JPH11139793A - フォークリフトのプッシャ装置 - Google Patents

フォークリフトのプッシャ装置

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JPH11139793A
JPH11139793A JP31067097A JP31067097A JPH11139793A JP H11139793 A JPH11139793 A JP H11139793A JP 31067097 A JP31067097 A JP 31067097A JP 31067097 A JP31067097 A JP 31067097A JP H11139793 A JPH11139793 A JP H11139793A
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JP
Japan
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fork
clamp
face plate
pallet
clamp arm
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Pending
Application number
JP31067097A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Nakamura
宏明 中村
Susumu Hasegawa
進 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Kinki Coca Cola Bottling Co Ltd
Original Assignee
Kinki Coca Cola Bottling Co Ltd
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11139793A publication Critical patent/JPH11139793A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷物の押出作業時及び引込作業時において、
クランプユニットの位置調整操作が不要なフォークリフ
トのプッシャ装置を提供する。 【解決手段】 前後に移動可能なフェースプレート7
を、フォークの先端を越えるまではパンタグラフ機構8
に設けた上部ローラ13Uで支持し、越えてからはフェ
ースプレート下部に設けた着地ローラ14が床面に着地
することで支持する構成とする。フェースプレート7の
前面下部には、クランプユニット15を圧縮コイルバネ
24により上向きに付勢した状態で吊下げロッド23に
て下方への変位可能に取り付けるとともに、着地ローラ
14が床面に着地したときにクランプアーム19の高さ
がフォーク高さと同一高さとなるように設定する。ま
た、フェースプレート7が最も手前に引き込まれた初期
位置では、パンタグラフ機構8に設けたローラ32がク
ランプホルダ16のカム部材33を押し下げてクランプ
アーム19の高さをフォークの高さに一致させるように
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてトラック
や貨車などに対する荷物の積み降ろし作業に用いられる
フォークリフトのプッシャ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトにおけるアタッチメント
の1つとして知られる従来のプッシャ装置は、マストに
沿って昇降するリフトブラケットに固着されたフォーク
掛止用のフィンガーバーの前面にフォークと共に昇降す
る直立状のフェースプレートを設け、そのフェースプレ
ートをプッシュシリンダによりパンタグラフ機構を介し
て前後方向に移動可能に構成したものであり、フォーク
上の荷物をパレットと共にフェースプレートによって前
方に押し出して荷台に積み込むといった形態で使用され
る。ところが、荷台にローラコンベアが設定されている
ような場合には、荷物をローラコンベア上に勢い良く押
し出すと、荷物が暴走して荷台の壁面に衝突し、壁面又
は荷物が損傷する虞れがある。そのため、このような問
題を解消するために、フェースプレートの下部にパレッ
トの桁を把持するクランプユニットを設け、フェースプ
レートによる荷物の押し出し時における荷物の暴走を防
