JPH11136830A - 線条体用プロテクタ - Google Patents

線条体用プロテクタ

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JPH11136830A
JPH11136830A JP9300946A JP30094697A JPH11136830A JP H11136830 A JPH11136830 A JP H11136830A JP 9300946 A JP9300946 A JP 9300946A JP 30094697 A JP30094697 A JP 30094697A JP H11136830 A JPH11136830 A JP H11136830A
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hinge arm
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lid
side wall
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Takatate Yamamoto
高立 山本
Masayuki Kondo
昌幸 近藤
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Yazaki Corp
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E05Y2201/00Constructional elements; Accessories therefor
    • E05Y2201/10Covers; Housings
    • E05Y2201/11Covers
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    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で確実に線条体を保護することが
でき、かつ脱着作業を容易に行うことができる線条体用
プロテクタを提供する。 【解決手段】 本発明の線条体用プロテクタ20は、ワ
イヤーハーネス6をその内側に収納した状態で本体部分
24をヒンジアーム3に外嵌する際に、一対の側壁2
1、22に設けた係合突起26、26がヒンジアーム3
に貫設した貫通孔3a、3aと係合することで、本体部
分24はヒンジアーム3に仮固定される。また、本体部
分24がヒンジアーム3に仮固定された状態で蓋体2
7、36を閉じると、蓋体27、36の係合爪29、3
7と側壁22の係合部28、38とが係合し、本体部分
24はヒンジアーム3に対して本固定される。また、こ
のとき、蓋体36に位置決め用突起39および窓部41
が設けられているので、位置決め用突起39と位置決め
孔3bとを連続的に目視することができる。したがっ
て、線条体用プロテクタ20をヒンジアーム3に対して
容易かつ確実に取り付けることができるとともに、ワイ
ヤーハーネス6を確実に保護することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のトランク
リッドを開閉自在に支持するヒンジアームに取り付けら
れ、ヒンジアームに沿って延びるワイヤーハーネスを保
護するプロテクタに関し、詳しくは構造が簡単で、かつ
取付が容易な線条体用プロテクタの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示したように、自動車のトランク
ルーム1を閉鎖するトランクリッド2は、ヒンジアーム
3によって開閉自在に支持されている。ところが、近
年、トランクルーム1内への荷物の出し入れを容易にす
るために、トランクルーム1の開口をより大きく設定す
る傾向にある。これにより、必然的にトランクリッド2
が大きくなるため、方向指示灯、制動灯、後退灯やナン
バープレート等をトランクリッド2側に設ける必要性が
生じている。
【0003】このため、トランクリッドに設けた灯火器
類やナンバープレート照明灯等に電力を供給するワイヤ
ーハーネスをボデーとトランクリッドとの間に配線しな
ければならないが、ワイヤーハーネスは一般的にトラン
クリッド2を開閉支持するヒンジアーム3に沿わせて配
線される。しかしながら、ワイヤーハーネスを露出させ
た状態で配線したのでは、美観を損ねるばかりでなく、
トランクルームに出し入れする荷物をぶつけてワイヤー
ハーネスを損傷させる心配がある。そこで、ヒンジアー
ムに沿わせて配線したワイヤーハーネスを保護するプロ
テクタの一例が、実開平2−26323号公報等に記載
されている。
【0004】このプロテクタの構造を図7を参照して説
