JPH11120261A - 在宅医療システム - Google Patents

在宅医療システム

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JPH11120261A
JPH11120261A JP28095997A JP28095997A JPH11120261A JP H11120261 A JPH11120261 A JP H11120261A JP 28095997 A JP28095997 A JP 28095997A JP 28095997 A JP28095997 A JP 28095997A JP H11120261 A JPH11120261 A JP H11120261A
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JP
Japan
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doctor
terminal
patient
patient terminal
vital data
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Application number
JP28095997A
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English (en)
Inventor
Isao Mizukura
功 水庫
Hitoshi Tajima
仁 田島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者端末21から医師端末23,24の呼び
出しを可能にして、患者の意思に基づく在宅医療を実施
することができる在宅医療システムを得る。 【解決手段】 アドレス通知部により通知された各医師
の名前を患者端末21のCRTに表示し、患者が受診す
る医師を選択すると、その医師が使用する医師端末23
等を患者端末21とオンライン接続するようにしたもの
である。また、医師による在宅医療が実施されない等の
場合、医師端末23等と患者端末21間のオンライン接
続を中止し、医師のメールボックスにバイタルデータ等
を蓄積するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、医師端末と患者
端末をオンライン接続して、医師の在宅医療を支援する
在宅医療システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は例えば特開平4−57161号
公報に示された従来の在宅医療システムを示す構成図で
あり、図において、1は患者の自宅等に設置された患者
端末、2は病院に設置されたセンタ装置、3は患者の登
録番号やバイタルデータを記憶するICカード、4はI
Cカード3の内容を読み書きするICカードリードライ
タ(以下、ICカードR/Wという)、5は患者の緊急
を知らせる緊急発信器、6は緊急発信器5が発信する緊
急信号を受信する受信部、7は患者側のテレビ電話、8
は患者のバイタルデータを計測するバイタルセンサ、9
は電話回線に接続されたアダプタである。
【0003】また、10はICカード3の内容を読み書
きするICカードR/W、11は病院側のテレビ電話、
12は電話回線に接続されたアダプタ、13は例えばバ
イタルセンサ8に計測されたバイタルデータをアダプタ
9,12を介して受信するとともに、そのバイタルデー
タをデータベースに蓄積するホストコンピュータであ
る。
【0004】次に動作について説明する。まず、患者が
バイタルセンサ8を取り付けると、バイタルセンサ8が
定期的にバイタルデータを計測してアダプタ9に送信
し、アダプタ9のメモリに格納される。そして、患者が
ICカード3をICカードR/W4に挿入したのち、ア
ダプタ9のスイッチを制御すると、アダプタ9のメモリ
に格納されたバイタルデータがICカード3に記憶され
ることになる。
【0005】このようにして、バイタルデータがICカ
ード3に記憶された場合は、患者がICカード3を病院
に持参することが可能になり、患者がICカード3をI
CカードR/W10に挿入すると、ホストコンピュータ
13がICカード3からバイタルデータを読み込んで、
そのバイタルデータをデータベースに蓄積する。従っ
て、医師が患者のバイタルデータをデータベースから検
索することが可能になり、患者の体調を診断することが
できる。
【0006】一方、患者がICカード3を病院に持参し
ない場合でも、病院のセンタ装置2から電話回線を介し
て患者端末1を呼び出すことにより、ホストコンピュー
タ13がアダプタ9のメモリに格納されたバイタルデー
タを受信し、そのバイタルデータをデータベースに蓄積
することができる。従って、この場合も、医師が患者の
バイタルデータをデータベースから検索して、患者の体
調を診断することができる。また、この場合、テレビ電
話11を通じて患者の様子を知ることもできる。
【0007】なお、患者の体調が悪く緊急を要する場合
には、緊急発信器5から緊急信号を発信することが可能
であり、この場合は、受信部6が緊急発信器5から発信
された緊急信号を受信し、自動的にセンタ装置2を呼び
出して、その旨を通知することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の在宅医療システ
ムは以上のように構成されているので、医師がホストコ
ンピュータ13から患者端末1を呼び出して、在宅医療
を実施することはできるが、患者が患者端末1から病院
内に配置されている各医師の医師端末(図示せず)を呼
