JP3509174B2 - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

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JP3509174B2
JP3509174B2 JP07194794A JP7194794A JP3509174B2 JP 3509174 B2 JP3509174 B2 JP 3509174B2 JP 07194794 A JP07194794 A JP 07194794A JP 7194794 A JP7194794 A JP 7194794A JP 3509174 B2 JP3509174 B2 JP 3509174B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に家庭の台所で発生
する生ごみなどの厨芥を処理する厨芥処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、厨芥処理装置は加熱源により、燃
焼熱を用いる方式、マイクロ波を用いる方式、電気ヒー
タを用いる方式などが挙げられる。燃焼熱を用いる厨芥
処理装置はガス燃料、液体燃料などを用いるため、装置
全体が複雑で大型になり、安全性にも難点がある。マイ
クロ波を用いる厨芥処理装置はマイクロ波が厨芥中の水
分に選択的に吸収されるため、含水率の高い厨芥の乾燥
処理には適しているが、安全性、制御性にやや難点があ
る。これらに対し、電気ヒータを用いる厨芥処理装置は
安全性、制御性が優れており、装置としても小型、低コ
スト化を図りやすい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電気ヒータを用いる厨芥処理装置では、ヒー
タにより厨芥を加熱する場合、厨芥から水蒸気を発生さ
せるためにヒータ周囲の温度を100℃以上に設定し過
熱蒸気とする必要があるが、この状態で加熱しつづける
と、乾燥が終了しても温度変化が少なく(ほぼヒータの
設定温度のまま)、乾燥終了時を検知することが困難と
なる。乾燥終了時を的確に検知できなければ、乾燥時間
が長くなって、加熱コストが無駄になるだけでなく、厨
芥に焦げを発生させることになり、非衛生的であるとい
う問題を有していた。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、加熱
手段として電気ヒータを用いても乾燥終了時を的確に検
知できるようにすることを目的としている。
【0005】また、厨芥処理装置の使用状態、外気温度
の変化などにより、蒸気量の発生度合いが変化し、乾燥
処理中にも最高値から所定量以上変化したときにも、乾
燥終了時を的確に検知できるようにし、誤動作をなくす
ことを目的としている。
【0006】また、厨芥を加熱する加熱手段の出力制御
を容易にして、乾燥終了時に近づくにしたがって、水蒸
気の発生量の減少を精度よく検知できるようにすること
を目的としている。
【0007】また、厨芥に熱風を効率よく加え、蒸気の
発生量を増加するとともに、構成的に安定した蒸気の流
路を作り、蒸気温度の検知を安定させ、乾燥終了時を的
確に検知し、厨芥を乾燥状態にして腐敗しないようにす
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、厨芥収納容器と、厨芥収納容器内の厨芥を
加熱する加熱手段と、前記厨芥から発生する水蒸気を凝
縮させる凝縮器と、前記厨芥収納容器の近傍の雰囲気温
を検知する第1温度検知手段と、前記厨芥収納容器よ
前記凝縮器へ流出した水蒸気の温度を前記凝縮器で
知する第2温度検知手段とを備え、前記厨芥収納容器の
近傍の雰囲気温度が所定温度になるように前記第1温度
検知手段によって加熱手段の出力を制御し、前記第2温
度検知手段の検知温度が、最高値から所定量低下した時
点で、乾燥処理を終了させるようにしたしたことを第1
の課題解決手段としている。
【0009】また、乾燥処理中における第2温度検知手
段の検知温度が、外気温度の影響を補正処理した所定値
に達した時点で、乾燥処理を終了させるようにしたこと
第2の課題解決手段としている。
【0010】また、乾燥処理中における第2温度検知手
段の検知温度が、下降開始時から所定時間経過した時点
乾燥処理を終了させるようにしたことを第3の課題解
決手段としている。
【0011】また、乾燥処理中における第2温度検知手
段の検知温度が、所定温度以下で、かつ所定時間一定値
を維持しつづけた時点で、厨芥収納容器内を空状態と検
し、乾燥処理を終了させるようにしたことを第4の
題解決手段としている。
【0012】また、乾燥処理中における厨芥収納容器よ
凝縮器へ流出した水蒸気の前記凝縮器での温度測定を
加熱手段のオン/オフ期間のある同じタイミングごとに
行うようにしたことを第5の課題解決手段としている。
【0013】また、厨芥収納容器内に厨芥を撹拌する回
転刃を備え、制御手段は、乾燥処理中における厨芥収納
容器より凝縮器へ流出した水蒸気の前記凝縮器での温度
測定を前記回転刃のオン/オフ期間のある同じタイミン
グごとに行うようにしたことを第6の課題解決手段とし
ている。
【0014】また、制御手段は、乾燥処理中における
2温度検知手段の検知温度が最高値から所定量、かつ所
定時間連続で低下した時点で乾燥処理を終了させるよう
にしたことを第7の課題解決手段としている。
【0015】また、制御手段は、乾燥処理中における厨
芥収納容器より凝縮器へ流出した水蒸気の温度を所定時
間周期で少なくとも1回以上の所定回数だけ前記凝縮器
にて温度測定を行い、前記温度の測定結果の平均値と、
前記温度の最高値から所定量を差し引いた温度と比較
し、平均値が低いときには終了と判定して乾燥処理を終
了させるようにしたことを第8の課題解決手段としてい
る。
【0016】また、制御手段は、乾燥処理中における
2温度検知手段の検知温度の最高値が高ければ所定量を
大きく、低ければ所定量を小さく設定し、最高値からそ
の所定量低下した時点で乾燥処理を終了させるようにし
たことを第9の課題解決手段としている。
【0017】また、外気温度を測定する外気温度測定手
段を備え、制御手段は、乾燥処理中における第2温度検
知手段の検知温度が、最高値から外気温度の影響を補正
処理した所定量分だけ低下した時点で乾燥処理を終了さ
せるようにしたことを第10の課題解決手段としてい
る。
【0018】また、制御手段は、乾燥処理中における
2温度検知手段の検知温度が最高値に達した時点の外気
温度を記憶し、その外気温度と終了時の外気温度の変化
量に補正係数を掛けた値を所定量に加算し、最高値から
前記加算された所定量分だけ低下した時点で乾燥処理を
終了させるようにしたことを第11の課題解決手段とし
ている。
【0019】また、制御手段は、乾燥処理中における
2温度検知手段の検知温度が外気温度により決まる所定
温度以下を所定時間維持しつづけた時点で厨芥収納容器
内を空状態と判定し、乾燥処理を終了させるようにした
ことを第12の課題解決手段としている。
【0020】また、制御手段は、乾燥処理中における厨
芥収納容器より凝縮器へ流出した水蒸気の前記凝縮器で
温度測定を加熱手段のオン/オフ期間のある同じタイ
ミングごとに行うようにしたことを第13の課題解決手
段としている。
【0021】また、厨芥収納容器内に厨芥を撹拌する回
転刃を備え、制御手段は、乾燥処理中における厨芥収納
容器より凝縮器へ流出した水蒸気の前記凝縮器での温度
測定を前記回転刃のオン/オフ期間のある同じタイミン
グごとに行うようにしたことを第14の課題解決手段と
している。
【0022】また、制御手段は、処理開始後、乾燥処理
を必ず一定時間以上行うようにしたことを第15の課題
解決手段としている。
【0023】また、第2温度検知手段で温度検知開始
後、最高温度を常に更新しながら最高温度より設定され
た温度以上に温度が低下したときに加熱手段の通電を停
止するようにしたことを第16の課題解決手段としてい
る。
【0024】また、第1温度検知手段を、厨芥収納容器
の上方に設けた蓋に取着したこと第17の課題解決手
段としている。
【0025】また、加熱手段は、厨芥収納容器内の空気
を撹拌する遠心ファンよりなる撹拌ファンと、撹拌ファ
ンによる撹拌空気を熱風とするヒータとよりなり、前記
ヒータの近傍に第1温度検知手段を設けたことを第18
課題解決手段としている。
【0026】また、撹拌ファンの後部にエアーガイドを
設けたことを第19の課題解決手段としている。
【0027】また、撹拌ファンの前面に中央部より外周
部の開孔率が大きいファンカバーを備えたことを第20
課題解決手段としている。
【0028】また、厨芥から発生する水蒸気を凝縮させ
る凝縮器と、厨芥収納容器より前記凝縮器へ流出する水
蒸気の蒸気経路とを備えたことを第21の課題解決手段
としている。
【0029】また、厨芥収納容器の上方に設けた開閉可
能な蓋を備え、前記厨芥収納容器の上端部と前記蓋の下
面とを一定の間隙をもって配置して前記厨芥収納容器よ
り凝縮器へ流出する蒸気経路を形成したことを第22の
課題解決手段としている。
