JPH09182046A - コミュニケーション支援システム - Google Patents

コミュニケーション支援システム

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Publication number
JPH09182046A
JPH09182046A JP7340351A JP34035195A JPH09182046A JP H09182046 A JPH09182046 A JP H09182046A JP 7340351 A JP7340351 A JP 7340351A JP 34035195 A JP34035195 A JP 34035195A JP H09182046 A JPH09182046 A JP H09182046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control program
program
communication
user interface
communication media
Prior art date
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Pending
Application number
JP7340351A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ishizaki
健史 石崎
Naoko Iwami
直子 岩見
Toshimitsu Hayashi
俊光 林
Yoshinobu Tanigawa
嘉伸 谷川
Sadao Oki
定雄 大木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7340351A priority Critical patent/JPH09182046A/ja
Publication of JPH09182046A publication Critical patent/JPH09182046A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のコミュニケーションメディアを連携させ
ることにより効率のよいコミュニケーションを実現す
る。 【解決手段】ネットワークで接続されたコンピュータ上
で動作するユーザインタフェース制御プログラムと複数
のコミュニケーションメディア制御プログラムとが標準
的なアプリケーションプログラミングインタフェースに
よって接続される。共通のアドレス情報を参照し,コミ
ュニケーションメディア間での連携機能を提供する。統
一された簡単な操作で複数のメディアを呼び出すことが
でき,メディアによって異なるアドレス形式を意識する
必要はなく,余分な操作なしでメディア間の連携機能を
利用できる。さらに,環境に合わせて適切なメディア制
御プログラムを選択できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ネットワークで接
続された複数の端末によって構成され,任意の2つまた
は2つ以上の端末間で映像・音声を利用したテレビ電話
機能および映像・音声・データを含む情報を電子的に送
受信できるビデオメール機能など複数のコミュニケーシ
ョンメディアを活用したコミュニケーション支援システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(Personal Comp
uter, PC)の高性能化と高速な通信ネットワークの普及
にともなって,PCを使って,映像・音声・データを含む
マルチメディアデータを活用したコミュニケーションを
行うためのシステムが実用化されてきている。
【0003】デスクトップ会議システムでは,相手の顔
などの動画像をリアルタイム双方向に画面上に表示しな
がら音声による会話を行うことができるテレビ電話機
能,画面上でリアルタイムに同一画面を共有して打合せ
を行うことができるホワイトボード機能,アプリケーシ
ョンプログラム(Application Program, AP)の画面を共
有し,接続されたすべてのユーザがAPの操作を行うこと
ができるようにするアプリケーション共有機能などが提
供されている。「離れた場所で同じウインドウ−身近に
迫るデスクトップ会議」(日経コンピュータ,1995.1.
9)ではいくつかのデスクトップ会議システムが紹介さ
れている。
【0004】電子メールシステムでは,他のユーザに送
りたいテキストやバイナリデータ,などをサーバ上にい