び出す手段がなく、患者の意思に基づく在宅医療を実施
することができないなどの課題があった。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、患者端末から医師端末の呼び出し
を可能にして、患者の意思に基づく在宅医療を実施する
ことができる在宅医療システムを得ることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る在宅医療
システムは、アドレス通知手段により通知された各医師
の名前を患者端末に表示し、患者が受診する医師を選択
すると、その医師が使用する医師端末のネットワークア
ドレスをLANに出力して、その医師端末を患者端末と
オンライン接続するようにしたものである。
【0011】この発明に係る在宅医療システムは、アド
レス通知手段により通知された各診療科目の名称を患者
端末に表示し、患者が受診する診療科目を選択すると、
その診療科目に属する医師が使用する医師端末のネット
ワークアドレスをLANに出力して、その医師端末を患
者端末とオンライン接続するようにしたものである。
【0012】この発明に係る在宅医療システムは、患者
端末がバイタルセンサにより計測された患者のバイタル
データを医師端末に送信するデータ送信手段を有し、医
師端末が患者端末から送信されたバイタルデータを表示
するデータ表示手段を有するようにしたものである。
【0013】この発明に係る在宅医療システムは、医師
端末と患者端末のオンライン接続又は医師のメールボッ
クスに対するバイタルデータの蓄積を選択する選択手段
を設けるようにしたものである。
【0014】この発明に係る在宅医療システムは、選択
手段によりバイタルデータの蓄積が選択された場合、医
師端末と患者端末間のオンライン接続を中止し、医師の
メールボックスにバイタルデータを蓄積するようにした
ものである。
【0015】この発明に係る在宅医療システムは、医師
端末がオンライン接続を許可するか否かを設定する設定
手段と、その設定手段による設定状況を患者端末に通知
する状況通知手段とを設けるようにしたものである。
【0016】この発明に係る在宅医療システムは、設定
手段により医師端末のオンライン接続を不許可とする状
態に設定された場合、医師端末と患者端末間のオンライ
ン接続を中止し、医師のメールボックスにバイタルデー
タを蓄積するようにしたものである。
【0017】この発明に係る在宅医療システムは、医師
のメールボックスに患者のバイタルデータが蓄積される
と、その旨を医師端末に通知するようにしたものであ
る。
【0018】この発明に係る在宅医療システムは、患者
端末から緊急を要する旨の通知を受信すると、その旨を
医師端末に通知するようにしたものである。
【0019】この発明に係る在宅医療システムは、患者
端末から緊急を要する旨の通知を受信した場合におい
て、設定手段により医師端末のオンライン接続を不許可
とする状態に設定されているときは、他の医師端末を患
者端末とオンライン接続するようにしたものである。
【0020】この発明に係る在宅医療システムは、医師
端末が患者端末とオンライン接続される前に、予めバイ
タルセンサを用いてバイタルデータを計測し、そのバイ
タルデータを患者端末内に蓄積する計測手段を設けるよ
うにしたものである。
【0021】この発明に係る在宅医療システムは、患者
端末からの要求に応じて医師の予約状況を通知するとと
もに、その患者端末から予約の登録を受け付ける予約手
段を設けるようにしたものである。
【0022】この発明に係る在宅医療システムは、患者
端末からの要求に応じて患者端末の電話番号を登録する
電話番号登録手段を設けるようにしたものである。
【0023】この発明に係る在宅医療システムは、医師
端末と患者端末間の通信時間を記録する記録手段を設け
るようにしたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による在
宅医療システムを示す概略構成図であり、図において、
21は電話回線と接続された患者端末、22は病院内の
LAN(Local Area Network)、2
3,24は病院内のLAN22と接続された医師端末、
25は患者端末21から電話回線を介して着信を受ける
と、LAN22に対する患者端末21の接続を許可する
ため患者端末21のネットワークアドレス(以下、IP
アドレスという)を患者端末21に送信するアダプタ装
置(以下、RASという)、26はLAN22に接続さ
れた患者端末21から自己のURL(Uniform
Resource Locator)が出力されると、
病院に属する各医師の名前及び各医師が使用する医師端
末23,24のIPアドレスを患者端末21に通知等す
るホストコンピュータである。
【0025】図2は患者端末の具体的な構成を示す構成
図であり、図において、31は電話回線と接続されたモ
デム、32は病院の電話番号及びホストコンピュータ2
6のURL等を格納するメモリ、33はメモリ32に格
納された病院の電話番号をモデム31を用いてダイヤル
するとともに、RAS25から患者端末21のIPアド
レスをモデム31を介して受信すると、患者端末21が
LAN22へ接続されたものと判断して、メモリ32に
格納されたホストコンピュータ26のURLをモデム3
1から出力し、さらに、ホストコンピュータ26から病
院に属する各医師の名前及び各医師が使用する医師端末
23,24のIPアドレスをモデム31を介して受信す
ると、各医師の名前をCRT36に表示し、患者がマウ
ス34を用いて受診する医師を選択すると、その医師が
使用する医師端末のIPアドレス(例えば、医師端末2
3のIPアドレス)をモデム31から出力して、その医
