JPH11122093A - レベル変換回路 - Google Patents

レベル変換回路

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JPH11122093A
JPH11122093A JP9281889A JP28188997A JPH11122093A JP H11122093 A JPH11122093 A JP H11122093A JP 9281889 A JP9281889 A JP 9281889A JP 28188997 A JP28188997 A JP 28188997A JP H11122093 A JPH11122093 A JP H11122093A
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    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電流の低減と外部電源電圧動作マージン
の増大を図る。 【解決手段】 トランジスタ1,2は第1のインバータ
を構成し、トランジスタ5,6は第2のインバータを構
成する。ダイオード4を設けることにより、第2のイン
バータを駆動するノードBの振幅をVCC−Vfb(ダ
イオード4の順方向電圧)と接地電位GND間の振幅レ
ベルとする。VCCからGNDへ流れる電流の経路はト
ランジスタ1又はトランジスタ2でカットオフされ、V
PPからGNDへ流れる経路はトランジスタ6,7又は
トランジスタ2,5でカットオフされ、VPPからVC
Cへ流れる経路はトランジスタ7又はトランジスタ3,
4でカットオフされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力信号の振幅レ
ベルを入力信号の振幅レベルより大きくする、あるいは
小さくするレベル変換回路に関し、特に2電源以上を用
いて動作するレベル変換回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のレベル変換回路の回路図で
ある。このレベル変換回路は各種電圧を必要とし、かつ
高速に動作することが必要なデコーダ回路等に用いられ
る。特に、不揮発性半導体装置においてフローティング
ゲートを有するメモリーセルのしきい値電圧等をモニタ
ーする場合、外部電源電圧より高い電圧と外部電源電圧
より低い電圧が必要な場合と外部電源電圧と同一な電圧
が必要な場合が生ずる。内部に必要な高電圧や低電圧は
回路内部で生成される。
【0003】図4において、外部電源電圧VCCは外部
から供給される電圧であり、内部電圧VPPは図示しな
い電源手段によってVCCから生成される電圧である。
PchMOSトランジスタ21、NchMOSトランジ
スタ22は、VCCを電源とし入力端子INより入力信
号を受ける第1のインバータを構成している。PchM
OSトランジスタ25、NchMOSトランジスタ26
は、VPPを電源としノードFより入力信号を受ける第
2のインバータを構成している。NchMOSトランジ
スタ23は、第1のインバータの出力を第2のインバー
タの入力に伝達すると共に、VPPレベルのノードFか
らVCCレベルのノードEへ流れる電流を阻止する。P
chMOSトランジスタ27は、第2のインバータの出
力を受け、この出力に応じて第2のインバータの入力を
VPPレベルにプルアップする。
【0004】次に、このようなレベル変換回路の動作を
説明する。まず、外部電源電圧VCCと内部電圧VPP
が同一電位の場合について説明する。入力端子INに与
えられる入力信号の電位レベルは、接地電位GND(以
下、接地電位GNDは0Vとする)とVCCの間で変化
する。入力端子INの電位がVCCから0Vに変化した
場合、トランジスタ1,2で構成される第1のインバー
タの出力ノードEの電位はVCCとなる。ノードFの電
位は、NchMOSトランジスタ23を介して、図5に
示すVCC−Vtnのレベルまで上昇する。なお、Vt
nはトランジスタ23のバックゲート特性を考慮した場
合のしきい値である。ノードFの「H」レベル出力によ
り、トランジスタ25,26で構成される第2のインバ
ータの出力ノードOUTの電位は、VPPから0Vに下
降する。この出力ノードOUTの変化により、Pchト
ランジスタ27はオンし、ノードFをVPPレベルまで
上昇させる。
【0005】入力端子INの電位が0VからVCCに変
化した場合、第1のインバータの出力ノードEの電位は
0Vに下降する。これに応じて、ノードFの電位はNc
hMOSトランジスタ23を介して0Vに下降し始め
