JPH1113216A - 瓦固定具 - Google Patents
瓦固定具Info
- Publication number
- JPH1113216A JPH1113216A JP16416597A JP16416597A JPH1113216A JP H1113216 A JPH1113216 A JP H1113216A JP 16416597 A JP16416597 A JP 16416597A JP 16416597 A JP16416597 A JP 16416597A JP H1113216 A JPH1113216 A JP H1113216A
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- JP
- Japan
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- roof
- tile
- fitting portion
- tiles
- roof tile
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 瓦固定具自体に釘打ちを行わずとも、瓦を屋
根に容易に固定できる瓦固定具を提供する。 【解決手段】 4つの嵌合部が上下に2つずつ配置さ
れ、上側の一側端には、裏側に下方向に向かって開口し
た、縦断面略コの字状となされた第1の嵌合部が設けら
れ、第1の嵌合部の開口が、屋根瓦の棟側端縁の厚みと
略同じ幅になっており、第2の嵌合部と第4の嵌合部の
開口が、屋根瓦を葺設した時、隣接する屋根瓦の下側に
重ね合わされる重ね合わせ部の厚みと略同じ幅になって
おり、第3の嵌合部の開口が、屋根瓦を葺設した時の左
右に隣接する瓦の重ね合わせ部と、上記第4の嵌合部に
おける瓦固定具の厚みの総和と略同じ幅になっている。
根に容易に固定できる瓦固定具を提供する。 【解決手段】 4つの嵌合部が上下に2つずつ配置さ
れ、上側の一側端には、裏側に下方向に向かって開口し
た、縦断面略コの字状となされた第1の嵌合部が設けら
れ、第1の嵌合部の開口が、屋根瓦の棟側端縁の厚みと
略同じ幅になっており、第2の嵌合部と第4の嵌合部の
開口が、屋根瓦を葺設した時、隣接する屋根瓦の下側に
重ね合わされる重ね合わせ部の厚みと略同じ幅になって
おり、第3の嵌合部の開口が、屋根瓦を葺設した時の左
右に隣接する瓦の重ね合わせ部と、上記第4の嵌合部に
おける瓦固定具の厚みの総和と略同じ幅になっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、瓦固定具に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来の瓦の施工方法は、瓦棟側の重ね合
わせ部に設けられた釘孔、或いは、瓦の棟側の重ね合わ
せ部と、瓦側部の隣接する他の瓦との重ね合わせ部にそ
れぞれ設けられた釘孔を介して野路板に釘を打つことに
よって瓦を屋根に固定しながら葺いていくようになって
いる。
わせ部に設けられた釘孔、或いは、瓦の棟側の重ね合わ
せ部と、瓦側部の隣接する他の瓦との重ね合わせ部にそ
れぞれ設けられた釘孔を介して野路板に釘を打つことに
よって瓦を屋根に固定しながら葺いていくようになって
いる。
【0003】しかし、棟側の重ね合わせ部のみを釘で固
定する場合は、軒側が全く固定されていないので、強風
時等に瓦軒方向先端が持ち上がりやすいと言う欠点があ
る。一方、棟側の重ね合わせ部と、瓦側部の隣接する他
の瓦との重ね合わせ部の両方を釘で固定する場合は、上
記欠点はないが、瓦側部の重ね合わせ部の強度を高くし
なければならないとともに、耐水性にも十分考慮する必
要があり、又1枚毎に瓦位置を合わせたのち、1枚毎に
釘打ちをしなければならず、施工性が非常に悪いと言う
問題がある。
定する場合は、軒側が全く固定されていないので、強風
時等に瓦軒方向先端が持ち上がりやすいと言う欠点があ
る。一方、棟側の重ね合わせ部と、瓦側部の隣接する他
の瓦との重ね合わせ部の両方を釘で固定する場合は、上
記欠点はないが、瓦側部の重ね合わせ部の強度を高くし
なければならないとともに、耐水性にも十分考慮する必
要があり、又1枚毎に瓦位置を合わせたのち、1枚毎に
釘打ちをしなければならず、施工性が非常に悪いと言う
問題がある。
【0004】このような従来の問題点を解消するため
に、図6に示したように吊り子と称される金具aを用い
た施工方法がある(実公昭54−23934号公報)。
この施工方法によれば、釘打ち用孔bで瓦の棟側の重ね
