JPH10313017A - 半導体封止成形装置及び方法 - Google Patents

半導体封止成形装置及び方法

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JPH10313017A
JPH10313017A JP12111197A JP12111197A JPH10313017A JP H10313017 A JPH10313017 A JP H10313017A JP 12111197 A JP12111197 A JP 12111197A JP 12111197 A JP12111197 A JP 12111197A JP H10313017 A JPH10313017 A JP H10313017A
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JP
Japan
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mold
parting surface
sealing
upper mold
ring
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JP12111197A
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English (en)
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Shoji Obara
原 省 治 小
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/34Moulds having venting means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形条件の見直しや、金型構造の変更を行っ
た場合でも、空気の巻込みを未然に防止することによ
り、製品歩留まりの向上、及び、外観検査の簡素化を実
現することのできる半導体封止成形装置及び方法を提供
する。 【解決手段】 半導体素子が搭載されたリードフレーム
を金型内に挿入し、樹脂によって半導体素子を封止成形
するに当たり、金型のキャビティ形成領域及びカル形成
領域を、金型のパーティング面にて環状に封止し、排気
孔を通して内部空間を真空にして、半導体素子の封止成
形を可能にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子が搭載
されたリードフレームを金型内に挿入し、樹脂によって
半導体素子を封止成形する半導体封止成形装置及び方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の半導体封止成形装置とし
て、ポット部が2個以上ある金型を使用して成形するマ
ルチプランジャー方式の封止成形装置がある。この装置
は、型締め後、プランジャーの動作により、ポット内で
加熱された樹脂をカル及びゲートを介してキャビティに
充填させる。この封止成形装置は大気圧下にて樹脂の充
填が行われるため、樹脂充填時に空気を巻込むことがあ
る。巻込まれた空気は注入圧力によって潰されたり、エ
アーベントから排出されたりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】樹脂充填時における空
気の排出は、半導体パッケージの厚さや、エアーベント
の寸法等に左右される。従って、成形条件の見直しや、
金型構造の変更を行った場合に、注入時に巻込んだ空気
が金型のキャビテイ形成領域から抜けきれないことがあ
る。そのために、モールド製品の内部に巣として残った
り、モールド表面部に窪みを生じたりすることがあっ
た。
【0004】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、成形条件の見直しや、金型構造の変更を行
った場合でも、空気の巻込みを未然に防止することによ
り、製品歩留まりの向上、及び、外観検査の簡素化を実
現することのできる半導体封止成形装置及び方法を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
封止成形装置は、半導体素子が搭載されたリードフレー
ムを金型内に挿入し、樹脂によって半導体素子を封止成
形するものにおいて、金型のキャビティ形成領域及びカ
ル形成領域の周囲に装着され、上金型と下金型との圧接
時に金型のパーティング面を環状に封止するシール部材
と、シール部材の内側領域と金型の外部とを連通させる
排気孔と、排気孔を通してシール部材で封止された内部
空間を真空にする排気手段と、を備え、シール部材で封
止された内部空間を真空にして半導体素子の封止成形を
行うことを特徴としている。
【0006】請求項2に記載の半導体封止成形装置は、
請求項1に記載の装置において、上金型は、キャビティ
形成領域及びカル形成領域の周囲に環状溝を備え、シー
ル部材は、溝に装着されたOリングである、ことを特徴
としている。