る。ノードFの「L」レベル出力により、第2のインバ
ータの出力ノードOUTの電位は0VからVPPに上昇
する。出力ノードOUTの変化により、Pchトランジ
スタ27はオフする。電圧VPPが電圧VCCより高い
場合は、初めに電圧VCCと電圧VPPを同一レベルに
して上記と同様に状態を確定した後、電圧VPPを高電
圧に昇圧すればよい。Nchトランジスタ23のゲート
電位はVCCレベルで、ノードEに接続されたドレイン
の電位はVCCレベル、ノードFに接続されたソースの
電位はVPPレベルになることで、VCCより高い電位
のノードFからVCCレベルのノードEへの貫通電流を
防止することができる。
【0006】次に、特開平5−304462号公報に開
示されたレベル変換回路の回路図を図6に示す。このレ
ベル変換回路は、第1のインバータを構成するPchM
OSトランジスタ31及びNchMOSトランジスタ3
2、第2のインバータを構成するPchMOSトランジ
スタ35及びNchMOSトランジスタ36、第2のイ
ンバータの出力を受け、この出力に応じて電圧VPPを
第2のインバータの入力に供給するPchMOSトラン
ジスタ37、トランジスタ31,32のドレイン間に接
続されたダイオード38から構成されている。
【0007】入力端子INの電位がVCCから0Vに変
化した場合、トランジスタ31,32で構成される第1
のインバータの出力ノードGの電位は、図5に示すVC
C−Vfbのレベルまで上昇する。なお、Vfbはダイ
オード38の順方向電圧である。ノードGの「H」レベ
ル出力により、トランジスタ35,36で構成される第
2のインバータの出力ノードOUTの電位は、VPPか
ら0Vに下降する。この出力ノードOUTの変化によ
り、Pchトランジスタ37はオンし、ノードIをVP
Pレベルまで上昇させる。入力端子INの電位が0Vか
らVCCに変化した場合、第1のインバータの出力ノー
ドGの電位は0Vに下降する。ノードGの「L」レベル
出力により、第2のインバータの出力ノードOUTの電
位はVPPに上昇する。この出力ノードOUTの変化に
より、Pchトランジスタ37はオフする。図6のレベ
ル変換回路では、VPPからVCCへ流れる定常的な動
作電流、VPPから接地電位GNDへ流れる定常的な動
作電流は存在しないが、電圧VPPがVCCより高電圧
の場合に、VCCから接地電位GNDへ流れる定常的な
動作電流が存在する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のレベル変換回路
は以上のように構成されており、図4のレベル変換回路
では、外部電源電圧VCCと内部電圧VPPが同一値の
場合、出力段の第2のインバータを駆動する入力振幅
(ノードFの振幅)がVCC−Vtnと接地電位GND
間の振幅レベルとなる。VtnはNchMOSトランジ
スタのバックゲート特性を考慮した場合のしきい値であ
るため、例えばVCC=2Vぐらいの低電圧で動作させ
ると、VCC−Vtnは1V程度なので、第2のインバ
ータの入力振幅は1V程度の振幅レベルとなる。したが
って、図4のレベル変換回路では、出力段の第2のイン
バータの入力振幅に十分なマージンがとれないという問
題点があった。また、図6のレベル変換回路では、図4
のレベル変換回路よりも入力振幅のマージンを増大させ
ることができるが、出力段の第2のインバータで高電圧
を選択する場合に、外部電源電圧VCCから接地電位G
NDへの定常的な動作電流が存在するため、消費電流が
増大するという問題点があった。また、図4、図6のレ
ベル変換回路では、電圧VPPが外部電源電圧VCCよ
り低い場合に、VCCからVPPへ流れる定常的な動作
電流が存在するため、消費電流が増大するという問題点
があった。本発明は、上記課題を解決するためになされ
たもので、消費電流の低減と外部電源電圧動作マージン
の増大を図ることができるレベル変換回路を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載のように、第1の電源電圧により駆動される第1のイ
ンバータと、第2の電源電圧により駆動される第2のイ
ンバータを備え、第1のインバータに入力される第1の
電源電圧と接地電圧間の振幅レベルを第2の電源電圧と
接地電圧間の振幅レベルに変換するレベル変換回路にお
いて、ドレインが第1のインバータの出力に接続され、
ソースが第2のインバータの入力に接続され、ゲートに
第1の電源電圧が与えられたNchMOSトランジスタ
と、このNchMOSトランジスタと並列に、アノード
