JPH08335357A - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

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JPH08335357A
JPH08335357A JP7141687A JP14168795A JPH08335357A JP H08335357 A JPH08335357 A JP H08335357A JP 7141687 A JP7141687 A JP 7141687A JP 14168795 A JP14168795 A JP 14168795A JP H08335357 A JPH08335357 A JP H08335357A
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JP
Japan
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circuit
command
power
storage device
timing
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JP7141687A
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Tetsuya Sakabe
哲也 坂部
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/06Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by counting or timing of machine operations
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11C5/14Power supply arrangements, e.g. power down, chip selection or deselection, layout of wirings or power grids, or multiple supply levels
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
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  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】上位装置から発行されるコマンドの時間間隔を
モニタしてパワーセーブに適切なタイミングで決めて最
も効率良く消費電力を低減する。 【構成】測定手段60により上位装置から発行されるコ
マンドを終始タイミングとしてコマンド間隔の時間Tを
測定し、タイミング決定手段66は、測定手段62によ
り測定されたコマンド間隔の測定時間Tによりパワーセ
ーブするタイミングt1〜t4を可変する。パワーセー
ブ制御手段68は、上位装置から受領したコマンドの実
行を終了した後、タイミング決定手段66で決定された
タイミングtiから次にコマンドが得られるまでパワー
セーブ状態に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上位装置からのコマン
ドが停止している状態で必要のない回路部の電源停止や
動作能力を下げて消費電力を低減するパワーセーブ機能
を備えたディスク装置等の記憶装置に関し、特に、装置
の使用環境に応じてパワーセーブを最適化させる記憶装
置に関する。
【0002】近年のコンピュータの小型化に伴ない、周
辺機器である磁気ディスク装置の低消費電力化が重要に
なってきており、効率的な低消費電力化が必須となって
きている。
【0003】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置は、消費電力を
低減するため、ホストからのコマンドを受信しない時間
が一定時間に達した場合、回路の一部または全部の電源
供給を遮断するパワーセーブ制御を行っている。即ち、
パワーセーブに移行するためのコマンド停止時間とし
て、一定の時間を予め定め、コマンドを受信したらカウ
ンタにより時間を計数し、一定時間に達したら、パワー
セーブ制御により回路の一部又は全部の電源供給を停止
する。このパワーセーブ制御として磁気ディスク装置の
場合は、リードライト回路部の電源供給の停止、プロセ
ッサのクロック周波数を例えば1/2にした動作速度の
低下、ヘッドアクチュエータを駆動するVCMの駆動停
止、ディスク媒体を回転するスピンドルモータの駆動停
止等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のディスク装置のパワーセーブにあっては、消
費電力を低減するためには、より多くの回路部の電源を
遮断すればよいが、この場合、次にコマンドを受信して
パワーオンした際の復帰時間が長くなり、アクセス性能
が低下する問題がある。これに対し復帰時間の短い回路
部を対象に電源を遮断してアクセス性能を下げないよう
にすると、十分に消費電力を低減することができない。
【0005】また従来のパワーセーブ制御にあっては、
パワーセーブへの移行を固定的に決めた一定時間で行っ
ているが、コマンド発行の時間間隔は、磁気ディスク装
置の使用環境、即ちホストがどの様な頻度で磁気ディス
ク装置にアクセスする必要があるかは、ホストにより異
なり、また同じホストであった場合でもアプリケーショ
ンにより差が生じることがある。このため、パワーセー
ブ制御に移行するための時間を適切に定めることが難し
いという問題があった。
【0006】また、パワーセーブに移行する一定時間の
固定値に対し、僅かに超えた時間間隔でコマンドが発行
された場合、パワーセーブに入ると直ぐに次のコマンド
受信でパワーセーブが解除されることになり、復帰時間
によりアクセス性能が大幅に低下する恐れがあった。本
発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもの
で、上位装置から発行されるコマンドの時間間隔をモニ
タして適切なタイミングでパワーセーブに移行して最も
効率良く消費電力を低減できるディスク装置及びそのパ
ワーセーブ方法を提供することを目的とする。
【0007】
【問題点を解決するための手段】図1は本願第1発明の
原理説明図である。第1発明の記憶装置は、測定手段6
0により上位装置から発行されるコマンドを終始タイミ
ングとしてコマンド間隔の時間Tを測定する。タイミン
グ決定手段66は、測定手段62により測定されたコマ
ンド間隔の測定時間Tによりパワーセーブするタイミン
グt1〜t4を可変する。パワーセーブ制御手段68
は、上位装置から受領したコマンドの実行を終了した
後、タイミング決定手段66で決定されたタイミングt
iから次にコマンドが得られるまでパワーセーブ状態に
制御する。
【0008】測定手段62は、上位装置から発行された
複数のコマンド間隔の時間Tを測定して平均値を求め、
タイミング決定手段66はこの平均値によりパワーセー
ブするタイミングt1〜t4を決定する。タイミング決
定手段66は、コマンド間隔の時間増加に対し、パワー
オンスタート時の復帰時間が短い回路部の順番に、パワ
ーセーブするタイミングを決定する。またタイミング決
定手段66は、コマンド間隔の時間増加に対し、少なく
ともリードライト回路部、ヘッドを駆動する回路部、及
び媒体を回転する回路部の順番に、パワーセーブするタ
イミングを決定する。また、タイミング決定手段は、コ
マンド間隔の時間増加に対し、少なくともリードライト
回路部、プロセッサのクロック発生回路、ヘッドを駆動
する回路部、及び媒体を回転する回路部の順番に、パワ
ーセーブするタイミングを決定してもよい。
【0009】タイミング決定手段66は、コマンド間隔
の時間増加に対し、少なくともリードライト回路部、プ
ロセッサのクロック発生回路、ヘッドを駆動する回路
部、媒体を回転する回路部、冷却ファンを駆動する回路
