JPH11134822A - ディスクドライブの電力消費を低減し得る適応型セクタ探索方法 - Google Patents

ディスクドライブの電力消費を低減し得る適応型セクタ探索方法

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JPH11134822A
JPH11134822A JP10243022A JP24302298A JPH11134822A JP H11134822 A JPH11134822 A JP H11134822A JP 10243022 A JP10243022 A JP 10243022A JP 24302298 A JP24302298 A JP 24302298A JP H11134822 A JPH11134822 A JP H11134822A
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track
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actuator
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JP10243022A
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Xiao Zhang
シャオ ツァン
Hyung-Ki Hong
亨基 洪
Chang-Ik Kang
彰益 姜
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Samsung Electronics Co Ltd
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Samsung Electronics Co Ltd
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Publication date
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    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/08Track changing or selecting during transducing operation
    • G11B21/081Access to indexed tracks or parts of continuous track
    • G11B21/083Access to indexed tracks or parts of continuous track on discs

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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在トラックと現在セクタから目標トラック
と目標セクタへのアクチュエータヘッドの移動時間を制
御することによってディスクドライブシステムの電力消
費を低減し得る適応型セクタ探索方法を提供する。 【解決手段】 前記アクチュエータヘッドの移動による
放射状アークに従って前記現在トラックから前記目標ト
ラックにアクチュエータヘッドを移動させるにかかる第
1時間を示す第1変数を決定する段階と、前記現在サー
ボセクタから前記目標サーボセクタが放射状アークに進
行される時間まで測定された第2時間を示す第2変数を
決定する段階と、前記第1変数と第2変数が同一な場
合、前記第1時間と実質的に同一な第1速度で前記アク
チュエータヘッドを移動させる段階と、前記第1変数と
第2変数が同一でない場合、前記第1速度より遅い第2
速度で前記アクチュエータヘッドを移動させる段階と、
を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクドライブ
システムで電力消費を低減するための方法に関し、特
に、データアクセス時間に支障を来さずに電力消費を減
らし得る適応型セクタ探索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電力消費の低減は、ディスクドライブデ
ータ貯蔵システムの基本的な要件である。特に、携帯用
及びノートブックコンピュータシステムの使用者は、充
電間バッテリ寿命をシステムの特性中最も重要なものと
見なす。従って、節電方法又はバッテリ電源管理方法は
充電間バッテリ使用寿命の延長において決定的なもので
ある。
【0003】このような電力管理の考案は、一般のディ
スクドライブデータシステム動作においてディスクドラ
イブが読出し及び書込み動作を常に行うのではないとい
う点に着目した。即ち、非動作期間、又は低電力が消耗