止するようにしたものがある。このようなプッシャ装置
としては、例えば特開平8−133696号公報があ
る。上記公報記載のクランプユニットは、フェースプレ
ートの下部前面から前方へ突出する左右一対のクランプ
アームと、そのクランプアームを開閉可能に支持するク
ランプホルダと、作動アクチュエータとしてのクランプ
シリンダとから構成され、フォークと共にクランプアー
ムをパレットのフォークポケットに差し込んで桁を把持
するようにしたものである。従って、クランプアームは
フェースプレートが最も手前に引き込まれた初期位置で
は、フォークと同一高さとなるようにその位置が設定さ
れている。
【0003】ところで、クランプユニット付プッシャ装
置の場合、クランプアームでパレットを把持した状態で
荷物を持ち上げたとき又は降ろしたときには、クランプ
アームとフォークとに上下方向の相対移動が生じるの
で、これに対応するために上記公報記載のプッシャ装置
においては、クランプユニットをフェースプレートに対
して下方への変位可能にバネにて吊下げ支持する一方、
フェースプレートをパンタグラフ機構に対してカムとロ
ーラからなる支持手段を介して上方への変位可能に支持
する構成を採用している。また、パレットとローラコン
ベアとに高低差がある状態で荷物を押し出した場合、パ
レットがローラコンベア上に乗り移る際に上記高低差に
よってクランプアームにて把持されたパレットに無理な
外力が作用して破損する虞れがあるため、このような不
具合を解決するために、クランプアームがフォーク先端
を越えて前方へ移動したときには、カムとローラの係合
が解かれてフェースプレートがストッパにて規制される
位置まで自重で下降する構成を採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報記
載のクランプユニット付プッシャ装置の場合、前記クラ
ンプユニットは荷物の押出作業に際しての荷物の暴走防
止に用いられるに止まらず、フォークが届かないような
奥まった位置の荷物をフォーク上に引き込むといった作
業形態で用いられることもある。ところが、公報記載の
従来のクランプユニット付プッシャ装置では、上述した
ように、奥まった位置の荷物の引込作業を行うに際し
て、クランプアームをフォーク先端を越えて前方へ移動
させた場合には、カムとローラの係合が解かれてフェー
スプレートが自重で下降するため、クランプアームも同
様に下降してパレットに対する位置ずれが発生する。従
って、クランプアームをパレットに差し込むに際して、
パレットに対するクランプアームの位置調整操作が必要
になるといった操作上の煩わしさがある。
【0005】また、押出作業時においては、フォーク先
端を越える前方位置まで押し出したのち、クランプを解
除すると、上記と同様の理由でクランプアームが下降す
るので、そのまま引き込み操作を行った場合、フェース
プレートがカムとローラとの係合によって規定位置に引
き上げられるまでの間では、クランプアームを荷台の床
面上を引きずる虞れがある。従って、そのときも、クラ
ンプアームの位置を変えるための操作が必要になるとい
った操作上の煩わしさがある。
【0006】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、荷物の押出作業
時及び引込作業時において、クランプユニットの位置調
整操作が不要なフォークリフトのプッシャ装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成したものである。即ち、請
求項1の発明は、マストと、そのマストに沿って昇降可
能な昇降部材と、その昇降部材に固定されたフォーク
と、そのフォーク上の荷物をパレット毎前方へ押し出す
べく前記昇降部材に前後移動可能に取り付けられたフェ
ースプレートと、そのフェースプレートの下部に設けら
れてパレットの桁を把持可能なクランプユニットとを備
えたフォークリフトのプッシャ装置であって、前記フェ
ースプレートを最も手前に引き込まれた初期位置からフ
ォーク先端付近を越えるまでの間にわたって支持するフ
ェースプレート支持手段と、前記フェースプレートに設
けられ、フォーク先端付近を越えて前方へ移動されたフ
ェースプレートを床面に着地することで支持する着地ロ
ーラと、前記クランプユニットを上向きの付勢力を与え
た状態で下方へ変位可能に支持するとともに、前記着地
ローラの床面への着地時におけるクランプユニット高さ
