JPH11126878A - 強誘電体メモリの製造方法及び強誘電体メモリ - Google Patents

強誘電体メモリの製造方法及び強誘電体メモリ

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JPH11126878A
JPH11126878A JP10212082A JP21208298A JPH11126878A JP H11126878 A JPH11126878 A JP H11126878A JP 10212082 A JP10212082 A JP 10212082A JP 21208298 A JP21208298 A JP 21208298A JP H11126878 A JPH11126878 A JP H11126878A
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JP
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layer
ferroelectric
insulating layer
ferroelectric memory
oxide
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Dae Sik Kim
大植 金
Il-Sub Chung
一燮 鄭
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Samsung Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄く、安定した絶縁層を形成する。 【解決手段】(a)強誘電体と基板との界面での反応を防
止するための絶縁層層を基板上に形成する段階、(b) 前
記絶縁層上に強誘電体層を形成する段階、(c) 前記絶縁
層の物質を強誘電体層の物質と反応させて絶縁層を強誘
電体層の一部に変換させる段階及び(d) 前記強誘電体層
上に電極を形成する段階を含む。絶縁層の物質は、強誘
電体層を構成している物質から選択される。これによ
り、基板と強誘電体層との間に絶縁層が形成されるの
で、基板と強誘電体層との間に願わない反応が抑制され
る。そして、強誘電体層の蒸着途中で拡散作用により絶
縁層が強誘電体層に吸収されるのでMFS構造を得りうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は強誘電体メモリの製
造方法に係り、より詳細には基板上に絶縁層及び強誘電
体層を積層形成して絶縁層が強誘電体層に拡散及び吸収
されることを適切に調節することによってMFS(metal/fe
rroelectric/semiconductor)またはMFIS(metal/ferroel
ectric/insulator/semiconductor)構造を有しながら強
誘電体とシリコン基板の界面で願わない反応を防止でき
る強誘電体メモリの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】強誘電体物質を非揮発性メモリ素子に応
用することに対して非常に関心が集中されてきた。一般
に、2個のトランジスタと2個のキャパシタ2T2Cセルまた
は1個のトランジスタと1個のキャパシタ1T1Cセルを用い
た回路が強誘電体メモリセルとして使われている。
【0003】例えば、MFMIS(Metal Ferro-electric Met
al Insulator Semiconductor)において強誘電体フーロ
ティングゲートを有するFET(field effect transistor)
を用いたメモリが、新たな形態の強誘電体非揮発性メモ
リとして提示されている。このような強誘電体フーロテ
ィングゲートのFETを有するメモリにおいて、強誘電体
フーロティングゲートの分極作用により誘導された電荷
によって表面反転層が発生する。このようなメモリセル
は1個のトランジスタ1Trセル構造によってデータを損
傷なしに読出しでき、構造的に単純ながらも高集積化を
可能にする等色々な長所を有する。しかし、絶縁層によ
る電圧降下を克服するために高い動作電圧が要求され
る。
【0004】MFS構造を有する強誘電体メモリFETは前記
の問題を解決する。しかし、MFS構造の強誘電体メモリ
において、PZT(lead zirconate titanate)のような強誘