が第1のインバータの出力に接続され、カソードが第2
のインバータの入力に接続された第1のダイオードと、
第2のインバータの出力を受けて第2のインバータの入
力を第2の電源電圧近傍にプルアップする負荷回路とを
備えたものである。このように、第1の電源電圧と接地
電圧の間で動作する第1のインバータの出力の振幅を第
1のダイオードを介して出力段の第2のインバータの入
力へ伝達することにより、出力段の第2のインバータの
動作マージンを増大させることができる。また、第1の
電源電圧から接地電圧、第2の電源電圧から接地電圧、
及び第2の電源電圧から第1の電源電圧の方向へ流れる
定常電流を阻止することができる。また、請求項2に記
載のように、上記負荷回路は、ソースとウェルに第2の
電源電圧が与えられ、ドレインが第2のインバータの入
力に接続され、ゲートが第2のインバータの出力に接続
されたPchMOSトランジスタからなるものである。
【0010】また、請求項3に記載のように、上記負荷
回路は、ソースとウェルに第2の電源電圧が与えられ、
ゲートが第2のインバータの出力に接続されたPchM
OSトランジスタと、アノードがPchMOSトランジ
スタのドレインに接続され、カソードが第2のインバー
タの入力に接続された第2のダイオードとからなるもの
である。このように、第2のダイオードを設けることに
より、第1の電源電圧から第2の電源電圧の方向へ流れ
る定常電流を阻止することができる。また、請求項4に
記載のように、上記第1、第2のダイオードは、第1の
N型拡散層と、この第1のN型拡散層内に形成されたア
ノードとなるP型拡散層と、このP型拡散層内に形成さ
れたカソードとなる第2のN型拡散層からなり、第1の
N型拡散層に第1、第2の電源電圧が印加されたもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態の1.次に、本発明の実施の形態について図
面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1の実
施の形態となるレベル変換回路の回路図である。第1の
電源電圧となる外部電源電圧VCCは外部から供給され
る電圧であり、第2の電源電圧となる内部電圧VPPは
図示しない電源手段によってVCCから生成される電圧
である。なお、VCC、VPPは何れも正電圧である。
【0012】ゲートが入力端子INに接続され、ドレイ
ンがノードAに接続され、ソースとウェルに電圧VCC
が与えられたPchMOSトランジスタ1と、ゲートが
入力端子INに接続され、ドレインがノードAに接続さ
れ、ソースが接地されたNchMOSトランジスタ2
は、入力段のインバータとなる第1のインバータを構成
している。ゲートがノードBに接続され、ドレインが出
力端子OUTに接続され、ソースとウェルに電圧VPP
が与えられたPchMOSトランジスタ5と、ゲートが
ノードBに接続され、ドレインが出力端子OUTに接続
され、ソースが接地されたNchMOSトランジスタ6
は、出力段のインバータとなる第2のインバータを構成
している。
【0013】ドレインが第1のインバータの出力ノード
Aに接続され、ソースが第2のインバータの入力ノード
Bに接続され、ゲートに電圧VCCが与えられたNch
MOSトランジスタ3は、第1のインバータの出力を第
2のインバータの入力に伝達すると共に、VPPレベル
のノードBからVCCレベルのノードAへ流れる電流を
阻止する。
【0014】アノードが第1のインバータの出力ノード
Aに接続され、カソードが第2のインバータの入力ノー
ドBに接続されたダイオード4は、第1のインバータの
出力を第2のインバータの入力に伝達する。負荷回路を
構成するPchMOSトランジスタ7は、第2のインバ
ータの出力を受け、この出力に応じて第2のインバータ
の入力をVPPレベル近傍にプルアップする。
【0015】図2は図1のレベル変換回路で使用される
ダイオード4の断面図である。ダイオード4は、第1の
N型拡散層11と、このN型拡散層11内に形成された
アノードとなるP型拡散層12と、このP型拡散層12
内に形成されたカソードとなる第2のN型拡散層13か
らなる。P型拡散層12は第1のインバータの出力とな
るノードAに接続され、N型拡散層13は第2のインバ
ータの入力となるノードBに接続される。また、N型拡
散層11には電源電圧VCCが印加される。
【0016】次に、本実施の形態のレベル変換回路の動
作を説明する。まず、外部電源電圧VCCと内部電圧V
PPが同一電位の場合について説明する。入力端子IN
に与えられる入力信号の電位レベルは、接地電位GND
