JP3362386B2 - 樹脂含浸基材及びその製造方法、積層板及びその製造方法 - Google Patents

樹脂含浸基材及びその製造方法、積層板及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂含浸基材及び
その製造方法、積層板及びその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】樹脂含浸基材は従来から、ガラス布や紙
などの基材にフェノール樹脂やエポキシ樹脂等の樹脂ワ
ニスを含浸させ、これを乾燥することによって製造され
ている。そしてこの樹脂含浸基材を複数枚重ねて加熱加
圧して積層成形することによって積層板を得ることがで
きるものである。
【0003】しかし樹脂含浸基材には気泡が残存してい
たり、樹脂ワニスの未含浸部が存在したりすることが多
く、積層成形に際して樹脂の流動性が悪くなって、積層
板にカスレが発生し、この結果、積層板は透明性が劣る
だけでなく、耐熱性や耐湿性にも劣ることになるもので
あった。このような積層板のカスレを防止するために、
樹脂含浸基材の樹脂含浸量を高めたり、流動性の大きい
樹脂を用いたりしているが、この場合には成形時に位置
ずれが発生し易くなって成形性が劣るという問題があっ
た。
【0004】そこで、樹脂含浸基材の気泡の残存や樹脂
ワニスの未含浸をなくすために、加圧ロールや超音波を
用いて樹脂ワニスを含浸させることが試みられている
が、これらは効果が乏しく、また真空下で樹脂ワニスを
含浸させる方法も試みられているが、この方法では連続
化が難しいと共に装置が大型化して高価になるという問
題があった。
【0005】一方、特公平6−89161号公報には、
基材に減圧脱泡溶剤を予備含浸させ、次いで基材に樹脂
ワニスを含浸させた後、乾燥することによって樹脂含浸
基材を製造する方法が提供されている。この方法によれ
ば、基材に樹脂ワニスを含浸させる際に、基材中に予備
含浸されている溶剤と樹脂ワニスとが置換され、基材中
に樹脂ワニスを良好に浸透させることができるものであ
り、気泡の残存や樹脂ワニスの未含浸の少ない樹脂含浸
基材を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように特
公平6−89161号公報で提供される方法によれば、
基材への樹脂ワニスの含浸性が良好な樹脂含浸基材を得
ることができるが、現実には、季節的変動の要因などで
含浸性にばらつきがあり、気泡の残存や樹脂ワニスの未
含浸の少ない樹脂含浸基材を安定して製造することはで
きず、またそのため、カスレがなく、透明性、耐熱性、
耐湿性に優れた積層板を安定して製造することもできな
いものであった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、基材への樹脂の含浸性が良好な樹脂含浸基材を安
定して得ることができる樹脂含浸基材の製造方法を提供
すると共に、カスレがなく、透明性、耐熱性、耐湿性に
優れた積層板を安定して得ることができる積層板の製造
方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
樹脂含浸基材の製造方法は、基材1に40℃以上の有機
溶剤2を予備含浸させ、次いでこの基材1の片面と、下
部が樹脂ワニス3に浸漬されたキスロール12の表面と
を接触させてから、基材1を樹脂ワニス3中に浸漬する
ことにより基材1に樹脂ワニス3を含浸させた後、乾燥
することを特徴とするものである。また本発明の請求項
2に係る樹脂含浸基材は、基材1に40℃以上の有機溶
剤2を予備含浸させ、次いでこの基材1の片面と、下部
が樹脂ワニス3に浸漬されたキスロール12の表面とを
接触させてから、基材1を樹脂ワニス3中に浸漬するこ
とにより基材1に樹脂ワニス3を含浸させた後、乾燥す
ることによって製造されるものである。
【0009】また本発明の請求項3に係る積層板の製造
方法は、基材1に40℃以上の有機溶剤2を予備含浸さ
せ、次いでこの基材1の片面と、下部が樹脂ワニス3に
浸漬されたキスロール12の表面とを接触させてから、
基材1を樹脂ワニス3中に浸漬することにより基材1
樹脂ワニス3を含浸させた後、乾燥することによって製
