JP3199217U - スライド式ダンプトラック - Google Patents

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健次 野口
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Abstract

【課題】高齢者にとっても安全であり、メンテナンス作業をほとんど要することなく、壊れにくく、低コストであるスライド式ダンプトラックを提供する。【解決手段】スライド式ダンプトラック100は、車体フレーム1の後端部のヒンジ9を支点として回動可能な傾動シャーシ3と荷台5を有する。傾動シャーシは、左右一対の主かんとスライドアームとで構成されるスライド伸縮が可能な二重構造をした主かん部分と、少なくとも2個の横さんとを有する梯子状をしており、油圧シリンダ11によって傾動する。主かん部分と対向する荷台の底面部分には、少なくとも2個の回転ローラを有するガイドが設けられている。荷台は、ウインチ13を駆動手段とするワイヤによって、傾動シャーシの主かん部分の上面をガイドに沿って斜め上下方向にスライド移動する。【選択図】図1

Description

本考案は、農耕機や収穫した農産物などの積み下ろし作業を容易にするために荷台が斜め上下方向にスライド移動するスライド式ダンプトラックに関するものである。
農耕機や収穫した農産物などの運搬作業には、軽自動車規格のトラック(以下において、軽トラックという。)や最大積載量が1000kg程度の小型のトラック(以下において、小型トラックという。)が一般的に使用されている。
従来、軽トラックや小型トラックなどの小型の車両で農耕機、例えば、田植機などの積み下ろしをする場合には、荷台の後端と地面との間に歩み板を仮設して斜面とし、その斜面上を農耕機などが移動できるようにしていた。
しかしながら、歩み板の傾斜は急角度(例えば、30度程度。)であり、積み下ろし作業中に荷台から歩み板が外れたり、歩み板から農耕機が落下したりするなどの安全上の問題点があった。特に、高齢者にとっては、軽トラックや小型トラックなどに農耕機などの積み降ろしをする作業は危険を伴うものであった。
そこで、軽トラックや小型トラックなどの荷台部分を傾斜させた後、荷台部分を地上方向にスライド移動させる構造をしたスライド式ダンプトラックの発明がされて開示されている(特許文献1、特許文献2)。これらのスライド式ダンプトラックを用いると、荷台の傾斜角度を20度程度に減少できるとともに歩み板が不要になるので、農耕機の積み降ろし作業を従来に比べて容易にすることができる。
特開2011−148475号公報 実用新案登録第3186284号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載のスライド式ダンプトラックは、荷台をスライド移動させる駆動手段としてラック・ピニオン機構を用いているので、ラック部及びピニオン部の精密な位置調整などのメンテナンス作業が必要となる。したがって、使用時間の経過とともに荷台等が変形したような場合には、ラック部とピニオン部とがうまく■合わなくなり、荷台のスライド移動ができなくなるという問題点があった。
また、特許文献2に記載のスライド式ダンプトラックは、荷台をスライド移動させる手段としてチェーンとスプロケットとを用いるものである。したがって、この場合にも時間の経過とともにチェーンが伸びてたるみを生じたりするので、チェーンの長さ調整などのメンテナンス作業が必要になるという問題点があった。
加えて、特許文献1や特許文献2に記載のスライド式ダンプトラックは、荷台の傾斜角度を20度程度に減少できるものではあるものの、高齢者にとってはそれでも高角度であり、農耕機の積み降ろし作業には危険性を伴うものであった。
さらに加えて、特許文献1や特許文献2に記載のスライド式ダンプトラックは、構造が複雑であり、その結果、壊れやすく、コスト高になるという問題点もあった。
本考案は、上述した問題点を解決するものであり、高齢者にとっても安全であり、構造が簡単でメンテナンス作業をほとんど要することなく、壊れにくく、低コストであるスライド式ダンプトラックを提供するものである。
