JPH11132275A - 筒型防振装置 - Google Patents
筒型防振装置Info
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- JPH11132275A JPH11132275A JP29522397A JP29522397A JPH11132275A JP H11132275 A JPH11132275 A JP H11132275A JP 29522397 A JP29522397 A JP 29522397A JP 29522397 A JP29522397 A JP 29522397A JP H11132275 A JPH11132275 A JP H11132275A
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- Japan
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- rubber elastic
- elastic body
- cylindrical
- rubber
- vibration isolator
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 上下のスペースが限られた空間位置に配設で
き、かつゴム弾性体の自由長を確保できて所望の耐久性
を備えた筒型防振装置を提供する。 【解決手段】 ゴムブッシュ10は、内筒金具11の外
周面に、軸方向両端を除いて固着された略円筒形のゴム
弾性体筒部12と、その外周面から部軸直角方向に略く
の字状になるように互いに鋭角をなして一体で延出され
た略平板状の一対のゴム弾性体足部13,14とを設け
ている。ゴムブッシュは、偏平筒形状の取付金具20に
圧入され、ゴム弾性体筒部のくの字状の頂部12aが取
付金具の内周面の角部21a,21b間の中間位置に圧
接され、ゴム弾性体足部先端の薄板状の先端板部13
a,14aが取付金具の内周面の角部22a,22b位
置に圧接される。取付金具を偏平筒形状としたことによ
り、上下のスペースが限られた空間位置にも配設でき、
ゴム弾性体全体としての自由長を長くすることができ
る。
き、かつゴム弾性体の自由長を確保できて所望の耐久性
を備えた筒型防振装置を提供する。 【解決手段】 ゴムブッシュ10は、内筒金具11の外
周面に、軸方向両端を除いて固着された略円筒形のゴム
弾性体筒部12と、その外周面から部軸直角方向に略く
の字状になるように互いに鋭角をなして一体で延出され
た略平板状の一対のゴム弾性体足部13,14とを設け
ている。ゴムブッシュは、偏平筒形状の取付金具20に
圧入され、ゴム弾性体筒部のくの字状の頂部12aが取
付金具の内周面の角部21a,21b間の中間位置に圧
接され、ゴム弾性体足部先端の薄板状の先端板部13
a,14aが取付金具の内周面の角部22a,22b位
置に圧接される。取付金具を偏平筒形状としたことによ
り、上下のスペースが限られた空間位置にも配設でき、
ゴム弾性体全体としての自由長を長くすることができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の支持部と被
支持部の間、例えば車体とエンジンの間に介装されて、
被支持部から伝達される振動を弾性的に抑える筒型防振
装置に関する。
支持部の間、例えば車体とエンジンの間に介装されて、
被支持部から伝達される振動を弾性的に抑える筒型防振
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、筒型防振装置としては、内筒金具
の外周面にゴム弾性体を加硫接着したゴムブッシュを、
円筒形の取付金具に圧入固着させたものや、内筒金具の
外周面にゴム弾性体を加硫接着すると共にゴム弾性体内
に液体を封入して円筒形の取付金具に圧入固着させたタ
イプの防振装置が知られている。
の外周面にゴム弾性体を加硫接着したゴムブッシュを、
円筒形の取付金具に圧入固着させたものや、内筒金具の
外周面にゴム弾性体を加硫接着すると共にゴム弾性体内
に液体を封入して円筒形の取付金具に圧入固着させたタ
イプの防振装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記筒型防振
装置においては、上下のスペースが限られた空間位置に
配設する場合には、取付金具の外径を小さくしなければ
ならないが、これによりゴム弾性体の自由長を確保する
ことができず、そのための防振装置の耐久性が不十分に
なるという問題があった。本発明は、上記した問題を解
決しようとするもので、上下のスペースが限られた空間
位置に配設でき、かつゴム弾性体の自由長を確保できて
所望の耐久性を備えた筒型防振装置を提供することを目
的とする。
装置においては、上下のスペースが限られた空間位置に
配設する場合には、取付金具の外径を小さくしなければ
ならないが、これによりゴム弾性体の自由長を確保する
ことができず、そのための防振装置の耐久性が不十分に
なるという問題があった。本発明は、上記した問題を解
決しようとするもので、上下のスペースが限られた空間
位置に配設でき、かつゴム弾性体の自由長を確保できて
所望の耐久性を備えた筒型防振装置を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するために、上記請求項1に係る発明の構成上の
特徴は、偏平筒形状であって四隅に角部を有し、車両の
支持部側及び被支持部側のいずれか一方に取り付けられ