をフォーク高さと同一高さに保持するクランプユニット
支持手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】上記のように構成された請求項1の発明に
よれば、フェースプレートがフォーク先端を越えて前方
へ移動したときには、フェースプレートの着地ローラが
床面に着地し、そのときのクランプユニット高さがフォ
ークと同一高さとなる。従って、荷物のフォーク上への
引込作業を行うに際し、予めフォーク高さをパレットに
対して適正な差し込み位置となるように位置決めしてお
けば、クランプユニットはパレットに対して適正に挿入
される。一方、荷物の押出作業時においても、荷物の押
出後、クランプユニットによるパレットの把持を解除す
ると、クランプユニットはフォークと同一高さに保持さ
れる。そのため、従来のようなクランプユニットが下降
し、その後の引き込み時に床面上を引きずるといった不
具合が発生しない。即ち、本発明によれば、荷物の押出
作業時及び引込作業時において、クランプユニットの位
置調整操作が一切不要となり、操作性が向上する。
【0009】ところで、フェースプレートが最も手前に
引き込まれた初期位置において、クランプユニットが上
方向への移動を制限されていると、荷物をフォーク上に
積載する場合に、パレットにフォーク及びクランプユニ
ットを差し込んだのち、フォークにてパレットを持ち上
げ、その後クランプユニットによってパレットを把持す
るといった順序の操作形態を行った場合は、その後、運
搬先の荷台のローラコンベア上にパレットを降ろしてか
ら、さらにフォークを下げるといった操作を行おうとし
たとき、フォークを下げれないといった弊害が生ずる。
即ち、クランプユニットの把持作用を一旦解除しない
と、荷物を降ろすことができないという不具合がある。
【0010】そこで、上記の不具合を解決することを目
的として、請求項2及び請求項3の発明の発明を創出し
た。請求項2の発明は、請求項1記載のフォークリフト
のプッシャ装置において、前記クランプユニットにおけ
るクランプアームの先端には、前下がりの傾斜面を有す
る挿入ガイド部を設けたことを特徴とする。
【0011】上記構成の請求項2の発明によれば、フェ
ースプレートが最も手前に引き込まれた初期位置におい
て、クランプユニットがフォークよりもやや高位となる
ように設定しておくことによって、クランプユニットを
フォークと共にパレットのフォークポケットへ差し込む
ときに、クランプユニットがフォークポケットの上端に
て挿入ガイド部の傾斜面を押し下げられつつ差し込まれ
る。このため、クランプユニットはパレットを把持した
状態では、その把持時期がフォークによるパレットの持
ち上げ操作の前後のいずれであってもフォークに対して
上記の挿入ガイド部による押し下げ分だけ上方へ変位可
能となる。従って、操作順序の如何を問わず、荷物を床
面に降ろしたときに、パレットに対してフォークを下げ
ることが可能となり、適正に荷降ろしを行い得る。
【0012】また、請求項3の発明は、請求項1記載の
フォークリフトのプッシャ装置において、前記クランプ
ユニットを、クランプホルダーと、クランプアームとか
ら構成し、そのクランプアームをクランプホルダーに対
して上昇可能に取り付けるとともに、常にはストッパに
て規制される下限位置に保持する構成としたことを特徴
とする。このような構成の請求項3の発明によれば、ク
ランプアームはパレットを把持した状態でフォークに対
して相対的に上方へ変位可能なため、請求項2の発明と
同様に、フォークとクランプユニットの操作順序の如何
を問わず、荷物を床面に降ろしたときに、パレットに対
してフォークを下げることが可能となり、適正に荷降ろ
しを行い得る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。先ず、図1〜図3に基づ
いて第1の実施の形態を説明する。図1は本実施の形態
に係るフォークリフトのプッシャ装置を示す斜視図であ
り、図2及び図3は同じく側面図、図4は同じく平面図
である。
【0014】図示のように、フォークリフトのマスト1
に沿って昇降可能なリフトブラケット2に固着されたフ
ィンガーバー3には、左右一対のフォーク4がフック5
を介して掛止されており、リフトブラケット2とフィン
ガーバー3とにより昇降部材が構成されている。また、
フォーク4上の荷物を押し出すための格子状に形成され
るフェースプレート7は、リフトブラケット2に対して
