JPH11138592A - 加飾成形用金型の雌型 - Google Patents

加飾成形用金型の雌型

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JPH11138592A
JPH11138592A JP6881598A JP6881598A JPH11138592A JP H11138592 A JPH11138592 A JP H11138592A JP 6881598 A JP6881598 A JP 6881598A JP 6881598 A JP6881598 A JP 6881598A JP H11138592 A JPH11138592 A JP H11138592A
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JP
Japan
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cavity
air
mold
decorative
decorative sheet
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JP6881598A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Nakamichi
一喜 中道
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/1418Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the inserts being deformed or preformed, e.g. by the injection pressure

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加飾用シートを、局部的に膨張したり破損する
ことなく、確実に予備延伸することができる。 【解決手段】加飾成形用金型の雌型10には、雄型の一
部が嵌入するように型開き面11bに開口したキャビテ
ィ11aを有する雌型本体11が設けられている。雌型
本体11には、キャビティ11aの開口を覆うように加
飾用シート13aが保持され、加飾用シート13aがキ
ャビティ11a内に押し込まれることによって、キャビ
ティ11a内のエアーがエアー通路11fを通って排出
されて、エアー収容袋18に収容される。その後、エア
ー減圧路11dが減圧されることによってキャビティ1
1a内が減圧されると、エアー収容袋18内のエアーが
キャビティ11aを通って排出されて、キャビティ11
a内が減圧され、加飾用シート13aがキャビティ11
aのキャビティ面11gに密着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、文字、絵
柄等の装飾印刷が設けられた加飾用シートを、溶融樹脂
と一体成形する際に使用される加飾成形用金型の雌型に
関する。
【0002】
【従来の技術】文字、絵柄等の装飾印刷が設けられた加
飾用シートが合成樹脂に一体的に成形された加飾成形品
は、通常、特公昭50−19132号公報に開示されて
いるように、射出成形によって製造される。加飾成形品
を射出成形する金型は、成形品の表面形状に対応したキ
ャビティが設けられた雌型と、雌型のキャビティ内に、
一部が嵌入するようになった雄型とを有している。キャ
ビティが形成された雌型には、キャビティの開口を覆う
ように、絵付けされた熱可塑性合成樹脂製の加飾用シー
トが保持されるようになっている。雌型には、キャビテ
ィ内に通じるエアー減圧路が設けられており、エアー減
圧路が減圧されることによってキャビティ内が減圧され
る。
【0003】このような雌型では、キャビティの開口を
覆うように保持された加飾用シートが、加熱されて軟化
された後に、エアー減圧路が減圧されることによってキ
ャビティ内が減圧される。これにより、キャビティの内
奥面であるキャビティ面に、加飾用シートが密着され
る。
【0004】雌型におけるキャビティのキャビティ面に
加飾用シートが密着した状態になると、雌型に対して雄
型が型締めされて、キャビティ内に雄型の一部が嵌合さ
れた状態になる。キャビティ内に嵌合された雄型の一部
は、キャビティの内面とは適当な間隔が開けられた状態
になっており、雌型および雄型が型締めされると、キャ