師端末を患者端末21とオンライン接続するCPU(接
続手段)である。
【0026】また、34は医師端末23等と患者端末2
1のオンライン接続又はメールボックス73(図4参
照)に対するバイタルデータの蓄積を選択するととも
に、受診する医師を選択するマウス(接続手段、選択手
段)、35はマウスインタフェース、36はホストコン
ピュータ26から通知された病院に属する各医師の名前
等を表示するCRT(接続手段)、37はCRTインタ
フェース、38は患者の声を入力するマイク、39は医
師の声を出力するスピーカ、40はサウンドインタフェ
ース、41は患者を撮影するビデオカメラ、42はビデ
オインタフェース、43は患者の脈拍や血圧等のバイタ
ルデータを計測するバイタルセンサ、44はバイタルセ
ンサ43により計測された患者のバイタルデータをモデ
ム31から出力するバイタルインタフェース(データ送
信手段)である。
【0027】図3は医師端末の具体的な構成を示す構成
図であり、図において、51はLAN22と接続された
ネットワークインタフェース、52はマウス53により
設定されたオンライン接続の許否を示すデータをネット
ワークインタフェース51を介してホストコンピュータ
26に出力するとともに、患者端末21から送信された
バイタルデータをネットワークインタフェース51を介
して受信すると、そのバイタルデータをCRT55に表
示するCPU(設定手段、データ表示手段)、53は当
該医師端末がオンライン接続を許可するか否かを設定す
るマウス(設定手段)、54はマウスインタフェース、
55は患者端末21から送信されたバイタルデータ等を
表示するCRT(データ表示手段)、56はCRTイン
タフェース、57は医師の声を入力するマイク、58は
患者の声を出力するスピーカ、59はサウンドインタフ
ェース、60は医師を撮影するビデオカメラ、61はビ
デオインタフェースである。
【0028】図4はホストコンピュータの具体的な構成
を示す構成図であり、図において、71はLAN22と
接続されたネットワークインタフェース、72は病院に
属する各医師の名前及び各医師が使用する医師端末2
3,24のIPアドレスを格納するとともに、医師端末
23等から出力されたオンライン接続の許否を示しデー
タを格納するメモリ、73は患者端末21から送信され
た患者のバイタルデータ等を蓄積するメールボックスで
あり、各医師ごとに記憶領域が分割されている。74は
患者端末21からホストコンピュータ26のURLが出
力されると、病院に属する各医師の名前(医師が属する
診療科目を含む)及び各医師が使用する医師端末23,
24のIPアドレスを患者端末21に通知するアドレス
通知部(アドレス通知手段)、75は医師のメールボッ
クス73に患者のバイタルデータが蓄積されると、その
旨を医師端末23等に通知する蓄積通知部(蓄積通知手
段)、76はアドレス通知部74が各医師の名前等を患
者端末21に通知する際、メモリ72に格納された医師
端末23等のオンライン接続の許否を示すデータを患者
端末21に出力する状況通知部(状況通知手段)であ
る。
【0029】次に動作について説明する。まず、医師
は、通常、在宅医療の他に、病院内での診療や医療研修
等の仕事があり、常に在宅医療を実施できるとは限らな
いので、医師端末23等のマウス53から現在在宅医療
に対応できるか否かを設定することができる。即ち、現
在、在宅医療を実施できる場合には、医師端末23等が
オンライン接続を許可する旨をマウス53を用いて設定
し、現在、在宅医療を実施できない場合には、医師端末
23等がオンライン接続を拒否する旨をマウス53を用
いて設定する。
【0030】このようにして、医師端末23等のオンラ
イン接続の許否が設定されると、医師端末23等のCP
U52がその設定内容をネットワークインタフェース5
1を介してホストコンピュータ26に通知し、その設定
内容がホストコンピュータ26のメモリ72に格納され
る。この状態において、患者が医師による在宅医療の実
施(オンライン接続)又はバイタルデータの蓄積(メー
ル送信)を希望する場合には、患者端末21のCRT3
6に表示される初期画面(患者端末21の電源の投入又
はリセット等すると、初期画面が表示される)におい
て、“オンライン接続”又は“メール送信”を選択する
ことができる(図5(a)参照)。
【0031】具体的には、“オンライン接続”及び“メ
ール送信”の周囲にハイパーリンクが張られており、マ
ウス34を用いて“オンライン接続”又は“メール送
信”の囲み内をクリックすると、“オンライン接続”又
は“メール送信”の何れかを選択することができる。
【0032】ここでは、説明の便宜上、“オンライン接
続”が選択されたとすると、まず、CPU33がメモリ
32に格納された病院の電話番号をモデム31を用いて
ダイヤルする。これにより、RAS25が患者端末21
からの着信を検出すると、LAN22に対する患者端末
21の接続を許可するため患者端末21のIPアドレス
を患者端末21に送信する。
【0033】そして、RAS25から患者端末21のI
Pアドレスをモデム31を介して受信すると、CPU3
3が、患者端末21がLAN22へ接続されたものと判
断して、メモリ32に格納されたホストコンピュータ2
6のURLをモデム31から出力する。これにより、ホ
ストコンピュータ26のアドレス通知部74が、患者端
末21からホストコンピュータ26のURLが出力され
たことを検出すると、病院に属する各医師の名前(医師
が属する診療科目を含む)及び各医師が使用する医師端
末23,24のIPアドレスを患者端末21に通知し、
また、アドレス通知部74の通知が終了すると、状況通