ったん蓄積し,受取側のユーザがサーバにアクセスして
自分あての情報をいつでも取り出すことができるように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のコミュニケーシ
ョン支援システムでは,デスクトップ会議システムでは
テレビ電話機能は提供されていても電子メール機能が提
供されていなかったり,逆に電子メールシステムではリ
アルタイムに会話を行うためのメディアが用意されてい
なかったりするなど,複数のコミュニケーションメディ
アを同一の操作で簡単に使えるようになっていない。
【0006】複数のコミュニケーションメディアが使え
るシステムでも,コミュニケーションメディア間の連携
機能については考慮されていない場合が多い。
【0007】アドレス情報の管理方法についても問題が
あった。これまでは,コミュニケーションメディアごと
に異なるプログラムを使用していたため,アドレスの情
報も,各プログラムごとに登録する必要があった。たと
えば,一度電話プログラム用にアドレス簿を作っても,
それを使って電子メールを送るようなことはできなかっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め,本発明のコミュニケーション支援システムでは,シ
ステムを制御するいくつかの制御プログラムを提供す
る。
【0009】まず,ユーザインタフェース制御プログラ
ムが,複数のコミュニケーションメディアを簡単な操作
で取り扱うための統一されたGUI(Graphical User Inter
face)を提供する。本制御プログラムは共通のアドレス
簿を管理する。
【0010】コミュニケーションメディア制御プログラ
ムはメディア個別の制御を行うためのプログラムであ
る。前記ユーザインタフェース制御プログラムとの間は
標準的なAPIを使って接続されているので,ユーザがシ
ステムを使用する環境に合わせて適切なコミュニケーシ
ョンメディア制御プログラムを使うことができる。
【0011】本発明のコミュニケーション支援システム
は,ネットワークで接続されたコンピュータ上で動作す
るユーザインタフェース制御プログラム,複数のコミュ
ニケーションメディア制御プログラムによって実現され
る。
【0012】ユーザインタフェース制御プログラムは,
画面上のウィンドウやアイコンを表示したり,キーボー
ドやマウスを使ったユーザからの入力を処理する。さら
に,各コミュニケーションメディア制御プログラムが使
用するアドレス情報を一括して管理する。
【0013】ユーザインタフェース制御プログラムは,
共通アドレス簿ファイルを参照するか,またはネットワ
ーク上の別のコンピュータ上で動作しているディレクト
リサーバプログラムと接続することによって,必要なア
ドレス情報を取得したり,設定したりする。
【0014】各々のコミュニケーションメディア制御プ
ログラムは,それぞれが担当するメディアを使ったコミ
ュニケーションそのものを制御する。たとえば,電子メ
ールプログラムは電子メールの作成・送信・受信などを
制御する。
【0015】ユーザがあるコミュニケーションメディア
を使って通信を行うときには,まず,ユーザインタフェ
ース制御プログラムが表示する操作指示ウィンドウ上
の,メディアに対応するアイコンをクリックする。ユー
ザインタフェース制御プログラムは,共通アドレス簿ま
たはディレクトリサーバを参照して宛先や接続相手など
に関するアドレス情報を取得し,それを使ってコミュニ
ケーションメディア制御プログラムに対する指示を行
う。
【0016】ユーザインタフェース制御プログラムはコ
ミュニケーションメディア制御プログラムを使った通信
を行うと,使用したアドレス情報や,通信中に使用した
資料のファイル名などをその通信に関する通信記録情報
として記録する。これにより,後で別のコミュニケーシ
ョンメディア制御プログラムを使った通信を行うとき
に,この通信記録情報を参照することにより,さまざま
な連携機能を提供することができる。
【0017】たとえば,テレビ電話中に使用した資料フ
ァイルの名称が記録されているため,その後,電子メー
ルを送付する際には,記録されたファイル名称を参照し
て,簡単に添付資料を指定することができる。あるい
は,電子メールを受信した際に,メール送信者の情報が
記録されているために,メール送信者に対して電子メー
ルの内容に関する問合せをワンタッチで行うことなども
可能である。
【0018】ユーザインタフェース制御プログラムと各
々のコミュニケーションメディアとは,標準的なアプリ
ケーションプログラミングインタフェースによって接続