ビティ内の雄型との間隙内に、溶融樹脂が射出される。
キャビティ内に射出される溶融樹脂は、キャビティのキ
ャビティ面に密着した加飾用シートと一体化されて、冷
却固化される。これにより、表面に絵柄等が印刷された
加飾用シートが合成樹脂と一体化された加飾成形品が得
られる。
【0005】この場合、キャビティが深くなっている
と、キャビティ内を真空にするだけでは、加飾用シート
がキャビティ面に密着されないおそれがある。このため
に、キャビティ内を真空にする前に、加熱されて軟化状
態になった加飾用シートを、押圧プラグ等の治具によっ
てキャビティ内に押し込んで、加飾用シートをキャビテ
ィ面に近接した状態とする予備延伸が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キャビ
ティの開口を密着状態で覆っている加飾用シートを加熱
板により加熱軟化させる際に、加熱効率を上げる目的で
加熱板を加飾用シートにかなり近づけることになる。こ
れにより図5に示すように、キャビティ11a内の空気
までが加熱膨張し、加飾用シート13aを外方に突出さ
せることがあり、高温に加熱板21の加飾用シート13
aが接触し、溶けて破損するおそれがあった。
【0007】また、加飾用シートは、キャビティの開口
を密閉状態で覆っているために、押圧プラグ等によって
加飾用シートをキャビティ内に押し込むと、キャビティ
内のエアーは、キャビティ内にて圧縮され、キャビティ
内は高圧になる。その結果、加飾用シートは、押圧プラ
グ等によって、キャビティ面に近接した所定の位置にま
で確実に予備延伸されないおそれがある。また、キャビ
ティ内が高圧になると、押圧プラグ等の治具周辺に位置
する加飾用シートが局部的に延伸されて、加飾用シート
が局部的に膨張したり破損するおそれもある。
【0008】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、加飾用シートを加熱軟化する際
に、キャビティ内のエアーによって加飾用シートが膨張
し加熱板に接触することにより破損することがなく、十
分に加熱軟化でき、また予備延伸する際に、キャビティ
内のエアーによって加飾用シートが膨張したり破損する
ことなく、キャビティ面に近接した所定位置にまで確実
に加飾用シートを予備延伸することができる加飾成形用
金型の雌型を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の加飾成形用金型
の雌型は、雄型の一部が嵌入するように型開き面に開口
したキャビティを有しており、このキャビティの開口を
覆うように加飾用シートが保持されるとともに、キャビ
ティ内を減圧するエアー減圧路が設けられた加飾成形用
金型の雌型であって、加飾用シートによって覆われたキ
ャビティ内のエアーをキャビティ内から排出するエアー
通路が設けられており、このエアー通路に、キャビティ
内から排出されるエアーを収容するエアー収容部材が設
けられていることを特徴とする。
【0010】また、本発明の加飾成形用金型の雌型は、
雄型の一部が嵌入するように型開き面に開口したキャビ
ティを有しており、このキャビティの開口を覆うように
加飾用シートが保持されるとともに、キャビティ内を減
圧するエアー減圧路が設けられた加飾成形用金型の雌型
であって、加飾用シートによって覆われたキャビティ内
のエアーをキャビティ内から排出するエアー通路が設け
られており、このエアー通路が開閉可能になっているこ
とを特徴とする。
【0011】さらに、本発明の加飾成形用金型の雌型
は、雄型の一部が嵌入するように型開き面に開口したキ
ャビティを有しており、このキャビティの開口を覆うよ
うに加飾用シートが保持されるとともに、キャビティ内
を減圧するエアー減圧路が設けられた加飾成形用金型の
雌型であって、キャビティの開口の周縁に沿って環状凸
部(例えば囲い壁)が形成されているとともに、その環
状凸部には、加飾用シートによって覆われたキャビティ
内のエアーをキャビティ内から排出するエアー通路が設
けられており、このエアー通路が開閉可能になっている
ことを特徴とする。
【0012】なお、本発明の加飾成形用金型の雌型にお
いて、エアー通路を開閉可能とするための具体的な形態
としては、例えば逆流防止弁が挙げられる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1(a)は、本発明の加飾成形用金型の