【0007】請求項3に記載の半導体封止成形方法は、
半導体素子が搭載されたリードフレームを金型内に挿入
し、樹脂によって半導体素子を封止成形するに当たり、
型開き状態でリードフレームを金型内に挿入する段階
と、金型のキャビティ形成領域及びカル形成領域を内側
にして、上金型と下金型との圧接時に金型のパーティン
グ面を環状に封止する段階と、環状に封止された金型の
内部空間を真空にする段階と、真空にされた内部空間に
樹脂を充填する段階と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0008】請求項4に記載の半導体封止成形方法は、
請求項3に記載の方法において、金型のパーティング面
を環状に封止する段階は、Oリングを介挿させて上金型
と下金型とを圧接する、ことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好適な実施形態に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る半導体封
止成形装置の一実施形態の構成を示す縦断面図であり、
図2は図1に示したA−A矢視部の平面図である。な
お、図1は図2中のB−B矢視部の断面図になってい
る。これら各図において、トランスファー成形機の固定
側のダイプレート1Fに上金型2Uが取付けられ、可動
側のダイプレート1Mに下金型2Dが取り付けられてい
る。そして、図示省略のトランスファーを駆動すること
によって下金型2Dが上昇し、上金型2Uに当接する構
成になっている。
【0010】このうち、上金型2Uには複数個のカル3
が一列に形成されている。これらのカル3の両側に、多
数のキャビティ4が並べて形成されている。これらのキ
ャビティ4は、リードフレーム20が挿入されたときこ
れに搭載された半導体素子に対応する位置に配設されて
いる。また、各キャビティ4の配設部位にエジェクタピ
ン7Fが下方に突出可能に装着され、上金型2Uの上部
に設けられる周知のエジェクタプレート6Fによって成
形品を型から離すようになっている。
【0011】一方、下金型2Dには、上金型2Uに形成
されたキャビティ4とそれぞれ対をなすキャビティが配
設されている。これら各キャビティの配設部位にエジェ
クタピン7Mが上方に突出可能に装着され、下金型2D
の下部に設けられる周知のエジェクタプレート6Mによ
って成形品を型から離すようになっている。また、カル
3に対応する部位にそれぞれポット9が設けられ、その
内部に樹脂11が装入されると共に、プランジャー10
が樹脂11をカル3に向けて押出す構成になっている。
【0012】また、上金型2Uのパーティング面に、カ
ル3及びキャビティ4を取囲むように、角環状の溝16
が形成され、この溝16にOリング8が装着されてい
る。Oリング8の側面部が全周に亘って上金型2Uのパ
ーティング面から突出し、型締めをしたときに、パーテ
ィング面を封止するように溝16の深さ及びOリングの
断面寸法が適切に定められている。上金型2Uのパーテ
ィング面に装着されたOリング8の内側で、かつ、カル
3及びキャビティ4の配設位置を外れた部位に、上金型
2Uの外部に連通する排気孔12が設けられている。こ
の排気孔12の外側に、真空パイプ17の一端を接続す
る連結管13が装着されている。この真空パイプ17の
他端に真空ポンプ30が接続されている。
【0013】ここで、上金型2U、下金型2Dの平面形
状は長方形をなし、相互に位置決めする凹凸を有してい
る。因みに、上金型2Uに着目すると、長辺側の中心縁
部に一対の位置合わせ凸部14を備え、短辺側の中心縁
部に位置合わせ凹部15を備えており、下金型2Dのそ
れぞれ対応する部位に設けられた凹部及び凸部と篏合す
ることになる。
【0014】上記のように構成された本実施形態の成形
動作を以下に説明する。
【0015】先ず、ダイプレート1Fに取付けられた上
金型2Uは固定され、ダイプレート1Mに取付けられた
下金型2Dはプレス駆動機構によって上下に駆動され、
型開き及び型締めが行われる。その型開き時には、複数
のポット9にそれぞれ樹脂11の原料が装入され、図示
省略の加熱装置によって可塑化される。また、半導体素
子を搭載したリードフレーム20がカル3の両側に載置
される。このとき、半導体素子は対応するキャビティ4
の中心部に位置することとなる。
【0016】次に、プレス駆動機構によって下金型2D
を上昇させ、この下金型2Dのパーティング面がOリン
グ8に接触して、このOリング8を僅かに潰す程度に、
すなわち、パーティング面に間隙tができる程度に保持
する。この結果、カル3及びキャビティ4を含む領域が
密封される。
【0017】次に、真空ボンプ30を駆動することによ
って、Oリング8で封止された内部の空気が排気孔12
を通して排気され、型の内部が実質的に真空状態にな
る。子の真空状態を所定時間保持した後、プレス駆動機
構によって下金型2Dを上昇させ、間隙tがなくなるよ
うに型締めを行う。
【0018】次に、図示省略のトランスファを駆動する
ことによって、プランジャー10を押込み、これによっ
てポット9内の溶融状態の樹脂11がカル3、ゲート5