る取付金具と、円筒形の内筒金具とその外周面に固着さ
れる筒状のゴム弾性体筒部とゴム弾性体筒部の外周面か
ら軸直角方向に互いに所定角度をなして一体で延出され
る平板状の一対のゴム弾性体足部とを備えてなり、内筒
金具が取付金具に挿入配置されると共に一対のゴム弾性
体足部の先端が取付金具の内周面の一方の長手側の略両
角部位置に圧接され、かつゴム弾性体筒部が取付金具内
周面の他方の長手側の両角部の略中間位置に圧接され、
内筒金具が支持部側及び被支持部側のいずれか他方に取
り付けられるゴムブッシュとを設けたことにある。
を達成するために、上記請求項1に係る発明の構成上の
特徴は、偏平筒形状であって四隅に角部を有し、車両の
支持部側及び被支持部側のいずれか一方に取り付けられ
る取付金具と、円筒形の内筒金具とその外周面に固着さ
れる筒状のゴム弾性体筒部とゴム弾性体筒部の外周面か
ら軸直角方向に互いに所定角度をなして一体で延出され
る平板状の一対のゴム弾性体足部とを備えてなり、内筒
金具が取付金具に挿入配置されると共に一対のゴム弾性
体足部の先端が取付金具の内周面の一方の長手側の略両
角部位置に圧接され、かつゴム弾性体筒部が取付金具内
周面の他方の長手側の両角部の略中間位置に圧接され、
内筒金具が支持部側及び被支持部側のいずれか他方に取
り付けられるゴムブッシュとを設けたことにある。
【0005】上記のように構成した請求項1に係る発明
においては、取付金具を偏平筒形状としたことにより、
偏平型防振装置を上下のスペースが限られた空間位置に
配設できる。そして、取付金具に圧入するゴムブッシュ
として、ゴム弾性体筒部とその外周面から軸直角方向に
互いに所定角度で略くの字状に開いた一対のゴム弾性体
足部を設けたことにより、ゴム弾性体の自由長を長くす
ることができる。その結果、請求項1の発明によれば、
上下のスペースが限られた空間位置に配設できると共
に、所望のゴム弾性体の耐久性を備えた防振装置を得る
ことができる。
においては、取付金具を偏平筒形状としたことにより、
偏平型防振装置を上下のスペースが限られた空間位置に
配設できる。そして、取付金具に圧入するゴムブッシュ
として、ゴム弾性体筒部とその外周面から軸直角方向に
互いに所定角度で略くの字状に開いた一対のゴム弾性体
足部を設けたことにより、ゴム弾性体の自由長を長くす
ることができる。その結果、請求項1の発明によれば、
上下のスペースが限られた空間位置に配設できると共
に、所望のゴム弾性体の耐久性を備えた防振装置を得る
ことができる。
【0006】また、上記請求項2に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の筒型防振装置において、
一対のゴム弾性体足部の間にて、ゴム弾性体筒部の外周
面から一体で突出した弾性体ストッパ部を設けたことに
ある。上記のように構成した請求項2に係る発明におい
ては、弾性体ストッパ部を設けたことにより、筒型防振
装置に過度の振動が加わったときに、ゴム弾性体足部の
過大な変形を防止し、その結果、ゴム弾性体足部の損傷
を防止することができる。また、この弾性体ストッパ部
は、ゴム弾性体筒部及びゴム弾性体足部の加硫成形時に
一体で容易に形成することができる。
特徴は、前記請求項1に記載の筒型防振装置において、
一対のゴム弾性体足部の間にて、ゴム弾性体筒部の外周
面から一体で突出した弾性体ストッパ部を設けたことに
ある。上記のように構成した請求項2に係る発明におい
ては、弾性体ストッパ部を設けたことにより、筒型防振
装置に過度の振動が加わったときに、ゴム弾性体足部の
過大な変形を防止し、その結果、ゴム弾性体足部の損傷
を防止することができる。また、この弾性体ストッパ部
は、ゴム弾性体筒部及びゴム弾性体足部の加硫成形時に
一体で容易に形成することができる。
【0007】また、上記請求項3に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の筒型防振装置において、
一対のゴム弾性体足部の先端内側の間にて、取付金具か
ら軸心方向に一体で膨出したストッパ部を設けたことに
ある。上記のように構成した請求項3に係る発明におい
ては、ストッパ部を設けたことにより、筒型防振装置に
過度の振動が加わったときに、ゴム弾性体足部の過大な
変形を防止し、その結果、ゴム弾性体足部の損傷を防止
することができる。また、このストッパ部は、取付金具
の成形時に一体で容易に形成することができる。
特徴は、前記請求項1に記載の筒型防振装置において、
一対のゴム弾性体足部の先端内側の間にて、取付金具か
ら軸心方向に一体で膨出したストッパ部を設けたことに
ある。上記のように構成した請求項3に係る発明におい
ては、ストッパ部を設けたことにより、筒型防振装置に
過度の振動が加わったときに、ゴム弾性体足部の過大な
変形を防止し、その結果、ゴム弾性体足部の損傷を防止
することができる。また、このストッパ部は、取付金具
の成形時に一体で容易に形成することができる。
【0008】また、上記請求項4に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の筒型防振装置において、
一対のゴム弾性体足部の先端内側の間にて、取付金具か
ら軸心方向に一体で膨出してゴム弾性体足部の周方向内
側の位置を決める1個または2個の内側拘束凸部を設け
たことにある。上記のように構成した請求項4に係る発
明においては、ゴムブッシュを取付金具に圧入すると
き、内側拘束凸部によりゴム弾性体足部の周方向内側の