知部76がメモリ72に格納された医師端末23等のオ
ンライン接続の許否を示すデータを患者端末21に出力
する。
【0034】そして、アドレス通知部74から各医師の
名前及び各医師が使用する医師端末23,24のIPア
ドレスをモデム31を介して受信し、さらに、状況通知
部76から医師端末23等のオンライン接続の許否を示
すデータをモデム31を介して受信すると、CPU33
が図5(b)に示すように、各医師の名前及び各医師が
使用する医師端末23等の接続の許否をCRT36に表
示する。そして、患者がCRT36の表示を見て、例え
ば、受診する医師を内科のC医師に決定する場合、マウ
ス34を用いてC医師の囲み内をクリックすると内科の
C医師が選択され、CPU33が、C医師が使用する医
師端末23のIPアドレスをモデム31からLAN22
に出力する(ただし、説明の便宜上、この実施の形態1
では、C医師が使用する医師端末は、23の医師端末で
あるとする)。
【0035】これにより、C医師が使用する医師端末2
3は、自己のIPアドレスを検出するので、医師端末2
3と患者端末21がオンライン接続されることになる
(なお、接続不可であるB医師を選択した場合には、初
期画面で“メール送信”を選択した場合と同様の動作と
なるので、その説明は後述する。また、通話中であるD
医師を選択した場合には、D医師の医師端末が非通話の
状態になったのち、オンライン接続する)。
【0036】そして、医師端末23と患者端末21がオ
ンライン接続されると、医師端末23と患者端末21を
通じて、C医師と患者間の通話が可能になる。具体的に
は、バイタルセンサ43により計測されたバイタルデー
タ,ビデオカメラ41により撮影された患者の画像及び
マイク38により入力された患者の音声が患者端末21
から医師端末23に送信されるため、バイタルデータ及
び患者の画像が医師端末23のCRT55に表示され
(図5(c)参照)、患者の音声が医師端末23のスピ
ーカ58から出力される。
【0037】一方、ビデオカメラ60により撮影された
C医師の画像及びマイク57により入力されたC医師の
音声が医師端末23から患者端末21に送信されるた
め、C医師の画像が患者端末21のCRT36に表示さ
れ(患者端末21と医師端末23はほぼ同様の画面を表
示する)、C医師の音声が患者端末21のスピーカ39
から出力される。
【0038】なお、図5(c)の場合、既にバイタルデ
ータが表示されているが、通常、オンライン接続された
のち、バイタルデータの計測が開始され、C医師の要求
等によりバイタルデータを医師端末23に送信する必要
が生じたとき、患者がマウス34を用いて“データ送
信”の囲み内をクリックして、バイタルセンサ43によ
り計測されたリアルタイムのバイタルデータを医師端末
23に送信し、CRT55の画面に表示される。また、
オンライン接続を終了する場合には、C医師又は患者が
マウス55,34を用いて“回線切断”の囲み内をクリ
ックすることにより、オンライン接続を終了する。
【0039】次に、患者端末21の初期画面(図5
(a)参照)において、“メール送信”が選択されたと
すると、まず、CPU33がメモリ32に格納された病
院の電話番号をモデム31を用いてダイヤルするが、以
後、ホストコンピュータ26のアドレス通知部74から
各医師の名前(医師が属する診療科目を含む)及び各医
師が使用する医師端末23,24のIPアドレスの通知
を受けるまでの動作は、“オンライン接続”の場合と同
様であるため説明を省略する(ただし、医師端末23等
の接続の許否を示すデータは出力されない)。
【0040】そして、アドレス通知部74から各医師の
名前及び各医師が使用する医師端末23,24のIPア
ドレスをモデム31を介して受信すると、CPU33が
図5(d)に示すように、各医師の名前をCRT36に
表示する。そして、患者がCRT36の表示を見て、例
えば、メールを送信する医師を外科のE医師に決定する
場合、マウス34を用いてE医師の囲み内をクリックす
ると外科のE医師が選択され、実際に、メールを送信す
る画面に表示が切り換えられる(図5(e)参照)。
【0041】そして、患者がマウス34を用いて“計測
開始”の囲み内をクリックすると、バイタルセンサ43
を用いたバイタルデータの計測が開始され、計測終了後
に、患者がマウス34を用いて“メール送信”の囲み内
をクリックすると、CPU33がホストコンピュータ2
6のURLを出力して、バイタルデータ及び患者の画像
をホストコンピュータ26に送信する。そして、ホスト
コンピュータ26が患者端末21からバイタルデータ及
び患者の画像を受信すると、そのバイタルデータ及び患
者の画像をE医師のメールボックス73に蓄積する。
【0042】このようにして、E医師のメールボックス
73にバイタルデータ等が蓄積されると、蓄積通知部7
5がその旨を医師端末24に通知し、E医師に対して蓄
積の事実を認識させる(ただし、説明の便宜上、この実
施の形態1では、E医師が使用する医師端末は、24の
医師端末であるとする)。即ち、蓄積通知部75からE
医師のメールボックス73にバイタルデータ等が蓄積さ
れた旨が通知されると、CPU52がメール着信の通知
画面をCRT55にポップアップ表示し(図6(a)参
照)、このメール着信の通知画面には、発信者名(患者
名)、着信時間、バイタルデータ等の読み込みを完了し
たか否かを示すフラグが表示される。
【0043】そして、E医師がマウス53を用いて何れ
かの発信者名の囲み内をクリックすると、当該発信者の
患者端末21から送信されたバイタルデータ等がCRT
55に表示され(図6(b)参照)、患者の体調を診断
することができるようになる。なお、メール着信の通知
