JPH11138704A - 化粧シート - Google Patents

化粧シート

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JPH11138704A
JPH11138704A JP33118497A JP33118497A JPH11138704A JP H11138704 A JPH11138704 A JP H11138704A JP 33118497 A JP33118497 A JP 33118497A JP 33118497 A JP33118497 A JP 33118497A JP H11138704 A JPH11138704 A JP H11138704A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の建材用化粧シートは、施行時や使用時
に当たって、摩擦や打撃等を受けることにより表面保護
層に含有されているフィラーが脱落して脱落跡が残ると
共に、耐摩耗性や耐スクラッチ性が低下して表面保護層
が傷付き易くなるという欠点があった。 【解決手段】 化粧シート1は、基材シート2の表面に
直接又は間接に少なくとも2層の保護コート層で構成さ
れた表面保護層4が設けられ、該表面保護層4が最表面
を構成しており、表面保護層4を構成する最表面の保護
コート層4bはフィラー5を含有して架橋硬化性樹脂か
ら構成されており、且つ保護コート層4bの硬さがそれ
より下の保護コート層4aの硬さよりも硬く構成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耐摩耗性、耐スクラ
ッチ性の高い化粧シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建材用化粧シートとしては、施工
時や完成後通常使用時にあって、化粧シート表面に傷が
つき難いようにシート表面に架橋硬化性樹脂からなる表
面保護層を設けたものが知られている。また、表面保護
層を硬く構成するために、該保護層にフィラーを含有さ
せたものもある。表面保護層にフィラーを含有させる
と、耐摩耗性、耐スクラッチ性が向上したものとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の化粧シートは、外部からの繰り返しの摩擦や衝撃等
によって表面保護層に含有されているフィラーのうち、
表面保護層の最表面に露呈しているフィラーが脱落して
摩耗し、表面保護層の表面にフィラーの脱落跡が形成さ
れて傷跡と同じように見映えを悪くすると共に、上記し
た外部からの刺激によりフィラーが随時脱落することに
よって表面保護層は徐々にその硬さを失い、その結果、
表面保護層が傷つき易くなるという欠点があった。
【0004】本発明は上記従来の欠点を解消し、外部か
らの繰り返し摩擦や衝撃によっても表面保護層の硬さを
保ち続けて表面に傷の付き難い化粧シートを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)基材シ
ートの表面に直接又は間接に少なくとも2層の保護コー
ト層で構成された表面保護層が設けられ、該表面保護層
が最表面を構成している化粧シートであって、上記表面
保護層において、少なくとも最表面の保護コート層はフ
ィラーを含有して架橋硬化性樹脂から構成されており、
且つ最表面の保護コート層の硬さが他の保護コート層の
硬さよりも硬く構成されていることを特徴とする化粧シ
ート、(2)最表面の保護コート層のフィラー含有率が
20重量%以下である上記(1)記載の化粧シート、
(3)表面保護層の裏面側に位置するように装飾層が設
けられており、表面保護層を構成する各保護コート層が
いずれも透明性を有する樹脂で構成されている上記
(1)又は(2)記載の化粧シートを要旨とする。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明を図面に基づき詳細
に説明する。図は本発明の一実施例を示し、図1は本発
明化粧シートの縦断面図である。図中、1は化粧シー
ト、2は基材シート、3は装飾層、4は表面保護層、4
aは下側の保護コート層、4b最表面の保護コート層、
5はフィラーを表わす。
【0007】本発明の化粧シート1は、例えば図1に示
すように、基材シート2の表面に装飾層3が設けられ、