雌型の実施の形態の一例を示す断面図である。加飾成形
用金型は、雌型10と、この雌型10に対して接離可能
に配置された雄型(図示せず)とを有している。雌型1
0には、一方の側部に雄型の一部が嵌入するキャビティ
11aが設けられた直方体形状の雌型本体11を有して
いる。雌型本体11は、例えば、上下方向長さが90m
m、幅方向長さが80mm、厚さが60mmになってい
る。キャビテイ11aは、例えば、中空直方体状に構成
されており、型開き面11bに対して四角形状に開口し
ている。雄型は、型開き面11bに対向して配置されて
おり、雄型の一部が、型開き面11bの開口からキャビ
ティ11a内に嵌合されるようになっている。
【0015】この雌型本体11の上面には、加飾用シー
ト供給部12が設けられている。この加飾用シート供給
部12には、合成樹脂表面に一体成形される熱可塑性樹
脂製の加飾用シート13aがロール状に巻回されたシー
トロール13が回転可能に支持されており、シートロー
ル13から加飾用シート13aが、型開き面11bに沿
って引き出されるようになっている。加飾用シート13
aは、例えば、厚さ125μmのPMMA(ポリメタク
リル酸メチル)製のフィルムによって構成されている。
【0016】雌型本体11の型開き面11bには、ゴム
等の弾性体によって、キャビティ11aの開口部の周縁
部に沿った四角形枠状に構成された支持枠14が取り付
けられている。型開き面11bに沿って引き出される加
飾用シート13aは、この支持枠14の開口部を覆った
状態とされる。
【0017】支持枠14には、支持枠14と同様の四角
形枠状になったクランプ枠15が、対向状態で配置され
ている。このクランプ枠15は、支持枠14と同心状態
に配置されており、その外周縁部が、支持枠14の外周
縁よりも外側に位置している。クランプ枠15は、キャ
ビティ11aの周囲の雌型本体11をそれぞれ水平に挿
通する複数の連結ロッド16のそれぞれの一方の端部に
取り付けられて、型開き面11bに沿って垂直に支持さ
れている。
【0018】各連結ロッド16の他方の端部は、雌型本
体11におけるキャビティ11aが設けられた側部とは
反対側の側部に設けられた凹部11c内に位置してい
る。この凹部11cは、キャビティ11よりも浅い直方
体状に構成されており、型開き面11bとは反対側の側
面に、キャビティ11aの開口部より広い四角形状で、
キャビテイ11aとは同心状態で開口している。凹部1
1c内には、平板状をしたスライド部材17が垂直に配
置されており、このスライド部材17が、凹部11c内
を深さ方向(型締めおよび型開き方向)に沿ってスライ
ドされるようになっている。凹部11c内に位置する各
連結ロッド16の端部は、このスライド部材17に連結
されており、スライド部材17が凹部11c内をスライ
ドすることによって、クランプ枠15が、雌型本体11
の型開き面11bに接離するようにスライドされる。
【0019】キャビティ11aの内奥面であるキャビテ
ィ面11gには、エアー減圧路11dの端面開口が通じ
ている。このエアー減圧路11dは、雌型本体11にお
けるキャビティ11aと凹部11cとの間を通って、例
えば雌型本体11の下面から下方に延出しており、キャ
ビティ11a内を減圧する真空装置(図示せず)に接続
されている。エアー減圧路11dには、エアー減圧路1
1dを開閉する開閉弁11eが設けられている。
【0020】キャビティ11a内には、雌型本体11の
下部を垂直に挿通するエアー通路11fが通じている。
このエアー通路11fは、例えば、内径が15mmにな
っており、キャビティ面11gに近接した位置にて、キ
ャビテイ11a内に開口している。キャビティ11a内
に開口したエアー通路11fの端面は、例えば、網目が
#30の金網11kによって覆われている。エアー通路
11fの下端部は、雌型本体11の下面から下方に突出
しており、その下端部に、内部がエアー通路11fと通
じたエアー収容袋18が気密状態で取り付けられてい
る。このエアー収容袋18は、例えば、弾性を有するポ
リエチレンによって伸縮可能に構成されており、キャビ
ティ11aの容積以上のエアーを内部に収容し得るよう
に、例えば、800ccのエアーを収容し得るようにな
っている。
【0021】このような構成の雌型10では、加飾成形
品を成形する際に、まず、加飾用シート供給部12に支
持されたシートロール13から、加飾用シート13aが
引き出される。このとき、雌型本体11の凹部11c内
