JP2918458B2 - 荷受台昇降装置 - Google Patents

荷受台昇降装置

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JP2918458B2
JP2918458B2 JP21493394A JP21493394A JP2918458B2 JP 2918458 B2 JP2918458 B2 JP 2918458B2 JP 21493394 A JP21493394 A JP 21493394A JP 21493394 A JP21493394 A JP 21493394A JP 2918458 B2 JP2918458 B2 JP 2918458B2
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幸平 米田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷箱の後端左右に立設
されたポストに沿って荷受台が昇降する荷受台昇降装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の荷受台昇降装置として
は、図13に示すように、荷受台bが荷箱aの後部下方
に格納自在に構成されるとともに、作業時には荷受台b
を荷箱aの後方に引き出して作業位置に配置し、荷箱a
の床面a1と略面一になる上昇位置と地上との間で荷箱
aの後端左右両側に立設されたポストに沿って昇降させ
ることで、荷物の積卸しを行っていた。
【0003】この荷受台bは、3分割されたもので、基
端部を支持用クロスビームで受けるとともに、先端部を
クロスメンバと溶接止めして一体とする構造を有し、作
業位置においては、基端部がリフト装置にて、また、先
端部が支持用ワイヤcにて4点支持される構造になされ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように荷受台が4点支持されたものでは、荷受台の
昇降時に該荷受台を水平保持するために荷受台の昇降に
伴って支持用ワイヤの長さを調整する調整機構が必要
で、装置全体の構成が複雑になるとともに、重量の増加
を招くという問題があった。また、荷受台を格納位置か
ら作業位置に引き出す際、またはその逆に作業位置から
格納位置に押し込む際において、支持用ワイヤのテンシ
ョンが存在すると、このテンションが引き出し、または
押し込みの抵抗となって操作に影響を与えるという問題
があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の荷受台昇降装置
は、荷箱の後端両側に立設されたポストに沿ってスライ
ダが摺動自在に設けられ、該スライダの下端に設けられ
た荷受台が荷箱の床面と略面一になる上昇位置と地上と
の間で昇降自在に構成された荷受台昇降装置において、
前記荷受台は、支持装置により前記スライダの下端に水
平保持されるとともに、荷箱の下方に格納可能なように
スライド自在に片持支持され、且つ格納時において荷箱
を載置するフレームと干渉しないよう基端から先端部途
中にかけてスリットが形成された櫛状に構成されたもの
である。
【0006】前記荷受台に形成されたスリットは、閉塞
手段により閉塞自在に構成されている。
【0007】前記支持装置は、荷受台の両側縁の上下も
しくは中間部を支持する支持ローラを備えたものであ
る。
【0008】
【作用】荷受台を支持装置により片持支持し、荷受台に
かかる荷重をスリットがない先端部を介してこの支持装
置で支持する。
【0009】また、荷受台に形成されたスリットを閉塞
手段により閉塞することで、該スリットにキャスターや
作業者の足が落ち込こむのを防止する。
【0010】さらに、支持ローラにより、荷受台の両側
縁の上下もしくは中間部を支持することで、荷受台の円
滑に格納させる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0012】図1及び図2は荷受台昇降装置を示してい
る。
【0013】この荷受台昇降装置は、荷箱1の後端両側
にそれぞれ立設されたポスト2内にスライダ3が該ポス
ト2に沿って上下方向に移動自在に設けられ、スライダ
3の移動によりこのスライダ3の下端に支持された荷受
台4を昇降させる垂直昇降方式のものである。
【0014】前記スライダ3の上端部及び途中部にはロ
ーラ31がそれぞれ設けられ、これらローラ31がポス
ト内2を転動することでスライダ3がポスト2内を上下
方向に円滑に移動することができる。
【0015】前記荷受台4は、前記スライダ3に支持装
置5を介して支持されている。支持装置5は、図3及び
図4に示すように、スライダ3の下端に固設されたブラ
ケット32に支持部材51の後端部上方が枢支され、該
支持部材51の前端部上面がブラケット32に設けられ
たストッパ33に当接配置されている。
【0016】この支持部材51の前後にはローラ52が
配置されており、これらローラ52が前記荷受台4の両
側部に配置されたみぞ形鋼41内に転動自在に嵌入配置
され、左右4個のローラ52よって荷受台4を水平状態
で保持するとともに、後述するように荷箱1の下方に格