【0030】また、凝縮器の上部を上段部の内径を下段
部より大きくした二段構成とし、前記上段部の外壁面に
第2温度検知手段を取着したことを第23の課題解決手
段としている。
【0031】また、凝縮器の外面を冷却する冷却ファン
を備え、第2温度検知手段を冷却ファンと対向した凝縮
器の外壁面に配設したことを第24の課題解決手段とし
ている。
【0032】また、第2温度検知手段を断熱材でカバー
したことを第25の課題解決手段としている。
【0033】また、厨芥収納容器と凝縮器の隙間を、厨
芥収納容器と蓋内面との隙間より大きくしたことを第2
6の課題解決手段としている。
【0034】また、凝縮器の上部に、下部より径の大き
い蒸気溜まり部を形成し、蒸気溜まり部の外部に第2温
度検知手段を設けたことを第27の課題解決手段として
いる。
【0035】また、凝縮器に外方向に突出するように溝
部を形成し、前記溝部の外壁に第2温度検知手段を設け
たことを第28の課題解決手段としている。
【0036】また、凝縮器と厨芥収納容器を偏心して設
け、凝縮器と厨芥収納容器の隙間のもっとも大きい部分
の凝縮器外壁に第2温度検知手段を設けたことを第29
の課題解決手段としている。
【0037】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
厨芥収納容器と、厨芥収納容器内の厨芥を加熱する加熱
手段と、前記厨芥から発生する水蒸気を凝縮させる凝縮
器と、前記厨芥収納容器の近傍の雰囲気温度を検知する
第1温度検知手段と、前記厨芥収納容器より前記凝縮器
へ流出した水蒸気の温度を前記凝縮器で検知する第2温
度検知手段とを備え、前記厨芥収納容器の近傍の雰囲気
温度が所定温度になるように前記第1温度検知手段によ
って加熱手段の出力を制御し、前記第2温度検知手段の
検知温度が、最高値から所定量低下した時点で、乾燥処
理を終了させるようにしたことにより、焦げを発生させ
ることなく、乾燥終了時を的確に検知することが可能と
なる。なお、乾燥された厨芥は厨芥収納容器に残るが、
嵩が減っており、また、乾燥して水分活性が低下してい
るので、そのまま厨芥収納容器内にいれていても、腐敗
したり、かびが発生することはない。したがって、厨芥
収納容器が一杯になるまで、乾燥した厨芥の上に、次々
厨芥を入れて乾燥処理することができる。
【0038】また、凝縮器に設けた第2温度検知手段の
検知温度が、最高値から所定量低下した時点で、乾燥状
態を判定するため、一つの温度検知手段で検知できるた
め、誤差が少なく安定し、またコストも安くできる。
【0039】また、第2の課題解決手段により、凝縮器
に設けた第2温度検知手段の検知温度が、外気温度の影
響を補正処理した所定値に達した時点で乾燥状態を判定
するため、外気温度の変動に強い安定した乾燥終了検知
ができる。
【0040】また、第3の課題解決手段により、凝縮器
に設けた第2温度検知手段の検知温度が、下降開始時か
ら所定時間経過した時点で乾燥状態を判定するため、簡
単な制御で検知でき、時間により確実に乾燥終了でき
る。また一つの温度検知手段だけで済むため、コストが
安くできる。
【0041】また、第4の課題解決手段により、凝縮器
に設けた第2温度検知手段の検知温度によって、厨芥収
納容器内を空状態と検知し、乾燥処理を終了させるた
め、未然に空乾燥を防ぐことができ、余分な電気を節約
できる。
【0042】また、第5の課題解決手段により、乾燥処
理中における厨芥収納容器より凝縮器へ流出した水蒸気
前記凝縮器での温度測定を加熱手段のオン/オフ期間
のある同じタイミングごとに行うことにより、乾燥処理
中における凝縮器の温度が、加熱手段のオン/オフの変
化により変化する影響を少なくすることができ、焦げを
発生させることなく、乾燥処理中に誤って早く処理を終
わることがなく、乾燥終了時を的確に検知することがで
きる。
【0043】また、第6の課題解決手段により、乾燥処
理中における厨芥収納容器より凝縮器へ流出した水蒸気
前記凝縮器での温度測定を前記回転刃のオン/オフ期
間のある同じタイミングごとに行うことにより、乾燥処
理中における凝縮器の外壁面の温度が、回転刃のオン/
オフの変化により、変化する影響を少なくすることがで
き、焦げを発生させることなく、乾燥処理中に誤って早
く処理を終わることがなく、乾燥終了時を的確に検知す
ることができる。
【0044】また、第7の課題解決手段により、厨芥を
厨芥収納容器に投入した後、加熱手段を作動させると、
加熱された加熱手段周囲の空気が厨芥を加熱し始め、厨
芥の温度が上昇し、やがて水蒸気を発生し厨芥は乾燥し
ていく。厨芥収納容器内の雰囲気温度が所定温度になる
ように加熱手段の出力を制御し、厨芥の焦げを防止しな
がら乾燥処理を継続する。乾燥終了時に近づくと水蒸気
量が減少するため、凝縮器の外壁面の温度が変化する。
【0045】したがって、前記厨芥収納容器より凝縮器
へ流出した水蒸気の温度を前記凝縮器にて検知する第2
温度検知手段の検知温度の変化量が所定量以上所定時間
継続したときに乾燥処理を終了させることにより、焦げ
を発生させることなく、乾燥処理中に誤って早く処理を
終わることがなく、乾燥終了時を的確に検知することが
できる。
【0046】また、第8の課題解決手段により、乾燥処
理中における厨芥収納容器より凝縮器へ流出した水蒸気
の温度を所定時間周期で少なくとも1回以上の所定回数
だけ前記凝縮器にて温度測定を行い、温度の測定結果の
平均値と、前記温度の最高値から所定量を差し引いた温
度と比較し、平均値が低いときには終了と判定して乾燥
処理を終了させることにより、焦げを発生させることな
く、乾燥処理中に誤って早く処理を終わることがなく、
乾燥終了時を的確に検知することができる。
【0047】また、第9の課題解決手段により、乾燥処
理中における第2温度検知手段の検知温度の最高値が高
ければ所定量を大きく、低ければ所定量を小さく設定
し、最高値からその所定量低下した時点で乾燥処理を終
了させることにより焦げを発生させることなく、外気温
度が変化しても厨芥を同じ乾燥率に仕上げることがで
き、乾燥終了時を的確に検知することができる。
【0048】また、第10の課題解決手段により、乾燥
処理中における第2温度検知手段の検知温度が、最高値
から外気温度の影響を補正処理した所定量分だけ低下し
た時点で乾燥処理を終了させることにより、外気温度が
変化しても厨芥を同じ乾燥率に仕上げることができ、乾
燥終了時を的確に検知することができる。
【0049】また、第11の課題解決手段により、乾燥
処理中における第2温度検知手段の検知温度が最高値に
達した時点の外気温度を記憶し、その外気温度と終了時
の外気温度の変化量に補正係数を掛けた値を所定量に加
算し、最高値から前記加算された所定量分だけ低下した
時点で乾燥処理を終了させることにより、外気温度が変
化しても、厨芥を同じ乾燥率に仕上げることが、乾燥終
了時を的確に検知することができる。
【0050】また、第12の課題解決手段により、乾燥
処理中における第2温度検知手段の検知温度が外気温度
により決まる所定温度以下で、かつ所定時間を維持しつ
づけた時点で厨芥収納容器内を空状態と判定し、乾燥処
理を終了させることにより、焦げを発生させることな
く、乾燥処理中に誤って早く処理を終わることがなく、
乾燥終了時を的確に検知することができる。
【0051】また、第13の課題解決手段により、乾燥
処理中における厨芥収納容器より凝縮器へ流出した水蒸
気の前記凝縮器での温度測定を加熱手段のオン/オフ期
間のある同じタイミングごとに行うことにより、乾燥処
理中における凝縮器の温度が、加熱手段のオン/オフの
変化により変化する影響を少なくすることができ、焦げ
を発生させることなく、乾燥処理中に誤って早く処理を
終わることがなく、乾燥終了時を的確に検知することが
できる。
【0052】また、第14の課題解決手段により、乾燥
処理中における厨芥収納容器より凝縮器へ流出した水蒸
気の前記凝縮器での温度測定を回転刃のオン/オフ期間
のある同じタイミングごとに行うことにより、乾燥処理
中における凝縮器の外壁面の温度が、回転刃のオン/オ
フの変化により、変化する影響を少なくすることがで
き、焦げを発生させることなく、乾燥処理中に誤って早
く処理を終わることがなく、乾燥終了時を的確に検知す
ることができる。
【0053】また、第15の課題解決手段により、処理
開始後、乾燥処理を必ず一定時間以上行うことにより乾
燥処理中に停電などがあり、停電復帰後、停電前の余熱
の影響で誤って早く処理を終わることがなく、乾燥終了
時を的確に検知することができる。
【0054】また、第16の課題解決手段により、外気
の温度が変化しても、誤動作がなく、精度良く乾燥終了
時を的確に検知することができる。
【0055】また、第17の課題解決手段により、厨芥
を厨芥収納容器に投入した後、加熱手段を作動させる
と、加熱された加熱手段周囲の空気が厨芥を加熱し始め
る。厨芥の温度が上昇し、やがて水蒸気を発生し厨芥は
乾燥していく。厨芥収納容器内の雰囲気温度が所定温度
になるように、第1温度検知手段によって加熱手段出力
を制御し、厨芥の焦げを防止しながら、乾燥処理を継続
する。第1温度検知手段が厨芥収納容器の上方に設けた