される期間があるはずである。ファームウエア又はソフ
トウエアをこのモデルに基づいてバッテリ電力の流れを
制御するように設計し得る。このような電力制御システ
ムを用いる例として、消耗量が0.94ampsのディスク
ドライブの電力仕様を下記の表1に示す。
【表1】
【0004】開始モードでは、ディスクプラッタを回転
させるスピンドルモータを作動させるためにほぼ全ての
電力が消費される。
【0005】トラック及びセクタ探索モードと読出し/
書込みモードは正常動作中に電力消費量を判別する。こ
のような正常動作下に、アクチュエータは1個以上の読
出し/書込みヘッドを支援し、前記アクチュエータはア
クチュエータモータ(Voice Control Motor:VCMとも
呼ばれる)によって駆動される。電流がアクチュエータ
コイルを通じて流れると、アクチュエータモータはアク
チュエータと読出し/書込みヘッドをディスクプラッタ
上の放射状データトラックに回転させる。前記表1に示
したように、読出し及び書込み動作回数が増加するほど
探索動作も増加し、従って、多量の電力が消費されてし
まう。また、探索動作に最大の電力が消費されるのでは
ない。
【0006】パフォーマンスアイドルモード、低電力ア
イドルモード及び休眠モードは電力管理計画による節電
状態を示す。この例において、電力管理無しにも従来の
ディスクドライブシステムに比べて約31%の電力消費
が減少する。このような電力管理技術は、米国特許番号
第5,452,277号、第5,544,138号、及
び第5,521,896号に開示されている。これら特
許は多数の節電動作モードのうちの一つを選択するため
にエネルギ利用を予め設定されたプロファイルと比較す
る。
【0007】他の節電方法は、米国特許番号第5,34
5,347号と第5,493,670号に説明されたよ
うに、スピンドルモータとディスクプラッタの回転を制
御して電力消耗を減らす。
【0008】米国特許番号第5,140,571号で
は、間欠的にデジタル信号プロセッサ(Digital Signal
Processor:DSP)を用いて電力消費を減らす。しか
し、DSPによる電力消費量は、アクチュエータモータ
とスピンドルモータの駆動に用いられる電力に比べて相
対的に低い。
【0009】米国特許番号第5,412,809号によ
れば、使用者は性能最適化制御アセス時間アルゴリズ
ム、又は電力消費最適化制御アセス時間アルゴリズムを
選択し得る。しかし、該方法にはこれら二つの選択しか
ない。他の欠点は、電力消費を低減する目的を達成する
ために平均アクセス時間を犠牲させざるを得ないという
ことである。
【0010】前記のような電力管理方法を通じて全体的
なディスクドライブの電力消費を或る程度減らし得る
が、データアクセス時間の犠牲なしに探索過程などに関
連したディスクドライブの電力消費を減少することは不
可能である。
【0011】前述した諸電力管理方法において、探索過
程は、‘トラック探索’モードで、アクチュエータがで
きる限り速い速度で読出し/書込みヘッドを一つのトラ
ックから他のトラックに移動させるように制御されると
いう仮定下で実現される。ヘッドが指定されたトラック
に安着されると、サーボシステムは‘トラック追従’モ
ードに転換して該当トラック内で望むセクタを探す。
‘トラック追従’モードは‘トラック探索’モードに比
べずっと低電力が消費される。これは、最大電流がトラ
ック探索モードで電力増幅器とアクチュエータコイルに
供給されてヘッドを最も高速で移動させるからである。
アクチュエータコイルに多量の電流が供給されるほど、
アクチュエータアームは速く回転し、よってヘッドが速
く移動される。
【0012】前述の技術の見地から見て、データアクセ
ス時間に支障を来さずに探索動作に関連した電力消費を
低減し得る方法が望まれる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ディスクドライブシステムにおいて、データアクセ
ス時間に支障を来すことなく読出し/書込みヘッドアク
チュエータを制御して電力消費を減少させ得る方法を提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の方法は、通常LとTrevを入力
する段階を含む。ここで、Lは現在トラックと目標ト
ラック間の位置差であり、Trevはディスクドライブ
プラッタの1回転に所要される時間である。その後、変
数Tmin(L)とTを決定する。ここで、Tmin
(L)はアクチュエータヘッドが通過する放射状アーク
に従ってアクチュエータヘッドを現在トラックから目標
トラックに移動させるにかかる最小トラック探索時間で
あり、T は現在サーボセクタから目標サーボセクタが
放射状アークに達する時までの回転時間である。Δtは
Δt=Tmin(L)−Tの関係式によって計算さ
れ、次の三つの結果が得られる。
