JP6195158B2 - 荷受台昇降装置 - Google Patents
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Description
前記案内支柱は、車体に固定されるアウタコラムと、このアウタコラムに昇降可能に挿入されるインナコラムとよりなり、
前記スライダは、前記インナコラムに昇降可能に挿入されて、その上下部にインナコラムの内壁面上をそれぞれ転動し得る上、下部案内ローラを有し、
前記荷受台自動起伏装置は、前記車体と前記荷受台のいずれか一方に設けられる係合手段と、その他方に設けられる被係合手段とを備え、被係合手段は、係合手段と係合し得る係合位置と、係合手段から離間した退避位置とに選択的に保持されるようにされ、前記係合位置にあるとき、スライダの昇降に伴って荷受台を回動させ、また前記退避位置にあるとき、スライダの昇降に伴って、荷受台を回動させることなく昇降させるようにした、荷受台昇降装置において、
前記スライダに摩擦部材を設け、該摩擦部材は、荷受台の格納位置から張出位置への展開時に、前記上、下部案内ローラに先行してインナコラムの内壁面に当接し、スライダとインナコラムとが一体に下降できるようにし、
また、前記荷受台が前記張出位置に展開したのち、前記スライダが昇降する過程で、スライダが、荷受台との軸支点回りに前記荷受台に近づく方向に傾動したとき、前記摩擦部材は、スライダの下部案内ローラよりも先行してインナコラムの、荷受台から離れる方向の前内壁面に当接しない位置、もしくは、スライダの上部案内ローラよりも先行して荷受台に近づく方向の後内壁面に当接しない位置に設けることを特徴としている。
[スライダ14に摩擦部材20を設けない従来のものの場合]
荷受台1の展開時(オートターン時)には、前述のようにインナコラム3はアウタコラム2に摩擦当接してその下降が停止されるのに対し、スライダ14はインナコラム3に下部ローラ16に当接しているため、スライダ14のみがインナコラム3に沿って下降する。そして、図12(B)に示すように、荷受台1の軸支19点まわりの展開が終了して張出位置にくると、前記被係合アーム51と係合アーム41との係合が解除され、係合アーム41の突っ張りによる前斜め上向きの力bが無くなり、これに伴い荷受台1からスライダ14に対する軸支19点の後斜め下向きの力cの後向きの水平分力c2 が無くなる。すると、スライダ14がインナコラム3を後方へ押し付ける力が無くなり、インナコラム3がアウタコラム2を後方へ押し付ける力も無くなるため、前記摩擦当接が解除されてインナコラム3が一気に急下降する。このとき、仮にインナコラム3直下の地上に、作業員の足などが臨んでいると、急落下するインナコラム3が、その足に当たる事故を生起する虞れがある。
スライダ14に設けた摩擦部材20が、上、下部ローラ15,16に先行して、インナコラム3の、後内壁面3bに摩擦当接して、それらの間の摩擦力により、インナコラム3とスライダ14は一体となって下降するようにしているので、インナコラム3の前述の急落下を防止することができ、前記事故の発生を未然に防止することができる。
摩擦部材20が前記領域Z3にあることにより、荷受台1のオートターン展開時に、摩擦部材20をインナコラム3に適確に当接して、スライダ14とインナコラム3の一体下降が有効に行われ、しかも荷受台1の通常昇降時に、摩擦部材20はインナコラム3に当接することなく、摩擦部材20が、荷受台1の昇降に支障を及ぼすことがない。
2 アウタコラム
3 インナコラム
3a 前内壁面(内壁面)
3b 後内壁面(内壁面)
7 縦スリット
14 スライダ
15 上部案内ローラ
16 下部案内ローラ
19 軸支
20 摩擦部材
40 係合手段
50 被係合手段
L 案内支柱
OT 自動起伏装置
CY 昇降駆動装置
h 摩擦部材20の高さ
d 縦スリットの最大間隙
Claims (3)
- 車体(F)に設けられる一対の案内支柱(L)と、案内支柱(L)に沿って昇降可能な一対のスライダ(14)と、そのスライダ(14)に略水平な張出位置と略鉛直な格納位置間を回動可能に軸支(19)される荷受台(1)と、スライダ(14)を荷受台(1)と共に案内支柱(L)に沿って昇降作動させる昇降駆動装置(CY)と、荷受台(1)を、その昇降作動に伴い前記張出位置と前記格納位置間で自動的に起伏回動させる荷受台自動起伏装置(OT)とを備え、