に配置されたスライド部材17が、型開き方向にスライ
ドされて、スライド部材17とは連結ロッド16によっ
て連結されたクランプ枠15が、雌型本体11の型開き
面11bに取り付けられた支持枠14とは、適当な間隔
をあけた状態とされる。シートロール13から引き出さ
れる加飾用シート13は、クランプ枠15と支持枠14
との間に配置される。この場合、キャビティ11aに通
じるエアー減圧路11dに設けられた開閉弁11eは閉
じられている。
【0022】キャビティ11aの開口を全体にわたって
覆うように、加飾用シート13がクランプ枠15と支持
枠14との間に配置されると、スライド部材17が型締
め方向にスライドされて、クランプ枠15が、加飾用シ
ート13aを介して、支持枠14に押し付けられる。こ
れにより、キャビティ11aの開口を覆う加飾用シート
13aは、キャビティ11の周縁部に対向した部分が、
クランプ枠15と支持枠14とによって保持される。ク
ランプ枠15および支持枠14によって保持された加飾
用シート13aは、キャビティ11aの開口を密閉して
いる。
【0023】このような状態になると、雌型本体11の
型開き面11bに沿って、加熱板21が下降され、クラ
ンプ枠15と支持枠14とによって保持された加飾用シ
ート13aに対向される。そして、加熱板21によっ
て、クランプ枠15と支持枠14とによって挟持された
加飾用シート13aが、170℃に加熱される。これに
より、PMMA製の加飾用シート13aは軟化した状態
になる。このとき、加熱板21によって加熱膨張したキ
ャビティ11a内のエアーは、キャビティ11aに連通
したエアー通路11fを通って、エアー収容袋18内に
排出される。キャビティ11aからエアー通路11fを
通って排出されるエアーは、エアー収容袋18内に流入
し、エアー収容袋18は膨張される。従って、加熱板2
1によって加飾用シート13aは破損することなく十分
に加熱軟化される。加飾用シート13aが軟化される
と、加熱板21は上方の退避位置に移動する。
【0024】その後、図1(b)に示すように、クラン
プ枠15の内部に挿入され得る押圧プラグ22が、クラ
ンプ枠15および支持枠14にて保持された加飾用シー
ト13aに押し付けられる。この押圧プラグ22は、例
えば140℃に加熱されており、軟化した状態の加飾用
シート13aに押し付けられて、クランプ枠15および
支持枠14内に挿入される。
【0025】このとき、押圧プラグ22によってキャビ
ティ11a内に加飾用シート13aが押し込まれると、
加飾用シート13aにて密閉されたキャビティ11a内
のエアーは、キャビティ11aに連通したエアー通路1
1fを通って、エアー収容袋18内に排出される。キャ
ビテイ11aからエアー通路11fを通って排出される
エアーは、エアー収容袋18内に流入し、エアー収容袋
18は膨張される。従って、加飾用シート13aは、押
圧プラグ22によって、円滑にキャビティ11a内に押
し込まれ、キャビティ面11gに近接した所定の位置ま
で、局部的に膨張することなく、予備延伸される。
【0026】このような状態になると、図1(c)に示
すように、キャビティ11a内に通じるエアー減圧路1
1dに設けられた開閉弁11eが、5秒間にわたって開
放されて、真空装置に接続されたエアー減圧路11d内
が減圧される。これにより、加飾用シート13aによっ
て密閉されたキャビティ11a内のエアーが、エアー減
圧路11dを通って排出されるとともに、エアー収容袋
18内に収容されたエアーも、キャビティ11a内から
エアー減圧路11dを通って排出される。これにより、
軟化状態になった加飾用シート13aは、キャビティ1
1aのキャビティ面11gに密着される。
【0027】このとき、エアー減圧路11dにおけるキ
ャビティ11a内に開口した端面は、金網11kによっ
て覆われているために、加飾用シート13aが、エアー
通路11f内に進入して膨張するおそれがない。
【0028】その後、雄型の一部がキャビティ11a内
に嵌入した状態になるように、雄型が雌型10に型締め
されて、キャビティ11a内の加飾用シート13aと、
キャビティ11a内に嵌入した雄型の一部との間に、2
20℃の温度で溶融されたABS樹脂が射出される。そ
して、射出されたABS樹脂を冷却して固化させること
によって、ABS樹脂に加飾用シート13aが一体化さ
れた加飾成形品が得られる。
【0029】得られる成形品は、加飾用シート13aが