更にその上に、保護コート層4aと保護コート層4bと
からなる表面保護層4が、保護コート層4bを表面側に
して設けられている。保護コート層4bにはフィラー5
が含有されており、且つ保護コート層4b層の硬さは保
護コート層4aの硬さよりも硬く構成されている。
【0008】基材シート2の素材は、原則として、この
種の化粧シートに使用されているものであればよく、具
体的に例を示すと、ポリエチレンテレフタレートに代表
されるポリエステル、ナイロン等のポリアミド、ポリ塩
化ビニル、ポリメタクリル酸メチル等のアクリル樹脂、
ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリアリレート、ポ
リフッ化ビニリデン等のフッ素系樹脂、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、三酢酸セルロース、セロファン、E
VOH、ABS等からなる単層又は複層の合成樹脂フィ
ルム、紙、または合成紙等である。
【0009】装飾層3は、透明樹脂層、着色樹脂層、絵
柄層、或いは金属蒸着層等の単独或いは組み合わせから
なる。透明樹脂層の形成は、後に詳述する表面保護層を
構成する樹脂と同様の樹脂が使用できる。また、着色層
は前記透明樹脂層に顔料等の着色剤を含有させたもので
あり、絵柄層はインキにより絵柄、図柄、模様等を施し
たものである。また、金属蒸着層はアルミニウム、錫、
銀、銅、クロム等の金属を真空蒸着等により形成してな
るものであり、厚みは40〜600Åが好ましい。これ
らの装飾層は1層に限らず2層以上を設けることも可能
である。尚、本発明においては、上記装飾層は必ずしも
必須ではなく、装飾層が設けられていなくともよい。
【0010】表面保護層4のうち、最表面の保護コート
層以外の保護コート層(即ち、図1では保護コート層4
a)を構成する素材としては、熱可塑性樹脂、架橋硬化
性樹脂等を用いることができ、これらを単独で或いは混
合して用いることができる。上記熱可塑性樹脂としては
ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポ
リアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチルなどのアク
リルもしくはメタクリルモノマーの単独共重合体もしく
はこれらモノマーを含む共重合体、ポリスチレン、ポリ
α−メチルスチレン等のスチレン樹脂及びスチレン系共
重合樹脂、エチルセルロース、エチルヒドロキシエチル
セルロース、セルロースアセテートプロピオネート、酢
酸セルロースなどのセルロース誘導体、ロジン、ロジン
変性マレイン酸樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、重合
ロジン等のロジンエステル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、
塩化ビニル樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、クマ
ロン樹脂、ビニルトルエン樹脂、ブチラール樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、セラック、アラビア
ゴム、アカロイド、マスチック等が挙げられ、本発明に
おいてはこれらの一種もしくは2種以上の混合物を使用
することができる。
【0011】また、架橋硬化性樹脂としては、電離放
射線硬化型樹脂、2液反応硬化型樹脂、熱硬化型樹
脂の3種類が挙げられる。上記電離放射線硬化型樹脂と
は、電離放射線の照射で硬化する性質を有するものであ
る。ここで、電離放射線とは、電磁波又は荷電粒子線の
うち物質を電離させる能力を有するものを言い、種々の
ものがあるが、工業的に利用できるのは、紫外線もしく
は電子線であり、この他γ線なども利用できる。
【0012】電離放射線硬化型樹脂としては、例えば、
分子中にエチレン性不飽和結合を有するプレポリマー、
またはオリゴマー、例えば不飽和ポリエステル類、ポリ
エステルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタ
ンアクリレート、ポリエーテルアクリレート、ポリオー
ルアクリレート、メラミンアクリレート等の各種アクリ
レート類、ポリエステルメタクリレート、ポリエーテル
メタクリレート、ポリオールメタクリレート、メラミン