位置を決めることができ、ゴムブッシュの均等な圧入が
行われる。その結果、上記請求項1の発明の効果に加え
て、所望の防振効果が得られる。また、内側拘束凸部
は、ストッパ部としての機能も果たすことができる。
特徴は、前記請求項1に記載の筒型防振装置において、
一対のゴム弾性体足部の先端内側の間にて、取付金具か
ら軸心方向に一体で膨出してゴム弾性体足部の周方向内
側の位置を決める1個または2個の内側拘束凸部を設け
たことにある。上記のように構成した請求項4に係る発
明においては、ゴムブッシュを取付金具に圧入すると
き、内側拘束凸部によりゴム弾性体足部の周方向内側の
位置を決めることができ、ゴムブッシュの均等な圧入が
行われる。その結果、上記請求項1の発明の効果に加え
て、所望の防振効果が得られる。また、内側拘束凸部
は、ストッパ部としての機能も果たすことができる。
【0009】また、上記請求項5に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項4に記載の筒型防振装置において、
一対のゴム弾性体足部の先端外側にて、取付金具から軸
心方向に一体で膨出してゴム弾性体足部の周方向外側の
位置を決める外側拘束凸部を設けたことにある。上記の
ように構成した請求項5に係る発明においては、ゴムブ
ッシュを取付金具に圧入するとき、外側拘束凸部により
ゴム弾性体足部の周方向外側の位置を決めることがで
き、ゴムブッシュのより均等な圧入が行われる。その結
果、上記請求項4の発明の効果に加えて、所望の防振効
果が確実に得られる。
特徴は、前記請求項4に記載の筒型防振装置において、
一対のゴム弾性体足部の先端外側にて、取付金具から軸
心方向に一体で膨出してゴム弾性体足部の周方向外側の
位置を決める外側拘束凸部を設けたことにある。上記の
ように構成した請求項5に係る発明においては、ゴムブ
ッシュを取付金具に圧入するとき、外側拘束凸部により
ゴム弾性体足部の周方向外側の位置を決めることがで
き、ゴムブッシュのより均等な圧入が行われる。その結
果、上記請求項4の発明の効果に加えて、所望の防振効
果が確実に得られる。
【0010】また、上記請求項6に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の筒型防振装置において、
一対のゴム弾性体足部の先端内側間を連結するゴム弾性
体連結部を設けたことにある。上記のように構成した請
求項6に係る発明においては、ゴム弾性体連結部と取付
金具内周面の接触により、ゴム弾性体足部側の取付金具
内周面への拘束力が強められ、圧入後のゴム弾性体足部
の周方向への動きが拘束される。その結果、上記請求項
1の発明の効果に加えて、所望の防振効果が確実に得ら
れる。
特徴は、前記請求項1に記載の筒型防振装置において、
一対のゴム弾性体足部の先端内側間を連結するゴム弾性
体連結部を設けたことにある。上記のように構成した請
求項6に係る発明においては、ゴム弾性体連結部と取付
金具内周面の接触により、ゴム弾性体足部側の取付金具
内周面への拘束力が強められ、圧入後のゴム弾性体足部
の周方向への動きが拘束される。その結果、上記請求項
1の発明の効果に加えて、所望の防振効果が確実に得ら
れる。
【0011】また、上記請求項7に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項6に記載の筒型防振装置において、
一対のゴム弾性体足部の間にて、ゴム弾性体筒部の外周
面からまたはゴム弾性体連結部の内側面から突出したス
トッパ部を設けたことにある。上記のように構成した請
求項7に係る発明においては、上記請求項6の発明の効
果に加えて、弾性体ストッパ部を設けたことにより、筒
型防振装置に過度の振動が加わったときに、ゴム弾性体
足部の損傷を防止することができる。
特徴は、前記請求項6に記載の筒型防振装置において、
一対のゴム弾性体足部の間にて、ゴム弾性体筒部の外周
面からまたはゴム弾性体連結部の内側面から突出したス
トッパ部を設けたことにある。上記のように構成した請
求項7に係る発明においては、上記請求項6の発明の効
果に加えて、弾性体ストッパ部を設けたことにより、筒
型防振装置に過度の振動が加わったときに、ゴム弾性体
足部の損傷を防止することができる。
【0012】また、上記請求項8に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項6または請求項7に記載の筒型防振
装置において、一対のゴム弾性体足部の先端外側にて、
取付金具から軸心方向に一体で突出してゴム弾性体足部
の周方向外側の位置を決める外側拘束凸部を設けたこと
にある。上記のように構成した請求項8に係る発明にお
いては、ゴムブッシュを取付金具に圧入するとき、外側
拘束凸部によりゴム弾性体足部の周方向外側の位置を決
めることができ、ゴムブッシュのより均等な圧入が行わ
れる。その結果、上記請求項6、請求項7の発明の効果
に加えて、ゴム弾性体足部の周方向の位置がより確実に
決められる、所望の防振効果が確実に得られる。
特徴は、前記請求項6または請求項7に記載の筒型防振
装置において、一対のゴム弾性体足部の先端外側にて、
取付金具から軸心方向に一体で突出してゴム弾性体足部
の周方向外側の位置を決める外側拘束凸部を設けたこと
にある。上記のように構成した請求項8に係る発明にお
いては、ゴムブッシュを取付金具に圧入するとき、外側
拘束凸部によりゴム弾性体足部の周方向外側の位置を決
めることができ、ゴムブッシュのより均等な圧入が行わ