(以下、接地電位GNDは0Vとする)とVCCの間で
変化する。
【0017】入力端子INの電位がVCCから0Vに変
化した場合、トランジスタ1がオン状態、トランジスタ
2がオフ状態となるので、トランジスタ1,2で構成さ
れる第1のインバータの出力ノードAの電位はVCCと
なる。ノードAが「H」レベルの場合、ダイオード4に
は順方向電圧が加わる。これにより、ノードBの電位
は、図5に示すVCC−Vfbのレベルまで上昇する。
なお、Vfbはダイオード4の順方向電圧である。
【0018】ノードBの「H」レベル出力により、トラ
ンジスタ5がオフ状態、トランジスタ6がオン状態とな
るので、トランジスタ5,6で構成される第2のインバ
ータの出力ノードOUTの電位は、VPPから0Vに下
降する。この出力ノードOUTの変化により、Pchト
ランジスタ7はオンし、ノードBをVPPレベルまで上
昇させる。第2のインバータのしきい値をVCC−Vf
bより低い値に設定することにより、VCC−Vfbと
0Vの間のノードBの振幅レベルを出力段へ伝達するこ
とができる。
【0019】ノードAの電位がVCCに上昇すると、ダ
イオード4のP型拡散層12がVCCに充電される。こ
れにより、P型拡散層12、N型拡散層13間が順方向
バイアスとなり、ノードBはVCC−Vfbまで充電さ
れる。N型拡散層11は、P型拡散層12がVCCに充
電されたときに、基板へ流れ込む電流をおさえるために
形成される拡散層領域で、電圧VCCにプルアップされ
ている。
【0020】入力端子INの電位が0VからVCCに変
化した場合、トランジスタ1がオフ状態、トランジスタ
2がオン状態となるので、トランジスタ1,2で構成さ
れる第1のインバータの出力ノードAの電位は0Vに下
降する。これに応じて、ノードBの電位はNchMOS
トランジスタ3を介して0Vに下降し始める。入力端子
INの電位が0VのときノードBの電位は「H」レベル
であったので、入力端子INの電位がVCCに変化して
ノードAが「L」レベルに変化すると、ダイオード4に
は逆方向電圧が印加される。よって、ノードBの電位
は、トランジスタ3のみを介した動作によって「L」レ
ベルとなる。
【0021】ノードBの「L」レベル出力により、トラ
ンジスタ5がオン状態、トランジスタ6がオフ状態とな
るので、トランジスタ5,6で構成される第2のインバ
ータの出力ノードOUTの電位は0VからVPPに上昇
する。この出力ノードOUTの変化により、Pchトラ
ンジスタ7はオフする。以上の動作は電圧VCCとVP
Pが同一電位の場合であるが、電圧VPPが電圧VCC
より高い場合は、初めに電圧VCCと電圧VPPを同一
レベルにして上記と同様に状態を確定した後、電圧VP
Pを高電圧に昇圧すればよい。これにより、第1、第2
のインバータを選択的に駆動することができる。
【0022】入力端子INの電位が0Vのとき、VCC
から接地電位GNDへ流れる電流の経路は、Nchトラ
ンジスタ2でカットオフされ、VPPから接地電位GN
Dへ流れる電流の経路はPchトランジスタ5とNch
トランジスタ2でカットオフされる。また、VPPから
VCCへ流れる電流の経路はNchトランジスタ3とダ
イオード4でカットオフされる。
【0023】入力端子INの電位がVCCのとき、VC
Cから接地電位GNDへ流れる電流の経路は、Pchト
ランジスタ1でカットオフされ、VPPから接地電位G
NDへ流れる電流の経路はPchトランジスタ7とNc
hトランジスタ6でカットオフされる。また、VPPか
らVCCへ流れる電流の経路はPchトランジスタ7で
カットオフされる。
【0024】したがって、本実施の形態では、ダイオー
ド4を設けたことにより、出力段の第2のインバータを
駆動する入力振幅(ノードBの振幅)をVCC−Vfb
と接地電位GND間の振幅レベルとすることができるの
で、第2のインバータの動作マージンを図4のレベル変
換回路よりも増大させることができる。また、VCCか
ら接地電位GND、VPPから接地電位GND、及びV
PPからVCCへ流れる定常電流を阻止することができ
るので、図5のレベル変換回路よりも消費電流を低減す
ることができる。
【0025】実施の形態の2.図3は本発明の他の実施
の形態となるレベル変換回路の回路図であり、図1と同
一の構成には同一の符号を付してある。アノードがPc
hMOSトランジスタ7のドレインに接続され、カソー
ドが第2のインバータの入力ノードCに接続されたダイ
オード8は、トランジスタ7と共に負荷回路を構成し、
ノードCをVPP−Vfbにプルアップする。このダイ