左右一対の伸縮自在なパンタグラフ機構8を介して支持
され、左右一対のプッシュシリンダ9によってフォーク
4上を前後移動されるようになっている。なお、フェー
スプレート7の移動ストロークは、フォーク4の長さの
例えば2〜3倍程度に設定される。
【0015】パンタグラフ機構8を構成するリンクの基
部側端部は、その下端部がリフトブラケット2にピン1
0により回動自在に取り付けられ、上端部がリフトブラ
ケット2に固定された断面溝形の縦レール6に対してロ
ーラ11を介して上下動可能に取り付けられている。一
方、リンクのフェースプレート側端部には、上下両端部
共、フェースプレート7の左右両端部に設けたチャンネ
ル状のレール部材12内を転動するローラ13U,13
Lが備えられている。そして、フェースプレート7にお
ける左右のレール部材12の上端を結合するアッパバー
12aが上部ローラ13U上に乗っている。従って、パ
ンタグラフ機構8が伸縮されると、上部ローラ13Uは
上下に変位されるため、それに追従する形態でフェース
プレート7も上下に変位する。即ち、パンタグラフ機構
8における上部ローラ13Uは、フェースプレート7を
吊下げ状に支持するフェースプレート支持手段を構成す
るものであり、このフェースプレート支持手段は、図2
に示すように、フェースプレート7が最も手前に引き込
まれた初期位置からフォーク4の先端を越えるまでの範
囲にわたって支持する。
【0016】また、フェースプレート7の左右両下端
部、即ち、左右のレール部材12の下端部には、着地ロ
ーラ(タイヤ)14が回転可能に設けられており、この
着地ローラ14は図3に示すように、フェースプレート
7がフォーク4の先端を越えて前方へ移動したとき、即
ち、前記上部ローラ13Uによる支持範囲を越えて移動
したときに、荷物Wの積み降ろし対象としての荷台等の
床面に着地することによって、上部ローラ13Uに代わ
ってフェースプレート7を支持する(図3参照)。な
お、着地ローラ14は少なくともその外周面がゴム等の
ような緩衝性、防音性の材質のもので構成され、床面転
動時の騒音防止あるいは床面の損傷防止が図られる。
【0017】フェースプレート7の前面下部には、パレ
ット把持用、具体的にはパレットPの中央桁P1 を把持
するためのクランプユニット15が設置されており、こ
のクランプユニット15はクランプホルダ16と、その
クランプホルダ16に左右方向(横方向)に水平移動可
能に取り付けられる左右一対のクランプアーム19とか
ら構成される。
【0018】クランプホルダ16はフェースプレート7
における左右のレール部材12間に配置されるととも
に、レール部材12に対してそれぞれ上下一対のローラ
17を介して上下動可能に取り付けられており、そのク
ランプホルダ16の前面下部には、断面略T形のガイド
レール18が略水平に横架固定されている。そして、ガ
イドレール18には、前方に略水平状に突出する左右一
対のクランプアーム19がその基部を摺動可能に取り付
けられて開閉可能とされており、両クランプアーム19
の対向側面(把持面)にはゴム等の緩衝材料からなるク
ランプパッド20が固着されている。即ち、本実施の形
態では、クランプアーム19の内向きの移動方向を把持
方向としたものであり、パレットPのフォークポケット
に差し込んで中央の桁P1 をを把持する構成としている
(図4参照)。そして、クランプアーム19の肉厚はフ
ォーク4の肉厚よりも薄く設定されている。
【0019】また、クランプアーム19を開閉作動する
ためのアクチュエータとして本実施の形態では、運転席
にて操作可能な油圧式のクランプシリンダ21が用いら
れている。このクランプシリンダ21は両クランプアー
ム19の基部間に横架され、本体側が一方のクランプア
ーム19に、ピストンロッド側が他方のクランプアーム
19にそれぞれピン21aを介して連結されている。こ
のため、クランプアーム19による中央桁P1 の把持作
用は、パレット基準で行われる。
【0020】そして、上記のように構成されたクランプ
ユニット15は、フェースプレート7における左右のレ
ール部材12の外側面に設置されたクランプユニット支
持手段22によって支持されている。クランプユニット
支持手段22は、クランプホルダ16を吊り下げる吊下
げロッド23と、クランプホルダ16をその自重に打ち
勝って常に上向きに付勢する手段としての圧縮コイルバ
ネ24と、その付勢によるクランプホルダ3の押し上げ
