装置が記載されて
いる。しかし、特開平7−203118号公報記載のフ
ァクシミリ装置は、複数の収納部材を有していることが
前提となるため、図5に示すファクシミリ装置のよう
に、装置本体1から排紙された記録紙Pが単一の排紙ト
レー15上に積載されるものには適用できない。
【0013】本発明の目的は、上記の課題を解決するた
め、ファクシミリ装置の排紙部に対して簡単に設置さ
れ、排紙部上に排紙された記録紙を、新たに装置本体か
ら排紙される記録紙の障害とならないスタック位置に搬
送することができる記録紙スタッカ装置を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の請求項1記載の記録紙スタッカ装置は、フ
レーム体と、このフレーム体に配置されてフレーム体上
の記録紙を一方向に搬送する搬送手段と、駆動電流の供
給を受けて前記搬送手段を駆動する駆動力を発生する駆
動手段と、ファクシミリ装置の装置本体に設けられた電
源供給部に接続し、この電源供給部から出力された駆動
電流を前記駆動手段に供給する電源接続手段とを備え、
ファクシミリ装置の装置本体に設けられた排紙部上に離
脱可能に設置され、ファクシミリ装置の装置本体から排
紙部上に排紙された記録紙を前記搬送手段により排紙部
上から搬送して予め設定したスタック位置に落下させる
ことを特徴とする。
【0015】この請求項1記載の記録紙スタッカ装置に
よれば、ファクシミリ装置の装置本体に設けられた排紙
部上に設置され、装置本体から排紙部上に排紙された記
録紙を搬送手段によって排紙部上から予め設定したスタ
ック位置に落下させることにより、ファクシミリ装置の
装置本体から排紙された記録紙が搬送手段によって排紙
部上からスタック位置に落下する。さらにファクシミリ
装置の装置本体に配置された電源供給手段により駆動手
段に駆動電流が供給されることにより、記録紙スタッカ
装置にファクシミリ装置から独立した電源回路を設ける
ことなく、記録紙スタッカ装置を駆動するための駆動電
流が確保される。
【0016】また、請求項2記載の記録紙スタッカ装置
は、請求項1記載の記録紙スタッカ装置において、搬送
手段を、駆動手段からの駆動力により回転する駆動ロー
ラと、この駆動ローラと平行に軸支された従動ローラ
と、前記駆動ローラ及び前記従動ローラにより張架され
た無端の搬送ベルトとにより構成したことを特徴とす
る。
【0017】この請求項2記載の記録紙スタッカ装置に
よれば、駆動手段から駆動ローラに伝達されたトルクに
よって搬送ベルトが移動し、この搬送ベルトによって記
録紙が搬送される。
【0018】また、請求項3記載の記録紙スタッカ装置
は、請求項2記載の記録紙スタッカ装置において、駆動
手段を、電子ガバナモータにより構成したことを特徴と
する。
【0019】この請求項3記載の記録紙スタッカ装置に
よれば、駆動モータとして電子ガバナモータを用いるこ
とにより、電子ガバナモータは、ステッピングモータの
ように専用の駆動回路を必要とせず、また負荷に対する
回転数の変動が少ないので、記録紙スタッカ装置のコス
トを抑制するとともに、記録紙スタッカ装置による記録
紙に対する搬送信頼性を向上することが可能になる。さ
らに、ファクシミリ装置の装置本体に配置された電源供
給手段からの駆動電流のオン/オフによって駆動モータ
の駆動/停止を制御することが可能になる。
【0020】また、請求項4記載の記録紙スタッカ装置
は、請求項1,2又は3記載の記録紙スタッカ装置にお
いて、搬送手段による記録紙の搬送速度を、ファクシミ
リ装置において記録紙搬送路の終端部に配置され画像記
録された記録紙を排紙部上に排紙する排紙ローラによる
排紙速度より高速にしたことを特徴とする。
【0021】この請求項4記載の記録紙スタッカ装置に
よれば、記録紙に対する搬送手段による搬送速度を、搬
送ローラ対による排紙速度に対して高速とすることによ
り、搬送手段による搬送時における排紙ローラ対に対す
る排紙抵抗の増加及び記録紙の湾曲が防止される。
【0022】また、請求項5記載の記録紙スタッカ装置
は、請求項1,2,3又は4記載の記録紙スタッカ装置
において、フレーム体の下面に配置された複数の脚部の
突出長及び記録紙の搬送方向における脚部の位置を、そ
れぞれ調整可能としたことを特徴とする。
【0023】この請求項5記載の記録紙スタッカ装置に
よれば、記録紙スタッカ装置を排紙部上に設置する際
に、フレーム体からの脚部の突出長及び位置を排紙トレ
ーの傾斜や長さ等に応じて調整することにより、排紙部
の全体又は一部が傾斜していても、あるいは排紙部の長
さが一定でなくとも、記録紙スタッカ装置を確実に設置
することができる。
【0024】また、請求項6記載の記録紙スタッカ装置
は、フレーム体と、このフレーム体により支持されてフ
レーム体上の記録紙を一方向に搬送する搬送手段と、こ
の搬送手段を駆動する駆動手段と、ファクシミリ装置に
よる装置本体内から装置外部への記録紙の排紙動作を検
知する検知手段と、この検知手段から入力した検知信号
に基づき前記駆動手段を制御して前記搬送手段を起動/
停止させる制御手段とを備え、ファクシミリ装置の装置
本体に設けられた排紙部上に離脱可能に設置され、ファ
クシミリ装置の装置本体から排紙部上に排紙された記録
紙を前記搬送手段により排紙部上から搬送して予め設定
したスタック位置に落下させることを特徴とする。
【0025】この請求項6記載の記録紙スタッカ装置に
よれば、ファクシミリ装置の装置本体に設けられた排紙
部上に設置され、装置本体から排紙部上に排紙された記
録紙を搬送手段によって排紙部上から予め設定したスタ
ック位置に落下させることにより、ファクシミリ装置の
装置本体から排紙された記録紙が搬送手段により排紙部
上からスタック位置に落下する。
【0026】また、請求項7記載の記録紙スタッカ装置
は、請求項6記載の記録紙スタッカ装置において、装置
外部の電源に接続されて装置に対する駆動電流を生成す
る電源供給手段を備えたことを特徴とする。
【0027】この請求項7記載の記録紙スタッカ装置に
よれば、この記録紙スタッカ装置が設置されるファクシ
ミリ装置からの電源供給を受けることなく、装置に対す
る駆動電流が確保される。
【0028】また、請求項8記載の記録紙スタッカ装置
は、請求項6記載の記録紙スタッカ装置において、装置
に対する駆動電流を、ファクシミリ装置の装置本体に設
けられた電源供給手段により供給することを特徴とす
る。
【0029】この請求項8記載の記録紙スタッカ装置に
よれば、装置にファクシミリ装置から独立した電源供給
手段を設けることなく、装置に対する駆動電流が確保さ
れる。
【0030】また、請求項9記載の記録紙スタッカ装置
は、請求項6,7又は8記載の記録紙スタッカ装置にお
いて、検知手段が、ファクシミリ装置の装置本体におけ
る記録紙搬送路の終端部に配置され画像記録された記録
紙を排紙部上に排紙する排紙ローラの回転/停止を検知
し、制御手段が、前記排紙ローラが回転開始したタイミ
ングに同期させて搬送手段を起動し、かつ前記排紙ロー
ラが停止したタイミングに同期させて前記搬送手段を停
止することを特徴とする。
【0031】この請求項9記載の記録紙スタッカ装置に
よれば、ファクシミリ装置の装置本体から記録紙が排紙
されている排紙動作時に対応する時期にのみ搬送手段を
駆動することが可能になる。
【0032】また、請求項10記載の記録紙スタッカ装
置は、請求項9記載の記録紙スタッカ装置において、検
知手段が、記録紙の排紙動作に対する検知信号として排
紙ローラの回転速度に対応して出力変化する信号を発生
し、制御手段が、前記検知手段からの検知信号に出力変
化が発生した場合に排紙ローラが回転開始したことを判
断し、かつ前記検知手段からの検知信号の出力が予め設
定された時間以上一定値に保持された場合に前記排紙ロ
ーラが停止したと判断することを特徴とする。
【0033】この請求項10記載の記録紙スタッカ装置
によれば、ファクシミリ装置による制御を受けることな