オード8の構成は、ダイオード4と同じである。ただ
し、ダイオード8の第1のN型拡散層11には内部電圧
VPPが印加される。
【0026】次に、本実施の形態のレベル変換回路の動
作を説明する。まず、外部電源電圧VCCと内部電圧V
PPが同一電位の場合について説明する。入力端子IN
の電位がVCCから0Vに変化した場合、トランジスタ
1がオン状態、トランジスタ2がオフ状態となるので、
トランジスタ1,2で構成される第1のインバータの出
力ノードAの電位はVCCとなる。ノードAが「H」レ
ベルの場合、ダイオード4には順方向電圧が加わる。こ
れにより、ノードCの電位はVCC−Vfbのレベルま
で上昇する。
【0027】ノードCの「H」レベル出力により、トラ
ンジスタ5がオフ状態、トランジスタ6がオン状態とな
るので、トランジスタ5,6で構成される第2のインバ
ータの出力ノードOUTの電位は、VPPから0Vに下
降する。この出力ノードOUTの変化により、Pchト
ランジスタ7はオンし、ノードDをVPPレベルまで上
昇させる。ダイオード8は、ノードDの電圧レベルより
Vfb低い値をノードCに出力する。
【0028】第2のインバータのしきい値をVCC−V
fbより低い値に設定することにより、VCC−Vfb
と0Vの間のノードCの振幅レベルを出力段へ伝達する
ことができる。入力端子INの電位が0VからVCCに
変化した場合、トランジスタ1がオフ状態、トランジス
タ2がオン状態となるので、トランジスタ1,2で構成
される第1のインバータの出力ノードAの電位は0Vに
下降する。
【0029】これに応じて、ノードCの電位はNchM
OSトランジスタ3を介して0Vに下降し始める。入力
端子INの電位が0VのときノードCの電位は「H」レ
ベルであったので、入力端子INの電位がVCCに変化
してノードAが「L」レベルに変化すると、ダイオード
4には逆方向電圧が印加される。よって、ノードCの電
位は、トランジスタ3のみを介した動作によって「L」
レベルとなる。
【0030】ノードCの「L」レベル出力により、トラ
ンジスタ5がオン状態、トランジスタ6がオフ状態とな
るので、トランジスタ5,6で構成される第2のインバ
ータの出力ノードOUTの電位は0VからVPPに上昇
する。この出力ノードOUTの変化により、Pchトラ
ンジスタ7はオフする。以上の動作は電圧VCCとVP
Pが同一電位の場合であるが、電圧VPPが電圧VCC
より高い場合は、初めに電圧VCCと電圧VPPを同一
レベルにして上記と同様に状態を確定した後、電圧VP
Pを高電圧に昇圧すればよい。これにより、第1、第2
のインバータを選択的に駆動することができる。また、
電圧VPPが電圧VCCより低い場合でも駆動すること
ができる。
【0031】入力端子INの電位が0Vのとき、VCC
から接地電位GNDへ流れる電流の経路は、Nchトラ
ンジスタ2でカットオフされ、VPPから接地電位GN
Dへ流れる電流の経路はPchトランジスタ5とNch
トランジスタ2でカットオフされる。また、VPPから
VCCへ流れる電流の経路はNchトランジスタ3とダ
イオード4でカットオフされる。さらに、VCCからV
PPへ流れる電流の経路は、ダイオード8によりカット
オフされる。
【0032】入力端子INの電位がVCCのとき、VC
Cから接地電位GNDへ流れる電流の経路は、Pchト
ランジスタ1でカットオフされ、VPPから接地電位G
NDへ流れる電流の経路はPchトランジスタ7とNc
hトランジスタ6でカットオフされる。また、VPPか
らVCCへ流れる電流の経路はPchトランジスタ7で
カットオフされる。さらに、VCCからVPPへ流れる
電流の経路は、ダイオード8によりカットオフされる。
【0033】こうして、実施の形態の1と同様の効果を
得ることができる。また、実施の形態の1及び本実施の
形態では、電圧VPPが電圧VCCより高電位の場合、
電圧VCCより低電位の場合、電圧VCCと同電位の場
合の何れでも動作可能であるが、実施の形態の1のレベ
ル変換回路では、電圧VPPが電圧VCCより低電位の
場合に、VCCからVPPへ流れる定常的な動作電流が
存在する。これに対して、本実施の形態のレベル変換回
路では、ダイオード8を設けることにより、VCCから
VPPへ流れる定常電流を阻止することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1に記載のよう
に、第1の電源電圧と接地電圧の間で動作する第1のイ
ンバータの出力の振幅を第1のダイオードを介して出力
段の第2のインバータの入力へ伝達することにより、出
