JP2016022869A - テールゲートリフタ装置 - Google Patents
テールゲートリフタ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016022869A JP2016022869A JP2014149518A JP2014149518A JP2016022869A JP 2016022869 A JP2016022869 A JP 2016022869A JP 2014149518 A JP2014149518 A JP 2014149518A JP 2014149518 A JP2014149518 A JP 2014149518A JP 2016022869 A JP2016022869 A JP 2016022869A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- mounting table
- lifter device
- tailgate
- tailgate lifter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
Abstract
Description
そして、これらの各タイプのテールゲートリフタでは、その最大リフト質量が1トン程度のものがほとんどである。
この特許文献1に開示されているテールゲートリフタの構造は、トラックの後部扉枠と一体に形成されると共に、荷台の両端部に垂直に立設された案内支柱が配設され、その案内支柱内に支持柱が昇降自在に挿入され、その支持柱の下端部に固着されたブラケットを介して積載物を支持する荷受台が支承された構造である。
そして、荷受台上に積載物が載せられた後、その荷受台が支持柱と共に荷台の高さまで上昇するようになっている。
この特許文献2に開示されている貨物自動車の貨物落下防止装置の構造は、リフトシリンダーを伸縮作動させてアームリフトを上下に回動させることにより、積載物支持台、つまりテールゲートを開閉したり、テールゲートを水平に保ったまま、荷台の床面と地面との間で昇降する構造となっている。
すなわち、荷受台に積載物が載置された場合、固定端となる支持柱に大きな荷重が掛かる。そのため、いわゆる垂直ゲート構造のテールゲートリフタでは、例えば1トン程度までの積載物を積載可能、つまりリフト可能に設計されているので、そのままの構造では、例えば1トン以上の積載物を積載することはできない。
すなわち、テールゲートに積載物が載置された場合、固定端となるアームリフトに大きな荷重が掛かる。そのため、いわゆるパワーゲート、あるいはマルチゲート構造のテールゲートリフタでは、例えば1トン程度までの積載物を積載可能、つまりリフト可能に設計されているので、そのままの構造では、例えば1トン以上の積載物を積載することはできない。
これらのものは自走式であるが、それ自体で一般道路等を走行できるものではなく、そのような高所作業車を使用するためには、別のトラックに積載して所定の場所に搬送しなければならない。
また、自走式機械運搬車を利用し、高所作業車を自走させて積込む場合でも、荷台のスロープが長いので、特に、雨の日は滑りやすく、積込が容易ではない。まして、高所作業車を自走させるためには、作業者がその高所作業車の運転席に座って運転しなければならず、滑ったりすると不安である。
本発明は、上述した各課題を解決するために提案されたものであり、その目的は、簡単な構成で重量の嵩む積載物を積載し、かつ容易に昇降することができるテールゲートリフタ装置を提供することにある。
上端部に前記積載物を載置する載置台を備えると共にこの積載物を上方向に持上げるリフト装置を、前記載置物支持台に装備したことを特徴とする。
その結果、例えば、大掛かりな自走式機械運搬車を利用することなく、リフト装置を装備するだけの簡単な構成で、重量の嵩む積載物を容易に昇降することができる。
図1,2に示すように、テールゲートリフタ装置10は、地面Gと、トラック100の荷台100Aとの間で、例えば、自走式機械運搬車を利用することなく、1〜3トン程度の重量の積載物105の積み下ろしを可能とするものである。そして、テールゲートリフタ装置10は、荷台100Aの後部に設けられている。
ここで、本第1実施形態のテールゲートリフタ装置10における積載物105は、例えば、自走式のスカイタワー(登録商標)等の高所作業車である。
なお、本実施形態のテールゲートリフタ装置10が装備されるトラック100は、いわゆるカーゴ車である。また、載置物支持台15およびリフト装置20において、地面Gから積載物を積み込む側を搬入側とし、その反対側、つまりトラック100の後部側を搬出側とする。
これらの案内支柱11,11内には、上下方向にスライド自在に支持柱12,12が設けられ、これらの支持柱12,12のそれぞれにブラケット13,13が一体的に設けられている。