部の順番に、パワーセーブする回路部を選択してもよ
い。更に、タイミング決定手段66は、コマンド間隔の
測定時間が所定の最大時間を超える場合、上位装置から
のコマンド受信を認識可能な回路部のみを残し、他の回
路部をパワーセーブ対象とするタイミングを決定するこ
ともできる。
【0010】タイミング決定手段66は、コマンド間隔
の測定時間Tを、EEPROM等の不揮発性メモリまた
は記憶媒体に記憶し、電源をオフした後のパワーオンス
タートで不揮発性メモリ又はディスク媒体に記憶したコ
マンド間隔の測定時間を使用して、パワーセーブのタイ
ミングを決定する。この場合、不揮発性モリ又は記憶媒
体に記憶されたコマンド間隔の測定時間Tは、測定手段
による測定毎に更新される。
【0011】また本願の第2発明は、同じく測定手段6
2で、上位装置から発行されるコマンドを終始タイミン
グとしてコマンド間隔の時間Tを測定し、この測定時間
Tに応じてパワーセーブする1又は複数の回路部を決定
手段で決定する。パワーセーブ制御手段68は、上位装
置から受領したコマンドの実行を終了した後、決定手段
で決定された1又は複数の回路部を、次にコマンドが得
られるまでパワーセーブ状態に制御する。
【0012】この場合も、測定手段62は、上位装置か
ら発行された複数のコマンドの時間間隔を測定して平均
値を求めてもよい。また決定手段は、コマンド間隔の測
定時間Tの増加に対し、パワーオンスタート時の復帰時
間が短い回路部の順番に、パワーセーブする回路部の数
を増加させる。具体的には、少なくともリードライト回
路部、ヘッドを駆動する回路部、及び媒体を回転する回
路部の順番に、パワーセーブする回路部の数を増加させ
る。この他に、少なくともリードライト回路部、プロセ
ッサのクロック発生回路、ヘッドを駆動する回路部、及
び媒体を回転する回路部の順番に、パワーセーブする回
路部の数を増加させてもよい。また少なくともリードラ
イト回路部、プロセッサのクロック発生回路、ヘッドを
駆動する回路部、媒体を回転する回路部、冷却ファンを
駆動する回路部の順番に、パワーセーブする回路部の数
を増加させてもよい。
【0013】また決定手段は、コマンド間隔の測定時間
Tが所定の最大時間を超える場合、上位装置からのコマ
ンド受信を認識可能な回路部のみを残し、他の回路部を
全てパワーセーブ対象とすることが望ましい。第1発明
と同様、測定手段62は、コマンド間隔の測定時間T
を、EEPROM等の不揮発性メモリまたは記憶媒体に
記憶し、決定手段は、電源をオフした後のパワーオンス
タートで不揮発性メモリ又は記憶媒体に記憶した測定時
間Tを使用してパワーセーブする1又は複数の回路部を
決定する。この場合、不揮発性メモリ又は記憶媒体に記
憶されたコマンド間隔の測定時間Tは、測定手段62に
よる測定毎に更新される。
【0014】
【作用】このような本願第1発明の記憶装置によれば、
ディスク装置側でホストから発行されたコマンド間隔の
時間を測定し、例えば複数回の平均値を求め、コマンド
間隔の測定時間に応じてパワーセーブ制御する回路部の
タイミングを決定してパワーセーブ制御を行う。
【0015】即ち、コマンド間隔の測定時間Tが短い場
合には、短い間隔のパワーセーブ・タイミングt1〜t
4が決定され、また測定時間Tが長い場合は、長い間隔
のパワーセーブ・タイミングt1〜t4が決定され、い
ずれについても、復帰時間の短い回路部の順番にパワー
セーブが行われる。このため動作環境によりコマンド間
隔が異なっても、コマンド間隔の中でのパワーセーブの
タイミングが同じ比率で時間軸上に分散したパワーセー
ブが行われ、コマンド間隔の変化で回路部のパワーセー
ブが遅すぎたり早すぎたりする事態を回避し、消費電力
の節減効果を最大限に発揮したパワーセーブができる。
【0016】また本願の第2発明によれば、ディスク装
置側でホストから発行されたコマンド間隔の時間Tを測
定し、測定時間Tの増加に応じてパワーセーブ制御する
回路部の数を増加させ、コマンド実行終了時点で、決定
した1又は複数の回路部をパワーセーブする。例えばコ
マンド間隔の測定時間Tが短ければ、復帰時間の短いリ
ードライト回路部のみのパワーセーブとなり、測定時間
Tの増加に応じ、リードライト回路部とVCM駆動回路
部の一斉パワーセーブ、リードライト回路部、VCM駆
動回路部及びSPM駆動回路部の一斉パワーセーブに移
行する。
【0017】このためディスク装置の使用環境に応じた
適切な低消費電力化が実現でき、また低消費電力化によ
る性能低下を最小限にとどめることができる。
【0018】
【実施例】図2は本発明のパワーセーブ制御が適用され
る磁気ディスク装置のブロック図である。図2におい
て、ディスクドライブとして知られたディスク装置は、
ディスクエンクロージャ10とディスクコントローラ1
2で構成される。ディスクエンクロージャ10にはヘッ
ドIC回路15が設けられ、ヘッドIC回路15に対
し、この実施例にあっては4つの複合型ヘッド14−1
〜14−4を接続している。
【0019】複合型ヘッド14−1〜14−4は、ライ
トヘッド16−1〜16−4とリードヘッド18−1〜
18−4を一体に備えている。ライトヘッド16−1〜
16−4としてはインダクティブヘッドが使用され、リ
ードヘッド18−1〜18−4としてはMRヘッドが使
用される。更にディスクエンクロージャ10には、ヘッ
ドアクチュエータを駆動するVCM50、磁気ディスク
を回転するスピンドルモータ56、冷却ファンモータ6
0とそのドライバ回路58が設けられる。ディスクエン
クロージャ10に対してはディスクコントローラ12が
設けられ、ディスクコントローラ12にはリードライト
回路部として、リード復調回路20、エンコーダ/デコ
ーダ22、ライト変調回路25、ハードディスクコント
ローラ26、インタフェース回路28、バッファメモリ
30、サーボ復調回路部32およびADコンバータ34
が設けられる。
【0020】ハードディスクコントローラ26は、リー
ド動作の際に、ヘッドIC回路15に上位装置からのコ
マンドに基づくヘッド切換信号E1とリード/ライト切
換信号E2のリード側を有効とする信号を送り、複合型
ヘッド14−1〜14−4のいずれか1つを選択し、そ
のリードヘッドをリード復調回路20に接続している。
【0021】リードヘッドからの読取信号はリード復調
回路20で一定振幅にAGC増幅された後、例えばパー
シャル・レスポンス最尤検出法に従った(1+D)m
形等化(mは折込み符号の拘束長)と、続いて行われる
ビタビ復号によってリードデータを復調する。リード復
調回路20で復調されたリードデータは、エンコーダ/
デコーダ22がリード時にはエンコード機能が有効にな
っていることから、RLLデータからNRZデータを復
号し、パラレル変換した後にインタフェース回路28を
介してバッファメモリ30に転送し、バッファメモリ3
0の格納量が一定値を越えると、インタフェース回路2
8より上位装置にリードデータを転送する。
【0022】ライト動作の際には、インタフェース回路
28を経由してバッファメモリに転送された上位装置か
らのライトデータをエンコーダ/デコーダ22に送り、
ライト動作の際にはエンコード機能が有効になっている
ことから、NRZライトデータを所定のRLL符号に変
換し、ライト変調回路25に出力する。ライト変調回路
25は、パーシャル・レスポンス最尤検出の場合、1/
(1+D)m のプリコードを行った後、書込補償を行
い、ライトFFで保持した後にドライバによりヘッドI
C回路15を介して、そのとき選択されているライトヘ
ッドに供給して、ディスク媒体に書き込む。
【0023】周波数シンセサイザ24は、この実施例が
定密度記録方式(CDR)をとっていることから、ディ
スク媒体のシリンダを所定シリンダ数ごとにゾーン分割
し、各ゾーンごとに異なった周波数を予め設定してい
る。このため、リード動作またはライト動作の際のシリ
ンダアドレスから対応するゾーン周波数をセットするこ
とで、リード復調回路20、エンコーダ/デコーダ22
等に対するクロックを供給する。
【0024】ディスクコントローラ12の全体的な制御
は、MPU36が行う。MPU36に対しては、バス4