【0015】(1)Δt=0なら、アクチュエータヘッド
移動時間がTmin(L)に設定される。 (2)Δt>
0なら、アクチュエータヘッド移動時間がT+T
revに設定される。 (3)Δt<0なら、アクチュエ
ータヘッド移動時間がTに設定される。
【0016】(2)と(3)の結果によって、アクチュエー
タヘッドは従来のディスクドライブより遅い速度で移動
し、これにより電力消費を減らし、バッテリの寿命を延
ばし得る。
【0017】前記目的を達成するために、本発明は、
(a)前記アクチュエータヘッドの移動による放射状アー
クに従って、前記現在トラックから前記目標トラックに
アクチュエータヘッドを移動させるにかかる第1時間を
示す第1変数を決定する段階と、(b)前記現在サーボセ
クタから前記目標サーボセクタが放射状アークに進行さ
れる時まで測定された第2時間を示す第2変数を決定す
る段階と、(c)前記第1変数と第2変数が同一な場合、
前記第1時間と実質的に同一な第1速度で前記アクチュ
エータヘッドを移動させる段階と、(d)前記第1変数と
第2変数が同一でない場合、前記第1速度より遅い第2
速度で前記アクチュエータヘッドを移動させる段階と、
を含む。
【0018】ここで、前記第2変数が第1変数より大き
い場合、第2速度と第1時間は同一である。また、第1
変数が第2変数より大きいと、第2速度は第1時間にデ
ィスクドライブの1回転に所要される時間を合わせた値
と同一である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従う好適な実施形
態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、図面
中、同一な構成要素及び部分には、可能な限り同一な符
号及び番号を共通使用するものとする。
【0020】まず、本発明の背景原理の従来の節電方法
では、アクチュエータヘッドを出発トラックから目標ト
ラックに移動させるにかかる時間を最小化し、データア
クセス時間を最小化するためにトラック決定モードを時
間最適制御(Time Optimal Control:TOC)又は近似時
間最適制御(Proximate Time Optimal Control:PTO
C)で指定する。しかし、アクチュエータヘッドを最大
速度で目標トラックに移動させるためには非常に多量の
電流が必要であり、従って、アクチュエータを低速で移
動させる時に比べてさらに多くの電力が消費される他、
さらに長時間がかかる。
【0021】本発明は、ディスクドライブシステムにお
いて、データアクセス時間の犠牲なしにヘッドを低速で
移動させて電力消費を低減することにその目的がある。
【0022】ディスクドライブモータ動作の正常状態の
公式は下記の数式1で示される。
【数1】
【0023】前記数式1中、Iはアクチュエータコイル
に流れる電流(amp)であり、Uはアクチュエータコイル
端子の電圧(volts)であり、Tは逆起電力(EMF:Elect
ro-Motive Force)定数であり、ωはアーク速度(ラジア
ン/秒)であり、Rはコイル抵抗(ohms)である。
【0024】前記数式1の両辺にアクチュエータコイル
の電流Iをかけると、モータ電力消費公式は次の数式2
で示される。
【数2】
【0025】前記数式2中、Pinは全体電力消費量(wa
tts)であり、Tはアクチュエータアームのトルク(kg・
m)である。
【0026】電力消費を低減し得る主要手段としてはア
クチュエータコイルに入力される電流の量を減少させる
方法がある。ディスクドライブにおいて、入力電流量を
減らすことは、出力トルクTとアーク速度ωを低減する
というのを意味する。しかし、データを可能な限り速く
読出し又は書込みすべきなため、入力電流の減少量はア
クチュエータアームの移動時間によって制限される。
【0027】以下の数式はアクチュエータアームの動力
学に関連したものであって、アクチュエータコイルに入
力される電流量を低減し、セクタ探索制御を通じて全体
電力消費量Pinを減らすためにこの数式を分析すべき
である。
【0028】初めの公式は次の数式3のようである。
【数3】
【0029】前記数式3中、dω/dtはアーク加速度で
あり、ωはアーク速度であり、Jはアクチュエータアー
ムの総慣性モーメントであり、Tはトルクである。
【0030】モータ動作は下記の数式4で示される。
【数4】
【0031】前記数式4中、Tはアクチュエータのト
ルク定数であり、Iはアクチュエータコイルに流れる電
流である。前記数式3と数式4を結合すれば次の数式5
になる。
【数5】
【0032】前記数式5中、CはT/Jである。
【0033】動力学公式として下記の数式6が示せる。
【数6】
【0034】前記数式5と数式6を結合すれば次の数式
7になる。
【数7】
【0035】数式7中、θはアーク置換量であり、Kは