蓋内に設置できるため、設置性もよく、また水蒸気にさ
らされることも無いため、サ−ミスタが使え実用性が高
い。そして、乾燥終了時に近づくと水蒸気量が減少する
ため、凝縮器の外壁面の温度が変化する。したがって、
前記厨芥収納容器より流出する水蒸気の温度を検知する
第2温度検知手段の温度変化量が所定量以上になったと
きに乾燥処理を終了させることにより、焦げを発生させ
ることなく、乾燥終了時を的確に検知することができ
る。
【0056】また、第18の課題解決手段により、乾燥
の途中段階で熱風が蒸気を含む場合には、ヒータの放射
熱よりも蒸気の影響を受け、蒸気すなわち厨芥収納容器
内の温度を測定することになり、厨芥収納容器内が乾燥
温度になるよう頻繁にヒータの入力が入り乾燥を早める
ことができる。乾燥が進み熱風内の蒸気が少なくなる
と、第1温度検知手段はヒータの放射熱からの影響を受
けやすくなり、ヒータ自体の温度を測定するようになっ
てヒータの過昇防止およびヒータ消費電力の節約をする
ことができる。
【0057】また、第19の課題解決手段により、厨芥
を撹拌ファンとヒータを用いて熱風加熱するとき、エア
ーガイドによって撹拌ファンから前方向へ吹き出す熱風
量が増加し、厨芥に多く熱が加わって厨芥からの蒸気発
生速度がはやくなり、乾燥時間が短縮でき、かつ厨芥収
納容器より流出する水蒸気の温度を検知する第2温度検
知手段の一時的な温度変動量が減少し、検知精度を安定
させることができる。
【0058】また、第20の課題解決手段により、撹拌
ファンの風の流れは、撹拌ファン中央部から風を吸い込
み、エアーガイドの働きで、撹拌ファンの外周部より風
を前方向へ吹き出すため、撹拌ファンの前面に中央部よ
り外周部の開孔率が大きいファンカバーを備えること
で、ファンカバーの遮蔽による風量減少を少なくするこ
とができる。
【0059】また、第21の課題解決手段により、厨芥
を厨芥収納容器に投入した後、加熱手段を作動させる
と、加熱された加熱手段周囲の空気が厨芥を加熱し始め
る。厨芥の温度が上昇し、やがて水蒸気を発生し厨芥は
乾燥していく。厨芥収納容器内の雰囲気温度が所定温度
になるように、第1温度検知手段によって加熱手段出力
を制御し、厨芥の焦げを防止しながら、乾燥処理を継続
する。乾燥終了時に近づくと水蒸気量が減少するため、
凝縮器の外壁面の温度が変化する。このとき、凝縮器の
外壁面の第2温度検知手段の近傍に、厨芥収納容器より
前記凝縮器へ流出する水蒸気の蒸気経路を設けているた
め、第2温度検知手段が水蒸気の熱量を受けやすくな
り、温度変化量を感度良く的確に検知できる。したがっ
て、凝縮器の外壁面に設けた第2温度検知手段の温度変
化量が所定量以上になったときに乾燥処理を終了させる
ことにより、焦げを発生させることなく、乾燥終了時を
的確に検知することができる。
【0060】また、第22の課題解決手段により、厨芥
を厨芥収納容器に投入した後、加熱手段を作動させる
と、加熱された加熱手段の周囲の空気が厨芥を加熱し始
める。厨芥の温度が上昇し、やがて蒸気を発生し厨芥は
乾燥していく。発生した蒸気は、厨芥収納容器上端部と
蓋下面との一定の間隙をもった蒸気経路を通り、凝縮器
へ流出する。その際、上記間隙寸法を比較的狭く設定
し、厨芥収納容器と凝縮器間での蒸気の出入り量を調整
することで、凝縮器外側に設けた第2温度検知手段の一
時的な温度変動量を少なくすることができ、検知精度が
安定し、第2温度検知手段の温度変化量が所定量以上に
なった乾燥終了時点を的確に検知することができる。
【0061】また、第23の課題解決手段により、凝縮
器の上部に上段部の内径を下段部より大きくすることに
より蒸気溜まりを形成でき、この蒸気溜まりの外壁面に
第2温度検知手段を取着することにより、蒸気温度を安
定して検知できる。
【0062】また、第24の課題解決手段により、冷却
ファンと対向した凝縮器の外壁面の温度分布は、他の箇
所よりは蒸気の熱量を早く放熱するため、この箇所に、
第2温度検知手段を設けることで第2温度検知手段の乾
燥終了時点での温度変化量が大きくとれ、乾燥終了検知
精度を安定できる。
【0063】また、第25の課題解決手段により、外気
が低いときにも、第2温度検知手段の検知温度が変動す
ることがなく、誤動作をなくすることができ、精度良く
乾燥終了時点を的確に検知することができる。
【0064】また、第26の課題解決手段により、厨芥
収納容器と凝縮器で形成される隙間を、厨芥収納容器の
上端部と蓋の内面で形成される隙間より大きくしてある
ので、厨芥収納容器から出た水蒸気が凝縮器に流入する
際一気に膨脹拡散し、凝縮器内で蒸気が広がり、凝縮器
の温度が均一になり、第2温度検知手段による温度検知
の精度を高めることができる。
【0065】また、第27の課題解決手段により、凝縮
器の上部に、下部より径の大きい蒸気溜まり部を形成
し、蒸気溜まり部の外部に第2温度検知手段を設けてい
るので、発生する水蒸気が大量に第2温度検知手段の取
りつけ部に達するようになり、精度良く温度を検知し、
乾燥終了時点を的確に検知することができる。
【0066】また、第28の課題解決手段により、凝縮
器に外方向に突出するように溝部を形成し、前記溝部の
外壁に第2温度検知手段を設けているので、発生する水
蒸気が大量に第2温度検知手段の取りつけ部に達するよ
うになり、精度良く温度を検知し、乾燥終了時点を的確
に検知することができる。
【0067】また、第29の課題解決手段により、凝縮
器と、厨芥収納容器を偏心して設け、凝縮器と厨芥収納
容器の隙間のもっとも大きい部分の凝縮器外壁に第2温
度検知手段を設けているので、発生する水蒸気が大量に
第2温度検知手段の取りつけ部に達するようになり、精
度良く温度を検知し、乾燥終了時点を的確に検知するこ
とができる。
【0068】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1を参照し
ながら説明する。
【0069】図に示すように、断熱容器1は、内部に厨
芥収納容器2を設置しており、厨芥収納容器2の内壁に
は固定刃3を設けている。回転刃4は、回転軸をモ−タ
5に連結されている。第1温度検知器(第1温度検知手
段)6は、厨芥収納容器2内の雰囲気温度を検知するよ
うに厨芥収納容器2内に位置して設置している。第2温
度検知器(第2温度検知手段)7は、厨芥収納容器2よ
り凝縮器8へ流出した水蒸気の温度を検知するもので、
凝縮器8の外壁面に設置している。
【0070】断熱容器1の外周部には、凝縮器8とこの
凝縮器8の外面を空冷するための冷却ファン9とを設置
している。凝縮器8の下部には凝縮水流出部10を設け
ており、凝縮水流出部10の一部から厨芥21から発生
するガス(臭気を含む)を放出させるガス放出管11に
触媒装置12を設けている。凝縮水流出部10の下側に
は凝縮水容器13を設けている。凝縮器8の上部には蓋
14を設けており、蓋14の内面には加熱手段として撹
拌ファン15とヒータ16を設置している。
【0071】また、蓋14はヒンジ17により厨芥処理
装置本体18に対して開閉可能にし、かつ、蓋14には
厨芥21から発生する水蒸気がもれないように蓋パッキ
ン19を設けている。断熱容器1と厨芥収納容器2の上
端部と蓋14の下面とは間隙のある状態で配置され、厨
芥21から発生する水蒸気の通路となる。フ−ド20
は、撹拌ファン15とヒ−タ16による熱風が、厨芥収
納容器2と蓋14の下面との間隙よりショ−トパスして
逃げるのを防ぎ、厨芥21に有効に供給されるために設
けている。
【0072】上記構成においてその動作を説明すると、
厨芥収納容器2に投入された厨芥21は、回転刃4によ
り撹拌されるとともに回転刃4と固定刃3により粉砕さ
れる。撹拌ファン15とヒ−タ16による熱風は蓋14
の下面とフ−ド19と厨芥収納容器2で形成される空間
内を循環し、この空間内の空気を撹拌しながら厨芥21
を加熱する。厨芥収納容器2内の雰囲気温度が所定温度
になるように、第1温度検知器6によって、ヒータ16
出力を制御し、厨芥21の焦げを防止しながら乾燥処理
を継続する。
【0073】加熱された厨芥21からは水蒸気が発生し
凝縮器8に溢れ出る。断熱容器1の働きで、厨芥収納容
器2内部に比べ凝縮器8の温度は低いため、水蒸気は凝
縮し、凝縮水は凝縮水容器13に集められる。乾燥終了
時に近づくと、水蒸気の発生量が減少するため、凝縮器
8の外壁側面に設けた第2温度検知器7の温度が変化
(低下)する。したがって、第2温度検知器7の温度変
化量が所定量以上になったときに乾燥処理を終了させる
ことにより、焦げを発生させることなく、乾燥終了時を
的確に検知することができる。
【0074】なお、上記実施例では、第2温度検知器7
は、凝縮器8の外壁面に設置し、厨芥収納容器2より凝
縮器8へ流出する水蒸気の温度を検知するようにしてい
るが、蓋14に設置して厨芥収納容器2より流出する水
蒸気の温度を検知するようにしてもよい。
【0075】つぎに、本発明の第2の実施例について説
明する。
【0076】上記第1の実施例の構成において、乾燥処
理中における凝縮器8の外壁面の温度が最高値から所定
量低下した時点で、乾燥処理を終了させるようにしてい