4を介してRAM40、更に不揮発性メモリとしてEE
PROM42を接続している。更にMPU36には、バ
ス44を介してインタフェース回路28が接続され、上
位装置からの各種のコマンドを受領して解読し、ハード
ディスクコントローラ26に対するリード/ライト指
示、更にディスクエンクロージャ10に設けているVC
M58の駆動によるヘッド位置決め制御を行う。
【0025】VCM50を駆動するため、バス44に対
してはDAコンバータ46とドライバ48が設けられ、
MPU36の指示でVCM50を制御する。またDAコ
ンバータ52、ドライバ54によりスピンドルモータ5
6の駆動も行う。MPU36によるヘッド位置決め制御
のための位置信号は、サーボ復調回路32とADコンバ
ータ34から得られる。
【0026】この実施例にあっては、ディスク媒体のデ
ータ面における各セクタの先頭位置にサーボ情報例えば
2相サーボ情報を記録したセクタサーボ方式を採用して
いる。このため、リード動作またはライト動作の際にヘ
ッドIC回路15により選択されているライトヘッドか
らの読取信号をサーボ復調回路32に入力し、サーボ情
報のタイミングで位置信号を復調し、ADコンバータ3
4によりMPU36に取り込んでいる。
【0027】MPU36によるサーボ制御としては、ヘ
ッドをコマンドで指定されたシリンダアドレスに移動す
るためのシーク制御と、目標シリンダに到達したときの
ファイン制御が行われる。更にMPU36に対しては、
クロック発生回路38が設けられる。クロック発生回路
38は、水晶発振器からの発振信号を分周回路で分周
し、MPU36の動作に必要な所定周波数のクロック信
号を発生している。
【0028】このようなディスクエンクロージャ10と
ディスクコントローラ12で構成される本発明のディス
ク装置にあっては、更にMPU36に上位装置からのコ
マンド停止状態で消費電力を節減するためのパワーセー
ブ制御を実現するための機能が設けられる。図3は、図
2のMPU36で実現される本願第1発明のパワーセー
ブ制御の機能ブロック図である。
【0029】図3において、MPU36にはコマンド間
隔の時間Tを測定する測定部62が設けられる。測定部
62は、上位装置からのコマンドを受領するとカウンタ
をリセットスタートし、次にコマンドを受信したときに
カウンタを停止し、このカウンタの計数値からコマンド
発生間隔の時間Tを測定する。測定部62によるコマン
ド間隔の時間測定は、予め定めたN回行われ、N回の測
定が済むと、その平均値を求めて測定時間Tとして、測
定レジスタ64にセットする。また測定部62の測定時
間Tは、不揮発性メモリとして設けたEEPROM42
にも記憶される。
【0030】測定部62に続いては、測定時間Tに応じ
てパワーセーブのタイミングti(但しi−1,2,3
・・・n)を決定するタイミング決定部66が設けられ
る。この実施例にあっては、タイミング決定部66はパ
ワーセーブ対照して分けられた4つの回路部に対応して
4つのタイミングt1〜t4を測定時間Tに応じて決定
する。
【0031】図4は図3のタイミング決定部66の処理
内容の一実施例である。図4(A)において、まず測定
時間Tの大小に応じ、異なったパワーセーブ内容を決定
する。即ち、測定時間Tを大中小に分けてパワーセーブ
内容を決めている。例えばコマンド間隔の測定時間Tが
5秒未満の場合は、パワーセーブなしとする。測定時間
Tが5秒以上で30秒未満の場合は、測定時間の所定の
係数を乗じたタイミングt1〜t4を求める。この場合
は、t1=.08T、t2=1.0T、t3=1.2
T、t4=1.4Tとしている。更に、測定時間Tが3
0秒以上の場合は、固定的に決めたタイミングt1〜t
4を使用する。例えばt1=1秒、t2=10秒、t3
=30秒、t4=60秒としている。
【0032】図4(B)は図4(A)のタイミングt1
〜t4とパワーセーブ対象とする回路部との関係であ
る。パワーセーブ対象回路部として、図2のディスク装
置をリードライト回路部(R/W回路部)、クロック発
生回路、VCMドライバ、SPM/冷却ファンの4つの
回路部に分けている。ここでリードライト回路部には、
図2のリード復調回路20、エンコーダ/デコーダ2
2、周波数シンセサイザ24、ライト変調回路25、ハ
ードディスクコントローラ26及びサーボ復調回路32
が含まれる。またクロック発生回路は、クロック発生回
路38そのものである。VCMドライバはドライバ48
であり、更にSPM/冷却ファンはドライバ54,58
である。
【0033】図4(B)におけるパワーセーブ回路部
は、モード番号1〜4により決定され、対応する枠内の
○印で示す回路部がタイミングt1〜t4でワーセーブ
の対象回路部となることを意味する。このパワーセーブ
の対象となる回路部は、パワーオンしてから正常に動作
状態になるまでの復帰時間の短い回路部の順に、タイミ
ングt1〜t4に対応させている。
【0034】即ち、リードライト回路部はパワーオン時
の復帰時間がマイクロ秒オーダであり、瞬時に動作状態
に復帰できる。またクロック発生回路38はパワーセー
ブ状態で分周比を変えてクロック周期を長くしているた
め、元に戻すための復帰時間も同じくマイクロ秒オーダ
で可能である。これに対し、VCM50のドライバ48
は、電源遮断状態からVCM50のサーボ制御が正常に
可能な状態に回復するためには、例えば100〜200
ms程度の復帰時間が必要となる。更に、ドライバ54
及びスピンドルモータ56については、パワーオンによ
りディスク媒体が所定の回転速度に達するまでには、例
えば3秒程度の比較的長い復帰時間が必要となる。尚、
冷却ファンモータ60については、パワーオン時の復帰
時間は特に問題とはならない。
【0035】このためコマンド間隔の測定時間Tに応じ
てパワーセーブのタイミングt1〜t4が決定された場
合、図5(A)のコマンドに対し、図5(B)〜(E)
のタイミングt1〜t4に従い、リードライト回路部、
クロック発生回路、VCMドライバ、SPM/冷却ファ
ンの順にパワーセーブが行われる。即ち、図5(B)の
タイミングt1に達すると、リードライト回路部の電源
を遮断するパワーセーブを行う。次に図5(C)のタイ
ミングt2に達すると、リードライト回路部の電源遮断
に加え、クロック発生回路38の分周比を変えてMPU
36の動作速度を下げるパワーセーブを行う。また図5
(D)のタイミングT3に達すると、リードライト回路
部の電源遮断、クロック発生回路の分周比変更によるM
PU36の動作速度の低下に加え、VCM50を駆動し
ているドライバ48に対する電源供給を停止するパワー
セーブを行う。VCM50のドライバ48に対する電源
供給の停止は、その前に、ヘッドをCSSゾーン(Cont
actStart/Stop zone)に戻した後、VCMの電源供給を
遮断する。
【0036】更に、図5(E)のタイミングt4に達す
ると、スピンドルモータ56のドライバ54に対する電
源供給の停止、及び冷却ファンモータ60を駆動するド
ライバ58に対する電源供給の停止を行い、ほぼディス
クコントローラ12の回路部全体に対する電源供給を停
止する。このタイミンクt4を過ぎて動作している回路
部は、周期を長くして低速で動作しているMPU36、
RAM40、EEPROM42及び、インタフェース回
路28及びバッファメモリ30の上位装置からのアクセ
スに最低限必要な回路部のみとなる。
【0037】ここで図2のディスクエンクロージャ10
及びディスクコントローラ12における消費電力は、例
えば電源電圧を5Vとすると500mAの消費電流が流
れ、このため消費電力は2.5Wとなっている。この
内、ドライバ54によるスピンドルモータ56の駆動に
150mA必要とし、またドライバ48によるVCM5
0の駆動に100mA必要とし、その他の回路部で25
0mAとなる。
【0038】このような各回路部の消費電流の割合から
見て、図4に従って決定されたタイミングのパワーセー
ブによれば、タイミングt1〜t4の順番に消費電流の
節減できる度合が大きくなっている。再び図3を参照す
るに、タイミング決定部66に続いてはパワーセーブ制