力段の第2のインバータの動作マージンを増大させるこ
とができる。また、第1の電源電圧から接地電圧、第2
の電源電圧から接地電圧、及び第2の電源電圧から第1
の電源電圧の方向へ流れる定常電流を阻止することがで
きるので、消費電流を低減することができる。
【0035】また、請求項3に記載のように、第2のダ
イオードを設けることにより、第2の電源電圧が第1の
電源電圧より低電圧の場合に、第1の電源電圧から第2
の電源電圧の方向へ流れる定常電流を阻止することがで
き、消費電流を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態となるレベル変換
回路の回路図である。
【図2】 図1のレベル変換回路で使用されるダイオー
ドの断面図である。
【図3】 本発明の他の実施の形態となるレベル変換回
路の回路図である。
【図4】 従来のレベル変換回路の回路図である。
【図5】 出力段インバータとなる第2のインバータに
入力される電圧を示す図である。
【図6】 従来の他のレベル変換回路の回路図である。
【符号の説明】
1、5、7…PchMOSトランジスタ、2、3、6…
NchMOSトランジスタ、4、8…ダイオード、12
…P型拡散層、11、13…N型拡散層。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源電圧により駆動される第1の
    インバータと、第2の電源電圧により駆動される第2の
    インバータを備え、第1のインバータに入力される第1
    の電源電圧と接地電圧間の振幅レベルを第2の電源電圧
    と接地電圧間の振幅レベルに変換するレベル変換回路に
    おいて、 ドレインが前記第1のインバータの出力に接続され、ソ
    ースが前記第2のインバータの入力に接続され、ゲート
    に前記第1の電源電圧が与えられたNchMOSトラン
    ジスタと、 このNchMOSトランジスタと並列に、アノードが前
    記第1のインバータの出力に接続され、カソードが前記
    第2のインバータの入力に接続された第1のダイオード
    と、 前記第2のインバータの出力を受けて第2のインバータ
    の入力を前記第2の電源電圧近傍にプルアップする負荷
    回路とを備えたことを特徴とするレベル変換回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレベル変換回路におい
    て、 前記負荷回路は、ソースとウェルに前記第2の電源電圧
    が与えられ、ドレインが前記第2のインバータの入力に
    接続され、ゲートが前記第2のインバータの出力に接続
    されたPchMOSトランジスタからなるものであるこ
    とを特徴とするレベル変換回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のレベル変換回路におい
    て、 前記負荷回路は、ソースとウェルに前記第2の電源電圧
    が与えられ、ゲートが前記第2のインバータの出力に接
    続されたPchMOSトランジスタと、 アノードがPchMOSトランジスタのドレインに接続
    され、カソードが前記第2のインバータの入力に接続さ
    れた第2のダイオードとからなるものであることを特徴
    とするレベル変換回路。
  4. 【請求項4】 請求項1又は3記載のレベル変換回路に
    おいて、 前記第1、第2のダイオードは、第1のN型拡散層と、
    この第1のN型拡散層内に形成されたアノードとなるP
    型拡散層と、このP型拡散層内に形成されたカソードと
    なる第2のN型拡散層からなり、第1のN型拡散層に前
    記第1、第2の電源電圧が印加されたものであることを
    特徴とするレベル変換回路。
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JP2001110989A (ja) * 1999-10-06 2001-04-20 Hitachi Ltd 半導体装置
KR100711108B1 (ko) 2004-07-16 2007-04-24 삼성전자주식회사 레벨 쉬프터 및 레벨 쉬프팅 방법
JP2014057476A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Rohm Co Ltd スイッチングレギュレータおよびその制御回路、ならびに電子機器

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