本考案は、上述したような従来からの問題点を解決するものである。
請求項1に記載された考案は、
車体フレームの後端部を支点として回動可能な傾動シャーシと、
該傾動シャーシの主かん部分の上面を、斜め上下方向にスライド移動が可能な荷台を有するスライド式ダンプトラックであって、
前記傾動シャーシは、
前記車体フレームに固定されている油圧シリンダによって傾動するものであり、
前記荷台は、
前記傾動シャーシが傾動している状態において、ウインチを駆動手段とするワイヤによって斜め上下方向にスライド移動をするものである
ことを特徴としている。
請求項1に記載の考案によると、簡単な構造にすることができるので、メンテナンス作業をほとんど要することなく、壊れにくく、低コストなスライド式ダンプトラックを提供することができる。
請求項2に記載した考案は、
車体フレームの後端部を支点として回動可能な傾動シャーシと、
該傾動シャーシの主かん部分の上面を、斜め上下方向に地上までスライド移動した後、略水平状態になるまで地上を移動することが可能な荷台を有するスライド式ダンプトラックであって、
前記傾動シャーシは、
前記車体フレームに固定されている油圧シリンダによって傾動するものであり、
前記荷台は、
後端の底面部分に車輪を有しており、
前記傾動シャーシが傾動している状態において、ウインチを駆動手段とするワイヤによって斜め上下方向にスライド移動をするものである
ことを特徴としている。
請求項2に記載の考案によると、地上までスライド移動をした車輪を有する荷台は、そのままさらに略水平状態になるまで地上を自重によって移動することができる。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は請求項2記載のスライド式ダンプトラックであって、
前記傾動シャーシは、
左右一対の主かん部分と、少なくとも2個の横さん部分を有する梯子状をしたものであり、
前記主かん部分は、
左右一対の主かんとスライドアームとで構成されるスライド伸縮が可能な二重構造のものであり、
前記左右一対のスライドアームの一方の端部は、連結バーによって連結されている
ことを特徴としている。
請求項3に記載の考案によると、左右一対のスライドアームは、連結バーに固着されているので、連結バーを引くことによって、左右一対のスライドアームを同時に引き出すことができる。
請求項4に記載の考案は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のスライド式ダンプトラックであって、
前記荷台は、
前記傾動シャーシの主かん部分と対向する底面部分に左右一対の倒コ字形をしたガイドが設けられており、
該ガイドに沿って斜め上下方向にスライド移動が可能なものであり、
該ガイドには、
少なくとも2個の回転ローラを有するものである
ことを特徴としている。
請求項4に記載の考案によると、このガイドによって農耕機等の積み下ろし作業中に荷台が傾動シャーシから外れて落ちるようなことはない。また、回転ローラの転がり摩擦力によって、ガイドが固着されている荷台は、傾動シャーシの上面を自重のみで、滑らかにスライド移動をすることができる。
請求項5に記載の考案は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のスライド式ダンプトラックであって、
前記荷台は、
前端部分が着脱可能な係合孔と係合突起を有する係止部によって、前記傾動シャーシの前端部分に固定されているものである
ことを特徴としている。
請求項5に記載の考案によると、車両が走行中やダンプカーとして使用中において、後述するウインチのワイヤと協働して荷台と、傾動シャーシの主かん部分とをしっかりと固定することができる。
本考案を用いると、高齢者にとっても安全であり、構造が簡単でメンテナンス作業をほとんど要することなく、壊れにくく、低コストであるスライド式ダンプトラックを提供することができる。
スライド式ダンプトラック100の概略図である。
(a)側面図である。
(b)荷台を傾斜させた状態の側面図である。
傾動シャーシの概略図である。 図1のA−A部分の矢視断面図である。 係合部41の構造図である。 スライド式ダンプトラック100の使用手順である。