御部68が設けられる。パワーセーブ制御部68には、
タイミング決定部66で測定時間Tに応じて決定された
タイミングt1〜t4と、受信したコマンドの実行終了
からの経過時間を監視し、タイミングt1〜t4に達す
る毎に、そのときセットされていモード1〜4のいずれ
かに従った回路部のパワーセーブを行う。
【0039】具体的には、図2のディスクコントローラ
12におけるパワーセーブ対象となった回路部に対し、
MPU36より破線で示すパワーセーブ制御ラインが接
続されており、このパワーセーブ制御ラインは各回路部
のパワーセーブ制御用のレジスタに対するビットデータ
のセット,リセットを行う。例えば図3のパワーセーブ
制御部68にあっては、図4(B)のタイミングt1〜
t4のパワーセーブ回路部に対応して設けたリードライ
ト用レジスタ70、クロック発生回路用レジスタ72、
VCM用レジスタ74及びSPM用レジスタ76に対す
るビットデータのセット,リセットを行う。
【0040】図6は、図3のパワーセーブ制御部68に
より電源供給の遮断でパワーセーブを行う回路の実施例
を、一般形として示している。図6において、パワーセ
ーブ対象回路86に対しては、アナログスイッチ82を
介して電源ライン84が接続されている。パワーセーブ
対象回路86に対してはレジスタ78が設けられ、パワ
ーセーブ制御の際にMPU36よりビットデータ1がセ
ットされる。
【0041】レジスタ78にセットされた制御ビット1
は、ドライバ80に入力し、アナログスイッチ82を図
示のようにオフ状態に切り換える。これによってパワー
セーブ対象回路86に対する電源供給が停止し、パワー
セーブモードに入る。パワーセーブを解除したい場合に
は、MPU36によりレジスタ78にデータビット0を
セットすれば、ドライバ80によりアナログスイッチ8
2がオン状態に戻り、パワーセーブ対象回路86に対す
る電源供給が再開される。
【0042】図7は、図2のクロック発生回路38にお
けるパワーセーブのための回路構成である。クロック発
生回路38は水晶発振器90を有し、水晶発振器90か
らの発振信号を波形整形した後に、分周回路92でMP
U36に必要な所定のクロック周波数、例えば60MH
zに分周している。分周回路92の出力は分周回路94
に与えられ、更に半分の30MHzに分周している。
【0043】一方、MPU36からのパワーセーブ制御
によりビットデータのセット,リセットが行われるレジ
スタ72が設けられ、レジスタ72の出力をAND回路
98の反転入力に接続し、またAND回路100に直接
入力している。AND回路98には分周回路92からの
60MHzの分周クロックE1が入力する。またAND
回路100には分周回路94からの30MHzの分周ク
ロックE2が入力する。AND回路98,100の出力
はOR回路102でとりまとめられ、クロックE3とし
てMPU36に供給されている。
【0044】パワーセーブが解除されたレジスタ72の
データビット0のセット状態にあっては、AND回路9
8が許容状態でAND回路100が禁止状態にあり、分
周回路92からの60MHzの分周クロックE1がAN
D回路98及びOR回路102を通ってMPU36に供
給される。これに対しレジスタ72にパワーセーブ制御
のためにデータビット1がセットされると、AND回路
98が禁止状態、AND回路100が許容状態となり、
分周回路94からの30MHzの分周クロックE2がA
ND回路100及びOR回路102を介してMPU36
に供給される。尚、図7にあっては、分周回路94で1
/2の30MHzに分周しているが、更に低い例えば1
0MHz、5MHz等の低速クロックに分周するように
してもよい。
【0045】更に、図3にあっては、測定部62で測定
した測定時間TをEEPROM42に記憶して測定ごと
に更新している。このため、ディスク装置の電源を遮断
した後に再起動した場合、EEPROM42に保持され
ている電源停止前の測定時間Tを使用してタイミング決
定部66で電源回復時のパワーセーブ・タイミングを決
定できる。このような電源停止時のための測定値の保持
は、EEPROM42によらず、例えばディスク媒体の
指定エリアに書き込むようにしてもよい。
【0046】図8は図3の測定部62による測定処理の
フローチャートである。まずステップS1で、上位装置
からのコマンド受領の有無を判別しており、コマンドを
受領するとステップS2に進み、カウンタをリセットし
て時間計数をスタートさせる。続いてステップS3で、
次のコマンド受領を判別しており、次のコマンドを受領
するとカウンタの動作を停止して、ステップS4で、そ
のときのカウンタ値TiをRAM等に保持する。
【0047】次にステップS5で、測定回数Nが予め定
めたA回に達したか否か判別しており、A回未満であれ
ば、ステップS6で、測定回数Nを1つインクリメント
し、ステップS2でカウンタをリセットした後に再度ス
タートする。以下、コマンドを受領するごとに同じ処理
を繰り返して、そのときのコマンド間隔の時間であるカ
ウンタ値Tiを保持する。
【0048】ステップS5で測定回数NがA回に達する
と、ステップS7に進み、RAM等に保持された測定値
T1,T2,・・・TN の平均測定時間Tを算出する。
次にステップS8で、EEPROM42に記憶されてい
る前回の測定時間と今回の測定時間との差を求める。次
に、ステップS9で測定時間の差が所定値以上であれ
ば、ステップS10に進み、タイミング決定66により
図4(A)(B)の内容から測定時間に従ったタイミン
グt1〜t4を決定し、ステップS11でパワーセーブ
制御部68にセットする。続いてステップS12で、現
在の測定時間TをEEPROM42にセットして更新す
る。
【0049】図8は、図7のステップS10におけるパ
ワーセーブ・タイミング決定処理をサブルーチンとして
示している。このサブルーチンは図4(A)(B)の内
容を対象としたもので、まずステップS1で測定時間T
を読み込み、ステップS2で測定時間が5秒未満か否か
チェックする。5秒未満であれば、ステップS3に進
み、この場合はパワーセーブを行わない旨を決定する。
【0050】ステップS2で測定時間Tが5秒以上であ
ると、ステップS4で30秒未満か否かチェックする。
30秒未満であればステップS5で、測定時間Tに所定
の係数0.8,1.0.1.2.1.4を乗じてタイミ
ングt1〜t4を決定する。ステップS4で30秒以上
であった場合には、ステップS6に進み、固定的に定め
たタイミングt1〜t4を決定する。
【0051】図10は、図3のパワーセーブ制御部68
の処理を示したフローチャートである。まずステップS
1で、上位装置からのコマンド受領の有無を判別してお
り、コマンドを受領するとステップS2に進み、コマン
ドを解読して実行する。続いてステップS3で、コマン
ドの実行終了を監視しており、実行終了を判別するとス
テップS4に進み、そのときのコマンド間隔の測定時間
Tに応じてタイミング決定部66で決定されているタイ
ミングt1〜t4に応じたパワーセーブ処理を実行す
る。
【0052】即ち、各タイミングt1〜t4で、パワー
セーブ対象として指定された回路部のレジスタに対し、
データビット1をセットし、電源供給の遮断を行う。こ
の内、クロック発生回路38については、分周クロック
を切り換えることでクロック周波数を下げ、MPU36
の動作速度を下げて消費電流を低下させる。続いてステ
ップS5で、パワーセーブ中における上位装置からのコ
マンド受領を監視しており、コマンドを受領すると、ス
テップS6に進んで、パワーセーブのリセット、即ち各
回路部のレジスタにデータビット0をセットし、電源供
給の再開及びクロック周波数の回復を図る。続いてステ
ップS7で、パワーセーブリセットに伴うセットアップ
完了を判別しており、セットアップ完了を確認するとス
テップS2に進み、パワーセーブ状態で受信したコマン
ドを解析してその処理を実行する。
【0053】このような第1発明のパワーセーブ制御に
あっては、コマンド間隔の測定時間Tが短い場合には、
短い間隔のパワーセーブ・タイミングt1〜t4が決定
され、また測定時間Tが長い場合は、長い間隔のパワー