合わせ部を固定するだけでなく、上側に葺かれた他の瓦
の軒側端縁も吊り子の掛け具cによって押さえることが
できるようになっているため、上記従来の施工方法の問
題点は解消できる。
に、図6に示したように吊り子と称される金具aを用い
た施工方法がある(実公昭54−23934号公報)。
この施工方法によれば、釘打ち用孔bで瓦の棟側の重ね
合わせ部を固定するだけでなく、上側に葺かれた他の瓦
の軒側端縁も吊り子の掛け具cによって押さえることが
できるようになっているため、上記従来の施工方法の問
題点は解消できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この吊り子を
使用した施工方法では、一旦、吊り子を接着剤等で瓦に
仮止めし、その後、釘を打つことによって瓦と共に吊り
子を屋根に固定していた。この作業は人手で行うため、
経験が浅い者が行うと、作業工数がかかっていた。ま
た、釘打ちによる吊り子の割れ等が発生し、雨漏れの原
因にもなっていた。
使用した施工方法では、一旦、吊り子を接着剤等で瓦に
仮止めし、その後、釘を打つことによって瓦と共に吊り
子を屋根に固定していた。この作業は人手で行うため、
経験が浅い者が行うと、作業工数がかかっていた。ま
た、釘打ちによる吊り子の割れ等が発生し、雨漏れの原
因にもなっていた。
【0006】本発明は上記の課題を解決し、瓦固定具自
体に釘打ちを行わずとも、瓦を屋根に容易に固定できる
瓦固定具を提供することを目的としている。
体に釘打ちを行わずとも、瓦を屋根に容易に固定できる
瓦固定具を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の瓦固定具は、左
右に隣接する瓦に重ね合わせ部が設けられ、屋根瓦を葺
設した時に、左右の方向に略均一面な面とされる瓦の固
定具であって、4つの嵌合部が上下に2つずつ配置さ
れ、上側の一側端には、裏側に下方向に向かって開口し
た、縦断面略コの字状となされた第1の嵌合部が設けら
れ、他側端には、表側に側面の外方向に向かって開口し
た横断面略コの字状となされた第2の嵌合部が設けら
れ、下側の一側端には、表側に上方向に向かって開口し
た、縦断面コの字状となされた第3の嵌合部が設けら
れ、下側の他側端には、表側に上方向に向かって開口し
た、縦断面略コの字状となされた第4の嵌合部が設けら
れ、第1の嵌合部の開口が、屋根瓦の棟側端縁の厚みと
略同じ幅になっており、第2の嵌合部と第4の嵌合部の
開口が、屋根瓦を葺設した時、隣接する屋根瓦の下側に
重ね合わされる重ね合わせ部の厚みと略同じ幅になって
おり、第3の嵌合部の開口が、屋根瓦を葺設した時の左
右に隣接する瓦の重ね合わせ部と、上記第4の嵌合部に
おける瓦固定具の厚みの総和と略同じ幅になっているも
のである。
右に隣接する瓦に重ね合わせ部が設けられ、屋根瓦を葺
設した時に、左右の方向に略均一面な面とされる瓦の固
定具であって、4つの嵌合部が上下に2つずつ配置さ
れ、上側の一側端には、裏側に下方向に向かって開口し
た、縦断面略コの字状となされた第1の嵌合部が設けら
れ、他側端には、表側に側面の外方向に向かって開口し
た横断面略コの字状となされた第2の嵌合部が設けら
れ、下側の一側端には、表側に上方向に向かって開口し
た、縦断面コの字状となされた第3の嵌合部が設けら
れ、下側の他側端には、表側に上方向に向かって開口し
た、縦断面略コの字状となされた第4の嵌合部が設けら
れ、第1の嵌合部の開口が、屋根瓦の棟側端縁の厚みと
略同じ幅になっており、第2の嵌合部と第4の嵌合部の
開口が、屋根瓦を葺設した時、隣接する屋根瓦の下側に
重ね合わされる重ね合わせ部の厚みと略同じ幅になって
おり、第3の嵌合部の開口が、屋根瓦を葺設した時の左
右に隣接する瓦の重ね合わせ部と、上記第4の嵌合部に
おける瓦固定具の厚みの総和と略同じ幅になっているも
のである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を参照しつつ詳しく説明する。図1は、本発明にか
かる瓦固定具の一例を示す斜視図である。図1に示すよ
うに、この瓦固定具1は、4つの嵌合部2、3、4、5
が上下に2つずつ配置されている。瓦固定具1の上側の
一側端には、裏側に下方向に向かって開口した、縦断面
略コの字状となされた第1の嵌合部2が設けられてい
る。一方、瓦固定具1の上側の他側端には、表側に側面
の外方向に向かって開口した横断面略コの字状となされ
た第2の嵌合部3が設けられている。又、瓦固定具1の