造した樹脂含浸基材を、所要枚数積層成形することを特
徴とするものである。また本発明の請求項4に係る積層
板は、基材1に40℃以上の有機溶剤2を予備含浸さ
せ、次いでこの基材1の片面と、下部が樹脂ワニス3に
浸漬されたキスロール12の表面とを接触させてから、
基材1を樹脂ワニス3中に浸漬することにより基材1
樹脂ワニス3を含浸させた後、乾燥することによって製
造した樹脂含浸基材を、所要枚数積層成形したものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を詳述す
る。本発明において基材1としては、ガラス布や紙など
任意のものを用いることができるものである。また本発
明において有機溶剤2としては、後述の樹脂ワニス3中
の有機溶剤と相溶性を有するものを用いるのが好まし
く、メチルアルコール、アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルセルソルブ、1−メトキシ−2−プロパノー
ル、ジメチルホルムアミドなどを使用することができ
る。この有機溶剤2は溶剤槽11の中で40℃以上に
温めておく。有機溶剤2の温度の上限は特に制限されな
いが、実質的には有機溶剤2が揮発する温度が上限とな
る。
【0011】そして、有機溶剤2が供給される溶剤槽1
1に長尺の基材1を連続して送りながら、有機溶剤2中
に基材1を含浸させることによって、基材1に有機溶剤
2を含浸させることができる。基材1を有機溶剤中に
3〜5分間程度浸漬させることによって、基材1中に有
機溶剤2を十分に含浸させることが好ましい。ここで、
有機溶剤2の液温が40℃以上であるため、有機溶剤2
が基材1のフィラメント内部に含浸し易くなっており、
有機溶剤2を基材1中にムラなく浸透させることができ
るものである。
【0012】また本発明において樹脂ワニス3として
は、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂な
ど、積層板用の任意の熱硬化性樹脂を有機溶剤に溶解し
て調製したものを用いることができる。図1の実施の形
態では、接触法と浸漬法を併用して基材1に樹脂ワニス
3を含浸させるにようしてあるすなわち、キスロール
12をその下部を樹脂ワニス3に浸漬して設けた接触槽
13と、浸漬ロール14を樹脂ワニス3に浸漬して設け
た浸漬槽15とを用い、上記のように有機溶剤2を含浸
させた基材1を連続して送りながら、まず基材1の片面
をキスロール12に接触させ、キスロール12によって
基材1の片面に樹脂ワニス3を塗布して基材1に片面か
ら樹脂ワニス3を浸透させる。このような基材1に片面
から樹脂ワニス3を浸透させることによって、基材1中
の空気を他方の片面から追い出すことが容易になる。次
いで、基材1を浸漬ロール14によって浸漬槽15の樹
脂ワニス3中に10〜60秒間浸漬し、基材1に樹脂ワ
ニス3を含浸させた後、基材1を加圧ロール16に通し
て、余分な樹脂ワニス3と共に基材1中の空気を絞り出
す。なお樹脂ワニスを基材に含浸させる際の樹脂ワ
ニスの温度は20〜30℃程にしておく。
【0013】このように、基材1に有機溶媒2を含浸さ
せた後に樹脂ワニス3を含浸させると、有機溶剤2と置
換するようにして樹脂ワニス3は基材1にスムースに浸
透する。有機溶剤2は基材1にムラなく含浸しているた
め、ここに更に樹脂ワニス3を含浸させることにより、
基材1に未含浸部分が生じることなく樹脂ワニス3を含
浸させることができるものである。
【0014】上記のように基材1に樹脂ワニス3を含浸
させた後、これを150〜170℃に加熱して乾燥する
ことによって、Bステージ状態の樹脂含浸基材を得るこ
とができる。このようにして得られる樹脂含浸基材を複
数枚重ね、積層成形することによって、積層板を製造す
ることができる。樹脂含浸基材には上記のような未含浸
部がないため、成形される積層板にはカスレが発生せ
ず、透明性、耐熱性、耐湿性に優れたものになる。積層
成形の手段としては、無圧積層成形、ダブルベルト積層
成形、マルチロール積層成形、引抜成形等のように連続
的に積層成形が行える方法を用いることができる。また
加熱加圧成形を行う場合は、昇温速度1〜5℃/分で1