される。
【0019】たとえば,テレビ電話を制御する場合には
コンピュータ・テレフォニーを制御するためのAPIであ
るTAPI(Telephony Application Programming Interfac
e)を使うことができる。
【0020】電子メールを制御する場合には,VIM(Vend
or Independent Messaging)やMAPI(Messaging Applicat
ion Programming Interface)などのAPIを使うことがで
きる。
【0021】このように,多くのコミュニケーションメ
ディア制御プログラムがサポートしている標準的なAPI
を使用しているため,同一のAPIを使った他のコミュニ
ケーションメディア制御プログラムと入れ替えることも
容易に可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下,本発明の一実施例であるコ
ミュニケーション支援システムについて図面を参照して
説明する。
【0023】図1は本システムの構成を示す図である。
複数の端末100がネットワーク130に接続されている。ネ
ットワーク130には,アドレス情報を管理しているディ
レクトリサーバ120や端末間で送受信される電子メール
メッセージを管理している電子メールサーバ110が接続
されている。ネットワーク130には,これら以外にも端
末や別の種類のサーバが接続されていてもよいが,本シ
ステムとは関係しないので省略する。
【0024】本実施例では,ネットワークとして,イー
サネットを使用しているが,ATM(Asynchronous Transfe
r Mode)などのLAN(Local Area Network)や,ISDN(Integ
rated Services Digital Network)などのWAN(Wide Area
Network)を使用することももちろん可能である。
【0025】図2は端末の構成を示す。各端末100はCPU
やハードディスクなどを内蔵したシステム装置200,グ
ラフィクスや映像などを表示するためのディスプレイ21
0,入力操作を行うためのキーボード220,マウス230,
音声を再生するためのスピーカ240,映像を入力するた
めのビデオカメラ250から成る。本実施例では,ビデオ
カメラ250が音声入力用のマイクも内蔵している。シス
テム装置200はネットワーク130に接続されている。
【0026】図3は端末ハードウェアのブロック図を示
す。
【0027】キーボード220からの入力はキーボードド
ライバ300によって処理される。マウス230からの入力は
マウスドライバ305によって処理される。音声はサウン
ドドライバ310を通じてスピーカ240で再生される。ビデ
オカメラ250で入力された映像はビデオドライバ315によ
って処理される。ディスプレイ210に対する画面表示は
ディスプレイコントローラ320によって制御される。通
信インタフェース325はネットワーク130との入出力を行
う。CPU330は,メインメモリ345上に格納されている各
種プログラムを読み出して実行する。また,CPU330は必
要に応じてディスクコントローラ355に指示を出してデ
ィスク360とデータを入出力する。
【0028】メインメモリ345上にはいくつかのプログ
ラムがロードされて実行される。ウィンドウシステム33
5は,他のプログラムからの指示によるディスプレイに
対する表示を制御する。また,ウィンドウシステム335
は,マウスドライバ305やキーボードドライバ300からの
入力を他のプログラムに伝えたり,サウンドドライバ31
0やビデオドライバ315との入出力を制御する役割も持
つ。
【0029】複数のアプリケーションプログラム340
は,ユーザの操作により必要に応じてロードされ実行さ
れる。表計算プログラムやワードプロセッサプログラム
などはよく利用されるアプリケーションプログラムの例
である。
【0030】コミュニケーション支援プログラム350は
本発明を実現するための中心となるプログラムである。
【0031】図4はコミュニケーション支援プログラム3
50のモジュール構成を示す。
【0032】コミュニケーション支援プログラムは,ユ
ーザインタフェース制御プログラム400とGUI制御部440
はディスプレイ210への表示や,キーボード220やマウス
230からの入力を制御する。アドレス簿管理460はディス
ク360上に保存されているアドレス情報360を管理する。
なお,後にも述べるように,アドレス情報は必ずしもロ
ーカルなディスク360上にある必要はなく,ネットワー