く、制御手段が独自の判断によって搬送手段を適正な期
間に駆動させることが可能になる。
【0034】また、請求項11記載の記録紙スタッカ装
置は、請求項9又は10記載の記録紙スタッカ装置にお
いて、制御手段が、前記排紙ローラが停止したと判断し
た場合に、排紙ローラが停止したタイミングから予め設
定された遅延時間だけ搬送手段の駆動を継続させた後
に、搬送手段を停止させることを特徴とする。
【0035】この請求項11記載の記録紙スタッカ装置
によれば、排紙ローラの停止後に遅延時間だけ継続して
搬送手段の駆動を継続させることにより、排紙ローラの
停止直後に装置本体から排紙された記録紙を、次回の排
紙動作時まで排紙部上に残留させることなくスタック位
置に落下させることが可能になる。
【0036】また、請求項12記載の記録紙スタッカ装
置は、請求項10又は11記載の記録紙スタッカ装置に
おいて、検知手段が、排紙ローラの回転軸において周方
向でそれぞれ異なる位置に設けられた高反射率部及び低
反射率部を光反射率の差により検知し、前記高反射率部
の検知時における検知信号の出力値と前記低反射率部の
検知時における検知信号の出力値とを変化させることを
特徴とする。
【0037】また、請求項13記載の記録紙スタッカ装
置は、請求項10又は11記載の記録紙スタッカ装置に
おいて、検知手段が、排紙ローラの回転軸において周方
向の一部に設けられた非円形部を検知して検知信号の出
力値を前記非円形部の検知時と非検知時とで変化させる
ことを特徴とする。
【0038】また、請求項14記載の記録紙スタッカ装
置は、請求項10又は11記載の記録紙スタッカ装置に
おいて、検知手段が、排紙ローラの回転軸に取付けられ
た被検知部を検知して検知信号の出力値を前記被検知部
の検知時と非検知時とで変化させることを特徴とする。
【0039】また、請求項15記載の記録紙スタッカ装
置は、請求項10又は11記載の記録紙スタッカ装置に
おいて、検知手段が、排紙ローラの弾性コロ部において
周方向でそれぞれ異なる位置に設けられた高反射率部及
び低反射率部を光反射率の差により検知し、前記高反射
率部の検知時における検知信号の出力値と前記低反射率
部の検知時における検知信号の出力値とを変化させるこ
とを特徴とする。
【0040】また、請求項16記載の記録紙スタッカ装
置は、請求項10又は11記載の記録紙スタッカ装置に
おいて、検知手段が、排紙ローラの弾性コロ部において
周方向の一部に設けられた非円形部を検知して検知信号
の出力値を前記非円形部の検知時と非検知時とで変化さ
せることを特徴とする。
【0041】また、請求項17記載の記録紙スタッカ装
置は、請求項10又は11記載の記録紙スタッカ装置に
おいて、検知手段が、排紙ローラにトルクを伝達するベ
ルト部材において周方向でそれぞれ異なる位置に設けら
れた高反射率部及び低反射率部を光反射率の差により検
知し、前記高反射率部の検知時における検知信号の出力
値と前記低反射率部の検知時における検知信号の出力値
とを変化させることを特徴とする。
【0042】また、請求項18記載の記録紙スタッカ装
置は、請求項10又は11記載の記録紙スタッカ装置に
おいて、検知手段が、排紙ローラにトルクを伝達するベ
ルト部材において周方向の一部に設けられた凸部を検知
して検知信号の出力値を前記凸部の検知時と非検知時と
で変化させることを特徴とする。
【0043】また、請求項19記載の記録紙スタッカ装
置は、請求項10又は11記載の記録紙スタッカ装置に
おいて、検知手段が、排紙ローラの回転軸に対して駆動
手段からのトルクを伝達するギヤ又はプーリと一体に設
けられた高反射率部及び低反射率部を光反射率の差によ
り検知し、前記高反射率部の検知時における検知信号の
出力値と前記低反射率部の検知時における検知信号の出
力値とを変化させることを特徴とする。
【0044】また、請求項20記載の記録紙スタッカ装
置は、請求項10又は11記載の記録紙スタッカ装置に
おいて、検知手段が、排紙ローラと同軸に固定されたギ
ヤ又はプーリにおいて周方向の一部に設けられた非円形
部を検知して検知信号の出力値を前記非円形部の検知時
と非検知時とで変化させることを特徴とする。
【0045】また、請求項21記載の記録紙スタッカ装
置は、請求項12,15,17又は19記載の記録紙ス
タッカ装置において、検知手段を、被検知部における光
反射率の変化を検知する反射型センサにより構成し、こ
の反射型センサにより高反射率部及び低反射率部を検知
することを特徴とする。
【0046】また、請求項22記載の記録紙スタッカ装
置は、検知手段が、請求項13,16若しくは20記載
の非円形部,請求項14記載の被検知部材又は請求項1
8記載の凸部により作動する可動部材を備え、この可動
部材の位置変化に応じて接点をオン/オフすることを特
徴とする。
【0047】そして、前記請求項12乃至22の何れか
1項記載の記録紙スタッカ装置によれば、排紙ローラの
回転/停止を光学的又は機械的に確実に検知することが
可能になる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0049】図1はファクシミリ装置に設置された本発
明の第1実施形態によるスタッカ装置の斜視図、図2は
図1に示すスタッカ装置の側面断面図、図3は図1に示
すスタッカ装置が設置され得るファクシミリ装置の構成
を示すブロック図である。尚、以下の説明においては、
本実施形態によるスタッカ装置を、図25に示すウイン
グレスタイプのファクシミリ装置に設置して使用するも
のとして説明を行う。
【0050】30は排紙トレー15上に設置されるスタ
ッカ装置、31は装置の構成部品を支持したフレーム
体、32はフレーム体31の下面各コーナ部にそれぞれ
配置された4本1組の脚部であり、脚部32は、図2に
示すように、ねじ孔が穿設されたベース部材32a及び
このベース部のねじ孔に螺合するねじ部を有した接触部
材32bから構成されている。ここで、接触部材32b
は、排紙トレー15を損傷することを防止するため、底
部付近が柔軟性を有する材料により形成されており、ま
たベース部材32aのねじ孔に対する挿入方向/抜脱方
向に回転させることによりフレーム体31からの突出長
が調整される。ベース部材32aは、フレーム体31の
底面に配置されたガイド部材31aに係合しており、こ
のガイド部材31aにより記録紙の搬送方向で移動可能
に支持されている。
【0051】33はフレーム体31における先端部で回
動可能に支持された駆動ローラ、34はフレーム体31
における後端部で回動可能に支持された従動ローラ、3
5は駆動ローラ33及び従動ローラ34により張架され
た無端の搬送ベルトであり、記録紙Pに対して十分高い
摩擦係数を有する弾性ゴム等によって形成されている。
36は搬送ベルト35に圧接して一定の張力を発生させ
るベルトテンショナである。また、37はフレーム体3
1と一体に成形された収納部であり、この収納部37内
には図3に示す各種の部品が収納され、さらに収納部3
7からは電源接続ケーブル38が延出している。
【0052】図3において、41はベルト及びプーリ,
あるいはギヤ列等のトルク伝達機構によって駆動ローラ
33に連結した駆動モータであり、駆動電流が供給され
ることにより駆動ローラ33を回転させるトルクを発生
する。ここで、駆動モータ41としては、直流ブラシレ
スモータ,ステッピングモータ,電子ガバナモータ等を
用いることが可能であるが、本実施形態のスタッカ装置
30では、駆動モータ41として電子ガバナモータを用
いている。電子ガバナモータは、ステッピングモータの
ように専用の駆動回路を必要とせず、また負荷に対する
回転数の変動が少ない等の点から、スタッカ装置30の
コストを抑制するとともにスタッカ装置30による記録
紙Pに対する搬送信頼性を向上することが可能である。
【0053】図4は本実施形態のスタッカ装置に適用可
能な電子ガバナモータの特性の一例を示す測定図であ
り、図4(a)は、電子ガバナモータに供給される駆動
電流Iが増加するとともに、電子ガバナモータからの発
