JPH11334961A - 排紙装置 - Google Patents

排紙装置

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JPH11334961A
JPH11334961A JP16875298A JP16875298A JPH11334961A JP H11334961 A JPH11334961 A JP H11334961A JP 16875298 A JP16875298 A JP 16875298A JP 16875298 A JP16875298 A JP 16875298A JP H11334961 A JPH11334961 A JP H11334961A
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JP
Japan
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driving
paper
recording paper
drive
driving force
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Pending
Application number
JP16875298A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Kawashima
保宏 川嶋
Yasunobu Yoda
泰信 養田
Hideki Tanaka
秀樹 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH11334961A publication Critical patent/JPH11334961A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無人状態でも安定した排紙が行われ、しかも
異常動作の際に装置の破損を防止することができ、さら
にユーザの操作に対して安全である排紙装置を提供す
る。 【解決手段】 装置本体1の排紙口1aから排出される
記録紙Pを搬送ベルト35によって装置本体1外へ落下
するように搬送し、排紙口1a近傍に記録紙Pが積載さ
れたままの状態にしない。このため前に排出された記録
紙が障害になって次の記録紙がジャムする等の不具合は
生ぜず、無人状態であっても受信したすべての原稿画像
が適正に出力されることになる。さらに排紙構造体30
の一部に駆動力伝達系を介して搬送ベルト35を移動さ
せる駆動モータを設置し、駆動力伝達系に過負荷が加わ
ったときに回転駆動力の伝達を停止させるトルクリミッ
タを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウイングレス・タ
イプと呼ばれ、記録紙が順次積み重なって排出される排
紙部が、装置本体において一体化して設置されている装
置に適用され、特にファクシミリ装置、あるいはファク
シミリ装置と複写機等の複数の機能を兼ね備えた複合機
器などに搭載されて有効な排紙装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図16はウイングレス・タイプのファク
シミリ装置の構成図であり、1はファクシミリ装置の装
置本体、2は感光体ドラム、3はクリーニング器、4は
感光体ドラム2を所定の電位に帯電する帯電器、5は帯
電器4によって帯電された感光体ドラム2をレーザ光に
よって走査する光書込みユニット、6は感光体ドラム2
に形成された静電潜像をトナーにより可視像化する現像
器、7は現像器6にトナーを供給するトナーマガジン、
8は感光体ドラム2のローラ面に接した転写ローラ、9
は加圧ローラ及び加熱ローラを有した定着器、10は、
記録紙Pを収納し、装置本体1に対して着脱可能に装着
された給紙カセット、11は記録紙搬送路に沿って記録
紙を搬送する搬送ローラ対、12は感光体ドラム2に対
して画像形成のタイミングを取って記録紙を給紙するレ
ジストローラ対、13は記録紙を装置本体外へ排出する
排紙ローラ対、14は、排紙ローラ対13の手前に配置
され、記録紙を検知する排紙センサ、15は装置本体1
の上面に形成された排紙部としての排紙トレーであり、
この排紙トレー15には、排紙ローラ対13により排出
された記録紙が積載される。
【0003】また、20は原稿画像を読み取って画像信
号に変換するためのスキャナ部であり、スキャナ部20
は、原稿セット用トレー21にセットされた原稿を原稿
搬送路に沿って搬送すると共に、原稿画像を読取センサ
22により読み取り、読み取り後の原稿を上部排紙トレ
ー23上に排紙する。
【0004】次に、図16に示すファクシミリ装置にお
ける記録紙に対する画像記録動作を説明する。
