JPH11123987A - 車両用トノカバーの取付構造 - Google Patents
車両用トノカバーの取付構造Info
- Publication number
- JPH11123987A JPH11123987A JP30984397A JP30984397A JPH11123987A JP H11123987 A JPH11123987 A JP H11123987A JP 30984397 A JP30984397 A JP 30984397A JP 30984397 A JP30984397 A JP 30984397A JP H11123987 A JPH11123987 A JP H11123987A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- hook
- tonneau cover
- closing direction
- vehicle tonneau
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
荷室空間にフックが常時突出した状態になっており、荷
室内に荷物を収納する際の邪魔になる一方、車両用トノ
カバーが弛む等をしてきちんと取り付けることができな
いといった不都合も起こっていた。 【解決手段】 車両用トノカバー10の取付孔12aの
それぞれに対応して、背面側に突起13aが形成された
フック13が設けられ、このフック13は、切欠き孔2
aに係合可能なL型舌片状に形成され、バネ15を介し
てシャフト14により車両1内面側への閉方向と、荷室
2空間側への開方向とに開閉旋回可能で、通常時はバネ
15の弾性により閉方向へと付勢されている。
Description
ワンボックス車等の自動車の荷室を覆い隠す際に用いら
れる車両用トノカバーを荷室へ取り付ける車両用トノカ
バーの取付構造に関する。
部座席に形成された荷室において、当該荷室内の荷物が
美観上車外から視られないようにしたり、直射日光が照
射するのを遮ったりする目的で、これを覆い隠すことが
良く行われる。
従来から幾つかの手段が提供されているが、特に簡易型
のものとしては、図6及び図7に示すように、車両1の
荷室2の所定箇所に配置固定された平面視L字型のフッ
ク3を備えたものがあり、このフック3に車両用トノカ
バー4の取付孔4aを係合させて、荷室2を覆うように
していた。
来例は、フック3を所定箇所に配置固定していたため、
荷室2内側の荷室空間に当該フック3が常時突出した状
態になっており、荷室2内に荷物を収納する際の邪魔に
なるという不都合があった。
れやばらつきがあると、車両用トノカバー4の取付孔4
aとの係合がスムースに行われず、当該車両用トノカバ
ー4が弛む等をしてきちんと取り付けることができない
といった不都合も起こっていた。
であって、その目的は、車両用トノカバーの使用時・不
要時のそれぞれに応じてフックを突出・収容させて荷室
空間の収納性を著しく向上させることができるととも
に、フックの取付位置のずれやばらつきを吸収して車両
用トノカバーを常時良好な状態で取り付けることができ
る車両用トノカバーの取付構造を提供することにある。
ーの取付構造うち、請求項1に記載の発明は、車両用ト
ノカバーに形成した取付孔に係合して当該車両用トノカ
バーを車両の荷室へ取り付ける構造において、前記荷室
を構成する車両内面の所定箇所に、前記取付孔に係脱可
能なフックを取り付け、このフックは、荷室空間側への
開方向と車両内面側への閉方向とに開閉旋回可能である
ことを特徴としている。
の発明において、前記フックを前記閉方向に付勢する弾
性体を設けたことを特徴としている。
求項2に記載の発明において、前記フックの背面に突起
を形成したことを特徴としている。
を参照して詳細に説明する。図1ないし図5は、本発明
の一実施の形態を示す図である。これらの図において符
号10は車両用トノカバーであって、この車両用トノカ
バー10は、シート状のメインカバー11と、このメイ
ンカバー11の周囲に固着されたレザー12とを有して
なり、レザー12の四方には、荷室空間への取り付け用
の取付孔12aが形成されている。
2には、以下の構成からなる車両用トノカバー10の取
付構造が設けられている。すなわち、荷室2を構成する
車両1幅方向左右の内面に、前記取付孔12aのそれぞ
れに対応してフック13が設けられ、このフック13
は、図2にその詳細を示すように、前記内面に形成した
切欠き孔2aに係合可能なL型舌片状に形成されてい
る。
によって切欠き孔2aを開閉可能なように旋回可能に軸
支されるとともに、フック13とシャフト14との間に
は弾性体としてのバネ15が介装され、これによってフ
ック13は、シャフト14を軸心として、前記内面側へ
の閉方向と、前記荷室2空間側への開方向とに開閉旋回
可能で、しかもバネ15の弾性により、通常時は閉方向
へと付勢された状態になっている。
13aが形成され、この突起13aは、当該フック13
が閉方向に旋回して切欠き孔2aを塞いだ状態におい
て、荷室2空間側へ突出した状態となる。
ついて説明する。まず、車両用トノカバー10を使用し
ない状態(すなわち荷室2に取り付けない場合)におい
ては、図3に示すように、フック13がバネ15の弾性
により閉方向Xに付勢されて切欠き孔2aが塞がれ、荷
室2空間側には突出しないようになっている。
付けるには、図4に示すように、フック13の突起13
aを人手により押す等をして、当該フック13を開方向
Yに旋回させ、荷室2空間側へと突出させる。そして、
このフック13に車両用トノカバー10の取付孔12a