生トルクが直線的に増加することを示している。また、
図4(b)は、印加電圧が9Vの場合にはトルクが安定
域S9Vの範囲で変動してもモータ回転数が略一定に保た
れ、また印加電圧が6Vの場合にはトルクが安定域S6V
の範囲で変動してもモータ回転数が略一定に保たれるこ
とを示している。
【0054】一方、ファクシミリ装置の装置本体1に
は、ファクシミリ装置全体を制御するためのファクシミ
リ制御部24,外部電源45から供給された交流を直流
に変換するとともに所定電圧に変圧する電源回路25及
び排紙ローラ対13を含む記録紙Pの搬送手段を回転さ
せるためのトルクを発生する搬送系モータ26が設けら
れている。ここで、ファクシミリ制御部24は、記録紙
Pに対する記録動作が開始されると同時に電源回路25
に対する駆動信号をオンし、この駆動信号を画像記録さ
れた最後の記録紙Pの排紙完了が排紙センサ14により
検知されることによりオフする。電源回路25は、駆動
信号がオンしている期間には搬送系モータ26に対して
駆動電流を継続して出力する。この駆動電流の供給を受
けた搬送系モータ26は、レジストローラ対12より下
流側で、記録紙Pに対する搬送手段を構成した排紙ロー
ラ対13,感光体ドラム2,定着器9の加熱ローラ等を
搬送方向に回転させる。
【0055】また、電源回路25からの出力は搬送系モ
ータ26の手前で分岐しており、装置本体1の外装パネ
ルに配置されたソケット27に接続している。このソケ
ット27には、排紙トレー15上に設置されたスタッカ
装置30から延出された電源接続ケーブル38のプラグ
38aが挿脱可能に挿入される。このことにより、電源
接続ケーブル38は、電源回路25から出力される駆動
電流を駆動モータ41に供給する。したがって、排紙ロ
ーラ対13が回転している期間には、駆動モータ41も
回転して搬送ベルト35を記録紙Pに対する搬送方向
(図1の矢印F方向)に移動させる。
【0056】上記のように構成されたスタッカ装置30
は、長期休暇時などの完全な無人状態が長期的に続く場
合や、短時間の間に多数枚の画像の受信が予定される場
合などに、予めファクシミリ装置の排紙トレー15上に
設置される。ファクシミリ装置の排紙トレー15は、先
端方向に向かって高くなるような傾斜面を有している場
合が多いが、スタッカ装置30を排紙トレー15上に設
置する際に、フレーム体31からの脚部32の突出長及
び位置を排紙トレー15の傾斜や長さ等に応じて調整す
ることにより、排紙トレー15の全体又は一部が傾斜し
ていても、あるいは排紙トレー15の長さが一定でなく
とも、排紙トレー15上にスタッカ装置30を確実に設
置することができる。また、搬送ベルト35は、ファク
シミリ装置によって画像を記録可能な最大サイズの記録
紙Pより広幅に形成されるとともに、排紙トレー15上
に設置された状態では先端付近が排紙トレー15上から
前方にオーバーハングするように搬送方向での長さが規
定されている。ここで、駆動モータ41は、駆動時には
搬送ベルト35を環状の軌道に沿って移動させ、記録紙
Pが積載される搬送部では搬送ベルト35を排紙ローラ
対13による記録紙Pの排紙速度より高速の線速度で搬
送方向(矢印F方向)に移動させる。記録紙Pに対する
搬送ベルト35による搬送速度を、搬送ローラ対13に
よる排紙速度に対して僅かに高速とすることにより、排
紙ローラ対13に対する排紙抵抗の増加及び記録紙Pの
湾曲が防止されるので、排紙ローラ対13付近でのスタ
ッカ装置30に起因するジャム発生が防止されるととも
に、湾曲した記録紙Pの一部が搬送ベルト35から浮き
上がって搬送が不安定になることが防止される。具体的
には、搬送ベルト35の搬送速度は、排紙ローラ対13
の排紙速度に対して1.1〜1.5倍程度に設定すれば
よく、消費電力の抑制や駆動モータ41の負荷等を考慮
すれば1.1倍程度に設定することが好ましい。
【0057】また、排紙トレー15上にスタッカ装置3
0を設置する場合には、図1に示すように、搬送ベルト
35により搬送された記録紙Pが落下する排紙トレー1
5の前方の位置(以下、この位置をスタック位置とい
う)に段ボール箱等の収納容器Cを置いておく。
【0058】以上説明した第1実施形態のスタッカ装置
30によれば、ファクシミリ装置の装置本体1から排紙
された記録紙Pは、順次、搬送ベルト35により排紙ト
レー15上から搬送されてスタック位置に設置された収
納容器C内に落下するので、長期休暇時などの無人状態
が長期的に続く場合でも、多量の記録紙Pが排紙トレー
15上に積載されて、排紙トレー15に積載された記録
紙Pが排紙ローラ対13により排紙される記録紙Pの障
害になって記録紙Pがジャムするという問題を解消する
ことができる。また、第1実施形態のスタッカ装置30
では、排紙ローラ対13の回転と共に搬送ベルト35が
搬送方向に移動するので、排紙ローラ対13より排紙ト
レー15上に最後に排紙された記録紙Pが搬送ベルト3
5上に残ることがあるが、この記録紙Pは、次回の着信
時に搬送ベルト35によりスタック位置の収納容器C内
に落下するので問題はない。
【0059】さらに、第1実施形態のスタッカ装置30
では、ファクシミリ装置の装置本体1に配置された電源
回路25により駆動モータ41に駆動電流が供給され、
駆動電流のオン/オフによって駆動モータ41の駆動/
停止が制御されることにより、スタッカ装置30にファ
クシミリ装置から独立した電源回路や制御部を設けるこ
となく、スタッカ装置30に対する制御が可能になると
共に、スタッカ装置30を駆動するための駆動電流が確
保されるので、スタッカ装置30においてマイクロコン
ピュータや交流/直流変換器や変圧器等を不要にするこ
とができ、スタッカ装置30の製造コストを低減でき
る。
【0060】図5は本発明の第2実施形態によるスタッ
カ装置の側面断面図であり、図1,図2にて説明した第
1実施形態における部材に対応する部材には同一符号を
付して詳しい説明は省略する。図5において、51は排
紙ローラ対13の回転/停止を検知する検知手段である
ローラセンサである。
【0061】図6は第2実施形態のスタッカ装置におけ
る制御部及び電源回路を示すブロック図であり、図6に
示す各種の部品が図1に示す収納部37内に収納され、
さらに収納部37からは商用電源等の外部電源45に接
続されるプラグケーブル38が延出している。
【0062】図6において、40はスタッカ制御部、4
1はベルト及びプーリ,あるいはギヤ列等のトルク伝達
機構によって駆動ローラ33に連結した駆動モータであ
り、このような駆動モータ41としては、直流ブラシレ
スモータ,ステッピングモータ,電子ガバナモータ等を
用いることが可能である。42は外部電源45から供給
された交流を直流に変換するとともに所定電圧に変圧す
る電源回路である。また、ローラセンサ51は、図5に
示すように装置本体1における記録紙搬送路の終端部に
配置された排紙ローラ対13又は、後述する排紙ローラ
対13に対するトルク伝達機構に対向するように配置さ
れている。
【0063】上記のように構成された第2実施形態のス
タッカ装置30は、前記第1実施形態のスタッカ装置と
同様に、長期休暇時などの完全な無人状態が長期的に続
く場合や、短時間の間に多数枚の画像の受信が予定され
る場合などに、予めファクシミリ装置の排紙トレー15
上に設置される。ファクシミリ装置の排紙トレー15
は、先端方向に向かって高くなるような傾斜面を有して
いる場合が多いが、スタッカ装置30を排紙トレー15
上に設置する際に、フレーム体31からの脚部32の突
出長及び位置を排紙トレー15の傾斜等に応じて調整す
ることにより、排紙トレー15の全体又は一部が傾斜し
ていても、スタッカ装置30を前後方向に対して傾ける
ことなく設置することができる。また、搬送ベルト35
は、ファクシミリ装置によって画像を記録可能な最大サ
イズの記録紙Pより広幅に形成されるとともに、排紙ト
レー15上に設置された状態では先端付近が排紙トレー