所定形状に確実に賦形され、局部的な膨れ等が生じるこ
となく、ABS樹脂に一体化されている。
【0030】図2(a)は、本発明の加飾成形用金型に
おける雌型の実施の形態の他の例を示す断面図である。
この雌型10は、キャビティ11aに通じるエアー通路
11fの端部に、エアー収容袋18に替えて、手動操作
式の逆流防止弁11hが設けられている。雌型本体11
の外部に位置するエアー通路11fの端面は開放された
状態になっている。その他の構成は、図1(a)に示す
雌型10と同様になっている。
【0031】このような雌型10では、クランプ枠15
および支持枠14にて保持されたPMMAフィルム製の
加飾用シート13aが、加熱板21によって170℃に
加熱されると、図2(a)に示すように、エアー通路1
1fに設けられた逆流防止弁11hが開放された状態
で、外方に突出して加熱板21に接触することなく十分
に加熱軟化され、更に、図2(b)に示すように、エア
ー通路11fに設けられた逆流防止弁11hが開放され
た状態で、加飾用シート13aが、140℃に加熱され
た押圧プラグ22によってキャビティ11a内に押し込
まれる。このとき、加飾用シート13aにて密閉された
キャビティ11a内のエアーは、キャビティ11a内に
押し込まれる加飾用シート13aによって、キャビティ
通路11fおよび開放された逆流防止弁11hを通っ
て、雌型本体11の外部に排出される。その結果、加飾
用シート13aは、局部的に膨張したり破損することな
く、キャビティ面11gに近接した所定位置にまで円滑
に押し込まれる。
【0032】その後、図2(c)に示すように、逆流防
止弁11hが閉止されるとともに、エアー減圧路11d
に設けられた開閉弁11eが開放されて、キャビティ1
1a内が減圧される。この場合、逆流防止弁11hによ
ってエアー通路11fが閉止されているために、キャビ
ティ11a内は加飾用シート13aによって気密状態に
保持されており、キャビティ11a内が確実に減圧され
る。その結果、加飾用シート13aは、キャビティ面1
1gに確実に密着される。
【0033】加飾用シート13aがキャビティ面11g
に密着された状態になると、雌型10に対して雄型が型
締めされて、前述したように、ABS樹脂が射出され
る。そして、射出されたABS樹脂が固化することによ
って、所定の加飾成形品が得られる。
【0034】このような雌型10でも、得られる加飾成
形品は、加飾用シート13aが、局部的に膨張したり破
損することなく、ABS樹脂に確実に一体化される。
【0035】なお、エアー通路11fに設けられる逆流
防止弁11hは、このような手動操作式に限らず、例え
ば、図3(a)に示すように、電磁式逆流防止弁11m
であってもよい。この場合、エアー通路11fに設けら
れる電磁式逆流防止弁11mは、加飾用シート13aの
上部に加熱板21が下降してくる動作に対応して開閉制
御されるようになっており、その後、例えば押圧プラグ
22が加飾用シート13aをキャビティ11a内に押し
込む際にも開放状態を保つようになっている。
【0036】このような雌型10を使用する場合も、ク
ランプ枠15と支持枠14に支持されたPMMAフィル
ム製の加飾用シート13aが、加熱板21によって17
0℃に加熱されると、図3(b)に示すように、エアー
通路11fに設けられた電磁式逆流防止弁11mが開放
された状態で、加飾用シート13aは、140℃に加熱
された押圧プラグ22によって、キャビティ11a内に
押し込まれる。これにより、キャビティ11a内に押し
込まれた加飾用シート13aによって、キャビティ11
a内のエアーは、エアー通路11fを通って、雌型本体
11の外部に排出され、加飾用シート13aは、局部的
に膨張したり、破損することなく、キャビティ面11g
に近接した所定位置にまで円滑に押し込まれる。
【0037】このようにして、押圧プラグ22がキャビ
ティ11a内に押し込まれた状態になると、図3(c)
に示すように、電磁式逆流防止弁11mに所定信号が与
えられて、電磁式逆流防止弁11mは閉止状態とされ
る。そして、エアー減圧路11dに設けられた開閉弁1
1eが開放されて、キャビティ11a内が減圧される。
この場合、電磁式逆流防止弁11mが閉止されているこ
とによって、キャビティ11a内は気密状態に保持さ
れ、キャビティ11a内が確実に減圧されて、加飾用シ
ート13aは、キャビティ面11gに確実に密着され
る。
【0038】その後、雌型10に対して雄型が型締めさ