位置を規制するためのストッパ28とから構成されてい
る。
【0021】吊下げロッド23は、レール部材12の外
側面に突設されたブラケット25を上下動可能に貫通し
ており、その上端部にダブルナット26にて締着された
バネ受け27と、前記ブラケット25との間に介在され
た圧縮コイルバネ24によって上向きに付勢されるとと
もに、常にはロッド外周に設けたストッパ28がブラケ
ット25の下面に当接することによって規定位置に保持
されている。そして、吊下げロッド23の下部は、クラ
ンプホルダ16に設けられた耳部16aの孔を遊嵌状に
貫通し、その貫通下端部にダブルナット29で締着され
たリング30によって耳部16aを吊り下げている。
【0022】即ち、クランプユニット支持手段22は、
クランプユニット15を上向きの付勢力を付加した状態
で吊下状に支持するとともに、フォーク4を荷台等に置
かれたパレットPのフォークポケットに対して適正な差
し込み高さに位置決めした状態において、図3に示すよ
うに、そのクランプユニット15を着地ローラ14が荷
台等の床面に着地したときのクランプユニット15の高
さがフォーク高さと同一高さとなる位置にストッパ28
によって保持するように設定されている。なお、耳部1
6aはレール部材12の前面を通って外側面に回り込む
ように形成されている。
【0023】また、クランプユニット15はフェースプ
レート7が初期位置にあるときにクランプユニット位置
決め手段31によって押し下げられるようになってい
る。即ち、クランプユニット位置決め手段31は、前記
パンタグラフ機構8のリンクに設けられたローラ32
と、クランプホルダ16に設けたカム部材33とから構
成されており、図2に示すように、フェースプレート7
が初期位置に引き込まれたときに、ローラ32がカム部
材33を上方から押圧することによってクランプユニッ
ト15を前記クランプユニット支持手段22の付勢力に
抗して下動させ、クランプアーム19の上面をフォーク
4の上面に一致させるようになっている。なお、カム部
材33のカム面はフェースプレート7が前方へ移動され
るに伴ってローラ32から離れるように後下がりの傾斜
面に設定されている。
【0024】本実施の形態に係るフォークリフトのプッ
シャ装置は、上記のように構成したものであり、従っ
て、空荷状態でかつフェースプレート7が初期位置にあ
るときは、図2に示すように、パンタグラフ機構8の上
部ローラ13Uがフェースプレート7のアッパバー12
aを押し上げており、着地ローラ14はフォーク4の上
方に浮上している。また、パンタグラフ機構8のローラ
32によってカム部材33が押圧され、クランプユニッ
ト15が圧縮コイルバネ24に抗して押し下げられ、ク
ランプアーム19の高さがフォーク4の高さに一致して
いる。
【0025】従って、フォーク4に荷物Wを積載する荷
取り作業を行うべく、フォーク4をパレットPのフォー
クポケットに位置合わせして差し込むと、クランプアー
ム19もフォークポケットに差し込まれる。その後、ク
ランプシリンダ21を作動してクランプアーム19によ
るパレットPの中央桁P1 を把持してから、フォーク4
を上昇動作させてパレットPを持ち上げるが、このと
き、パレットP側に固定されたクランプアーム19は圧
縮コイルバネ24を圧縮させつつフォーク4に対して相
対的に下がることになる。
【0026】次に、フォーク4上の荷物Wをローラコン
ベア51を備えたトラックの荷台52等に積み込む場合
について説明する。先ず、フォーク4を下降し、パレッ
トPをローラコンベア51上に降ろす(フォーク4は図
4に示すような並行に配置されたローラコンベア51間
の該ローラコンベア51よりも低い床面に降ろされ
る)。この場合、クランプアーム19はフォーク4に対
して前記荷取り時に下がった分だけ上がることが可能な
ため、フォーク4をパレットPから問題なく離すことが
できる。
【0027】つづいて、プッシャシリンダ9を伸長作動
させると、パンタグラフ機構8を介してフェースプレー
ト7が前進し、フォーク4上の荷物WがパレットPと共
に押し出される。この前進動作に従ってパンタグラフ機
構8の上部ローラ13Uが漸次下降するので、上部ロー
ラ13Uにて支持されているフェースプレート7も共に
下降するが、このとき、クランプユニット15を押し下
げているローラ32がカム部材33のカム面から漸次離
れるので、クランプアーム19は吊下げロッド23に沿