納可能なようにスライド自在に支持している。
【0017】前記荷受台4には、図5及び図6に示すよ
うに、荷箱1の下方に格納する際において、該荷箱1を
載置するフレーム(図示例ではシャーシフレーム10上
に前後に配置された縦ネダであり、以下、縦ネダ11と
する。)との干渉を避けるように、基端から前端途中部
にかけて2本のスリット42が左右に平行に形成されて
いる。すなわち、この荷受台4は、先端部4aを胴部と
する櫛状に形成されている。
【0018】前記スリット42は、上述したように縦ネ
ダ11との干渉を避けるよう、その幅が該縦ネダ11の
幅よりも若干大きく形成されているとともに、長さが縦
ネダ11の長さや荷箱1の長さに適合するように形成さ
れている。
【0019】このようにスリット42を形成した荷受台
4は、該荷受台4に係る荷重により発生する捩じりモー
メント及び曲げモーメントを前記支持装置5によって安
定的にサポートするよう、両端縁が前記みぞ形鋼41で
構成されるとともに、複数の補強部材43が配設されて
おり、例えば図5に示すX部にかかる荷重により発生す
る捩じりモーメント及び曲げモーメントを先端部4aを
経て前記支持装置5でサポートすることができる。
【0020】前記スリット42には、該スリット42に
キャスターや作業者の足が落ち込こむと危険であるた
め、作業時においては、図7に示すように、このスリッ
ト42を閉塞する角材(閉塞手段)6が配置される。こ
の角材6は、例えば木、プラスチック、アルミ等で形成
され、縦ネダ11の幅Lを考慮してスリット42の両側
に固設された係止片44に載置することで、その上面が
荷受台4の上面と略面一になるようなされている。
【0021】また、角材6は強度が許せば図7に一点鎖
線で示すように薄板であってもよい。この場合、係止片
44は、薄板の上面が荷受台4の上面と略面一になるよ
うスリット42の上部に設けられることになる。
【0022】前記スライダ3の下端には、図1に示すよ
うに、前記ポスト2と略平行に配設された油圧シリンダ
70(71)のロッド701(711)の先端が連結さ
れている。左右の油圧シリンダ70(71)は、図8に
示す油圧回路により同調して伸縮可能に構成されてい
る。
【0023】図8において、PはモータMにより駆動さ
れる油圧ポンプで、油圧ポンプPの吐出側は油圧シリン
ダ70のロッド側室70bと油圧シリンダ71のピスト
ン側室71aとに油路72、73を介して連通されてい
る。
【0024】前記油圧シリンダ70のピストン側室70
aは連通路74によって前記油圧シリンダ71のロッド
側室71bに連通されている。
【0025】ここで、油圧シリンダ70と油圧シリンダ
71とは、油圧シリンダ70のピストン側受圧面積と油
圧シリンダ71のロッド側受圧面積とが同一に設定され
ている。
【0026】これにより油圧シリンダ70のロッド70
1は、油圧シリンダ71のロッド側室71bから吐出さ
れた油に見合った分だけ伸長することになる。
【0027】この際、前述したように油圧シリンダ71
のロッド側受圧面積と油圧シリンダ70のピストン側受
圧面積は同一であり、しかも油圧シリンダ71のロッド
側室71bから吐出された油を油圧シリンダ70のピス
トン側室70aに供給しているため、油圧シリンダ71
のロッド711がΔSストロークすると、油圧シリンダ
70のロッド701もこれに同調してΔSストロークす
ることになる。
【0028】なお、図8の符号75は油路72に設けら
れたチェック弁で、このチェック弁75は、前記連通路
74からパイロット圧を導いているパイロットチェック
弁であり、連通路74からのパイロット圧が負圧になる
と、油路72を遮断するよう構成されている。また、7
6はチェック弁を備えた切換弁、77はチェック弁、7
8は急落防止用弁、79はリリーフ弁である。
【0029】次に、このように構成された荷受台昇降装
置の動作について説明する。
【0030】まず、荷受台4を格納する場合は、荷受台
4を格納可能な高さ位置に配置し、この荷受台4を荷箱
1の下方に押し込むことで、荷受台4は支持装置5のロ
ーラ52に支持されながら図1に二点鎖線で示すように
荷箱1の後部下方に格納される。この際、荷受台4には
スリット42が形成されているので、このスリット42
により縦ネダ11を避けながら格納される。
【0031】また、荷箱と地上との間で荷物の積卸し作
業を行う場合には、荷受台4を上述した格納状態から後
方の作業位置に引き出し、油圧シリンダ70,71を同
調させて伸縮作動させることで、荷受台4は、支持装置
5により水平状態を保持しながら荷箱1の床面1aと略
面一になる上昇位置と地上との間で昇降させることがで
きる。
【0032】前述したように荷受台4を構成するととも
に、該荷受台4を支持装置5によって支持することで、
従来のように荷受台4の先端部分をワイヤで支持するこ
となく、基端部を片持支持でき、しかも荷受台4を積載
物を積載した状態で安定的に昇降させることができると
ともに、格納動作も安定的に行うことができる。
【0033】図9及び図10は、支持装置の他の実施例
を示している。
【0034】この支持装置8は、スライダ3の下端に固
設したブラケット81の前後にローラ82,83を設