れて、前述したように、ABS樹脂が射出される。そし
て、射出されたABS樹脂が固化することによって、所
定の加飾成形品が得られる。
【0039】このような雌型10でも、得られる加飾成
形品は、加飾用シート13aが、局部的に膨張したり破
損することなく、ABS樹脂に確実に一体化される。
【0040】ここで、図1〜図3の実施の形態におい
て、エアー通路11fの断面形状は、特に限定されず、
例えば矩形、楕円、星形等の異形形状あるいは真円形な
どが挙げられるが、加工時の手間を考慮すると、真円形
の断面形状とすることが最も好ましい。また、真円形断
面とする場合、口径はφ8mm〜φ25mmの範囲の寸
法とすることが好ましい。口径がその範囲よりも小さい
場合、エアー排出時の圧損が大きくなって十分な効果を
得ることができず、また逆に大きい場合、排出効果が低
下するという問題はなくなるが、エアー通路11fの配
置が困難となる。なお、エアー通路11fの個数につい
ては、設置のスペースが許す限りにおいて多くすればす
るほど、大きな排出効果が得られることは言うまでもな
い。
【0041】図4は、本発明の加飾成形用金型の雌型の
実施の形態の他の例を示す斜視図である。
【0042】この例の加飾成形用金型は、雌型30と、
この雌型30に対して接離可能に配置された雄型(図示
せず)とを有している。雌型30には、一方の側部に雄
型の一部が嵌入するキャビティ31aが設けられた直方
体形状の雌型本体31を有している。雌型本体31は、
例えば、上下方向長さが90mm、幅方向長さが80m
m、厚さが60mmになっている。キャビテイ31a
は、例えば、中空直方体状に構成されており、型開き面
31bに対して四角形状に開口している。雄型は、型開
き面31bに対向して配置されており、雄型の一部が、
型開き面31bの開口からキャビティ31a内に嵌合さ
れるようになっている。なお、図示はしないが、雌型本
体31に、先の各実施の形態と同様な加飾用シート供給
部、シートロール、エアー減圧路並びに開閉弁などが設
けられている(エアー通路11fは除く)。また、加飾
用シートを加熱する加熱板、及び押圧する押圧プラグ
が、予備延伸時において雌型30と雄型の間に配置され
る。
【0043】さて、図4に示す実施の形態においては、
型開き面31bから一様高さで突出する形状で、キャビ
ティ31aの開口の周縁(全周)に沿って延びる形状の
囲い壁32を一体形成し、その囲い壁32の上部と下部
にそれぞれエアー通路32a(貫通孔)を設けるととも
に、この各エアー通路32aに、金型外側に位置する逆
流防止弁32bを設けたところに特徴がある。
【0044】そして、この実施の形態においても、雌金
型30のキャビティ31a上に加飾用シート(図2参
照)を固定して加熱軟化した後、押圧コアを加飾用シー
トに押し付けた状態で雌金型30のキャビティ面の近傍
まで押し込む際に、キャビティ31aの内のエアーを自
然に抜くことができ、シート押圧工程での局部的な膨
れ、あるいは押圧不足による賦形不十分に起因する加飾
用シートの破れを防ぐことができる。しかも、型開き面
31bよりも一段持ち上げた形状で、製品形状と直接関
係しない囲い壁32に、エアー通路32aを設けている
ので、製品設計・金型設計時において形状の制約を受け
ることがなくなるという効果も達成できる。
【0045】ここで、図4に示す実施の形態において、
エアー通路32aの断面形状は、特に限定されず、例え
ば矩形、楕円、星形等の異形形状あるいは真円形などが
挙げられるが、加工時の手間を考慮すると、真円形の断
面形状とすることが最も好ましい。また、真円形断面と
する場合、口径はφ8mm〜φ25mm(断面積:50
mm2 〜490mm2 であればよいが、φ10mm〜φ
20mm(断面積:78mm2 〜314mm2 とするこ
とがより好ましい。エアー通路32aの口径が前者の範
囲よりも小さい場合、エアー排出時の圧損が大きくなっ
て十分な効果を得ることができず、また逆に大きい場
合、排出効果が低下するという問題はなくなるが、形状
の制約が大きくなる。
【0046】エアー通路32aを設ける位置は、囲い壁
32の側面であれば特に限定されない。またエアー通路
32aの個数についても任意で、1個だけでなくその個
数を多くすればするほど、より高い排出効果を得ること
ができる。
【0047】囲い壁32の幅Wは、加飾用シート固定の
ための最低限度以上の幅があればよいが、10mm〜1