メタクリレート等の各種メタクリレート類などの一種も
しくは二種以上と、分子中にエチレン性不飽和結合を有
するモノマー、例えば、スチレン、α−メチルスチレン
等のスチレン系モノマー類、アクリル酸メチル、アクリ
ル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸メトキシエチ
ル、アクリル酸ブトキシエチル、アクリル酸ブチル、ア
クリル酸メトキシブチル、アクリル酸フェニル等のアク
リル酸エステル類、メタクリル酸エチル、メタクリル酸
プロピル、メタクリル酸メトキシエチル、メタクリル酸
エトキシメチル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸
ラウリル等のメタクリル酸エステル類、アクリルアミ
ド、メタクリルアミドなどの不飽和カルボン酸アミド、
アクリル酸−2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル、
メタクリル酸−2−(N,N−ジメチルアミノ)エチ
ル、アクリル酸−2−(N,N−ジベンジルアミノ)エ
チル、メタクリル酸(N,N−ジメチルアミノ)メチ
ル、アクリル酸−2−(N,N−ジエチルアミノ)プロ
ピル等の不飽和酸の置換アミノアルコールエステル類、
エチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコ
ールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリ
レート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ジ
エチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリ
コールジアクリレート、ジプロピレングリコールジアク
リレート、エチレングリコールアクリレート、プロピレ
ングリコールジメタクリレート、ジエチレンジメタクリ
レート等の多官能性化合物及び(又は)分子中に2個以
上のチオール基を有するポリチオール化合物、例えば、
トリメチロールプロパントリチオグリコレート、トリメ
チロールプロパンチオプロピレート、ペンタエリスリト
ールテトラチオグリコール等を混合した塗工用組成物で
形成されるものが挙げられる。前記塗工用組成物は以上
の化合物を任意に混合して得られるものであるが、該組
成物に通常のコーティング適性を持たせるために、前記
プレポリマー又はオリゴマーを5重量%以上、同じく前
記モノマー及び(又は)ポリチオールを95重量%以下
とすることが好ましい。
【0013】また、2液反応硬化型樹脂の例としては、
ポリウレタン(イソシアネート硬化剤)、不飽和ポリエ
ステル(イソシアネート硬化剤)或いは、エポキシ(ア
ミン硬化剤)等を希釈溶剤に溶解し、必要に応じ安定
剤、充填剤を含有させた組成物で形成されるものが挙げ
られる。
【0014】また、、熱硬化型樹脂としては、メラミン
樹脂系、ポリシロキサン系等の公知のものが挙げられ
る。
【0015】本発明においてはまた、上記架橋硬化性樹
脂の中でも、未硬化の状態では常温で固体であり、か
つ、熱可塑性、溶剤溶解性を有していながら、塗装およ
び乾燥によって見掛け上、又は手で触ったときにも非流
動性(指触乾燥性)であり、かつ非粘着性である塗膜を
与えるものが好ましく使用される。この様なものとし
て、(A)ラジカル重合不飽和基を有する樹脂、(B)
熱可塑性樹脂の2種類がある。これらの具体例を以下に
示す。
【0016】(A)ラジカル重合不飽和基を有する樹脂
としては、ガラス転移温度が0〜250℃のポリマー中
にラジカル重合性不飽和基を有するもの。更に具体的に
は以下の化合物〜を重合若しくは共重合させたもの
に対し後述する方法(a)〜(d)によりラジカル重合
性不飽和基を導入したものを用いることができる。 水酸基を有する単量体:N−メチロール(メタ)アク
リルアミド、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート
等。 カルボキシル基を有する単量体:(メタ)アクリル
酸、(メタ)アクリロイルオキシエチルモノサクシネー
ト等。 エポキシ基を有する単量体:グリシジル(メタ)アク
リレート等。 アジリジニル基を有する単量体:2−アリジニルエチ