下側の一側端には、表側に上方向に向かって開口した、
縦断面コの字状となされた第3の嵌合部4が設けられて
いる。さらに、下側の他側端には、表側に上方向に向か
って開口した、縦断面略コの字状となされた第4の嵌合
部5が設けられている構成となっている。
図面を参照しつつ詳しく説明する。図1は、本発明にか
かる瓦固定具の一例を示す斜視図である。図1に示すよ
うに、この瓦固定具1は、4つの嵌合部2、3、4、5
が上下に2つずつ配置されている。瓦固定具1の上側の
一側端には、裏側に下方向に向かって開口した、縦断面
略コの字状となされた第1の嵌合部2が設けられてい
る。一方、瓦固定具1の上側の他側端には、表側に側面
の外方向に向かって開口した横断面略コの字状となされ
た第2の嵌合部3が設けられている。又、瓦固定具1の
下側の一側端には、表側に上方向に向かって開口した、
縦断面コの字状となされた第3の嵌合部4が設けられて
いる。さらに、下側の他側端には、表側に上方向に向か
って開口した、縦断面略コの字状となされた第4の嵌合
部5が設けられている構成となっている。
【0009】上記、第1の嵌合部2の開口2aは、屋根
瓦の棟側端縁の厚みと略同じ幅になっており、第2の嵌
合部3と第4の嵌合部5の開口2a、5aが、屋根瓦を
葺設した時、隣接する屋根瓦の下側に重ね合わされる重
ね合わせ部の厚みと略同じ幅になっている。さらに、第
3の嵌合部4の開口4aが、屋根瓦を葺設した時の左右
の瓦の重ね部と、上記第2の嵌合部3と第4の嵌合部5
の全厚みの和と略同じ幅になっている。
瓦の棟側端縁の厚みと略同じ幅になっており、第2の嵌
合部3と第4の嵌合部5の開口2a、5aが、屋根瓦を
葺設した時、隣接する屋根瓦の下側に重ね合わされる重
ね合わせ部の厚みと略同じ幅になっている。さらに、第
3の嵌合部4の開口4aが、屋根瓦を葺設した時の左右
の瓦の重ね部と、上記第2の嵌合部3と第4の嵌合部5
の全厚みの和と略同じ幅になっている。
【0010】つぎに、図2〜図5を参照しながら、この
瓦固定具1を使用した屋根瓦施工方法を工程順に詳しく
説明する。
瓦固定具1を使用した屋根瓦施工方法を工程順に詳しく
説明する。
【0011】まず、屋根瓦6、6を、図2に示すよう
に、最も軒側から野地(図示せず)上に水平方向1列に
葺く。
に、最も軒側から野地(図示せず)上に水平方向1列に
葺く。
【0012】釘孔61、61を介して野地に釘を打ち
込むことによって、各瓦6の棟側端部を野地に固定す
る。
込むことによって、各瓦6の棟側端部を野地に固定す
る。
【0013】各瓦6の棟側端縁62を開口2aから嵌
合部2内に嵌合させることで瓦固定具1を各瓦6に取り
付ける。開口2aの幅が棟側端縁61の厚みと略同じで
あるので、瓦固定具1が瓦6にしっかりと固定される。
なお、取り付けにあたっては、瓦固定具1の上側一方の
嵌合部2に、その開口2aから瓦の棟側端縁61を差し
込むように嵌合させるのであるが、この時、瓦2の棟側
端が嵌合部2の奥壁2bに当たるまで差し込むようにす
る。
合部2内に嵌合させることで瓦固定具1を各瓦6に取り
付ける。開口2aの幅が棟側端縁61の厚みと略同じで
あるので、瓦固定具1が瓦6にしっかりと固定される。
なお、取り付けにあたっては、瓦固定具1の上側一方の
嵌合部2に、その開口2aから瓦の棟側端縁61を差し
込むように嵌合させるのであるが、この時、瓦2の棟側
端が嵌合部2の奥壁2bに当たるまで差し込むようにす
る。
【0014】次に、図3に示すように、その上側の段
の瓦7を葺く。なお、この時、瓦7は、図4で見て右側
隣接する瓦8の下側に重ね合わされる重ね合わせ部72
及びその軒側端縁73がそれぞれ先に葺設された瓦6に
取り付けられた瓦固定具1の第2の嵌合部3と第4の嵌
合部5とに嵌合される。このとき、瓦固定具1の第2の
嵌合部3と第4の嵌合部5の開口3a、5aは、隣接す
る屋根瓦8の下側に重ね合わされる重ね合わせ部72の
厚みと略同じ幅になっているので、瓦固定具1が瓦7に
しっかりと固定される。
の瓦7を葺く。なお、この時、瓦7は、図4で見て右側
隣接する瓦8の下側に重ね合わされる重ね合わせ部72
及びその軒側端縁73がそれぞれ先に葺設された瓦6に
取り付けられた瓦固定具1の第2の嵌合部3と第4の嵌
合部5とに嵌合される。このとき、瓦固定具1の第2の
嵌合部3と第4の嵌合部5の開口3a、5aは、隣接す
る屋根瓦8の下側に重ね合わされる重ね合わせ部72の
厚みと略同じ幅になっているので、瓦固定具1が瓦7に
しっかりと固定される。
【0015】次に、図4に示すように、その右側の瓦