(a)フック26を外し、連結バー25を持って一対のスライドアーム3cを引き出した状態である。
(b)一対のスライドアーム3cをさらに引き出した状態である。
(c)荷台5を傾斜させた状態である。
スライド式ダンプトラック100の使用手順である。
(a)荷台5を斜下方向にスライド移動させた状態の斜視図である。
(b)ウインチ13付近の斜視図である。
(c)荷台5が略水平状態になるまで地上を移動した状態の斜視図である。
(d)荷台5の後あおり7aを開いた状態の斜視図である。
以下において、本考案に係わるスライド式ダンプトラック100の実施の形態について図1〜図6を用いて詳細に説明する。
本考案に係わるスライド式ダンプトラック100は、ダンプ式の荷台5の部分が傾斜可能な軽トラックや小型トラックに、新たに荷台5を斜め上下方向にスライド移動ができるようにしたものである。さらに、その荷台5は、地上までスライド移動をした後に、そのまま地上を略水平方状態になるまで地上を移動することができるものである。
<スライド式ダンプトラック100の概略構造>
本考案では、荷台5を傾斜させる装置として油圧シリンダ11を用い、この傾斜した状態でウインチ13とワイヤ29を用いることにより、荷台5は、傾動シャーシ3の主かん部分の上面を、斜め上下方向とにスライド移動をさせることができるようにしたものである(図4、図5)。
油圧シリンダ11は、車体フレーム1に固定されており、図示されていないバッテリとモータを用いる電動油圧ポンプによって伸縮する油圧式のものである。この油圧シリンダ11によって、車体フレーム1の後端部(ヒンジ9)を支点として、傾動シャーシ3が回動し、傾動シャーシ3とともに上方の荷台5が傾斜するものである(図1(a)、(b))。この油圧シリンダ11は、ダンプトラックなどにおいて一般的に使用されているものなので詳細な説明は省略する。
ウインチ13は、図示されていないバッテリによって駆動されるモータと減速機が結合したものであり、後述するように鋼製のワイヤ29を巻き取ることができる構造のものである。
このウインチ13とワイヤ29によって、傾動シャーシ3が傾動している状態において、ワイヤ29に固着されている荷台5は、斜め上下方向にスライド移動をしたり、略水平状態になるまで地上を移動したりすることができる。このウインチ13は、クレーンなどにおいて一般的に使用されているものなので詳細な説明は省略する。
<傾動シャーシ3およびその周辺構造>
車体フレーム1の上方であり、荷台5の下方、すなわち車体フレーム1と荷台5に挟まれた部分には傾動シャーシ3が設置されている(図1、図2)。この傾動シャーシ3は、左右一対の主かん部分(主かん3aとスライドアーム3cで構成される。)と、少なくとも2個の横さん3bの部分を有する梯子状をしたものである。
左右一対の主かん3aの内側には、それぞれスライドアーム3cが伸縮自在な状態で挿入されている。この主かん部分は、主かん3aとスライドアーム3cで構成され、スライド伸縮が可能な二重構造のものである(図3)。すなわち、農耕機の運搬時等において、内側のスライドアーム3cが外側の主かん3aに挿入され、フック26によって固定されており(図5(a))、外側の主かん3aが車体フレーム1の上に載置されている(図3)。
本実施例では、主かん3aとスライドアーム3c(主かん部分)として断面がロ字状をした中空の角柱を用いているが、中空で円筒状のものや、中空で多角形状のものなどを用いることもできる(図3)。
内側の左右一対のスライドアーム3cは、連結バー25によって連結されている。一対のスライドアーム3cは、連結バー25に固着されているので、連結バー25を引くことによって、左右一対のスライドアーム3cを外側の主かん3aから同時に引き出すことができる(図5(a)、(b))。
傾動シャーシ3の長さ方向の寸法は、車体フレーム1や荷台5と同程度の寸法である。一方、傾動シャーシ3の幅方向の寸法は、車体フレーム1と同程度の寸法であり、荷台5よりも狭い寸法である(図3、図4)。後述するように、荷台5は、傾動シャーシ3の主かん部分(主かん3aとスライドアーム3c)の上面を斜め上下方向にスライドして移動するものである。
