JPH11124265A - 排紙装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

排紙装置及びこれを備える画像形成装置

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JPH11124265A
JPH11124265A JP9291416A JP29141697A JPH11124265A JP H11124265 A JPH11124265 A JP H11124265A JP 9291416 A JP9291416 A JP 9291416A JP 29141697 A JP29141697 A JP 29141697A JP H11124265 A JPH11124265 A JP H11124265A
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sheet
discharge
unit
discharging
speed
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JP9291416A
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Masato Nishio
正人 西尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排紙装置の外排紙ローラ対から排出されるシ
ートの排出角度が異なっていても、排紙トレイへのシー
トの積載性を向上させる。 【解決手段】 搬送されるシートPを、外排紙ローラ対
12への異なる複数の進入角度で進入させて排紙トレイ
20に排出させるとき、シートの進入角度に応じて、外
搬送ローラ対のシート排出速度を変化させる(例えば、
進入角度が大きいときに、外搬送ローラ対のシート排出
速度を大きくなるように切り換える)。これにより、シ
ートの進入角度の異なることによる外搬送ローラ対の排
出角度が異なっていても、シートの積載性を向上させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排紙装置に係り、
詳しくは、例えば画像形成装置としての複写機で画像形
成後のシートを複数のシートパスを選択的に搬送させ
て、シート排出手段に搬送させる排紙装置及び口れを有
する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置のシートの排出方法
として、片面コピー時に画像形成面を上面として排紙さ
れる表面排紙の他に、裏面排紙時に行なわれる反転排紙
がある。表面排紙は、定着装置から排出されたシート
が、そのままほぼ水平なシートパスを通過し、排紙ロー
ラによって装置本体から排出される。
【0003】反転排紙は、シートパス内でシートの搬送
方向を逆転させる必要があり、以下に述べる反転パス部
が広く用いられている。
【0004】上流側の搬送ローラ対により搬送されたシ
ートを反転パス部に導入し、反転ローラ対の正逆回転に
よりスイッチバックしたシートを排出ローラ対に進入さ
せて、排出ローラ対により装置本体外に排出させてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年装
置の小型化、省スペース化が進み、装置内のシートパス
形状は、40°〜90°位にシートを曲げる形状の物が
多用されることになってきた。例えば、上記の従来構成
においては、シートを装置外へ排出する排紙ローラ対へ
のシートの進入する角度は、表面排紙と反転排紙との間
で異なっている。上記排紙ローラ対は、駆動ローラ側に
従動ローラが板ばねなどで付勢されている。この場合
に、シートのコシ、進入方向等により、従動ローラが駆
動ローラから浮いてしまい、シートの排出方向が異なっ
てくる。
【0006】シートがほぼ直進するストレート排紙(表
面排紙)時には、シートに画像を定着する定着装置から
シートが排出されると、そのままストレートにシートが
排紙ローラ対に進入するので、排紙ローラ対から排出さ
れるシートの排出方向は、ほぼ水平となる。
【0007】これに対し、シートをスイッチバックして
排紙する反転排紙時には、シートは画像を定着する定着
器を抜けると、フラッパにより約90°曲げられて反転
パス部へと導かれた後、反転パス部内の反転ローラ対が