なお、載置物支持台15は、その上面、つまり天板と、この天板と対向配置される底板と、これらの四方に配置された4枚の側板とからなる平面四角形形状で、かつ高さの低い箱型に形成されている。
そして、案内支柱11,11の搬入側側面には、支持柱12,12の昇降時に、支持柱12,12と一体的に設けられたブラケット13,13がスライドするためのスリット11A(図1参照)が形成されている。
以上の案内支柱11,11、支持柱12,12、ブラケット13,13および載置物支持台15は、一般的な、垂直ゲート型のテールゲートに相当するものである。
ベース部材21は、載置物支持台15の平面形状と略同一形状の四角形形状に形成されており、載置物支持台15の四隅を含む複数個所にボルト・ナット(図略)等で固定されている。
そして、ベース部材21の奥行方向(搬入・搬出側方向)の寸法は、多く利用される積載物100の走行方向の大きさが2.5m程度なので、それ以上、例えば3m程度に設定されていることが好ましい。
そして、これらの枠部21A,21Aの内側にシザースリンク機構40の下部が配設されるようになっている。
また、ガイド部材23の長さ方向中央領域には、所定の寸法幅の切り欠き部23Aが形成され、全体重量の軽減化が図られていると共に、切り欠き部23Aの両側が、例えば、自走式の積載物105の車輪の走行路となっている。
また、ガイド部材23は、載置台22とガイド部材23とに架けわたされたバネ部材等(図略)により所定角度に位置決め可能となっている。
すなわち、橋渡し部材26は、当該橋渡し部材26と載置台22とにわたって架けわたされた圧縮コイルバネ27により、載置台22の上昇時には当該載置台22の上面22B側に倒立状態で保持され、載置台22がトラック100の荷台100A高さまで上昇し、積載物105を荷台100Aに移載する時には、積載物105に押されて荷台100A側に倒れるようになっており、これにより、両者22,100A間に橋渡しされる構成となっている。
なお、橋渡し部材26の先端側裏面には、丸棒状の補強部材26Aが溶接等により固着されている。
そして、水平面内において、第1のバネ取付けピン28に対して、第2のバネ取付けピン29の取付け位置が低い位置となるように設定されている。
ただし、この場合は、橋渡し部材26が圧縮コイルバネ27の付勢力により跳ね上げられる結果、橋渡し部材26の表面と載置台22の側端面とが激しく当接するため、傷つくおそれがあるので、好ましくない。
すなわち、載置台22の上面で荷台100A側の所定位置には第1の位置決め部材31が配置され、この第1の位置決め部材31は、所定の積載物105の移動側前面部と当接するようになっている。そして、第2の位置決め部材32は、積載物105を載置台22の上面に載せ、第1の位置決め部材31で積載物105の先端部の位置決めが行われた後、積載物105の後端部の位置決めを行うようになっている。
すなわち、コ字状に形成された第2の位置決め部材32の2本の先端側には鍔部32A,32Aが設けられ、さらにその先端にはネジ32B部が形成されている。そして、このネジ部32Bには、第2の位置決め部材32の着脱作業が容易となるように、座金34を介して蝶ナット33が螺合されるようになっている。
そして、その位置で蝶ナット33をネジ部32Bに螺合させることで、第2の位置決め部材32をその位置に固定することができる。
第2の位置決め部材32は、荷台100Aから積載物105をリフト装置20に戻すとき、荷台100Aから載置台22の上面に移載する積載物105のストッパとなる。
これらの枠部22A,22Aは、前記ベース部材21に形成されている枠部21A,21Aに対応して形成されている。そして、載置台22の裏面の枠部21A,21Aの内側に、シザースリンク機構40の上部が配設されるようになっている。
すなわち、トラック100の荷台100A側から見て右側(図3中右側)に上記二組のうち一組の上下伸縮機構41が配置されると共に、左側に残り一組の上下伸縮機構51が配置されている。
また、左側に配置された一組の上下伸縮機構51は、互いに対向配置され一対のリンク機構部を構成する外側リンク機構部52と内側リンク機構部53とを備えて構成されている。
そして、上記各上下伸縮機構41,51におけるそれぞれの外側および内側リンク機構部42,43と52,53の間には、外側および内側リンク機構部42,43等を駆動し、それらを上下方向に移動して拡縮させる駆動源である電動油圧シリンダー70がそれぞれ2個ずつ配置されている。
したがって、以下には、代表して、一組の上下伸縮機構41の外側のリンク機構部42の構成について説明する。
下部リンク部47は、外側に位置する外側リンクバー48と、その内側に位置する内側リンクバー49とが、それぞれの長さ方向の中心を第1連結ピン55で連結してX状(拡開時)に構成されている。