って上昇可能となる。従って、クランプアーム19はフ
ェースプレート7の下降に関係なくパレットPに追従で
きる。
【0028】そして、図3に示すように、フェースプレ
ート7がフォーク4の先端を通過すると、着地ローラ1
4が荷台52の床面に着地して転動する。従って、その
後のフェースプレート7の前進は上部ローラ13Uのさ
らなる下降に関係なく床面に対して一定高さに保持され
ることになる。かくして、パレットPはクランプアーム
19にて把持された状態でローラコンベア51上を押し
出され、暴走が防止される。
【0029】つづいて、パレットPの押出位置におい
て、クランプアーム19の把持作用が解除されると、該
クランプアーム19は吊下げロッド23に対して上昇し
た分だけ下降し、その位置、つまりフォーク4と同一高
さ位置に吊下げロッド23で保持される。従って、その
状態でプッシャシリンダ9を縮小作動してフェースプレ
ート7を後退すれば、クランプアーム19はパレットP
及び荷台52の床面に当たることなく後退される。ま
た、フェースプレート7はフォーク4の先端に近づく
と、パンタグラフ機構8の収縮に伴い漸次上昇する上部
ローラ13Uによってアッパバー12aを押し上げられ
て上昇しつつ後退する。このため、クランプアーム19
は一旦フォーク4の上面を越えて上昇するが、フェース
プレート7が最も手前に引き込まれた初期位置では、ロ
ーラ32によってカム部材33が押圧されるため、圧縮
コイルバネ23に抗してクランプユニット15が押し下
げられ、クランプアーム19の高さがフォーク4の高さ
に一致される。
【0030】次に、荷台52の奥側にある荷物Wを引き
込んでフォーク4に積載する場合について説明する。こ
の場合は、空荷状態のフォーク4を荷台52上のパレッ
トPのフォークポケットに対する適正差し込み位置に位
置決めしたのち、プッシャシリンダ9を伸長作動すれ
ば、押出時と同様にフェースプレート7が漸次下降しな
がら前進し、フォーク4の先端を通過した時点で着地ロ
ーラ14が荷台53の床面に着地するが、一方、クラン
プアーム19はローラ32がカム部材33から離れるた
め、圧縮コイルバネ23によって引き上げられる。その
結果、クランプアーム19の高さはフォーク4の高さに
一致することになる。従って、着地ローラ14によって
一定高さに保持されたフェースプレート7をそのまま前
進すれば、図3に示すように、クランプアーム19はパ
レットPのフォークポケット内に何ら支障なく円滑に差
し込まれることになる。
【0031】その後は、クランプアーム19によってパ
レットPの中央桁P1 をクランプしたのち、プッシャシ
リンダ9を縮小作動すれば、パレットPはローラコンベ
ア52上を引き出されてフォークポケット内にフォーク
4が差し込まれる。このとき、フェースプレート7はフ
ォーク4の先端に近づくと、パンタグラフ機構8の収縮
に伴い漸次上昇される上部ローラ13Uによってアッパ
バー12aを押し上げられて上昇しつつ初期位置に戻
る。その後はフォーク4を上昇してパレットPを持ち上
げて荷台52から搬出することができる。
【0032】以上述べたように、本実施の形態によれ
ば、空荷の状態では、フェースプレート7が最も手前に
引き込まれた初期位置にあるとき、及びフォーク4の先
端を越えて前方へ移動した位置にあるときのいずれの位
置においても、クランプアーム19をフォーク4と同一
高さに保持できる。このため、フォーク4をクランプア
ーム19と共にパレットPに差し込むとき、あるいはク
ランプアーム19のみを差し込むとき、その差し込み作
業を円滑に行うことができる。また、荷物Wの押出作業
時において、クランプアーム19によるパレットPの把
持作用を解除したときも、クランプアーム19がフォー
ク4と同一高さに保持されるため、その後のフェースプ
レート7の引き込み作用を支障なく行うことができる。
【0033】また、実際の作業においては、パレットP
とローラコンベア52とに高低差がある状態で荷物Wを
押し出すことが考えられ、この場合、パレットPがロー
ラコンベア52上に乗り移る際に上記高低差によってク
ランプアーム19にて把持されたパレットPに無理な外
力が作用して破損する虞れがある。しかるに、本実施の
形態においては、パレットPがある程度押し出された位
置では、クランプアーム19は上下いずれの方向にも移
動が許容されているため、このことによって上記の高低
差が吸収されてパレットPの損傷が防止される。