00mmが好ましい。これよりも大きいとエアー通路3
2aの流路長が長くなるため、エア排出時の圧力損失の
上で不利となる。なお、囲い壁32の幅は、全周におい
て必ずしも一定である必要はない。
【0048】囲い壁32の高さHは、エアー通路32a
の幅(エアー通路32aが真円形のときには口径)の
1.5〜2.5倍の範囲内にあることが、囲い強度の上
からも好ましい。これよりも小さい場合、加飾用シート
設置時に囲いに強度不足の問題が発生する。また、その
範囲よりも大きい場合、機能的に問題はないが、金型の
寸法上の制約が生じる。
【0049】なお、図4に示す実施の形態においては、
エアー通路32aに逆流防止弁32bを設けているが、
これに代えて、キャビティ31aの容積以上のエアーを
内部に収容し得る伸縮可能なエアー収容袋(図1参照)
をエアー通路32aに密閉状態で取り付けてもよいし、
あるいは、弁が加熱板または押圧プラグの作動の信号と
同期して開閉する電磁式逆流防止弁(図3参照)を設け
てもよい。
【0050】
【実施例】<実施例1>図2に示す構造の雌型10にお
いて、金型の形状寸法をL90mm×W80mm×H6
0mmの略箱型形状とし、雌型10のキャビティ11a
の内壁の立壁部で製品部に当たらない部分に、φ15m
mの断面真円形のエアー通路11fを一つを設け、この
エアー通路11fの終端(金型の外側)に逆流防止弁1
1hを設けた。
【0051】以上の構造の雌型10と雄型を用い、図2
に示す要領で、厚さ125μmのPMMA製フィルム
(加飾用フィルム)を加熱温度170℃で10秒間加熱
し、加熱完了と同時に、真空吸引を開始した。真空吸引
を5秒間行った後、金型の型締めを行い、この状態でA
BS樹脂を樹脂温度220℃にて射出して製品の成形を
行ったところ、加飾用シート13aの加熱板21側への
膨れはほとんど観察されず、これにより加熱板21を加
飾用シート13aに対して15mmの距離まで近づける
ことができ、成形の安定性が向上した。 <実施例2>図4に示す構造の雌型30において、金型
の形状寸法をL90mm×W80mm×H60mmの略
箱型形状とし、囲い壁32の寸法を幅30mm、高さ2
0mmとするとともに、その囲い壁32の上部側面と下
部側面にそれぞれφ12mmの断面真円形のエアー通路
32aを1個づつ設け、その各エアー通路32aの終端
(金型の外側)にそれぞれ逆流防止弁32bを設けた。
【0052】以上の構造の雌型30と雄型を用い、図2
に示した方法と同様な要領で、厚さ125μmのPMM
A製フィルム(加飾用シート)を加熱温度120℃とな
るように加熱し、その後、140℃に温度設定した押圧
プラグでフィルムを、キャビティ31aの内壁に対して
3mmの距離まで押し込み、押圧完了と同時に真空吸引
を開始した。真空吸引を5秒間行った後、金型の型締め
を行い、この状態でABS樹脂を樹脂温度230℃にて
射出して製品の成形を行ったところ、予備延伸時におい
てエアーを良好に排出でき、また逆流防止弁32bの密
閉効果により、局部的な膨れによる不良の発生、あるい
は加飾用シートの賦形不十分等の問題は確認されなかっ
た。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3に記
載の発明の加飾成形用金型の雌型によれば、加飾用シー
トを加熱軟化する際に、加飾用シートに膨れが発生しな
いので、加熱板位置を加飾用シートに近接して設定する
ことが可能となり、これによりシート真空成形に対する
外気温の影響が最小限となる結果、成形の安定性が向上
する。更に、加飾用シートを予備延伸する際に、キャビ
ティ内のエアーがエアー通路を通って排出されるため
に、加飾用シートは、局部的に膨張したり破損すること
なく、円滑に予備延伸される。そして、その後に、キャ
ビティ内を真空にすることによって、キャビティ面に加
飾用シートを密着させる際には、キャビティ内に通じる
エアー通路からキャビティ内の真空状態が損なわれるお
それがなく、加飾シートは確実にキャビティ面に密着さ
れる。その結果、加飾用シートが樹脂に確実に一体化さ
れた加飾成形品が得られる。
【0054】ここで、請求項3に記載の発明の加飾成形
用金型の雌型によれば、型開き面よりも一段持ち上げた
形状で、キャビティの開口周縁に沿って延びる環状凸部
(囲い壁)に、エアー通路を設けているので、製品設計
・金型設計時において各形状の制約を受けることがな