【0005】ファクシミリ装置の制御部(図示せず)は、
交換機からの呼出信号を受けて通話回路が閉結されるこ
とにより、送信先のファクシミリ装置等に電話回線を介
して接続される。この後、ファクシミリ装置の制御部
は、所定のプロトコルに従って送られてきた画像信号を
画像メモリにより一旦記憶すると共に、記録紙の1ペー
ジに対応する画像信号を画像メモリからページメモリに
ロードし、このページメモリにロードされた画像信号に
基づいて光書込みユニット5に対する駆動信号を発生す
る。
【0006】さらにファクシミリ装置の制御部は、画像
信号の受信を開始した後に感光体ドラム2を矢印方向に
回転させ、この感光体ドラム2を帯電器4により所定の
電位に帯電させる。光書込みユニット5は、制御部から
の駆動信号により画像信号に対応するレーザ光を出力
し、このレーザ光によって所定電位に帯電された感光体
ドラム2を走査して、感光体ドラム2に静電潜像を形成
する。現像器6は、感光体ドラム2の回転に連動してト
ナーマガジン7から供給されたトナーを現像ローラ上で
薄層化し、このトナーを感光体ドラム2の静電潜像に選
択的に付着させることによって静電潜像をトナー像に現
像する。
【0007】一方、給紙カセット10において、給紙ロ
ーラ16が回転することによって給紙カセット10に積
載された記録紙Pから1枚の記録紙Pが分離給紙され
る。この1枚の記録紙Pは、搬送ローラ対11により記
録紙搬送路に沿って搬送され、その先端がレジストロー
ラ対12のニップ部に当接する位置で一旦停止する。レ
ジストローラ対12は、感光体ドラム2上のトナー像の
先端が所定の位置に到達したタイミングにて記録紙Pの
搬送を再開する。そして転写ローラ8が、レジストロー
ラ対12により給紙された記録紙Pを感光体ドラム2と
共に挟持する転写位置において、感光体ドラム2上のト
ナー像を記録紙Pに転写する。
【0008】トナー像が転写された記録紙Pは、図示し
ない分離爪等によって感光体ドラム2から剥離されて定
着器9に搬送される。定着器9は、加圧下においてトナ
ー像に定着熱を印加することによりトナー像を記録紙P
に定着する。この記録紙Pは排紙ローラ対13により装
置本体1内から排紙トレー15上に排出される。
【0009】そして、ファクシミリ装置の制御部は、画
像メモリに記憶された画像信号をページ順にページメモ
リに順次ロードし、受信した画像情報に基づくすべての
画像が記録紙Pに記録されるまで前記画像形成動作を繰
り返す。したがって、排紙トレー15上には記録紙Pが
排紙ローラ対13により積載されるようにして順次排出
される。
【0010】図16に示すようなファクシミリ装置は、
近年強く要望されている設置スペースの縮小化が考慮さ
れ、排紙トレー15,23および原稿セット用トレー2
1によって装置を設置するための面積が増大しないよう
に、排紙トレー15,23および原稿セット用トレー2
1は装置本体1に対する突出量が規制された構造になっ
ており、一般にウイングレス・タイプと呼ばれるもので
ある。具体的には、このウイングレス・タイプのファク
シミリ装置においては、装置の設置面に対する排紙トレ
ー15,23および原稿セット用トレー21の投影領域
が、装置本体1の投影領域内となるように、各トレー1
5,21,23における装置本体1からの突出量が規制
されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のウイングレ
ス・タイプのファクシミリ装置において、画像形成が連
続する場合に排紙トレー15に排出される記録紙は、排
紙トレー15上に順次積載されるように排出される構造
になっている。
【0012】通常、ファクシミリ装置は無人状態で受信
することを前提とするものであって、長期休暇時などの
完全な無人状態が長期に続く場合には、多量の記録紙P
が排紙トレー15上に積載される可能性がある。そし
て、このような無人状態にあっては、当然、それらの記
録紙Pを排紙トレー15から取り出すことができないた
め、時として排紙トレー15に既に積載されている記録
紙Pが、後に排紙ローラ対13により排紙される記録紙
Pの障害になって記録紙Pのジャムを発生し、このジャ
ムの発生が原因して受信不能を来すという問題がある。
【0013】ウイングレス・タイプでないファクシミリ
装置では、装置本体から突出した板状(ウイング状)の排
紙トレーを長期休暇等の前に予め取り外しておき、装置
本体の排紙口の下方に段ボール箱等の容器を置いて積載
量を増大するようにしておけば、排紙された記録紙Pを
散乱させることなく積載が可能になり、装置本体の排紙
口付近で記録紙Pがジャムすることを簡単に防止でき
る。同様にして、従来のウイングレス・タイプのファク
シミリ装置においても、記録紙の積載量を増加させるよ
うにすれば前記の問題がなくなるが、装置本体1のサイ