画面は、E医師の医師端末24がオンライン接続中の場
合でも、オンライン接続中の画面(図5(c)参照)の
一部の領域にポップアップ表示され、E医師はメールの
着信を認識することができる。
【0044】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、アドレス通知部74により通知された各医師
の名前を患者端末21のCRT36に表示し、患者が受
診する医師として例えばC医師を選択すると、C医師が
使用する医師端末23を患者端末21とオンライン接続
するようにしたので、患者とC医師の間で意思の疎通を
図ることができるようになり、その結果、患者の意思に
基づく在宅医療を実施することができる効果を奏する。
また、医師による在宅医療が実施されない等の場合、医
師端末23等と患者端末21間のオンライン接続を中止
し、医師のメールボックス73にバイタルデータ等を蓄
積するようにしたので、医師による在宅医療が実施され
ない等の場合でも、バイタルセンサ43により計測され
た患者のバイタルデータ等を病院側で蓄積しておくこと
ができるようになり、その結果、その計測時間帯のバイ
タルデータ等を無駄にすることなく、在宅医療の診断に
役立てることができる効果を奏する。
【0045】実施の形態2.上記実施の形態1では、患
者が受診する医師を選択し、その医師が使用する医師端
末23等を患者端末21とオンライン接続する一方、そ
の医師のメールボックス73にバイタルデータ等を蓄積
するものについて示したが、図7(b)および図7
(d)に示すように、病院が取り扱う各診療科目の周囲
にハイパーリンクを張り、患者が受診する診療科目等を
選択できるようにしてもよい。具体的には、上記実施の
形態1と同様にして、患者端末21のCRT36に表示
される初期画面(図7(a)参照)において、“オンラ
イン接続”又は“メール送信”を選択したのち、図7
(b)又は図7(d)の画面において、患者がマウス3
4を用いて受診する“診療科目”の囲み内をクリックす
ると、受診する診療科目が選択される。
【0046】このようにして、受診する診療科目が選択
されると、CPU33が、選択された診療科目に属する
医師が使用する医師端末23等のIPアドレスをLAN
22に出力するが、例えば、婦人科のように、複数の医
師がいる場合、オンライン接続するときは、接続可能な
医師端末のなかで、予め定められた優先順位の高い医師
の医師端末とオンライン接続する(図7(b)の場合、
A医師の医師端末のみが接続可能であるため、A医師が
使用する医師端末のIPアドレスを出力する)。一方、
メール送信するときは、メールが各医師に均等に届けら
れるように、予め定められた順番でメール送信する。そ
の他の動作は上記実施の形態1と同様であるため説明を
省略する。
【0047】以上で明らかなように、この実施の形態2
によれば、アドレス通知部74により通知された各診療
科目の名称を患者端末21のCRT36に表示し、患者
が受診する診療科目を選択すると、その診療科目に属す
る医師が使用する医師端末23等を患者端末21とオン
ライン接続するようにしたので、患者と受診する診療科
目に属する医師の間で意思の疎通を図ることができるよ
うになり、その結果、患者の意思に基づく在宅医療を実
施することができる効果を奏する。また、医師による在
宅医療が実施されない等の場合、医師端末23等と患者
端末21間のオンライン接続を中止し、受診する診療科
目に属する医師のメールボックス73にバイタルデータ
等を蓄積するようにしたので、医師による在宅医療が実
施されない等の場合でも、バイタルセンサ43により計
測された患者のバイタルデータ等を病院側で蓄積してお
くことができるようになり、その結果、その計測時間帯
のバイタルデータ等を無駄にすることなく、在宅医療の
診断に役立てることができる効果を奏する。
【0048】実施の形態3.上記実施の形態1および実
施の形態2では、医師のメールボックス73にバイタル
データ等が蓄積されると、単に蓄積通知部75がメール
ボックス73にバイタルデータ等が蓄積された旨を通知
するものについて示したが、患者がバイタルデータをメ
ール送信する際、医師に対して緊急を要する旨を通知す
る必要がある場合、図8に示すように、マウス34を用
いて“緊急メール送信”の囲み内をクリックすると、患
者のバイタルデータ及び患者の画像が医師のメールボッ
クス73に蓄積されるとともに、ホストコンピュータ2
6の蓄積通知部75が“緊急メール送信”によりバイタ
ルデータ等が蓄積された旨を医師端末23等に通知する
ようにしてもよい。これにより、医師端末23等のCP
U52は、単に、メール着信の通知画面をCRT55に
ポップアップ表示するのではなく、メール着信の通知画
面のブリンク表示,“緊急”等の文字表示、ブザー音の
発信等が可能になり、医師に緊急事態の発生を精度よく
知らせることができる効果を奏する。
【0049】実施の形態4.上記実施の形態3では、患
者端末21から“緊急メール送信”によりバイタルデー
タ等が蓄積されると、その旨を医師端末23等に通知す
るものについて示したが、患者端末21の初期画面にお
いて(図9参照)、“緊急オンライン接続”が選択され
た場合、オンライン接続不可の医師が選択されても(図
5(b)の場合、例えばB医師)、接続不可の医師のメ
ールボックス73に対するバイタルデータ等の蓄積を行
わず、他の医師の医師端末23等と患者端末21をオン
ライン接続する(基本的には、例えば、B医師が選択さ
れた場合には、同じ婦人科のA医師の医師端末と接続す
るが、同じ婦人科に接続可能な医師がいない場合には、
予め定められた優先順位の高い他の診療科目の医師の医
師端末と接続する)。これにより、患者端末21が病院
