JPH0644753Y2 - トノカバ−装置 - Google Patents

トノカバ−装置

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Publication number
JPH0644753Y2
JPH0644753Y2 JP1986184875U JP18487586U JPH0644753Y2 JP H0644753 Y2 JPH0644753 Y2 JP H0644753Y2 JP 1986184875 U JP1986184875 U JP 1986184875U JP 18487586 U JP18487586 U JP 18487586U JP H0644753 Y2 JPH0644753 Y2 JP H0644753Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
main body
sub
rear seat
seat back
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986184875U
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English (en)
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JPS6389368U (ja
Inventor
孝 山田
孝 小野
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NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はハッチバック型自動車やバン型自動車あるいは
ワゴン型自動車のようにリヤシートの後部に形成された
荷室をカバーリングするトノカバー装置に関する。
<従来の技術> トノカバー装置はリヤシート後部の荷室をカバーリング
して、荷室に搭載された荷物の盗難防止を図ると共に、
美観の向上を図るために使用される。第4図および第5
図はかかるトノカバー装置を装着した従来例の側面図を
示している。これらのトノカバー装置40はトノカバー41
が巻回された巻取軸42が本体43内に収納されて構成さ
れ、本体43が荷室上部に位置するように車体の両側壁
(図示せず)に掛け渡されている。そしてトノカバー41
を本体43から引き出し、その引き出し端部を車体の後部
壁又はバックドア(いずれも図示せず)に係止すること
で荷室のカバーリングが行われる。第4図々示の従来例
では本体43がリヤシートのシートバック44背面に接近す
るように配置されている。又、第5図々示の従来例では
リヤシートのシートバック44と一定の間隔dを有して配
置されており、リクライニングするシートバック44と干
渉しないようになっている。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、第4図々示の取り付け構造では、リヤシ
ートのシートバック44をリクライニングさせることがで
きず、リクライニングさせる場合にはトノカバー装置40
を取り外す煩わしさがある。又、トノカバー41を引き出
した状態では引き出し端が後部壁等に係止されているた
め、車室内から係止を外すことができず、車室側から荷
物を取り出したり、荷物を搭載することができない不便
さがある。一方、第5図々示のものは、このような煩わ
しさ、不便さがないが、リヤシートのシートバック44と
トノカバー装置40との間隔dを通じて荷室に搭載された
荷物が車外から見えるため外観上好ましくないものとな
っている。
本考案は上記事情を考慮してなされ、リヤシートのリク
ライニングを可能とすると共に、外観の向上を図ったト
ノカバー装置を提供することを目的としている。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するため本考案は、メインカバーとサブ
カバーとによってトノカバーを形成し、サブカバーによ
ってリヤシートとの間の間隔をカバーリングするように
したものである。このため本考案に係るトノカバー装置
は、荷室をカバーリングするメインカバーが収納される
本体と、本体とスプリットタイプのリヤシートの各シー
トバックとの間をそれぞれカバーリングするボード状で
ヒンジ連結にて二分割されたサブカバーとからなり、各
サブカバーの一端が本体側に回動可能に枢支されると共
に他端がシートバックの背面上部に着脱可能にホック掛
合され、ホック掛合時でシートバックのリクライニング
時には該リクライニングに追随してサブカバーがヒンジ
を介して下方に屈曲すると共にホック掛合解除時にはサ
ブカバーが本体側の枢支部位より垂下するようにしたこ
とを特徴としている。
<作用> サブカバーは通常の状態ではリヤシートと本体との間を
カバーリングしているが、リクライニングを許容するよ
うにヒンジを介して下方に屈曲する。従って、リヤシー
トのリクライニングが可能となる。又、サブカバーの端
部のホック掛合を解くことにより、リヤシートと本体と
の間から荷物の出し入れが可能となる。
<実施例> 以下、本考案を図示する実施例を参照して具体的に説明
する。
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は枢支構造
を示す分解斜視図、第3図はホック掛合状態を解いた斜
視図である。トノカバー装置1は筒状の本体2と、本体
2内に巻回状態で収納されるシート状のメインカバー3
と、本体2とリヤシート4のシートバック5との間に掛
け渡されたボード状のサブカバー6とから構成される。
本体2は従来と同様な構造のものが使用され、メインカ
バー3が巻回される巻取軸(図示せず)が内部に回転可
能に設けられると共に巻取軸を巻回方向に回転附勢する
捩りばね(図示せず)が巻取軸内部あるいは適宜箇所に
取り付けてられている。又、後方側が開口(図示せず)
され、該開口からメインカバー3が引き出されるように
なっている。この本体2の両端部にはキャップ10が嵌着
されており、キャップ10に突出形成された支軸11が車体
の両側壁(図示せず)に掛支されることで本体2が荷室
上部に掛け渡される。前記メインカバー3はこの本体2
内に巻回状態で収納されるが、その引き出し端部にはフ
ック9が取り付けられ、フック9が車体の後部壁、バッ
クドア(いずれも図示せず)等に掛止されることで荷室
のカバーリングが行われる。ここで前記本体2はリヤシ
ート4のシートバック5と一定の間隔を有するように配
置されている。かかる間隔はリヤシート4がリクライニ
ングしてもシートバック5と本体2とが干渉しないよう
に設定され、これによりリヤシート4のリクライニング