ズおよびレイアウトの制限により、記録紙積載量を増す
ために記録紙Pを排紙する排紙口から排紙トレー15ま
でのレベル差を十分大きくすることは実際上困難であっ
て、前記のような排紙トレー15に記録紙Pが積載され
た状態における記録紙のジャムが発生しやすい。
【0014】ところで、前記問題を解決するため、例え
ば、特開平7−203118号公報には、ジャム等の記
録紙搬送異常が発生した場合に、他の記録紙収納部材へ
記録紙を搬送させるように切換可能にした構成のファク
シミリ装置が記載されている。しかし、このファクシミ
リ装置の構成においては、複数の記録紙収納部材を有し
ていることが前提となるため、図16に示すファクシミ
リ装置のように、装置本体1から排紙された記録紙Pが
単一の排紙トレー15上に積載されるものには適用でき
ない。
【0015】さらに、特開平8−277055号公報に
は、排出された記録紙に送風ファンによって風を送り、
積載枚数が増えた場合にも排紙口においてジャムが発生
しないように、記録紙を捌くようにする構成の複写機が
記載されている。しかし、この複写機の構成では、風を
送っても記録紙の積載量が多くなれば排紙口を塞いでし
まうことになり、結局、前記従来のウイングレス・タイ
プのファクシミリ装置と同様の問題を有する。
【0016】本発明の目的は、ウイングレス・タイプの
ファクシミリ機能を有する装置に設置される排紙装置に
おいて、長期休暇時などの完全な無人状態が長期に続く
場合であっても、排紙部上に既に積載されている多量の
記録紙によって、次に装置本体から排紙される記録紙が
ジャムすることを防止することができ、安定した排紙が
行われ、しかも異常動作の際に装置の破損を防止するこ
とができ、さらにユーザの操作に対して安全である排紙
装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、記録紙が順次排出される排紙部が、ファ
クシミリ機能を具備している装置の本体に、一体化して
設置されている排紙装置において、前記排紙部に、記録
紙搬送手段と、この記録紙搬送手段を駆動する駆動手段
と、この駆動手段を動作させる駆動源とを備えた排紙構
造体を着脱可能に設け、前記駆動源から最終被駆動部ま
でにおける駆動力伝達系に加わる負荷が、駆動力伝達系
に予め設定されている基準値よりも大きいときに、前記
駆動源の動作を停止させるか、あるいは前記駆動力伝達
系の一部を空転状態にして駆動力の伝達を停止させる駆
動制動手段を設置したことを特徴とする。
【0018】また、本発明は、記録紙が順次排出される
排紙部が、ファクシミリ機能を具備している装置の本体
に、一体化して設置されている排紙装置において、前記
排紙部に、記録紙搬送手段と、この記録紙搬送手段を駆
動する駆動手段と、駆動手段に対して前記装置の本体に
設けられた駆動源からの駆動力を伝達するための駆動力
伝達手段を備えた排紙構造体を着脱可能に設け、前記駆
動源から最終被駆動部までの駆動力伝達系に、この駆動
力伝達系に予め設定されている基準値よりも大きな負荷
が加わったときに、駆動力伝達系の一部を空転状態にし
て駆動力の伝達を停止させる駆動制動手段を設置したこ
とを特徴とする。
【0019】また、本発明は、記録紙が順次排出される
排紙部が、ファクシミリ機能を具備している装置の本体
に、一体化して設置されている排紙装置において、前記
排紙部に、記録紙搬送用ベルトと、この記録紙搬送用ベ
ルトを駆動する駆動ローラおよびこの駆動ローラに回転
駆動力を伝達するためのギヤあるいはプーリを備えてな
る排紙構造体を着脱可能に設け、前記駆動ローラあるい
はギヤあるいはプーリ等のベルト駆動系に加わる負荷
が、ベルト駆動系に予め設定されている基準値よりも大
きいときに、前記ベルト駆動系の一部を空転状態にして
駆動力の伝達を停止させる駆動制動手段を設置したこと
を特徴とする。
【0020】前記構成によって、排紙部に排紙構造体を
設置することにより、排紙部に多量の記録紙が積み重な
ったままにならず、適当な場所へ記録紙を容易に移動さ
せることができるため、例えば無人状態にあっても、ジ
ャムの発生を防止して、すべての受信文書の確実なる出
力が可能になる。しかも、前記無人状態下において、排
紙構造体あるいは駆動力伝達系における構成部材の一部
に異常が発生したり、あるいは例えば自動運転時などに
不用意にユーザの体が構成部材の一部に触れてしまっ
て、過負荷が加わったときには、駆動力が加わらないよ
うに制御することができるため、装置の損傷,故障が発
生することを未然に防ぐことができる。
【0021】さらに、本発明は、記録紙が順次排出され
る排紙部が、ファクシミリ機能を具備している装置の本
体に、一体化して設置されている排紙装置において、前
記排紙部に、記録紙搬送手段と、この記録紙搬送手段を