電体層をシリコン基板上に直接蒸着する場合、鉛、チタ
ン及びその他の成分のシリコン基板への拡散が起こり、
シリケートやシリサイドのような不必要な相を形成し、
それによって所望のMFS型の1Trメモリセルの製造が困難
になる。
【0005】図1は一般的なMFS構造の強誘電体メモリ
の断面図を示している。図1を参照すると、PZTからな
る強誘電体層12がシリコン基板11上に蒸着され、その強
誘電体層12上に金属電極13が形成されている。このよう
なMFS構造の強誘電体メモリを形成する場合、前記PZT層
12の蒸着時にPZT層12と基板11との間で化学反応が起こ
り、強誘電体/シリコン界面にシリケートやシリサイド
のような願わない物質が生成される。ここで、前者のシ
リケートは低い誘電性の物質であるため、後述される電
圧降下問題を起こす。また、後者のシリサイドは導電
し、従ってソースとドレインとの間がショートしてしま
う。
【0006】この他の強誘電体物質、例えばSrBi2Ta
2O9、CaBi2Ta2O9、Bi3TiNbO9、Bi4Ti3O 12を使用する場
合においても、強誘電体と基板との間の界面で類似の反
応が起き、そのような界面反応により強誘電体の特性が
低下され、FET動作上の問題点が引き起こされる。従っ
て、このような問題に対する対応案として図2に示した
ように、MFIS(Metal Ferroelectric Insulator Semicond
uctor)構造が願わない反応を防止するために提案されて
いる。このMFIS構造においては、絶縁層22が基板21と強
誘電体層23との間に挿入される。図中、強誘電体層の上
部に金属電極24が形成されている。ここで、前記絶縁
層22は化学反応を防止するためのバッファ層と見なすこ
とができる。しかし、前記MFMIS構造とほぼ同じよう
に、このMFIS構造は直列に連結された2個の絶縁層を有
する。従って、動作電圧が強誘電体層23と絶縁層22に分
配され、それによって強誘電体層23に有効な動作電圧が
減少する。したがって、MFIS構造の1Trを動作させるた
めには、MFSよりはるかに大きい動作電圧をかける必要
がある。これを避けるためには、絶縁層22にかかる電圧
降下をさらに低めうるように絶縁層22の厚さを薄くしな
ければならない。絶縁層22の厚さは蒸着が進行する間に
最も容易に減らしうる。しかし、初期蒸着の厚さが150
Å以下に制限される場合、安定な絶縁層22を形成するこ
とが困難になり、ひいては再現性のある安定した素子を
作成することが困難になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題点を考えて創出されたことであって、シリコン基板
と強誘電体との間に願わない反応を防止でき、非常に薄
い絶縁層を有するMFIS構造の強誘電体メモリの製造方法
及び強誘電体メモリを提供することにその目的がある。
ここで、上記の方法は最適の蒸着条件下で絶縁層を適切
に調節することによって、絶縁層がほとんど残存しない
MFS構造の強誘電体メモリの製造を可能にする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本願第1発明は、MFSまたはMFIS構造の強誘電体
メモリの製造方法であって、(a)強誘電体と基板との界
面での反応を防止するための絶縁層層を基板上に形成す
る段階と、(b) 前記絶縁層上に強誘電体層を形成する段
階と、(c) 前記絶縁層の物質を強誘電体層の物質と反応
させて絶縁層を強誘電体層の一部に変換させる段階と、
(d) 前記強誘電体層上に電極を形成する段階とを含み、
前記絶縁層の物質は、前記強誘電体層を構成している物
質から選択される強誘電体メモリの製造方法を提供す
る。
【0009】このような本発明によれば、基板と強誘電
体との間に絶縁層が存在するので従来のような願わない
反応が抑制され、強誘電体層の蒸着途中で拡散作用によ
り前記絶縁層が強誘電体層に吸収されるのでMFS構造を
成すようになる。万一、絶縁層が残存する場合、MFIS構
造になるが、残存絶縁層の厚さが非常に薄くてMFIS構造
の強誘電体メモリにおける絶縁層の厚さを減少させる結
果になるので、MFIS構造の強誘電体メモリの特性を向上
させることが出来る。
【0010】本願第2発明は、前記絶縁層が、ゾルゲル
法、スパッタ法、MOCVD法、CVD法、レーザーアブレーシ
ョン法、電子ビーム法またはイオンビーム法のうちいず
れかの方法を用いて形成される強誘電体メモリの製造方