セーブ・タイミングt1〜t4が決定され、いずれにつ
いても、復帰時間の短い回路部の順番にパワーセーブが
行われる。このため動作環境によりコマンド間隔が異な
っても、コマンド間隔の中でのパワーセーブのタイミン
グが同じ比率で時間軸上に分散したパワーセーブが行わ
れ、コマンド間隔の変化で回路部のパワーセーブのタイ
ミングが遅れたり、早くなりすぎたりする自体を回避で
きる。このため消費電力の節減効果を最大限に発揮した
パワーセーブができる。
【0054】図11は、図2のMPU36で実現される
本願第2発明のパワーセーブ制御の機能ブロック図であ
る。図11において、MPU36には測定部62が設け
られる。測定部62は、上位装置からのコマンドを受領
するとカウンタをリセットスタートし、次にコマンドを
受信したときにカウンタを停止し、このカウンタの計数
値からコマンド発生間隔の時間Tを測定する。測定部6
2の測定は、予め定めたN回行われ、N回の測定が済む
と、その平均値を求めて測定Tとして、測定レジスタ6
4にセットする。また測定部62の測定値Tは、不揮発
性メモリとして設けたEEPROM42にも記憶され
る。
【0055】測定部62に続いては、測定時間Tに基づ
いてパワーセーブモードを決定する決定手段としてのモ
ードテーブル166が設けられる。この実施例にあって
は、モードテーブル166には例えばモード1〜モード
4の4つのパワーセーブモードの制御情報が登録されて
いる。図12は図11のモードテーブルの一実施例であ
る。図12において、まずテーブルアドレスとして測定
時間Tに対し、閾値時間T1,T2,T3が定められ、
モード1はT1未満、モード2はT1以上でT2未満、
モード3はT2以上でT3未満、モード4はT3以上の
時間帯をアドレスとして設定している。このコマンド間
隔の測定時間Tの増加に応じたモード番号1〜4に対応
して、パワーセーブ制御情報として図2のディスク装置
をリードライト回路部、クロック発生回路、VCMドラ
イバ、SPM/冷却ファンの4つの回路部に分けてパワ
ーセーブ対象回路部としている。各回路部の分け方は図
3の第1発明の場合と同じである。
【0056】図12のモードテーブルにおけるパワーセ
ーブ制御情報は、モード番号1〜4について、対応する
枠内の○印で示す回路部がそのモードにおいてパワーセ
ーブの対象回路部となることを意味する。このパワーセ
ーブの対象となる回路部は、コマンド時間間隔Tの増加
に対しパワーセーブ対象となる回路部の数が増加するよ
うに定めている。
【0057】またコマンド間隔の測定時間Tの増加に対
し、パワーオンしてから正常に動作状態になるまでの復
帰時間の短い回路部の順に、パワーセーブ対象となる回
路部の数を増加させている。即ち、リードライト回路部
はパワーオン時の復帰時間がマイクロ秒オーダであり、
瞬時に動作状態に復帰できる。またクロック発生回路3
8はパワーセーブ状態で分周比を変えてクロック周期を
長くしているため、元に戻すための復帰時間も同じくマ
イクロ秒オーダで可能である。
【0058】これに対し、VCM50のドライバ48
は、電源遮断状態からVCM50のサーボ制御が正常に
可能な状態に回復するためには、例えば100〜200
ms程度の復帰時間が必要となる。更に、ドライバ54
及びスピンドルモータ56については、パワーオンによ
りディスク媒体が所定の回転速度に達するまでには、例
えば3秒程度の比較的長い復帰時間が必要となる。尚、
冷却ファンモータ60については、パワーオン時の復帰
時間は特に問題とはならない。
【0059】ここでコマンド間隔の測定時間Tをモード
番号1〜4に分けるための閾値時間T1〜T3として
は、例えばT1=5sec、T2=30sec、T3=
60secが使用される。即ち、測定時間TがT1=5
sec未満という短い段階では、復帰時間が極めて短い
リードライト回路部のみの電源を遮断するモード番号1
のパワーセーブ制御を行う。また測定時間TがT1=5
sec以上でT2=30sec未満の範囲では、モード
番号2のようにリードライト回路部の電源遮断に加えて
クロック発生回路38の分周比を変えてMPU36の動
作速度を下げ、この場合にもモード1よりは長いが次に
コマンドを受けた際の復帰時間は十分に短いものであ
る。
【0060】更に、測定時間TがT2=30sec以上
でT3=60sec未満の場合には、コマンド発行の時
間間隔がかなり長い使用環境にあることから、リードラ
イト回路部の電源遮断、クロック発生回路の分周比変更
によるMPU36の動作速度の低下に加え、VCM50
を駆動しているドライバ48に対する電源供給を停止す
る。尚、VCM50のドライバ48に対する電源供給を
停止する前に、ヘッドをCSSゾーンに戻しておく。
【0061】更に、測定時間TがT3=60sec以上
となるコマンド間隔が長い場合には、磁気ディスク装置
に対するコマンド発行はかなり長時間停止するものと判
断し、このモード番号4にあっては、モード3に加えて
更にスピンドルモータ56のドライバ54に対する電源
供給の停止、及び冷却ファンモータ60を駆動するドラ
イバ58に対する電源供給の停止を行い、ほぼディスク
コントローラ12の回路部全体に対する電源供給を停止
する。
【0062】即ち、モード番号4で動作しているのは、
動作周期を長くして低速で動作しているMPU36、R
AM40、EEPROM42及び、インタフェース回路
28及びバッファメモリ30の上位装置からのアクセス
に最低限必要な回路部のみとなる。ここで図2のディス
クエンクロージャ10及びディスクコントローラ12に
おける消費電力は、例えば電源電圧を5Vとすると50
0mAの消費電流が流れ、このため消費電力は2.5W
となっている。この内、ドライバ54によるスピンドル
モータ56の駆動に150mA必要とし、またドライバ
48によるVCM50の駆動に100mA必要とし、そ
の他の回路部で250mAとなる。
【0063】このような各回路部の消費電流の割合から
見て、図12のモードテーブルにおけるモード番号1〜
4におけるパワーセーブ制御情報によれば、モード番号
1〜4の順番に消費電流の節減できる度合が大きくなっ
ている。再び図11を参照するに、モードテーブル16
6に続いてはパワーセーブ制御部68が設けられる。パ
ワーセーブ制御部68には、測定部62の測定時間Tに
よるモードテーブル166の参照で選択されたモード1
〜4のいずれかの図12のパワーセーブ制御情報がセッ
トされる。このパワーセーブ制御情報のセット状態で、
パワーセーブ制御部68は受信したコマンドの実行終了
を監視しており、コマンド実行を終了すると、そのとき
セットされているパワー制御情報に従ったパワーセーブ
制御を行う。
【0064】具体的には、図2のディスクコントローラ
12におけるパワーセーブ対象となった回路部に対し、
MPU36より破線で示すパワーセーブ制御ラインが接
続されており、このパワーセーブ制御ラインは各回路部
のパワーセーブ制御用のレジスタに対するビットデータ
のセット,リセットを行う。例えば図11のパワーセー
ブ制御部68にあっては、図12のパワーセーブ制御内
容に対応して、リードライト用レジスタ70、クロック
発生回路用レジスタ72、VCM用レジスタ74及びS
PM用レジスタ76に対するビットデータのセット,リ
セットを行う。このパワーセーブ制御部68により電源
供給の遮断でパワーセーブを行う回路の実施例は、一般
形として示した図6の回路が使用され、また図2のクロ
ック発生回路38におけるパワーセーブのための回路は
図7の回路が使用される。
【0065】図13は図11の測定部62による測定処
理のフローチャートであり、ステップ10のパワーセー
ブモードの決定とステップS11のパワーセーブモード
のセット以外は、図8の第1発明と同じになる。ステッ
プS10のパワーセーブモードの決定処理は、ステップ
S9で測定時間の差が所定値以上であった場合に行わ
れ、モードテーブル166を参照し、例えば図12のテ
ーブル内容から現在のコマンド時間間隔Tに対応するモ
ード番号のパワーセーブ制御情報を選択し、ステップS
11でパワーセーブ制御部68にセットする。続いてス