内の何れかの医師端末23等とオンライン接続されるた
め、病院が確実に患者の緊急事態を把握できるようにな
り、その結果、患者の担当医師レベルを越えて、病院が
確実に患者の緊急事態に対処することができる効果を奏
する。
【0050】実施の形態5.上記実施の形態1および実
施の形態2では、医師端末23等と患者端末21がオン
ライン接続されたのち、バイタルデータの計測が開始さ
れるものについて示したが、医師端末23等が患者端末
21とオンライン接続される前に、予めバイタルセンサ
43を用いてバイタルデータを計測し、患者端末21内
に蓄積するようにしてもよい。これにより、長時間連続
した計測を要するバイタルデータ(例えば、婦人科にお
ける胎児音の計測等は20分程度の時間を要する)を事
前に計測しておくことができるようになり、その結果、
医師端末23等と患者端末21間の接続時間を短縮する
ことができる効果を奏する。
【0051】実施の形態6.上記実施の形態1から実施
の形態5では、受診の予約については特に言及していな
いが、患者端末21からの要求に応じて、ホストコンピ
ュータ26が医師の予約状況を通知するとともに、その
患者端末21から予約の登録を受け付けるようにしても
よい。即ち、患者端末21の初期画面において(図10
(a)参照)、“予約登録”を選択すると、CPU33
が、CRT36の表示画面を予約登録を受け付ける予約
登録画面に切り換えて表示する(図10(b)参照)。
【0052】そして、患者が予約登録画面において、図
示せぬキーボード等を用いて患者名,予約日及び医師名
を入力したのち、マウス34を用いて“送信”の囲み内
をクリックすると、CPU33がホストコンピュータ2
6のメモリ(図示せず)に格納されている医師の予約状
況(患者が入力した予約日の医師の予約状況)をホスト
コンピュータ26から受信し、予約状況を示す予約状況
画面を表示する(図10(c)参照)。
【0053】そして、患者が予約状況画面において、希
望の時間帯をマウス34を用いてクリックすると、既に
予定の人数が予約されていない限り、受診の予約が完了
し(既に予定の人数が予約されている場合には、その旨
を表示する)、予約完了画面が表示される(図10
(d)参照)。このように、患者端末21からの要求に
応じて医師の予約状況を通知するとともに、その患者端
末21から予約の登録を受け付けるようにしたので、患
者の都合のよい時間帯に在宅医療を受けることができる
効果を奏する。
【0054】実施の形態7.上記実施の形態6では、受
診の予約を登録するものについて示したが、患者端末2
1からの要求に応じて、ホストコンピュータ26が患者
端末21の電話番号を登録するようにしてもよい。即
ち、患者端末21の初期画面において(図11(a)参
照)、“電話番号登録”を選択すると、CPU33が、
CRT36の表示画面を電話番号登録を受け付ける電話
番号登録画面に切り換えて表示する(図11(b)参
照)。
【0055】そして、患者が電話番号登録画面におい
て、図示せぬキーボード等を用いて患者名,患者端末2
1の電話番号及び医師名を入力したのち、マウス34を
用いて“送信”の囲み内をクリックすると、CPU33
が患者名,患者端末21の電話番号及び医師名をホスト
コンピュータ26に出力して、ホストコンピュータ26
のメモリ(図示せず)に格納し、登録完了画面を表示す
る(図11(c)参照)。このように、患者端末21か
らの要求に応じて患者端末21の電話番号を登録するよ
うにしたので、医師が医師端末23等から患者端末21
を呼び出すことができるようになり、その結果、医師端
末23等が患者端末21との接続を受け付けるまで、患
者が患者端末21から繰り返し電話することなく、在宅
医療を受けることができる効果を奏する。
【0056】実施の形態8.上記実施の形態では、医師
端末23等が、医師端末23等と患者端末21間の通信
時間を記録することについては特に言及していないが、
患者端末21がオンライン接続する際、患者端末21か
ら送信する各種のデータ内に、通話開始レコードと通話
完了レコードを追加することにより、医師端末23等が
オンライン接続時間(通信時間)を記録することができ
るようにしてもよい。これにより、例えば、病院が医療
費を課金する際、通信時間を医療費の課金対象にするこ
とができる効果を奏する。
【0057】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、アド
レス通知手段により通知された各医師の名前を患者端末
に表示し、患者が受診する医師を選択すると、その医師
が使用する医師端末のネットワークアドレスをLANに
出力して、その医師端末を患者端末とオンライン接続す
るように構成したので、患者と担当医師の間で意思の疎
通を図ることができるようになり、その結果、患者の意
思に基づく在宅医療を実施することができる効果があ
る。
【0058】この発明によれば、アドレス通知手段によ
り通知された各診療科目の名称を患者端末に表示し、患
者が受診する診療科目を選択すると、その診療科目に属
する医師が使用する医師端末のネットワークアドレスを
LANに出力して、その医師端末を患者端末とオンライ
ン接続するように構成したので、患者と受診する診療科
目に属する医師の間で意思の疎通を図ることができるよ
うになり、その結果、患者の意思に基づく在宅医療を実
施することができる効果がある。
【0059】この発明によれば、患者端末がバイタルセ
ンサにより計測された患者のバイタルデータを医師端末
に送信するデータ送信手段を有し、医師端末が患者端末
から送信されたバイタルデータを表示するデータ表示手
段を有するように構成したので、医師が患者のバイタル