逆転する事により、シートの搬送方向が逆方向になり、
排紙ローラ対へと進入していく構成となっている。
【0008】この時、排紙ローラ対へのシートの進入方
向は、下方向から上向きに約40°であるので、排出ロ
ーラ対より排出される排出方向は、やや上向きで30°
〜45°となってしまう。
【0009】これにより、表面排紙して排紙トレイ上に
積載された時の、(反転排紙での排紙トレイ上に積載さ
れた時の)排紙ローラ対からシート先端までの距離をl
とすると、反転排紙して排紙トレイ上に積載された時
の、排紙ローラ対からシート先端までの距離l 1 は、l
1 =l cos(30〜45)≒(0.70〜0.86)
×l となる。
【0010】よって、ストレート排紙時のトレイ積載を
満足できるように排紙トレイを設定すると、反転排紙時
には、シート後端が装置カバーに残ってしまう問題が発
生する。この問題は、排紙トレイにシートが積み重なる
と、次に排出されてくるシートの抵抗となってくるの
で、状況がさらに悪化する。
【0011】また、反転排紙時のトイレ積載を満足でき
るように、排紙のシート搬送速度を上げていくと、A3
サイズをストレート排紙した時に、排紙トレイからシー
トが落下することがあった。
【0012】なお、排出ローラ対からのシートの排出方
向を一定にするために、排出ローラの下流側にローラを
追加するなどの手段が考えられるが、装置の小型化が困
難になるため、実現は不可能である。
【0013】本発明は、シート積載手段へ複数の方向か
らシートが進入してシート積載手段に排出される排紙装
置において、シート積載手段に対する排出シートの積載
性を向上させた排紙装置を提供することを目的とするも
のである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
排出されるシートを積載するシート積載手段と、該シー
ト積載手段にシートを排出するシート排出手段と、該シ
ート排出手段を駆動する排出手段駆動手段と、前記シー
ト排出手段に搬送されるシートを導く複数のシートパス
と、前記排出手段駆動手段の排出速度を切り換える切り
換え手段と、を有し、前記シート排出手段へのシートの
進入角度に応じて、前記シート排出手段の排出速度を切
り換えることを特徴とする。
【0015】請求項2に係る発明は、前記シート排出手
段へのシートの進入角度がほぼストレートのときより
も、進入角度が大きいときの方が前記シート排出手段の
排出速度が大きいことを特徴とする。
【0016】請求項3に係る発明は、前記複数のシート
パスが、搬送されるシートをほぼストレートに前記シー
ト排出手段に導くストレートパスと、搬送されるシート
の前後を反転してシートを前記シート排出手段に導く反
転パスであり、前記ストレートパスと反転パスとに搬送
されるシートを選択的に分岐する分岐手段と、該分岐手
段を駆動する分岐手段駆動手段と、を有し、前記分岐手
段がシートを反転パスに分岐するように前記分岐手段駆
動手段が駆動するとき、該分岐手段駆動手段の動作に連
動して前記シート排出手段の排出速度を大きくすること
を特徴とする。
【0017】請求項4に係る発明は、前記シート排出手
段の排出速度の切り換えを行う切り換え手段は、前記排
出手段駆動手段の駆動速度を切り換える電磁クラッチで
あることを特徴とする。
【0018】請求項5に係る発明は、前記排出手段駆動
手段は、駆動速度が可変なモータであって、シート積載
手段へのシート積載量に応じて前記シート排出手段のシ
ート排出速度を変化させることを特徴とする。
【0019】請求項6に係る発明は、前記排出手段駆動
手段としての可変モータは、前記シート積載手段のシー
ト積載量が大きいときに、前記シート排出手段のシート
排出速度が大になるように回転することを特徴とする。
【0020】[作用]以上構成に基づき、搬送されるシ
ートは、分岐手段により複数のシートパスに選択的に導
かれたのち、シートパスに応じた複数の進入角度でシー
ト排出手段に進入した後、シート積載手段に排出され
る。このシート排出手段へのシートの進入角度に応じ
て、シート排出手段のシート排出速度が切り換えられ
る。これにより、シート積載手段へのシートの排出角度
が異なっていても、安定してシートをシート積載手段へ
積載でき、シートの積載性が向上する。
【0021】また、シートを反転排紙するときには、搬
送されるシートは、分岐手段により反転パス部に導か