15上から前方にオーバーハングするように搬送方向で
の長さが規定されている。ここで、駆動モータ41は、
駆動時には搬送ベルト35を環状の軌道に沿って駆動
し、記録紙Pが積載される搬送部では搬送ベルト35を
排紙ローラ対13による記録紙Pの搬送速度より僅かに
早い線速度で搬送方向(矢印F方向)に移動させる。
【0064】また、排紙トレー15上にスタッカ装置3
0を設置する場合には、図1に示すように、搬送ベルト
35により搬送された記録紙Pが落下する排紙トレー1
5前方の位置(以下、この位置をスタック位置という)
に段ボール箱等の収納容器Cを置いておく。
【0065】第2実施形態のスタッカ装置では、電源回
路42によりスタッカ制御部40に駆動電流が供給さ
れ、この駆動電流をスタッカ制御部40が駆動モータ4
1に対して供給/遮断することにより、駆動モータ41
を起動及び停止させる制御を実行する。ここで、駆動モ
ータ41の起動及び停止タイミングについては、スタッ
カ制御部40がローラセンサ51から入力した検知信号
に基づき判断する。すなわち、スタッカ制御部40は、
排紙ローラ対13が回転開始した場合には、記録紙Pが
装置本体1から排紙される排紙動作が開始されたと判断
し、排紙ローラ対13が回転開始したタイミングに同期
させて駆動モータ41を起動し、また排紙ローラ対13
が停止した場合には、記録紙Pが装置本体1から排紙さ
れる排紙動作が完了したと判断し、排紙ローラ対13が
停止したタイミングに同期させて駆動モータ41を停止
させる制御を実行する。
【0066】また、図7及び図8は、それぞれ第2実施
形態のスタッカ装置における制御部及び電源回路の他の
例を示す構成図である。図7に示す構成おいては、スタ
ッカ制御部40に駆動電流を供給する電源回路25はフ
ァクシミリ装置の装置本体1に配置されている。電源回
路25は、図6に示す電源回路42と同様に、外部電源
45から供給された交流を直流に変換するとともに所定
電圧に変圧して駆動電流を生成する。この構成によれ
ば、スタッカ装置30にファクシミリ装置から独立した
電源回路を設けることなく、スタッカ装置30を駆動す
るための駆動電流が確保されるので、スタッカ装置30
において交流/直流変換器や変圧器等を不要にすること
ができ、スタッカ装置30のコストを低減できる。
【0067】また、図8に示す構成においては、ファク
シミリ装置の装置本体1に配置された電源回路25は、
外部電源45から供給された交流を直流に変換するとと
もに所定電圧に変圧してファクシミリ制御部24に供給
する駆動電流を生成する。ここで、ファクシミリ制御部
24は、ファクシミリ装置及びこのファクシミリ装置に
設置されるスタッカ装置30の双方を制御する機能を有
しており、スタッカ装置30に対しては、スタッカ制御
部40と同様の制御を実行して駆動モータ41を起動及
び停止させる。この構成によれば、スタッカ装置30に
ファクシミリ装置から独立した制御部及び電源回路を設
けることなく、スタッカ装置30に対する制御が可能に
なると共に、スタッカ装置30を駆動するための駆動電
流が確保されるので、スタッカ装置30においてマイク
ロコンピュータや交流/直流変換器や変圧器等を不要に
することができ、スタッカ装置30のコストを更に低減
できる。
【0068】図9は第2実施形態のスタッカ装置におけ
るローラセンサ及び排紙ローラ対の斜視図であり、ロー
ラセンサ51は、発光素子及び受光素子からなる反射型
の光センサにより構成されており、このような光センサ
としては、例えば、発光素子として発光ダイオードを用
い、受光素子としてはフォトトランジスタを用いたフォ
トカップラを適用することができる。
【0069】ここで、排紙ローラ対13は、駆動モータ
41からのトルクが伝達されて回転する排紙駆動ローラ
43及びこの排紙駆動ローラ43に接して従動回転する
排紙従動ローラ44により構成されており、排紙駆動ロ
ーラ43は、装置本体1に配置された一対の軸受部材
(図示省略)により軸支された回転軸43a,この回転
軸43aに巻着された円筒状の弾性コロ部43b及び回
転軸43aの一方の軸端部に固定された従動側のプーリ
43cからなり、このプーリ43cはベルト47により
駆動モータの出力軸に固定された駆動側のプーリ(図示
省略)に連結されている。
【0070】一方、排紙従動ローラ44は、装置本体1
に配置された一対の軸受部材(図示省略)により軸支さ
れた回転軸44a,この回転軸44aに巻着された円筒
状の弾性コロ部44bからなる。これらのローラ43,
44において、弾性コロ部43b及び弾性コロ部44b
はそれぞれ弾性ゴム等の弾性材料からなり、互いに圧接
した状態になるように回転軸43a及び回転軸44aに
よって支持されている。
【0071】また、回転軸43aの外周面には、排紙駆
動ローラ43の回転/停止をローラセンサ51により検
知するための被検知部52が設けられており、被検知部
52には、回転軸43aの周方向でそれぞれ異なる位置
に高反射率部52a及び低反射率部52bが設けられ、
高反射率部52aと低反射率部52bとは、それぞれの
光反射率が所定値以上異なるように構成されている。こ
のような被検知部52を回転軸43aに設ける具体的な
方法としては、例えば、長手方向において白色及び黒色
に色分けされたテープを回転軸43aの外周面に貼着す
ることにより、テープにおける白色部分を高反射率部5
2aとし、黒色部分を低反射率部52bとする。また、
回転軸43a自体の反射率が十分高い場合には、回転軸
43aに黒色等のテープを低反射率部52bとして回転
軸43aに貼着し、回転軸43aの地肌部を高反射率部
52aとすることも可能であり、また、これとは逆に、
回転軸43aに金属光沢を有する高反射率のテープを高
反射率部52aとして回転軸43aに貼着し、回転軸4
3aの地肌部を低反射率部52bとすることも可能であ
る。
【0072】ローラセンサ51は、回転軸43aの被検
知部52に対向するように配置されており、高反射率部
52aからの強い反射光を受けている期間には接点がオ
ンし、低反射率部52bからの弱い反射光を受けている
期間には接点がオフするように感度が設定され、検知信
号の出力値をオンの期間には高(H)レベルに、オフの
期間には低(L)レベルに2値的に変化させる。
【0073】次に、上記のように構成されたスタッカ装
置30による記録紙Pの搬送動作について説明する。図
23は第2実施形態のスタッカ装置における制御方法を
説明するためのフローチャート、図24は本実施形態の
スタッカ装置におけるローラセンサからの検知信号の一
例を示す波形図である。スタッカ制御部40又はファク
シミリ制御部24(以下、単に制御部40,24とい
う)は、常にローラセンサ51から検知信号を監視し、
ローラセンサ51からの検知信号の出力値がHレベルか
らLレベルに、又はLレベルからHレベルに変化した場
合(ステップS1でイエスの場合)に、検知信号の出力
変化に同期させて駆動モータ41を起動開始する(ステ
ップS2)。この際、駆動モータ41を起動するタイミ
ングとしては、ローラセンサ51からの検知信号の出力
変化を検知したと同時でもよいし、また排紙駆動ローラ
43が回転してから記録紙Pが実際に排紙されるまでの
タイムラグを考慮して、このタイムラグより短く設定さ
れた時間だけ遅延させてもよい。
【0074】この後、制御部40,24は、ローラセン
サ51からの検知信号がHレベルからLレベルに、又は
LレベルからHレベルに変化したタイミングでタイマ
(図示省略)をオンし、検知信号がHレベルに継続して
維持される時間TH又はLレベルに継続して維持される
時間TLを計時し、そして時間TH又は時間TLが予め
設定されたしきい時間TSより長い場合(ステップS3
又はステップS4の何れかでイエスの場合)、排紙駆動
ローラ43が停止したと判断する。排紙駆動ローラ43
の停止を判断したならば、制御部40,24は、検知信
号のレベルが変化してから予め設定された遅延時間TD
だけ排紙駆動ローラ43の回転を継続させた後に排紙駆