ク130を通じて接続されたディレクトリサーバ120上にあ
ってもよい。その場合,アドレス簿管理部460はディレ
クトリサーバ120との通信を行う。
【0033】電子メールインタフェース部445は電子メ
ールモジュール410と通信し,電子メールの発信や受信
の制御を行う。両者間の通信はAPI465に従って行われ
る。本実施例のコミュニケーション支援プログラムで
は,APIとして電子メール用の標準的なAPIであるVIMお
よびMAPIと呼ばれるAPIを採用しているが,他のAPIを使
うことももちろん可能である。
【0034】テレビ電話インタフェース部450はテレビ
電話モジュール420と通信し,テレビ電話の発信や受信
の制御を行う。両者間の通信はAPI470に従って行われ
る。本実施例のコミュニケーション支援プログラムで
は,APIとして電話制御用の標準的なAPIであるTAPIと呼
ばれるAPIを採用しているが,他のAPIを使うことももち
ろん可能である。
【0035】データ会議インタフェース部455はホワイ
トボードモジュール430と通信し,ホワイトボードの表
示や書き込みなどの制御を行う。両者間の通信はAPI475
に従って行われる。本実施例のコミュニケーション支援
プログラムでは,APIとして独自に定義したホワイトボ
ード制御用のAPIを採用しているが,他のAPIを使うこと
ももちろん可能である。
【0036】本実施例ではコミュニケーションメディア
制御プログラムとして,電子メールモジュール410,テ
レビ電話モジュール420,ホワイトボードモジュール430
の3つを使用する例を示しているが,さらに別のコミュ
ニケーションメディア制御プログラムを追加することも
もちろん可能である。たとえば,WWW(World Wide Web)
ブラウザモジュールや無線通信モジュールなど,使用可
能なコミュニケーションメディア制御プログラムを必要
に応じて追加・変更できるので,システムを使用する目
的に合わせて適切なシステム構成を実現することができ
る。
【0037】また,ユーザインタフェース制御プログラ
ムと各コミュニケーションメディア制御プログラムとの
間は多くのシステムが採用している標準的なAPIによっ
て接続するようになっているので,同じAPIに準拠した
別のコミュニケーションメディア制御プログラムを利用
するようにシステム構成を変更することも簡単に可能で
ある。コミュニケーションメディア制御プログラムの変
更については後でさらに詳しく説明する。
【0038】図5から図17では,本システムを使用中の
画面表示例を使って,本発明の代表的な使い方およびそ
の効果について説明する。
【0039】図5はシステム使用開始時の初期画面を示
す。制御パネル500の上にはアドレス簿アイコン510,テ
レビ電話アイコン520,ホワイトボードアイコン530,電
子メールアイコン540が表示されている。情報エリア550
には必要に応じてコミュニケーションに関する情報が表
示される。
【0040】ユーザはこの制御パネルを使ってシステム
で利用可能な各コミュニケーションメディアを制御する
ことができる。従来,この種のシステムでは,各コミュ
ニケーションメディアごとにプログラム起動操作手順が
異なっているなど操作性に問題があったが,本システム
では,一つの制御パネルからほぼ同じ操作でいろいろな
メディアを呼び出すことができるので,操作に不慣れな
初心者のユーザでも簡単に使いこなすことができる。
【0041】また,コミュニケーションメディアを操作
する場合には,何らかのアドレス情報を指定する必要が
あるが,本システムでは,制御パネルが一括して管理し
ているアドレス情報を使うようになっているため,各メ
ディアごとにあらためてアドレス情報を設定しなおすな
どの無駄がなくなっている。さらに,使用するアドレス
情報は,ローカルなアドレス簿ファイルまたはネットワ
ークで接続されたディレクトリサーバ上のアドレス簿フ
ァイルなどから選択可能になっているため,ユーザの使
用環境に合わせて適切なアドレス簿の運用管理ができ
る。
【0042】図6はコミュニケーションメディア制御プ
ログラムの設定画面を示している。上記図4の説明でも
述べたように,本発明のコミュニケーション支援システ
ムでは使用するコミュニケーションメディア制御プログ
ラムを選択可能になっている点が大きな特徴である。そ
こで,ユーザは図6で表示されているようなメディア設
定ウィンドウ600に対する入力を行うことによって,使
用するコミュニケーションメディア制御プログラムを設
定する。電子メールプログラム設定エリア605では,表