したがって、前記シリンダー70の作用により当該第1連結ピン55を支点として、外側リンクバー48と内側リンクバー49とが上下方向に移動して拡縮できるようになっている。
つまり、下部リンク部47の内側に上部リンク部44が配置されていることになる。
このローラ58は、ベース部材21に設けられている前記枠部21A,21A内を、図3に矢印Aの方向に沿ってスライド自在となっており、これにより、下部リンク部47が上下方向に拡縮できるようになっている。
このローラ58は、載置台22に設けられている前記枠部22A,22A内を、図3に矢印Aの方向に沿ってスライド自在となっており、これにより、上部リンク部44が上下方向に移動して拡縮できるようになっている。
また、各リンク機構42,43の上部リンク部44の内側リンクバー46,46同士が固定ピン61により連結されており、この固定ピン61には、前記シリンダー70のピストンロッド70Aを連結する上部連結部材60が一体的に設けられている。
すなわち、電動油圧シリンダー70の本体の端部が、ベース部材21に設けられているシリンダー用支持部材62(図5参照)で支持され、電動油圧シリンダー70のピストンロッド70Aの先端部が上部連結部材60に連結されている。
各電動油圧シリンダー70は、前記各一対のリンク機構41,51のそれぞれに対応しており、これにより、例えば、1〜3トン程度の重量のある積載物100に対応できるようになっている。
この駆動制御装置73は、トラック100の後部の前記案内支柱11の下部に配設されている。そして、駆動制御装置73は、前記二組の上下伸縮機構41,51が同期駆動できるように各電動油圧シリンダー70を制御する。
そして、その状態で、リフト装置20の載置台22上に、例えば、自走式の積載物105を載せる。
荷台100Aに積載する積載物105が複数個の場合、すべてを積み終わるまで、図9(A)〜図9(C)に示す動作を繰り返す。
この際、載置台22に取付ける前記第1,2の位置決め部材31,32および橋渡し部材26は、積載物105の移動に対応させ、取付けたり、取外したりする。
(1)重量が、例えば、1〜3トン程度の積載物105をリフト装置20の載置台22上に載せた後、リフト装置20を駆動させて載置台22を上方向に移動させた後、積載物105をトラック100の荷台100Aの高さに持ち上げることができる。この際、積載物支持台15やその積載物支持台を上下方向に移動させる支持台用移動手段は駆動されない。
その結果、一般的な自走式機械搬送車等を利用することなく、簡単な構成で重量の嵩む積載物105を容易に昇降することができる。
なお、この第2実施形態においては、リフト装置220の下部の構成が、第1実施形態のリフト装置20の下部の構成と異なるのみで、他の部分の構成は同じなので、同一構成部材等には同一符号を付すと共にその詳細な説明は省略し、異なる部分の説明を詳細に行う。
ここで、本第2実施形態の載置物支持台215は、底板215Aと、この底板215Aの周囲に立設され当該底板215Aを補強する4枚の補強リブ215Bとで構成されている。
ここで、載置物支持台215の高さ寸法、つまり、4枚の補強リブ215Bの高さ寸法は、第1実施形態におけるリフト装置20のベース部材21の高さ寸法と略同一寸法に設定されている。
載置物支持台215の高さ寸法が前記ベース部材21の高さ寸法と略同じ高さ寸法に形成されているので、載置台22の地面Gからの高さは、前記リフト機構20のベース部材21と載置台22とを折畳んだときの高さ寸法と略同じとなり、積載物100の載置台22への積込み作業が容易となる。
また、載置台22に設けられている前記ガイド部材23は、地面Gに対して傾斜角度が10〜12度程度になるように設定されている。
また、シザースリンク機構40の下部を構成すると共にローラ58の移動方向の反対側に配置されている一端部は、図6に示された下部連結部材59、固定部材62等と同様の部材(図略)に固定されるようになっており、これらの部材は、載置物支持台215の搬出側の補強リブ215Bに設けられている。
(10)リフト機構220が、第1実施形態のリフト装置20におけるベース部材21を省略した形状で、載置物支持台215の底板215Aの上面に直接設けられるようになっているので、載置台22とシザースリンク機構40とを折り畳んだとき、載置台22の地面Gからの高さを低くすることができる。その結果、積載物100の載置台22への積込み作業が容易となる。
すなわち、ベース部材21が、支持柱12,12の下端にブラケット13を介して垂直面内で回動自在に取付けられ、支持柱12,12を案内支柱11,11に沿って下降させたとき、ベース部材21の下面が地面Gに接地するようになっている。
このようにすれば、載置物支持台15が不要となるので、省部材化を図れると共に、ベース部材21を直接地面Gに置けるので、ベース部材21の上面と地面Gとの高さを低くすることができ、ベース部材21上への荷物の積み込みが容易となる。