動ローラ43を停止させる(ステップS5〜S7)。
【0075】上記の制御における遅延時間TDは、排紙
駆動ローラ43の回転が停止する直前に排紙された記録
紙Pを搬送ベルト35によりスタック位置に落下させる
ために必要な時間より長く設定された時間であり、具体
的には、例えば搬送ベルト35が約半周移動するのに要
する時間である。排紙駆動ローラ43の停止後に遅延時
間TD継続して搬送ベルト35の駆動を継続させること
により、装置本体1から排紙された記録紙Pを確実にス
タック位置に落下させることができ、次回の排紙動作が
開始されるまで、搬送ベルト35上に記録紙Pが残るこ
とを防止することができるので、休暇時等の無人時に搬
送ベルト35上の記録紙Pがスタック位置以外に落下し
て紛失することを防止できる。
【0076】図10,図11,図12及び図13は、そ
れぞれ第2実施形態のスタッカ装置に適用可能な被検知
部の他の例を示す構成図である。図10に示す被検知部
53は、排紙駆動ローラ43における弾性コロ部43b
の外周面に設けられている。被検知部53には、図9に
示す被検知部52と同様に、回転軸43aの周方向でそ
れぞれ異なる位置に高反射率部52a及び低反射率部5
2bが設けられている。ここで、弾性コロ部43bにお
いて被検知部53が設けられた部分は、記録紙P及び排
紙従動ローラ44の弾性コロ部44bとの接触を避ける
ために小径に形成されており、記録紙P又は弾性コロ部
44bとの接触による損耗や汚れが発生することを防止
している。
【0077】また、図11に示す被検知部54は、排紙
駆動ローラ43における弾性コロ部43bの外周面に設
けられている。被検知部54には、図9に示す被検知部
52と同様に、回転軸43aの周方向でそれぞれ異なる
位置に高反射率部52a及び低反射率部52bが設けら
れている。ここで、弾性コロ部43bにおいて高反射率
部52aが設けられた部分は、記録紙P又は排紙従動ロ
ーラ44の弾性コロ部44bとの接触を避けるために、
弾性コロ部44bと接触するコロ面に対して凹状に形成
されており、この凹状部分の底部に高反射率部52aが
白色のテープ等によって設けられている。一方、弾性コ
ロ部43bのコロ面を黒色等にすることにより、弾性コ
ロ部43bの地肌部により低反射率部52bを形成して
いる。
【0078】また、図12に示す被検知部55は回転軸
43aの軸端部に固定されたプーリ43cと一体に形成
されている。リング状の被検知部55は、プーリ43c
の側面から軸方向に突出し、その外周面には、図9に示
す被検知部52と同様に、回転軸33aの周方向でそれ
ぞれ異なる位置に高反射率部52a及び低反射率部52
bが設けられている。また、本実施形態のスタッカ装置
では、トルク伝達機構として駆動モータ41のトルクを
ベルト47及びプーリ43cを用いた場合のみを説明し
ているが、このようなトルク伝達機構としては、複数の
ギヤからなるギヤ列を用いてもよく、この場合でも、図
12に示すような被検知部55を回転軸43aの軸端部
に固定されたギヤと一体に形成することにより、ローラ
センサ51によって排紙駆動ローラ43の回転/停止を
検知することが可能になる。
【0079】また、図13に示す被検知部56は、回転
軸43aの軸端部に固定されたプーリ43cと駆動モー
タ41のプーリとに巻き掛けられたベルト47の外周面
に設けられている。被検知部56には、図9に示す被検
知部52と同様に、回転軸43aの周方向でそれぞれ異
なる位置に高反射率部52a及び低反射率部52bが設
けられている。
【0080】図14,図15,図16,図17及び図1
8は、それぞれ第2実施形態のスタッカ装置に適用可能
な被検知部の他の例を示す構成図である。図14に示す
被検知部61は回転軸43aに設けられている。図14
(a)に示す被検知部61では、円形断面の回転軸43
aの一部を弦方向に切り欠くことにより、光通過部61
aと光反射部61bとが設けられている。また図14
(b)に示す被検知部61では、回転軸43aの断面形
状を略十字形に形成することにより、光通過部61cと
光反射部61dとが設けられている。ここで、図14
(b)に示す被検知部61は、形状が複雑であることか
ら、回転軸43aが金属製である場合には加工が困難で
あるが、回転軸43aを樹脂等によりモールド成型する
場合には、製造及び加工工程を複雑にすることもなく回
転軸43aに簡単に設けることができる。
【0081】また、ローラセンサ51は、回転軸43a
の被検知部61に対向するように配置されており、光通
過部61a,61cにより発光素子からの光が通過する
期間には接点がオフし、光反射部61b,61dにより
発光素子からの光が反射され、その反射光が受光素子に
入射している期間には接点がオンし、前述したように、
検知信号の出力値をオンの期間にはHレベルに、オフの
期間にはLレベルに2値的に変化させる。
【0082】また、図15に示す被検知部62は、光反
射板62a及びクリップ62bが一体に形成されたもの
であり、回転軸43aに形成された取付部43dに取り
付けられる。回転軸43aの取付部43dには、弦方向
に切り欠かれた互いに平行な2平面が形成されており、
クリップ62bを取付部43dに嵌挿し、被検知部62
を回転軸43aに固定することにより、光反射板62a
が回転軸43aの外周面から半径方向に突出する。
【0083】また、ローラセンサ51は、所定の検知位
置に回転した光反射板62aに対向するように配置され
ており、検知位置にある光反射板62aにより発光素子
からの光が反射され、その反射光が受光素子に入射して
いる期間には接点がオンし、光反射板62aが非検知位
置にある期間には接点がオフし、前述したように、検知
信号の出力値をオンの期間にはHレベルに、オフの期間
にはLレベルに2値的に変化させる。この被検知部62
は、簡単に回転軸43aに取付け、また取り外すことが
可能であるので、被検知部62と共にローラセンサ51
も装置本体1に対して着脱可能にすることにより、スタ
ッカ装置30をオプション装置として選択して使用する
場合、選択しない場合の何れにも簡単に対応することが
可能になる。
【0084】また、図16に示す被検知部63は弾性コ
ロ部43bに設けられている。被検知部63では、円形
断面の弾性コロ部43bの一端部を弦方向に切り欠いて
互いに平行な2平面を形成することにより、光通過部6
3aと光反射部63bとが設けられている。また、ロー
ラセンサ51は、回転軸43aの被検知部63に対向す
るように配置されており、光通過部63aにより発光素
子からの光が通過する期間には接点がオフし、光反射部
63bにより発光素子からの光が反射され、光反射部6
3bからの反射光が受光素子に入射している期間には接
点がオンし、前述したように、検知信号の出力値をオン
の期間にはHレベルに、オフの期間にはLレベルに2値
的に変化させる。
【0085】また、図17に示す被検知部64は、プー
リ43cの側面から軸方向に突出した一対の光反射板6
4aにより形成されている。ローラセンサ51は、所定
の検知位置に回転した一方の光反射板64aに対向する
ように配置されており、検知位置にある光反射板64a
により発光素子からの光が反射され、その反射光が受光
素子に入射している期間には接点がオンし、光反射板6
4aが非検知位置にある期間には接点がオフし、前述し
たように、検知信号の出力値をオンの期間にはHレベル
に、オフの期間にはLレベルに2値的に変化させる。ま
た、トルク伝達機構としてギヤ列を用いた場合にも、図
17に示すような被検知部64を回転軸43aの軸端部
に固定されたギヤと一体に形成することにより、ローラ
センサ51によって排紙駆動ローラ43の回転/停止を
検知することが可能になる。
【0086】また、図18に示す被検知部65は、ベル
ト47の外周面から突出し、かつ周方向において一定ピ
ッチ毎に設けられた複数の光反射板65aにより形成さ
れている。ローラセンサ51は、所定の検知位置に回転
した1つの光反射板65aに対向するように配置されて