明すると、ヒンジアーム3には、プロテクタ4を取り付
けるためのT字形のスタッド5が植設されている。一
方、プロテクタ4は、ワイヤーハーネス6を収納する樋
状に成形された本体部分7と、この本体部分7内からワ
イヤーハーネス6が脱落しないように保持する蓋体8と
を有している。さらに、蓋体8にはスタッド5と係合可
能な板金製のクリップ9が、係止爪10によって係止さ
れている。これにより、ワイヤーハーネス6を本体部分
7内に収納した後、蓋体8を閉じてワイヤーハーネス6
を保持し、クリップ9をスタッド5に嵌合させると、ワ
イヤーハーネス6はプロテクタ4によって保護された状
態でヒンジアーム3に取り付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のプロテクタ4は、トランクリッドを開閉支持す
るヒンジアーム3にスタッド5を植設しなければならな
いことに加えて、構造が複雑で、製造コストが上昇して
しまうという問題があった。また、プロテクタ4側のク
リップ9をスタッド5に嵌合させる際に、両者を直接目
視することができないため、取り付け作業性が極めて悪
いという問題があった。さらに、プロテクタ4を一旦ス
タッド5に嵌合させると、容易に取り外すことができな
いため、ワイヤーハーネス6の交換作業を迅速に行うこ
とができないという問題があった。また、上述した従来
のプロテクタ4は、ワイヤーハーネス6を完全に覆てお
らず、トランクルーム内への荷物の搬入時に荷物によっ
てワイヤーハーネス6を破損させる可能性があった。
【0006】本発明の目的は、上記従来の問題点を解消
することにあり、構造が簡単で確実に線条体を保護する
ことができ、かつ脱着作業を容易に行うことができる線
条体用プロテクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の係わる上記課題
は、互いに対向する一対の側壁と底壁とから樋状に形成
され、湾曲形状に延びる被取付体に沿わせて配置した線
条体を保護するための線条体用プロテクタであって、前
記線条体をその内側に収納した状態で前記被取付体に外
嵌可能な本体部分と、基端が一方の前記側壁に屈曲自在
に接続されるとともに、自由端が他方の前記側壁に係脱
自在に係合され、前記本体部分の開口の一部を閉塞可能
な蓋体とを備えていることを特徴とする線条体用プロテ
クタによって解決することができる。
【0008】好ましくは、前記線条体用プロテクタにお
いて、本体部分を前記被取付体に外嵌されたときに前記
被取付体と係合し、前記本体部分を前記被取付体に仮固
定する係合手段が前記側壁に設けられていることによっ
て解決することができる。
【0009】さらに好ましくは、前記線条体用プロテク
タにおいて、前記蓋体が、前記被取付体に設けた位置決
め孔に係合可能な位置決め用の係合突起と、該係合突起
と前記位置決め孔との係合を目視可能な窓部とを備えて
いることによって解決することができる。
【0010】本発明の係わる上記課題は、互いに対向す
る一対の側壁と底壁とから樋状に形成され、トランクリ
ッドを開閉自在に支持する湾曲形状に延びたヒンジアー
ムに沿わせて配置されたワイヤーハーネスを保護するた
めの線条体用プロテクタであって、前記ワイヤーハーネ
スをその内側に収納した状態で前記ヒンジアームに外嵌
される本体部分と、基端が一方の前記側壁に薄肉ヒンジ
を介して屈曲自在に接続されるとともに、係合爪を有す
る自由端が他方の前記側壁に係脱自在に係合される蓋体
とを備え、前記ヒンジアーム全体を取り囲むように外嵌
させてから前記蓋体の係合爪が前記他方の側壁に係合さ
れることで前記ヒンジアームに固定されることを特徴と
する線条体用プロテクタによって解決することができ
る。
【0011】前記構成の線条体用プロテクタにおいて
は、線条体をその内側に収納した状態で被取付体に外嵌
可能な本体部分と、基端が一方の側壁に屈曲自在に接続
されるとともに、自由端が他方の側壁に係脱自在に係合
され、本体部分の開口の一部を閉塞可能な蓋体とを備え
ている。したがって、線条体を本体部分の内側に収納し
た状態で被取付体に取り付けられるので、線条体を確実
に保護することができるとともに、被取付体に対して容
易に取り付けることができる。また、本体部分と、この
本体部分に一体に成形された蓋体とから構成されている
ので、その構造は極めて簡単である。
【0012】また、本体部分を被取付体に外嵌されたと
きに被取付体と係合し、本体部分を被取付体に仮固定す
る係合手段が側壁に設けられているので、本体部分を被
取付体に外嵌する際に、左右の側壁に設けた係合手段が
被取付体に貫設した貫通孔と係合し、本体部分は被取付
体に仮固定される。したがって、本体部分が被取付体に
仮固定された状態で蓋体を閉じると、蓋体と側壁とが係