1/2Cである。
【0036】アーク置換量θ、即ちトラック探索長が一
つの探索区間で一定であると仮定すれば、アーク置換量
θは下記の数式8で示される。
【数8】
【0037】前記数式8中、τはPTOCやTOCによ
って決定されたアクチュエータ移動時間を示す。
【0038】前記数式2,3,4を結合すれば、下記の
数式9,10によって平均機械的電力消費量が得られ
る。
【数9】
【数10】
【0039】そして、前記数式9、数式10及び数式2
を結合すれば、次の数式11になる。
【数11】
【0040】逆起電力による電流変化は無視し、前記一
定なアーク置換量θでアクチュエータ移動時間(即ち、
2τ)を二倍にすると、下記の数式12が得られる。
【数12】
【0041】従って、t=0から2τまでの周期の間、
平均機械的電力消費は下記の数式13及び数式14のよ
うになる。
【数13】
【数14】
【0042】前記Pinは平均機械的電力消費量であ
る。ここで、加速度が+dω/dtであり、時間が0から
τに流れることによってアーク速度が線形的に増加する
ことが予測でき、従って、期間τの間の平均電力がわか
る。
【0043】前記数式11と数式14とを比較すれば、
機械的電力消費量が87.5%減少し、電流が75%減
少することが判る。従って、全体電力消費量(Joule単
位)は少なくとも75%以上減少する。アクチュエータ
移動時間がn倍増加すると仮定すれば、
【数15】
【数16】
【数17】
【0044】前記数式17中、平均機械的電力消費量が
‘n’倍増加した3番目の電力量に反比例し、平均ジュ
ール電力消費量と電流が‘n’倍増加した2番目の電力
量に反比例することが判る。
【0045】次に、図1を参照して本発明による方法を
さらに詳細に説明する。
【0046】図1は一般のディスク上のセクタとトラッ
クのレイアウトを示すディスクドライブプラッタ表面の
概略図である。
【0047】ディスクドライブ貯蔵システムにおいて、
データはマグネチックプレート又はプラッタ10に平面
的に読出し又は書込みされる。各データセクタDはこれ
らプラッタ10でセクタ番号Sとトラック番号Tによっ
て規定される。
【0048】スピンドルモータ20が中心軸周辺のプラ
ッタ10を回転させ、アクチュエータ30がプラッタ1
0の内周面と外周面との間で放射状に移動する。スピン
ドルモータ20とアクチュエータ30は各々独立的に制
御され、一定なRPM(Revolution Per Minute)でプラ
ッタを回転させるスピンドル速度安定化制御とアクチュ
エータ制御間にはなんの関係もない。
【0049】最適条件の場合、アクチュエータ30と読
出し/書込みヘッド35はプラッタ10を滑走して目標
セクタを読出し又は書込みする前に特定トラック(トラ
ック探索時間)に達するため、トラック追従時間を最小
化し得る。従って、アクチュエータ移動情報と目標セク
タ情報を同時に分析すべきである。例えば、目標セクタ
が通過し次第読出し/書込みヘッドが指定されたトラッ
ク番号(トラック探索時間)に速く達した場合、前記目標
セクタにデータを読出し或いは書込みするために、読出
し/書込みヘッドは、ディスクプラッタの1回転時間の
間(トラック移動時間)前記トラック位置で待機すべきで
ある。
【0050】前述したデータアクセス方法において、ア
クチュエータを最大速度で移動させると仮定すれば、目
標トラックに最も速い時間で達し、これによってデータ
アクセス時間は縮むだろう。事実上、このような仮定は
当たらないことが多い。
【0051】ディスクドライブからデータを読み出した
り、ディスクドライブにデータを書き込むシーケンス
は、実際、統計的にランダムプロセスであって、目標セ
クタに対して読出し/書込みヘッドの出発位置によって
変わる。従って、アクチュエータ読出し/書込みヘッド
35が目標トラックに最大速度で移動するとしても(ト
ラック探索時間)、読出し/書込みヘッド35が直ぐ目
標セクタを探す(トラック移動時間)ということを意味す
るのではない。
【0052】実際に、そのような最小トラック探索時間
アルゴリズムを用いた従来のサーボ方法によれば、最小
トラック探索時間で目標セクタを探し得る確率は1/N
(ここで、Nはプラッタ上のセクタ数)になる。言い換え
れば、プラッタ10が70個のセクタを有する場合、目
標トラックに達すると同時に目標セクタを探す確率は1
/70である。従って、大部分の場合、従来の節電方法
は目標セクタに達する前に一定なトラック追従時間が所
要される。
【0053】本発明において、最小セクタ探索時間に該
当するセクタを臨界セクタとして規定する。本発明は待
機時間又はトラック移動時間を最適化する新概念を導入
したものであって、全体アクチュエータ移動時間に最高
速トラック探索法による探索時間と目標サーボセクタに
達する前のトラック追従時間を考慮したものである。