8を葺く。なお、この時、瓦8の重ね合わせ部82を、
図4で見て左側隣接する瓦7の重ね合わせ部72と重な
り合うようにして、瓦8をその重ね合わせ部82の軒側
端縁83が、先に葺設された瓦6、7に取り付けられた
瓦固定具1の第3の嵌合部4に嵌合されるように葺く
と、瓦7、8は左右の方向に略均一面な面となる。この
とき、瓦固定具1の第3の嵌合部4の開口4aは、左右
に隣接する瓦の重ね合わせ部72、82と、上記第4の
嵌合部5における瓦固定具1の厚みの総和と略同じ幅に
なっているので、瓦固定具1が瓦8にしっかりと固定さ
れる。
8を葺く。なお、この時、瓦8の重ね合わせ部82を、
図4で見て左側隣接する瓦7の重ね合わせ部72と重な
り合うようにして、瓦8をその重ね合わせ部82の軒側
端縁83が、先に葺設された瓦6、7に取り付けられた
瓦固定具1の第3の嵌合部4に嵌合されるように葺く
と、瓦7、8は左右の方向に略均一面な面となる。この
とき、瓦固定具1の第3の嵌合部4の開口4aは、左右
に隣接する瓦の重ね合わせ部72、82と、上記第4の
嵌合部5における瓦固定具1の厚みの総和と略同じ幅に
なっているので、瓦固定具1が瓦8にしっかりと固定さ
れる。
【0016】そして、瓦7、8を図5に示すように、
釘孔81(瓦7については図示せず)を介して野地に釘
9を打ち込むことによって、各瓦7、8の棟側端部を野
地に固定する。再び、〜の工程を繰り返し、つぎつ
きに上段まで瓦を葺き上げていく。なお、の工程は、
の工程の前に行ってもよいし、の工程との工程の
間で行ってもよい。
釘孔81(瓦7については図示せず)を介して野地に釘
9を打ち込むことによって、各瓦7、8の棟側端部を野
地に固定する。再び、〜の工程を繰り返し、つぎつ
きに上段まで瓦を葺き上げていく。なお、の工程は、
の工程の前に行ってもよいし、の工程との工程の
間で行ってもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明の瓦の固定具は、 左右に隣接す
る瓦に重ね合わせ部が設けられ、屋根瓦を葺設した時
に、左右の方向に略均一面な面とされる瓦の固定具であ
って、4つの嵌合部が上下に2つずつ配置され、上側の
一側端には、裏側に下方向に向かって開口した、縦断面
略コの字状となされた第1の嵌合部が設けられ、他側端
には、表側に側面の外方向に向かって開口した横断面略
コの字状となされた第2の嵌合部が設けられ、下側の一
側端には、表側に上方向に向かって開口した、縦断面コ
の字状となされた第3の嵌合部が設けられ、下側の他側
端には、表側に上方向に向かって開口した、縦断面略コ
の字状となされた第4の嵌合部が設けられ、第1の嵌合
部の開口が、屋根瓦の棟側端縁の厚みと略同じ幅になっ
ており、第2の嵌合部と第4の嵌合部の開口が、屋根瓦
を葺設した時、隣接する屋根瓦の下側に重ね合わされる
重ね合わせ部の厚みと略同じ幅になっており、第3の嵌
合部の開口が、屋根瓦を葺設した時の左右に隣接する瓦
の重ね合わせ部と、上記第4の嵌合部における瓦固定具
の厚みの総和と略同じ幅になっている以上のように構成
されているので、瓦固定具自体に釘打ちを行わずとも、
瓦を屋根に容易に固定できる。その結果、また、釘打ち
による作業工数を削減出来ると共に、瓦固定具の割れ等
による、雨漏れもなくすことができる。
る瓦に重ね合わせ部が設けられ、屋根瓦を葺設した時
に、左右の方向に略均一面な面とされる瓦の固定具であ
って、4つの嵌合部が上下に2つずつ配置され、上側の
一側端には、裏側に下方向に向かって開口した、縦断面
略コの字状となされた第1の嵌合部が設けられ、他側端
には、表側に側面の外方向に向かって開口した横断面略
コの字状となされた第2の嵌合部が設けられ、下側の一
側端には、表側に上方向に向かって開口した、縦断面コ
の字状となされた第3の嵌合部が設けられ、下側の他側
端には、表側に上方向に向かって開口した、縦断面略コ
の字状となされた第4の嵌合部が設けられ、第1の嵌合
部の開口が、屋根瓦の棟側端縁の厚みと略同じ幅になっ
ており、第2の嵌合部と第4の嵌合部の開口が、屋根瓦
を葺設した時、隣接する屋根瓦の下側に重ね合わされる
重ね合わせ部の厚みと略同じ幅になっており、第3の嵌
合部の開口が、屋根瓦を葺設した時の左右に隣接する瓦
の重ね合わせ部と、上記第4の嵌合部における瓦固定具
の厚みの総和と略同じ幅になっている以上のように構成
されているので、瓦固定具自体に釘打ちを行わずとも、
瓦を屋根に容易に固定できる。その結果、また、釘打ち
