JPH11129250A - プリプレグの製造方法 - Google Patents

プリプレグの製造方法

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JPH11129250A
JPH11129250A JP29453097A JP29453097A JPH11129250A JP H11129250 A JPH11129250 A JP H11129250A JP 29453097 A JP29453097 A JP 29453097A JP 29453097 A JP29453097 A JP 29453097A JP H11129250 A JPH11129250 A JP H11129250A
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JP
Japan
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resin composition
base material
resin
prepreg
substrate
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JP29453097A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Ieji
敏弘 家治
Yoshinori Matsuzaki
義則 松崎
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/02Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding
    • H05K3/022Processes for manufacturing precursors of printed circuits, i.e. copper-clad substrates

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続的に供給される基材10の一方の面に樹
脂組成物20を塗布して、基材10の塗布面の表面に樹
脂層22を形成した後、加熱して、基材10に樹脂組成
物20を含浸して製造するプリプレグの製造方法であっ
て、樹脂付着量の表裏ばらつきが小さいプリプレグが得
られるプリプレグの製造方法を提供する。 【解決手段】 基材10の塗布面の表面に樹脂層22を
形成した後、基材10の塗布面と反対側の面に、基材1
0と接する部分の外周面が基材10の移動方向と逆方向
に移動する回転ロール40を接触させて摺動させると共
に、基材10及び樹脂組成物20を加熱して含浸する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板の
製造に用いられるプリプレグの製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電気・電子機器等に使用されるプリント
配線板の製造に用いられる積層板は、例えばガラスクロ
ス等の基材にエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂組成物を含
浸したプリプレグを所要枚数重ねるとともに、必要に応
じて銅箔等の金属箔をその片側又は両側に配して積層し
た後、加熱加圧して製造されている。
【0003】プリプレグを製造する際の基材に樹脂組成
物を含浸する方法としては、例えば特開昭62−279
907号に示すような、液状の樹脂組成物を満たした含
浸槽に、基材を連続的に浸入させて樹脂組成物に浸漬し
た後、基材を含浸槽から引き出して連続的に含浸する方
法や、特開平8−132537号に示すような、樹脂組
成物を連続的に供給される基材の一方の面に塗布して、
基材の一方の表面に樹脂層を形成した後、基材及び樹脂
組成物を加熱することにより樹脂組成物の粘度を低下さ
せ、基材内部に樹脂組成物を浸透させて含浸する方法が
行われている。
【0004】しかし、基材の一方の表面に樹脂組成物を
塗布した後、加熱して含浸する方法の場合、基材の密度
の差や通気度の差、及び樹脂組成物の塗布量のばらつき
等により、樹脂組成物が浸透しにくくなって塗布した面
の側の樹脂量が他方の面の側の樹脂量より多くなる場合
があり、樹脂付着量の表裏ばらつきが大きくなる場合が
あるという問題があった。そして、この樹脂付着量の表
裏の差が大きなプリプレグを用いて製造した積層板は、
表裏の電気特性が異なり易く、電気的信頼性が低下する
おそれがあるという問題があった。そのため、樹脂付着
量の表裏ばらつきが小さいプリプレグが得られるプリプ
レグの製造方法が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を改善するために成されたもので、その目的とするとこ
ろは、基材の一方の面に樹脂組成物を塗布した後、基材
及び樹脂組成物を加熱して、基材に樹脂組成物を含浸し
て製造するプリプレグの製造方法であって、樹脂付着量
の表裏ばらつきが小さいプリプレグが得られるプリプレ
グの製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