【0054】前述した理論的な公式を用いて現在セクタ
と目標セクタの相対的位置を考慮することによって、最
高速トラック探索時間に従って常にアクチュエータアー
ムを移動させることなくセクタ探索を最適化するサーボ
システムを考案し得る。
【0055】従来の探索方法と同様に、本発明では、読
出し/書込みヘッド経路、即ち現在トラックから目標ト
ラックへの置換は変わらない。しかし、アクチュエータ
読出し/書込みヘッドを目標セクタ、特に目標トラック
に移動させるにかかる時間は変わる。
【0056】従って、電力管理のためのセクタ探索方法
はもうTOC過程やPTOC過程を含まない。本発明は
一定なアクチュエータアーム移動時間の間最小最適エネ
ルギ制御(MOEC:Minimum−Optimal Energy Contro
l)で効率的なエネルギ条件でセクタ探索動作を行う方法
に関する。さらに、本発明の方法はデータアクセス時間
に支障を来すことなくそのような制御を利用する。
【0057】一定なアクチュエータアーム移動時間は、
(1)スピンドルのRPM、(2)出発セクタと目標セクタ
の相対的位置、(3)出発トラックと目標トラック間の差
又は距離、そして(4)既存のTOC又はPTOCアクチ
ュエータ移動時間によって幅広い範囲の値を有する。
【0058】前記システムが目標トラックに達すると同
時に、目標データセクタを探す確率が1/NのPTOC
或いはTOCシステムとして動作する場合、一定なアク
チュエータアーム移動時間は最も短い。
【0059】最上の場合、アクチュエータアームが目標
トラックに達すると同時に、読出し/書込みヘッドは臨
界セクタに達する。その直後、前記ヘッドは目標セクタ
にデータを書込み或いは読出し始める。しかし、大半の
場合、目標トラック到達時間に達する一番目のセクタは
所望の臨界セクタではない。こうなると、システムはト
ラック追従モードに転換して目的セクタ到達時まで待機
すべきである。通常、このような待機時間を待ち時間(l
atency)と称する。最短待ち時間は下記の数式18で示
される。
【数18】
【0060】前記数式18中、Nはセクタ数であり、R
PMはスピンドル速度(回転数/分)を示す。即ち、前記
プラッタ10が完全に1回転する最長待ち時間は下記の
数式19で示される。
【数19】
【0061】例えば、4000RPMで動作し、70個
のセクタを有し、平均探索時間が13msであるディスク
ドライブの場合、前記数式18と数式19を用いれば、
最短待ち時間と最長待ち時間が各々0.214msと15m
sになる。
【0062】従って、目標トラックに達する時までの平
均アクチュエータ移動時間は13msが所要されるため、
最短総アクセス時間は13.214msである。そして、
目標サーボセクタは一つのセクタを除いた残り、即ち
0.214msになる。目標トラック到達まで平均アクチ
ュエータ移動時間は13msが所要されるため、最長総ア
クセス時間は28msである。そして、目標サーボセクタ
が抜けているため、読出し/書込みヘッドは目標セクタ
に到達するために全体回転(15ms)を待機すべきであ
る。
【0063】本発明によるセクタ探索制御方法を用いる
場合電力消費量がどのぐらい低減するかを評価するため
に、全体ストローク長の1/3の探索時間として定義さ
れる平均探索時間に関連した簡単な例を挙げてみる。全
体ストローク長は、図1に示したように、読出し/書込
みヘッド35が移動する経路によって定義されるアーク
Zで示す。システム設計の速度限界によってトラック探
索過程に常に電力増幅器が用いられるのではないため、
このような近似接近法を用いる。例えば、全体ストロー
クトラック探索は全体時間のほぼ半分の速度限界に至
る。この期間の間は摩擦とバイアス力(bias force)など
を克服するために非常に弱い電流のみが印加される。こ
の結果、全体ストローク探索時は全体ストローク探索の
1/3に該当する電力が消耗される。出力される電流を
調べてみれば、探索長が全体ストロークの1/3より長
い時、最大速度限界によって電力消費量が全体ストロー
ク長さ探索の1/3と略同じである。
【0064】前記分析は、ディスクドライブの周知の統
計結果と一致する。即ち、全ての可能なトラック探索長
さのうち、総ストローク長の1/3が平均長さであり、
これは電力消費量が最大になる長さとして理解できる。
【0065】70個のセクタを有し、一定な4000R
PMで動作するディスクドライブを用いる下記の実施例
において、スピンドルが一定なRPMでプラッタを回転
させるため、読出し/書込みヘッドが任意のセクタに達
する確率はいずれも同一であると仮定できる。従って、
下記の数式20のような公式が成立する。
【数20】
【0066】前記数式20中、Δt=0.214msであ
り、nは臨界セクタから移動されるセクタ番号である。
【0067】本発明の方法において、大部分の場合、ト