データをリアルタイムに見ることができるようになり、
その結果、医療行為の信頼性が向上する効果がある。
【0060】この発明によれば、医師端末と患者端末の
オンライン接続又は医師のメールボックスに対するバイ
タルデータの蓄積を選択する選択手段を設けるように構
成したので、患者が現時点においては医師の診療を必要
としないが、バイタルデータの蓄積は必要であると考え
る場合等には、患者の意思によりバイタルデータの蓄積
を選択することができる効果がある。
【0061】この発明によれば、選択手段によりバイタ
ルデータの蓄積が選択された場合、医師端末と患者端末
間のオンライン接続を中止し、医師のメールボックスに
バイタルデータを蓄積するように構成したので、患者が
現時点においては医師の診療を必要としないと考える場
合等でも、バイタルセンサにより計測された患者のバイ
タルデータを病院側で蓄積しておくことができるように
なり、その結果、その計測時間帯のバイタルデータを無
駄にすることなく、在宅医療の診断に役立てることがで
きる効果がある。
【0062】この発明によれば、医師端末がオンライン
接続を許可するか否かを設定する設定手段と、その設定
手段による設定状況を患者端末に通知する状況通知手段
とを設けるように構成したので、医師が在宅医療を実施
することができない状態にあることを設定することがで
きるとともに、各医師が在宅医療を実施できる状態にあ
るか否かを患者が判断することができる効果がある。
【0063】この発明によれば、設定手段により医師端
末のオンライン接続を不許可とする状態に設定された場
合、医師端末と患者端末間のオンライン接続を中止し、
医師のメールボックスにバイタルデータを蓄積するよう
に構成したので、医師による在宅医療が実施されない場
合等でも、バイタルセンサにより計測された患者のバイ
タルデータを病院側で蓄積しておくことができるように
なり、その結果、その計測時間帯のバイタルデータを無
駄にすることなく、在宅医療の診断に役立てることがで
きる効果がある。
【0064】この発明によれば、医師のメールボックス
に患者のバイタルデータが蓄積されると、その旨を医師
端末に通知するように構成したので、メールボックスに
患者のバイタルデータが蓄積されている事実を医師に認
識させることができる効果がある。
【0065】この発明によれば、患者端末から緊急を要
する旨の通知を受信すると、その旨を医師端末に通知す
るように構成したので、患者に緊急事態が発生している
事実を医師に認識させることができる効果がある。
【0066】この発明によれば、患者端末から緊急を要
する旨の通知を受信した場合において、設定手段により
医師端末のオンライン接続を不許可とする状態に設定さ
れているときは、他の医師端末を患者端末とオンライン
接続するように構成したので、担当医師レベルを越えて
病院が確実に患者の緊急事態に対処することができる効
果がある。
【0067】この発明によれば、医師端末が患者端末と
オンライン接続される前に、予めバイタルセンサを用い
てバイタルデータを計測し、そのバイタルデータを患者
端末内に蓄積する計測手段を設けるように構成したの
で、長時間連続した計測を要するバイタルデータを事前
に計測しておくことができるようになり、その結果、医
師端末と患者端末間の接続時間を短縮することができる
効果がある。
【0068】この発明によれば、患者端末からの要求に
応じて医師の予約状況を通知するとともに、その患者端
末から予約の登録を受け付ける予約手段を設けるように
構成したので、患者の都合のよい時間帯に在宅医療を受
けることができる効果がある。
【0069】この発明によれば、患者端末からの要求に
応じて患者端末の電話番号を登録する電話番号登録手段
を設けるように構成したので、医師端末が患者端末との
接続を受け付けるまで、患者が患者端末から繰り返し電
話することなく、在宅医療を受けることができる効果が
ある。
【0070】この発明によれば、医師端末と患者端末間
の通信時間を記録する記録手段を設けるように構成した
ので、例えば、病院が医療費を課金する際、通信時間を
医療費の課金対象にすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による在宅医療シス
テムを示す概略構成図である。
【図2】 患者端末の具体的な構成を示す構成図であ
る。
【図3】 医師端末の具体的な構成を示す構成図であ
る。
【図4】 ホストコンピュータの具体的な構成を示す構
成図である。
【図5】 この発明の実施の形態1におけるオンライン
接続等を説明する画面表示図である。
【図6】 この発明の実施の形態1におけるメール着信
を説明する画面表示図である。
【図7】 この発明の実施の形態2におけるオンライン
接続等を説明する画面表示図である。
【図8】 この発明の実施の形態3における緊急メール
送信を説明する画面表示図である。
【図9】 この発明の実施の形態4における緊急オンラ
イン接続を説明する画面表示図である。
【図10】 この発明の実施の形態6における予約登録
を説明する画面表示図である。
【図11】 この発明の実施の形態7における電話番号
登録を説明する画面表示図である。
【図12】 従来の在宅医療システムを示す構成図であ
る。
【符号の説明】
21 患者端末、23,24 医師端末、33 CPU
(接続手段)、34マウス(接続手段、選択手段)、3
6 CRT(接続手段)、44 バイタルインタフェー
ス(データ送信手段)、52 CPU(設定手段、デー
タ表示手段)、53 マウス(設定手段)、55 CR
T(データ表示手段)、73 メールボックス、74
アドレス通知部(アドレス通知手段)、75 蓄積通知