法を提供する。
【0011】本願第3発明は、前記強誘電体層が、ゾル
ゲル法、スパッタ法、MOCVD法、MOD法、レーザーアブレ
ーション法、電子ビーム法またはイオンビーム法のうち
いずれか一つにより形成される強誘電体メモリの製造方
法を提供する。本願第4発明は、前記強誘電体層を、PZ
T(lead zirconate titanate)を用いて形成する強誘電体
メモリの製造方法を提供する。
【0012】本願第5発明は、前記強誘電体層を、積層
構造体系列の物質を用いて形成する強誘電体メモリの製
造方法を提供する。本願第6発明は、前記積層構造体系
列の物質として、SrBi2Ta2O9、CaBi2Ta2O9、Bi3TiNbO9
またはBi4Ti3O12のうちの何れか一つを用いる強誘電体
メモリの製造方法を提供する。
【0013】本願第7発明は、前記強誘電体層にPZTを
用い、前記絶縁層にTi、Zr、TiO2またはZrO2のうちの何
れか一つを用いる強誘電体メモリの製造方法を提供す
る。本願第8発明は、前記強誘電体層にSrBi2Ta2O9を用
い、前記絶縁層にBi、Ta、Sr、Bi-オキシド、Ta-オキシ
ドまたはSr-Ti-オキシドのうちのいずれか一つを用いる
強誘電体メモリの製造方法を提供する。
【0014】本願第9発明は、前記強誘電体層にCaBi2T
a2O9を用い、前記絶縁層にBi、Ta、Bi-オキシドまたはT
a-オキシドのうちのいずれか一つを用いる強誘電体メモ
リの製造方法を提供する。本願第10発明は、前記強誘
電体層にBi3TiNbO9を用い、前記絶縁層にBi、Ti-オキシ
ドまたはBi-Ti-オキシドのうちのいずれか一つを用いる
強誘電体メモリの製造方法を提供する。
【0015】本願第11発明は、前記強誘電体層にBi4T
i3O12を用い、前記絶縁層にTi、Bi、Ti-オキシドまたは
Bi-Ti-オキシドのうちのいずれか一つを用いる強誘電体
メモリの製造方法を提供する。本願第12発明は、前記
段階(c)が強誘電体層を形成しつつ行われる強誘電体メ
モリの製造方法を提供する。
【0016】本願第13発明は、前記段階(c)が強誘電
体層を形成した後、熱処理を施すことにより行われる強
誘電体メモリの製造方法を提供する。本願第14発明
は、基板、強誘電体層及び電極が順次形成されたMFSま
たはMFIS構造の強誘電体メモリであって、前記基板と強
誘電体層との間に、厚さが60Åを超えない絶縁層が形
成されている強誘電体メモリを提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明の望ましい実施例に対して詳細に説明する。図3を
参照すると、まずシリコン基板31上に絶縁層32を形成す
るようになる。ここで、このような絶縁層32の形成は、
ゾルゲル法、CVD(chemical vapor deposition)法、スパ
ッタリング法、MOD(metal organic deposition)法、レ
ーザーアブレーション法、電子ビーム法またはイオンビ
ーム法のいずれかを用いて行う。なかでもゾルゲル法を
用いることが最も望ましい。前記絶縁層32は初期に400
Åの厚さに形成される。
【0018】前記絶縁層32の形成が完了すると、その絶
縁層32上に強誘電体層33を形成する。この強誘電体層33
は、ゾルゲル法、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor
Deposition)法、MOD法、スパッタリング法、レーザー
アブレーション法、電子ビーム法またはイオンビーム法
のいずれかを用いて行い、なかでもゾルゲル法が最も望
ましい。ここで、このようないろいろな方式の中でゾル
ゲル方式とMOD以外の方法は、後に熱処理を施す必要が
なく、高温で層を蒸着して直接強誘電相を得る高温工程
を伴う。ゾルゲル法やMOD法のような低温成長工程は主
に非晶質層を誘発し、従ってその非晶質層を熱処理を通
じて晶質化させることが好ましい。ゾルゲル法における
後続熱処理温度は約550〜650℃程度である。
【0019】一方、前記強誘電体層33が蒸着される時、
前記絶縁層32が消滅されて図4に示すように非常に薄い
絶縁層(あまり薄くて図示せず)と強誘電体層33とが残
る。この時、最終絶縁層の厚さは熱処理の時間と温度に
よって左右される。しかし、その厚さが60Åを超えな
い程度であれば、電圧損失を望みの程度まで減少させる
ことができる。そして、この時各条件を調整して最適の