駆動する駆動手段と、この駆動手段を動作させる駆動源
とを備えた排紙構造体を着脱可能に設け、前記装置の本
体あるいは排紙構造体に人等が近接したことを感知する
近接感知センサを設け、この近接感知センサの感知によ
り、前記駆動源の動作を停止させるか、あるいは駆動力
の伝達を停止させる駆動制御手段を備えたことを特徴と
する。
【0022】また、本発明は、記録紙が順次排出される
排紙部が、ファクシミリ機能を具備している装置の本体
に、一体化して設置されている排紙装置において、前記
排紙部に、記録紙搬送手段と、この記録紙搬送手段を駆
動する駆動手段と、この駆動手段に対して前記装置の本
体に設けられた駆動源からの駆動力を伝達するための駆
動力伝達手段を備えた排紙構造体を着脱可能に設け、前
記装置の本体あるいは排紙構造体に人等が近接したこと
を感知する近接感知センサを設け、この近接感知センサ
の感知により、駆動力伝達系における駆動伝達を停止さ
せる駆動制御手段を備えたことを特徴とする。
【0023】前記構成によって、排紙部に排紙構造体を
設置することにより、排紙部に多量の記録紙が積み重な
ったままにならず、適当な場所へ記録紙を容易に移動さ
せることができるため、例えば無人状態にあっても、ジ
ャムの発生を防止して、すべての受信文書の確実なる出
力が可能になる。しかも、近接感知センサによってユー
ザが装置に接近したことを感知することができ、例えば
自動運転時などに不用意にユーザの体が構成部材の一部
に触れてしまって、過負荷が加わったときには、駆動力
が加わらないように制御することができるため、ユーザ
に対する安全性の考慮がなされるとともに、装置の損
傷,故障が発生することを未然に防ぐことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明
において、図16を参照して説明した部材に対応する部
材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0025】図1は本発明の第1実施形態を説明するた
めのウイングレス・タイプのファクシミリ装置の構成
図、図2は本実施形態における排紙装置を示す斜視図、
図3は本実施形態における排紙構造体を示す断面図であ
る。
【0026】第1実施形態において、排紙装置は、装置
本体1の排紙口1aから記録紙Pを外部へ排出する排出
手段の排紙ローラ対13と、排紙口1aから排紙ローラ
対13によって排出される記録紙Pを受けて後述するよ
うに所定方向へ搬送する排紙構造体30からなり、排紙
構造体30は排紙部としての排紙トレー15上に取り外
し可能に載置されるものである。
【0027】図2,図3において、31は排紙構造体3
0を構成する各部品を支持するフレーム体、32はフレ
ーム体31の下面各コーナ部にそれぞれ配置された支持
手段としての脚部、33はフレーム体31における先端
部で回動可能に支持された従動ローラ、34はフレーム
体31における後端部で回動可能に支持された駆動ロー
ラ、35は駆動ローラ34および従動ローラ33により
張設された搬送ベルトであり、記録紙Pに対して十分高
い摩擦係数を有する弾性ゴム等によって形成されてい
る。従動ローラ33,駆動ローラ34,搬送ベルト35
は排出された記録紙Pを装置本体1外部へ搬送する記録
紙搬送手段40を構成する。
【0028】さらに、36は搬送ベルト35に圧接して
一定の張力を発生するベルトテンショナ、37は、フレ
ーム体31と一体成形された収納部であって、この収納
部37には電装部品等が収納され、かつ外部電源と接続
するコンセントプラグ41が設けられている。42は排
紙ローラ対13における回転を検知する回転検知センサ
である。
【0029】前記構成の排紙構造体30は、長期休暇な
どの完全な無人状態が長期に続く場合や、短時間の間に
多数枚の原稿の受信が予定される場合などに、予め排紙
トレー15上に設置される。また搬送ベルト35は、フ
ァクシミリ装置によって原稿画像を記録可能な最大サイ
ズの記録紙Pより広幅に形成されると共に、排紙トレー
15上に設置された状態では先端付近が排紙トレー15
上から前方にオーバーハングするように搬送方向におけ
る長さが設定されている。
【0030】駆動ローラ34が回転すると搬送ベルト3
5は環状の無限軌道に沿って駆動され、排紙口1aから
排出される記録紙Pが装置本体1外へ落下するように搬
送され、排紙ローラ対13部分における装置本体1の排
紙口1a近傍に記録紙Pが積載されたままの状態になら
ず、このため前に排出された記録紙が障害になって次の
記録紙がジャムする等の不具合は生ぜず、無人状態であ
っても受信したすべての原稿画像が適正に出力されるこ
とになる。
【0031】なお、搬送ベルト35を排紙ローラ対13
による記録紙Pの排出速度より僅かに早い線速度で搬送