合され本体部分は被取付体に対して本固定される。よっ
て、線条体用プロテクタは、被取付体に対して容易かつ
確実に装着することができる。
【0013】さらに、蓋体が、被取付体に設けた位置決
め孔に係合可能な位置決め用の係合突起と、該係合突起
と位置決め孔との係合を目視可能な窓部とを備えている
ので、被取付体に設けた位置決め孔に係合突起を係合さ
せることができ、線条体用プロテクタを被取付体の軸線
方向に容易に位置決めすることができる。このとき、係
合突起と位置決め孔との係合を窓部を介して目視するこ
とができるので、係合突起を容易に位置決め孔に係合さ
せ、取り付け作業を容易かつ確実に行うことができる。
【0014】前記構成の線条体用プロテクタにおいて
は、ワイヤーハーネスをその内側に収納した状態でヒン
ジアームに外嵌される本体部分と、基端が一方の側壁に
薄肉ヒンジを介して屈曲自在に接続されるとともに、係
合爪を有する自由端が他方の側壁に係脱自在に係合され
る蓋体とを備え、ヒンジアーム全体を取り囲むように外
嵌させてから蓋体の係合爪が他方の側壁に係合されるこ
とでヒンジアームに固定される。したがって、ワイヤー
ハーネスを本体部分の内側に収納した状態でヒンジアー
ム全体を覆うように取り付けられるので、ワイヤーハー
ネスを確実に保護することができるとともに、ヒンジア
ームに対して容易に取り付けることができる。また、本
体部分と、この本体部分に一体に成形された蓋体とから
構成されているので、その構造は極めて簡単である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の線条体用プロテク
タの実施の形態を図1乃至図5に基づいて詳細に説明す
る。図1は本発明の線条体用プロテクタの一実施の形態
を示す斜視図、図2は図1における線条体用プロテクタ
の一方の要部を示す部分斜視図、図3は図2に示した線
条体用プロテクタの要部を示す断面図、図4は図1にお
ける線条体用プロテクタの他方の要部を示す部分斜視
図、図5は図4に示した線条体用プロテクタの他方の要
部を示す断面図である。
【0016】図1に示すように本実施の形態の線条体用
プロテクタ20は、自動車のトランクリッド2(図5参
照)を開閉自在に支持するヒンジアーム3に沿わせて配
線されるワイヤーハーネス6を保護するためのものであ
る。この線条体用プロテクタ20は、湾曲して延びるヒ
ンジアーム3の略全長にわたって略ヒンジアームと同形
状に湾曲した形状である。すなわち、線条体用プロテク
タ20は、互いに対向する一対の側壁21、22と底壁
23とから樋状に形成された本体部分24を有してい
る。この本体部分24は、ヒンジアーム3の下面に沿わ
せて配線されたワイヤーハーネス6をその内側に収納し
た状態でヒンジアーム3に外嵌可能な形状である。
【0017】次に、本実施の形態の線条体用プロテクタ
20の一方の要部について説明する。図2および図3に
示すように線条体用プロテクタ20の本体部分24の内
壁面には、左右一対のリブ25、25が、互いに対向す
るように垂設されている。これにより、本体部分24を
ヒンジアーム3に取り付けると、リブ25、25がヒン
ジアーム3の下面に当接して、本体部分24をヒンジア
ーム3に対してその深さ方向に位置決めするとともに、
ワイヤーハーネス6を収納する空間が確保される。
【0018】さらに、側壁21、22の内壁面には、ヒ
ンジアーム3の側面にそれぞれ貫設された貫通孔3a、
3aとそれぞれ係合可能な係合突起26、26が突設さ
れている。これにより、本体部分24をヒンジアーム3
に外嵌すると、係合突起26、26がヒンジアーム3の
貫通孔3a、3aとそれぞれ係合するので、本体部分2
4をヒンジアーム3に仮固定することができる。
【0019】また、側壁21の縁部21aには、蓋体2
7の基端27aが薄肉ヒンジ27bを介して屈曲自在に
接続されている。また、蓋体27の自由端27cには、
反対側の側壁22に設けられた係合部28と係脱自在に
係合可能な係合爪29が突設されている。これにより、
薄肉ヒンジ27bを屈曲させつつ蓋体27を揺動させ
て、蓋体27の係合爪29と側壁22の係合部28とを
係合させると、蓋体27は本体部分24の開口の一部を
閉塞した状態で固定される。
【0020】したがって、本体部分24の内側にヒンジ
アーム3およびワイヤーハーネス6を収納した状態で、
蓋体27を閉じて固定することにより、ヒンジアーム3
を蓋体27とリブ25、25とによって挟持(図中上下
方向)して、本体部分24をヒンジアーム3に本固定す
ることができる。なお、本実施の形態のプロテクタ20
をヒンジアーム3から取り外す際には、側壁22側の係
合部28を湾曲させ、蓋体27の係合爪29との係合状
態を解除することができる。