ここで、少なくとも2個の横さん3bの一方には、油圧シリンダ11の端部が回動可能な状態で固着されている。したがって、傾動シャーシ3は、車体フレーム1に装着されている油圧シリンダ11によって、ヒンジ9を支点として回動する(図1)。また、他方の横さん3bには、ウインチ13が設置されている(図4)。なお、この部分の補強を目的として、横さん3bの個数は適宜選択することができる。
<荷台5構造>
荷台5は、箱型状のものであり、後あおり7a、左側あおり7bなどで四周囲があおり7で覆われている(図1(a)、図6(d))。荷台5の底面裏の部分には、左右一対の倒コ字形をしたガイド31が、傾動シャーシ3の主かん部分(主かん3a及びスライドアーム3c)に対向するように固着、例えば溶接されている(図3)。このガイド31によって、農耕機等の積み下ろし作業中に荷台5が傾動シャーシ3から外れて落ちるようなこともない。
このガイド31の底面部分には、複数個(少なくとも2個。例えば、4個。)の回転ローラ23、例えば、筒状をしたベアリングが装着されている。後述するように、この回転ローラ23の転がり摩擦力によって、ガイド31が固着されている荷台5は、傾動シャーシ3の主かん部分(主かん3a及びスライドアーム3c)の上面を自重のみで、滑らかにスライド移動をすることができる。
すなわち、本考案ではラック・ピニオンなどの駆動機構を用いることなく、自重によって荷台5を、斜下方に滑らかにスライド移動をさせることができる。したがって、本考案に係わるスライド式ダンプトラック100は、簡単な構造にすることができるので壊れにくく、低コスト化をすることができる。
荷台5の後端には、ころがり回転が可能な車輪15が設置されている(図1(a))。荷台5の後端に車輪15を設置することによって、地上までスライド移動をした荷台5は、自重によってそのままさらに略水平状態になるまで地上を移動することができる。
<係合部41構造>
車両前部の荷台5の底面部分と傾動シャーシ3との係合部41について説明する(図3、図4)。この係合部41は、車両が走行中やダンプカーとして使用中において、後述するウインチ13のワイヤ29と協働して荷台5と傾動シャーシ3の主かん3aとをしっかりと固定するものである。
本実施例では、荷台5の前端部の底面に係合突起45が固着されており、主かん3aの前端部に係合孔43が固着されている(図4)。この係合孔43に係合突起45が挿入される着脱可能な構造にすることによって、荷台5の前端部と主かん3aの前端部とをしっかりと固定することができる。なお、荷台5の底面に係合孔43が固着され、主かん3aの外側に係合突起45を固着する構造にすることもできる。
<実施例>
本考案を軽トラックに使用した場合の実施例について説明する(図5、図6)。
最初に、スライドアーム3cと主かん3aとを固定しているフック26を外し、左右一対のスライドアーム3cを連結している連結バー25を持って、スライドアーム3cを手前方向に引き出す(図5(a)、(b))。
ここで、左右一対のスライドアーム3cは、連結バー25に固着されているので、連結バー25を引くことによって、左右一対のスライドアーム3cを同時に引き出すことができる。なお、主かん3aは、ヒンジ9によって車体フレーム1と固定されているので動くようなことはない。
この状態で、上述した油圧シリンダ11を作動させて、傾動シャーシ3(主かん3aとスライドアーム3c)と、それに固定されている荷台5とを徐々に傾斜させていく(図5(c))。
そして、ウインチ13を作動させて、滑車27を介してワイヤ29を緩めていくと、回転ローラ23を有する荷台5は、自重によって主かん部分(主かん3aとスライドアーム3c)の上面を滑り下りていく(図6(a)、(b))。すなわち、この状態ではウインチ13は、荷台5をゆっくりと降ろすためのブレーキの役割をはたすことになる。
ここで、荷台5の後端には、自由に回転が可能な車輪15が設置されているので(図1(a)、図5(a))、そのまま自重によって、荷台5が略水平状態になるまで地上を移動させることができる(図6(c))。ウインチ13の駆動を停止することによって、ワイヤ29が固定されて荷台5を途中で停止させることもできる。