く、上記した効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の加飾成形用金型の雌型の実
施の形態の一例を示す断面図、(b)および(c)は、
それぞれ、その雌型の動作を説明するのための断面図で
ある。
【図2】(a)は、本発明の加飾成形用金型の雌型の実
施の形態の他の例を示す断面図、(b)および(c)
は、それぞれ、その雌型の動作を説明するための断面図
である。
【図3】(a)は、本発明の加飾成形用金型の雌型の実
施の形態の他の例を示す断面図、(b)および(c)
は、それぞれ、その雌型の動作を説明するための断面図
である。
【図4】本発明の加飾成形用金型の雌型の実施の形態の
他の例を示す斜視図である。
【図5】従来の加飾成形用金型の雌型の問題点の説明図
である。
【符号の説明】
10 雌型 11 雌型本体 11a キャビティ 11b 型開き面 11d エアー減圧路 11e 開閉弁 11f エアー通路 11g キャビティ面 11h 逆流防止弁 11m 電磁式逆流防止弁 13a 加飾用シート 14 支持枠 15 クランプ枠 18 エアー収容袋 21 加熱板 22 押圧プラグ 30 雌型 31 雌型本体 31a キャビティ 31b 型開き面 32 囲い壁 32a エアー通路 32b 逆流防止弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄型の一部が嵌入するように型開き面に
    開口したキャビティを有しており、このキャビティの開
    口を覆うように加飾用シートが保持されるとともに、キ
    ャビティ内を減圧するエアー減圧路が設けられた加飾成
    形用金型の雌型であって、 加飾用シートによって覆われたキャビティ内のエアーを
    キャビティ内から排出するエアー通路が設けられてお
    り、このエアー通路に、キャビティ内から排出されるエ
    アーを収容するエアー収容部材が設けられていることを
    特徴とする加飾成形用金型の雌型。
  2. 【請求項2】 雄型の一部が嵌入するように型開き面に
    開口したキャビティを有しており、このキャビティの開
    口を覆うように加飾用シートが保持されるとともに、キ
    ャビティ内を減圧するエアー減圧路が設けられた加飾成
    形用金型の雌型であって、 加飾用シートによって覆われたキャビティ内のエアーを
    キャビティ内から排出するエアー通路が設けられてお
    り、このエアー通路が開閉可能になっていることを特徴
    とする加飾成形用金型の雌型。
  3. 【請求項3】 雄型の一部が嵌入するように型開き面に
    開口したキャビティを有しており、このキャビティの開
    口を覆うように加飾用シートが保持されるとともに、キ
    ャビティ内を減圧するエアー減圧路が設けられた加飾成
    形用金型の雌型であって、 キャビティの開口の周縁に沿って環状凸部が形成されて
    いるとともに、その環状凸部には、加飾用シートによっ
    て覆われたキャビティ内のエアーをキャビティ内から排
    出するエアー通路が設けられており、このエアー通路が
    開閉可能になっていることを特徴とする加飾成形用金型
    の雌型。
  4. 【請求項4】 前記エアー通路に逆流防止弁が設けられ
    ていることを特徴とする請求項2または3に記載の加飾
    成形用金型の雌型。
JP6881598A 1997-09-02 1998-03-18 加飾成形用金型の雌型 Pending JPH11138592A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002240099A (ja) * 2001-02-16 2002-08-28 Asano Laboratories Co Ltd 成形装置、成形方法、シート枠および押さえ枠
JP2007144985A (ja) * 2005-11-07 2007-06-14 Aska Company 容器の蓋並びにその成形方法
CN108274697A (zh) * 2017-12-28 2018-07-13 太仓朗盛金属制品有限公司 一种防止流道堵塞的模具及其工作方法
CN111496095A (zh) * 2020-06-08 2020-08-07 深圳市亿和精密科技集团有限公司 一种具有排气结构的铝材冲压模具

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