れる。その結果、上記請求項6、請求項7の発明の効果
に加えて、ゴム弾性体足部の周方向の位置がより確実に
決められる、所望の防振効果が確実に得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明すると、図1は、第1の実施形態である自
動車のエンジンと車体間に介装される偏平筒型防振装置
を正面図により示したものである。この偏平筒型防振装
置は、ゴムブッシュ10と、ゴムブッシュ10が圧入さ
れる取付金具20とにより構成されている。
を用いて説明すると、図1は、第1の実施形態である自
動車のエンジンと車体間に介装される偏平筒型防振装置
を正面図により示したものである。この偏平筒型防振装
置は、ゴムブッシュ10と、ゴムブッシュ10が圧入さ
れる取付金具20とにより構成されている。
【0014】ゴムブッシュ10は、図2及び図3に示す
ように、エンジン側(または車体側)に取り付けられる
円筒形の内筒金具11を有している。内筒金具11の外
周面には、軸方向両端を除いて固着された略円筒形のゴ
ム弾性体筒部12と、ゴム弾性体筒部12の外周面から
軸直角方向に略くの字状になるように、かつ互いに鋭角
をなして一体で延出された略平板状の一対のゴム弾性体
足部13,14とが設けられている。ゴム弾性体筒部1
2は、上記くの字状の頂部12aがわずかに突出してい
る。ゴム弾性体足部13,14の先端には、ゴム弾性体
足部13,14の延出方向に対して直角方向に広がった
薄板状の先端板部13a,14aが設けられている。ま
た、先端板部13a,14aは、先端面13a1 ,14
a1 が内筒金具11方向にわずかにへこんだ凹曲面形状
にされている。このゴムブッシュ10は、図示しない成
形金型に内筒金具11をセットした状態でゴム加硫成形
を行うことにより一体的に形成されるものである。
ように、エンジン側(または車体側)に取り付けられる
円筒形の内筒金具11を有している。内筒金具11の外
周面には、軸方向両端を除いて固着された略円筒形のゴ
ム弾性体筒部12と、ゴム弾性体筒部12の外周面から
軸直角方向に略くの字状になるように、かつ互いに鋭角
をなして一体で延出された略平板状の一対のゴム弾性体
足部13,14とが設けられている。ゴム弾性体筒部1
2は、上記くの字状の頂部12aがわずかに突出してい
る。ゴム弾性体足部13,14の先端には、ゴム弾性体
足部13,14の延出方向に対して直角方向に広がった
薄板状の先端板部13a,14aが設けられている。ま
た、先端板部13a,14aは、先端面13a1 ,14
a1 が内筒金具11方向にわずかにへこんだ凹曲面形状
にされている。このゴムブッシュ10は、図示しない成
形金型に内筒金具11をセットした状態でゴム加硫成形
を行うことにより一体的に形成されるものである。
【0015】取付金具20は、偏平な筒形状であり、互
いに平行な長手部21,22と、長手部21,22の両
端間に接続された円弧部23,24を一体で設けてお
り、両者の接続部分の4箇所が角部21a,21b及び
22a,22bになっている。取付金具20は、金属パ
イプに圧縮加工を施すこと等により形成されている。
いに平行な長手部21,22と、長手部21,22の両
端間に接続された円弧部23,24を一体で設けてお
り、両者の接続部分の4箇所が角部21a,21b及び
22a,22bになっている。取付金具20は、金属パ
イプに圧縮加工を施すこと等により形成されている。
【0016】上記ゴムブッシュ10は、図1に示すよう
に、取付金具20に圧入され、ゴム弾性体筒部12の上
記くの字状の頂部12aが、他方の長手側である長手部
21内周面の両角部21a,21b間の中間位置に圧接
され、一対のゴム弾性体足部13,14先端の薄板状の
先端板部13a,14aが、一方の長手側である長手部
22の内周面の角部22a,22b位置に圧接される。
に、取付金具20に圧入され、ゴム弾性体筒部12の上
記くの字状の頂部12aが、他方の長手側である長手部
21内周面の両角部21a,21b間の中間位置に圧接
され、一対のゴム弾性体足部13,14先端の薄板状の
先端板部13a,14aが、一方の長手側である長手部
22の内周面の角部22a,22b位置に圧接される。
【0017】以上のように構成した第1の実施形態にお
いては、取付金具20を偏平筒形状としたことにより、
偏平筒型防振装置を自動車内の上下のスペースが限られ
た空間位置にも配設することができる。そして、取付金
具20に圧入するゴムブッシュ10として、内筒金具1
1の外周面に設けたゴム弾性体筒部12とその外周面か
ら軸直角方向に互いに所定角度をなして略くの字状に開
いて延出された一対のゴム弾性体足部13,14を設け
たことにより、ゴム弾性体全体としての自由長を長くす
ることができる。その結果、偏平筒型防振装置のゴム弾
性体の耐久性を所望のレベルにすることができる。
いては、取付金具20を偏平筒形状としたことにより、
偏平筒型防振装置を自動車内の上下のスペースが限られ
た空間位置にも配設することができる。そして、取付金
具20に圧入するゴムブッシュ10として、内筒金具1
1の外周面に設けたゴム弾性体筒部12とその外周面か
ら軸直角方向に互いに所定角度をなして略くの字状に開
いて延出された一対のゴム弾性体足部13,14を設け
たことにより、ゴム弾性体全体としての自由長を長くす
ることができる。その結果、偏平筒型防振装置のゴム弾
性体の耐久性を所望のレベルにすることができる。
【0018】つぎに、上記第1の実施形態の変形例1に
