JPH11123370A - 厨芥処理機 - Google Patents
厨芥処理機Info
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- JPH11123370A JPH11123370A JP9289406A JP28940697A JPH11123370A JP H11123370 A JPH11123370 A JP H11123370A JP 9289406 A JP9289406 A JP 9289406A JP 28940697 A JP28940697 A JP 28940697A JP H11123370 A JPH11123370 A JP H11123370A
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Abstract
の変化が発生しても、精度よく終了検知ができる厨芥処
理機を提供する。 【解決手段】 終了センサー32の検出温度により最高
値を検出すると共に記憶を行い、最高値より判定温度だ
け低下した時点から判定時間経過したら加熱乾燥を終了
する終了判定手段39を有し、終了判定手段39は、判
定温度△t1・判定時間T1と判定温度△t2・判定時
間T2の2つの判定値を有して、環境条件等の変化によ
り判定温度△t1まで低下しないような場合には、別の
判定温度△t2を用いるので、環境条件が変化しても乾
燥終了時期を検出できる。
Description
処理するための厨芥処理機に関するものである。
明する。
の概略構成図であり、1は厨芥処理機本体であり、2は
厨芥の処理容器であり、3は厨芥を加熱して乾燥させる
加熱ヒータであり、4は加熱ヒータ3により加熱された
空気を処理容器2内の厨芥へと送風する乾燥ファンであ
り、5は処理容器2内に設けた厨芥を撹拌するための撹
拌羽根であり、6は本体1内を冷却する冷却ファンであ
り、7は処理容器2内の温度を検出する温度センサーで
あり、8は処理容器2内の空気を排出する排気通路であ
り、9は厨芥から発生する水蒸気を凝縮させる排気通路
8上に設けた凝縮器であり、10は厨芥の処理過程にお
いて処理容器2内の厨芥より発生する臭気を脱臭する排
気通路8上に設けた触媒である。
付けられ、水蒸気を含んだ排気の温度を凝縮器9を介し
て検出する終了センサーであり、12は厨芥より発生す
る水分を貯めておくタンクであり、13は撹拌羽根5を
駆動する駆動手段であり、14は処理容器2を設置する
ための外容器である。排気通路8は外容器14と凝縮器
9の間にも形成される。
了センサー11からの入力により、制御手段(図示せ
ず)に制御される。
一定温度となるよう制御手段で制御されながら加熱ヒー
タ3で加熱された空気は乾燥ファン4により処理容器2
へと送られ、厨芥を加熱すると共に、撹拌羽根5にて厨
芥を撹拌・粉砕する事により、効率よく厨芥の水分を蒸
発させる。厨芥より発生した水蒸気は処理容器2内から
排気通路8へと排出され、凝縮器9が冷却ファン6によ
り冷却されることにより水蒸気が凝縮器9内で凝縮さ
れ、水となってタンク12内へ貯まっていく。水分を除
去された排気は触媒10を通過して脱臭され、本体1の
外へ排出される。
生しているときは、終了センサー11が検出する温度は
水蒸気の温度に大きく影響され、冷却ファン6により冷
却されていてもある程度の高温は保っており、厨芥が乾
燥してきて排気中の水分がなくなってくると、温度が下
がってくる。制御手段は終了センサー11からの入力
が、最高温度に対して所定温度以上低下した状態が所定
時間継続したら乾燥終了と判断して、加熱ヒータ3によ
る加熱を終了させる。
らず、乾燥終了時期を検出して自動で終了することがで
きる。
理機にあっては、最高温度に対して所定温度以上低下し
た状態が所定時間継続したら乾燥終了と判断するので、
環境変化、例えば気温が高い場合には最高値に対して所
定温度低下しないので終了検知を行うことができず、ま
た、計時開始するタイミングが早まったりして正確な終
了判定を行うことができない。また、固まりになった厨
芥が割れ、その割れた厨芥の内部から水蒸気が発生する
等の厨芥の状態の変化により、終了センサー11の検出
温度が変化しても、その状態変化により終了時期を最適
に変更することができなかったので、最適な乾燥状態で
の仕上がりにならない場合があるという問題点を有して
いた。
乾燥終了時期を検出して自動で終了する動作において、
誤って厨芥を投入しないで空運転したときの検出も、環
境等の条件により、検出できない場合があるという問題
点を有していた。
するものであって、環境などの変化にかかわらず精度良
く、最適な乾燥状態で仕上げ、また、環境などの影響を
受けない精度良い空運転の検出ができる厨芥処理機を提
供することを目的としている。
に本発明は、厨芥を加熱する加熱乾燥手段と、加熱時に
厨芥から発生する水蒸気を外部に排気する排気通路と、
前記排気通路の温度を検出する終了センサーと、加熱乾
燥手段による加熱を終了する時期を判定する終了判定手
段を備え、前記終了判定手段は、前記終了センサーが検
出する温度の最高値より所定値低下した時点からの所定
時間で終了時期を判定するようにし、かつ、前記所定
値、所定時間のそれぞれを複数設定したもので、このよ
うに所定値及び所定時間を環境変化などの変化に対応さ
せて複数設けることで、厨芥処理機の使用、環境に応じ
て、精度良く乾燥終了時期の検出ができ、使用電力を浪
費することがない。
と、加熱時に厨芥から発生する水蒸気を外部に排気する
排気通路と、前記排気通路の温度を検出する終了センサ
ーと、前記加熱乾燥手段によって加熱された本体内部を
冷却する冷却手段と、前記加熱手段による加熱温度を検
出する温度センサーと、前記温度センサーの検出する値
により前記加熱手段による加熱温度を制御する加熱制御
手段と、前記温度センサーの温度が前記加熱制御手段が
制御する温度に達するまでの時間を計時する予備加熱計
時手段と、前記終了センサーの値と前記予備加熱計時手
段にて計時された時間により前記処理容器内の厨芥の有
無を判定する空判定手段を有するもので、この構成によ
れば、空判定手段は予備加熱計時手段が計時する時間が
所定時間未満の時のみ終了センサーから入力される値で
前記処理容器内に厨芥が有るか空かの判定を行い、所定
時間以上であれば確実に厨芥が投入されていると判断す
ることにより、環境温度等の広範囲な条件下で精度の良
い空判定を行うことができる。
厨芥を収容する処理容器と、前記処理容器内の厨芥を加
熱する加熱乾燥手段と、加熱時に厨芥から発生する水蒸
気を外部に排気する排気通路と、前記排気通路の温度を
検出する終了センサーと、前記加熱乾燥手段による加熱
を終了する時期を判定する終了判定手段を備え、前記終
了判定手段は、前記終了センサーが検出する温度の最高
値より所定値低下した時点からの所定時間で終了時期を
判定するようにし、かつ、前記所定値、所定時間のそれ
ぞれを複数設定することにより、厨芥処理機の使用、環
境に応じて、精度良く乾燥終了時期の検出ができ、使用
電力を浪費することがない。
容する処理容器と、前記処理容器内の厨芥を加熱する加
熱乾燥手段と、加熱時に厨芥から発生する水蒸気を外部
に排気する排気通路と、前記排気通路の温度を検出する
終了センサーと、前記加熱乾燥手段による加熱を終了す
る時期を判定する終了判定手段と、前記終了センサーが
検出する温度の最高値を記憶する最高値記憶手段を備
え、前記終了判定手段は、前記終了センサーが検出する
温度の最高値より所定値低下した時点からの所定時間で
終了時期を判定するようにし、前記終了センサーが検出
する温度が、最初の最高値より所定値低下した時点から
所定時間の間に、最初の最高値より所定値を差し引いた
値以上になると、以後最高値記憶手段は終了センサーが
検出する温度の最高値の記憶値を更新し、更に終了判定
手段は前記所定値と所定時間を更新するようにしたもの
である。
まりになった厨芥の割れが発生すると、下降途中であっ
た終了センサーの温度が上昇するので、最高値記憶手段
はこの時点より再度、最高温度の検出と記憶を行い、追
加で発生した水分に見合った所定値と所定時間で判定を
実行するので、最適な終了時期に加熱乾燥を終了する事
ができる。
容する処理容器と、前記処理容器内の厨芥を加熱する加
熱乾燥手段と、加熱時に厨芥から発生する水蒸気を外部
に排気する排気通路と、前記排気通路の温度を検出する
終了センサーと、前記加熱乾燥手段による加熱を終了す
る時期を判定する終了判定手段と、前記終了センサーが
検出する温度が一旦最高値から所定値を差し引いた値以
下となった後、第1の所定時間経過までに最高値から所
定値を差し引いた値以上となる時点から計時を開始する
計時手段を備え、前記終了判定手段は、前記計時手段に
て計時される時間が第2の所定時間経過時の前記終了セ
ンサーの値により加熱乾燥手段による加熱を終了する時
期を検出するようにしたものである。
まりになった厨芥の割れが発生しても、追加で発生した
水分に見合った所定時間で判定を実行し、終了センサー
の温度変化の小さな厨芥の状態の変化にも対応すること
ができる。
容する処理容器と、前記処理容器内の厨芥を加熱する加
熱乾燥手段と、加熱時に厨芥から発生する水蒸気を外部
に排気する排気通路と、前記排気通路の温度を検出する
終了センサーと、前記加熱乾燥手段による加熱を終了す
る時期を判定する終了判定手段と、本体内部を冷却する
冷却手段を備え、前記加熱乾燥手段による加熱を終了
し、前記冷却手段により本体及び本体内部を冷却する冷
却工程の後、全処理工程を終了する構成であって、前記
終了判定手段は、冷却工程中に終了センサーの検出する
温度が所定値以上上昇すると、終了時期を延長し、再
度、前記加熱乾燥手段により加熱乾燥させるものであ
る。
ても、固まりになった厨芥の割れが発生すると、水分が
出ることにより、一旦低下した終了センサーの温度が上
昇し、所定値以上上昇すれば、終了判定手段は加熱乾燥
手段に再度加熱乾燥を所定時間実行するよう出力し、最
適な乾燥状態を得ることができる。
容する処理容器と、加熱時に厨芥から発生する水蒸気を
外部に排気する排気通路と、前記排気通路の温度を検出
する終了センサーと、前記加熱乾燥手段によって加熱さ
れた本体内部を冷却する冷却手段と、前記処理容器内の
厨芥を加熱する加熱手段と、前記加熱手段による加熱温
度を検出する温度センサーと、前記温度センサーの検出
する値により前記加熱手段による加熱温度を制御する加
熱制御手段と、前記温度センサーの温度が前記加熱制御
手段が制御する温度に達するまでの時間を計時する予備
加熱計時手段と、前記終了センサーの値と前記予備加熱
計時手段にて計時された時間により前記処理容器内の厨
芥の有無を判定する空判定手段を有し、前記空判定手段
は前記予備加熱計時手段が計時する時間が所定時間未満
の時のみ終了センサーから入力される値で前記処理容器
内に厨芥が有るか空かの判定を行い、所定時間以上であ
れば確実に厨芥が投入されていると判断することによ
り、環境温度等の広範囲な条件下で精度の良い空判定を
行うことができる。
2、図3を用いて説明する。
あり、22は本体21より脱着可能な処理容器で、その
内部に厨芥を収容する。23は処理容器22を設置する
ための本体21に固定した外容器であり、24は処理容
器22内に回転自在に配し、厨芥を撹拌・粉砕する撹拌
羽根であり、35は撹拌羽根24を駆動するモーターな
どの駆動手段である。25は本体21の内部を冷却する
冷却手段である冷却ファンであり、26は処理容器22
で発生する水蒸気を排出する排気通路であり、28は処
理容器22内の水蒸気を排気通路26を通して排気する
ための圧力を発生する吸引ファンであり、29は本体2
1の外部へ水蒸気を排出する排気口であり、27は排気
通路26上に設け、排気の脱臭を行う触媒であり、30
は処理容器22の上方に設け、処理容器内22の厨芥を
加熱する加熱ヒータであり、33は加熱ヒータ30が発
する熱を厨芥へと送風する乾燥ファンであり、31は処
理容器22内の雰囲気温度を検出する温度センサーであ
り、加熱ヒータ30と乾燥ファン33と温度センサー3
1と図2中の加熱制御手段37とで加熱乾燥手段38を
構成する。
路26内の排気の温度を検出する終了センサーである。
また、図2中の39は終了センサー32からの入力によ
り排気通路26の温度の最高値の検出と記憶を行い、加
熱乾燥を終了する時期を判定する終了判定手段である。
すなわち、電源が投入され処理が開始されると、加熱制
御手段37は、加熱ヒータ30をオンし、温度センサー
31から入力される温度情報が目標温度である130℃
になるまで立ち上げ、以後、温度センサー31から入力
される温度情報により、130℃より高ければ加熱ヒー
タ30をオフし、低ければオンし、温度センサー31の
温度が130℃付近を維持するよう加熱ヒータ30を制
御する。この時、乾燥ファン33を動作させることによ
り、処理容器22内の厨芥に温風があたり厨芥が加熱さ
れる。
はなく、本体21の各部にも伝導するので冷却ファン2
8により、加熱中も冷却を行う。また、厨芥の加熱と同
時に、撹拌羽根24により厨芥を粉砕することにより乾
燥が促進され、吸引ファン28により処理容器22内で
発生する水蒸気を吸引し、排気通路26を経由して排気
口29より強制排気することによっても乾燥が促進され
る。
け部分は、ステンレス等の比熱の大きな金属で構成して
おり、処理容器22内の空気が排気通路26を通って排
気され始めると終了センサー32の温度は立ち上がり、
厨芥が加熱されて水蒸気が発生し、排気通路26を水蒸
気が通過すると、終了センサー32の取り付け部の温度
は、水蒸気の比熱に大きく影響され、冷却ファン25の
冷却作用に対して90℃〜100℃と高温を保持した特
性となる。厨芥の乾燥が進み、排気通路26を通過する
空気に含まれる水分が無くなると、冷却ファン25によ
る冷却の効果が大きくなり、終了センサー32の取り付
け部の温度は下がり、水分が無くなると、水蒸気が発生
しているときの終了センサー32の取り付け部の温度に
比べて60℃〜70℃と低温で安定した特性となる。
判定手段39は、図3に示すように、終了センサー32
による検出温度が最も高くなるA時点での温度を最高値
として記憶する。また、終了判定手段39においては、
最高値Aに対して、△t1と△t2の2つの所定値(以
下、温度判定値という)を△t1<△t2となるように
設定し、T1(△t1に対応)とT2(△t2に対応)
の2つの所定時間(以下、判定時間という)を、T1>
T2となるように設定している。終了センサー32の最
高値は、水蒸気の温度に大きく影響されるため、環境温
度等が異なってもほぼ安定した値となるが、水蒸気の少
なくなった状態の温度は環境温度等や、本体21の熱的
な特性によって異なるため、図3中の実線で示す特性と
なる場合や、点線で示す特性となる場合がある。今、実
線で示す特性が出現する割合が大きいとすると、ノイズ
等による終了判定手段39の誤判定で早働き(未乾燥)
しないよう判定温度を大きくとった△t2と、△t2に
対して最適な乾燥状態での加熱終了時期であるD時点で
終了判定が確定する判定時間T2の組み合わせを主判定
値として、点線で示す特性でも判定可能な、温度判定値
△t1と、E時点で終了判定が確定するようなT1の組
み合わせを副判定値として、図3中の実線で示す特性と
なる場合は主判定値での判定を優先してD時点で終了判
定を確定させ、点線で示す特性となる場合は主判定値で
は終了判定が確定しないため、副判定値を優先してE時
点で終了判定を確定させる。
加熱を終了するよう出力し、加熱制御手段37は、加熱
ヒータ30による130℃の加熱を終了し、冷却ファン
25による冷却を経て処理を終了する。
値より遅く(過乾燥)したのは、ノイズ等によって小さ
くとった判定温度△t1が成立しても、T2によりキャ
ンセルされる機会を大きくしたのと、少なくとも未乾燥
の状態で処理を終了する事の無いようにするためであ
る。
等の変化にも対応して、乾燥終了時期を検出し、ゴミ量
に関わらず自動で最適な乾燥状態で加熱乾燥を終了する
事ができる。
図5を用いて説明する。尚、上記実施例1と同一構成部
品については同一符号を付与し、その詳細な説明を省略
する。
温度情報により、最高値の検出と記憶を行う最高値記憶
手段であり、41は初期の判定温度と判定時間を有し、
終了センサー32の温度情報と最高値記憶手段42の最
高値により、一旦最高値−初期の判定温度以下となった
後、判定時間中に再度最高値−判定温度より高くなった
場合は、判定温度と判定時間を更新して加熱乾燥の終了
時期を判定する終了判定手段である。
すなわち、終了判定手段41は図5に示すように、本体
21の運転開始時に、判定温度△t1と判定時間T1を
初期の判定値として設定する。処理の過程において、最
高値記憶手段42は、終了センサー32の温度情報によ
り、図5中のA時点にて最高値を記憶し、終了判定手段
41は、最高値を入力して、この最高値に対して△t1
低下したB時点より判定時間T1の判定を開始する。ほ
とんどの場合は、図5中の点線で示すような特性とな
り、D時点で終了判定が確定し、加熱ヒータ30による
加熱は停止される。
状になっていた厨芥が割れて中から水蒸気が出てくる等
厨芥の状態に変化が起きたり、撹拌羽根24の攪拌動作
のタイミング等によっては、図5中の実線に示すように
再度温度が上昇する。
温度情報を入力し、C時点において△t1より上昇する
と、最高値記憶手段42に再度最高値の検出と記憶を行
うように出力し、最高値記憶手段42はE時点におい
て、最高値の更新を行う。乾燥もほぼ終了の時期であ
り、発生する水蒸気量も初期と比べて少ないことから、
C時点以後に現れる最高値はA時点での最高値に比較し
て小さいことが推定でき、終了判定手段41は、判定温
度△t2(<△t1)と判定時間T2(<T1)を設定
する。
新しい最高値を終了判定手段41に出力し、終了判定手
段41は、新しい最高値に対して判定温度△t2と判定
時間T2で判定を行い、G時点で乾燥終了時期と判定
し、加熱制御手段37に加熱を終了するよう出力する。
なった厨芥の割れ等の厨芥の状態の変化が発生しても、
追加で発生した水蒸気に見合った、最適な終了時期に加
熱乾燥を終了する事ができる。
図7を用いて説明する。尚、上記実施例1と同一構成部
品については同一符号を付与し、その詳細な説明を省略
する。
判定時間を有する終了判定手段であり、62は終了判定
手段61からの指示により計時を行う計時手段である。
図7中において、終了判定手段61は、A時点にて記憶
した最高値に対して△t低下したB時点から第1の判定
時間(第1の所定時間)T1の判定中、実線で示す特性
のように、C時点において、終了センサー32の検出温
度がB時点の温度より上昇した場合は計時手段62に計
時を開始するよう出力し、計時手段62は計時を開始す
る。
れる時間を入力して、計時される時間が第2の判定時間
(第2の所定時間)T2経過時の終了センサー32の検
出温度がB時点での温度以下であればE時点において加
熱を終了するよう加熱制御手段37に出力する。点線で
示すような通常の特性の場合はB時点以降はB時点での
温度を超えないので、D時点で加熱を終了する。
き、T2経過時の終了センサー32の温度情報が△tよ
り大きければ、終了判定手段61は、再度計時を開始す
るよう計時手段62に出力し、再度T2経過時に判定を
行う。
発生した水蒸気量に見合った最適な終了時期に加熱乾燥
を終了する事ができ、終了センサー32の温度変化が小
さくなるような厨芥の割れ等の状態の変化にも精度良く
対応することができる。
図9を用いて説明する。尚、上記実施例4と同一構成部
品については同一符号を付与し、その詳細な説明を省略
する。
した後でも、終了センサー32の検知温度により、再度
加熱乾燥の実行を判定するようにした終了検知手段であ
る。
すなわち、終了判定手段82が図9中のA時点で記憶し
た最高値に対してB時点以後判定温度△t低下した後、
判定時間T1が経過し、C時点で終了判定が確定して加
熱乾燥を終了し、図9中の点線で示す特性の場合は、C
時点より予め設定しておいた時間Tcの間、冷却ファン
25による本体21各部の冷却を行い、E時点で全処理
を終了する。
線で示す特性のように、終了センサー32の温度が再度
B時点での温度より高くなると、終了判定手段81は処
理容器22内に再度水蒸気が発生したと判断し、B時点
より所定時間T2だけ加熱乾燥処理を行うよう加熱制御
手段37に出力する。所定時間T2の加熱乾燥の後に再
度冷却ファン25による冷却を時間Tcの間行い、G時
点で全処理行程を終了する。
厨芥の状態の変化により合わせて水分を除去できるの
で、最適な乾燥状態を得ることができる。
0、図11を用いて説明する。尚、上記実施例1と同一
構成部品については同一符号を付与し、その詳細な説明
を省略する。
熱手段であり、加熱ヒータ30と乾燥ファン33とから
構成され、91は温度センサー31による検出温度に応
じて加熱手段92を制御する加熱制御手段である。93
は、処理容器22内の厨芥の有無を判定する空判定手段
であり、94は温度センサー31の検出温度が加熱制御
手段91の有する制御温度に立ち上がるまでの時間を計
時する予備加熱計時手段である。
すなわち、電源が投入され処理が開始されると、加熱制
御手段91が、加熱ヒータ30をオンし、温度センサー
31から入力される温度情報が目標温度である130℃
になるまで立ち上げ、以降、温度センサー31から入力
される温度情報が130℃付近を保つよう、加熱ヒータ
30に供給する電力を制御する。
動作させて脱臭の準備を行い、電源投入から、触媒27
が脱臭能力を十分発揮するのに必要な所定時間が経過す
ると、冷却ファン25による冷却を開始し、吸引ファン
28を動作させて、処理容器22内の空気の排出を開始
する。同時に、加熱制御手段91は乾燥ファン33の動
作を開始させ、厨芥への温風の送風を開始する。この
時、図11中のA時点からB時点の間に示すように、吸
引ファン28、乾燥ファン33が動作することにより、
一旦温度センサー31による検出温度が低下するが、B
時点から吸引ファン28、乾燥ファン33が動作してい
る状況下において、130℃付近を維持する状態にな
る。
維持する処理容器22内の温度が安定した状態になる
と、図11中のC時点より撹拌羽根24の間欠運転を開
始させ、厨芥の粉砕乾燥を開始する。
を開始して、厨芥から発生する水蒸気量が安定するD時
点においては、常温では90℃〜100℃となるが、処
理容器22内に厨芥が入っていない場合は、水蒸気が発
生しないため、図11中の点線で示すように低い温度
(60℃〜70℃)となる。ところが、環境条件等を考
慮すると、厨芥が入っている場合と入っていない場合と
で、D時点における終了センサー32の温度の上下関係
が逆転する場合が出てくる。例えば、環境温度−20℃
で処理容器22に厨芥が大量に投入されている時は、D
時点での温度が約70℃となり、環境温度40℃で処理
容器22が空の時のD時点での温度は約75℃となる場
合がある。
理容器22内に厨芥が入っている時は、環境条件や厨芥
の量等により様々であるが、厨芥が入っていないとき
は、厨芥中の水分の気化で奪われる熱が無いため、温度
センサー31の温度の立ち上がりが早くなる。つまり、
この時間がある程度長ければ、処理容器22内には厨芥
が入っており、この時間がある時間以下の時のみ、D時
点における終了センサー32の温度検出により、厨芥が
入っているかどうかを判定することにより、判定の精度
を向上することができる。
1が乾燥ファン33の動作を開始させると計時を開始
し、図11中に示すように、温度センサー31の温度が
B時点に示すように再度130℃に到達すると、加熱制
御手段91からの入力により計時を停止し、空判定手段
93に、計時した時間を出力する。
判定時間Tと判定温度tを有しており、予備加熱計時手
段94から入力される時間が、判定時間T以上であれ
ば、攪拌羽根24が間欠運転を開始してから予め設定し
た時間経過したD時点ではなにも判定せず、処理容器2
2内に厨芥が入っているとして粉砕乾燥の処理を継続し
て行う。
は、終了センサー32から入力される温度の最高値の検
出と記憶をしており、D時点における最高値が判定温度
tより大きければ、処理容器22内に厨芥が入っている
と判定して粉砕乾燥の処理を継続して行い、t以下であ
れば、処理容器22は空で運転されていると判定して、
加熱制御手段91に加熱を終了するよう出力し、冷却フ
ァン25による本体22各部の冷却を経て処理を終了さ
せる。
22に厨芥が大量に投入されている時と、環境温度40
℃で処理容器22が空の時とに適用すると、前者は時間
が判定時間Tより長くなり、後者は短くなるので、後者
のみ終了センサー32の検出温度による判定を行い、前
者の場合は粉砕乾燥の処理を継続する。
所定値及び所定時間を環境変化などの変化に対応させて
複数設けることで、より精度よく、かつ環境条件等の変
化にも対応して、乾燥終了時期を検出し、ゴミ量に関わ
らず自動で最適な乾燥状態で加熱乾燥を終了する事がで
きる。
初の最高値より所定値を差し引いた値以上になると、以
後最高値記憶手段は終了センサーが検出する温度の最高
値の記憶値を更新し、更に終了判定手段は前記所定値と
所定時間を更新するようにしたので、終了時期の判定中
に固まりになった厨芥の割れ等の厨芥の状態の変化が発
生しても、追加で発生した水分に見合った、最適な終了
時期に加熱乾燥を終了する事ができる。
了判定手段は、計時手段にて計時される時間が第2の所
定時間経過時の終了センサーの値により加熱乾燥手段に
よる加熱を終了する時期を検出するようにしたので、終
了センサーの温度変化の小さな厨芥の状態の変化にも対
応することができ、追加で発生した水分に見合った、最
適な終了時期に加熱乾燥を終了する事ができる。
了判定手段は、冷却工程中に終了センサーの検出する温
度が所定値以上上昇すると、終了時期を延長し、再度、
前記加熱乾燥手段により加熱乾燥させるので、一旦加熱
乾燥を終了しても、厨芥の状態の変化により、再度水分
が発生すると、再度加熱乾燥を実行するので、最適な乾
燥状態を得ることができる。
判定手段は予備加熱計時手段が計時する時間が所定時間
未満の時のみ終了センサーから入力される値で処理容器
内に厨芥が有るか空かの判定を行い、所定時間以上であ
れば確実に厨芥が投入されていると判断することによ
り、環境温度等の広範囲な条件下で精度の良い空判定を
行うことができる。
成断面図
ク図
ク図
ク図
ブロック図
Claims (5)
- 【請求項1】 厨芥を収容する処理容器と、前記処理容
器内の厨芥を加熱する加熱乾燥手段と、加熱時に厨芥か
ら発生する水蒸気を外部に排気する排気通路と、前記排
気通路の温度を検出する終了センサーと、前記加熱乾燥
手段による加熱を終了する時期を判定する終了判定手段
を備え、前記終了判定手段は、前記終了センサーが検出
する温度の最高値より所定値低下した時点からの所定時
間で終了時期を判定するようにし、かつ、前記所定値、
所定時間のそれぞれを複数設定した厨芥処理機。 - 【請求項2】 厨芥を収容する処理容器と、前記処理容
器内の厨芥を加熱する加熱乾燥手段と、加熱時に厨芥か
ら発生する水蒸気を外部に排気する排気通路と、前記排
気通路の温度を検出する終了センサーと、前記加熱乾燥
手段による加熱を終了する時期を判定する終了判定手段
と、前記終了センサーが検出する温度の最高値を記憶す
る最高値記憶手段を備え、前記終了判定手段は、前記終
了センサーが検出する温度の最高値より所定値低下した
時点からの所定時間で終了時期を判定するようにし、前
記終了センサーが検出する温度が、最初の最高値より所
定値低下した時点から所定時間の間に、最初の最高値よ
り所定値を差し引いた値以上になると、以後最高値記憶
手段は終了センサーが検出する温度の最高値の記憶値を
更新し、更に終了判定手段は前記所定値と所定時間を更
新するようにした厨芥処理機。 - 【請求項3】 厨芥を収容する処理容器と、前記処理容
器内の厨芥を加熱する加熱乾燥手段と、加熱時に厨芥か
ら発生する水蒸気を外部に排気する排気通路と、前記排
気通路の温度を検出する終了センサーと、前記加熱乾燥
手段による加熱を終了する時期を判定する終了判定手段
と、前記終了センサーが検出する温度が一旦最高値から
所定値を差し引いた値以下となった後、第1の所定時間
経過までに最高値から所定値を差し引いた値以上となる