ベース部材21と載置台22との幅方向の中央部に、例えば、1〜3トン程度の重量に対応できる1つのシザースリンク機構と、それを駆動する1台の電動油圧シリンダーを設けた構成としてもよい。
例えば、積載物105が自走式であってそのためのタイヤが設けられている場合、それらのタイヤの移動方向前方に、楔部材を取付け、取外し自在に設けるようにしてもよい。
例えば、前述したいわゆるパワーゲート、マルチゲート、およびいわゆる格納ゲートにおける荷受台上に、前記実施形態のリフト装置20を装備してテールゲートリフタ装置を構成してもよい。
例えば、前述したいわゆるパワーゲート、マルチゲート、およびいわゆる格納ゲートにおける荷受台を、第2実施形態の載置物支持台215の底板215Aを有する構成と同じような構成とし、それぞれの底板上に第2実施形態のテールゲートリフタ装置210を設ける構成としてもよい。
11 案内支柱
12 支持柱
13 ブラケット
14 ピン部材
15 積載物支持台
20 リフト機構
21 ベース部材
22 載置台
26 橋渡し部材
31 第1の位置決め部材
32 第2の位置決め部材
40 シザースリンク機構(載置台用駆動手段)
41 二組のうちの一組を構成する上下伸縮機構
42 外側のリンク機構(一対のリンク機構部)
43 内側のリンク機構(一対のリンク機構部)
51 二組のうちの残りの一組を構成する上下伸縮機構
58 ローラ
70 電動油圧シリンダー(載置台用駆動手段)
100 トラック
100A トラックの荷台
105 積載物(自走式)
210 テールゲートリフタ装置(第2実施形態)
215 積載物支持台(第2実施形態)
215A 底板
215B 補強リブ
220 リフト機構(第2実施形態)
上端部に前記積載物を載置する載置台を備えると共にこの載置台を上方向に持上げるリフト装置を、前記積載物支持台に装備し、
前記載置台の前記荷台側に、前記載置台の上面から前記荷台に向けて架けわたされる橋渡し部材を設け、
この橋渡し部材が前記載置台の上昇時および下降時には直立状態となると共に前記載置台から前記荷台への前記積載物の移載時には当該積載物に押されて前記荷台側に倒れるように、前記橋渡し部材の先端側と前記載置台の前記荷台側とにわたって前記橋渡し部材を前記載置台側に付勢する圧縮コイルバネを架けわたしたことを特徴とする。
その結果、例えば、大掛かりな自走式機械運搬車を利用することなく、リフト装置を装備するだけの簡単な構成で、重量の嵩む積載物を容易に昇降することができる。
また、載置台の上面から荷台に向けて架けわたされる橋渡し部材は、載置台側を支点として起伏回動自在となっており、載置台の上昇時には当該載置台の上面側に倒立状態で保持され、積載物を荷台に移載する時には、積載物に押されてトラックの荷台側に倒れて両者間に橋渡しされる。その結果、橋渡し部材を架けわたすのに、作業員が倒したりせずにすみ、安全性を確保できる。
図1,2に示すように、テールゲートリフタ装置10は、地面Gと、トラック100の荷台100Aとの間で、例えば、自走式機械運搬車を利用することなく、1〜3トン程度の重量の積載物105の積み下ろしを可能とするものである。そして、テールゲートリフタ装置10は、荷台100Aの後部に設けられている。
ここで、本第1実施形態のテールゲートリフタ装置10における積載物105は、例えば、スカイタワー(登録商標)等の高所作業車である。
なお、本実施形態のテールゲートリフタ装置10が装備されるトラック100は、いわゆるカーゴ車である。また、積載物支持台である載置物支持台15およびリフト装置20において、地面Gから積載物を積み込む側を搬入側とし、その反対側、つまりトラック100の後部側を搬出側とする。
すなわち、橋渡し部材26は、当該橋渡し部材26と載置台22とにわたって架けわたされた圧縮コイルバネ27により、載置台22の上昇時には当該載置台22の上面22B側に倒立状態(図1,4に示すように直立状態の意)で保持され、載置台22がトラック100の荷台100A高さまで上昇し、積載物105を荷台100Aに移載する時には、積載物105に押されて荷台100A側に倒れるようになっており、これにより、両者22,100A間に橋渡しされる構成となっている。
なお、橋渡し部材26の先端側裏面には、丸棒状の補強部材26Aが溶接等により固着されている。
また、左側に配置された一組の上下伸縮機構51は、互いに対向配置され一対のリンク機構部を構成する外側リンク機構部52と内側リンク機構部53とを備えて構成されている。
そして、上記各上下伸縮機構41,51におけるそれぞれの外側および内側リンク機構部42,43と52,53の間には、外側および内側リンク機構部42,43等を駆動し、それらを上下方向に移動して拡縮させる電動油圧シリンダー70がそれぞれ2個ずつ配置されており、この電動油圧シリンダー70と前記シザースリンク機構40とで載置台用駆動手段80(図3参照)が構成されている。