ついて説明する。変形例1においては、図4に示すよう
に、ゴムブッシュ10Aの一対のゴム弾性体足部13,
14の間にて、ゴム弾性体筒部12の外周面から対向す
る長手部22に向けて一体で突出した弾性体ストッパ部
15を設けたものである。本変形例1においては、弾性
体ストッパ部15は、ゴム弾性体筒部12の軸方向の一
部に設けられているが、これを軸方向の全体に設けるよ
うにしてもよい。
ついて説明する。変形例1においては、図4に示すよう
に、ゴムブッシュ10Aの一対のゴム弾性体足部13,
14の間にて、ゴム弾性体筒部12の外周面から対向す
る長手部22に向けて一体で突出した弾性体ストッパ部
15を設けたものである。本変形例1においては、弾性
体ストッパ部15は、ゴム弾性体筒部12の軸方向の一
部に設けられているが、これを軸方向の全体に設けるよ
うにしてもよい。
【0019】この弾性体ストッパ部15を設けたことに
より、偏平筒型防振装置に過度の振動が加わったとき
に、弾性体ストッパ部15が長手部22内周面に当たる
ことによりゴム弾性体足部13,14の過大な変形を防
止することができ、その結果、ゴム弾性体足部13,1
4の損傷を防止することができる。また、この弾性体ス
トッパ部15は、弾性体筒部12及び弾性体足部13,
14の加硫成形時に一体で容易に形成することができ
る。
より、偏平筒型防振装置に過度の振動が加わったとき
に、弾性体ストッパ部15が長手部22内周面に当たる
ことによりゴム弾性体足部13,14の過大な変形を防
止することができ、その結果、ゴム弾性体足部13,1
4の損傷を防止することができる。また、この弾性体ス
トッパ部15は、弾性体筒部12及び弾性体足部13,
14の加硫成形時に一体で容易に形成することができ
る。
【0020】つぎに、上記第1の実施形態の変形例2に
ついて説明する。変形例2の偏平筒型防振装置において
は、図5に示すように、偏平筒型防振装置の一対のゴム
弾性体足部13,14の先端内側の間にて、先端板部1
3a,14aの内側端には接触しない位置に、取付金具
20Aの長手部22から軸心方向に一体で膨出したスト
ッパ部25を設けたものである。本変形例2において
は、ストッパ部25は、取付金具20Aの軸方向の一部
に設けられているが、これを軸方向の全体に設けてもよ
い。
ついて説明する。変形例2の偏平筒型防振装置において
は、図5に示すように、偏平筒型防振装置の一対のゴム
弾性体足部13,14の先端内側の間にて、先端板部1
3a,14aの内側端には接触しない位置に、取付金具
20Aの長手部22から軸心方向に一体で膨出したスト
ッパ部25を設けたものである。本変形例2において
は、ストッパ部25は、取付金具20Aの軸方向の一部
に設けられているが、これを軸方向の全体に設けてもよ
い。
【0021】上記のようにストッパ部25を設けたこと
により、偏平筒型防振装置に過度の振動が加わったとき
に、弾性体筒部12の外周面がストッパ部25に当たる
ことによりりゴム弾性体足部13,14の過大な変形を
防止することができ、その結果、ゴム弾性体足部13,
14の損傷を防止することができる。また、このストッ
パ部25は、取付金具20Aの成形時に一体で容易に形
成することができる。
により、偏平筒型防振装置に過度の振動が加わったとき
に、弾性体筒部12の外周面がストッパ部25に当たる
ことによりりゴム弾性体足部13,14の過大な変形を
防止することができ、その結果、ゴム弾性体足部13,
14の損傷を防止することができる。また、このストッ
パ部25は、取付金具20Aの成形時に一体で容易に形
成することができる。
【0022】つぎに、上記第2の実施形態について説明
する。第2の実施形態においては、図6に示すように、
ゴムブッシュ10の一対のゴム弾性体足部13,14の
先端内側の間にて、先端板部13a,14aの内側端に
接触した状態で取付金具20Bから軸心方向に一体で山
形状に膨出した1個の内側拘束凸部26を設けたもので
ある。本実施形態においては、内側拘束凸部26は、取
付金具20Bの軸方向の全体に設けられているが、軸方
向の一部に設けてもよい。
する。第2の実施形態においては、図6に示すように、
ゴムブッシュ10の一対のゴム弾性体足部13,14の
先端内側の間にて、先端板部13a,14aの内側端に
接触した状態で取付金具20Bから軸心方向に一体で山
形状に膨出した1個の内側拘束凸部26を設けたもので
ある。本実施形態においては、内側拘束凸部26は、取
付金具20Bの軸方向の全体に設けられているが、軸方
向の一部に設けてもよい。
【0023】上記のように内側拘束凸部26を設けたこ
とにより、ゴムブッシュ10を取付金具に圧入すると
き、内側拘束凸部26によりゴム弾性体足部13,14
の周方向内側の位置を決めることができ、ゴムブッシュ
10の均等な圧入が行われる。その結果、偏平筒型防振
装置に振動が入力されたとき、所望の防振効果が得られ
る。また、内側拘束凸部26は、偏平筒型防振装置に過
度の振動が加わったときの、ゴム弾性体足部13,14
の損傷を防止するストッパ部としての機能も有する。
とにより、ゴムブッシュ10を取付金具に圧入すると
き、内側拘束凸部26によりゴム弾性体足部13,14
の周方向内側の位置を決めることができ、ゴムブッシュ
10の均等な圧入が行われる。その結果、偏平筒型防振
装置に振動が入力されたとき、所望の防振効果が得られ
る。また、内側拘束凸部26は、偏平筒型防振装置に過
度の振動が加わったときの、ゴム弾性体足部13,14