を通ってキャビティ4内に注入される。キャビティ4内
に注入された樹脂は加圧状態で硬化するまで保持され
る。
【0019】次に、プレス機構による型開きと併せて、
エジェクタプレート6Fの動作のもとでエジェクタピン
7Fが下方に突き出されて、上金型2Uからの離型が行
われ、さらに、型開き後にはエジェクタプレート6Mの
動作のもとでエジェクタピン7Mが上方に突き出され下
金型2Dからの離型が行われて成形を完了する。
【0020】かくして、本実施形態によれば、真空状態
で封止成形が行われるので、大気成形時に発生しやすい
空気の巻込みがなくなり、モールド製品の内部に巣とし
て残ったり、モールド表面部に窪みを生じたりする現象
を防止することができる。
【0021】この結果、成形条件の見直しや、金型構造
の変更を行った場合でも、製品歩留まりの向上、及び、
外観検査の簡素化を実現することができる。
【0022】なお、上記実施形態では熱可塑性樹脂によ
る封止成形について説明したが、本発明はこれに適用を
限定されるものではなく、熱硬化性樹脂による封止成形
にも適用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明によれば、金型のキャビティ形成領域及びカル形成
領域を囲むパーティング面を環状に封止し、排気孔を通
して内部空間を真空にして半導体素子の封止成形を行う
ようにしたので、成形条件の見直しや、金型構造の変更
を行った場合でも、空気の巻込みを未然に防止すること
により、製品歩留まりの向上、及び、外観検査の簡素化
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体封止成形装置の一実施形態
の構成を示す縦断面図。
【図2】図1に示す一実施形態の上型のパーティング面
の構成を示す平面図。
【符号の説明】
1F,1M ダイプレート 2U 上金型 2D 下金型 3 カル 4 キャビティ 5 ゲート 6F,6M エジェクタプレート 7F,7M エジェクタピン 8 Oリング 9 ポット 10 プランジャー 11 樹脂 12 排気孔 13 連結管 16 溝 20 リードフレーム 30 真空ポンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体素子が搭載されたリードフレームを
    金型内に挿入し、樹脂によって前記半導体素子を封止成
    形する半導体封止成形装置において、 前記金型のキャビティ形成領域及びカル形成領域の周囲
    に装着され、上金型と下金型との圧接時に前記金型のパ
    ーティング面を環状に封止するシール部材と、 前記シール部材の内側領域と前記金型の外部とを連通さ
    せる排気孔と、 前記排気孔を通して前記シール部材で封止された内部空
    間を真空にする排気手段と、 を備え、前記シール部材で封止された内部空間を真空に
    して前記半導体素子の封止成形を行うことを特徴とする
    半導体封止成形装置。
  2. 【請求項2】前記上金型は、前記キャビティ形成領域及
    びカル形成領域の周囲に環状溝を備え、 前記シール部材は、前記溝に装着されたOリングであ
    る、 ことを特徴とする請求項1に記載の半導体封止成形装
    置。
  3. 【請求項3】半導体素子が搭載されたリードフレームを
    金型内に挿入し、樹脂によって前記半導体素子を封止成
    形する半導体封止成形方法において、 型開き状態で前記リードフレームを前記金型内に挿入す
    る段階と、 前記金型のキャビティ形成領域及びカル形成領域を内側
    にして、上金型と下金型との圧接時に前記金型のパーテ
    ィング面を環状に封止する段階と、 環状に封止された前記金型の内部空間を真空にする段階
    と、 真空にされた前記内部空間に樹脂を充填する段階と、 を備えたことを特徴とする半導体封止成形方法。
  4. 【請求項4】前記金型のパーティング面を環状に封止す
    る段階は、Oリングを介挿させて上金型と下金型とを圧
    接する、 ことを特徴とする請求項3に記載の半導体封止成形方
    法。
JP12111197A 1997-05-12 1997-05-12 半導体封止成形装置及び方法 Pending JPH10313017A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100414400B1 (ko) * 2001-12-28 2004-01-07 최록일 반도체칩 성형프레스의 진공장치
WO2008155647A2 (en) * 2007-06-21 2008-12-24 Sinergetic S.R.L. Method and means for moulding by injection or extrusion
CN115584485A (zh) * 2022-10-11 2023-01-10 拓荆科技股份有限公司 一种用于薄膜沉积设备的密封结构以及反应腔室

Cited By (4)

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