れ、スイッチバックした状態でシート排出手段に進入
し、シート排出手段によりシート積載手段へ排出され
る。上記分岐手段を反転パス部側に移動させる分岐手段
駆動手段の駆動動作に連動し、シート排出速度を切り換
えることで、シート排出手段のシート排出速度が切り換
えて、シートの積載性を向上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
〈第1の実施例〉図1〜図5に沿って本発明に係る排紙
装置の実施の形態1を説明する。
【0023】画像形成装置としての複写機本体1には、
A4用とA3用のシートカセット2A、2Bが内設され
ている。本体上面には、図4に示す操作部3が配設され
ており、この操作部3には、シートサイズの選択スイッ
チ3a、裏面排紙選択スイッチ3bや、スタート・スト
ップスイッチ部3c等が並設されていて、オペレーター
が選択可能となっている。
【0024】図1において、複写機本体1内に設けられ
たプロセスカートリッジ6は、原稿像に応じてトナー像
を形成する感光ドラム(画像形成手段)30を有してい
る。シートカセット2A、2Bの何れかのシートPは、
ピックアップローラ4により送り出され、分離・搬送ロ
ーラ対31により1枚ずつ分離して、搬送ローラ対32
によりレジストローラ対5へ搬送される。
【0025】所定のタイミングで感光ドラム30に給紙
されたシートは、感光ドラム30のトナー像が転写され
た後、転写・分離帯電器7によって感光ドラム30から
剥離後、搬送ベルト8により反転ローラ対を有する定着
器9に搬送されて、トナー像が定着される。定着器9で
トナー像を定着後のシートPは、排紙部21に搬送され
て、画像を上向きにした表面排紙、又は必要に応じて表
裏が反転した裏面排紙される。
【0026】次に、排紙部21部の構成について説明す
る。
【0027】図1に示す排紙部21において、10はシ
ートPを排紙部21に搬入する内排紙ローラ対、12は
シートPを排紙トレイ(シート積載手段)20に排出す
る外排紙ローラ対、19は定着器9からシート搬送路と
ほぼ直線状のストレートパス、33はシートPの先・後
端をスイッチバックして表裏を反転させる反転パス、3
3aは反転パス33からシートを外排紙ローラ対12に
ガイドする反転排紙ガイド、11は反転パス33におい
てシートPを搬入したり搬送したりする正逆回転可能な
反転ローラ対、13は排紙部21に搬入されるシート
を、ストレートパス19と反転パス33とに分岐して切
り換えるフラッパ(分岐手段)をそれぞれ示している。
【0028】上記ストレートパス19を経てシートPが
排出される場合は、感光ドラム30により画像を形成さ
れたシートPが、画像面を上向きした状態の表面排紙で
あり、また、反転パス33を経てシートPが排紙される
場合は、画像面が下向きにした状態の裏面排紙である。
【0029】次に、排紙部21の詳細を、さらに図3に
示す。
【0030】同図において、フラッパ13は、支軸13
aを中心としてシートPをストレートパス19に導く位
置と、反転パス33に導く位置とに回動自在になってお
り、このフラッパ13は、ソレノイド(分岐手段駆動手
段)14と連結レバー14aにより連結されていて、シ
ートPをストレートパス19に導くさせる場合にはOF
F状態に、そして反転パス33に導く場合には、ON状
態にある。
【0031】反転ローラ対11は、正逆回転可能な反転
モータ18により正逆回転して、シートを反転を行う。
上記フラッパ13には、樹脂シート等の可撓性シート1
5が設けられていて、反転パス33から搬出されるシー
トPを反転排紙ガイド33aにガイドし、内排紙ローラ
対10へのシートPの逆流を防止している。
【0032】可撓性シート15の近傍には、反転パス3
3に搬入されるシートPの後端抜けを検知する反転セン
サ16が配設されていて、検知レバー16aの回動によ
りONして反転モータ18の回転を逆転させる。外排紙
ローラ対12の下流側には、シートPが排紙トレイ20
に排出されたことを検知する排出センサ17とその検知
レバー17aが配設されている。
【0033】なお、シートPを外排紙ローラ対12にガ
イドする反転排紙ガイド33aは、ストレートパス19
に対して下方向に40°の角度をもってシートPを外排
紙ローラ対12に進入させる。なお、排紙トレイ20
は、水平面に対して20°の角度で配設されている。