の損傷を防止するストッパ部としての機能も有する。
【0024】つぎに、上記第3の実施形態について説明
する。第3の実施形態においては、図7に示すように、
取付金具20Cに内側拘束凸部26を設けると共に、ゴ
ムブッシュ10の一対のゴム弾性体足部13,14の先
端外側に接触する位置にて取付金具20Cから軸心方向
にわずかに膨出した各1個の外側拘束凸部27a,27
bを設けたものである。
する。第3の実施形態においては、図7に示すように、
取付金具20Cに内側拘束凸部26を設けると共に、ゴ
ムブッシュ10の一対のゴム弾性体足部13,14の先
端外側に接触する位置にて取付金具20Cから軸心方向
にわずかに膨出した各1個の外側拘束凸部27a,27
bを設けたものである。
【0025】上記のように外側拘束凸部27a,27b
を設けたことにより、ゴムブッシュ10を取付金具20
Cに圧入するとき、外側拘束凸部27a,27bにより
ゴム弾性体足部13,14の周方向外側の位置が決めら
れ、均等な圧入が行われる。そのため、内側拘束凸部2
6を設けたことに加えてゴム弾性体足部13,14の取
付金具20Cにおけるゴムブッシュ10の位置決めが確
実に行われ、その結果、偏平筒型防振装置は所望の防振
効果が得られる。
を設けたことにより、ゴムブッシュ10を取付金具20
Cに圧入するとき、外側拘束凸部27a,27bにより
ゴム弾性体足部13,14の周方向外側の位置が決めら
れ、均等な圧入が行われる。そのため、内側拘束凸部2
6を設けたことに加えてゴム弾性体足部13,14の取
付金具20Cにおけるゴムブッシュ10の位置決めが確
実に行われ、その結果、偏平筒型防振装置は所望の防振
効果が得られる。
【0026】つぎに、上記第2及び第3の実施形態の変
形例について説明する。変形例の偏平筒型防振装置にお
いては、図8に示すように、ゴムブッシュ10Aの一対
のゴム弾性体足部13,14の先端内側の間にて、ゴム
弾性体足部13,14の先端内側に接触する2箇所の位
置に、取付金具20Dの長手部22から軸心方向にわず
かに膨出した一対の内側拘束凸部28a,28bを設け
たものである。内側拘束凸部28a,28bは、取付金
具20Dの軸方向の一部に設けられてもよく、または軸
方向の全体に設けられてもよい。
形例について説明する。変形例の偏平筒型防振装置にお
いては、図8に示すように、ゴムブッシュ10Aの一対
のゴム弾性体足部13,14の先端内側の間にて、ゴム
弾性体足部13,14の先端内側に接触する2箇所の位
置に、取付金具20Dの長手部22から軸心方向にわず
かに膨出した一対の内側拘束凸部28a,28bを設け
たものである。内側拘束凸部28a,28bは、取付金
具20Dの軸方向の一部に設けられてもよく、または軸
方向の全体に設けられてもよい。
【0027】上記のような内側拘束凸部28a,28b
を設けたことによっても、上記内側拘束凸部26を設け
たと同様の効果が得られる。なお、この内側拘束凸部2
8a,28bの場合は、上記内側拘束凸部26のように
ストッパ機能を備えていないので、上記変形例1に示し
たように、弾性体筒部12の外周面にストッパ部15を
設けたほうがよい。
を設けたことによっても、上記内側拘束凸部26を設け
たと同様の効果が得られる。なお、この内側拘束凸部2
8a,28bの場合は、上記内側拘束凸部26のように
ストッパ機能を備えていないので、上記変形例1に示し
たように、弾性体筒部12の外周面にストッパ部15を
設けたほうがよい。
【0028】つぎに、上記第4の実施形態について説明
する。第4の実施形態においては、図9に示すように、
ゴムブッシュ10Bの一対のゴム弾性体足部13,14
の先端板部13a,14aの内側端間に、先端板部13
a,14aを一体で連結するゴム弾性体連結部16を設
けたものである。また、この場合には、ゴム弾性体連結
部16に内側に向けて突出したゴム弾性体ストッパ部1
7を設けることができる。なお、ゴム弾性体ストッパ部
は、ゴム弾性体筒部12の外周面のゴム弾性体連結部1
6との対向位置に設けてもよい。
する。第4の実施形態においては、図9に示すように、
ゴムブッシュ10Bの一対のゴム弾性体足部13,14
の先端板部13a,14aの内側端間に、先端板部13
a,14aを一体で連結するゴム弾性体連結部16を設
けたものである。また、この場合には、ゴム弾性体連結
部16に内側に向けて突出したゴム弾性体ストッパ部1
7を設けることができる。なお、ゴム弾性体ストッパ部
は、ゴム弾性体筒部12の外周面のゴム弾性体連結部1
6との対向位置に設けてもよい。
【0029】上記のようにゴム弾性体連結部16を設け
たことにより、ゴム弾性体連結部16と取付金具20内
周面の接触により、ゴム弾性体足部13,14側の取付
金具20内周面への拘束力が強められ、ゴム弾性体足部
13,14の周方向への移動が拘束される。その結果、
第4の実施形態においては、所望の防振効果が確実に得
られる。なお、ゴム弾性体連結部16のゴム弾性体スト
ッパ部17の両側にわずかにへこんだ凹部16a,16
bを設けてもよく、これによりゴム弾性体連結部16の
圧入により生じる歪を緩和することができる。
たことにより、ゴム弾性体連結部16と取付金具20内
周面の接触により、ゴム弾性体足部13,14側の取付
金具20内周面への拘束力が強められ、ゴム弾性体足部
13,14の周方向への移動が拘束される。その結果、
第4の実施形態においては、所望の防振効果が確実に得
られる。なお、ゴム弾性体連結部16のゴム弾性体スト
ッパ部17の両側にわずかにへこんだ凹部16a,16