条件とすると、絶縁層が完全に除去されたMFS構造が実
現できる。
【0020】ここで、前記強誘電体層33の物質として
は、PZT(PbZrxTi1-xO3)や、積層構造体系列の物質、例
えばSrBi2Ta2O9、CaBi2Ta2O9、Bi3TiNbO9、Bi4Ti3O12
使われうる。ここで、特に前記強誘電体層33の物質とし
てPZTが使われる場合、絶縁層32としてはTi、Zr、Ti
O2、ZrO2が使われる。そして、前記強誘電体層33として
積層構造体系列の物質であるSrBi2Ta2O9が使われる場合
には、絶縁層32にはBi、Ta、Sr、Bi-オキシド、Ta-オキ
シドまたはSr-Ti-オキシドが好ましく用いられる。
【0021】前記強誘電体層33として積層構造体系列の
物質であるCaBi2Ta2O9が使われる場合には、絶縁層32に
はBi、Ta、Bi-オキシドまたはTa-オキシドが好ましく用
いられる。前記強誘電体層33として積層構造体系列の物
質であるBi3TiNbO9が使われる場合には、絶縁層32にはB
i、Ti-オキシドまたはBi-Ti-オキシドが好ましく用いら
れる。
【0022】前記強誘電体層33として積層構造体系列の
物質であるBi4Ti3O12が使われる場合には、絶縁層32に
はTi、Bi、Ti-オキシドまたはBi-Ti-オキシドが好まし
く用いられる。ここで、このような強誘電体層33として
PZTが、そして絶縁層32としてTi-オキシド(あるいはTi)
が用いられる場合を例に挙げて、前記強誘電体層33の形
成過程に対してより詳細に説明する。
【0023】強誘電体層33が成長する課程で、絶縁層32
のTiまたはTi-オキシドはPZT層の一部としてPZTに吸収
され、それによりこの工程は順次に絶縁層32を減少さ
せる。この時、強誘電体層33の蒸着条件と絶縁層32の厚
さとを適切に選択すると、強誘電体層33が成長する間に
絶縁層32が完全に消滅される。従って図4に示したよう
に、電極/強誘電体/基板のMFS構造における2個の層が得
られる。
【0024】一般的に、絶縁層32としては非晶質が使わ
れることが望ましい。これは非晶質が結晶質より絶縁層
32としてより安定した相のためである。そして、結晶質
は結晶粒界のような欠陥を有していてその欠陥を通じて
拡散が選択的に立ち上がり、それによって前記絶縁層32
の非均一な除去が引き起こされるためである。しかし、
結晶成長方向が異方性を減少させるように制御される結
晶質相はまた絶縁層として使われうる。
【0025】このようにして前記強誘電体層33の成長が
完了すると、図5のように強誘電体層33上に電極34を成
長させる。次いで、通常の方法により、所定パターン
(図示せず)を利用して選択的に強誘電体層33と電極34と
を食刻すると、図6に示すMFS構造の強誘電体メモリが
得られる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明のように本発明による強誘電
体メモリの製造方法によると、基板と強誘電体層との間
に絶縁層が形成されるので、基板と強誘電体層との間に
願わない反応が抑制される。そして、強誘電体層の蒸着
途中で拡散作用により絶縁層が強誘電体層に吸収される
のでMFS構造を得りうる。この時、絶縁層が残存する場合
MFIS構造になるが、残存絶縁層の厚さが非常に薄くてMF
IS構造の強誘電体メモリの特性を向上させる効果を得り
うる。また、このような結果は決まった印加電圧で強誘
電体分極を増加させるだけでなく、同じ分極量に対して
印加電圧を低める結果をもたらして素子の低電圧駆動を
可能にする長所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なMFS構造の強誘電体メモリの断面図。
【図2】一般的なMFIS構造の強誘電体メモリの断面図。
【図3】シリコン基板上に絶縁層を形成した段階を示す
図。
【図4】絶縁層上に強誘電体層を形成した段階を示す
図。
【図5】強誘電体層上に電極を形成した段階を示す図。
【図6】形成した強誘電体層及び電極をエッチングして
得られるMFS構造強誘電体メモリの断面図。
【符号の説明】
31;シリコン基板 32;絶縁層 33;強誘電体層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/792

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】MFSまたはMFIS構造の強誘電体メモリの製