【0034】図2は、排紙装置の平面図を示している。
同図において、内排紙ローラ対10及び外排紙ローラ対
12は、後述するように、1つの排紙モータ22により
駆動されている。前述した定着器9、内排紙ローラ対1
0、外排紙ローラ対12、フラッパ13等は、1対の側
板36a,36b間に配設されている。内排紙ローラ対
10を固着している支軸10aと、外排紙ローラ対12
を固着している支軸26は、上記側板対36にそれぞれ
回転自在に装着されている。
【0035】支持板37に取付られた排紙モータ22の
モータギア39は、中間ギア40を介して支軸10aに
固着されたギア41に噛合している。ギア41に噛合し
ていて、電磁クラッチ(切り換え手段)23の出力軸2
3aに固着されているギア42は、ギア24に噛合して
おり、このギア24は、外排紙ローラ対12の支軸26
に対してワンウェイクラッチ24aを介して装着されて
いる。
【0036】上記出力軸23aには、電磁クラッチ23
のギア43が遊合していて、支軸26aに固着されてい
るギア25に噛合している。上記ギア43は、電磁クラ
ッチ23のON時(シートの反転排紙時)には、出力軸
23aと一体になって出力軸23aの回転力をギア25
に伝達する。
【0037】上記のように、モータ22から外排紙ロー
ラ対12へは2つの駆動列が存在する。電磁クラッチ2
3を通る駆動列(ギア43,25)では、外排紙ローラ
対12のシート搬送速度は450mm/sであり、もう
一方の駆動列(ギア42,24)では、300mm/s
となっている。
【0038】ここで、電磁クラッチ23は、反転排紙時
にフラッパ13を切り換えるためにソレノイド14がO
Nされると同時にONし、表面排紙時にソレノイド14
がOFFすると同時にOFFするようになっている。す
なわち、ソレノイド14の動作(フラッパ13の切り換
え動作)に連動して、電磁クラッチ23が動作して、外
排紙ローラ対12のシート排出速度を切り換える。
【0039】次に、外排紙ローラ対12への駆動の伝達
経路について説明する。
【0040】表面排紙時には、ソレノイド14及び電磁
クラッチ23は、OFF状態であるので、図3の排紙モ
ータ22の駆動は、ギア23,ワンウェイクラッチ24
a,ギア24を介して支軸26及びこれと一体の外排紙
ローラ対12に伝達される。
【0041】この時の外排紙ローラ対12のシート搬送
速度(300mm/s)は、表面排紙時において、A3
サイズのシートであっても、排紙トレイ20からシート
Pが落下する事がない速度となっている。
【0042】一方、裏面排紙時には、前述したようにソ
レノイド14を作動と同時に電磁クラッチ23がONし
て、ギア43が出力軸23aと一体になることで、出力
軸23aの駆動は、ギア43,25を介して支軸26,
外排紙ローラ対12に伝達される。このとき、ギア24
の回転よりも、支軸26の回転が高速であるので、ワン
ウェイクラッチ24aが支軸26aに対して滑ることに
なって、ギア24は空転するのみで、駆動力を支軸26
aへは伝達しない。
【0043】この時の外排紙ローラ12のシート搬送速
度(450mm/s)は、外排紙ローラに下方向から約
40°の角度でシートPが進入した後、上向きに30°
〜45°で搬出される反転排紙であっても、シート後端
が複写機本体1の外装カバーに残る問題は発生しない速
度である。
【0044】上述した、ソレノイド14、電磁クラッチ
23、反転モータ18等の制御は、CPU101と、こ
れにそれぞれ接続された機能部品で構成される制御装置
100(図7)により制御されている。図5は複写機本
体1の制御された動作のフローチャートを示している。
【0045】次に、複写機本体1の動作を、図1ないし
図5を参照して説明する。
【0046】(1)表面排紙を選択した場合 選択された紙サイズに応じて、カセット2から給紙され
るシートPは、感光ドラム30における複写プロセスで
画像を形成後、内排紙ローラ対10に搬入されていく
が、電磁クラッチ23はOFFしたままなので、シート
Pはストレートパス19を経て、ほぼストレート状に外
排紙ローラ対12に進入して、300mm/sの速度で
排紙トレイ20上に排出される。そして、排紙センサー
17により後端抜けを検知され、コピー動作を終了する
(図5のS1,S2)。
【0047】(2)反転排紙(裏面排紙)を選択した場
合 コピースタートをすることで、選択されたシートサイズ