すなわち、電動油圧シリンダー70の本体の端部が、ベース部材21に設けられているシリンダー用支持部材62(図5参照)で支持され、電動油圧シリンダー70のピストンロッド70Aの先端部が上部連結部材60に連結されている。
各電動油圧シリンダー70は、前記各一対のリンク機構41,51のそれぞれに対応しており、これにより、例えば、1〜3トン程度の重量のある積載物100に対応できるようになっている。
(1)重量が、例えば3トン以上の積載物105をリフト装置20の載置台22上に載せた後、リフト装置20を駆動させて載置台22を上方向に移動させることで、積載物105をトラック100の荷台100Aの高さに持ち上げることができる。この際、積載物支持台15やその積載物支持台を上下方向に移動させる支持柱12、ブラケット13等は駆動されない。
その結果、一般的なテールゲートリフタを大型化することなく利用でき、簡単な構成で重量の嵩む積載物105を容易に昇降することができる。
上端部に前記積載物を載置する載置台を備えると共にこの載置台を上方向に持上げるリフト装置を、前記積載物支持台に装備し、
前記載置台の前記荷台側に、前記載置台の上面から前記荷台に向けて架けわたされる橋渡し部材を設け、
この橋渡し部材が前記載置台の上昇時および下降時には直立状態となると共に前記載置台から前記荷台への前記積載物の移載時には当該積載物に押されて前記荷台側に倒れるように、前記橋渡し部材の先端側と前記載置台の前記荷台側とにわたって前記橋渡し部材を前記載置台側に付勢する引張りコイルバネを架けわたしたことを特徴とする。
すなわち、橋渡し部材26は、当該橋渡し部材26と載置台22とにわたって架けわたされた引張りコイルバネ27により、載置台22の上昇時には当該載置台22の上面22B側に倒立状態で保持され、載置台22がトラック100の荷台100A高さまで上昇し、積載物105を荷台100Aに移載する時には、積載物105に押されて荷台100A側に倒れるようになっており、これにより、両者22,100A間に橋渡しされる構成となっている。
なお、橋渡し部材26の先端側裏面には、丸棒状の補強部材26Aが溶接等により固着されている。
そして、水平面内において、第1のバネ取付けピン28に対して、第2のバネ取付けピン29の取付け位置が低い位置となるように設定されている。
ただし、この場合は、橋渡し部材26が引張りコイルバネ27の付勢力により跳ね上げられる結果、橋渡し部材26の表面と載置台22の側端面とが激しく当接するため、傷つくおそれがあるので、好ましくない。
Claims (8)
- トラックの荷台における後端部に設けられ上面側に積載物を搭載しかつ前記荷台側を支点として起伏回動自在に装備された積載物支持台と、この積載物支持台を支持すると共に当該積載物支持台を上下方向に移動させる支持台用移動手段と、を備えたテールゲート用リフタ装置において、
上端部に前記積載物を載置する載置台を備えると共にこの積載物を上方向に持上げるリフト装置を、前記載置物支持台に装備したことを特徴とするテールゲートリフタ装置。 - 請求項1に記載したテールゲートリフタ装置において、
前記載置台の前記荷台側に、前記載置台の上面から前記トラックの荷台に向けて架けわたされる橋渡し部材を設け、
この橋渡し部材を、前記載置台側を支点として起伏回動自在としたことを特徴とするテールゲートリフタ装置。 - 請求項1または請求項2に記載のテールゲートリフタ装置において、
前記載置台に、当該載置台上に積載される前記積載物の移動を防止し位置決めする積載物位置決め部材を設け、
この積載物位置決め部材を、前記積載物の移動方向の前方側に配置した第1の位置決め部材と、移動方向の後方側に配置した第2の位置決め部材とで構成したことを特徴とするテールゲートリフタ装置。 - 請求項3に記載のテールゲートリフタ装置において、
前記第2の位置決め部材を前記積載物の移動方向の任意の位置に設定可能としたことを特徴とするテールゲートリフタ装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか一つに記載のテールゲートリフタ装置において、
前記載置物支持台を、底板と、当該底板と対向配置された天板とを備えて構成し、
前記リフト装置を、前記天板の上面に固定されたベース部材と、このベース部材に装備され上面に前記積載物を載置する前記載置台と、前記ベース部材に設けられると共に前記載置台を支持しかつ昇降させる載置台用駆動手段とを備えて構成したことを特徴とするテールゲートリフタ装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか一つに記載のテールゲートリフタ装置において、