ラック追従時間がトラック探索時間より大きい。前記数
式20に示したように、電力消費量が65%より僅か多
く減少する。本実施例のディスクドライブの場合、表1
の2.3Wと比較する時、探索(平均)電力消費量は0.7
9Wである。減少された電力消費量は下記の数式21で
示される。
【数21】
【0068】前記数式21中、Nはセクタ数であり、T
seekingは全体探索長の1/3で定められた平均
探索時間であり、nはセクタ番号であり、Δtはスピン
ドルがプラッタを一つのセクタから次のセクタに移動さ
せるにかかる回転時間である。
【0069】全てのセクタ探索方法に前記数式21を用
いることができ、ここで、Tsee kingは現在トラ
ック及びセクタから目標セクタの位置するトラックに移
動するトラック探索時間である。
【0070】前記65%の電力減少量は理論的な結果で
ある。アクチュエータの動力学を考慮すれば、起電力は
電流、摩擦、最大移動速度限界に影響を及ぼし、実探索
動作で50%の電力消費量の減少が期待できる。
【0071】従来のトラック探索方法では、目標トラッ
ク番号と現在トラック番号との差を入力してアクチュエ
ータアームを駆動させてきた。同様に、本発明でも現在
セクタ番号と目標セクタ番号を知るべきである。ディス
クプラッタに記録されたサーボセクタパターンは、ウェ
ッジ構造によってセクタ間に一定な関係を成立させる。
従って、サーボシステムが目標トラック番号を受信する
と、目標セクタ番号も受信すべきである。
【0072】現在セクタ番号とスピンドルRPMを知っ
ていれば、アクチュエータアームを目標セクタに到達さ
せるジャスト−インタイム(just-in time)を計算するこ
とができる。このようなジャスト−インタイムはアクチ
ュエータアームが移動し始める時からアクチュエータ読
出し/書込みヘッドが目標サーボセクタに達する時まで
の時間として定義され、目標セクタに到達する前にトラ
ック探索時間にトラック追従時間を足した値と同一であ
る。言い換えれば、ジャスト−インタイムは目標セクタ
を通過したり、臨界セクタ位置に関連したスピンドルの
1回転になる前に目標セクタに到達せずに目標セクタに
到達するアクチュエータ移動時間の最大値を用いたもの
である。
【0073】実験と理論によれば、一つのトラックから
他のトラックにPTOC又はTOCとして考案されたア
クチュエータアーム探索時間の再現性が、一定な許容限
界内で成立することはよく知られている。このように収
集したPTOC又はTOCデータは図2に示すように、
トラック長さの関数曲線によって近似化し得る。
【0074】次いで、第2臨界セクタデータを対応させ
てアクチュエータの読出し/書込みヘッドが移動する速
度と経路について各トラック上の臨界セクタの相対的位
置を決定する。これにより、特定トラック上の目標セク
タ位置を通ったか、又は臨セクタを通るかを判断し得
る。
【0075】図1の実施例において、臨界セクタCS
は、70個のセクタを有するプラッタでB位置から逆回
転方向に数えて60番目のセクタである。前記実施例に
おいて、13msの後に臨界セクタCSがB位置に達する
時、読出し/書込みヘッド35はA位置からB位置への
移動を中止する。しかし、アクチュエータ30の読出し
/書込みヘッド35が移動する速度と経路が変わること
によって各トラック上の臨界セクタの相対的位置が変わ
る場合、臨界セクタとして代替セクタを選択する。
【0076】従って、臨界セクタCSは最短探索時間を
示す。任意のトラックにおいて、臨界セクタCSの直前
に通過する回転方向のセクタは読出し/書込みヘッド3
5が到達する前に完全に1回転すべきなので、全体接近
時間が最も長い。これに対し、任意のトラックにおい
て、臨界セクタCSの直後に通過する回転方向のセクタ
は、読出し/書込みヘッド35が直ちに到達するため、
全体アクセス時間が最も短い。
【0077】トラック番号、セクタ番号及び相対的位置
を知っていれば、一定な許容限界内でのセクタ探索時間
を決定し得る。該情報をセクタ探索制御過程を示す図3
の流れ図に併用する。
【0078】図3はアクチュエータの一定な移動時間の
間に電力消費量を最小化することに基づいている。前記
一定な移動時間は目標セクタ位置と臨界セクタ位置を考
慮して最短トラック探索時間によって決定される。
【0079】本発明によるディスクドライブ電力消費量
の低減方法は、マグネチックディスクドライブ又は光デ
ィスクドライブに用いることができる。本発明は、特定
ハードウエア、ファームウエア又はソフトウエア応用な
どの多様な形態で具現できる。最適の条件下で、アクチ
ュエータヘッドは目標セクタがアクチュエータヘッドの
下を通過する前に目標トラックに達する。従って、アク
チュエータヘッドは目標トラックと同時に目標サーボセ
クタに達する。
【0080】図3を参照すれば、本発明では入力L
(即ち、現在トラックと目標トラックとの位置差)とT