プリプレグの製造方法は、連続的に供給される基材の一
方の面に樹脂組成物を塗布して、その基材の塗布面の表
面に樹脂層を形成した後、基材の塗布面と反対側の面
に、基材と接する部分の外周面が基材の移動方向と逆方
向に移動する回転ロールを接触させて摺動させると共
に、基材及び樹脂組成物を加熱して、基材に樹脂組成物
を含浸して製造することを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2に係るプリプレグの製造
方法は、請求項1記載のプリプレグの製造方法におい
て、回転ロールを接触させて摺動させると共に、基材及
び樹脂組成物を加熱する方法が、基材及び樹脂組成物を
加熱した後、回転ロールを接触させて摺動させる方法で
あることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3に係るプリプレグの製造
方法は、請求項1又は請求項2記載のプリプレグの製造
方法において、回転ロールが、塗布した樹脂組成物の温
度より高い温度であり、かつ、その塗布した樹脂組成物
が溶融する温度に加熱した回転ロールであることを特徴
とする。
【0009】本発明の請求項4に係るプリプレグの製造
方法は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のプリ
プレグの製造方法において、基材が、ガラスクロスであ
ることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項5に係るプリプレグの製造
方法は、請求項1から請求項4のいずれかに記載のプリ
プレグの製造方法において、樹脂組成物が、実質的に無
溶剤の樹脂組成物であることを特徴とする。
【0011】本発明によると、基材に塗布した樹脂組成
物が、毛細管現象によって基材の塗布面と反対側の面側
に浸透して行くと、基材と回転ロールの相対的移動速度
の違いにより、浸み出した樹脂組成物が一部掻き取られ
て、基材のロール接触面と回転ロールの間の部分に溜ま
って樹脂溜まりが形成される。そして、この樹脂溜まり
は、回転ロールの回転によって、基材から離れる方向に
持ち出されるため、その持ち出される力によって基材に
含浸した樹脂組成物及び樹脂層中の樹脂組成物が引っ張
られ、樹脂層中の樹脂組成物はロール接触面側に浸透し
やすくなる。また、回転ロール表面に付着して持ち出さ
れた樹脂溜まり中の樹脂組成物は、回転ロールが回転し
て再度基材と接触すると、樹脂組成物の粘性によって基
材に転写するため、ロール接触面の表面にも適度な樹脂
層が形成され、樹脂付着量の表裏ばらつきが小さいプリ
プレグを得ることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係るプリプレグの製造方
法を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係るプリ
プレグの製造方法の一実施の形態を説明する図であり、
図2は本発明に係るプリプレグの製造方法の一実施の形
態の要部、及び、比較例の要部を説明する図である。
【0013】本発明に係るプリプレグの製造方法の一実
施の形態は、図1に示すように、コーター28のリップ
部より樹脂組成物20を吐出させることにより、連続的
に供給される基材10の一方の面に樹脂組成物20を塗
布して、その基材10の塗布面の表面に樹脂層22を形
成する。
【0014】なお、塗布する樹脂組成物20は、液体状
のものでも固体状のものでも良いが、室温で固体状の樹
脂組成物20の場合には、多少加熱して液体状にした
後、塗布すると好ましい。また、基材10に樹脂組成物
20を塗布する方法は、ダイコーター法や、カーテンコ
ーター法や、ロールコーター法等が挙げられる。なおダ
イコーター法の場合、ダイコーターから吐出する樹脂組
成物20の量を調整することで所望の樹脂付着量のプリ
プレグが得やすく好ましい。この塗布する樹脂組成物2
0の量は、特には限定しないが、得られるプリプレグ1
00重量部に対し、40〜70重量部であると、得られ
る積層板の耐熱性及び板厚偏差が優れ好ましい。
【0015】次いで、第一加熱炉30で基材10及び樹
脂層22中の樹脂組成物20を加熱して、塗布したとき
の温度より高い温度であり、かつ、その塗布した樹脂組
成物20が溶融する温度に樹脂組成物20を加熱して樹
脂組成物20の粘度を低下させる。なお、樹脂層22中
の樹脂組成物20の粘度が、以後の回転ロール40を接
触させる工程で樹脂組成物20が基材10に浸透するの
に適する程度に低い場合には、加熱しなくても良い。な
お回転ロール40を接触させる前に加熱する場合、塗布
する前の樹脂組成物20を低い温度で保管することがで
きるため、保管時に樹脂組成物20の硬化が進行するこ
とが起きにくくなり好ましい。なお、加熱する方法とし
ては、赤外線ヒーターで加熱する方法や、加熱した空気
を吹き付ける方法等が挙げられる。
【0016】次いで、基材10の塗布面と反対側の面
(以下、ロール接触面と記す)に、基材10と接する部
分の外周面が基材10の移動方向と逆方向に移動する回
転ロール40を接触させて摺動させて、基材10に樹脂
組成物20を含浸する。
【0017】基材10に塗布した樹脂組成物20は、毛
細管現象によってロール接触面側に浸透して行く。この