70℃以上の温度にし、10〜50kg/cm2 の圧力
を加えた条件下で行うことができ、この際の加熱加圧時
間は40〜60分間程である。積層板を成形する際、樹
脂含浸基材の両面あるいは片面に金属箔を重ねて積層成
形することによって、プリント配線板等に加工される金
属箔貼り積層板を製造することができる。
【0015】
【実施例】次に、本発明を実施例によって詳述する。 (実施例1) (1) 基材1としてWEA 7628 S236のガ
ラスクロス(日東紡績製、厚み0.18mm)を用い、
有機溶剤2としてジメチルホルムアミド(DMF)を用
い、また樹脂ワニス3として次の配合組成のものを用い
た。 ・テトラビスフェノールA型エポキシ樹脂 87.5 重量部 ・クレゾールノボラック型樹脂 12.5 重量部 ・ジシアンジアミド 2.4 重量部 ・2−エチル−4−メチルイミダゾール 0.05 重量部 ・ジメチルホルムアミド(溶剤) 25 重量部 (2) そしてまず、有機溶剤2を加熱して45℃に保
ち、基材1を有機溶剤2に3分間浸漬して基材1に有機
溶剤2を含浸させた後、樹脂ワニス3を25℃の温度に
保ち、基材1の片面に樹脂ワニス3をキスロール12で
塗布して含浸させると共に、次いで基材1を樹脂ワニス
3に40秒間浸漬して含浸させ、加圧ロール16で余分
な樹脂ワニス3を絞った後、160℃の温度で5分間加
熱乾燥することによって、樹脂含有率40〜42%の樹
脂含浸基材を得た。 (3) 上記(2)のようにして得た樹脂含有基材を乾
燥機中で、165℃で15分間加熱した後放冷した。そ
して、このものの表面を拡大鏡を用いて観察して、基材
1に対する樹脂ワニス3の含浸性の評価を樹脂未含浸に
よるガラスクロスの白化の量により行った。 (4) 両面に厚さ35μmの銅箔を貼り付けた厚さ
0.9mmの内層材に信号回路を形成せずに黒化処理を
施したものを、(2)のようにして得た2枚の樹脂含浸
基材で挟み、更に厚さ18μmの2枚の銅箔で挟んだも
のを、昇温速度3℃/分で170℃以上の温度にし、3
0kg/cm2 の圧力を加えた条件下で60分間加熱加
圧成形し、厚み1.4mmの多層板を得た。 (5) 上記(4)のようにして得た多層板の表面の銅
箔を全面エッチング処理によって取り除いたものを目視
で観察して、多層板の成型性の評価をカスレによる白化
の発生位置及び発生量により行った。
【0016】(比較例1) 実施例1の(3)において有機溶剤2の温度を33℃と
した以外は、実施例1と同一の条件で行った。 (比較例) 実施例1の(3)において有機溶剤2の温度を21℃と
した以外は、実施例1と同一の条件で行った。
【0017】(比較例) 実施例1の(3)において有機溶剤2の温度を17℃と
した以外は、実施例1と同一の条件で行った。以上の実
施例及び比較例において基材の樹脂含浸性及び多層板の
成型性の評価を行った結果を表1にまとめる。
【0018】
【表1】
【0019】なお、樹脂含浸性の判定基準は、 1点:基材1のタテ・ヨコ糸の樹脂未含浸多(50〜1
00%に未含浸あり)。 2点:基材1のタテ・ヨコ糸の樹脂未含浸少(1〜50
%に未含浸あり)。 3点:基材1のタテ・ヨコ糸の交差点部分にのみ樹脂未
含浸発生多(交差点の50〜100%に未含浸あり)。 4点:基材1のタテ・ヨコ糸の交差点部分にのみ樹脂未
含浸発生少(交差点の1〜50%に未含浸あり)。 5点:基材1に樹脂未含浸なし。 成型性の判定基準は 1点:多層板の全面にカスレあり。 2点:多層板の基材1のタテ糸またはヨコ糸の片方のみ
にカスレあり。 3点:多層板の基材1のタテ・ヨコ糸の交差点部分にカ
スレあり。 4点:多層板にカスレなし。 である。
【0020】表1から判るように、基材1への予備含浸
に用いる有機溶剤2の温度を上昇させると、それに伴っ
て、基材1への樹脂ワニスの含浸性、及び多層板の成形
性が向上した。有機溶剤2の温度を40℃以上にする
と、基材1への樹脂ワニス3の未含浸部分及び多層板の
カスレは共に全く確認されなかった。
【0021】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に記載の
樹脂含浸基材の製造方法は、基材に40℃以上の有機溶
剤を予備含浸させ、次いでこの基材の片面と、下部が樹