部(蓄積通知手段)、76 状況通知部(状況通知手
段)。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線と接続された患者端末と、病院
    内のLANと接続された複数の医師端末と、上記患者端
    末から電話回線を介して着信を受けると、病院に属する
    各医師の名前及び各医師が使用する医師端末のネットワ
    ークアドレスを当該患者端末に通知するアドレス通知手
    段と、上記アドレス通知手段により通知された各医師の
    名前を患者端末に表示し、患者が受診する医師を選択す
    ると、その医師が使用する医師端末のネットワークアド
    レスをLANに出力して、その医師端末を当該患者端末
    とオンライン接続する接続手段とを備えた在宅医療シス
    テム。
  2. 【請求項2】 電話回線と接続された患者端末と、病院
    内のLANと接続された複数の医師端末と、上記患者端
    末から電話回線を介して着信を受けると、病院が取り扱
    う各診療科目の名称及び各診療科目に属する医師が使用
    する医師端末のネットワークアドレスを当該患者端末に
    通知するアドレス通知手段と、上記アドレス通知手段に
    より通知された各診療科目の名称を患者端末に表示し、
    患者が受診する診療科目を選択すると、その診療科目に
    属する医師が使用する医師端末のネットワークアドレス
    をLANに出力して、その医師端末を当該患者端末とオ
    ンライン接続する接続手段とを備えた在宅医療システ
    ム。
  3. 【請求項3】 患者端末はバイタルセンサにより計測さ
    れた患者のバイタルデータを医師端末に送信するデータ
    送信手段を有し、医師端末は患者端末から送信されたバ
    イタルデータを表示するデータ表示手段を有することを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の在宅医療シス
    テム。
  4. 【請求項4】 医師端末と患者端末のオンライン接続又
    は医師のメールボックスに対するバイタルデータの蓄積
    を選択する選択手段を設けたことを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の在宅医療システム。
  5. 【請求項5】 接続手段は、選択手段によりバイタルデ
    ータの蓄積が選択された場合、医師端末と患者端末間の
    オンライン接続を中止し、医師のメールボックスにバイ
    タルデータを蓄積することを特徴とする請求項4記載の
    在宅医療システム。
  6. 【請求項6】 医師端末がオンライン接続を許可するか
    否かを設定する設定手段と、上記設定手段による設定状
    況を患者端末に通知する状況通知手段とを設けたことを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の在宅医療シス
    テム。
  7. 【請求項7】 接続手段は、設定手段により医師端末の
    オンライン接続を不許可とする状態に設定された場合、
    医師端末と患者端末間のオンライン接続を中止し、医師
    のメールボックスにバイタルデータを蓄積することを特
    徴とする請求項6記載の在宅医療システム。
  8. 【請求項8】 医師のメールボックスに患者のバイタル
    データが蓄積されると、その旨を医師端末に通知する蓄
    積通知手段を設けたことを特徴とする請求項5または請
    求項7記載の在宅医療システム。
  9. 【請求項9】 患者端末から緊急を要する旨の通知を受
    信すると、その旨を医師端末に通知する緊急通知手段を
    設けたことを特徴とする請求項5または請求項7記載の
    在宅医療システム。
  10. 【請求項10】 接続手段は、患者端末から緊急を要す
    る旨の通知を受信した場合において、設定手段により医
    師端末のオンライン接続を不許可とする状態に設定され
    ているときは、他の医師端末を当該患者端末とオンライ
    ン接続することを特徴とする請求項6記載の在宅医療シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 医師端末が患者端末とオンライン接続
    される前に、予めバイタルセンサを用いてバイタルデー
    タを計測し、そのバイタルデータを患者端末内に蓄積す
    る計測手段を設けたことを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の在宅医療システム。
  12. 【請求項12】 患者端末からの要求に応じて医師の予
    約状況を通知するとともに、その患者端末から予約の登
    録を受け付ける予約手段を設けたことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の在宅医療システム。
  13. 【請求項13】 患者端末からの要求に応じて当該患者
    端末の電話番号を登録する電話番号登録手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の在宅医療
    システム。
  14. 【請求項14】 医師端末と患者端末間の通信時間を記
    録する記録手段を設けたことを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の在宅医療システム。
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