る。他の構成は上記第1の実施例と同じである。
【0077】上記構成において図2を参照しながら動作
を説明すると、乾燥開始時には、加熱された厨芥21か
ら発生する蒸気によって、第2温度検知器7の温度が上
昇し、100℃付近で飽和する。その後も、第2温度検
知器7の温度が100℃付近で維持しつづける。乾燥終
了時に近づくと、厨芥21からの水蒸気の発生量が減少
するため、凝縮器8の外壁側面に設けた第2温度検知器
7の温度が低下する。したがって、第2温度検知器7の
温度変化量を監視し、第2温度検知器7の温度が最高値
Tから所定量△T低下すると、乾燥処理を終了させる。
このことにより、焦げを発生させることなく、乾燥終了
時を的確に検知することができる。
【0078】つぎに、本発明の第3の実施例について説
明する。
【0079】上記第1の実施例の構成において、乾燥処
理中における凝縮器8の外壁面の温度が、外気温度の影
響を補正処理した所定値に達した時点で乾燥処理を終了
させるようにしている。他の構成は上記第1の実施例と
同じである。
【0080】上記構成において図3を参照しながら動作
を説明すると、乾燥開始時には、加熱された厨芥21か
ら発生する蒸気によって、第2温度検知器7の温度が上
昇し、100℃付近で飽和する。その後も、第2温度検
知器7の温度が100℃付近で維持しつづける。乾燥終
了時に近づくと、厨芥21からの水蒸気の発生量が減少
するため、凝縮器8の外壁側面に設けた第2温度検知器
7の温度が低下する。したがって、第2温度検知器7の
温度変化量を監視し、第2温度検知器7の温度が外気温
度Taの影響を補正処理した所定値T1に達した時点で
乾燥処理を終了させる。このことにより、外気温度の変
動の影響を受けることなく、安定した乾燥終了検知がで
きる。
【0081】つぎに、本発明の第4の実施例について説
明する。
【0082】上記第1の実施例の構成において、乾燥処
理中における凝縮器8の外壁面の温度が下降開始時から
所定時間経過した時点で乾燥処理を終了させるようにし
ている。他の構成は上記第1の実施例と同じである。
【0083】上記構成において図4を参照しながら動作
を説明すると、乾燥開始時には、加熱された厨芥21か
ら発生する蒸気によって、第2温度検知器7の温度が上
昇し、100℃付近で飽和する。その後も、第2温度検
知器7の温度が100℃付近で維持しつづける。乾燥終
了時に近づくと、厨芥21からの水蒸気の発生量が減少
するため、凝縮器8の外壁側面に設けた第2温度検知器
7の温度が低下する。凝縮器8の温度が下降開始時T1
から所定時間t1経過した時点で乾燥処理を終了させ
る。このことにより、簡単な制御で検知でき、時間によ
り確実に乾燥終了できる。
【0084】つぎに、本発明の第5の実施例について説
明する。
【0085】上記第1の実施例の構成において、乾燥処
理中における凝縮器8の外壁面の温度が、所定温度以下
で、かつ所定時間一定値を維持しつづけた時点で、厨芥
収納容器2内を空状態と検知し、乾燥処理を終了させる
ようにしている。他の構成は上記第1の実施例と同じで
ある。
【0086】上記構成において図5を参照しながら動作
を説明すると、乾燥開始時には、加熱された厨芥21か
ら発生する蒸気によって、第2温度検知器7の温度が上
昇する。このとき、第2温度検知器7の温度が所定温度
T0以下で、かつ所定時間t2の間、△T0の範囲内に
あると、厨芥収納容器2内が空状態であるとし、乾燥処
理を終了させる。このことにより、未然に空乾燥を防ぐ
ことができ、余分な電気を節約できる。
【0087】つぎに、本発明の第6の実施例について説
明する。
【0088】上記第1の実施例の構成において、乾燥処
理中における凝縮器8の温度測定をヒータ16のオン/
オフ期間のある同じタイミングごとに行うようにしてい
る。他の構成は上記第1の実施例と同じである。
【0089】上記構成において図6(a)(b)を参照
しながら動作を説明すると、図6(a)(b)は、第2
温度検知器7の温度をヒータ16のオン/オフに合わせ
て拡大したもので、図6(b)に示すような、ヒータ1
6のオン/オフに合わせて、第2温度検知器7の温度
は、図6(a)に示すように、変動しているのがわか
る。それは、ヒータ16のオン時は、蒸気の発生量が多
くなり、オフ時には、蒸気の発生量が少なくなるために
第2温度検知器7の温度が変動するものである。したが
って、乾燥処理中における凝縮器8の外壁面の温度測定
をヒータ16のオン/オフ期間のある同じタイミングご
とに行うことにより、ヒータ16のオン/オフにより生
じる第2温度検知器8の温度変化による影響を無視する
ことができる。なお、上記実施例では、ヒータ16がオ
ンにて説明したが、オフ時でも同じである。
【0090】つぎに、本発明の第7の実施例について説
明する。
【0091】上記第1の実施例の構成において、乾燥処
理中における凝縮器8の温度測定を回転刃4のオン/オ
フ期間のある同じタイミングごとに行うようにしてい
る。他の構成は上記第1の実施例と同じである。
【0092】上記構成において図7(a)(b)を参照
しながら動作を説明すると、図7(a)(b)は、第2
温度検知器7の温度を回転刃4のオン/オフに合わせて
拡大したもので、図7(b)に示すような回転刃4のオ
ン/オフに合わせて、第2温度検知器7の温度は、図7
(a)に示すように、変動しているのがわかる。それ
は、回転刃4のオフ時は、蒸気の発生量が多くなり、オ
ン時には、冷たい厨芥21との撹拌により、蒸気の発生
量が少なくなるために第2温度検知器7の温度が変動す
るものである。したがって、乾燥処理中における凝縮器
8の外壁面の温度測定を回転刃4のオン/オフ期間のあ
る同じタイミングごとに行うことにより、回転刃4のオ
ン/オフにより生じる第2温度検知器7の温度変化によ
る影響を無視することができる。なお、上記実施例で
は、回転刃4がオフにて説明したが、オン時でも同じで
ある。
【0093】つぎに、本発明の第8の実施例を図8を参
照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構
成ものは同一符号を付して説明を省略する。
【0094】図に示すように、制御手段22は、内部に
タイマー機能を有しており、第1温度検知器6の出力と
第2温度検知器7の出力とを入力手段23を介して入力
し、出力手段24を介してヒータ16の出力を制御し、
撹拌ファン15と冷却ファン9などのの制御をしながら
乾燥処理を行い、第2温度検知器7の温度変化量が乾燥
処理中の最高値から所定量以上、所定時間継続したとき
に乾燥を終了させるようにしている。
【0095】上記構成において図9および図10を参照
しながら動作を説明する。
【0096】図9に示すように、乾燥開始時には、加熱
された厨芥21から発生する蒸気によって、第2温度検
知器7の温度が上昇し、100℃付近で飽和する。その
後も、第2温度検知器7の温度が100℃付近で維持し
つづける。乾燥終了時に近づくと、厨芥21からの水蒸
気の発生量が減少するため、凝縮器8の外壁側面に設け
た第2温度検知器7の温度が低下する。したがって、制
御手段22は、図10に示すように、ステップ31で第
2温度検知器7の温度変化量を監視し、所定量に達する
まではステップ32で内部のタイマーをクリアしてステ
ップ31へ戻る。第2温度検知器7の温度が最高値Tか
ら所定量△T低下するとステップ33へ進み、タイマー
によりカウントし、ステップ34で所定時間経過すると
ステップ35へ進み、乾燥処理を終了させる。このこと
により、乾燥処理中の温度変化により誤って終了検知す
ることなく、焦げを発生させることなく、乾燥終了時を
的確に検知することができる。
【0097】このように本実施例によれば、乾燥処理中
の温度変化により早切れして乾燥終了することなく、ま
た、所定量も小さくでき、その結果、焦げの発生を抑え
ることができる。また、所定時間は、乾燥処理中の温度
変化時間より長く設定することにより、乾燥処理中の早
切れを確実に、抑えることができる。
【0098】なお、上記実施例では、ヒータ16の温度
調整のために第1温度検知器6を使用しているが、第1
温度検知器6を使わずに、バイメタルなどの温度調節器
を使ってヒータ16の温度を一定に制御してもよい。
【0099】つぎに、本発明の第9の実施例について説
明する。
【0100】図8における制御手段22は、乾燥処理中
における凝縮器8の温度を所定時間周期で少なくとも1
回以上の所定回数だけ温度測定を行い、温度の測定結果
の平均値と凝縮器8の温度の最高値から所定量を差し引
いた温度と比較し、平均値が低いときには終了と判定し
て乾燥処理を終了させるようにしている。他の構成は上
記第8の実施例と同じである。
【0101】上記構成において図11を参照しながら動
作を説明すると、ステップ36とステップ37とで乾燥
処理中における凝縮器8の温度を所定時間周期で少なく
とも1回以上の所定回数だけ温度測定を行い、所定回数
温度測定するとステップ38へ進み、温度の測定結果の
平均値を計算する。そして、ステップ39で平均値と凝
縮器8の温度の最高値から所定量を差し引いた温度と比
較し、平均値が低くないときはステップ36へ戻り、乾