による作業工数を削減出来ると共に、瓦固定具の割れ等
による、雨漏れもなくすことができる。
【図1】本発明にかかる瓦固定具の一例を一例を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】図1の瓦固定具を1列に葺かれた瓦に取り付け
た状態の斜視図である。
た状態の斜視図である。
【図3】上側の瓦を葺く状態を説明する斜視図である。
【図4】上側の瓦にさらに隣接する瓦を葺く状態を説明
する斜視図である。
する斜視図である。
【図5】上側の瓦を固定する状態を説明する斜視図であ
る。
る。
【図6】従来の施工方法に使用される固定具の一例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
1 瓦固定具 2 第1の嵌合部 3 第2の嵌合部 4 第3の嵌合部 5 第4の嵌合部 2a、3a、4a、5a 開口 6、7、8 瓦 61、81 釘孔 62 棟側端縁 72、82 重ね合わせ部
Claims (1)
- 【請求項1】左右に隣接する瓦に重ね合わせ部が設けら
れ、屋根瓦を葺設した時に、左右の方向に略均一面な面
とされる瓦の固定具であって、4つの嵌合部が上下に2
つずつ配置され、上側の一側端には、裏側に下方向に向
かって開口した、縦断面略コの字状となされた第1の嵌
合部が設けられ、他側端には、表側に側面の外方向に向
かって開口した横断面略コの字状となされた第2の嵌合
部が設けられ、下側の一側端には、表側に上方向に向か
って開口した、縦断面コの字状となされた第3の嵌合部
が設けられ、下側の他側端には、表側に上方向に向かっ
て開口した、縦断面略コの字状となされた第4の嵌合部
が設けられ、第1の嵌合部の開口が、屋根瓦の棟側端縁
の厚みと略同じ幅になっており、第2の嵌合部と第4の
嵌合部の開口が、屋根瓦を葺設した時、隣接する屋根瓦
の下側に重ね合わされる重ね合わせ部の厚みと略同じ幅
になっており、第3の嵌合部の開口が、屋根瓦を葺設し
た時の左右に隣接する瓦の重ね合わせ部と、上記第4の
嵌合部における瓦固定具の厚みの総和と略同じ幅になっ
ていることを特徴とする瓦固定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16416597A JPH1113216A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 瓦固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16416597A JPH1113216A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 瓦固定具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1113216A true JPH1113216A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15787972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16416597A Pending JPH1113216A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 瓦固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1113216A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000066853A1 (en) * | 1999-05-03 | 2000-11-09 | Nu-Lok Roofing Systems Pty Ltd | Securing and weatherproofing roof tiles |
-
1997
- 1997-06-20 JP JP16416597A patent/JPH1113216A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000066853A1 (en) * | 1999-05-03 | 2000-11-09 | Nu-Lok Roofing Systems Pty Ltd | Securing and weatherproofing roof tiles |
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