前記案内支柱(L)は、車体(F)に固定されるアウタコラム(2)と、このアウタコラム(2)に昇降可能に挿入されるインナコラム(3)とよりなり、
前記スライダ(14)は、前記インナコラム(3)に昇降可能に挿入されて、その上下部にインナコラム(3)の内壁面(3a、3b)上をそれぞれ転動し得る上、下部案内ローラ(15、16)を有し、
前記荷受台自動起伏装置(OT)は、前記車体(F)と前記荷受台(1)のいずれか一方に設けられる係合手段(40)と、その他方に設けられる被係合手段(50)とを備え、被係合手段(50)は、係合手段(40)と係合し得る係合位置と、係合手段(40)から離間した退避位置とに選択的に保持されるようにされ、前記係合位置にあるとき、前記スライダ(14)の昇降に伴って前記荷受台(1)を回動させ、また前記退避位置にあるとき、スライダ(14)の昇降に伴って、荷受台(1)を回動させることなく昇降させるようにした、荷受台昇降装置において、
前記スライダ(14)に摩擦部材(20)を設け、該摩擦部材(20)は、前記荷受台(1)の格納位置から張出位置への展開時に、前記上、下部案内ローラ(15、16)に先行してインナコラム(3)の内壁面(3a、3b)に当接し、スライダ(14)とインナコラム(3)とが一体に下降できるようにし、
また、前記荷受台(1)が前記張出位置に展開したのち、前記スライダ(14)が昇降する過程で、スライダ(14)が、荷受台(1)との軸支(19)点回りに前記荷受台(1)に近づく方向に傾動したとき、前記摩擦部材(20)は、スライダ(14)の下部案内ローラ(16)よりも先行してインナコラム(3)の、荷受台(1)から離れる方向の前内壁面(3a)に当接しない位置、もしくは、スライダ(14)の上部案内ローラ(15)よりも先行して荷受台(1)に近づく方向の後内壁面(3b)に当接しない位置に設けることを特徴とする荷受台昇降装置。 - 前記荷受台(1)が前記格納位置から前記張出位置に展開する過程で、前記スライダ(14)が、荷受台(1)との軸支(19)点回りに前記荷受台(1)から離れる方向に傾動したとき、前記摩擦部材(20)は、前記下部案内ローラ(16)よりも先行してインナコラム(3)の、荷受台(1)に近づく方向の後内壁面(3b)に当接する位置、もしくは前記上部案内ローラ(15)よりも先行してインナコラム(3)の、荷受台(1)から離れる方向の前内壁面(3a)に当接する位置に設けることを特徴とする、請求項1記載の荷受台昇降装置。
- 前記インナコラム(3)には、前記スライダ(14)を貫通して昇降案内する縦スリット(7)が設けられ、スライダ(14)に設けられる摩擦部材(20)の、前記縦スリット(7)の幅方向の高さ(h)は、スライダ(14)とスリット(7)間の最大間隙(d)よりも大きくしたことを特徴とする、請求項1または2記載の荷受台昇降装置。
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JP2013231276A JP6195158B2 (ja) | 2013-11-07 | 2013-11-07 | 荷受台昇降装置 |
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JP2013231276A JP6195158B2 (ja) | 2013-11-07 | 2013-11-07 | 荷受台昇降装置 |
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JP5574373B2 (ja) * | 2010-06-24 | 2014-08-20 | 新明和工業株式会社 | 荷受台昇降装置 |
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2013
- 2013-11-07 JP JP2013231276A patent/JP6195158B2/ja active Active
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