方向(矢印F方向)に移動させるように設定することによ
って、記録紙Pが排出口1a部分に留まらずに、所定方
向への円滑なる記録紙の搬送が行われる。
【0032】また、排紙トレー15上に排紙構造体30
を設置する場合には、図2に示すように、搬送ベルト3
5により搬送された記録紙Pが落下する排紙トレー15
の前下方の位置(以下、この位置をスタック位置という)
に段ボール箱等の収納容器Cを設置することによって、
記録紙Pの散乱を防ぐことができる。
【0033】図4は前記記録紙搬送手段における駆動ロ
ーラの駆動部の構成を説明するための斜視図であり、排
紙構造体30の一部に駆動モータ45が設置され、この
駆動モータ45の出力軸46に設けられた出力ギヤ47
は、減速ギヤ48,伝達ギヤ49を介して駆動ローラ3
4に設けられたローラ駆動ギヤ50に噛合し、駆動モー
タ45から駆動ローラ34まで回転駆動力を伝達する駆
動力伝達系を構成している。さらに、出力ギヤ47から
ローラ駆動ギヤ50の間におけるいずれかのギヤには、
後述するような駆動制動手段としてのトルクリミッタが
設けられる。
【0034】図5(a)〜(d)はトルクリミッタの構
成例を示す断面図であり、この例では小径ギヤ48aと
大径ギヤ48bとからなる減速ギヤ48にトルクリミッ
タを設けた場合を説明する。
【0035】図5(a)に示す構成例では、小径ギヤ4
8aの内側面に磁石51が設けられ、大径ギヤ48bの
内側面に金属板52が設けられており、通常時、磁石5
1の磁力によって金属板52が吸着されて小径ギヤ48
aと大径ギヤ48bとが一体に回転することができるよ
うに接合している。そして、前記吸着力よりも小径ギヤ
48aと大径ギヤ48b間に加わる負荷の方が大きくな
ると、両ギヤ48a,48bがスリップして回転駆動力
が伝達されないようになっている。
【0036】図5(b)に示す構成例では、小径ギヤ4
8aは、内側面に接触抵抗の大きな材料からなる摩擦部
材55が設けられ、さらに摩擦部材55を介して大径ギ
ヤ48bの内側面に当接するように付勢スプリング56
が設けられている。そして、通常時には摩擦部材55と
付勢スプリング56からの付勢力による当接力によっ
て、小径ギヤ48aと大径ギヤ48bとが一体に回転す
ることができるように当接し、前記当接力よりも小径ギ
ヤ48aと大径ギヤ48b間に加わる負荷の方が大きく
なると、両ギヤ48a,48bがスリップして回転駆動
力が伝達されないようになっている。
【0037】図5(c)に示す構成例では、小径ギヤ4
8aと大径ギヤ48bの対向する内側面にそれぞれスリ
ーブ60,61を設け、両スリーブ60,61の外周に
設定された回転駆動力が加わると締付力が弛むようにコ
イルスプリング62が巻回されている。そして、通常時
には前記締付力によって、小径ギヤ48aと大径ギヤ4
8bとがコイルスプリング62を介して連結して一体に
回転することができ、前記締付力よりも小径ギヤ48a
と大径ギヤ48b間に加わる負荷の方が大きくなると、
コイルスプリング62が径方向に弛み、両ギヤ48a,
48bのスリーブ60,61がスリップして回転駆動力
が伝達されないようになっている。
【0038】図5(d)に示す構成例では、小径ギヤ4
8aに内側面に小突起65が設けられ、大径ギヤ48b
の内側面には小突起65が嵌合する小凹部66が設けら
れ、さらに小突起65と小凹部66とが当接するように
付勢力を与える付勢スプリング67が設けられている。
そして、通常時には付勢スプリング67の付勢力を受け
て嵌合している小突起65と小凹部66とを介して連結
状態にある小径ギヤ48aと大径ギヤ48bとが一体に
回転することができる。しかし、小突起65と小凹部6
6を嵌合させている力よりも小径ギヤ48aと大径ギヤ
48b間に加わる負荷の方が大きくなると、小突起65
が小凹部66を越えて、両ギヤ48a,48bがスリッ
プして回転駆動力が伝達されないようになっている。
【0039】このように、減速ギヤ48に図5(a)〜
(d)に示したトルクリミッタを設けたことにより、駆
動力伝達系に加わる負荷が、駆動力伝達系に予め設定さ
れている基準値よりも大きいときに、トルクリミッタが
空転状態になるため、駆動力の伝達を停止させることが
できるため、上述したような無人状態下において、排紙
構造体あるいは駆動力伝達系における構成部材の一部に
異常が発生したり、あるいは例えば自動運転時などに不
用意にユーザの体が構成部材の一部に触れてしまって、
駆動力伝達系に対して過負荷が加わったときには、駆動
力が加わらないように制御することができるため、装置
の損傷,故障が発生することを未然に防ぐことができ
る。
【0040】なお、前記第1実施形態における駆動力伝
達系をギヤ群によって構成したが、タイミングベルトと
プーリとによって構成してもよく、その場合には、プー