ル(メタ)アクリレート、2−アジリジニルプロピオン
酸アリル等。 アミノ基を有する単量体:(メタ)アクリルアミド、
ダイアセトン(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル
(メタ)アクリレート等。 スルフォン基を有する単量体:2−(メタ)アクリル
アミド−2−メチルプロパンスルフォン酸等。 イソシアネート基を有する単量体:2,4−トルエン
ジイソシアネートと2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレートの1モル対1モル付加物等のジイソシアネート
と活性水素を有するラジカル重合性単量体の付加物等。 更に、上記の共重合体のガラス転移点を調節したり、
硬化膜の物性を調節したりするために、上記の化合物
と、この化合物と共重合可能な以下のような単量体とを
共重合させることができる。この様な共重合可能な単量
体としては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エ
チル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレ
ート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メ
タ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、
イソアミル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メ
タ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリ
レート等が挙げられる。
【0017】次に上述のようにして得られた重合体を以
下に述べる方法(a)〜(d)により反応させ、ラジカ
ル重合性不飽和基を導入することによって、紫外線もし
くは電子線硬化型樹脂が得られる。 (a)水酸基を有する単量体の重合体または共重合体の
場合には、(メタ)アクリル酸等のカルボキシル基を有
する単量体等を縮合反応させる。 (b)カルボキシル基、スルフォン基を有する単量体の
重合体または共重合体の場合には、前述の水酸基を有す
る単量体を縮合反応させる。 (c)エポキシ基、イソシアネート基或いはアジリジニ
ル基を有する単量体の重合体または共重合体の場合に
は、前述の水酸基を有する単量体もしくはカルボキシル
基を有する単量体を付加させる。 (d)水酸基或いはカルボキシル基を有する単量体の重
合体または共重合体の場合には、エポキシ基を有する単
量体あるいはアジリジニル基を有する単量体あるいはジ
イソシアネート化合物と水酸基含有アクリル酸エステル
単量体の1対1モルの付加物を付加反応させる。
【0018】上記(a)〜(d)の反応を行うには、微
量のハイドロキノン等の重合禁止剤を加え乾燥空気を送
りながら行うことが望ましい。
【0019】(B)熱可塑性樹脂としては、融点が常温
(20℃)〜250℃であり、ラジカル重合性不飽和基
を有する化合物が挙げられ、具体的にはステアリルアク
リレート、ステアリル(メタ)アクリレート、トリアク
リルイソシアヌレート、シクロヘキサンジオールジ(メ
タ)アクリレート、スピログリコールジアクリレート、
スピログリコール(メタ)アクリレートなどが挙げられ
る。
【0020】また、本発明においては前記(A)及び
(B)を混合して用いることもでき、さらにそれらに対
してラジカル重合性不飽和単量体を加えることもでき
る。このラジカル重合性不飽和単量体は電離放射線照射
の際、架橋密度を向上させ、耐熱性を向上させるもので
あって、前述の単量体の他にエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレート、
ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペン
タエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、エチレ
ングリコールジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレ
ート、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテルジ
(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジグリシ
ジルエーテルジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレン
グリコールジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレー
ト、ソルビトールテトラグリシジルエーテルテトラ(メ
タ)アクリレート等を用いることができ、前記下の紫
外線硬化型樹脂または電子線硬化型樹脂100重量部に
対して、0.1〜100重量部で用いることが好まし
い。
【0021】また、上記のものは電子線により充分に硬
化可能であるが、紫外線照射で硬化させる場合には増感
剤としてベンゾキノン、ベンゾイン、ベンゾインメチル
エーテル等のベンゾインエーテル類、ハロゲン化アセト
フェノン類ビアセチル類などの紫外線照射によりラジカ
ルを発生するものも用いることができる。
【0022】以上の成分を装飾層3(または装飾層がな
い場合は基材シート2)の表面に塗布するには、公知の
方法、例えばロールコート法、カーテンフローコート
法、ワイヤーバーコート法、グラビアコート法、エアー
ナイフコート法、リバースコート法、キスコート法、ブ
レードコート法、スムーズコート法、シルクスクリーン
印刷法などの方法を利用して行うことができる。
【0023】また、表面保護層4を構成する保護コート
層のうち、最表面の保護コート層(即ち、図1では保護
コート層4b)を構成する素材は架橋硬化性樹脂であ
り、具体的には上記保護コート層4aの素材として例示
したうちの架橋硬化性樹脂と同様のものを用いることが
できる。
【0024】最表面の保護コート層をはじめとする表面
保護層4を構成する各保護コート層の厚みは、硬さを硬
くして化粧シート表面を保護するという目的からは厚い
方がよいが、この保護コート層は従来からの印刷や塗布
方法等により形成される。厚みは、例えば5〜20μm
程度である。
【0025】本発明においては、表面保護層4を構成す
る保護コート層4bを、保護コート層4aよりも硬く構
成する、換言すれば保護コート層4aを保護コート層4
bよりも軟らかく構成するために、保護コート層4bに
フィラー5を含有させた上に更に、保護コート層4aを
保護コート層4bよりも軟質の架橋硬化性樹脂で構成す
るか、或いはそれに更に熱可塑性樹脂を含有させるか、
また或いは熱可塑性樹脂のみで構成する方法を採用する
こともできる。
【0026】本発明でいうフィラーとは、所謂強度、耐
摩耗性向上を目的とした充填材であってビーズ状のも
の、フィラー状のものを含んでおり、その形状としては
具体的には例えば、球状、不定形状、板状、棒状、筒
状、多角形状等、種々の形状のものを用いることができ
るが、球状、不定形状が好ましい。球状、不定形状のも
のは角がないため、この角が引っ掛かってフィラーが引
き剥がされるという虞れも少ない。
【0027】フィラー5の材質としては、有機、無機、
有機と無機の混合物等が用いられ、例えばアルミナ、ガ
ラス、炭化ケイ素、カーボン、酸化チタン、酸化ジルコ
ニウム、窒化ケイ素、窒化チタン、シリカ、炭酸カルシ
ウム、アクリル、ウレタン、尿素、スチレン、ナイロン
から選ばれた1種又は2種以上からなるものを用いるこ
とができる。
【0028】また上記フィラー5の大きさは、平均粒径
0.5〜100μmであるのが好ましい。平均粒径が
0.5μm未満であるとフィラーを含有せしめたことに
よる硬さ向上の効果が顕著に得られず、また平均粒径が
100μmを越えるとフィラーが保護コート層表面より
突出し易くなり、その結果、保護コート層からの脱落の
危険を増大させる。また表面保護層の表面平滑性を損な
うことにもなって好ましくない。フィラーの平均粒径は
特に好ましくは5〜20μmである。
【0029】本発明においては、表面保護層は2層以上
の保護コート層で構成されていればよく、2層に限られ
ず3層でも4層以上でもよい。そして、フィラーは表面
保護層のうち少なくとも化粧シートの最表面になる保護
コート層に含有されればよい。即ち、本発明において
は、第2層目以下のいずれか1層以上(図1では保護コ
ート層4a)にもフィラーを含有させることができる。
しかし、保護コート層4aにフィラーを含有させる場合
でも、フィラーを含有した保護コート層4aの硬さが保
護コート層4bの硬さよりも小さいものでなければなら