作動が許容されている。
前記サブカバー6はこのリヤシート4と本体2との間を
カバーリングするものである。このためサブカバー6は
リヤシート4のシートバック5と本体2との間隔と略同
等となるサイズとなっていると共に、両端部がシートバ
ック5と本体2とにそれぞれ係着するようになってい
る。即ち、サブカバー6の本体2側の端部は第2図に示
すように、本体2と平行となるようにキャップ10に貫通
された係止ピン12が挿入されることで回動可能に枢支さ
れており、一方、リヤシート4側の端部はホック13によ
ってリヤシート4のシートバック5背面に着脱可能に係
着するようになっている。このため、シートバック5の
背面上部には第3図に示すように、サブカバー6のホッ
ク13と掛合する受ホック14が取り付けられている。従っ
て、ホック13と受ホック14との掛合を解くと、サブカバ
ー6は本体2から垂れ下がり、これにより荷室が解放さ
れるから車室側から荷物の出し入れが可能となってい
る。かかるサブカバー6はヒンジ15によって連結された
2枚のボードからなり、ヒンジ15を中心に下方に屈曲可
能となっている。これによりサブカバー6の両端を本体
2およびリヤシート4のシートバック5に係着した状
態、すなわち本体2とリヤシート4との間をカバーリン
グした状態で、リヤシート4をリクライニングさせる
と、第1図のようにサブカバー6が屈曲するから本体2
を取り外すことなくリヤシート4のリクライニング作動
が可能となる。これにより、リクライニング時の煩わし
さがなくなる。そして、リヤシート4のシートバック5
が個々にリクライニング可能なスプリットタイプであ
り、サブカバー6は各シートバック5に対して設けられ
ている。
<考案の効果> 以上のとおり本考案によると、本体とリヤシートとの間
をカバーリングするボード状のサブカバーをリヤシート
のリクライニンクに追随して屈曲ヒンジを介して下方に
するように構成したから、リクライニング時に本体やサ
ブカバーを取り外す必要がなく、簡単な構造で煩わしさ
を解消することができる。又、サブカバーのホック掛合
を解くことにより、車室側から荷物の出し入れが可能と
なり、簡単な構造で使用上便利なものとすることができ
る。又、サブカバーはボード状で且つリクライニング時
にはヒンジを介して下方に屈曲するものであるから、強
度上優れており、耐久性においても優れたものとするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は枢支構造
を示す分解斜視図、第3図はホック掛合を一部解いた状
態の斜視図、第4図および第5図は従来例の側面図であ
る。 1……トノカバー装置、2……本体、 3……メインカバー、4……リヤシート、 6……サブカバー、12……係止ピン、13……ホック、14
……受ホック、15……ヒンジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−80145(JP,U) 実開 昭53−126116(JP,U) 実開 昭61−47740(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷室をカバーリングするメインカバーが収
    納される本体と、本体とスプリットタイプのリヤシート
    の各シートバックとの間をそれぞれカバーリングするボ
    ード状でヒンジ連結にて二分割されたサブカバーとから
    なり、各サブカバーの一端が本体側に回動可能に枢支さ
    れると共に他端がシートバックの背面上部に着脱可能に
    ホック掛合され、ホック掛合時でシートバックのリクラ
    イニング時には該リクライニングに追随してサブカバー
    がヒンジを介して下方に屈曲すると共にホック掛合解除
    時にはサブカバーが本体側の枢支部位より垂下するよう
    にしたことを特徴とするトノカバー装置。
JP1986184875U 1986-11-29 1986-11-29 トノカバ−装置 Expired - Lifetime JPH0644753Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986184875U JPH0644753Y2 (ja) 1986-11-29 1986-11-29 トノカバ−装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986184875U JPH0644753Y2 (ja) 1986-11-29 1986-11-29 トノカバ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6389368U JPS6389368U (ja) 1988-06-10
JPH0644753Y2 true JPH0644753Y2 (ja) 1994-11-16

Family

ID=31132969

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JP1986184875U Expired - Lifetime JPH0644753Y2 (ja) 1986-11-29 1986-11-29 トノカバ−装置

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JP (1) JPH0644753Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3075729B1 (fr) * 2017-12-21 2020-11-13 Renault Sas Agencement d'une tablette arriere a l'interieur d'un vehicule automobile
FR3085648B1 (fr) * 2018-09-11 2020-10-16 Psa Automobiles Sa Systeme cache-bagages pour vehicule automobile

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5980145U (ja) * 1982-11-24 1984-05-30 日本発条株式会社 自動車用荷室カバ−装置
JPS6147740U (ja) * 1984-08-31 1986-03-31 株式会社タチエス 自動車のリアシェルフの取付構造

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JPS6389368U (ja) 1988-06-10

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