燥処理平均値が低くなるとステップ40へ進み、乾燥処
理を終了させる。このことにより、乾燥処理中の温度変
化により誤って終了検知することなく、焦げを発生させ
ることなく、乾燥終了時を的確に検知することができ
る。
【0102】このように本実施例によれば、所定量を小
さくでき、焦げの発生を抑えることができる。また、所
定時間は、乾燥処理中の温度変化時間より長く設定する
ことにより、乾燥処理中の早切れを確実に抑えることが
できる。
【0103】つぎに、本発明の第10の実施例について
説明する。
【0104】図8における制御手段22は、乾燥処理中
における凝縮器8の温度の最高値が高ければ所定量を大
きく、低ければ所定量を小さく設定し、最高値からその
所定量低下した時点で乾燥処理を終了させるようにして
いる。他の構成は上記第8の実施例と同じである。
【0105】上記構成において図12を参照しながら動
作を説明すると、乾燥処理中における凝縮器8の外壁面
の温度を第2温度検知器7により検知し、この温度によ
り終了検知の所定量を変化させる。すなわち、曲線aの
ように、最高値Taが高いときは、所定量△Taを大き
く設定し、曲線cのように、最高値Tcが低いときは、
所定量△Tcを小さく設定する。そして、最高値からそ
の所定量低下した時点で、乾燥処理を終了させることに
より、乾燥処理中の温度変化により誤って終了検知する
ことなく、焦げを発生させることなく、乾燥終了時を的
確に検知することができる。
【0106】このように本実施例によれば、厨芥量に応
じて、第2温度検知器7の温度の最高値が変わるが、こ
の最高値が低くなると、所定量のだけ変化させるのに時
間がかかるし、最高値が高いと所定量だけ変化するのが
早いのを防止して、最高値の温度に無関係に一定時間で
処理できるようになる。
【0107】なお、具体的な手段として、制御手段22
に最高値と所定量の変換テーブルを作り、そのテーブル
を使ってもよいし、第2温度検知器7にサーミスタを使
い、非直線性を利用して最高値が高いときには所定量を
大きく、最高値が低いときには所定量を小さく設定する
ようにしてもよい。
【0108】つぎに、本発明の第11の実施例を図13
を参照しながら説明する。なお、上記第8の実施例と同
じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0109】図に示すように、外気温度測定手段25
は、厨芥処理器本体18に取付け、外気温度を測定する
もので、その出力を制御手段26に入力している。制御
手段26は、乾燥処理中における凝縮器8の温度が最高
値Tから外気温度の影響を補正処理した所定量△T1だ
け低下した時点で乾燥処理を終了させるようにしてい
る。
【0110】上記構成において図14を参照しながら動
作を説明すると、図14に示すように、乾燥処理中にお
ける凝縮器8の外壁面の温度が変化したとき、制御手段
26は、乾燥処理中の乾燥処理開始から乾燥終了期間の
外気温度測定手段26の平均値による外気温度の影響に
より、所定量△Tを補正処理して△T1を演算し、最高
値Tより補正処理した所定量△T1低下した時点で、乾
燥処理を終了させる。
【0111】このように本実施例によれば、乾燥処理中
の外気温度の変化により誤って早く終了検知することな
く、また、焦げを発生させることなく、乾燥終了時を的
確に検知することができる。ここで、外気温度測定手段
25の測定期間は、もちろん自由に変えることはでき
る。また、外気温の影響を補正するには、制御手段26
の内に変換テーブルを作ってもよい。
【0112】つぎに、本発明の第12の実施例について
説明する。
【0113】図13における制御手段26は、乾燥処理
中における凝縮器8の温度が最高値Tに達した時点の外
気温度T1を記憶し、その外気温度T1と終了時の外気
温度T2の変化量に補正係数αを掛けた値を所定量△T
に加算し、最高値Tから加算された所定量分△T2だけ
低下した時点で乾燥処理を終了させるようにしている。
他の構成は上記第11の実施例と同じである。
【0114】上記構成において図15を参照しながら動
作を説明すると、乾燥処理中における凝縮器8の外壁面
の温度が最高値Tに達した時点の外気温度T1を記憶
し、その外気温度T1からの終了時の外気温度T2の変
化量に補正係数αを掛けた値を所定量△Tに加算する。
すなわち、補正所定量△T2は、 △T2=△T−α(T1−T2) となり、最高値Tからこの加算された所定量△T2が低
下した時点で、乾燥処理を終了させる。
【0115】このように本実施例によれば、乾燥処理中
の外気温度の変化により誤って早く終了検知することな
く、また、焦げを発生させることなく、乾燥終了時を的
確に検知することができる。
【0116】つぎに、本発明の第13の実施例について
説明する。
【0117】図13における制御手段26は、乾燥処理
中における凝縮器8の温度が外気温度により決まる空状
態と判定する所定温度を設定しており、凝縮器8の温度
がこの所定温度以下を所定時間維持しつづけた時点で厨
芥収納容器2内を空状態と判定し、乾燥処理を終了させ
るようにしている。他の構成は上記第11の実施例と同
じである。
【0118】上記構成において図16を参照しながら動
作を説明すると、厨芥収納容器2内を空状態と判定する
所定温度は、外気温度が40℃のときには、所定温度T
01は75℃、外気温度が20℃のときには、所定温度
T02は70℃、また、外気温度が0℃のときには、所
定温度T03は65℃に設定している。乾燥処理中にお
ける凝縮器8の外壁面の温度が外気温度により決まる所
定温度、たとえば、外気温度が0℃のとき、図示のよう
に、所定温度T03以下を所定時間を維持しつづけた時
点で、厨芥収納容器2内を空状態と判定し、乾燥処理を
終了させる。
【0119】このように本実施例によれば、乾燥処理中
における凝縮器8の温度が外気温度により決まる所定温
度以下を所定時間維持しつづけた時点で厨芥収納容器2
内を空状態と判定し、乾燥処理を終了させることによ
り、外気温度の影響を無視することができる。
【0120】つぎに、本発明の第14の実施例について
説明する。
【0121】図8における制御手段22または図13に
おける制御手段26は、乾燥処理中における凝縮器8の
温度測定をヒータ16のオン/オフ期間のある同じタイ
ミングごとに行うようにしている。他の構成は上記第8
または第11の実施例と同じである。
【0122】上記構成において図17(a)(b)を参
照しながら動作を説明すると、図17(a)(b)は、
第2温度検知器7の温度をヒータ16のオン/オフに合
わせて拡大したもので、図17(b)に示すような、ヒ
ータ16のオン/オフに合わせて、第2温度検知器7の
温度は、図17(a)に示すように、変動しているのが
わかる。それは、ヒータ16のオン時は、蒸気の発生量
が多くなり、オフ時には、蒸気の発生量が少なくなるた
めに第2温度検知器7の温度が変動するものである。制
御手段は、乾燥処理中における凝縮器8の外壁面の温度
測定をヒータ16がオンした後、時間△t1(数mse
c)遅延した後、第2温度検知器7の温度測定をするこ
とにより、ヒータ16のオン/オフにより生じる第2温
度検知器7の温度変化による影響を無視することができ
る。
【0123】このように本実施例によれば、ヒータ16
がオンのときには蒸気の発生量が多く、第2温度検知器
7の温度変化が大きいが、温度測定をヒータ16のオン
/オフ期間のいつも同じタイミングで行うので、蒸気の
発生量の多さは無視できる。なお、上記実施例では、ヒ
ータ16がオンにて説明したが、オフ時でも同じであ
る。
【0124】つぎに、本発明の第15の実施例について
説明する。
【0125】図8における制御手段22または図13に
おける制御手段26は、乾燥処理中における凝縮器8の
温度測定を回転刃4のオン/オフ期間のある同じタイミ
ングごとに行うようにしている。他の構成は上記第8ま
たは第11の実施例と同じである。
【0126】上記構成において図18(a)(b)を参
照しながら動作を説明すると、図18(a)(b)は、
第2温度検知器7の温度を回転刃4のオン/オフに合わ
せて拡大したもので、図18(b)に示すような回転刃
4のオン/オフに合わせて、第2温度検知器7の温度
は、図18(a)に示すように、変動しているのがわか
る。それは、回転刃4のオフ時は、蒸気の発生量が多く
なり、オン時には、冷たい厨芥21との撹拌により、蒸
気の発生量が少なくなるために第2温度検知器7の温度
が変動するものである。制御手段は、乾燥処理中におけ
る凝縮器8の外壁面の温度測定を回転刃4がオフ後、時
間△t2(数msec)遅延した後、第2温度検知器7
の温度測定をすることにより、回転刃4のオン/オフに
より生じる第2温度検知器7の温度変化による影響を無
視することができる。
【0127】このように本実施例によれば、回転刃4が
オフ時には蒸気の発生量が多く、第2温度検知器7の温
度変化が大きいが温度測定を回転刃4のオン/オフ期間
のいつも同じタイミングで行うので、蒸気の発生量の多
さは無視できる。なお、上記実施例では、回転刃4がオ
フにて説明したが、オン時でも同じである。