おり、検知位置にある光反射板65aにより発光素子か
らの光が反射され、その反射光が受光素子に入射してい
る期間には接点がオンし、光反射板65aが非検知位置
にある期間には接点がオフし、前述したように、検知信
号の出力値をオンの期間にはHレベルに、オフの期間に
はLレベルに2値的に変化させる。
【0087】図19,図20,図21及び図22は、そ
れぞれ第2実施形態のスタッカ装置に適用可能な被検知
部及びローラセンサの他の例を示す構成図である。図1
9乃至図22において、71はマイクロスイッチにより
構成されたローラセンサであり、可動部である検知レバ
ー71aを揺動可能に支持するとともに、この検知レバ
ー71aを実線で示すオフ位置に常に付勢している。こ
のローラセンサ71は、検知レバー71aがオフ位置に
ある期間には接点をオフし、また外力によって検知レバ
ー71aが鎖線で示すオン位置に揺動することにより接
点をオンし、検知信号の出力値を接点オンの期間にはH
レベルに、接点オフの期間にはLレベルに2値的に変化
させる。
【0088】図19に示す被検知部72は回転軸43a
に設けられており、この被検知部72では、円形断面の
回転軸43aの一部を弦方向に切り欠くことにより、円
周面からなる加圧部72aと平面からなる離間部72b
とが設けられている。ローラセンサ71は、回転軸43
aが所定の検知範囲にある期間には加圧部72aにより
検知レバー71aが加圧されてオン位置に揺動し、また
回転軸43aが非検知範囲にある期間には離間部72b
により被検知部72との間に間隙が形成されて検知レバ
ー71aがオフ位置に復帰するように配置されている。
したがって、回転軸43aが回転している期間には、加
圧部72a及び離間部72bにより検知レバー71aが
オン位置とオフ位置との間で反復揺動する。
【0089】図20に示す被検知部73は弾性コロ部4
3bに設けられており、この被検知部73では、円形断
面の弾性コロ部43bの一端部を弦方向に切り欠いて互
いに平行な2平面を形成することにより、加圧部73a
と離間部73bとが設けられている。ローラセンサ71
は、弾性コロ部43bが所定の検知範囲にある期間には
加圧部73aにより検知レバー71aが加圧されてオン
位置に揺動し、また弾性コロ部43bが非検知範囲にあ
る期間には離間部73bにより被検知部73との間に間
隙が形成されて検知レバー71aがオフ位置に復帰する
ように配置されている。したがって、弾性コロ部43b
が回転している期間には、加圧部73a及び離間部73
bにより検知レバー71aがオン位置とオフ位置との間
で反復揺動する。
【0090】図21に示す被検知部74はプーリ43c
の側面から軸方向に突出した一対の加圧板74aにより
形成されている。ローラセンサ71は、プーリ43cが
所定の検知位置にある期間には、何れか一方の加圧板7
4aにより検知レバー71aが加圧されてオン位置に揺
動し、またプーリ43cが非検知位置にある期間には被
検知部74との間に間隙が形成されて検知レバー71a
がオフ位置に復帰するように配置されている。したがっ
て、プーリ43cが回転している期間には、加圧板74
aにより検知レバー71aがオン位置とオフ位置との間
で反復揺動する。また、トルク伝達機構としてギヤ列を
用いた場合にも、図21に示すような被検知部74を回
転軸43aの軸端部に固定されたギヤと一体に形成する
ことにより、ローラセンサ71によって排紙駆動ローラ
43の回転/停止を検知することが可能になる。
【0091】図22に示す被検知部75は、ベルト47
の外周面から突出し、かつ周方向において一定ピッチ毎
に設けられた複数の加圧板75aにより構成されてい
る。ローラセンサ71は、ベルト47が所定の検知位置
にある期間には1つの加圧板75aにより検知レバー7
1aが加圧されてオン位置に揺動し、またベルト47が
非検知位置にある期間には加圧板75aが検知レバー7
1aから離間することから検知レバー71aをオフ位置
に復帰させる。したがって、ベルト47が移動している
期間には、加圧板75aにより検知レバー71aがオン
位置とオフ位置との間で反復揺動する。
【0092】以上説明した第2実施形態のスタッカ装置
30によれば、装置の装置本体1から排紙された記録紙
Pは、順次、搬送ベルト35により排紙トレー15上か
ら搬送されてスタック位置に設置された収納容器C内に
落下するので、長期休暇時などの無人状態が長期的に続
く場合でも、多量の記録紙Pが排紙トレー15上に積載
されて、排紙トレー15に積載された記録紙Pが排紙ロ
ーラ対13により排紙される記録紙Pの障害になって記
録紙Pがジャムするという問題を解消することができ
る。
【0093】さらに、スタッカ装置30に対する制御を
スタッカ制御部40により実行する場合には、スタッカ
制御部40が、ローラセンサ51,71からの検知信号
に基づいて排紙ローラ対13が回転開始したタイミング
に同期させて搬送ベルト35を駆動し、かつ排紙ローラ
対13が停止したタイミングに同期させて搬送ベルト3
5を停止させることにより、ファクシミリ装置による制
御を受けることなく、スタッカ制御部40が独自の判断
によって搬送ベルト35を適正な期間に駆動させるの
で、多種類のファクシミリ装置へ容易に適用可能な汎用
性の高いスタッカ装置30を実現することができる。
【0094】また、以上の第2実施形態の説明では排紙
ローラ対13のうち排紙駆動ローラ33の回転/停止を
検知する場合についてのみを説明したが、排紙従動ロー
ラ44の回転軸44a又は弾性コロ部44bに被検知部
を設けて、ローラセンサ51,71により排紙従動ロー
ラ44の回転/停止を光学的又は機械的に検知してもよ
い。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の記録紙スタッカ装置によれば、ファクシミリ装置
の装置本体に設けられた排紙部上に設置され、装置本体
から排紙部上に排紙された記録紙を搬送手段によって排
紙部上から予め設定したスタック位置に落下させること
により、ファクシミリ装置の装置本体から排紙された記
録紙が搬送手段により排紙部上からスタック位置に落下
するので、長期休暇時などの無人状態が長期的に続く場
合でも、多量の記録紙が排紙部上に積載されて、排紙部
に積載された記録紙が装置本体から排紙される記録紙の
障害になって記録紙がジャムするという問題を解消する
ことができる。さらにファクシミリ装置の装置本体に配
置された電源供給手段により駆動手段に駆動電流が供給
されることにより、記録紙スタッカ装置にファクシミリ
装置から独立した電源回路を設けることなく、記録紙ス
タッカ装置を駆動するための駆動電流が確保されるの
で、記録紙スタッカ装置のコストを低減することが可能
になる。
【0096】また、請求項2記載の記録紙スタッカ装置
によれば、駆動手段から駆動ローラに伝達されたトルク
によって搬送ベルトが移動し、この搬送ベルトによって
記録紙が搬送されるので、ファクシミリ装置の装置本体
から排紙された記録紙を、確実に搬送ベルトにより排紙
部上から搬送してスタック位置に落下させることができ
る。
【0097】また、請求項3記載の記録紙スタッカ装置
によれば、駆動モータとして電子ガバナモータを用いる
ことにより、電子ガバナモータは、ステッピングモータ
のように専用の駆動回路を必要とせず、また負荷に対す
る回転数の変動が少ないので、スタッカ装置のコストを
抑制するとともにスタッカ装置による記録紙に対する搬
送信頼性を向上することが可能になる。さらに、ファク
シミリ装置の装置本体に配置された電源供給手段からの
駆動電流のオン/オフによって駆動モータの駆動/停止
を制御することが可能になり、記録紙スタッカ装置にフ
ァクシミリ装置から独立した制御部を設けることなく、
記録紙スタッカ装置に対する制御が可能になるので、記
録紙スタッカ装置の製造コストを低減することが可能に
なる。
【0098】また、請求項4記載の記録紙スタッカ装置
によれば、記録紙に対する搬送手段による搬送速度を、