とき、図2(a)に示すように、基材10と接する部分
の外周面が基材10の移動方向と逆方向に移動する回転
ロール40を、ロール接触面に接触した場合、基材10
と回転ロール40の相対的移動速度の違いにより、浸み
出した樹脂組成物20が一部掻き取られて、基材10の
ロール接触面と回転ロール40の間の部分に溜まって樹
脂溜まり23が形成される。そして、この樹脂溜まり2
3は、回転ロール40の回転によって、基材10から離
れる方向に持ち出されるため、その持ち出される力によ
って基材10に含浸した樹脂組成物20及び樹脂層22
中の樹脂組成物20が引っ張られ、樹脂層22中の樹脂
組成物20はロール接触面側に浸透しやすくなる。ま
た、回転ロール40表面に付着して持ち出された樹脂溜
まり23中の樹脂組成物20は、回転ロール40が1回
転して再度基材10と接触すると、樹脂組成物20の粘
性によって基材10に転写するため、ロール接触面の表
面にも適度な樹脂層22が形成され、樹脂付着量の表裏
ばらつきが小さくなる。
【0018】なお、図2(b)に示すような、停止した
ロール80がロール接触面に接触している場合や、基材
10と接する部分の外周面が基材10の移動方向と同じ
方向に、基材10の移動速度より遅い速度で移動するロ
ール80を接触させて摺動させた場合、基材10のロー
ル接触面とロール80の間に樹脂溜まり23が形成され
るが、樹脂溜まり23が持ち出される力がかからないた
め、樹脂組成物20が基材10に浸透しにくくなる場合
があると共に、ロール接触面に浸み出した樹脂組成物2
0が一部掻き取られるため、ロール接触面の表面に形成
される樹脂層22の厚みが薄くなり、樹脂付着量の表裏
ばらつきが大きくなる。
【0019】また、図2(c)に示すような、基材10
と接する部分の外周面が基材10の移動方向と同じ方向
に、基材10の移動速度より速い速度で移動するロール
80を接触させて摺動させた場合、ロール80表面に付
着した樹脂組成物20の基材10への転写が起きにくい
ため、ロール80表面に付着する樹脂組成物20の厚み
が次第に厚くなって増粘するという問題や、樹脂付着量
の表裏ばらつきが大きくなるという問題が発生しやすく
なる。
【0020】なお、基材10と接する部分の外周面が基
材10の移動方向と逆方向に移動する回転ロール40の
回転速度は、速すぎると樹脂溜まり23が形成されにく
く、遅すぎると樹脂溜まり23が持ち出される力が弱く
なるため、回転ロール40の径や、樹脂層22中の樹脂
組成物20の粘度に応じて適宜調整する。
【0021】なお、回転ロール40が、塗布した樹脂組
成物20の温度より高い温度であり、かつ、その塗布し
た樹脂組成物20が溶融する温度に加熱した回転ロール
40であると、樹脂組成物20の粘度が低下するため、
樹脂組成物20が基材10に浸透しやすくなり、特に樹
脂付着量の表裏ばらつきが小さくなると共に、回転ロー
ル40を接触させる前に加熱する工程が不要又は時間を
短縮することができ好ましい。
【0022】次いで、必要に応じて、図1に示すよう
に、第二加熱炉50で基材10及び樹脂組成物20を加
熱して樹脂組成物20をBステージ化(半硬化)した
後、切断したり巻き取ってプリプレグを製造する。する
と、樹脂付着量の表裏ばらつきが小さいプリプレグが得
られる。なお、切断したり巻き取らずに、連続的に積層
板成形装置に供給して積層板を製造するようにしても良
い。
【0023】なお、本発明に用いられる基材10として
は、ガラス等の無機質繊維やポリエステル、ポリアミ
ド、ポリアクリル、ポリイミド等の有機質繊維や、木綿
等の天然繊維の織布、不織布、紙等が挙げられる。な
お、ガラス繊維製の織布(ガラスクロス)を用いると、
得られる積層板の耐熱性及び耐湿性が優れ好ましい。
【0024】また、本発明に用いられる樹脂組成物20
としては、エポキシ樹脂系、フェノール樹脂系、ポリイ
ミド樹脂系、不飽和ポリエステル樹脂系、ポリフェニレ
ンエーテル樹脂系等の単独、変性物、混合物のように、
熱硬化性樹脂組成物全般を用いることができる。
【0025】この樹脂組成物20中には、熱硬化性樹脂
を必須として含有し、必要に応じてその熱硬化性樹脂の
硬化剤、硬化促進剤及び無機充填材等を含有することが
できる。なお、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミ
ド類や、メチルエチルケトン等のケトン類等の溶剤をも
含有していても良いが、含有する溶剤の量が少ないと、
作業環境や安全性等が向上するため、実質的に無溶剤が
好ましい。なお、この実質的に無溶剤の樹脂組成物20
の場合、一般に粘度が高いため含浸しにくく、樹脂付着
量の表裏ばらつきが大きくなりやすいが、本発明による
と、樹脂付着量の表裏ばらつきが小さいプリプレグを得
ることが可能となる。
【0026】なお、エポキシ樹脂等のように自己硬化性
の低い熱硬化性樹脂は、その樹脂を硬化するための硬化
剤等も含有することが必要である。なお、樹脂組成物2
0がエポキシ樹脂系の場合、得られる積層板の電気特性
及び接着性のバランスが優れ好ましい。
【0027】
【実施例】
(実施例1)エポキシ樹脂系の樹脂組成物の原料とし
て、下記のエポキシ樹脂、硬化剤及び硬化促進剤を使用
し、下記の重量部で配合した後、60℃に加温した状態
で混合して、60℃・無溶剤・液状のエポキシ樹脂組成