テップS12で、現在の測定値TをEEPROM42に
セットして更新する。
【0066】図14は、図13のステップS10におけ
るパワーセーブモード決定処理をサブルーチンとして示
している。このサブルーチンは図12のテーブル内容を
対象としたもので、まずステップS101で測定値Tを
読み込み、ステップS102でT1=5sec未満か否
かチェックする。T1=5sec未満であれば、ステッ
プS105でモード1のパワーセーブ制御情報を選択す
る。
【0067】ステップS102でT1=5sec未満で
なければ、ステップS103で、T1=5sec以上で
T2=30sec未満か否かチェックする。この範囲に
あれば、ステップS106で、モード2のパワーセーブ
制御情報を選択する。ステップS103の範囲になけれ
ば、ステップS104に進み、T2=30sec以上で
T3=60sec未満か否か判別する。この範囲内にあ
れば、ステップS107のモード3のパワーセーブ制御
情報を選択する。ステップS104の範囲でなければT
3=60sec以上であることから、ステップS108
に進み、モード4のパワーセーブ制御情報を選択する。
【0068】尚、測定されたコマンド時間間隔Tに基づ
くパワーセーブ制御情報の選択は、図11の機能ブロッ
ク図のようにRAM等に準備されたモードテーブル16
6の参照による選択であってもよいし、図14のサブル
ーチンのようにプログラム上に記述された値の実行によ
る選択であってもよい。図15は、図11のパワーセー
ブ制御部68の処理を示したフローチャートである。ま
ずステップS1で、上位装置からのコマンド受領の有無
を判別しており、コマンドを受領するとステップS2に
進み、コマンドを解読して実行する。続いてステップS
3で、コマンドの実行終了を監視しており、実行終了を
判別するとステップS4に進み、そのとき測定時間Tに
基づいたモードテーブル166の参照で、既にセットさ
れているパワーセーブ制御情報に従ったパワーセーブ処
理を実行する。
【0069】即ち、パワーセーブ制御情報で指定された
回路部のレジスタに対し、データビット1をセットし、
電源供給の遮断を行う。この内、クロック発生回路38
については、分周クロックを切り換えることでクロック
周波数を下げ、MPU36の動作速度を下げて消費電流
を低下させる。続いてステップS5で、パワーセーブ中
における上位装置からのコマンド受領を監視しており、
コマンドを受領すると、ステップS6に進んで、パワー
セーブのリセット、即ち各回路部のレジスタにデータビ
ット0をセットし、電源供給の再開及びクロック周波数
の回復を図る。続いてステップS7で、パワーセーブリ
セットに伴うセットアップ完了を判別しており、セット
アップ完了を確認するとステップS2に進み、パワーセ
ーブ状態で受信したコマンドを解析してその処理を実行
する。
【0070】このような本願第2発明のパワーセーブ制
御にあっては、コマンド間隔の測定時間Tが短い場合に
は、復帰時間の短い回路部の電源遮断や動作速度の低下
によるパワーセーブによって消費電力を低下させてお
り、短いコマンド間隔であっても、パワーセーブ中のコ
マンド受領に対する復帰時間も短いことから、パワーセ
ーブからの復帰時間による性能低下を必要最小限に抑え
ることができる。
【0071】また、コマンド間隔の測定時間Tが1分を
越える長い場合には、コマンド実行終了でパワーセーブ
対象となっている全ての回路部が直ちにパワーセーブに
なり、上位装置からのコマンド受領を認識可能な必要最
低限の回路部のみを生かしておくことで、消費電力の節
減効果を最大限に発揮したパワーセーブができる。この
場合に、コマンドを受領してパワーセーブをリセットし
た復帰時間は、例えばスピンドルモータの起動によるデ
ィスク一定回転を必要とすることから例えば3分程度と
長くなるが、もともとディスクアクセスがほとんど行わ
れない使用環境であることから、この程度の復帰時間
は、操作上、問題とはならない。
【0072】また、使用環境の変化でコマンド間隔が変
動したような場合にも、コマンド間隔を測定して最適な
パワーセーブ制御を行うことから、使用環境の変化に追
従したダイナミックなパワーセーブ制御ができる。ま
た、ホストコンピュータにおける文書作成等の業務の際
には、最初に文書展開のためにディスクアクセスをして
から文書作成終了でディスクに戻すまでの時間に依存し
て、コマンド間隔がかなり長くなる。このような場合に
は、コマンド間隔を測定しようとしても、あまりにも長
いために事実上、測定はできない。
【0073】そこで図11の測定部62に測定処理のに
時間を監視するオーバーフロータイマを設けておき、こ
の時間設定を例えば5分とし、5分を過ぎても複数回の
測定結果が得られない場合には、オーバーフロータイマ
の設定値T=5分を測定時間屋して出力し、最大コマン
ド間隔によるパワーセーブモード制御情報の選択を行え
ばよい。
【0074】尚、上記の実施例は磁気ディスク装置を例
にとるものであったが、本発明はこれに限定されず、光
ディスク装置、フロッピディスク装置、磁気テープ装置
等、適宜の記憶装置についてそのまま適用することがで
きる。また本発明は、上記の実施例に示した数値による
限定は受けない。また、パワーセーブ対象となる回路部
は必要に応じて適宜に定めることができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明してきたように本願第1発明に
よれば、コマンド間隔の測定時間が短い場合には、短い
間隔のパワーセーブ・タイミングが決定され、また測定
時間が長い場合は、長い間隔のパワーセーブ・タイミン
グが決定され、いずれについても、復帰時間の短い回路
部の順番にパワーセーブが行われる。このため動作環境
によりコマンド間隔が異なっても、コマンド間隔の中で
のパワーセーブ・タイミングが同じ比率で時間軸上に分
散したパワーセーブが行われ、コマンド間隔の変化で回
路部のパワーセーブのタイミングが遅すぎたり早すぎた
りする事態を回避し、消費電力の節減効果を最大限に発
揮したパワーセーブができる。
【0076】また本願第2発明によれば、コマンド間隔
の測定時間に応じて1または複数の回路部のパワーセー
ブが決定され、コマンドの実行終了時に設定された決定
した回路部を直ちにパワーセーブすることで、ディスク
装置の使用環境に応じて消費電力の低減を最大限に図る
ことができる。またパワーセーブ状態でのコマンド発行
に対する復帰時間を、コマンド間隔の測定時間に応じて
最適化することで、パワーセーブから復帰する際の装置
の性能低下を最小限に止めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明のディスク装置の実施例を示したブロッ
ク図
【図3】図2のMPUで実現される第1発明のパワーセ
ーブ制御の機能ブロック図
【図4】図3のパワーセーブ・タイミングの決定内容の
説明図
【図5】図4による測定時間Tとパワーセーブ・タイミ
ングt1〜t4の対応説明図
【図6】図2のパワーセーブ対象回路部の電源制御回路
のブロック図
【図7】図2のクロック発生回路のブロック図
【図8】図3のコマンド間隔測定処理のフローチャート
【図9】図8のパワーセーブタイミング決定処理をサブ
ルーチンで示したフローチャート
【図10】図3のパワーセーブ制御のフローチャート
【図11】図2のMPUで実現される第2発明のパワー
セーブ制御の機能ブロック図
【図12】図3のパワーセーブ決定部の処理内容の説明
【図13】図11のコマンド間隔測定処理のフローチャ
ート
【図14】図13のパワーセーブモード決定処理をサブ
ルーチンで示したフローチャート
【図15】図11のパワーセーブ制御のフローチャート
【符号の説明】