搬送ローラ対による排紙速度に対して高速とすることに
より、排紙ローラ対に対する排紙抵抗の増加及び記録紙
の湾曲が防止されるので、スタッカ装置に起因する排紙
ローラ対付近でのジャムの発生を防止でき、かつ湾曲し
た記録紙の一部が搬送手段から浮き上がって搬送が不安
定になることを防止できる。
【0099】また、請求項5記載の記録紙スタッカ装置
によれば、記録紙スタッカ装置を排紙部上に設置する際
に、フレーム体からの脚部の突出長及び位置を排紙トレ
ーの傾斜や長さ等に応じて調整することにより、排紙部
の全体又は一部が傾斜していても、あるいは排紙部の長
さが一定でなくとも、排紙トレー上に記録紙スタッカ装
置を確実に設置することができるので、多種類のファク
シミリ装置に適用可能な汎用性が高い記録紙スタッカ装
置を実現できる。
【0100】また、請求項6記載の記録紙スタッカ装置
によれば、ファクシミリ装置の装置本体に設けられた排
紙部上に設置され、装置本体から排紙部上に排紙された
記録紙を搬送手段によって排紙部上から予め設定したス
タック位置に落下させることにより、ファクシミリ装置
の装置本体から排紙された記録紙が搬送手段により排紙
部上からスタック位置に落下することにより、ファクシ
ミリ装置の装置本体から排紙された記録紙が搬送手段に
より排紙部上からスタック位置に落下するので、長期休
暇時などの無人状態が長期的に続く場合でも、多量の記
録紙が排紙部上に積載されて、排紙部に積載された記録
紙が装置本体から排紙される記録紙の障害になって記録
紙がジャムするという問題を解消することができる。
【0101】また、請求項7記載の記録紙スタッカ装置
によれば、この記録紙スタッカ装置が設置されるファク
シミリ装置からの電源供給を受けることなく、装置に対
する駆動電流が確保されるので、装置の汎用性を向上す
ることができ、多種類のファクシミリ装置へ容易に適用
可能な記録紙スタッカ装置を実現することができる。
【0102】また、請求項8記載の記録紙スタッカ装置
によれば、装置にファクシミリ装置から独立した電源供
給手段を設けることなく、装置に対する駆動電流が確保
されるので、交流/直流変換器や変圧器等を不要にする
ことができ、低コストの記録紙スタッカ装置を実現する
ことができる。
【0103】また、請求項9記載の記録紙スタッカ装置
によれば、ファクシミリ装置の装置本体から記録紙が排
紙されている排紙動作時に対応する時期にのみ搬送手段
を駆動することが可能になるので、搬送手段を効率的に
駆動させて電力の消費量を抑制することができる。
【0104】また、請求項10記載の記録紙スタッカ装
置によれば、ファクシミリ装置による制御を受けること
なく、制御手段が独自の判断によって搬送手段を適正な
期間に駆動させることが可能になるので、多種類のファ
クシミリ装置へ容易に適用可能な汎用性の高い記録紙ス
タッカ装置を実現することができる。
【0105】また、請求項11記載の記録紙スタッカ装
置によれば、排紙ローラの停止後に遅延時間だけ継続し
て搬送手段の駆動を継続させることにより、排紙ローラ
の停止直後に装置本体から排紙された記録紙を、次回の
排紙動作時まで排紙部上に残留させることなくスタック
位置に落下させることが可能になるので、搬送手段上に
記録紙が残ることを防止することができ、休暇時等の無
人時に搬送手段上の記録紙がスタック位置以外に落下し
て紛失することを防止できる。
【0106】そして、請求項12乃至22の何れか1項
記載の記録紙スタッカ装置によれば、排紙ローラの回転
/停止を光学的又は機械的に確実に検知することが可能
になるので、制御手段が、検知手段からの検知信号に基
づいて排紙ローラが回転開始したタイミングに同期させ
て搬送手段を起動し、かつ排紙ローラが停止したタイミ
ングに同期させて搬送手段を停止する制御を精度よく実
行することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置に設置された本発明の第1実
施形態によるスタッカ装置の斜視図
【図2】本発明の第1実施形態のスタッカ装置の側面断
面図
【図3】本発明の第1実施形態のスタッカ装置が設置さ
れ得るファクシミリ装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施形態のスタッカ装置に適用可能な
電子ガバナモータの特性の一例を示す測定図
【図5】本発明の第2実施形態によるスタッカ装置の側
面断面図
【図6】本発明の第2実施形態のスタッカ装置における
制御部及び電源回路を示すブロック図
【図7】本発明の第2実施形態のスタッカ装置における
制御部及び電源回路の他の例を示すブロック図
【図8】本発明の第2実施形態のスタッカ装置における
制御部及び電源回路の他の例を示すブロック図
【図9】本発明の第2実施形態のスタッカ装置における
ローラセンサ及び排紙ローラ対の斜視図
【図10】本発明の第2実施形態のスタッカ装置に適用
可能な被検知部の他の例を示す構成図
【図11】本発明の第2実施形態の本発明の実施の形態
のスタッカ装置に適用可能な被検知部の他の例を示す構
成図
【図12】本発明の第2実施形態のスタッカ装置に適用
可能な被検知部の他の例を示す構成図
【図13】本発明の第2実施形態のスタッカ装置に適用
可能な被検知部の他の例を示す構成図
【図14】本発明の第2実施形態のスタッカ装置に適用
可能な被検知部の他の例を示す構成図
【図15】本発明の第2実施形態のスタッカ装置に適用
可能な被検知部の他の例を示す構成図
【図16】本発明の第2実施形態のスタッカ装置に適用
可能な被検知部の他の例を示す構成図
【図17】本発明の第2実施形態のスタッカ装置に適用
可能な被検知部の他の例を示す構成図
【図18】本発明の第2実施形態のスタッカ装置に適用
可能な被検知部の他の例を示す構成図
【図19】本発明の第2実施形態のスタッカ装置に適用
可能な被検知部及びローラセンサの他の例を示す構成図
【図20】本発明の第2実施形態のスタッカ装置に適用
可能な被検知部及びローラセンサの他の例を示す構成図
【図21】本発明の第2実施形態のスタッカ装置に適用
可能な被検知部及びローラセンサの他の例を示す構成図
【図22】本発明の第2実施形態のスタッカ装置に適用
可能な被検知部及びローラセンサの他の例を示す構成図
【図23】本発明の第2実施形態のスタッカ装置におけ
る制御方法を説明するためのフローチャート
【図24】本発明の第2実施形態のスタッカ装置におけ
るローラセンサからの検知信号の一例を示す波形図
【図25】従来のウイングレスタイプのファクシミリ装
置の構成図である。
【符号の説明】
1 装置本体 13 排紙ローラ対 15 排紙トレー 24 ファクシミリ制御部 25,42 電源回路 26 搬送系モータ 30 スタッカ装置 31 フレーム体 32 脚部 33 駆動ローラ 34 従動ローラ 35 搬送ベルト 40 スタッカ制御部 41 駆動モータ 43 排紙駆動ローラ 43a,44a 回転軸 43b,44b 弾性コロ部 43c プーリ 44 排紙従動ローラ 45 外部電源 47 ベルト 51,71 ローラセンサ 52,53,54,55,56,61,62,63,6
4,65,72,73,74,75 被検知部 C 収納容器 P 記録紙

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム体と、このフレーム体に配置さ
    れてフレーム体上の記録紙を一方向に搬送する搬送手段
    と、駆動電流の供給を受けて前記搬送手段を駆動する駆
    動力を発生する駆動手段と、ファクシミリ装置の装置本
    体に設けられた電源供給部に接続し、この電源供給部か
    ら出力された駆動電流を前記駆動手段に供給する電源接
    続手段とを備え、 ファクシミリ装置の装置本体に設けられた排紙部上に離
    脱可能に設置され、ファクシミリ装置の装置本体から排
    紙部上に排紙された記録紙を前記搬送手段により排紙部
    上から搬送して予め設定したスタック位置に落下させる