    造方法であって、 (a)強誘電体と基板との界面での反応を防止するための
    絶縁層層を基板上に形成する段階と、 (b) 前記絶縁層上に強誘電体層を形成する段階と、 (c) 前記絶縁層の物質を強誘電体層の物質と反応させて
    絶縁層を強誘電体層の一部に変換させる段階と、 (d) 前記強誘電体層上に電極を形成する段階とを含み、 前記絶縁層の物質は、前記強誘電体層を構成している物
    質から選択されることを特徴とする、強誘電体メモリの
    製造方法。
  2. 【請求項2】前記絶縁層は、ゾルゲル法、スパッタ法、
    MOCVD法、CVD法、レーザーアブレーション法、電子ビー
    ム法またはイオンビーム法のうちいずれかの方法を用い
    て形成されることを特徴とする、請求項1に記載の強誘
    電体メモリの製造方法。
  3. 【請求項3】前記強誘電体層は、ゾルゲル法、スパッタ
    法、MOCVD法、MOD法、レーザーアブレーション法、電子
    ビーム法またはイオンビーム法のうちいずれか一つによ
    り形成されることを特徴とする請求項1に記載の強誘電
    体メモリの製造方法。
  4. 【請求項4】前記強誘電体層を、PZT(lead zirconate t
    itanate)を用いて形成することを特徴とする、請求項1
    に記載の強誘電体メモリの製造方法。
  5. 【請求項5】前記強誘電体層を、積層構造体系列の物質
    を用いて形成することを特徴とする、請求項1に記載の
    強誘電体メモリの製造方法。
  6. 【請求項6】前記積層構造体系列の物質として、SrBi2T
    a2O9、CaBi2Ta2O9、Bi3TiNbO9またはBi4Ti3O12のうちの
    何れか一つを用いることを特徴とする、請求項5に記載
    の強誘電体メモリの製造方法。
  7. 【請求項7】前記強誘電体層にPZTを用い、前記絶縁層
    にTi、Zr、TiO2またはZrO2のうちの何れか一つを用いる
    ことを特徴とする、請求項1に記載の強誘電体メモリの
    製造方法。
  8. 【請求項8】前記強誘電体層にSrBi2Ta2O9を用い、前記
    絶縁層にBi、Ta、Sr、Bi-オキシド、Ta-オキシドまたはS
    r-Ti-オキシドのうちのいずれか一つを用いることを特
    徴とする、請求項1に記載の強誘電体メモリの製造方
    法。
  9. 【請求項9】前記強誘電体層にCaBi2Ta2O9を用い、前記
    絶縁層にBi、Ta、Bi-オキシドまたはTa-オキシドのうち
    のいずれか一つを用いることを特徴とする、請求項1に
    記載の強誘電体メモリの製造方法。
  10. 【請求項10】前記強誘電体層にBi3TiNbO9を用い、前
    記絶縁層にBi、Ti-オキシドまたはBi-Ti-オキシドのう
    ちのいずれか一つを用いることを特徴とする、請求項1
    に記載の強誘電体メモリの製造方法。
  11. 【請求項11】前記強誘電体層にBi4Ti3O12を用い、前
    記絶縁層にTi、Bi、Ti-オキシドまたはBi-Ti-オキシド
    のうちのいずれか一つを用いることを特徴とする、請求
    項1に記載の強誘電体メモリの製造方法。
  12. 【請求項12】前記段階(c)は強誘電体層を形成しつつ
    行われることを特徴とする、請求項1に記載の強誘電体
    メモリの製造方法。
  13. 【請求項13】前記段階(c)は強誘電体層を形成した
    後、熱処理を施すことにより行われることを特徴とす
    る、請求項1に記載の強誘電体メモリの製造方法。
  14. 【請求項14】基板、強誘電体層及び電極が順次形成さ
    れたMFSまたはMFIS構造の強誘電体メモリであって、 前記基板と強誘電体層との間に、厚さが60Åを超えな
    い絶縁層が形成されている、強誘電体メモリ。
JP10212082A 1997-07-28 1998-07-28 強誘電体メモリの製造方法及び強誘電体メモリ Ceased JPH11126878A (ja)

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Cited By (1)

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