この状態で、後あおり7aと左右のあおり7b、cとを固定するために通常使用されているフックを解放することによって、後あおり7aのみを後ろ方向に倒すことができる(図6(d))。
農耕機を積み込んで運送する場合には、略水平状態の荷台5に農耕機を載せた状態にし、上述した逆の手順で積み込み作業をすることができる。この場合にウインチ13は、ワイヤ29の巻き取り器としての機能を有する。
上述したように、本考案を用いると、荷台5が地上で略水平状態になるまで移動が可能になるので、高齢者にとっても農耕機や収穫した農産物などの積み降ろし作業を安全に、かつ極めて容易に行うことができる。
加えて、本考案を用いると、構造が簡単であり、メンテナンス作業をほとんど要することなく、壊れにくく、低コストなスライド式ダンプトラックを提供することができる。
本考案は、農耕機や収穫した農産物などの積み下ろし作業に適する荷台がスライド移動するスライド式ダンプトラックに利用をすることができる。
1 車体フレーム
3 傾動シャーシ
3a 主かん
3b 横さん
3c スライドアーム
5 荷台
7 あおり
7a 後あおり
7b 左側あおり
7c 右側あおり
7d 前側あおり
9 ヒンジ(支点)
11 油圧シリンダ
13 ウインチ
15 車輪
23 回転ローラ
25 連結バー
26 フック
27 滑車
29 ワイヤ
31 ガイド
41 係合部
43 係合孔
45 係合突起
100 スライド式ダンプトラック

Claims (5)

  1. 車体フレームの後端部を支点として回動可能な傾動シャーシと、
    該傾動シャーシの主かん部分の上面を、斜め上下方向にスライド移動が可能な荷台を有するスライド式ダンプトラックであって、
    前記傾動シャーシは、
    前記車体フレームに固定されている油圧シリンダによって傾動するものであり、
    前記荷台は、
    前記傾動シャーシが傾動している状態において、ウインチを駆動手段とするワイヤによって斜め上下方向にスライド移動をするものである
    ことを特徴とするスライド式ダンプトラック。
  2. 車体フレームの後端部を支点として回動可能な傾動シャーシと、
    該傾動シャーシの主かん部分の上面を、斜め上下方向に地上までスライド移動した後、略水平状態になるまで地上を移動することが可能な荷台を有するスライド式ダンプトラックであって、
    前記傾動シャーシは、
    前記車体フレームに固定されている油圧シリンダによって傾動するものであり、
    前記荷台は、
    後端の底面部分に車輪を有しており、
    前記傾動シャーシが傾動している状態において、ウインチを駆動手段とするワイヤによって斜め上下方向にスライド移動をするものである
    ことを特徴とするスライド式ダンプトラック。
  3. 前記傾動シャーシは、
    左右一対の主かん部分と、少なくとも2個の横さん部分を有する梯子状をしたものであり、
    前記主かん部分は、
    左右一対の主かんとスライドアームとで構成されるスライド伸縮が可能な二重構造のものであり、
    前記左右一対のスライドアームの一方の端部は、連結バーによって連結されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスライド式ダンプトラック。
  4. 前記荷台は、
    前記傾動シャーシの主かん部分と対向する底面部分に左右一対の倒コ字形をしたガイドが設けられており、
    該ガイドは、
    少なくとも2個の回転ローラを有するものであり、
    前記ガイドに沿って斜め上下方向にスライド移動が可能なものである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のスライド式ダンプトラック。
  5. 前記荷台は、
    前端部分が着脱可能な係合孔と係合突起を有する係止部によって、前記傾動シャーシの前端部分に固定されているものである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のスライド式ダンプトラック。
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