リに前記図5(a)〜(d)に示したトルクリミッタを
設ける。
【0041】図6は本発明の第2実施形態における排紙
構造体を示す断面図、図7は記録紙搬送手段における駆
動力伝達系を説明するための要部を示す断面図である。
この第2実施形態において、特に第1実施形態における
排紙構造体の駆動力伝達系が異なっており、他の基本構
成は前記第1実施形態に説明したものと同様である。
【0042】図6,図7において、71は排紙ローラ対
13における下部のローラ側部に固定された排紙ギヤ、
72は駆動ローラ34の側部に固定されたローラ駆動ギ
ヤ73と排紙ギヤ71とに噛合する連結ギヤ、74はロ
ーラ駆動ギヤ73と駆動ローラ34を支持する支持軸7
5を受けるブラケットである。第2実施形態では排紙ギ
ヤ71に対して、装置本体1に内蔵されて内部給紙系等
を駆動するためのメインモータ(図示せず)から回転駆
動力が伝達される。
【0043】このように各ギヤが噛合した状態におい
て、メインモータ等の駆動源が始動すれば、その回転駆
動力が排紙ローラ対13を回転させる排紙ギヤ71と連
結ギヤ72を経てローラ駆動ギヤ73に伝達され、駆動
ローラ34が搬送ベルト35を移動させることになる。
【0044】この第2実施形態におけるメインモータか
ら駆動ローラ34までの回転駆動力を伝達する駆動力伝
達系の一部に駆動制動手段を設置している。本例では、
例えば図8に示すように、ローラ駆動ギヤ73に駆動制
動手段としてトルクリミッタを設けている。すなわち、
駆動ローラ34とローラ駆動ギヤ73との対向する内側
面にそれぞれスリーブ80,81を設け、両スリーブ8
0,81の外周に、設定された回転駆動力が加わると締
付力が弛むようにコイルスプリング82が巻回されてい
る。そして、通常時にはコイルスプリング82の締付力
によって、駆動ローラ34とローラ駆動ギヤ73とが連
結して一体に回転することができる。しかし、コイルス
プリング82の締付力よりも駆動ローラ34とローラ駆
動ギヤ73間に加わる負荷の方が大きくなると、コイル
スプリング82が径方向に弛み、両スリーブ80,81
がスリップして回転駆動力が伝達されないようになって
いる。
【0045】図9は本発明の第3実施形態における排紙
装置を示す斜視図であり、この第3実施形態における排
紙装置の基本的構成は前記第1実施形態に示すものと同
様なものであって、駆動ローラ34を回転駆動させるた
めの駆動源が排紙構造体に設けられた駆動モータである
ものである。第3実施形態の特徴は、装置本体1の外周
の一部、あるいは排紙構造体30を構成するフレーム体
31の外周の一部に、人等が近接したことを感知する近
接感知センサ90を設け(図ではフレーム体31に設け
ている)、この近接感知センサ90の感知により、記録
紙搬送手段40の駆動を停止させるか、あるいは駆動力
の伝達を停止させるように駆動制御した構成にある。
【0046】図10は第3実施形態における制御系の構
成を示すブロック図であり、91はマイクロコンピュー
タなどからなる制御部であって、制御部91は、排紙ロ
ーラ対13における回転を検知する回転検知センサ4
2,排紙構造体30の一部に設置された駆動モータ45
(図4参照),近接感知センサ90,電源に接続された
電力供給手段92と信号の授受を行い各部をコントロー
ルしている。
【0047】図11のフローチャートを参照して第3実
施形態における回転駆動力の伝達制御について説明す
る。制御部91は、回転検知センサ42の検知信号によ
って排紙動作が行われているか否かを判断し、排紙装置
の稼働中に近接感知センサ90がオンして人が接近して
来たことが検知されると(S1−1のYES)、本例で
は排紙構造体30に設置されている駆動モータ45の動
作を停止させて、記録紙搬送手段40の駆動を停止させ
る(S1−2)。そして、人が遠ざかって近接感知セン
サ90がオフになり(S1−3のYES)、回転検知セ
ンサ42により排紙ローラ対13が回転していないこと
が検知されると(S1−4のNO)、排紙動作が終了し
ていることになって、このまま動作停止状態になる。し
かし、回転検知センサ42により排紙ローラ対13が回
転していることが検知されれば(S1−4のYES)、
排紙が行われることであるため、駆動モータ45を再び
駆動させ(S1−5)、排紙ローラ対13の回転が停止
するまで(S1−6)、駆動モータ45を駆動させる。
【0048】図12は本発明の第4実施形態における排
紙構造体を示す断面図、図13は第4実施形態における
制御系の構成を示すブロック図であり、この第4実施形
態における排紙装置の基本的構成は前記第2実施形態に
示すものと同様なものであって、装置本体1に設置され
たメインモータから排紙構造体30の記録紙搬送手段4
0へ回転駆動力が供給される構成になっている。さらに
第3実施形態と同様に、装置本体1の外周の一部、ある