【0021】次に、本実施の形態の線条体用プロテクタ
20の他方の要部について説明する。図4および図5に
示すように線条体用プロテクタ20は、前述した蓋体2
7とは別にもう1つの蓋体36を備えている(図1参
照)。この蓋体36は一方の側壁21に薄肉ヒンジ35
を介して屈曲自在に接続されている。そして、蓋体36
の自由端に突設された係合爪37と、他方の側壁22に
設けた係合部38とを係合させることにより、蓋体36
を閉じて本体部分24をヒンジアーム3に固定すること
ができる。
【0022】また、本体部分24をヒンジアーム3の軸
線方向に位置決めするための位置決め用突起39が、蓋
体36の裏面に突設されている。これにより、蓋体36
を閉じると位置決め用突起39がヒンジアーム3の上面
に貫設された位置決め孔3bに係合するので、本体部分
24をヒンジアーム3に対して、その軸線方向に確実に
位置決めすることができる。
【0023】また、蓋体36には、位置決め用突起39
とヒンジアーム3の位置決め孔3bとの係合状態を直接
目視することができるように、矩形状の窓部41が位置
決め用突起39に隣接するように貫設されている。これ
により、線条体用プロテクタ20をヒンジアーム3に取
り付ける際には、位置決め用突起39と位置決め孔3b
との係合状態を直接目視することができるので、位置決
め用突起39を容易に位置決め孔3bに係合させること
ができ、ヒンジアーム3に対する線条体用プロテクタ2
0の取り付け作業を容易に行うことができる。
【0024】上述したように本実施の形態の線条体用プ
ロテクタ20は、ワイヤーハーネス6を本体部分24の
内側に収納した状態でヒンジアーム3に取り付けられる
ので、ワイヤーハーネス6を確実に保護することができ
るとともに、ヒンジアーム3に容易に取り付けることが
できる。また、本体部分24をヒンジアーム3に外嵌す
る際には、左右の側壁21、22に設けた係合突起2
6、26がヒンジアーム3に貫設した貫通孔3a、3a
と係合し、本体部分24がヒンジアーム3に仮固定され
る。さらに、本体部分24がヒンジアーム3に仮固定さ
れた状態で蓋体27、36を閉じると、蓋体27、36
の係合爪29、37と側壁22の係合部28、38とが
係合し、本体部分24はヒンジアーム3に対して本固定
される。したがって、線条体用プロテクタ20は、湾曲
状に延びるヒンジアーム3に対して容易かつ確実に装着
することができる。
【0025】また、蓋体36に位置決め用突起39およ
び窓部41を設けたので、蓋体36を開いた状態から閉
じた状態に至るまで、位置決め用突起39と位置決め孔
3bとを連続的に目視することができる。したがって、
ヒンジアーム3に対する線条体用プロテクタ20の取り
付け作業をより一層容易に行うことができる。
【0026】また、本実施の形態の線条体用プロテクタ
20は、本体部分24と蓋体27等を樹脂材料から一体
に射出成形したものであるから、その構造が極めて簡単
で、製造コストを低減させることができる。
【0027】なお、本発明の線条体用プロテクタは上述
した実施の形態によって限定されるものではなく、種々
の変更が可能であることは言うまでもない。例えば、上
述した実施の形態では、トランクリッドを開閉支持する
ヒンジアームにプロテクタを取り付ける場合を説明した
が、その他の棒状に延びる部材に対しても適用させるこ
とができる。また、上述した線条体用プロテクタ20
は、2個の異なる構成の蓋体27、36を備えていた
が、いずれか1種類の蓋体を少なくとも1個備えている
線条体用プロテクタとして実施することも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の線条体用プ
ロテクタは、線条体をその内側に収納した状態で被取付
体に外嵌可能な本体部分と、基端が一方の側壁に屈曲自
在に接続されるとともに、自由端が他方の側壁に係脱自
在に係合され、本体部分の開口の一部を閉塞可能な蓋体
とを備えている。したがって、線条体を本体部分の内側
に収納した状態で被取付体に取り付けられるので、線条
体を確実に保護することができるとともに、被取付体に
容易に取り付けることができる。また、本体部分と、こ
の本体部分に一体に成形された蓋体とから構成されてい
るので、その構造は極めて簡単である。
【0029】また、本体部分を被取付体に外嵌されたと
きに被取付体と係合し、本体部分を被取付体に仮固定す
る係合手段が側壁に設けられている。したがって、本体
部分を被取付体に外嵌する際に、左右の側壁に設けた係
合手段が被取付体に貫設した貫通孔と係合し、本体部分
は被取付体に仮固定される。よって、本体部分が被取付
体に仮固定された状態で蓋体を閉じると、蓋体と側壁と
が係合され本体部分は被取付体に対して本固定され、線