10:ディスクエンクロージャ 12:ディスクコントローラ 14−1〜14−4:複合型ヘッド 15:ヘッドIC回路 16−1〜16−4:ライトヘッド 18−1〜18−4:リードヘッド 20:リード復調回路 22:エンコーダ/デコーダ 24:周波数シンセサイザ 25:ライト変調回路 26:ハードディスクコントローラ 28:インタフェース回路 30:バッファメモリ 32:サーボ復調回路 34:ADコンバータ 36:MPU 38:クロック発生回路 40:RAM 42:EEPROM 44:バス 46,52:DAコンバータ 48,54,58:ドライバ 50:ボイスコイルモータ(VCM) 56:スピンドルモータ(SPM) 60:冷却ファンモータ 62:時間測定部(測定手段) 64:測定レジスタ 65:選択手段 66:タイミング決定部 68:パワーセーブ制御部(パワーセーブ制御手段) 70:リードライト回路部用レジスタ 72:クロック発生回路用レジスタ 74:VCM用レジスタ 76:SPM用レジスタ 78:レジスタ 80:ドライバ 82:アナログスイッチ 84:電源ライン 86:パワーセーブ対象回路 90:水晶発振器 92,94:分周回路 98,100:AND回路 102:OR回路 166:モードテーブル(決定手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】タイミング決定手段66は、コマンド間隔
の測定時間Tを、EEPROM等の不揮発性メモリまた
は記憶媒体に記憶し、電源をオフした後のパワーオンス
タートで不揮発性メモリ又はディスク媒体に記憶したコ
マンド間隔の測定時間を使用して、パワーセーブのタイ
ミングを決定する。この場合、不揮発性メモリ又は記憶
媒体に記憶されたコマンド間隔の測定時間Tは、測定手
段による測定毎に更新される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】リードヘッドからの読取信号はリード復調
回路20で一定振幅にAGC増幅された後、例えばパー
シャル・レスポンス最尤検出法に従った(1+D)m
形等化(mは畳込み符号の拘束長)と、続いて行われる
ビタビ復号によってリードデータを復調する。リード復
調回路20で復調されたリードデータは、エンコーダ/
デコーダ22がリード時にはデコード機能が有効になっ
ていることから、RLLデータからNRZデータを復号
し、パラレル変換した後にインタフェース回路28を介
してバッファメモリ30に転送し、バッファメモリ30
の格納量が一定値を越えると、インタフェース回路28
より上位装置にリードデータを転送する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】ディスクコントローラ12の全体的な制御
は、MPU36が行う。MPU36に対しては、バス4
4を介してRAM40、更に不揮発性メモリとしてEE
PROM42を接続している。更にMPU36には、バ
ス44を介してインタフェース回路28が接続され、上
位装置からの各種のコマンドを受領して解読し、ハード
ディスクコントローラ26に対するリード/ライト指
示、更にディスクエンクロージャ10に設けているVC
50の駆動によるヘッド位置決め制御を行う。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】このためコマンド間隔の測定時間Tに応じ
てパワーセーブのタイミングt1〜t4が決定された場
合、図5(A)のコマンドに対し、図5(B)〜(E)
のタイミングt1〜t4に従い、リードライト回路部、
クロック発生回路、VCMドライバ、SPM/冷却ファ
ンの順にパワーセーブが行われる。即ち、図5(B)の
タイミングt1に達すると、リードライト回路部の電源
を遮断するパワーセーブを行う。次に図5(C)のタイ
ミングt2に達すると、リードライト回路部の電源遮断
に加え、クロック発生回路38の分周比を変えてMPU
36の動作速度を下げるパワーセーブを行う。また図5
(D)のタイミングt3に達すると、リードライト回路
部の電源遮断、クロック発生回路の分周比変更によるM
PU36の動作速度の低下に加え、VCM50を駆動し
ているドライバ48に対する電源供給を停止するパワー
セーブを行う。VCM50のドライバ48に対する電源
供給の停止は、その前に、ヘッドをCSSゾーン(Cont
actStart/Stop zone)に戻した後、VCMの電源供給を
遮断する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】一方、MPU36からのパワーセーブ制御
によりビットデータのセット,リセットが行われるレジ
スタ72が設けられ、レジスタ72の出力をAND回路
98の反転入力に接続し、またAND回路100に直接
入力している。AND回路98には分周回路92からの
60MHzの分周クロックE1が入力する。またAND
回路100には分周回路94からの30MHzの分周ク
ロックE2が入力する。AND回路98,100の出力
はOR回路102でとりまとめられ、クロックE13
してMPU36に供給されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】パワーセーブが解除された時のレジスタ7
2のデータビット0のセット状態にあっては、AND回
路98が許容状態でAND回路100が禁止状態にあ
り、分周回路92からの60MHzの分周クロックE1
がAND回路98及びOR回路102を通ってMPU3
6に供給される。これに対しレジスタ72にパワーセー
ブ制御のためにデータビット1がセットされると、AN
D回路98が禁止状態、AND回路100が許容状態と
なり、分周回路94からの30MHzの分周クロックE
2がAND回路100及びOR回路102を介してMP
U36に供給される。尚、図7にあっては、分周回路9
4で1/2の30MHzに分周しているが、更に低い例
えば10MHz、5MHz等の低速クロックに分周する
ようにしてもよい。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】ステップS5で測定回数NがA回に達する
と、ステップS7に進み、RAM等に保持された測定値
T1,T2,・・・TN の平均測定時間Tを算出する。
次にステップS8で、EEPROM42に記憶されてい
る前回の測定時間と今回の測定時間との差を求める。次
に、ステップS9で測定時間の差が所定値以上であれ
ば、ステップS10に進み、タイミング決定66によ
り図4(A)(B)の内容から測定時間に従ったタイミ
ングt1〜t4を決定し、ステップS11でパワーセー
ブ制御部68にセットする。続いてステップS12で、
現在の測定時間TをEEPROM42にセットして更新
する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】このような第1発明のパワーセーブ制御に
あっては、コマンド間隔の測定時間Tが短い場合には、
短い間隔のパワーセーブ・タイミングt1〜t4が決定
され、また測定時間Tが長い場合は、長い間隔のパワー
セーブ・タイミングt1〜t4が決定され、いずれにつ
いても、復帰時間の短い回路部の順番にパワーセーブが
行われる。このため動作環境によりコマンド間隔が異な
っても、コマンド間隔の中でのパワーセーブのタイミン
グが同じ比率で時間軸上に分散したパワーセーブが行わ
れ、コマンド間隔の変化で回路部のパワーセーブのタイ
ミングが遅れたり、早くなりすぎたりする事態を回避で
きる。このため消費電力の節減効果を最大限に発揮した
パワーセーブができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】図11は、図2のMPU36で実現される
本願第2発明のパワーセーブ制御の機能ブロック図であ
る。図11において、MPU36には測定部62が設け
られる。測定部62は、上位装置からのコマンドを受領
するとカウンタをリセットスタートし、次にコマンドを
受信したときにカウンタを停止し、このカウンタの計数
値からコマンド発生間隔の時間Tを測定する。測定部6
2の測定は、予め定めたN回行われ、N回の測定が済む
と、その平均値を求めて測定時間Tとして、測定レジス
タ64にセットする。また測定部62の測定値Tは、不
揮発性メモリとして設けたEEPROM42にも記憶さ
れる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】図13は図11の測定部62による測定処