【0034】ところで、上述した第1の実施の形態に係
るプッシャ装置の場合は、フェースプレート7が最も手
前に引き込まれた初期位置においては、ローラ32がカ
ム部材33を押圧してクランプユニット15を押し下げ
ている。従って、この状態でフォーク4上へ荷物Wを積
載するための荷取り作業を行う場合において、フォーク
4と共にクランプアーム19をパレットPへ挿入後、フ
ォーク4にてパレットPを持ち上げてからクランプアー
ム19によるパレットPの把持作用を行った場合には、
その後においてパレットPをローラコンベア51上に降
ろしたときに、クランプユニット15はローラ32で押
し下げられている関係でフォーク4に対して上方へ変位
できない。このため、フォーク4をパレットPに対して
下げれないといった不具合が発生する。
【0035】そこで、上記のような不具合を解決するこ
とを課題として、第2及び第3の実施の形態を提供した
ものであり、先ず、第2の実施の形態を図5及び図6に
基づいて説明する。この実施の形態では、クランプアー
ム19の先端に前下がりの傾斜面を有する挿入ガイド部
19aを設けることで対応したものであり、そして、フ
ェースプレート7が初期位置にあるときに、ローラ32
がカム部材33を押圧することで押し下げられるクラン
プアーム19は、その挿入ガイド部19aの先端高さが
フォーク4の上面に一致する設定としたものである。な
お、その他については、前述の第1の実施の形態と同様
に構成される。
【0036】従って、第2の実施の形態の場合は、フェ
ースプレート7が図6の(a)に示す初期位置にある状
態でフォーク4をパレットPに差し込むと、図6の
(b)に示すようにクランプアーム19における挿入ガ
イド部19aの傾斜面がパレットPにおけるフォークポ
ケットの上端面に当接して押し下げられる。つまり、ク
ランプアーム19は圧縮コイルバネ24に抗して押し下
げられつつ差し込まれ、カム部材33がローラ32から
離れる。このため、フォーク4にてパレットPの持ち上
げてから、クランプアーム19によるパレットPの把持
作用を行った場合であっても、クランプアーム19はカ
ム部材33がローラ32から離れた分だけは上昇するこ
とが可能なことから、運搬後において、パレットPをロ
ーラコンベア51上に降ろしたのち、フォーク4を下げ
ることができる。なお、クランプアーム19によるパレ
ットPの把持作用をフォーク4による持ち上げ操作後に
行った場合は、第1の実施の形態の場合と同様に問題な
く荷物Wを降ろすことができる。
【0037】次に、第3の実施の形態を図7及び図8に
基づいて説明する。第3の実施の形態は、クランプユニ
ット15において、クランプホルダ16の前面には、断
面略T字形に形成された左右一対のガイド部16bが縦
向きに形成され、そのガイド部16bには、チャンネル
状のスライドレール34が上下動可能に嵌合されるとと
もに、ガイド部16bの下部側に設けたストッパ35に
よってスライドレール34の下降端を規制されている。
そして、スライドレール34の前面には、ガイドレール
18が横架状に固定され、そのガイドレール18にクラ
ンプアーム19の基部が横方向に摺動可能に嵌合されて
いる。なお、その他については、前述の第1の実施の形
態と同様に構成される。
【0038】即ち、第3の実施の形態は、第1の実施の
形態の構成に加え、クランプアーム19をクランプホル
ダ16に対して自由に上方へ変位できる構成を採用した
ものである。従って、フェースプレート7が引き込まれ
た初期位置での荷取り作業時において、フォーク4及び
クランプアーム19をパレットPに差し込んだのち、ク
ランプアーム19によるパレットPの把持作用をフォー
ク4によるパレットPの持ち上げ操作後に行った場合で
あっても、クランプホルダ16自体はローラ32によっ
てカム部材33を押圧されて上向きに移動できないが、
クランプアーム19は上動できることから、運搬後にお
いて、パレットPをローラコンベア51上に降ろしたの
ち、フォーク4を下げることができる。
【0039】即ち、第2及び第3の実施の形態によれ
ば、いずれの場合も操作形態の如何に関係なく荷物Wを
荷台に積み付けることができる。また、第2の実施の形
態の場合は、第3の実施の形態に比べると、構造の簡素
化及び軽量化が図れるといった点で有利である。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
プッシャ装置の本来の機能である、フォーク上の荷物を