ない。
【0030】フィラーの含有率は最表面の保護コート層
に硬さの性質を付与するためには高い方がよいが、一方
で、表面平滑性を高くし、フィラーの脱落防止を図るた
め、及び透明樹脂を用いた場合において透明性を高く保
つためには低い方がよい。上記各保護コート層の厚みが
通常、上記した範囲の厚みであるので、フィラーが保護
コート層の表面に著しく露呈しないようにするためには
フィラーの含有率は20重量%以下が好ましい。
【0031】フィラーの含有率が20重量%を超えると
フィラーが保護コート層表面に顕著に露呈してしまい、
外観や触感を悪くしたり、また他の物体との接触によっ
て露呈した部分のフィラーが剥落する虞れが生じるた
め、剥落した部分に剥落跡が発生して外観や触感を悪く
し、またフィラーの含有率が低下して、含有率の減少し
た分だけはフィラーを含有させた意味がなくなり無駄と
なる。また、透明樹脂を用いた場合においては、透明性
の低下を招く。
【0032】また、フィラーの含有率が20重量%以下
であると、表面保護層の下層に装飾層を設ける場合にお
いて、該装飾層の視認性が良好である。
【0033】また本発明においては、表面保護層を構成
する各保護コート層は、高透明性に構成されているのが
好ましい。高透明性に構成するには、通常、透明性の高
い樹脂で保護コート層を構成する。本発明においては特
に、上記各保護コート層を構成する高透明性の樹脂とし
て同一樹脂を用いるのが好ましい。また、硬さを極端に
犠牲にすることがない程度に表面保護層の総厚を薄く構
成することもできる。この場合の各保護コートの厚みは
1〜10μmが好ましい。
【0034】表面保護層を透明性の高い層として構成し
た場合は、その下側に装飾層3を設けた場合において、
該装飾層の模様を、表面保護層を通して良好に視認する
ことができる。特に、表面保護層4を構成する全ての保
護コート層を同一の樹脂で構成した場合は、各保護コー
ト層の界面での光の屈折がなく、また光の反射が極めて
少ないため、下層の装飾層3の視認性がさらに高まると
いう利点がある。
【0035】装飾層を設けた場合においては、該装飾層
の視認性を良好ならしめるためには表面保護層の厚みは
あまり厚くしない方が好ましいが、その場合、フィラー
の平均粒径が大きいと保護コート層の表面からより一層
突出してしまい、フィラーの脱落の危険を増大する。ま
た表面平滑性が損なわれていると、透明性が悪くなり、
装飾層を良好に視認することができなくなる。
【0036】本発明においては、基材シートと表面保護
層との間に、上記装飾層以外の機能性層を設けることも
できる。該機能性層は、装飾層と合わせて設け、装飾層
の上面或いは下面に設けることができる。即ち、基材シ
ートの上面に直接設けてもよいし、また或いは装飾層を
介して基材シートの上面に間接に設けてもよい。
【0037】本発明においては、表面保護層を構成する
2層以上の保護コート層において、最表面の保護コート
層が他の保護コート層よりも硬く構成されている。即
ち、表面保護層が2層の保護コート層から構成される場
合には、最表面の保護コート層の硬度>第2層目の保護
コート層の硬度となるように構成される。
【0038】また表面保護層が3層の保護コート層から
構成される場合には、最表面の保護コート層の硬度>第
2層目の保護コート層の硬度であり且つ最表面の保護コ
ート層の硬度>第3層目の保護コート層の硬度となるよ
うに構成される。ここにおいて第2層目の保護コート層
の硬度と第3層目の保護コート層の硬度との関係は問題
としない。しかし、第2層目の硬度>第3層目の硬度で
あればより好ましい。つまり、表面保護層を構成する保
護コート層においては、最表面の保護コート層から基材
シートに向かって順に硬度が低くなるように設けられて
いればより好ましい。
【0039】上記でいう硬さの指標である硬度とは、例
えばビッカース硬さ、ロックウェル硬さ、ブリネル硬
さ、引掻き硬さ等で表される硬度である。但し、各保護
コート層の硬さの対比は同一の硬さの指標を用いて行な
わなければならない。つまり、〔最表面の保護コート層
の硬度〕>〔第2層目の保護コート層の硬度〕という関
係において、硬さの指標としてビッカース硬さを用いて
いる場合には上記の関係はビッカース硬さにおける最表
層と第2層目との硬さの関係を表していることになる。
【0040】本発明の化粧シートは、表面に表面保護層