前記載置物支持台を、底板と、当該底板を補強する補強リブとを含んで構成し、
前記リフト装置を、前記載置台と、この載置台を昇降させる載置台用駆動手段とを備えて構成し、
この載置台用駆動手段を、一端部が前記載置物支持台の端部に固定されると共に他端部が前記底板上を移動自在なローラを有するシザースリンク機構を備えて構成したことを特徴とするテールゲートリフタ装置。 - 請求項5または請求項6に記載のテールゲートリフタ装置において、
前記載置台用駆動手段を、前記載置台を支持すると共に当該載置台を上下方向に移動させるシザースリンク機構と、このシザースリンク機構を駆動する電動油圧シリンダーとを備えて構成したことを特徴とするテールゲートリフタ装置。 - 請求項5または請求項6に記載のテールゲートリフタ装置において、
前記シザースリンク機構を二組の上下伸縮機構で構成すると共に、こられの上下伸縮機構をそれぞれ一対の上下伸縮機構で構成したことを特徴とするテールゲートリフタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014149518A JP5856251B2 (ja) | 2014-07-23 | 2014-07-23 | テールゲートリフタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014149518A JP5856251B2 (ja) | 2014-07-23 | 2014-07-23 | テールゲートリフタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016022869A true JP2016022869A (ja) | 2016-02-08 |
JP5856251B2 JP5856251B2 (ja) | 2016-02-09 |
Family
ID=55269239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014149518A Expired - Fee Related JP5856251B2 (ja) | 2014-07-23 | 2014-07-23 | テールゲートリフタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5856251B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108327800A (zh) * | 2018-04-24 | 2018-07-27 | 山东瑞泰宝驰专用汽车有限公司 | 尾板式后门专用车厢 |
CN116986232B (zh) * | 2023-09-20 | 2024-01-30 | 成都盛锴科技有限公司 | 一种列车巡检机器人的转运装置和转运方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5066312U (ja) * | 1973-10-22 | 1975-06-14 | ||
JPS61142671U (ja) * | 1985-02-26 | 1986-09-03 | ||
JPS63151329U (ja) * | 1987-03-26 | 1988-10-05 | ||
JPH08239046A (ja) * | 1995-03-07 | 1996-09-17 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 運搬台車 |
JPH11189089A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-13 | Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd | 荷受台昇降装置 |
JPH11342784A (ja) * | 1998-06-04 | 1999-12-14 | Kanto Auto Works Ltd | 簡易型パワーリフト |
JP2008143241A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | ケーブルドラム運搬装置 |
-
2014
- 2014-07-23 JP JP2014149518A patent/JP5856251B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5066312U (ja) * | 1973-10-22 | 1975-06-14 | ||
JPS61142671U (ja) * | 1985-02-26 | 1986-09-03 | ||
JPS63151329U (ja) * | 1987-03-26 | 1988-10-05 | ||