を係合させると、荷室2を覆うように車両用トノカバー
10が取り付けられる。
回して荷室2空間側へと突出しつつ、バネ15の弾性に
より閉方向Xに付勢されているから、車両用トノカバー
10が取り付けられた状態においても、これを四方から
引張するように、距離hだけオフセットする(図5参
照)。したがって、特に車両用トノカバー10は、良好
に張られた状態で荷室2に取り付けられるとともに、フ
ック13と取付孔12aとの係合位置に若干のずれやば
らつきがあったとしても、これが適宜補正されつつ取り
付けられる。
バー10を取り外せば、フック13はバネ15により閉
方向Xへと旋回し、図3に示す状態に復帰する。
車両用トノカバー10の使用時・不要時のそれぞれに応
じてフック13を突出・収容させることができるので、
特に不要時には荷室2空間側に突出せず、当該荷室2内
の収納性が著しく向上される一方、使用時にはフック1
3と取付孔12aとの係合位置のずれやばらつきが適宜
吸収され、車両用トノカバー10が常時良好に引張され
た状態で取り付けられる。
の車両用トノカバーの取付構造によれば、以下の効果を
得ることができる。請求項1に記載の発明によれば、車
両用トノカバーの使用時・不要時のそれぞれに応じてフ
ックを突出・収容させることができ、これによって車両
用トノカバーの不要時には、フックを収容して荷室への
荷物の収納性を著しく向上させることができる。
ノカバーとフックとの取付位置のずれやばらつきが補正
されるとともに、車両用トノカバーが好適に張られた状
態で取り付けられるので、弛み等の発生を回避してこれ
を常時良好な状態で取り付けることができる。
た状態にあるフックを簡単な操作で突出させることがで
きる。
である。
要時のフックの状態を示す断面図である。
断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 車両用トノカバーに形成した取付孔に係
合して当該車両用トノカバーを車両の荷室へ取り付ける
構造において、前記荷室を構成する車両内面の所定箇所
に、前記取付孔に係脱可能なフックを取り付け、このフ
ックは、荷室空間側への開方向と車両内面側への閉方向
とに開閉旋回可能であることを特徴とする車両用トノカ
バーの取付構造。 - 【請求項2】 前記フックを前記閉方向に付勢する弾性
体を設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用ト
ノカバーの取付構造。 - 【請求項3】 前記フックの背面に突起を形成したこと
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用トノ
カバーの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30984397A JPH11123987A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 車両用トノカバーの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30984397A JPH11123987A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 車両用トノカバーの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11123987A true JPH11123987A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17997957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30984397A Pending JPH11123987A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 車両用トノカバーの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11123987A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007313916A (ja) * | 2006-05-23 | 2007-12-06 | Mazda Motor Corp | 自動車の荷室構造 |
FR3085647A1 (fr) * | 2018-09-07 | 2020-03-13 | Faurecia Automotive Industrie | Dispositif occultant de coffre en materiau extensible et vehicule associe |
-
1997
- 1997-10-24 JP JP30984397A patent/JPH11123987A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007313916A (ja) * | 2006-05-23 | 2007-12-06 | Mazda Motor Corp | 自動車の荷室構造 |
FR3085647A1 (fr) * | 2018-09-07 | 2020-03-13 | Faurecia Automotive Industrie | Dispositif occultant de coffre en materiau extensible et vehicule associe |
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