理のフローチャートであり、ステップS10のパワーセ
ーブモードの決定とステップS11のパワーセーブモー
ドのセット以外は、図8の第1発明と同じになる。ステ
ップS10のパワーセーブモードの決定処理は、ステッ
プS9で測定時間の差が所定値以上であった場合に行わ
れ、モードテーブル166を参照し、例えば図12のテ
ーブル内容から現在のコマンド時間間隔Tに対応するモ
ード番号のパワーセーブ制御情報を選択し、ステップS
11でパワーセーブ制御部68にセットする。続いてス
テップS12で、現在の測定値TをEEPROM42に
セットして更新する。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上位装置から発行されるコマンドを終始タ
    イミングとしてコマンド間隔の時間を測定する測定手段
    と、 前記測定手段により測定されたコマンド間隔の測定時間
    によりパワーセーブするタイミングを可変するタイミン
    グ決定手段と、 前記上位装置から受領したコマンドの実行を終了した
    後、前記タイミング決定手段で決定されたタイミングか
    ら次にコマンドが得られるまでパワーセーブ状態に制御
    するパワーセーブ制御手段と、を備えたことを特徴とす
    る記憶装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の記憶装置に於いて、前記測
    定手段は、上位装置から発行された複数のコマンド間隔
    の時間を測定して平均値を求め、前記タイミング決定手
    段は該平均値によりパワーセーブするタイミングを決定
    することを特徴とする記憶装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の記憶装置に於いて、前記タ
    イミング決定手段は、コマンド間隔の時間増加に対し、
    パワーオンスタート時の復帰時間が短い回路部の順番
    に、パワーセーブするタイミングを決定することを特徴
    とする記憶装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の記憶装置に於いて、前記タ
    イミング決定手段は、コマンド間隔の時間増加に対し、
    少なくともリードライト回路部、ヘッドを駆動する回路
    部、及び媒体を回転する回路部の順番に、パワーセーブ
    するタイミングを決定することを特徴とする記憶装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の記憶装置に於いて、前記タ
    イミング決定手段は、コマンド間隔の時間増加に対し、
    少なくともリードライト回路部、プロセッサのクロック
    発生回路、ヘッドを駆動する回路部、及び媒体を回転す
    る回路部の順番に、パワーセーブするタイミングを決定
    することを特徴とする記憶装置。
  6. 【請求項6】請求項3記載の記憶装置に於いて、前記タ
    イミング手段は、コマンド間隔の時間増加に対し、少な
    くともリードライト回路部、プロセッサのクロック発生
    回路、ヘッドを駆動する回路部、媒体を回転する回路
    部、冷却ファンを駆動する回路部の順番に、パワーセー
    ブするタイミングを決定することを特徴とする記憶装
    置。
  7. 【請求項7】請求項3記載の記憶装置に於いて、前記タ
    イミング決定手段は、コマンド間隔の測定時間が所定の
    最大時間を超える場合について、上位装置からのコマン
    ド受信を認識可能な回路部のみを残し他の回路部をパワ
    ーセーブ対象としてタイミングを決定することを特徴と
    する記憶装置。
  8. 【請求項8】請求項1記載の記憶装置に於いて、前記タ
    イミング決定手段は、コマンド間隔の測定時間を、不揮
    発性メモリまたは記憶媒体に記憶し、電源をオフした後
    のパワーオンスタートで前記不揮発性メモリ又はディス
    ク媒体に記憶したコマンド間隔の測定時間を使用して、
    パワーセーブのタイミングを決定することを特徴とする
    記憶装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の記憶装置に於いて、前記不
    揮発性メモリ又は記憶媒体に記憶されたコマンド間隔の
    測定時間は、前記測定手段による測定毎に更新されるこ
    とを特徴とする記憶装置。
  10. 【請求項10】上位装置から発行されるコマンドを終始
    タイミングとしてコマンド間隔の時間を測定する測定手
    段と、 前記測定手段によるコマンド間隔の測定時間に応じてパ
    ワーセーブする1又は複数の回路部を決定する決定手段
    と、 上位装置から受領したコマンドの実行を終了した後、前
    記決定手段で決定された1又は複数の回路部を、次にコ
    マンドが得られるまでパワーセーブ状態に制御するパワ
    ーセーブ制御手段と、を備えたことを特徴とする記憶装
    置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の記憶装置に於いて、前
    記測定手段は、上位装置から発行された複数のコマンド
    の時間間隔を測定して平均値を求めることを特徴とする
    記憶装置。
  12. 【請求項12】請求項10記載の記憶装置に於いて、前
    記決定手段は、コマンド間隔の測定時間の増加に対し、
    パワーオンスタート時の復帰時間が短い回路部の順番
    に、パワーセーブする回路部の数を増加させることを特
    徴とする記憶装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載の記憶装置に於いて、前
    記決定手段は、コマンド間隔の測定時間の増加に対し、
    少なくともリードライト回路部、ヘッドを駆動する回路
    部、及び媒体を回転する回路部の順番に、パワーセーブ
    する回路部の数を増加させることを特徴とする記憶装
    置。
  14. 【請求項14】請求項12記載の記憶装置に於いて、前
    記決定手段は、コマンド間隔の測定時間の増加に対し、
    少なくともリードライト回路部、プロセッサのクロック
    発生回路、ヘッドを駆動する回路部、及び媒体を回転す
    る回路部の順番に、パワーセーブする回路部の数を増加
    させることを特徴とする記憶装置。
  15. 【請求項15】請求項12記載の記憶装置に於いて、前
    記決定手段は、コマンド間隔の測定時間の増加に対し、
    少なくともリードライト回路部、プロセッサのクロック
    発生回路、ヘッドを駆動する回路部、媒体を回転する回
    路部、冷却ファンを駆動する回路部の順番に、パワーセ
    ーブする回路部の数を増加させることを特徴とする記憶
    装置。
  16. 【請求項16】請求項12記載の記憶装置に於いて、前
    記決定手段は、コマンド間隔の測定時間が所定の最大時
    間を超える場合、上位装置からのコマンド受信を認識可
    能な回路部のみを残し、他の回路部を全てパワーセーブ
    対象とすることを特徴とする記憶装置。
  17. 【請求項17】請求項10記載の記憶装置に於いて、前
    記測定手段は、コマンド間隔の測定時間を、不揮発性メ
    モリまたは記憶媒体に記憶し、前記決定手段は、電源を
    オフした後のパワーオンスタートで前記不揮発性メモリ
    又は記憶媒体に記憶した測定時間を使用してパワーセー
    ブする1又は複数の回路部を決定することを特徴とする
    記憶装置。
  18. 【請求項18】請求項17記載の記憶装置に於いて、前
    記不揮発性メモリ又は記憶媒体に記憶されたコマンド間
    隔の測定時間は、前記測定手段による測定毎に更新され
    ることを特徴とする記憶装置。
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