に応じてカセット2A又は2BからシートPが給紙さ
れ、感光ドラム30における複写プロセスで画像形成
後、内排紙ローラ対10に搬入される。反転排紙時に
は、ソレノイド14がONになってフラッパ13が図3
において反時計方向に回動して、反転パス33にシート
Pを送るシートパスが形成される。
【0048】このとき電磁クラッチ23はONされてい
るので、外排紙ローラ対12は、450mm/sで回転
するように、シート排出速度が増速するように切り換え
られている(S3〜S6)。
【0049】さらに、画像形成したシートが反転パス
(反転部)33に搬送され、シート後端抜けが反転部セ
ンサー16に検知されると、すぐさま反転ローラ11が
逆回転し、シートPの先・後端をスイッチバックして
(シートPの表裏を反転して)、シートPを反転排紙ガ
イド33aを経て外排紙ローラ対12に進入させる。.
12の450mm/sの速度で、シートPは排紙トレイ
20上に排出され、排紙センサー17によるシートPの
後端抜けの検知によりコピー動作を終了する。
【0050】上述したように、本実施の形態に示す排紙
装置により、外排紙ローラ対12へのシートPの進入角
度が大きくても、シートPを速めの速度で排出させるこ
とでシートPが装置本体の装置カバーに残ることが防止
されて、シートPの表面排紙、反転排紙に係わらず、排
紙トレイの安定した積載性を保つ事ができる。
【0051】なお、本実施の形態では、シートPの表面
排紙がほぼ水平、反転排紙が下方向より外排紙ローラ対
12に進入していく構成を説明したが、反転排紙が上方
向、もしくは水平であって、表面排紙が下方向より外排
紙ローラ対12に進入する場合であっても、外排紙ロー
ラ対12からのシートの排出方向に応じた排出スピード
を設定することによって、同様な効果が得られるという
事は勿論である。
【0052】〈第2の実施の形態〉本発明の実施の形態
2を図6に示す。本実施の形態では、外排紙ローラ12
だけの駆動手段として、モータ27を設置している。排
紙モータ27出力軸に取り付けた出力ギア45は、支軸
26に固着したギア46に噛合していて、排紙モータ2
7の回転により支軸26及びこれと一体の外排紙ローラ
対12が駆動される。
【0053】この排紙モータ27は、シートPの表面排
紙の時、外排紙ローラ12のシート排出速度を300m
m/s、反転排紙の時450mm/sと変えられる可変
モータからなる。
【0054】また、排紙モータ27は、連続通紙の時、
さらに周速(シート排出速度)を上げられるようなモー
タとしている。例えば、連続通紙50枚を超える時に、
表面排紙では、外排紙ローラ12の周速を300mm/
sから330mm/s、反転排紙では、外排紙ローラ1
2の周速を450mm/sから500mm/sへと変化
させる。
【0055】例えば、排紙トレイ20へのシートPの積
載量が多い場合には、コピーシート枚数の設定信号や、
あるいは、排紙トレイ20へ積載したシートの枚数(高
さ)を、不図示の検知手段により検知し、これにより上
記排紙モータ27の速度を制御するようにすることがで
きる。
【0056】その結果、表面排紙、反転排紙に係わら
ず、安定した排紙トレイ20への積載性が安定する事が
できるだけでなく、排紙トレイ20上に積み重なったシ
ートPが、次に外排紙ローラによって排出されていくる
シートPへの抵抗となる事で発生するシート後端残りの
現象を抑えることができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
搬送されるシートをシート排出手段によりシート積載手
段に排出させるとき、シート排出手段へのシートの進入
角度に応じて、シート排出手段のシート排出速度を変化
させるようにしたので、例えば、シート排出手段への進
入角度が大きいシートパスからのシートを排出する場合
にシートを高速で排出させることができて、シートが排
出不足になるのが防止できて、シート積載手段へのシー
トの進入角度に影響されることなく、シートの積載性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排紙装置及びこれを備える画像形成装
置の縦断正面図。
【図2】同じく、排紙装置の平面図。
【図3】同じく、排紙装置縦断側面図。
【図4】同じく、操作パネル部の平面図。
【図5】同じく、排紙装置の動作に係るフローチャー