いは排紙構造体30を構成するフレーム体31の外周の
一部に、人等が近接したことを感知する近接感知センサ
90が設けられている(図では装置本体1に設けてい
る)。
【0049】図13において、91はマイクロコンピュ
ータなどからなる制御部であって、制御部91は、排紙
ローラ対13における回転を検知する回転検知センサ4
2,近接感知センサ90,電源に接続された電力供給手
段92,装置本体1に設置されたメインモータ93、あ
るいは後述するように駆動力伝達系における駆動力の伝
達を断続する電磁クラッチ94等と信号の授受を行い各
部をコントロールしている。
【0050】図14は電磁クラッチ94の設置部分の構
成図であり、本例では、ローラ駆動ギヤ73に電磁クラ
ッチ94を設け、近接感知センサ90によって人が装置
本体1に近付いて来たことが感知されると、その検知信
号を受けて電磁クラッチ94がオフして、ローラ駆動ギ
ヤ73への回転駆動力の伝達を停止させている。
【0051】図15のフローチャートを参照して第4実
施形態における回転駆動力の伝達制御について説明す
る。制御部91は、回転検知センサ42の検知信号によ
って排紙動作が行われているか否かを判断し、排紙装置
の稼働中に近接感知センサ90がオンして人が接近して
来たことが検知されると(S2−1のYES)、本例で
は電磁クラッチ94をオフしてローラ駆動ギヤ73から
駆動ローラ34への回転駆動力の伝達を停止させ、記録
紙搬送手段40の駆動を停止させる(S2−2)。そし
て、人が遠ざかって近接感知センサ90がオフになり
(S2−3のYES)、回転検知センサ42により排紙
ローラ対13が回転していないことが検知されると(S
2−4のNO)、排紙動作が終了していることになっ
て、このまま動作停止状態になる。しかし、回転検知セ
ンサ42により排紙ローラ対13が回転していることが
検知されれば(S2−4のYES)、排紙が行われるこ
とであるため、電磁クラッチ94をオンにしてローラ駆
動ギヤ73から駆動ローラ34への回転駆動力の伝達を
再開させ(S2−5)、排紙ローラ対13の回転が停止
するまで(S2−6)、駆動ローラ34を駆動させる。
【0052】このように、第3,4実施形態によれば、
排紙部に排紙構造体を設置することにより、排紙部に多
量の記録紙が積み重なったままにならず、適当な場所へ
記録紙を容易に移動させることができるため、例えば無
人状態にあっても、ジャムの発生を防止して、すべての
受信文書の確実なる出力が可能になる。しかも、近接感
知センサによってユーザが装置に接近したことを感知す
ることができ、例えば自動運転時などに不用意にユーザ
の体が構成部材の一部に触れてしまって、過負荷が加わ
ったときには、駆動力が加わらないように制御すること
ができるため、ユーザに対する安全性の考慮がなされる
とともに、装置の損傷,故障が発生することを未然に防
ぐことができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の排紙装置
によれば、排紙部に排紙構造体を設置することにより、
排紙部に多量の記録紙が積み重なったままにならず、適
当な場所へ記録紙を容易に移動させることができるた
め、例えば無人状態にあっても、ジャムの発生を防止し
て、すべての受信文書の確実なる出力が可能になる。し
かも、無人状態のとき、あるいは自動運転時などに不用
意にユーザの体が構成部材の一部に触れてしまったとき
など、回転駆動力を伝達する部位に過負荷が加わった場
合には、駆動力が加わらないように制御することができ
るため、ユーザに対する安全性の考慮がなされるととも
に、装置の損傷,故障が発生することを未然に防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を説明するためのウイン
グレス・タイプのファクシミリ装置の構成図
【図2】第1実施形態における排紙装置を示す斜視図
【図3】第1実施形態における排紙構造体を示す断面図
【図4】第1実施形態における駆動ローラの駆動部の構
成を説明するための斜視図
【図5】第1実施形態において使用されるトルクリミッ
タの構成例を示す断面図
【図6】本発明の第2実施形態における排紙構造体を示
す断面図
【図7】第2実施形態における記録紙搬送手段の駆動力
伝達系を説明するための要部の断面図
【図8】第2実施形態におけるトルクリミッタの構成例
を示す断面図
【図9】本発明の第3実施形態における排紙装置を示す
斜視図
【図10】第3実施形態における制御系の構成を示すブ
ロック図
【図11】第3実施形態における回転駆動力の伝達制御
に係るフローチャート
【図12】本発明の第4実施形態における排紙構造体を
示す断面図
【図13】第4実施形態における制御系の構成を示すブ
ロック図
【図14】第4実施形態における電磁クラッチの設置部