け、前のローラ82で荷受台4の両側縁の上面を支持す
るとともに、後のローラ83で荷受台4の両側縁の下面
を支持するものである。これにより荷受台4を水平状態
で保持するとともに、荷箱1の後部下方に格納可能なよ
うにスライド自在に支持している。
【0035】なお、支持装置8はローラで支持するもの
に限らず、スライドパッドのようなスライド部材で構成
してもよい。
【0036】また、スリット42を閉塞する閉塞手段は
角材6に限らず、図11に示すように、板状体91によ
りスリット42の上面を閉塞するようにしてもよい。
【0037】この閉塞手段は、板状体91の一側をヒン
ジ92によりスリット42の一側縁に回動自在に設け、
荷受台4の格納時には板状体91を二点鎖線で示す位置
に配置してスリット42を開放し、作業時には板状体9
1をスリット42の上面に亘って配置することで該スリ
ット42を閉塞するものである。
【0038】さらに、閉塞手段は、図12に示すよう
に、スリット42の両側縁下端部に鉤状に形成された左
右一対の受け材93をヒンジ94によって回動自在に支
持し、格納時には二点鎖線で示すように左右の受け材9
3をそれぞれ上方に回動させてスリット42の左右両側
縁に配置して該スリット42を開放し、作業時には左右
の受け材93の途中部を当接配置することで、これら左
右の受け材93aの先端部によってスリット42の中央
部に支点面を作るようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、荷
受台を支持装置により片持支持し、荷受台にかかる荷重
をスリットがない先端部を介してこの支持装置で支持す
ることで、従来のように荷受台の先端部分をワイヤで支
持することなく、構成が簡単になるとともに、積載物を
積載した状態で荷受台を安定的に昇降させることがで
き、且つ荷受台の格納も安定的に行うことができる。
【0040】また、荷受台に形成されたスリットを閉塞
手段により閉塞することで、スリットにキャスターや作
業者の足が落ち込こむのを防止でき、安全に作業を行う
ことができる。
【0041】さらに、支持ローラにより、荷受台の両側
縁の上下もしくは中間部を支持することで、荷受台の格
納を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る荷受台昇降装置の構成を示す切欠
の側面図である。
【図2】本発明に係る荷受台昇降装置の構成を示す正面
図である。
【図3】支持装置を示す拡大の側面図である。
【図4】支持装置を示す拡大の正面図である。
【図5】荷受台を示す平面図である。
【図6】図5におけるA矢視図である。
【図7】閉塞手段を示す図である。
【図8】左右の油圧シリンダを同調させる回路図であ
る。
【図9】支持装置の他の実施例を示す側面図である。
【図10】支持装置の他の実施例を示す正面図である。
【図11】閉塞手段の他の実施例を示す図である。
【図12】閉塞手段の他の実施例を示す図である。
【図13】従来の荷受台昇降装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 荷箱 1a 床面 11 縦ネダ(フレーム) 2 ポスト 3 スライダ 4 荷受台 42 スリット 5 支持装置 52 支持ローラ 6 閉塞手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷箱の後端両側に立設されたポストに沿
    ってスライダが摺動自在に設けられ、該スライダの下端
    に設けられた荷受台が荷箱の床面と略面一になる上昇位
    置と地上との間で昇降自在に構成された荷受台昇降装置
    において、 前記荷受台は、支持装置により前記スライダの下端に水
    平保持されるとともに、荷箱の下方に格納可能なように
    スライド自在に片持支持され、且つ格納時において荷箱
    を載置するフレームと干渉しないよう基端から先端部途
    中にかけてスリットが形成された櫛状に構成されたこと
    を特徴とする荷受台昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記荷受台に形成されたスリットは、閉
    塞手段により閉塞自在に構成された請求項1記載の荷受
    台昇降装置。
  3. 【請求項3】前記支持装置は、荷受台の両側縁の上下も
    しくは中間部を支持する支持ローラを備えてなる請求項
    1又は2記載の荷受台昇降装置。
JP21493394A 1994-09-08 1994-09-08 荷受台昇降装置 Expired - Lifetime JP2918458B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5128266B2 (ja) * 2007-09-22 2013-01-23 日本リフト株式会社 昇降装置
JP5522849B2 (ja) * 2010-11-04 2014-06-18 新明和工業株式会社 荷受台昇降装置及びその荷受台昇降装置が架装された車両

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