ト。
【図6】本発明の排紙装置の実施の形態2に係る排紙装
置の平面図。
【図7】本発明の排紙装置の制御に係るブロック図。
【符号の説明】
P シート 1 複写機本体(画像形成装置本体) 12 外排紙ローラ対(シート排出手段) 13 フラッパ(分岐手段) 14 ソレノイド(分岐手段駆動手段) 18 反転モータ 19 ストレートパス(シートパス) 20 排紙トレイ(シート積載手段) 21 排紙部 22 排紙モータ(排出手段駆動手段) 23 電磁クラッチ(切り換え手段) 27 可変モータである排紙モータ(排出
手段駆動手段) 33 反転パス(シートパス) 33a 反転排紙ガイド(シートパス)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排出されるシートを積載するシート積載
    手段と、 該シート積載手段にシートを排出するシート排出手段
    と、 該シート排出手段を駆動する排出手段駆動手段と、 前記シート排出手段に搬送されるシートを導く複数のシ
    ートパスと、 前記排出手段駆動手段の排出速度を切り換える切り換え
    手段と、 を有し、 前記シート排出手段へのシートの進入角度に応じて、前
    記シート排出手段の排出速度を切り換えることを特徴と
    する排紙装置。
  2. 【請求項2】 前記シート排出手段へのシートの進入角
    度がほぼストレートのときよりも、進入角度が大きいと
    きの方が前記シート排出手段の排出速度が大きいことを
    特徴とする請求項1に記載の排紙装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のシートパスが、搬送されるシ
    ートをほぼストレートに前記シート排出手段に導くスト
    レートパスと、搬送されるシートの前後を反転してシー
    トを前記シート排出手段に導く反転パスであり、 前記ストレートパスと反転パスとに搬送されるシートを
    選択的に分岐する分岐手段と、該分岐手段を駆動する分
    岐手段駆動手段と、を有し、 前記分岐手段がシートを反転パスに分岐するように前記
    分岐手段駆動手段が駆動するとき、該分岐手段駆動手段
    の動作に連動して前記シート排出手段の排出速度を大き
    くすることを特徴とする請求項1又は2に記載の排紙装
    置。
  4. 【請求項4】 前記シート排出手段の排出速度の切り換
    えを行う切り換え手段は、前記排出手段駆動手段の駆動
    速度を切り換える電磁クラッチであることを特徴とする
    請求項1ないし3何れか1項記載の排紙装置。
  5. 【請求項5】 前記排出手段駆動手段は、駆動速度が可
    変なモータであって、シート積載手段へのシート積載量
    に応じて前記シート排出手段のシート排出速度を変化さ
    せることを特徴とする請求項1に記載の排紙装置。
  6. 【請求項6】 前記排出手段駆動手段としての可変モー
    タは、前記シート積載手段のシート積載量が大きいとき
    に、前記シート排出手段のシート排出速度が大になるよ
    うに回転することを特徴とする請求項5に記載の排紙装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6何れか1項記載の排紙
    装置と、搬送されるシートに画像を形成する画像形成手
    段と、該画像形成手段により画像形成したシートを前記
    排紙装置に搬送する搬送手段と、を有することを特徴と
    する画像形成装置。
JP9291416A 1997-10-23 1997-10-23 排紙装置及びこれを備える画像形成装置 Pending JPH11124265A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007156229A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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JP2007156229A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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