分の構成図
【図15】第4実施形態における回転駆動力の伝達制御
に係るフローチャート
【図16】従来のウイングレス・タイプのファクシミリ
装置の構成図
【符号の説明】
1 装置本体 1a 排紙口 13 排紙ローラ対 15 排紙トレイ 30 排紙構造体 31 フレーム体 33 従動ローラ 34 駆動ローラ 35 搬送ベルト 40 記録紙搬送手段 42 回転検知センサ 45 駆動モータ 47 出力ギヤ 48 減速ギヤ 48a トルクリミッタを構成する小径ギヤ 48b トルクリミッタを構成する大径ギヤ 49 伝達ギヤ 50,73 ローラ駆動ギヤ 90 近接感知センサ 91 制御部 93 メインモータ 94 電磁クラッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙が順次排出される排紙部が、ファ
    クシミリ機能を具備している装置の本体に、一体化して
    設置されている排紙装置において、前記排紙部に、記録
    紙搬送手段と、この記録紙搬送手段を駆動する駆動手段
    と、この駆動手段を動作させる駆動源とを備えた排紙構
    造体を着脱可能に設け、前記駆動源から最終被駆動部ま
    でにおける駆動力伝達系に加わる負荷が、駆動力伝達系
    に予め設定されている基準値よりも大きいときに、前記
    駆動源の動作を停止させるか、あるいは前記駆動力伝達
    系の一部を空転状態にして駆動力の伝達を停止させる駆
    動制動手段を設置したことを特徴とする排紙装置。
  2. 【請求項2】 記録紙が順次排出される排紙部が、ファ
    クシミリ機能を具備している装置の本体に、一体化して
    設置されている排紙装置において、前記排紙部に、記録
    紙搬送手段と、この記録紙搬送手段を駆動する駆動手段
    と、駆動手段に対して前記装置の本体に設けられた駆動
    源からの駆動力を伝達するための駆動力伝達手段を備え
    た排紙構造体を着脱可能に設け、前記駆動源から最終被
    駆動部までの駆動力伝達系に、この駆動力伝達系に予め
    設定されている基準値よりも大きな負荷が加わったとき
    に、駆動力伝達系の一部を空転状態にして駆動力の伝達
    を停止させる駆動制動手段を設置したことを特徴とする
    排紙装置。
  3. 【請求項3】 記録紙が順次排出される排紙部が、ファ
    クシミリ機能を具備している装置の本体に、一体化して
    設置されている排紙装置において、前記排紙部に、記録
    紙搬送用ベルトと、この記録紙搬送用ベルトを駆動する
    駆動ローラおよびこの駆動ローラに回転駆動力を伝達す
    るためのギヤあるいはプーリを備えてなる排紙構造体を
    着脱可能に設け、前記駆動ローラあるいはギヤあるいは
    プーリ等のベルト駆動系に加わる負荷が、ベルト駆動系
    に予め設定されている基準値よりも大きいときに、前記
    ベルト駆動系の一部を空転状態にして駆動力の伝達を停
    止させる駆動制動手段を設置したことを特徴とする排紙
    装置。
  4. 【請求項4】 記録紙が順次排出される排紙部が、ファ
    クシミリ機能を具備している装置の本体に、一体化して
    設置されている排紙装置において、前記排紙部に、記録
    紙搬送手段と、この記録紙搬送手段を駆動する駆動手段
    と、この駆動手段を動作させる駆動源とを備えた排紙構
    造体を着脱可能に設け、前記装置の本体あるいは排紙構
    造体に人等が近接したことを感知する近接感知センサを
    設け、この近接感知センサの感知により、前記駆動源の
    動作を停止させるか、あるいは駆動力の伝達を停止させ
    る駆動制御手段を備えたことを特徴とする排紙装置。
  5. 【請求項5】 記録紙が順次排出される排紙部が、ファ
    クシミリ機能を具備している装置の本体に、一体化して
    設置されている排紙装置において、前記排紙部に、記録
    紙搬送手段と、この記録紙搬送手段を駆動する駆動手段
    と、この駆動手段に対して前記装置の本体に設けられた
    駆動源からの駆動力を伝達するための駆動力伝達手段を
    備えた排紙構造体を着脱可能に設け、前記装置の本体あ
    るいは排紙構造体に人等が近接したことを感知する近接
    感知センサを設け、この近接感知センサの感知により、
    駆動力伝達系における駆動伝達を停止させる駆動制御手
    段を備えたことを特徴とする排紙装置。
JP16875298A 1998-03-27 1998-06-16 排紙装置 Pending JPH11334961A (ja)

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