JPH08239046A (ja) * | 1995-03-07 | 1996-09-17 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 運搬台車 |
JPH11189089A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-13 | Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd | 荷受台昇降装置 |
JPH11342784A (ja) * | 1998-06-04 | 1999-12-14 | Kanto Auto Works Ltd | 簡易型パワーリフト |
JP2008143241A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | ケーブルドラム運搬装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108327800A (zh) * | 2018-04-24 | 2018-07-27 | 山东瑞泰宝驰专用汽车有限公司 | 尾板式后门专用车厢 |
CN116986232B (zh) * | 2023-09-20 | 2024-01-30 | 成都盛锴科技有限公司 | 一种列车巡检机器人的转运装置和转运方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5856251B2 (ja) | 2016-02-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5829948A (en) | Multipurpose lift apparatus and method | |
CA2654173C (en) | Container tilting apparatus | |
JP3193459U (ja) | テールゲートリフタ装置 | |
US20090272953A1 (en) | Lift apparatus | |
WO2015040912A1 (ja) | 貨物用ラック | |
KR101495261B1 (ko) | 수직식 리프트 게이트 | |
US6799935B1 (en) | Lifting apparatus for user in the bed of a pickup truck | |
KR101569874B1 (ko) | 접이식지게차 및 지게차적재대가 구비된 화물차 | |
US8221048B2 (en) | Lifting apparatus for use in a truck bed | |
JP2002167162A (ja) | コンテナ荷役装置 | |
US4923357A (en) | Container transfer lift | |
JP2008221963A (ja) | ウイング形トラックの積荷の積卸し装置 | |
JP5856251B2 (ja) | テールゲートリフタ装置 | |
US8668426B1 (en) | Drop-floor trailer | |
JP3213796U (ja) | スロープ付荷役作業ステージ | |
KR101313077B1 (ko) | 격납식 리프트 게이트 | |
KR20190032869A (ko) | 트럭용 적재함 덤프 장치 | |
KR20210083910A (ko) | 차량 실내 장착형 파워리프트 | |
TWM597766U (zh) | 用於提升和降低重物的設備 | |
US20100213754A1 (en) | Support Systems for a Truck | |
JP3034305U (ja) | 車載リフト | |
KR101313076B1 (ko) | 격납식 리프트 게이트 | |
JPH10298U (ja) | 積荷の昇降装置 | |
BE1020593A3 (nl) | Inrichting voor het laden, lossen en uitkippen van containers en dergelijke en voertuig uitgerust met dergelijke inrichting. | |
JP3058702U (ja) | 昇降装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151119 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151210 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5856251 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |