JP3791160B2 - 厨芥処理機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生ごみ等の厨芥を処理するための厨芥処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の厨芥処理機を、図21を用いて説明する。
【0003】
図21は従来の厨芥処理機の概略構成図である。図21において、1は厨芥処理機本体であり、2は脱着可能な厨芥の処理容器であり、3は本体1に固定された外容器であり、処理容器2を外容器3の内部に設置する構成となっている。4は処理容器2の下方より外容器3を介して処理容器2を加熱して厨芥を乾燥させる加熱ヒータであり、5は処理容器2内に設けた厨芥を撹拌するための撹拌羽根であり、6は撹拌羽根5を回転駆動する駆動モータであり、撹拌羽根5と駆動モータ6とで撹拌手段13を構成する。
【0004】
7は本体1内を冷却する冷却ファンであり、8は処理容器2に接して処理容器2を介して厨芥の温度を検出する温度センサーであり、9は処理容器2内で発生する水蒸気を排出する排気通路であり、10は厨芥の処理過程において処理容器2内の厨芥より発生する臭気を脱臭する排気通路9に設けた触媒であり、11は負圧を発生させて処理容器2内の水蒸気を吸引し、排出するための吸引ファンであり、冷却ファン7を駆動する電動機(図示せず)によって駆動される。
【0005】
加熱ヒータ4は温度センサー8による検出温度に応じて、加熱制御手段(図示せず)で制御される。12は吸引ファンで排出された水蒸気を本体1の外部へと放出する排気口である。
【0006】
上記構成において、温度センサー8により一定温度となるよう加熱制御手段に制御されながら加熱ヒータ4は下方より処理容器2を介して厨芥を加熱すると共に、撹拌羽根5にて厨芥を撹拌・粉砕する事により、効率よく厨芥の水分を蒸発させる。厨芥より発生した水蒸気は処理容器2内から排気通路9へと排出され、臭気を含んだ排気は触媒10を通過して脱臭され、排気口12より排出される。
【0007】
又、他の従来例として、図示しないが、処理容器を開閉する蓋体に加熱用のヒータとファンを設け、生ごみの表面に温風をあてて、乾燥させるものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の厨芥処理機で、厨芥を加熱するのに処理容器2を下方のみより加熱するものは、厨芥の上部は加熱されにくく、また、厨芥を短時間で乾燥処理するために処理容器2上部もある程度の温度となるよう加熱手段の出力を大きめにする必要があり、その為部分的に温度の非常に高い所が生じ、乾燥処理の出来上がりにも処理容器2へのこびり着き等の不具合が発生する場合があるという問題点を有していた。又、蓋体にヒータやファンを設けたものは、生ごみの表面のみを加熱する為、乾燥に時間がかかる問題があった。
【0009】
本発明は、以上のような従来の課題を解決するものであって、加熱手段の出力を分割して、処理容器を均等に加熱し、短時間で効率よく、最適な仕上がりととなるよう乾燥処理を行える厨芥処理機を提供する事を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、厨芥を入れる処理容器と、前記処理容器の上部を加熱する第1の加熱手段と、前記処理容器の下部を加熱する第2の加熱手段と、前記第1の加熱手段近傍に設けられ前記処理容器の上部の温度を検出する第1の温度センサーと、前記第2の加熱手段近傍に設けられ前記処理容器の下部の温度を検出する第2の温度センサーと、前記第1の温度センサーの検出温度と前記第2の温度センサーの検出温度の各々が所定温度になるよう、前記第1の加熱手段と前記第2の加熱手段の出力を制御する加熱制御手段を有し、前記第1の温度センサーの検出温度と前記第2の温度センサーの検出温度とが同一温度になるように、前記処理容器を加熱するもので、熱源を分割して処理容器を均等に加熱し、第1の温度センサと第2の温度センサが処理容器の上部と下部の温度を監視し、加熱制御手段が上部と下部が同一温度となるよう第1の加熱手段と第2の加熱手段の出力を制御することにより、処理容器全体を最適な温度に保ち、最適な仕上がりを得ることができ、また、処理開始後直ちに処理容器の上部も加熱するので処理時間を短縮することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明は、厨芥を入れる処理容器と、前記処理容器の上部を加熱する第1の加熱手段と、前記処理容器の下部を加熱する第2の加熱手段と、前記第1の加熱手段近傍に設けられ前記処理容器の上部の温度を検出する第1の温度センサーと、前記第2の加熱手段近傍に設けられ前記処理容器の下部の温度を検出する第2の温度センサーと、前記第1の温度センサーの検出温度と前記第2の温度センサーの検出温度の各々が所定温度になるよう、前記第1の加熱手段と前記第2の加熱手段の出力を制御する加熱制御手段を有し、前記第1の温度センサーの検出温度と前記第2の温度センサーの検出温度とが同一温度になるように、前記処理容器を加熱する構成としたので、第1の温度センサと第2の温度センサにより、加熱制御手段が処理容器の上部と下部の温度を監視しながら処理容器の上部と下部の両側から加熱するよう第1の加熱手段と第2の加熱手段の出力を制御するので、処理容器の温度の立ち上がりを早くすることができ、また、処理容器を所望の温度分布にて加熱することができる。
【0012】
請求項2記載の発明は、厨芥を入れる処理容器と、前記処理容器内の上部を加熱する第1の加熱手段と、前記処理容器の下部を加熱する第2の加熱手段と、前記第1の加熱手段と前記第2の加熱手段の間に設けられ前記処理容器の温度を検出する温度センサーと、前記温度センサーからの入力により、前記第1の加熱手段と前記第2の加熱手段の出力を制御する加熱制御手段を備え、前記加熱制御手段が前記第1の温度センサーからの入力に対して前記第1の加熱手段の出力を制御する第1の温度判定値と、前記第2の加熱手段の出力を制御する第2の温度判定値を有して、前記第1の加熱手段と第2の加熱手段の出力を制御する構成において、前記加熱制御手段が前記温度センサからの入力に対して前記第1の加熱手段の出力を制御する第1の温度判定値と、前記第2の加熱手段の出力を制御する第2の温度判定値を有して、前記第1の加熱手段と第2の加熱手段の出力を制御するを有する構成としたので、加熱制御手段は1つの温度センサーで第1の加熱手段と第2の加熱手段の制御を行い、処理容器の温度の立ち上がりを早くすることができ、また、均等な温度分布を得ることができる。
【0013】
請求項3記載の発明は、厨芥を入れる処理容器と、前記処理容器内の上部を加熱する第1の加熱手段と、前記処理容器の下部を加熱する第2の加熱手段と、前記第1の加熱手段と前記第2の加熱手段の間に設けられ前記処理容器の温度を検出する温度センサーと、前記温度センサーから入力される温度に応じて第1の加熱手段の出力を決定する第1の出力決定手段と、第2の加熱手段の出力を決定する第2の出力決定手段と、前記第1の出力決定手段と前記第2の出力決定手段で決定される出力にて前記第1の加熱手段と前記第2の加熱手段の各々を制御する加熱制御手段を有するものである。このように、第1の出力決定手段と第2の出力決定手段で決定される出力にて第1の加熱手段と第2の加熱手段の各々を制御する加熱制御手段を設けたので、加熱制御手段は第1の温度センサーから入力される温度のレベルに対応した複数の出力で第1の加熱手段と第2の加熱手段の各々を制御し、1つの温度センサーで処理容器の温度の立ち上がりを早くすることができ、また、処理容器を所望の温度分布にて加熱することができる。
【0014】
請求項4記載の発明は、処理開始からの本体の動作時間を計時する第1の計時手段を有し、加熱制御手段が前記第1の計時手段の時間により所定時間経過時に第1の加熱手段の出力を下げるようにしたので、加熱制御手段は第1の計時手段からの入力により、処理容器内の厨芥の乾燥が進んで減量され処理容器内側の上部の空間に厨芥が無くなる所定時間経過時に、第1の加熱手段の出力を下げるので、無駄な熱を発生させることなく、効率的に乾燥処理を行うことができる。
【0015】
請求項5記載の発明は、処理容器の上方に前記処理容器内の空気を撹拌する撹拌ファンと、処理開始からの本体の動作時間を計時する第1の計時手段を有し、加熱制御手段が前記第1の計時手段の時間により所定時間経過時に第2の加熱手段の出力を下げるよう制御するので、撹拌ファンにより処理容器内の空気を撹拌しながら乾燥処理を行い、加熱制御手段は第1の計時手段からの入力により、乾燥が進んで減量された厨芥が処理容器底面に堆積されて第2の加熱手段による熱が処理容器内に伝導し難くなる所定時間経過時に、第2の加熱手段の出力を下げるので、無駄な熱を発生させることなく、効率的に乾燥処理を行うことができる。
【0016】
請求項6記載の発明は、処理容器内で発生する水蒸気を外部へ排出する排気通路と、前記排気通路に設けられ排気通路の温度を検出する第3の温度センサーとを備え、前記第3の温度センサーの検知温度に応じて、第1の加熱手段、もしくは第2の加熱手段の出力を下げる構成としたので、第3の温度センサーからの温度情報により、第1の加熱手段、もしくは第2の加熱手段の出力を下げるので、乾燥処理の進行度合いに対応した最適な、切り換え時期を検出でき、無駄な熱を発生させることなく、効率的に乾燥処理を行うことができる。
【0017】
請求項7記載の発明は、第1の温度センサーまたは温度センサーの出力に応じて第2の加熱手段をON・OFFさせることにより所定の温度範囲に保つよう温度制御を行う加熱制御手段と、第2の加熱手段のON・OFF時間を計時する第2の計時手段と、前記第2の計時手段の計時時間により、第1の加熱手段、もしくは第2加熱手段の出力を下げるようにしたので、第2の計時手段で計時される時間により、第1の加熱手段、もしくは第2の加熱手段の出力を下げるので、専用の温度センサーを設けることなく、乾燥処理が進んだ最適な切り換え時期を検出でき、無駄な熱を発生させず、効率的に乾燥処理を行うことができる。
【0018】
請求項8記載の発明は、第2の温度センサーまたは温度センサーの温度により、第1の加熱手段、もしくは第2加熱手段の出力を下げる時期を検出する出力切り換え検出手段を有し、前記切り換え検出手段からの入力により加熱制御手段が第1の加熱手段、もしくは第2加熱手段の出力を下げる構成としたので、切り換え検出手段は、乾燥処理が進んで厨芥中の水分が減少すると熱の伝導特性が変化するために発生する第2の温度センサー部のレベルの変化を検出して切り換え時期であると加熱制御手段に出力し、加熱制御手段が第1の加熱手段、もしくは第2の加熱手段の出力を下げるので、専用の温度センサーを設けることなく、簡単な構成で、乾燥処理が進んだ最適な切り換え時期を検出でき、無駄な熱を発生させず、効率的に乾燥処理を行うことができる。
【0019】
【実施例】
(実施例1)
以下本発明の第1の実施例について図1、図2、図3を用いて説明する。なお、従来と同一構成部品については同一符号を付し説明を省略する。
【0020】
図1において、21は処理容器2の上部を周囲から加熱するよう外容器3の上部外周に設置した第1の加熱手段であり、22は処理容器2の下部を加熱する第2の加熱手段であり、23は処理容器2に接して第1の加熱手段の近傍に設けた第1の温度センサーであり、24は処理容器2に接して処理容器2の底面に設けた第2の温度センサーである。
【0021】
図2において、25は第1の温度センサー23と第2の温度センサーからの温度入力値により、第1の加熱手段21と第2の加熱手段22の出力(電力)を制御する加熱制御手段であり、26は加熱制御手段25と冷却ファン7と撹拌手段13と触媒10の供給電力を制御して一連の乾燥処理を行う制御手段である。
【0022】
上記構成による作用は以下の通りである。すなわち、電源が投入され処理が開始されると、制御手段26は、加熱制御手段25に第1の加熱手段21と第2の加熱手段22を動作させるよう指示すると共に、触媒10に電力を供給し動作させる。また、制御手段26は、処理開始からの時間を計時しており、処理容器22内の厨芥の温度が立ち上がり、触媒10が脱臭能力を十分発揮できる温度に到達するのに必要な所定時間が経過すると、冷却ファン7、吸引ファン11に通電して冷却と処理容器22内の空気の排出を開始し、撹拌手段13を間欠動作させ、厨芥を撹拌・粉砕し、乾燥を促進する。
【0023】
加熱制御手段25は、第1の温度センサー23からの温度入力に対して130℃を、第2の温度センサー24からの温度入力に対しても130℃を目標温度にある範囲内で温度を保つように、第1の加熱手段21と第2の加熱手段22の出力(供給電力)を制御し、第1の温度センサー23からの温度入力に対しては第1の加熱手段21の出力を、第2の温度センサー24からの温度入力に対しては第2の加熱手段22の出力を制御する。
【0024】
加熱制御手段25は制御手段26からの指示により、第1の加熱手段21をオンし、図3に示すように、第1の温度センサー23の温度出力が130℃より高くなるとオフし、第1の温度センサー23の取り付け位置が熱源である第1の加熱手段21から多少離れていることにより生じる熱的なオーバーシュートを経た後、第1の温度センサー23の温度出力が130℃より低くなると第1の加熱手段21をオンし、第1の温度センサー23の取り付け部の温度が平均的に130℃となるよう第1の加熱手段21の出力を制御する。また、第2の加熱手段22に関しても第2の温度センサー24からの温度入力に対して同様に制御を行う。
【0025】
第1の温度センサー23の温度は、第1の加熱手段21による影響を、第2の温度センサー24の温度は、第2の加熱手段22による影響を受けるが、処理容器2の上部と下部の温度を監視して、第1の温度センサー23、第2の温度センサー24各々に最も近い熱源を制御することにより、処理容器2の温度としては、所望の温度分布(上部130℃、下部130℃)にて乾燥処理を行うことができる。
【0026】
(実施例2)
次に、本発明の第2の実施例について図4、図5、図6を用いて説明する。なお、上記第1の実施例と同一構成部品については同一符号を付与し、その詳細な説明を省略する。
【0027】
図4において、31は処理容器2に接して、第1の加熱手段21と第2の加熱手段22の間に設けた温度センサーであり、本実施例においては、第2の加熱手段22に近くなるよう配置しており、第1の加熱手段21の出力<第2の加熱ヒータ22の出力となるように設定している。
【0028】
図5において、32は温度センサー31からの温度入力により第1の加熱手段21と第2の加熱手段22の出力(供給電力)を制御する加熱制御手段である。
【0029】
上記構成による作用は以下の通りである。すなわち、加熱制御手段32は、第1の加熱手段21を制御するための第1の判定温度として130℃を、第2の加熱手段22を制御するための第2の判定温度として120℃を有しており、図6に示すように、第1の加熱手段に関しては温度センサー31の温度出力が130℃より高くなるとオフし、熱的なオーバーシュートを経た後、温度センサー31の温度出力が130℃より低くなると第1の加熱手段21をオンし、第2の加熱手段22に関しても第2の判定温度120℃に対して同様に制御を行う。
【0030】
処理容器2に投入した厨芥がまだ多量の水分を含み、厨芥の体積が大きい時は、温度センサー31を処理容器2の下部に近い位置に設置しているので、温度センサー31の温度特性は水分の気化熱により温度上昇がある程度押さえられ、温度センサー31の温度が120℃と低い方の判定温度である第2の判定温度より高くなり、第2の加熱手段をオフすると、温度センサー31の温度は130℃に到達する前に低下し始め、図6に示すように第1の加熱手段21はオンし続けるが、厨芥が水分を多量に含んでいる時に、処理容器2が厨芥を乾燥するのに必要な熱を処理容器2の上部から供給していることになる(第1の判定温度と第2の判定温度の温度差を、高い方の判定温度より高くならないよう設定する)。
【0031】
乾燥処理が進み、処理容器2内の厨芥の水分が減少して体積も減量されると、温度センサー31部分にあった厨芥も無くなり、気化熱で奪われる熱も無くなるので、冷却能力が一定であれば、熱が蓄積されることになる。
【0032】
この時、温度センサー31の温度が上昇しやすくなり、図6中に示すように、120℃(第2の判定温度)で第2の加熱手段22をオフしてもオーバーシュートが大きくなり、第1の判定温度で第1の加熱手段21をオフし、厨芥のない処理容器2の上部の温度を押さえることにより、処理中常に処理容器2の温度を均一に保つことができる。
【0033】
(実施例3)
次に、本発明の第3の実施例について図4、図7、図8を用いて説明する。なお、上記第2の実施例と同一構成部品については同一符号を付与し、その詳細な説明を省略する。
【0034】
図7において、41は温度センサー31からの温度情報により、第1の加熱手段21の出力(供給電力)を決定する第1の出力決定手段であり、42は第1の温度センサー31からの温度情報により、第2の加熱手段22の出力(供給電力)を決定する第2の出力決定手段であり、43は第1の出力決定手段41と第2の出力決定手段42からの指示により、第1の加熱手段21と第2の加熱手段22の供給電力と動作を制御する加熱制御手段である。
【0035】
上記構成による作用は以下の通りである。すなわち、処理を開始すると、第1の出力決定手段と第2の出力決定手段は図8に示すようなテーブルに従い、第1の加熱手段21に関しては、温度センサー31の温度が105℃になるまで、第2の加熱手段22に関しては、温度センサー31の温度が110℃になるまで、100%で第1の加熱手段21、第2の加熱手段22各々を動作させるよう加熱制御手段43に指示する。
【0036】
加熱制御手段43は、第1の出力決定手段41と第2の出力決定手段42からの指示により、第1の加熱手段21と第2の加熱手段22に100%で電力供給を行い、処理容器2の温度を全体的に一気に立ち上げる(図8に示すテーブルは、温度センサー31の配置による温度センサー31の温度出力と、第1の加熱手段21と第2の加熱手段22による処理容器2の上部と下部の温度との相関より決定する)。
【0037】
第1の加熱手段21に関しては、温度が立ち上がり、温度センサー31の温度出力が110℃を越えると、第1の出力決定手段41は、第1の加熱手段21の供給電力を80%にするよう加熱制御手段43に指示を出力し、第1の出力決定手段41は、温度センサー31から入力される温度情報が上昇すると供給電力を下げ、目標温度に徐々に近づけることにより、熱的なオーバーシュートの少ない、安定した温度を得ることができる。
【0038】
第2の加熱手段22に関しても同様に、第2の出力決定手段42が温度センサー31からの温度情報により、目標温度に徐々に近づけることにより、安定した温度を得ることができ、処理容器2の上部と下部が、反対にある加熱手段によるオーバーシュートの影響を受けない安定した温度分布を得ることができる。
【0039】
(実施例4)
次に、本発明の第4の実施例について図9、図10を用いて説明する。なお、上記第2の実施例と同一構成部品については同一符号を付与し、その詳細な説明を省略する。
【0040】
図9において、51は処理開始からの時間を計時する第1の計時手段であり、52は第1の加熱手段21と第2の加熱手段22の動作を制御し、また計時手段51からの時間情報により、第1の加熱手段21の出力(供給電力)を切り換えて制御する加熱制御手段である。53は、加熱制御手段52と冷却ファン7と撹拌手段13と触媒10を制御して一連の乾燥処理を行い、処理開始時に第1の計時手段51に計時開始の指示を出力する制御手段である。
【0041】
上記構成による作用は以下の通りである。すなわち、電源が投入され処理が開始されると、制御手段53は、加熱制御手段52に第1の加熱手段21と第2の加熱手段22を動作させるよう指示すると共に、触媒10を動作させ、第1の計時手段51に計時開始の指示を出力する。また、制御手段53も、処理開始からの時間を計時しており、処理容器22内の厨芥の温度が立ち上がり、触媒10が脱臭能力を十分発揮するのに必要な所定時間が経過すると、冷却ファン7をオンして冷却と処理容器22内の空気の排出を開始し、撹拌手段13を間欠動作させ、厨芥を撹拌・粉砕し、乾燥を促進する。
【0042】
第1の計時手段51は、制御手段53から計時開始の指示を受け取ると計時を開始し、処理開始時からの経過時間を常時、加熱制御手段52に出力する。
【0043】
加熱制御手段52は、制御手段53から処理開始の指示を入力すると、第1の温度センサー31から入力される温度が、ある範囲内で130℃を保つように第1の加熱手段21と第2の加熱手段22の出力(供給電力)を制御しながら乾燥処理を進める。
【0044】
乾燥が進み、厨芥中の水分がほとんど蒸発し、乾燥処理も終盤にさしかかると、乾燥処理の初期には処理容器2内で容積を占めていた厨芥も、減量されて、処理容器2内の底の部分に集中的に存在し、処理容器2の上部を加熱しても厨芥の乾燥にはほとんど影響無く、また、上部を加熱し続けると上部に飛び散った厨芥を処理容器2にこびりつかせてしまうこともある。
【0045】
加熱制御手段52は、厨芥が減量されて処理容器2内の底の部分に集中する時間を予め設定しており、第1の計時手段51から入力される処理開始からの時間が設定した時間(図10中に示すT)になると、第1の加熱手段21の動作を停止し、処理容器2の上部の加熱を終了し、以降は処理容器2内の底の部分に集中した厨芥を下部の第2の加熱手段22のみで加熱することにより、効率的に乾燥を完了し、こびりつきの無い最適な仕上がりを得ることができる。
【0046】
なお、第1の実施例に示す温度センサーを2つ有するものにおいても本構成を採用することができ、この場合も本実施例と同様な効果を奏する。
【0047】
(実施例5)
次に、本発明の第5の実施例について図11,図12,図13を用いて説明する。なお、上記第4の実施例と同一構成部品については同一符号を付与し、その詳細な説明を省略する。
【0048】
図11において61は処理容器2内の空気を撹拌するための処理容器2の上方に設けた撹拌ファンである。
【0049】
図12において、62は第1の加熱手段21と第2の加熱手段22の動作を制御し、また第1の計時手段51からの時間情報により、第2の加熱手段22の出力(供給電力)を切り換えて制御する加熱制御手段である。63は、加熱制御手段62と冷却ファン7と撹拌手段13と触媒10と撹拌ファン61を制御して一連の乾燥処理を行い、処理開始時に第1の計時手段51に計時開始の指示を出力する制御手段である。
【0050】
上記構成による作用は以下の通りである。すなわち、撹拌ファン61の動作タイミングは、冷却ファン7に同期して動作させ、第1の加熱手段21と第2の加熱手段22にて上部と下部で均等に加熱された処理容器2内の空気を循環させることにより、処理容器2の温度分布を更に均等にし、最適な温度で厨芥を加熱することにより、きれいな乾燥の仕上がりを得ることができる。
【0051】
乾燥が進み、厨芥中の水分がほとんど蒸発し、乾燥処理も終盤にさしかかると、乾燥処理の初期には処理容器2内で容積を占めていた厨芥も、減量されて、処理容器2内の底の部分に集中するため、第2の加熱手段22により発せられた熱が厨芥の底の部分に遮られてしまい、厨芥の上の部分まで伝達し難くなる。
【0052】
加熱制御手段62は、厨芥が減量されて処理容器2内の底の部分に集中する時間を予め設定しており、第1の計時手段51から入力される処理開始からの時間が設定した時間(図13中に示すT1)になると、第2の加熱手段22の動作を停止し、処理容器2の下部からの加熱を終了し、以降は処理容器2内の底の部分に集中した厨芥を上部の第1の加熱手段21のみで加熱し、撹拌ファン61で処理容器2内空気を循環し、熱せられた空気を厨芥の上から当てることにより、効率的に乾燥を完了し、こびりつきの無い最適な仕上がりを得ることができる。
【0053】
なお、第1の実施例に示す温度センサーを2つ有するものにおいても本構成を採用することができ、この場合も本実施例と同様な効果を奏する。
【0054】
(実施例6)
次に、本発明の第6の実施例について図14,図15,図16を用いて説明する。なお、上記第2の実施例と同一構成部品については同一符号を付与し、その詳細な説明を省略する。
【0055】
図14において、71は排気通路9を通過する蒸気の温度検出する排気通路9に接して設けた第3の温度センサーである。
【0056】
図15において、72は第3の温度センサー71から入力される温度情報により、乾燥処理の終盤の時期を判断して、第1の加熱手段21の出力を切り換える時期を検出する出力切り換え検出手段であり、73は第1の加熱手段21と第2の加熱手段22の動作を制御し、また、出力切り換え検出手段72からの指示により第1の加熱手段21の出力を切り換えて制御する加熱制御手段である。
【0057】
上記構成による作用は以下の通りである。すなわち、処理を開始し、制御手段26が冷却ファン7を動作させると、同期して吸引ファン11が動作し、排気が開始される。排気が開始されると、処理容器2内の空気が排気通路9を通って排出され、図16に示すように第3の温度センサー71の設置部の温度が立ち上がる。厨芥が加熱され、水蒸気が発生し、排気通路9を水蒸気が通過すると、第3の温度センサーの設置部の温度は、水蒸気の比熱に大きく影響され、冷却ファン7の冷却作用に対して図16に示すようにある程度の温度を保持した特性となる。乾燥が進み厨芥から発生する水分が減少し、排気通路9を通過する空気に含まれる水分が減少してくると、冷却の効果が大きくなり、第3の温度センサー71の温度は低下してくる。
【0058】
出力切り換え検出手段72は、処理開始時から、第3の温度センサー71からの温度情報を常時入力し、第3の温度センサー71の温度が立ち上がってから、図16のA点に示すようなピーク温度を記憶する。以降、ピーク温度に対する温度低下を監視し、ピーク温度からの温度低下が予め設定した温度△tとなる点(図16中のB点)を第1の加熱手段21の動作を停止させる時期と判断して、第1の加熱手段21への電力供給を停止させるよう加熱制御手段73に出力する(△tはピーク温度に対し、乾燥処理の終盤の所望の時期となるよう設定する)。
【0059】
加熱制御手段73は、出力切り換え検出手段72からの指示により、第1の加熱手段21への電力供給を停止させることにより、投入した厨芥の量に対応して、最適な時期に、第1の加熱手段21の動作を切り換えることができ、処理容器2の余分な発熱を抑えて効率的に乾燥処理を行うことができる。
【0060】
上記実施例では、ピーク温度(A点)より△t下がった時点で、第1の加熱手段21への通電を停止させたが、逆に第2の加熱手段22の通電をやめ、第1の加熱手段21を継続して制御しても良い。また、第1の実施例に示す温度センサーを2つ有するものにおいても本構成を採用することができ、この場合も本実施例と同様な効果を奏する。
【0061】
(実施例7)
次に、本発明の第7の実施例について図17,図18を用いて説明する。なお、上記第2の実施例と同一構成部品については同一符号を付与し、その詳細な説明を省略する。
【0062】
図17において、81は第2の加熱手段22のオフ時間を計時する第2の計時手段であり、82は第2の計時手段81で計時される時間により、第1の加熱手段21の出力(供給電力)を切り換える時期を検出する出力切り換え検出手段であり、83は第1の加熱手段21と第2の加熱手段22の動作を制御し、また、出力切り換え検出手段82からの指示により第1の加熱手段21の出力を切り換えて制御する加熱制御手段である。
【0063】
上記構成による作用は以下の通りである。すなわち、加熱制御手段83は、図18に示すように、温度センサー31の出力に応じて、第1の加熱手段21、第2の加熱手段22のオン・オフを繰り返し、厨芥が所定の温度範囲内に保たれるように制御している。すなわち、温度センサー31の出力が所定の温度を越えると第1の加熱手段21、または第2の加熱手段22をオフし、逆に温度センサー31の出力が所定の温度を下回ると第1の加熱手段21、または第2の加熱手段22をオンするよう制御して加熱・乾燥させている。
【0064】
この動作において、加熱制御手段83は第2の計時手段81に、第2の加熱手段22がオフする時期とオンする時期に信号を出力しており、第2の計時手段はこの信号により、第2の加熱手段22がオフしている時間(図18中のT2)を計時して、計時した結果を出力切り換え検出手段82に出力している。
【0065】
第2の加熱手段22のオフしている時間は、乾燥が進み、水分蒸発量が減少してくると長くなる傾向があり、出力切り換え検出手段81は、予め設定した乾燥処理の終盤のオフ時間(図18中のT3)に相当する時間を判定時間として有しており、第2の計時手段81の出力する時間T2がこの判定時間T3より長くなると、第1の加熱手段21の動作を停止させる時期と判断して、第1の加熱手段21への電力供給を停止させるよう加熱制御手段83に出力する。
【0066】
加熱制御手段83は、出力切り換え検出手段82からの指示により、第1の加熱手段21への電力供給を停止させることにより、専用の温度センサーを設けることなく、投入した厨芥の量に対応して、乾燥処理終盤に第1の加熱手段21の動作を切り換えることができ、効率的に乾燥処理を行うことができる。
【0067】
なお、第1の実施例に示す温度センサーを2つ有するものにおいても本構成を採用することができ、つまり、第2の温度センサー24により第2の加熱手段22のオン・オフを繰り返し、厨芥が所定の温度範囲内に保たれるように制御すれば、本実施例と同様な効果を奏する。
【0068】
(実施例8)
次に、本発明の第8の実施例について図19,図20を用いて説明する。なお、上記第2の実施例と同一構成部品については同一符号を付与し、その詳細な説明を省略する。
【0069】
図19において、91は温度センサー31からの温度情報を入力して、第1の加熱手段21の出力(供給電力)を切り換える時期を検出する出力切り換え検出手段であり、92は第1の加熱手段21と第2の加熱手段22の動作を制御し、また、出力切り換え検出手段91からの指示により第1の加熱手段21の出力を切り換えて制御する加熱制御手段である。
【0070】
上記構成による作用は以下の通りである。すなわち、加熱制御手段92は、温度センサー31の検出温度に応じて、第1の加熱手段21と第2の加熱手段22のオン・オフを繰り返し、厨芥が所定の温度範囲内(図20中では130℃が目標温度)に保たれるように制御している。
【0071】
図20に示すように、温度センサー31の温度出力が上昇から下降に変化する際に現れる最も大きな温度センサー31の値をVnとすると、出力切り換え検出手段91は、温度センサー31からの温度情報を入力して、処理開始後、2回目のVn(=V2)に対して、V2とVnを比較していき、VnがV2に対して所定の値ΔV以上大きくなった時点(Vn≧V1+ΔV)を第1の加熱手段21の動作を停止させる時期と判断して、第1の加熱手段21への電力供給を停止させるよう加熱制御手段92に出力する。
【0072】
加熱制御手段92は、出力切り換え検出手段91からの指示により、第1の加熱手段21への電力供給を停止させることにより、簡単な構成で、投入した厨芥の量に対応して、乾燥処理の終盤に、第1の加熱手段21の動作を切り換えることができ、効率的に乾燥処理を行うことができる。
【0073】
なお、第1の実施例に示す温度センサーを2つ有するものにおいても本構成を採用することができ、つまり、第2の温度センサー24により第2の加熱手段22のオン・オフを繰り返し、厨芥が所定の温度範囲内に保たれるように制御すれば、第2の温度センサー24の温度情報により第2の加熱手段21への電力を低下させるタイミングを検出でき、本実施例と同様な効果を奏する。
【0074】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、処理容器の上部と下部で温度制御を行いながら、処理初期より処理容器全体を加熱できるので処理時間を短縮することができ、処理容器を最適な温度分布で加熱することにより、最適な仕上がりを得ることができる。
【0075】
請求項2記載の発明によれば、第1の加熱手段と第2の加熱手段の間に温度センサーを設けて、温度センサーの温度出力のみで第1の加熱手段と第2の加熱手段を制御することにより、1つの温度センサーで処理時間の短縮ができ、最適な仕上がりを得ることができる。
【0076】
請求項3記載の発明によれば、温度センサーから入力される温度のレベルに対応した複数の出力で第1の加熱手段と第2の加熱手段の各々を制御することにより、より安定した温度で処理容器全体を加熱することができ、更なる時間短縮と、最適な仕上がりを得ることができる。
【0077】
請求項4記載の発明によれば、処理開始からの時間を計時する第1の計時手段を設けることにより、厨芥が処理容器の容積を占めているときは、上部からの加熱により乾燥を促進し、乾燥が進んで減量され処理容器内側の上部の空間に厨芥が無くなると、上部の発熱量を下げるので、無駄な熱を発生させることなく、効率的に乾燥処理を行うことができる。
【0078】
請求項5記載の発明によれば、処理開始からの時間を計時する第1の計時手段と、処理容器内の空気を撹拌する撹拌ファンを設けることにより、乾燥が進んで減量された厨芥が処理容器底面に堆積されて下部からの熱が処理容器内に伝導し難くなると下部からの発熱量を押さえるので、無駄な熱を発生させることなく、効率的に乾燥処理を行うことができる。
ができる。
【0079】
請求項6記載の発明によれば、排気通路に水蒸気の温度検出する第3の温度センサーと、第3の温度センサーの温度出力により、乾燥終盤を検出して第1又は第2の加熱手段を制御することにより、乾燥の終盤を精度よく検出でき、厨芥の量に対応した最適な時期に自動で処理容器の上部または下部の発熱量をおさえて、効率的に乾燥処理を行うことができる。
【0080】
請求項7記載の発明によれば、第2の加熱手段のオン・オフ周期を計時する第2の計時手段と、第2の計時手段の計時する時間により、乾燥終盤を検出すて第1又は第2の加熱手段のみを制御することにより、専用のセンサーを設けることなく、乾燥の終盤を検出でき、効率的に乾燥処理を行うことができる。
【0081】
請求項8記載の発明によれば、第2の温度センサーまたは温度センサーの温度出力により乾燥終盤を検出する出力切り換え検出手段を設けることにより、簡単な構成で乾燥の終盤を検出でき、効率的に乾燥処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す厨芥処理機の概略構成図
【図2】 同厨芥処理機の動作ブロック図
【図3】 同厨芥処理機の第1・第2の加熱手段の動作説明図
【図4】 本発明の第2の実施例を示す厨芥処理機の概略構成図
【図5】 同厨芥処理機の動作ブロック図
【図6】 同厨芥処理機の第1・第2の加熱手段の動作説明図
【図7】 本発明の第3の実施例を示す厨芥処理機の動作ブロック図
【図8】 同厨芥処理機の第1、第2の加熱手段の出力判定を示す図
【図9】 本発明の第4の実施例を示す厨芥処理機の動作ブロック図