脂ワニスに浸漬されたキスロールの表面とを接触させて
から、基材を樹脂ワニス中に浸漬することにより基材
樹脂ワニスを含浸させた後、乾燥するようにしたので、
予備含浸の際の基材への有機溶の含浸性が良くなり、
そのため基材への樹脂の含浸性も良くなり、更に基材に
片面から樹脂ワニスを浸透させることにより、基材中の
空気を他方の片面から追い出すことが容易となって、
スレのない樹脂含浸基材を安定して得ることができるも
のである。
【0022】また本発明の請求項2に記載の樹脂含浸基
材は、基材に40℃以上の有機溶剤を予備含浸させ、次
いでこの基材の片面と、下部が樹脂ワニスに浸漬された
キスロールの表面とを接触させてから、基材を樹脂ワニ
ス中に浸漬することにより基材に樹脂ワニスを含浸させ
た後、乾燥する事によって製造されたものであるので、
予備含浸の際の基材への有機溶の含浸性が良くなり、
そのため基材への樹脂の含浸性も良くなり、更に基材に
片面から樹脂ワニスを浸透させることにより、基材中の
空気を他方の片面から追い出すことが容易となって、
スレのない樹脂含浸基材を提供することができるもので
ある。
【0023】また本発明の請求項3に記載の積層板の製
造方法は、基材に40℃以上の有機溶剤を予備含浸さ
せ、次いでこの基材の片面と、下部が樹脂ワニスに浸漬
されたキスロールの表面とを接触させてから、基材を樹
脂ワニス中に浸漬することにより基材に樹脂ワニスを含
浸させた後、乾燥することによって樹脂含浸基材を調製
し、この樹脂含浸基材を所要枚数積層成形するようにし
たので、カスレがなく、透明性、耐熱性、耐湿性に優れ
た積層板を安定して得ることができるものである。
【0024】また本発明の請求項4に記載の積層板は、
基材に40℃以上の有機溶剤を予備含浸させ、次いでこ
の基材の片面と、下部が樹脂ワニスに浸漬されたキスロ
ールの表面とを接触させてから、基材を樹脂ワニス中に
浸漬することにより基材に樹脂ワニスを含浸させた後、
乾燥することによって製造した樹脂含浸基材を所要枚数
積層成形して製造されたものであるので、カスレがな
く、透明性、耐熱性、耐湿性に優れた積層板を提供する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の概略図である。
【符号の説明】
1 基材 2 有機溶剤 3 樹脂ワニス

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材に40℃以上の有機溶剤を予備含浸
    させ、次いでこの基材の片面と、下部が樹脂ワニスに浸
    漬されたキスロールの表面とを接触させてから、基材を
    樹脂ワニス中に浸漬することにより基材に樹脂ワニスを
    含浸させた後、乾燥することを特徴とする樹脂含浸基材
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 基材に40℃以上の有機溶剤を予備含浸
    させ、次いでこの基材の片面と、下部が樹脂ワニスに浸
    漬されたキスロールの表面とを接触させてから、基材を
    樹脂ワニス中に浸漬することにより基材に樹脂ワニスを
    含浸させた後、乾燥することによって製造された樹脂含
    浸基材。
  3. 【請求項3】 基材に40℃以上の有機溶剤を予備含浸
    させ、次いでこの基材の片面と、下部が樹脂ワニスに浸
    漬されたキスロールの表面とを接触させてから、基材を
    樹脂ワニス中に浸漬することにより基材に樹脂ワニスを
    含浸させた後、乾燥することによって樹脂含浸基材を調
    製し、この樹脂含浸基材を所要枚数重ねて積層成形する
    ことを特徴とする積層板の製造方法。
  4. 【請求項4】 基材に40℃以上の有機溶剤を予備含浸
    させ、次いでこの基材の片面と、下部が樹脂ワニスに浸
    漬されたキスロールの表面とを接触させてから、基材を
    樹脂ワニス中に浸漬することにより基材に樹脂ワニスを
    含浸させた後、乾燥することによって製造した樹脂含浸
    基材を所要枚数積層成形して得られた積層板。
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