bを設けてもよく、これによりゴム弾性体連結部16の
圧入により生じる歪を緩和することができる。
【0030】つぎに、上記第4の実施形態の変形例につ
いて説明する。変形例の偏平筒型防振装置においては、
図10に示すように、ゴム弾性体連結部16により連結
されたゴムブッシュ10Bの一対のゴム弾性体足部1
3,14の先端外側接触位置にて、取付金具20Eから
軸心方向にわずかに膨出した各1個の外側拘束凸部27
a,27bを設けたものである。
いて説明する。変形例の偏平筒型防振装置においては、
図10に示すように、ゴム弾性体連結部16により連結
されたゴムブッシュ10Bの一対のゴム弾性体足部1
3,14の先端外側接触位置にて、取付金具20Eから
軸心方向にわずかに膨出した各1個の外側拘束凸部27
a,27bを設けたものである。
【0031】上記のように外側拘束凸部27a,27b
を設けたことにより、ゴムブッシュ10Bを取付金具2
0Eに圧入するとき、外側拘束凸部27a,27bによ
りゴム弾性体足部13,14の周方向外側の位置を決め
ることができ、ゴムブッシュ10Bのより均等な圧入が
行われる。その結果、偏平筒型防振装置は所望の防振効
果を得ることができる。
を設けたことにより、ゴムブッシュ10Bを取付金具2
0Eに圧入するとき、外側拘束凸部27a,27bによ
りゴム弾性体足部13,14の周方向外側の位置を決め
ることができ、ゴムブッシュ10Bのより均等な圧入が
行われる。その結果、偏平筒型防振装置は所望の防振効
果を得ることができる。
【0032】なお、本発明の偏平筒型防振装置の具体的
外形等については、上記実施形態に示したものに限られ
るものではなく、適宜変更可能である。
外形等については、上記実施形態に示したものに限られ
るものではなく、適宜変更可能である。
【図1】本発明の第1の実施形態である偏平筒型防振装
置を概略的に示す正面図である。
置を概略的に示す正面図である。
【図2】同偏平筒型防振装置のゴムブッシュを示す正面
図である。
図である。
【図3】同偏平筒型防振装置のゴムブッシュを示す側面
図である。
図である。
【図4】変形例1の偏平筒型防振装置を示す正面図であ
る。
る。
【図5】変形例2の偏平筒型防振装置を示す正面図であ
る。
る。
【図6】第2の実施形態である偏平筒型防振装置を示す
正面図である。
正面図である。
【図7】第3の実施形態である偏平筒型防振装置を示す
正面図である。
正面図である。
【図8】変形例の偏平筒型防振装置を示す正面図であ
る。
る。
【図9】第4の実施形態である偏平筒型防振装置を示す
正面図である。
正面図である。
【図10】第4の実施形態の変形例の偏平筒型防振装置
を示す正面図である。
を示す正面図である。
10,10A,10B…ゴムブッシュ、11…内筒金
具、12…ゴム弾性体筒部、12a…頂部、13,14
…ゴム弾性体足部、13a,14a…先端板部、13a
1 ,14a1 …先端面、15…弾性体ストッパ部、16
…ゴム弾性体連結部、16a,16b…凹部、17…弾
性体ストッパ部、20,20A,20B,20C,20
D,20E…取付金具、21,22…長手部、21a,
21b,22a,22b…角部、23,24…円弧部、
25…ストッパ部、26…内側拘束凸部、27a,27
b…外側拘束凸部、28a,28b…内側拘束凸部。
具、12…ゴム弾性体筒部、12a…頂部、13,14
…ゴム弾性体足部、13a,14a…先端板部、13a
1 ,14a1 …先端面、15…弾性体ストッパ部、16
…ゴム弾性体連結部、16a,16b…凹部、17…弾
性体ストッパ部、20,20A,20B,20C,20
D,20E…取付金具、21,22…長手部、21a,
21b,22a,22b…角部、23,24…円弧部、
25…ストッパ部、26…内側拘束凸部、27a,27
b…外側拘束凸部、28a,28b…内側拘束凸部。
Claims (8)
- 【請求項1】 偏平筒形状であって四隅に角部を有し、
車両の支持部側及び被支持部側のいずれか一方に取り付
けられる取付金具と、 円筒形の内筒金具とその外周面に固着される筒状のゴム
弾性体筒部と該ゴム弾性体筒部の外周面から軸直角方向
に互いに所定角度をなして一体で延出される平板状の一
対のゴム弾性体足部とを備えてなり、前記内筒金具が前
記取付金具に挿入配置されると共に前記一対のゴム弾性
体足部の先端が前記取付金具の内周面の一方の長手側の
略両角部位置に圧接され、かつ前記ゴム弾性体筒部が該
取付金具内周面の他方の長手側の両角部の略中間位置に
圧接され、前記内筒金具が前記支持部側及び被支持部側
のいずれか他方に取り付けられるゴムブッシュとを設け
たことを特徴とする筒型防振装置。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の筒型防振装置にお
いて、前記一対のゴム弾性体足部の間にて、前記ゴム弾
性体筒部の外周面から突出した弾性体ストッパ部を設け
たことを特徴とする筒型防振装置。 - 【請求項3】 前記請求項1に記載の筒型防振装置にお
いて、前記一対のゴム弾性体足部の先端内側の間にて、
前記取付金具から軸心方向に一体で膨出したストッパ部
を設けたことを特徴とする筒型防振装置。 - 【請求項4】 前記請求項1に記載の筒型防振装置にお
いて、前記一対のゴム弾性体足部の先端内側の間にて、
前記取付金具から軸心方向に一体で膨出して前記ゴム弾
性体足部の周方向内側の位置を決める1個または2個の
内側拘束凸部を設けたことを特徴とする筒型防振装置。 - 【請求項5】 前記請求項4に記載の筒型防振装置にお