物を得た。
【0028】エポキシ樹脂としては、臭素化ビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂[東都化成株式会社製、商品名Y
DB500、エポキシ当量500]を80重量部と、ク
レゾールノボラック型エポキシ樹脂[大日本インキ化学
工業株式会社製、商品名EPICLON N690、エ
ポキシ当量220]を20重量部、硬化剤としてはジシ
アンジアミド[油化シェルエポキシ株式会社製、商品名
DICY7]を3重量部、硬化促進剤としては2−エチ
ル−4−メチルイミダゾール[試薬を使用]を0.1重
量部用いた。
【0029】次いで、この樹脂組成物を、ダイコーター
のホッパーに供給し、そのホッパー内の樹脂組成物をコ
ーターのリップ部から吐出させて、厚さ0.18mmの
ガラスクロス基材[旭シュエーベル株式会社製、商品名
7628W]の一方の面に塗布し、その基材の塗布面
に厚さ約0.2mmの樹脂層を形成した。なお、基材
は、2m/分の速度で連続的に供給した。
【0030】次いで、ハロゲンヒーター[ハイベック社
製]で、塗布した樹脂組成物を約100℃に加熱した
後、基材と接する部分の外周面が基材の移動方向と逆方
向に移動する、120℃に加熱した回転ロールを、基材
の塗布面と反対側の面に接触させて摺動させて基材に樹
脂組成物を含浸し、次いで、180℃に加熱した加熱炉
を150秒間通過させることにより加熱してプリプレグ
を得た。なお、回転ロールは、外周面が2m/分の速度
で移動するように回転させた。
【0031】得られたプリプレグの、樹脂付着量の表裏
差を評価した結果、約5μmであり、樹脂付着量の表裏
ばらつきが小さいことが確認された。なお測定方法は、
得られたプリプレグを断面観察して、表裏の樹脂の厚み
の差を求めた。
【0032】(比較例1)回転ロールに接触させないこ
と以外は実施例1と同様にしてプリプレグを得た。そし
て、得られたプリプレグの樹脂付着量の表裏差を実施例
1と同様にして評価した結果、14μmであり、実施例
1と比べて樹脂付着量の表裏ばらつきが大きいことが確
認された。
【0033】
【発明の効果】本発明に係るプリプレグの製造方法は、
基材の塗布面と反対側の面に、基材と接する部分の外周
面が基材の移動方向と逆方向に移動する回転ロールを接
触させて摺動させるため、樹脂付着量の表裏ばらつきが
小さいプリプレグを得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリプレグの製造方法の一実施の
形態を説明する図である。
【図2】本発明に係るプリプレグの製造方法の一実施の
形態の要部、及び、比較例の要部を説明する図である。
【符号の説明】
10 基材 20 樹脂組成物 22 樹脂層 23 樹脂溜まり 28 コーター 30 第一加熱炉 40 回転ロール 50 第二加熱炉 80 ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 105:06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に供給される基材の一方の面に樹
    脂組成物を塗布して、その基材の塗布面の表面に樹脂層
    を形成した後、基材の塗布面と反対側の面に、基材と接
    する部分の外周面が基材の移動方向と逆方向に移動する
    回転ロールを接触させて摺動させると共に、基材及び樹
    脂組成物を加熱して、基材に樹脂組成物を含浸して製造
    することを特徴とするプリプレグの製造方法。
  2. 【請求項2】 回転ロールを接触させて摺動させると共
    に、基材及び樹脂組成物を加熱する方法が、基材及び樹
    脂組成物を加熱した後、回転ロールを接触させて摺動さ
    せる方法であることを特徴とする請求項1記載のプリプ
    レグの製造方法。
  3. 【請求項3】 回転ロールが、塗布した樹脂組成物の温
    度より高い温度であり、かつ、その塗布した樹脂組成物
    が溶融する温度に加熱した回転ロールであることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載のプリプレグの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 基材が、ガラスクロスであることを特徴
    とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のプリプ
    レグの製造方法。
  5. 【請求項5】 樹脂組成物が、実質的に無溶剤の樹脂組
    成物であることを特徴とする請求項1から請求項4のい
    ずれかに記載のプリプレグの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010275337A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Panasonic Electric Works Co Ltd プリント配線板用プリプレグの製造方法及びプリント配線板用プリプレグ製造装置
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