rev(即ち、ディスクプラッタの1回転にかかる時間)
を用いる。
【0081】段階200において、変数Tmin(L)
とTが決定される。Tmin(L )は最小トラック探
索時間であって、従来のディスクドライブアクチュエー
タ移動システムと同様に計算する。Tmin(L)は、
図1のA点とB点とよりなる放射状アークZに従って、
ヘッドを現在トラックから目標トラックに移動させるに
かかる最小時間量である。言い換えれば、Tmin(L
)は現在トラックから目標トラックまでの最も速い時
間を示す。
【0082】Tは、現在サーボセクタと目標サーボセ
クタ間のセクタ数に基づいてアクチュエータヘッド35
の通過する放射状経路Zに目標サーボセクタが進行する
にかかる時間である。従って、Tはディスクプラッタ
の部分回転にかかる時間であって、ディスクドライブス
ピンドルモータ20によって決定されるディスクプラッ
タ10の回転速度(RPM)に依存する値である。
【0083】Tの値はあり得る現在サーボセクタと目
標サーボセクタの各組合せに対してルック−アップテー
ブルに予め貯蔵し得る。
【0084】さらに、Tは、現在サーボセクタと目標
サーボセクタ間の差に所定の数をかけて計算することも
できる。仮に、スピンドルモータ20の一定な回転速度
を仮定すれば、現在サーボセクタと目標セクタ間の差に
与えられた地点を通過した単一セクタの回転速度のよう
な定数をかけて計算し得る。この場合、前記定数はディ
スクドライブのRPMをプラッタ内のセクタ数で分けて
決定し得る。さらに、計算前にロジカルアドレスをフィ
ジカルアドレスに転換させなければならない。
【0085】段階210でΔtの値は下記の数式22に
よって決定される。
【数22】
【0086】仮に、Δt=0、即ちTmin(L)=T
なら(段階220)、アクチュエータヘッドは、目標セ
クタがアクチュエータヘッドの下を通過する時間に目標
トラックに達する。このような状態で(段階225)、ア
クチュエータヘッド移動時間は従来のTmin(Lτ)に
設定される。前述したように、そのような発生確率は1
/Nである(ここで、Nはセクタ数)。
【0087】仮に、Δt>0、即ちTmin(L)>T
なら(段階230)、従来のように駆動されたアクチュ
エータヘッドは目標セクタが通過した後に目標トラック
に達する。この状態で(段階235)、アクチュエータヘ
ッド移動時間はT+Tre に遅くなる。さらに詳し
くは、目標セクタは現在セクタに近いため、アクチュエ
ータヘッドが目標トラックに到達する前に目標セクタが
アークZを通過するようになる。従って、前記ヘッドは
目標サーボセクタに達する前にディスクプラッタが再び
回転する間に目標トラックで待機すべきである。ヘッド
を現在トラックから目標トラックに移動させるためのエ
ネルギの最大量を用いず、プラッタが追加回転する間ヘ
ッドを待機させることによって、アクチュエータヘッド
はエネルギ節約モードでT+Trevに遅くなる。こ
うして、アクチュエータヘッドは部分回転Tと完全回
転Trevの後、目標サーボセクタがアークZに到達す
る時間と略同時に目標トラックに達する。
【0088】仮に、Δt<0、即ちTmin(L)<T
なら(段階240)、従来のように駆動されたアクチュ
エータヘッドは目標セクタを通過する前に目標トラック
に達する。この状態で、前記アクチュエータヘッド移動
時間はTに遅くなる。さらに詳しくは、目標セクタが
現在セクタに近くにおらず、アクチュエータヘッドが目
標トラックに到達した後に目標セクタがアークZを通過
するようになる。従って、前記ヘッドは目標セクタがア
ークZに達する時まで目標トラックで待機しているべき
である。ヘッドを現在トラックから目標トラックに移動
させるためにエネルギの最大量を用いず、目標セクタが
アークZに達する時までヘッドを待機させることによっ
て、アクチュエータヘッドはエネルギ節約モードでT
に遅くなる。こうして、アクチュエータヘッドは目標サ
ーボセクタがアークZに達する時間とほぼ同時に目標ト
ラックに達する。
【0089】以上の説明では、具体的な特定事項を示し
たが、これに限られることなく本発明を実施できること
は、当技術分野で通常の知識を有する者には自明であ
る。
【0090】
【発明の効果】以上から述べてきたように、本発明は、
最後の二つの各結果において、データアクセス時間に支
障を来すことなく節電し得る。最後の二つの場合におい
て、アクチュエータヘッド移動時間は従来のアクチュエ
ータヘッドが目標サーボセクタを通過する時まで前記ト
ラックを待機してから追従するにかかる時間ほど遅くな
る。‘トラック追従’時間分ほどアクチュエータヘッド
を遅くすることによって、目標トラックを通過する時間
にアクチュエータヘッドを目標サーボセクタに到達させ
ることによって、データアクセス時間の犠牲無しに電力
消費を減らし得る。