が設けられており、該表面保護層は複数の保護コート層
から構成されていて、最表面の保護コート層がフィラー
を含有して硬く、第2層目以下の保護コート層が最表面
の保護コート層よりも柔らかく構成されているので、化
粧シートの表面保護層表面に、外部からの繰り返し摩擦
力が作用しても、或いは外部からの引っ掻き力が作用し
たとしても、また或いは外部からの打撃力が作用したと
しても、第2層目以下の保護コート層が外部からの応力
を緩和して最表面の保護コート層に及ぼす力を減少させ
ることができ、その結果、最表面の保護コート層に含有
されているフィラーの脱落を防止して、優れた耐摩耗性
と耐スクラッチ性を長期間に亘って維持することができ
る。
【0041】
【実施例】次に、具体的な実施例を挙げて本発明を更に
詳細に説明する。 実施例1 以下のようにして化粧シートを製造した。着色塩化ビニ
ルシート(理研ビニル製;23phr)上に絵柄層をグ
ラビア印刷により施し、上記絵柄層上に透明塩化ビニル
シート(理研ビニル製;23phr)をダブリングエン
ボス加工にて貼り合わせた。次いで上記透明塩化ビニル
シート上に、熱硬化型樹脂をグラビア印刷した後、該樹
脂を加熱して硬化させて下層の保護コート層(第2層目
の保護コート層となる)を設けた。次にアルミナ(平均
粒径10μm)を20重量%含有する熱硬化型樹脂(第
2層目の保護コート層と同じ)をグラビア印刷した後、
加熱して硬化させて最表面の保護コート層を設けた。こ
の化粧シートの表面保護層においては、最表面の保護コ
ート層の硬さ>第2層目の保護コート層の硬さであり、
保護コート層界面における光の反射はなく絵柄層の視認
性は良好であった。
【0042】実施例2 以下のようにして化粧シートを製造した。塩化ビニルの
ダブリングシート(理研ビニル製;23phr,トップ
シート厚み0.8mm,ベースシート厚み0.8mm)
上に絵柄層をグラビア印刷により施し、上記絵柄層上に
ウレタン系の2液硬化型樹脂をグラビア印刷した後、常
温放置して該樹脂を硬化させて下層の保護コート層(第
2層目の保護コート層となる)を設けた。次に上記第2
層目の保護コート層上に、アルミナ(平均粒径10μ
m)を20重量%含有する紫外線硬化型樹脂をコーティ
ングした後、該樹脂に紫外線を照射して硬化させて最表
面の保護コート層を設けた。この化粧シートの表面保護
層においては、最表面の保護コート層の硬さ>第2層目
の保護コート層の硬さであり、保護コート層界面におけ
る光の反射はなく絵柄層の視認性は良好であった。
【0043】実施例3 以下のようにして化粧シートを製造した。薄紙(天間
製;SWC30g/m2 )に絵柄層をグラビア印刷によ
り施した。次いで上記絵柄層上に2液硬化型樹脂をグラ
ビア印刷した後、常温放置して該樹脂を硬化させて下層
の保護コート層(第2層目の保護コート層となる)を設
けた。次に上記第2層目の保護コート層上に、アルミナ
(平均粒径10μm)を20重量%含有する電子線硬化
型樹脂をコーティングした後、該樹脂に電子線を照射し
て硬化させて最表面の保護コート層を設けた。この化粧
シートの表面保護層においては、最表面の保護コート層
の硬さ>第2層目の保護コート層の硬さであった。ま
た、保護コート層界面における光の反射はなく絵柄層の
視認性は良好であった。
【0044】比較例1 実施例1の最表面の保護コート層に用いた材質を用い
(フィラー含有率は実施例1と同じ)、表面保護層を1
層のみとしてその厚みを実施例1の表面保護層の総厚と
同一とした(フィラー総量は異なる)以外は、実施例1
と同様にして化粧シートを得た。
【0045】比較例2 実施例1の最表面の保護コート層に用いた樹脂を用い、
表面保護層を1層のみとしてその厚みを実施例1の表面
保護層の総厚と同一とし、フィラー総量を実施例1と同
一とした以外は、実施例1と同様にして化粧シートを得
た。
【0046】比較例3 実施例1の最表面の保護コート層に用いた材質を用い
(フィラー含有率は実施例1と同じ)、表面保護層を1
層のみとしてその厚みを実施例1の最表面の保護コート
層の厚みと同一とした(表面保護層の総厚は異なる)以
外は、実施例1と同様にして化粧シートを得た。
【0047】実施例と比較例との比較において、表面
保護層の総厚が同じで、表面保護層全体のフィラーの含
有総量が同じ場合(実施例1と比較例2)、実施例の方
が比較例よりも耐摩耗性及び耐スクラッチ性において優