    ことを特徴とする記録紙スタッカ装置。
  2. 【請求項2】 搬送手段を、駆動手段からの駆動力によ
    り回転する駆動ローラと、この駆動ローラと平行に軸支
    された従動ローラと、前記駆動ローラ及び前記従動ロー
    ラにより張架された無端の搬送ベルトとにより構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の記録紙スタッカ装置。
  3. 【請求項3】 駆動手段を、電子ガバナモータにより構
    成したことを特徴とする請求項2記載の記録紙スタッカ
    装置。
  4. 【請求項4】 搬送手段による記録紙の搬送速度を、フ
    ァクシミリ装置において記録紙搬送路の終端部に配置さ
    れ画像記録された記録紙を排紙部上に排紙する排紙ロー
    ラによる排紙速度より高速にしたことを特徴とする請求
    項1,2又は3記載の記録紙スタッカ装置。
  5. 【請求項5】 フレーム体の下面に配置された複数の脚
    部の突出長及び記録紙の搬送方向における脚部の位置
    を、それぞれ調整可能としたことを特徴とする請求項
    1,2,3又は4記載の記録紙スタッカ装置。
  6. 【請求項6】 フレーム体と、このフレーム体により支
    持されてフレーム体上の記録紙を一方向に搬送する搬送
    手段と、この搬送手段を駆動する駆動手段と、ファクシ
    ミリ装置による装置本体内から装置外部への記録紙の排
    紙動作を検知する検知手段と、この検知手段から入力し
    た検知信号に基づき前記駆動手段を制御して前記搬送手
    段を起動/停止させる制御手段とを備え、 ファクシミリ装置の装置本体に設けられた排紙部上に離
    脱可能に設置され、ファクシミリ装置の装置本体から排
    紙部上に排紙された記録紙を前記搬送手段により排紙部
    上から搬送して予め設定したスタック位置に落下させる
    ことを特徴とする記録紙スタッカ装置。
  7. 【請求項7】 装置外部の電源に接続されて装置に対す
    る駆動電流を生成する電源供給手段を備えたことを特徴
    とする請求項6記載の記録紙スタッカ装置。
  8. 【請求項8】 装置に対する駆動電流を、ファクシミリ
    装置の装置本体に設けられた電源供給手段により供給す
    ることを特徴とする請求項6記載の記録紙スタッカ装
    置。
  9. 【請求項9】 検知手段が、ファクシミリ装置の装置本
    体における記録紙搬送路の終端部に配置され、画像記録
    された記録紙を排紙部上に排紙する排紙ローラの回転/
    停止を検知し、 制御手段が、前記排紙ローラが回転開始したタイミング
    に同期させて搬送手段を起動し、かつ前記排紙ローラが
    停止したタイミングに同期させて前記搬送手段を停止す
    ることを特徴とする請求項6,7又は8記載の記録紙ス
    タッカ装置。
  10. 【請求項10】 検知手段が、記録紙の排紙動作に対す
    る検知信号として排紙ローラの回転速度に対応して出力
    変化する信号を発生し、 制御手段が、前記検知手段からの検知信号に出力変化が
    発生した場合に排紙ローラが回転開始したことを判断
    し、かつ前記検知手段からの検知信号の出力が予め設定
    された時間以上一定値に保持された場合に前記排紙ロー
    ラが停止したと判断することを特徴とする請求項9記載
    の記録紙スタッカ装置。
  11. 【請求項11】 制御手段が、前記排紙ローラが停止し
    たと判断した場合に、排紙ローラが停止したタイミング
    から予め設定された遅延時間だけ搬送手段の駆動を継続
    させた後に、搬送手段を停止させることを特徴とする請
    求項9又は10記載の記録紙スタッカ装置。
  12. 【請求項12】 検知手段が、排紙ローラの回転軸にお
    いて周方向でそれぞれ異なる位置に設けられた高反射率
    部及び低反射率部を光反射率の差により検知し、前記高
    反射率部の検知時における検知信号の出力値と前記低反
    射率部の検知時における検知信号の出力値とを変化させ
    ることを特徴とする請求項10又は11記載の記録紙ス
    タッカ装置。
  13. 【請求項13】 検知手段が、排紙ローラの回転軸にお
    いて周方向の一部に設けられた非円形部を検知して検知
    信号の出力値を前記非円形部の検知時と非検知時とで変
    化させることを特徴とする請求項10又は11記載の記
    録紙スタッカ装置。
  14. 【請求項14】 検知手段が、排紙ローラの回転軸に取
    付けられた被検知部を検知して検知信号の出力値を前記
    被検知部の検知時と非検知時とで変化させることを特徴
    とする請求項10又は11記載の記録紙スタッカ装置。
  15. 【請求項15】 検知手段が、排紙ローラの弾性コロ部
    において周方向でそれぞれ異なる位置に設けられた高反
    射率部及び低反射率部を光反射率の差により検知し、前
    記高反射率部の検知時における検知信号の出力値と前記
    低反射率部の検知時における検知信号の出力値とを変化
    させることを特徴とする請求項10又は11記載の記録
    紙スタッカ装置。
  16. 【請求項16】 検知手段が、排紙ローラの弾性コロ部
    において周方向の一部に設けられた非円形部を検知して
    検知信号の出力値を前記非円形部の検知時と非検知時と
    で変化させることを特徴とする請求項10又は11記載
    の記録紙スタッカ装置。
  17. 【請求項17】 検知手段が、排紙ローラにトルクを伝
    達するベルト部材において周方向でそれぞれ異なる位置
    に設けられた高反射率部及び低反射率部を光反射率の差
    により検知し、前記高反射率部の検知時における検知信
    号の出力値と前記低反射率部の検知時における検知信号
    の出力値とを変化させることを特徴とする請求項10又
    は11記載の記録紙スタッカ装置。
  18. 【請求項18】 検知手段が、排紙ローラにトルクを伝
    達するベルト部材において周方向の一部に設けられた凸
    部を検知して検知信号の出力値を前記凸部の検知時と非
    検知時とで変化させることを特徴とする請求項10又は
    11記載の記録紙スタッカ装置。
  19. 【請求項19】 検知手段が、排紙ローラの回転軸に対
    して駆動手段からのトルクを伝達するギヤ又はプーリと
    一体に設けられた高反射率部及び低反射率部を光反射率
    の差により検知し、前記高反射率部の検知時における検
    知信号の出力値と前記低反射率部の検知時における検知
    信号の出力値とを変化させることを特徴とする請求項1
    0又は11記載の記録紙スタッカ装置。
  20. 【請求項20】 検知手段が、排紙ローラと同軸に固定
    されたギヤ又はプーリにおいて周方向の一部に設けられ
    た非円形部を検知して検知信号の出力値を前記非円形部
    の検知時と非検知時とで変化させることを特徴とする請
    求項10又は11記載の記録紙スタッカ装置。
  21. 【請求項21】 検知手段を、被検知部における光反射
    率の変化を検知する反射型センサにより構成し、この反
    射型センサにより高反射率部及び低反射率部を検知する
    ことを特徴とする請求項12,15,17又は19記載
    の記録紙スタッカ装置。
  22. 【請求項22】 検知手段が、請求項13,16若しく
    は20記載の非円形部,請求項14記載の被検知部材又
    は請求項18記載の凸部により作動する可動部材を備
    え、この可動部材の位置変化に応じて接点をオン/オフ
    することを特徴とする記録紙スタッカ装置。
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