いて、前記一対のゴム弾性体足部の先端外側にて、前記
取付金具から軸心方向に一体で膨出して前記ゴム弾性体
足部の周方向外側の位置を決める外側拘束凸部を設けた
ことを特徴とする筒型防振装置。 - 【請求項6】 前記請求項1に記載の筒型防振装置にお
いて、前記一対のゴム弾性体足部の先端内側間を連結す
るゴム弾性体連結部を設けたことを特徴とする筒型防振
装置。 - 【請求項7】 前記請求項6に記載の筒型防振装置にお
いて、前記一対のゴム弾性体足部の間にて、前記ゴム弾
性体筒部の外周面からまたは前記ゴム弾性体連結部の内
側面から突出したストッパ部を設けたことを特徴とする
筒型防振装置。 - 【請求項8】 前記請求項6または請求項7に記載の筒
型防振装置において、前記一対のゴム弾性体足部の先端
外側にて、前記取付金具から軸心方向に一体で膨出して
前記ゴム弾性体足部の周方向外側の位置を決める外側拘
束凸部を設けたことを特徴とする筒型防振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29522397A JPH11132275A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 筒型防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29522397A JPH11132275A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 筒型防振装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11132275A true JPH11132275A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=17817813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29522397A Pending JPH11132275A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 筒型防振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11132275A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004038250A1 (de) * | 2002-10-23 | 2004-05-06 | Trelleborg Automotive Technical Centre Gmbh | Elastisches lager, insbesondere zum abstützen eines getriebes oder des motors eines kraftfahrzeugs |
US6773001B2 (en) | 2002-03-26 | 2004-08-10 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Vibration isolation mount |
JP2011214626A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Bridgestone Corp | 防振装置 |
JP2016049852A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両の衝撃低減装置 |
-
1997
- 1997-10-28 JP JP29522397A patent/JPH11132275A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6773001B2 (en) | 2002-03-26 | 2004-08-10 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Vibration isolation mount |
WO2004038250A1 (de) * | 2002-10-23 | 2004-05-06 | Trelleborg Automotive Technical Centre Gmbh | Elastisches lager, insbesondere zum abstützen eines getriebes oder des motors eines kraftfahrzeugs |
DE10249387C5 (de) * | 2002-10-23 | 2008-07-03 | Telleborg Automotive Technical Centre Gmbh | Elastisches Lager, insbesondere zum Abstützen eines Getriebes oder des Motors eines Kraftfahrzeugs |
JP2011214626A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Bridgestone Corp | 防振装置 |
JP2016049852A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両の衝撃低減装置 |
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