時点から計時を開始する計時手段を備え、前記終了判定
手段は、前記計時手段にて計時される時間が第2の所定
時間経過時の前記終了センサーの値により加熱乾燥手段
による加熱を終了する時期を検出するようにした厨芥処
理機。 - 【請求項4】 厨芥を収容する処理容器と、前記処理容
器内の厨芥を加熱する加熱乾燥手段と、加熱時に厨芥か
ら発生する水蒸気を外部に排気する排気通路と、前記排
気通路の温度を検出する終了センサーと、前記加熱乾燥
手段による加熱を終了する時期を判定する終了判定手段
と、本体内部を冷却する冷却手段を備え、前記加熱乾燥
手段による加熱を終了し、前記冷却手段により本体及び
本体内部を冷却する冷却工程の後、全処理工程を終了す
る構成であって、前記終了判定手段は、冷却工程中に終
了センサーの検出する温度が所定値以上上昇すると、終
了時期を延長し、再度、前記加熱乾燥手段により加熱乾
燥させる厨芥処理機。 - 【請求項5】 厨芥を収容する処理容器と、加熱時に厨
芥から発生する水蒸気を外部に排気する排気通路と、前
記排気通路の温度を検出する終了センサーと、前記加熱
乾燥手段によって加熱された本体内部を冷却する冷却手
段と、前記処理容器内の厨芥を加熱する加熱手段と、前
記加熱手段による加熱温度を検出する温度センサーと、
前記温度センサーの検出する値により前記加熱手段によ
る加熱温度を制御する加熱制御手段と、前記温度センサ
ーの温度が前記加熱制御手段が制御する温度に達するま
での時間を計時する予備加熱計時手段と、前記終了セン
サーの値と前記予備加熱計時手段にて計時された時間に
より前記処理容器内の厨芥の有無を判定する空判定手段
を有する厨芥処理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28940697A JP3760601B2 (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 厨芥処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28940697A JP3760601B2 (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 厨芥処理機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11123370A true JPH11123370A (ja) | 1999-05-11 |
JP3760601B2 JP3760601B2 (ja) | 2006-03-29 |
Family
ID=17742834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28940697A Expired - Fee Related JP3760601B2 (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 厨芥処理機 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3760601B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117233337A (zh) * | 2023-11-16 | 2023-12-15 | 娜谷环保科技(深圳)有限公司 | 一种基于风扇反馈智能判定厨余垃圾烘干程度的方法 |
-
1997
- 1997-10-22 JP JP28940697A patent/JP3760601B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN117233337A (zh) * | 2023-11-16 | 2023-12-15 | 娜谷环保科技(深圳)有限公司 | 一种基于风扇反馈智能判定厨余垃圾烘干程度的方法 |
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