れていた。実施例と比較例との比較において、実施例
で用いた最表面の保護コート層と同一の材質を比較例の
表面保護層にも用い(フィラーの含有密度が同じ)、表
面保護層全体の総厚を同じにした場合(実施例1と比較
例1)、実施例の方が比較例よりも耐摩耗性及び耐スク
ラッチ性において優れていた。実施例と比較例との比
較において、実施例における最表面の保護コート層と比
較例に表面保護層とを同一材質で同一厚みとした場合
(実施例1と比較例3)、実施例の方が比較例よりも耐
摩耗性及び耐スクラッチ性において優れていた。
【0048】以上のように、表面保護層の総厚が同じ場
合は、フィラーの含有総量が同じ場合でも、フィラーの
含有密度が同じ場合でも、どちらにおいても実施例の方
が耐摩耗性及び耐スクラッチ性において優れていた。ま
た、フィラーを含有する表面保護層の下に第2の層を設
けたものは、それを設けないものよりも耐摩耗性及び耐
スクラッチ性において優れていた。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の化粧シー
トは、基材シートの表面に直接又は間接に少なくとも2
層の保護コート層で構成された表面保護層が設けられ、
該表面保護層が最表面を構成している化粧シートであっ
て、上記表面保護層において、少なくとも最表面の保護
コート層はフィラーを含有して架橋硬化性樹脂から構成
されており、且つ最表面の保護コート層の硬さが他の保
護コート層の硬さよりも硬く構成されているので、第2
層目以下の保護コート層が外部からの応力を緩和して最
表面の保護コート層に及ぼす力を減少させるため、最表
面の保護コート層に含有されているフィラーの脱落を防
止して、優れた耐摩耗性と耐スクラッチ性を長期間に亘
って維持することができる効果を奏する。
【0050】また、上記の化粧シートにおいて、最表面
の保護コート層のフィラー含有率が20重量%以下の場
合は、最表面の保護コート層の硬さを硬く保ったまま、
フィラーが層の表面に突出することがないので表面平滑
にして美麗であると共に、フィラーの脱落をより一層確
実に防止することができ、表面平滑性、耐摩耗性、耐ス
クラッチ性とそれらの性質の持続性においてより一層優
れた性質を有する効果がある。
【0051】また、上記の化粧シートにおいて、表面保
護層の裏面側に位置するように装飾層が設けられてお
り、表面保護層を構成する各保護コート層がいずれも透
明性を有する樹脂で構成されている場合は、表面保護層
の下層の装飾層の視認性が良好となる利点がある。
【0052】特に、最表面の保護コート層のフィラーの
含有率が20重量%以下であって且つ表面保護層の裏面
側に位置するように装飾層が設けられており、表面保護
層を構成する各保護コート層がいずれも透明性を有する
樹脂で構成されている場合は、フィラーが透明性を低下
せしめず、装飾層の視認性が極めて良好とできる効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明化粧シートの例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 化粧シート 2 基材シート 3 装飾層 4 表面保護層 4a 2層目の保護コート層 4b 最表面の保護コート層 5 フィラー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材シートの表面に直接又は間接に少な
    くとも2層の保護コート層で構成された表面保護層が設
    けられ、該表面保護層が最表面を構成している化粧シー
    トであって、上記表面保護層において、少なくとも最表
    面の保護コート層はフィラーを含有して架橋硬化性樹脂
    から構成されており、且つ最表面の保護コート層の硬さ
    が他の保護コート層の硬さよりも硬く構成されているこ
    とを特徴とする化粧シート。
  2. 【請求項2】 最表面の保護コート層のフィラー含有率
    が20重量%以下である請求項1記載の化粧シート。
  3. 【請求項3】 表面保護層の裏面側に位置するように装
    飾層が設けられており、表面保護層を構成する各保護コ
    ート層がいずれも透明性を有する樹脂で構成されている
    請求項1又は2記載の化粧シート。
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