条体用プロテクタを被取付体に対して容易かつ確実に装
着することができる。
【0030】さらに、蓋体が被取付体に設けた位置決め
孔に係合可能な位置決め用の係合突起と、該係合突起と
位置決め孔との係合を目視可能な窓部とを備えている。
したがって、被取付体に設けた位置決め孔に係合突起を
係合させることができ、線条体用プロテクタを被取付体
の軸線方向に容易に位置決めすることができる。このと
き、係合突起と位置決め孔との係合を窓部を介して目視
することができるので、係合突起を容易に位置決め孔に
係合させ、取り付け作業を容易かつ確実に行うことがで
きる。
【0031】また、ワイヤーハーネスをその内側に収納
した状態でヒンジアームに外嵌される本体部分と、基端
が一方の側壁に薄肉ヒンジを介して屈曲自在に接続され
るとともに、係合爪を有する自由端が他方の側壁に係脱
自在に係合される蓋体とを備え、ヒンジアーム全体を取
り囲むように外嵌させてから蓋体の係合爪が他方の側壁
に係合されることでヒンジアームに固定される。したが
って、ワイヤーハーネスを本体部分の内側に収納した状
態でヒンジアーム全体を覆うように取り付けられるの
で、ワイヤーハーネスを確実に保護することができると
ともに、ヒンジアームに対して容易に取り付けることが
できる。また、本体部分と、この本体部分に一体に成形
された蓋体とから構成されているので、その構造は極め
て簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る線条体用プロテクタの一実施の形
態を示す斜視図である。
【図2】図1に示した線条体用プロテクタの一方の要部
を示す斜視図である。
【図3】図2に示した線条体用プロテクタの断面図であ
る。
【図4】図1に示した線条体用プロテクタの他方の要部
を示す斜視図である。
【図5】図4に示した線条体用プロテクタの断面図であ
る。
【図6】自動車のトランクリッドを開閉支持するための
ヒンジアームを示す概略斜視図である。
【図7】従来の線条体用プロテクタの断面図である。
【符号の説明】
1 自動車のトランクルーム 2 トランクリッド 3 ヒンジアーム 3a 貫通孔 3b 位置決め孔 6 ワイヤーハーネス 20 線条体用プロテクタ 21、22 側壁 23 底壁 24 本体部分 25 リブ 26 係合突起(係合手段) 27、36 蓋体 27a 基端 27b、35 薄肉ヒンジ 27c 自由端 28、38 係合部 29、37 係合爪 39 位置決め用係合突起 41 窓部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに対向する一対の側壁と底壁とから樋
    状に形成され、湾曲形状に延びる被取付体に沿わせて配
    置した線条体を保護するための線条体用プロテクタであ
    って、 前記線条体をその内側に収納した状態で前記被取付体に
    外嵌可能な本体部分と、基端が一方の前記側壁に屈曲自
    在に接続されるとともに、自由端が他方の前記側壁に係
    脱自在に係合され、前記本体部分の開口の一部を閉塞可
    能な蓋体とを備えていることを特徴とする線条体用プロ
    テクタ。
  2. 【請求項2】前記本体部分を前記被取付体に外嵌された
    ときに前記被取付体と係合し、前記本体部分を前記被取
    付体に仮固定する係合手段が、前記側壁に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の線条体用プロテク
    タ。
  3. 【請求項3】前記蓋体が、前記被取付体に設けた位置決
    め孔に係合可能な位置決め用の係合突起と、該係合突起
    と前記位置決め孔との係合を目視可能な窓部とを備えて
    いることを特徴とする請求項1記載の線条体用プロテク
    タ。
  4. 【請求項4】互いに対向する一対の側壁と底壁とから樋
    状に形成され、トランクリッドを開閉自在に支持する湾
    曲形状に延びたヒンジアームに沿わせて配置されたワイ
    ヤーハーネスを保護するための線条体用プロテクタであ
    って、 前記ワイヤーハーネスをその内側に収納した状態で前記
    ヒンジアームに外嵌される本体部分と、基端が一方の前
    記側壁に薄肉ヒンジを介して屈曲自在に接続されるとと
    もに、係合爪を有する自由端が他方の前記側壁に係脱自
    在に係合される蓋体とを備え、前記ヒンジアーム全体を
    取り囲むように外嵌させてから前記蓋体の係合爪が前記
    他方の側壁に係合されることで前記ヒンジアームに固定
    されることを特徴とする線条体用プロテクタ。
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