【図10】 同厨芥処理機の第1の温度センサー出力特性図
【図11】 本発明の第5の実施例を示す厨芥処理機の概略構成図
【図12】 同厨芥処理機の動作ブロック図
【図13】 同厨芥処理機の温度センサー出力特性図
【図14】 本発明の第6の実施例を示す厨芥処理機の概略構成図
【図15】 同厨芥処理機の動作ブロック図
【図16】 同厨芥処理機の第3の温度センサー出力の特性図
【図17】 本発明の第7の実施例を示す厨芥処理機の動作ブロック図
【図18】 同厨芥処理機の第2の加熱手段の温度特性図
【図19】 本発明の第8の実施例を示す厨芥処理機の動作ブロック図
【図20】 同厨芥処理機の温度センサーの温度出力の特性図
【図21】 従来の厨芥処理機の概略構成図
【符号の説明】
2 処理容器
21 第1の加熱手段
22 第2の加熱手段
23 第1の温度センサー
24 第2の温度センサー
25 加熱制御手段
31 温度センサー
32 加熱制御手段
41 第1の出力決定手段
42 第2の出力決定手段
43 加熱制御手段
51 第1の計時手段
52 加熱制御手段
61 撹拌ファン
62 加熱制御手段
71 第3の温度センサー
72 出力切り換え検出手段
73 加熱制御手段
81 第2の計時手段
82 出力切り換え検出手段
83 加熱制御手段
91 出力切り換え検出手段
92 加熱制御手段

Claims (8)

  1. 厨芥を入れる処理容器と、前記処理容器の上部を加熱する第1の加熱手段と、前記処理容器の下部を加熱する第2の加熱手段と、前記第1の加熱手段近傍に設けられ前記処理容器の上部の温度を検出する第1の温度センサーと、前記第2の加熱手段近傍に設けられ前記処理容器の下部の温度を検出する第2の温度センサーと、前記第1の温度センサーの検出温度と前記第2の温度センサーの検出温度の各々が所定温度になるよう、前記第1の加熱手段と前記第2の加熱手段の出力を制御する加熱制御手段を有し、前記第1の温度センサーの検出温度と前記第2の温度センサーの検出温度とが同一温度になるように、前記処理容器を加熱する厨芥処理機。
  2. 厨芥を入れる処理容器と、前記処理容器内の上部を加熱する第1の加熱手段と、前記処理容器の下部を加熱する第2の加熱手段と、前記第1の加熱手段と前記第2の加熱手段の間に設けられ前記処理容器の温度を検出する温度センサーと、前記温度センサーからの入力により、前記第1の加熱手段と前記第2の加熱手段の出力を制御する加熱制御手段を備え、前記加熱制御手段が前記温度センサーからの入力に対して前記第1の加熱手段の出力を制御する第1の温度判定値と、前記第2の加熱手段の出力を制御する第2の温度判定値を有して、前記第1の加熱手段と第2の加熱手段の出力を制御する厨芥処理機。
  3. 厨芥を入れる処理容器と、前記処理容器内の上部を加熱する第1の加熱手段と、前記処理容器の下部を加熱する第2の加熱手段と、前記第1の加熱手段と前記第2の加熱手段の間に設けられ前記処理容器の温度を検出する温度センサーと、前記温度センサーから入力される温度に応じて第1の加熱手段の出力を決定する第1の出力決定手段と、第2の加熱手段の出力を決定する第2の出力決定手段と、前記第1の出力決定手段と前記第2の出力決定手段で決定される出力にて前記第1の加熱手段と前記第2の加熱手段の各々を制御する加熱制御手段を有する厨芥処理機。
  4. 処理開始からの本体の動作時間を計時する第1の計時手段を有し、加熱制御手段が前記第1の計時手段の時間により所定時間経過時に第1の加熱手段の出力を下げるよう制御する請求項1〜3のいずれか1項に記載の厨芥処理機。
  5. 処理容器の上方に前記処理容器内の空気を撹拌する撹拌ファンと、処理開始からの本体の動作時間を計時する第1の計時手段を有し、加熱制御手段が前記第1の計時手段の時間により所定時間経過時に第2の加熱手段の出力を下げるよう制御する請求項1〜3のいずれか1項に記載の厨芥処理機。
  6. 処理容器内で発生する水蒸気を外部へ排出する排気通路と、前記排気通路に設けられ排気通路の温度を検出する第3の温度センサーとを備え、前記第3の温度センサーの検知温度に応じて、第1の加熱手段、もしくは第2の加熱手段のいずれかの出力を下げる請求項1〜3のいずれか1項に記載の厨芥処理機。
  7. 第2の温度センサーまたは温度センサーの出力に応じて第2の加熱手段をON・OFFさせることにより所定の温度範囲に保つよう温度制御を行う加熱制御手段と、第2の加熱手段のON・OFF時間を計時する第2の計時手段と、前記第2の計時手段による計時時間により、第1の加熱手段、もしくは第2加熱手段の出力を下げる請求項1〜3のいずれか1項に記載の厨芥処理機。
  8. 第2の温度センサーまたは温度センサーの温度により、第1の加熱手段、もしくは第2加熱手段の出力を下げる時期を検出する出力切り換え検出手段を有し、前記切り換え検出手段からの入力により加熱制御手段が第1の加熱手段、もしくは第2加熱手段の出力を下げる請求項1〜3のいずれか1項に記載の厨芥処理機。
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