前方へ押し出す際の荷物の暴走を防止するとともに、フ
ォークが届かないような奥まった位置の荷物をフォーク
上に積み込むことができることは勿論のこと、荷物の押
出作業時及び荷物の引込作業時において、クランプユニ
ットの位置を調整するための操作が不要なことから、操
作性が向上し、作業能率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るプッシャ装置を示す斜
視図である。
【図2】同じくプッシャ装置の側面図であり、フェース
プレートが引き込まれた状態を示す。
【図3】同じくプッシャ装置の側面図であり、フェース
プレートが押し出された状態を示す。
【図4】同じくプッシャ装置の平面図である。
【図5】第2の実施の形態に係るプッシャ装置を示す斜
視図である。
【図6】クランプアームの作動態様の説明図であり、
(a)はパレットに対する差し込み前の状態を示し、
(b)は差し込み後を示す。
【図7】第3の実施の形態に係るプッシャ装置を示す斜
視図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1…マスト 4…フォーク 6…ホルダ 7…フェースプレート 8…パンタグラフ機構 12…レール部材 12a…アッパバー 13U…上部ローラ 14…着地ローラ 15…クランプユニット 16…クランプホルダ 19…クランプアーム 22…クランプユニット支持手段 23…吊下げロッド 24…圧縮コイルバネ 28…ストッパ 31…クランプユニット位置決め手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マストと、そのマストに沿って昇降可能
    な昇降部材と、その昇降部材に固定されたフォークと、
    そのフォーク上の荷物をパレット毎前方へ押し出すべく
    前記昇降部材に前後移動可能に取り付けられたフェース
    プレートと、そのフェースプレートの下部に設けられて
    パレットの桁を把持可能なクランプユニットとを備えた
    フォークリフトのプッシャ装置であって、 前記フェースプレートを最も手前に引き込まれた初期位
    置からフォーク先端付近を越えるまでの間にわたって支
    持するフェースプレート支持手段と、 前記フェースプレートに設けられ、フォーク先端付近を
    越えて前方へ移動されたフェースプレートを床面に着地
    することで支持する着地ローラと、 前記クランプユニットを上向きの付勢力を与えた状態で
    下方へ変位可能に支持するとともに、前記着地ローラの
    床面への着地時におけるクランプユニット高さをフォー
    ク高さと同一高さに保持するクランプユニット支持手段
    とを備えたことを特徴とするフォークリフトのプッシャ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記クランプユニットにおけるクランプ
    アームの先端には、前下がりの傾斜面を有する挿入ガイ
    ド部を設けたことを特徴とする請求項1記載のフォーク
    リフトのプッシャ装置。
  3. 【請求項3】 前記クランプユニットを、クランプホル
    ダと、クランプアームとから構成し、クランプアームを
    クランプホルダに対して上昇可能に取り付けるととも
    に、常にはストッパにて規制される下限位置に保持する
    構成としたことを特徴とする請求項1記載のフォークリ
    フトのプッシャ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1312578A1 (en) * 2001-11-16 2003-05-21 Cesari, Claudia Improved equipment for dividing stacks of palletized goods
CN102910558A (zh) * 2012-11-01 2013-02-06 昆明鼎承科技有限公司 全自动卸货机
CN110526174A (zh) * 2019-09-30 2019-12-03 杭叉集团股份有限公司 一种叉车用货叉机构
CN113942960A (zh) * 2021-11-05 2022-01-18 惠州市创盈海棉制品有限公司 一种用于叉车的同步自定位升降机构

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