【0128】つぎに、本発明の第16の実施例について
説明する。
【0129】図8における制御手段22または図13に
おける制御手段26は、処理開始後、乾燥処理を必ず一
定時間以上行うようにしている。他の構成は上記第8ま
たは第11の実施例と同じである。
【0130】上記構成において図19を参照しながら動
作を説明すると、乾燥処理中に、図示のように停電が発
生すると、この停電中に第2温度検知器7の温度が低下
する。停電復帰後、第2温度検知器7はヒータ16の加
熱により温度上昇する。しかし、厨芥21からでる蒸気
の発生が遅いために、一度上昇した第2温度検知器7の
温度はすぐに下降をはじめ、所定量△Tの変化が起こ
り、終了検知するようになり早切れを行う。そのため
に、乾燥処理開始後、蒸気が出るまでの一定時間t0以
上、必ず乾燥処理を行い、その後で、終了検知をするこ
とにより、早切れを防止することができ、誤って終了検
知することなく、焦げを発生させることなく、乾燥終了
時を的確に検知することができる。
【0131】つぎに、本発明の第17の実施例について
説明する。
【0132】上記第1または第8の実施例の構成におい
て、第2温度検知手段7で温度検知開始後、最高温度を
常に更新しながら最高温度より設定された温度以上に温
度が低下したときにヒータ16の通電を停止するように
している。他の構成は上記第1または第8の実施例と同
じである。
【0133】上記構成において、第2温度検知手段7で
温度検知開始後、最高温度を常に更新しながら最高温度
より設定された温度以上に温度が低下したときにヒータ
16の通電を停止するようにしているため、外気の温度
が変化しても、誤動作がなく、精度良く乾燥終了時を的
確に検知することができる。
【0134】つぎに、本発明の第18の実施例を図20
を参照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同
じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0135】図に示すように、第1温度検知器6は、厨
芥収納容器2の上方に設けた蓋14内の上面に位置さ
せ、厨芥収納容器2内の雰囲気温度を検知するようにし
ている。なお、第1温度検知器6は、図1に示すよう
に、厨芥収納容器2の上方に設けた蓋14内の内部に位
置させ、厨芥収納容器2内の雰囲気温度を検知するよう
にしてもよい。
【0136】上記構成において、厨芥21を厨芥収納容
器2に投入した後、撹拌ファン15とヒータ16を作動
させると、加熱されたヒータ16周囲の空気が厨芥21
を加熱し始める。厨芥21の温度が上昇し、やがて水蒸
気を発生し厨芥21は乾燥していく。厨芥収納容器内2
の雰囲気温度が所定温度になるように、第1温度検知器
6によってヒータ16の出力を制御し、厨芥21の焦げ
を防止しながら、乾燥処理を継続する。第1温度検知器
6が厨芥収納容器2の上方に設けた蓋14に設置できる
ため、設置性もよく、また水蒸気にさらされることもな
いため、サ−ミスタが使え実用性が高い。そして、乾燥
終了時に近づくと水蒸気量が減少するため、凝縮器8の
外壁面の温度が変化する。したがって、凝縮器8の外壁
面に設けた第2温度検知器7の温度変化量が所定量以上
になったときに乾燥処理を終了させることにより、焦げ
を発生させることなく、乾燥終了時を的確に検知するこ
とができる。
【0137】つぎに、本発明の第19の実施例を図21
を参照しながら説明する。なお、上記第18の実施例と
同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0138】図に示すように、撹拌ファン15は、撹拌
ファンで形成し、厨芥収納容器2内の空気を撹拌するも
ので、回転面が蓋14の下面27とほぼ平行に設けら
れ、厨芥収納容器2の上方開口に突出している。ヒータ
16は、撹拌ファン15による撹拌空気を熱風とするも
ので、撹拌ファン15の外周に配備してある。第1温度
検知器6は、ヒータ16の近傍でかつ撹拌ファン15か
らの排出風の通路内に設けている。
【0139】上記構成において撹拌ファン15の作用に
ついて説明する。撹拌ファン15より吐出される風は、
図21に示すように撹拌ファン12の回転方向成分の流
速Vを有し、フ−ド20によってガイドされつつ厨芥収
納容器2内へ送り込まれ、厨芥21を加熱したのち、撹
拌ファン15の中心部より再度ファンに吸い込まれる。
したがって、熱風がヒータ16の外周を高速に回転する
ため、ヒータ16近傍に設けた第1温度検知器6は、乾
燥途中段階で熱風が蒸気を含む場合にはヒータ16の放
射熱よりも蒸気の影響を受け、蒸気すなわち厨芥収納容
器2内の温度を測定することになる。そのため、厨芥収
納容器2内が乾燥温度になるよう頻繁にヒータ16の入
力が入り乾燥を早めることができる。
【0140】乾燥が進み、熱風内の蒸気が少なくなる
と、第1温度検知器6はヒータ16の放射熱からの影響
を受けやすくなり、ヒータ16自体の温度を測定するよ
うになる。蒸気が少なくなると、ヒータ16の温度は急
速に上昇しやすくなるため、ヒータ16自体の温度が測
定できるようになればヒータ16の過昇防止およびヒー
タ消費電力節約などの効果が得られる。
【0141】つぎに、本発明の第20の実施例を図22
および図23を参照しながら説明する。なお、上記第1
8の実施例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を
省略する。
【0142】図に示すように、撹拌ファン15の後部に
エアーガイド28を設けており、このエアーガイド28
は、撹拌ファン15とヒータ16による熱風が前方向へ
吹き出すのに効果的に働く。ファンカバー29は、撹拌
ファン15の前面に設け、中央部より外周部の開孔率が
大きくなるようにし、熱風が厨芥収納容器2と蓋14の
下面との間隙よりショートパスして逃げるのを防ぎ、厨
芥に有効に供給されるために設けている。
【0143】上記構成において、撹拌ファン15の後部
にエアーガイド28を設けたことにより、撹拌ファン1
5から前方向へ吹き出す熱風量が増加し、厨芥21から
の蒸気発生速度がはやくなり、乾燥処理時間が短縮で
き、かつ凝縮器8の外壁に設けた第2温度検知器7の一
時的な温度変動量が減少し、乾燥終了検知精度を安定さ
せることができる。
【0144】さらに、エアーガイド28の働きで、撹拌
ファン15の外周部より風が前方向へ吹き出すため、撹
拌ファン15の前面に中央部より外周部の開孔率が大き
いファンカバー29を構成することで、ファンカバー2
9の遮蔽による風量減少を少なくすることができる。
【0145】つぎに、本発明の第21の実施例を図22
および図24を参照しながら説明する。なお、上記第1
および第20の実施例と同じ構成のものは同一符号を付
して説明を省略する。
【0146】図に示すように、断熱容器1と厨芥収納容
器2の上端部と蓋14の下面とは間隙30がある状態で
配置され、厨芥21から発生する水蒸気が厨芥収納容器
2より凝縮器8へ流出する水蒸気の蒸気経路となる。
【0147】また、凝縮器8の上部を二段構成とし、上
段部の内径を下段部より大きくして蒸気溜まり31を形
成し、この蒸気溜まり31の外壁面で、しかも、図24
に示すように、冷却ファン9と対向した凝縮器8の外壁
面に第2温度検知器7を取着している。
【0148】上記構成において動作を説明すると、厨芥
収納容器2に投入された厨芥21は、回転刃4により撹
拌されるとともに回転刃4と固定刃3により粉砕され
る。撹拌ファン15とヒータ16による熱風は、蓋14
の下面とファンカバー29と厨芥収納容器2で形成され
る空間内を循環し、空間内の空気を撹拌しながら厨芥2
1を加熱する。厨芥収納容器2内の雰囲気温度が所定温
度になるように、第1温度検知器6によってヒータ16
の出力を制御し、厨芥21の焦げを防止しながら乾燥処
理を継続する。
【0149】加熱された厨芥21からは蒸気が発生して
凝縮器8に溢れ出る。断熱容器1の働きで、厨芥収納容
器2内部に比べ凝縮器8の温度は低いため、蒸気は凝縮
し、凝縮水は凝縮水容器13に集められる。乾燥終了時
に近づくと、蒸気の発生量が減少するため、凝縮器8の
外側側面上部に設けた第2温度検知器7の温度が変化
(低下)する。したがって、第2温度検知器7の温度変
化量が所定量以上になったときに乾燥処理を終了させる
ことにより、焦げを発生させることなく、乾燥終了時を
的確に検知することできる。
【0150】このとき、凝縮器8の上部を二段構成と
し、上段部の内径を下段部より大きくして蒸気溜まり3
1を形成し、この蒸気溜まり31の外壁面に第2温度検
知器7を取着することにより、第2温度検知器7により
蒸気温度を安定して検知できる。
【0151】また、第2温度検知器7を冷却ファン9と
対向した凝縮器8の外壁面に配置することで、第2温度
検知器7の乾燥終了時点での温度変化量が大きくとれ、
乾燥終了を的確に検知することができる。
【0152】つぎに、本発明の第22の実施例を図25
を参照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同
じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0153】図に示すように、厨芥収納容器2の外周部
には隙間aを隔てて厨芥から発生する水蒸気を凝縮する
凝縮器8を配置している。この厨芥収納容器1と凝縮器
8で形成される隙間aは、厨芥収納容器2の上端部と蓋
14の内面で形成される隙間bより大きくしている。さ
らに、第2温度検知器7を断熱材32でカバーしてい
る。
【0154】上記構成において動作を説明すると、厨芥
収納容器2に投入された厨芥は、ヒータ16によって加
熱され、送風フアン7によって厨芥収納容器1内に熱を
拡散する。厨芥から発生する水蒸気は、厨芥収納容器2
の上端部と蓋14の内面との隙間bを経て、厨芥収納容
器2の外側の凝縮器8へ流出する。そして水蒸気は凝縮
器8において、冷却されて凝縮する。厨芥から水蒸気が
発生しているときは、凝縮器8の外壁に設けられた第2
温度検知器7の温度は、水蒸気の温度と等しく100℃
近くになる。そして、厨芥の乾燥が進み、水蒸気の発生
が減少し凝縮器8への流入量が減少すると第2温度検知
器7によって検知される温度が低下してくる。そして、
設定された温度以上第2温度検知器7による検知温度が
低下すると、乾燥を終了する。
【0155】また、一時的に外気の温度が変化した場
合、乾燥途中であっても外気温度により一時的に第2温
度検知器7の温度が低下し乾燥が終了したものと誤判断
されるが、設定された温度以上に第2温度検知器7の温
度が一定時間以上継続して低下した時をもって終了させ
ることにより、一時的な外気温度の変化に影響されない
ようにできる。
【0156】さらに、第2温度検知器7を断熱材32で
カバーすることにより同じく外気の影響が減少できる。
【0157】また、冷えた厨芥を厨芥収納容器2に投入
した場合、乾燥の初期状態で一時的に第2温度検知器7
の温度が設定温度以下に低下することがあるが、乾燥開
始から一定時間経過後、温度検知開始するようにしたの
で、乾燥の初期段階で乾燥終了の誤検知が起こることが
ない。
【0158】また、厨芥収納容器2と凝縮器8で形成さ
れる隙間aは、厨芥収納容器2の上端部と蓋14の内面
で形成される隙間bより大きくしてあるので、厨芥収納
容器2から出た水蒸気が凝縮器8に流入する際、一気に
膨脹拡散し、凝縮器8内で蒸気が広がり、凝縮器8の温
度が均一になり、第2温度検知器7による温度検知が精
度の高いものとなる。
【0159】なお、上記実施例では、断熱容器を設けて
いないが、第1の実施例と同様に断熱容器を設けてもよ
いことはいうまでもない。
【0160】つぎに、本発明の第23の実施例を図26
を参照しながら説明する。なお、上記第22の実施例と
同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0161】図に示すように、凝縮器8の上部に、下部
より径の大きい蒸気溜まり部31を形成し、蒸気溜まり
部31の外部に第2温度検知器7を設けている。
【0162】上記構成において、凝縮器8の上部に、下
部より径の大きい蒸気溜まり部31を形成し、蒸気溜ま
り部31の外壁に第2温度検知器7を設けたので、厨芥
収納容器2から出た水蒸気が凝縮器8に流入した際、一
時的に水蒸気が蒸気溜まり部31にとどまるので、第2
温度検知器7により水蒸気の温度が正確に検知できる。
【0163】つぎに、本発明の第24の実施例を図27
を参照しながら説明する。なお、上記第22の実施例と
同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0164】図に示すように、凝縮器8に外方向に突出
するように溝部33を形成し、この溝部33の外壁に第
2温度検知器7を設けている。
【0165】上記構成において、凝縮器8に外方向に突
出するように溝部33を形成し、この溝部33の外壁に
第2温度検知器7を設けたので、厨芥収納容器2から出
た水蒸気が凝縮器8に流入した際、一時的に水蒸気が溝
部33にとどまるので、第2温度検知器7により水蒸気
の温度が正確に検知できる。
【0166】つぎに、本発明の第25の実施例を図28
を参照しながら説明する。なお、上記第22の実施例と
同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0167】図に示すように、凝縮器8と厨芥収納容器
2とを偏心して設け、凝縮器8と厨芥収納容器2の隙間
のもっとも大きい部分34の凝縮器8の外壁に第2温度
検知手段7を設けている。
【0168】上記構成において、凝縮器8と厨芥収納容
器2の隙間のもっとも大きい部分34の凝縮器8の外壁
に第2温度検知手段7を設けたので、厨芥収納容器2か
ら出た水蒸気が凝縮器8に流入した際、一時的に水蒸気
が隙間のもっとも大きい部分34にとどまるので、第2
温度検知器7により水蒸気の温度が正確に検知できる。
【0169】なお、上記各実施例では、厨芥収納容器2
と凝縮器8との間に断熱容器1を設けているが、この断
熱容器1は、厨芥収納容器2内で加熱された厨芥21か
ら発生する水蒸気が凝縮器8に溢れ出たとき、効率よく
凝縮させるものであり、断熱性について限定するもので
なく、単なる容器であってもかまわない。
【0170】
【発明の効果】以上のように本発明の厨芥処理装置によ
れば、焦げを発生させることなく、乾燥終了時を的確に
検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の厨芥処理装置の断面図
【図2】本発明の第2の実施例の厨芥処理装置の乾燥終
了検知を示す図
【図3】本発明の第3の実施例の厨芥処理装置の乾燥終
了検知を示す図
【図4】本発明の第4の実施例の厨芥処理装置の乾燥終
了検知を示す図
【図5】本発明の第5の実施例の厨芥処理装置の乾燥終
了検知を示す図
【図6】本発明の第6の実施例の厨芥処理装置の温度測
定タイミング図
【図7】本発明の第7の実施例の厨芥処理装置の温度測
定タイミング図
【図8】本発明の第8の実施例の厨芥処理装置のシステ
ム構成図
【図9】同厨芥処理装置の乾燥終了検知を示す図
【図10】同厨芥処理装置の乾燥終了検知を示すフロー
チャート
【図11】本発明の第9の実施例の厨芥処理装置の乾燥
終了検知を示すフローチャート
【図12】本発明の第10の実施例の厨芥処理装置の乾
燥終了検知を示す図
【図13】本発明の第11の実施例の厨芥処理装置のシ
ステム構成図
【図14】同厨芥処理装置の乾燥終了検知を示す図
【図15】本発明の第12の実施例の厨芥処理装置の乾
燥終了検知を示す図
【図16】本発明の第13の実施例の厨芥処理装置の乾
燥終了検知を示す図
【図17】本発明の第14の実施例の厨芥処理装置の温
度測定タイミング図
【図18】本発明の第15の実施例の厨芥処理装置の温
度測定タイミング図
【図19】本発明の第16の実施例の厨芥処理装置の乾
燥終了検知を示す図
【図20】本発明の第18の実施例の厨芥処理装置の断
面図
【図21】本発明の第19の実施例の厨芥処理装置の撹
拌ファン部分の水平断面図
【図22】本発明の第20の実施例の厨芥処理装置の断
面図
【図23】同厨芥処理装置の加熱手段の分解斜視図
【図24】本発明の第21の実施例の厨芥処理装置の要
部断面図
【図25】本発明の第22の実施例の厨芥処理装置の断
面図
【図26】本発明の第23の実施例の厨芥処理装置の断
面図
【図27】本発明の第24の実施例の厨芥処理装置の断
面図
【図28】本発明の第25の実施例の厨芥処理装置の断
面図
【符号の説明】
2 厨芥収納容器 6 第1温度検知器(第1温度検知手段) 7 第2温度検知器(第2温度検知手段) 8 凝縮器 15 撹拌ファン(加熱手段) 16 ヒータ(加熱手段) 21 厨芥
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平5−190009 (32)優先日 平成5年7月30日(1993.7.30) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平5−190011 (32)優先日 平成5年7月30日(1993.7.30) (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 黒木 洋一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 秦 桂子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 藤田 龍夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 吉川 達夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 石橋 勝之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 三島 基道 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 津永 久夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 林田 幸雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 上野 聖一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 広田 弘美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 浅田 修司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−45053(JP,A) 特開 平5−87455(JP,A) 特開 平5−317835(JP,A) 特開 平7−61502(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 F26B 9/06