【0091】従って、本発明では、アクチュエータヘッ
ドの速度が遅くなるので、ディスクドライブの総電力消
費量が減少する。かつ、電流の増加された移動時間の第
2電力に反比例するため、予想時間より長く前記バッテ
リを使用し得る。
【0092】本発明の他の利点は、ディスクドライブに
おける音響雑音が駆動電流の高周波成分によって発生さ
れるという事実に基因する。即ち、電流が高いほど探索
時間は縮むが、高周波成分がより多く発生する。本発明
では、探索時間が延びるにつれて音響雑音のレベルも減
少するが、全体データアクセス速度は影響を受けない。
【0093】本発明のさらに他の利点は、読出し/書込
みヘッドが速く移動するほど、ディスクドライブの移動
部品が摩耗され易いため、アクチュエータアームの移動
速度を低減することによって、システムの信頼度及び寿
命の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によって臨界セクタ位置を含む
セクタとトラックのレイアウトを示すディスクドライブ
プラッタの表面概略図。
【図2】トラック長さの関数として従来のPTOC又は
TOCデータを示すグラフ。
【図3】アクチュエータの一定な移動時間の間に電力消
費を最小化するための本発明によるセクタ探索制御流れ
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 姜 彰益 アメリカ合衆国 95134 カリフォルニア サンホゼ,プルメリア ドライブ ウエ スト75

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在トラックと現在セクタから目標トラ
    ックと目標セクタにアクチュエータヘッドを移動させる
    間、ディスクドライブの電力消費を低減するための適応
    型セクタ探索方法において、 前記アクチュエータヘッドの移動による放射状アークに
    従って前記現在トラックから前記目標トラックにアクチ
    ュエータヘッドを移動させるにかかる第1時間を示す第
    1変数を決定する(a)段階と、 前記現在サーボセクタから前記目標サーボセクタが放射
    状アークに進行される時間まで測定された第2時間を示
    す第2変数を決定する(b)段階と、 前記第1変数と第2変数が同一な場合、前記第1時間と
    実質的に同一な第1速度で前記アクチュエータヘッドを
    移動させる(c)段階と、 前記第1変数と第2変数が同一でない場合、前記第1速
    度より遅い第2速度で前記アクチュエータヘッドを移動
    させる(d)段階と、からなることを特徴とする適応型
    セクタ探索方法。
  2. 【請求項2】 前記(d)段階において、前記第2変数が
    前記第1変数より大きい場合、前記第2速度が前記第2
    時間と同一であることを特徴とする請求項1記載の適応
    型セクタ探索方法。
  3. 【請求項3】 前記(d)段階において、前記第1変数が
    前記第2変数より大きい場合、前記第2速度は前記ディ
    スクドライブの1回転時間と前記第2時間との和と同一
    であることを特徴とする請求項1記載の適応型セクタ探
    索方法。
  4. 【請求項4】 前記(d)段階において、前記第1変数が
    第2変数より大きい場合、前記第2速度は前記ディスク
    ドライブの1回転時間と前記第2時間との和と同一であ
    ることを特徴とする請求項2記載の適応型セクタ探索方
    法。
  5. 【請求項5】 現在トラックと現在セクタから目標トラ
    ックと目標セクタにアクチュエータヘッドを移動させる
    間、ディスクドライブの電力消費を低減するための適応
    型セクタ探索方法において、 前記現在トラックと目標トラック間の位置差のLと、
    ディスクドライブプラッタの1回転時間のTrevを入
    力として提供する段階と、 前記アクチュエータヘッドの移動による放射状アークに
    従って前記アクチュエータヘッドを前記現在トラックか
    ら前記目標トラックに移動させるにかかる最小トラック
    探索時間のTmin(L)変数と、前記現在サーボセク
    タから前記目標サーボセクタが放射状アークに達する時
    までの回転時間のT変数を決定する段階と、 Δt=Tmin(L)−Tの関係式に基づいてΔtを
    計算する段階と、 Δt=0なら、前記アクチュエータヘッド移動時間をT
    min(L)に設定する段階と、 Δt>0なら、前記アクチュエータヘッド移動時間をT
    +Trevに設定する段階と、 Δt<0なら、前記アクチュエータヘッド移動時間をT
    に設定する段階と、を含むことを特徴とする適応型セ
    クタ探索方法。
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