Claims (29)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨芥収納容器と、厨芥収納容器内の厨芥
    を加熱する加熱手段と、前記厨芥から発生する水蒸気を
    凝縮させる凝縮器と、前記厨芥収納容器の近傍の雰囲気
    温度を検知する第1温度検知手段と、前記厨芥収納容器
    より前記凝縮器へ流出した水蒸気の温度を前記凝縮器で
    検知する第2温度検知手段とを備え、前記厨芥収納容器
    の近傍の雰囲気温度が所定温度になるように前記第1温
    度検知手段によって加熱手段の出力を制御し、前記第2
    温度検知手段の検知温度が、最高値から所定量低下した
    時点で、乾燥処理を終了させるようにした厨芥処理装
    置。
  2. 【請求項2】 乾燥処理中における第2温度検知手段の
    検知温度が、外気温度の影響を補正処理した所定値に達
    した時点で、乾燥処理を終了させるようにした請求項1
    記載の厨芥処理装置。
  3. 【請求項3】 乾燥処理中における第2温度検知手段の
    検知温度が、下降開始時から所定時間経過した時点で
    燥処理を終了させるようにした請求項1記載の厨芥処理
    装置。
  4. 【請求項4】 乾燥処理中における第2温度検知手段の
    検知温度が、所定温度以下で、かつ所定時間一定値を維
    持しつづけた時点で、厨芥収納容器内を空状態と検知
    し、乾燥処理を終了させるようにした請求項1記載の厨
    芥処理装置。
  5. 【請求項5】 乾燥処理中における厨芥収納容器より
    縮器へ流出した水蒸気の前記凝縮器での温度測定を加熱
    手段のオン/オフ期間のある同じタイミングごとに行う
    ようにした請求項1記載の厨芥処理装置。
  6. 【請求項6】 厨芥収納容器内に厨芥を撹拌する回転刃
    を備え、制御手段は、乾燥処理中における厨芥収納容器
    より凝縮器へ流出した水蒸気の前記凝縮器での温度測定
    を前記回転刃のオン/オフ期間のある同じタイミングご
    とに行うようにした請求項1記載の厨芥処理装置。
  7. 【請求項7】 制御手段は、乾燥処理中における第2温
    度検知手段の検知温度が最高値から所定量、かつ所定時
    間連続で低下した時点で乾燥処理を終了させるようにし
    請求項1記載の厨芥処理装置。
  8. 【請求項8】 制御手段は、乾燥処理中における厨芥収
    納容器より凝縮器へ流出した水蒸気の温度を所定時間周
    期で少なくとも1回以上の所定回数だけ前記凝縮器にて
    温度測定を行い、前記温度の測定結果の平均値と、前記
    度の最高値から所定量を差し引いた温度と比較し、平
    均値が低いときには終了と判定して乾燥処理を終了させ
    るようにした請求項7記載の厨芥処理装置。
  9. 【請求項9】 制御手段は、乾燥処理中における第2温
    度検知手段の検知温度の最高値が高ければ所定量を大き
    く、低ければ所定量を小さく設定し、最高値からその所
    定量低下した時点で乾燥処理を終了させるようにした請
    求項7または8記載の厨芥処理装置。
  10. 【請求項10】 外気温度を測定する外気温度測定手段
    を備え、制御手段は、乾燥処理中における第2温度検知
    手段の検知温度が、最高値から外気温度の影響を補正処
    理した所定量分だけ低下した時点で乾燥処理を終了させ
    るようにした請求項7〜9のいずれか1項に記載の厨芥
    処理装置。
  11. 【請求項11】 制御手段は、乾燥処理中における第2
    温度検知手段の検知温度が最高値に達した時点の外気温
    度を記憶し、その外気温度と終了時の外気温度の変化量
    に補正係数を掛けた値を所定量に加算し、最高値から前
    記加算された所定量分だけ低下した時点で乾燥処理を終
    了させるようにした請求項10記載の厨芥処理装置。
  12. 【請求項12】 制御手段は、乾燥処理中における第2
    温度検知手段の検知温度が外気温度により決まる所定温
    度以下を所定時間維持しつづけた時点で厨芥収納容器内
    を空状態と判定し、乾燥処理を終了させるようにした請
    求項10または11記載の厨芥処理装置。
  13. 【請求項13】 制御手段は、乾燥処理中における厨芥
    収納容器より凝縮器へ流出した水蒸気の前記凝縮器での
    温度測定を加熱手段のオン/オフ期間のある同じタイミ
    ングごとに行うようにした請求項7〜12のいずれか1
    項に記載の厨芥処理装置。
  14. 【請求項14】 厨芥収納容器内に厨芥を撹拌する回転
    刃を備え、制御手段は、乾燥処理中における厨芥収納容
    器より凝縮器へ流出した水蒸気の前記凝縮器での温度測
    定を前記回転刃のオン/オフ期間のある同じタイミング
    ごとに行うようにした請求項7〜12のいずれか1項に
    記載の厨芥処理装置。
  15. 【請求項15】 制御手段は、処理開始後、乾燥処理を
    必ず一定時間以上行うようにした請求項7〜14のいず
    れか1項に記載の厨芥処理装置。
  16. 【請求項16】 第2温度検知手段で温度検知開始後、
    最高温度を常に更新しながら最高温度より設定された温
    度以上に温度が低下したときに加熱手段の通電を停止す
    るようにした請求項1、7、8、9、10のいずれか1
    項に記載の厨芥処理装置。
  17. 【請求項17】 第1温度検知手段を、厨芥収納容器の
    上方に設けた蓋に取着した請求項1〜16のいずれか1
    項に記載の厨芥処理装置。
  18. 【請求項18】 加熱手段は、厨芥収納容器内の空気を
    撹拌する遠心ファンよりなる撹拌ファンと、撹拌ファン
    による撹拌空気を熱風とするヒータとよりなり、前記ヒ
    ータの近傍に第1温度検知手段を設けた請求項17記
    の厨芥処理装置。
  19. 【請求項19】 撹拌ファンの後部にエアーガイドを設
    けた請求項18記載の厨芥処理装置。
  20. 【請求項20】 撹拌ファンの前面に中央部より外周部
    の開孔率が大きいファンカバーを備えた請求項19記
    の厨芥処理装置。
  21. 【請求項21】 厨芥から発生する水蒸気を凝縮させる
    凝縮器と、厨芥収納容器より前記凝縮器へ流出する水蒸
    気の蒸気経路とを備えた請求項1記載の厨芥処理装置。
  22. 【請求項22】 厨芥収納容器の上方に設けた開閉可能
    な蓋を備え、前記厨芥収納容器の上端部と前記蓋の下面
    とを一定の間隙をもって配置して前記厨芥収納容器より
    凝縮器へ流出する蒸気経路を形成した請求項21記載の
    厨芥処理装置。
  23. 【請求項23】 凝縮器の上部を上段部の内径を下段部
    より大きくした二段構成とし、前記上段部の外壁面に第
    2温度検知手段を取着した請求項21記載の厨芥処理装
    置。
  24. 【請求項24】 凝縮器の外面を冷却する冷却ファンを
    備え、第2温度検知手段を冷却ファンと対向した凝縮器
    の外壁面に配設した請求項21記載の厨芥処理装置。
  25. 【請求項25】 第2温度検知手段を断熱材でカバーし
    た請求項21記載の厨芥処理装置。
  26. 【請求項26】 厨芥収納容器と凝縮器の隙間を、厨芥
    収納容器と蓋内面との隙間より大きくした請求項21記
    載の厨芥処理装置。
  27. 【請求項27】 凝縮器の上部に、下部より径の大きい
    蒸気溜まり部を形成し、蒸気溜まり部の外部に第2温度
    検知手段を設けてなる請求項21記載の厨芥処理装置。
  28. 【請求項28】 凝縮器に外方向に突出するように溝部
    を形成し、前記溝部の外壁に第2温度検知手段を設けた
    請求項21記載の厨芥処理装置。
  29. 【請求項29】 凝縮器と厨芥収納容器を偏心して設
    け、凝縮器と厨芥収納容器の隙間のもっとも大きい部分
    の凝縮器外壁に第2温度検知手段を設けた請求項21記
    載の厨芥処理装置。
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