示されているVIM,MAPIおよびそれ以外のAPIの中から使
用するAPIを選択する。テレビ電話プログラム設定エリ
ア610では,表示されているTAPIおよびそれ以外のAPIの
中から使用するAPIを選択する。ホワイトボードプログ
ラム設定エリア615では,ASSOCIAと呼ばれるホワイトボ
ードプログラムおよびそれ以外のプログラムの中から使
用するプログラムを選択し,さらに,実行するためのコ
マンドを指定する。ここで,ASSOCIAとは,本実施例の
コミュニケーション支援システムが利用しているホワイ
トボードプログラムの製品名称である。
【0043】なお,図6に示されるメディア設定ウィン
ドウ600はあくまでも本実施例における設定方法を具体
的に示したものであり,これ以外のAPIを利用できるよ
うに変更したり,別のコミュニケーションメディアに関
する設定を追加したりすることももちろん可能である。
【0044】このように簡単な操作でコミュニケーショ
ンメディア制御プログラムに関する設定を行うことがで
きるため,さまざまなコミュニケーションメディア制御
プログラムを必要に応じて利用できるという本発明の特
徴を効率良く活用することができる。
【0045】図7はアドレス簿の選択画面を示してい
る。複数のコミュニケーションメディア制御プログラム
が必要とするアドレス情報を一括して管理できることは
本発明の特徴の一つである。そこで,本実施例では,ユ
ーザインタフェース制御プログラムが参照するアドレス
情報をどこから取得するかをユーザが自由に設定できる
ようになっている。この設定を行うためのユーザインタ
フェースがアドレス簿選択ウィンドウ700である。アド
レス簿選択ウィンドウ700では,アドレス簿設定エリア7
10の中の「ローカルアドレス簿」,または「ディレクト
リサーバを使用」のいずれかを選択することができる。
「ローカルアドレス簿」を選択した場合には,アドレス
簿ファイル名を指定する。「ディレクトリサーバを使
用」を選択した場合には,接続するディレクトリサーバ
名を指定する。図7の例では,「本社アドレス帳」とい
う名称のローカルアドレス簿を指定している。
【0046】このように,必要に応じて適切なアドレス
簿を選択することができ,選択したアドレス簿を種々の
操作において共通に使用することができるため,本シス
テムのユーザはアドレス情報の一元管理を行いやすくな
る。
【0047】次に,コミュニケーションメディア制御プ
ログラムの使用例について説明する。
【0048】図8はテレビ電話プログラムを使用してテ
レビ電話を発信するために,接続相手のアドレスを指定
する接続相手選択画面を示している。
【0049】ユーザがテレビ電話アイコン520をクリッ
クすると,接続先選択ウィンドウ800が表示される。接
続先選択ウィンドウ800には,アドレス簿表示エリア820
に表示されている,現在選択されているアドレス簿を参
照することにより,接続可能相手一覧表示エリア810に
接続可能な相手の一覧が表示される。この中から 接続
したい相手を選択してマウスでクリックする。そして,
発信ボタン830をクリックすると発信が開始される。取
消ボタン860をクリックすると発信操作が中止される。
新規ボタン840は新しい接続先を登録する場合,編集ボ
タン850はすでに登録されている接続先に関する情報を
修正する場合に使用する。
【0050】図9はテレビ電話接続中の表示を示してい
る。呼出中表示ウィンドウ900が表示され,呼び出し中
止ボタン910をクリックすると呼び出しを中止すること
ができる。
【0051】図10はテレビ電話が接続されたときの表示
を示している。制御パネル500の下部に相手映像表示エ
リア1000が現れる。このとき,制御パネル500の表示を
制御しているユーザインタフェース制御プログラム400
は,テレビ電話モジュール420に対して,相手映像表示
エリア1000のスクリーン上での位置および大きさを指定
することにより,正しい位置に相手の映像を表示する。
このように,制御パネルの一部として相手映像が表示さ
れるため,ユーザから見たときに操作の統一性がより強
調される。
【0052】さらに,テレビ電話が接続されると,テレ
ビ電話モジュール420はユーザインタフェース制御プロ
グラム400に接続相手に関する情報を通知する。ユーザ
インタフェース制御プログラム400は,通信記録情報と
して,現在テレビ電話が接続されている相手のアドレス
情報を保持する。
【0053】図11はテレビ電話中にホワイトボードを使
用している様子を示す。テレビ電話による通話中には,
ユーザインタフェース制御プログラム400が通信記録情
報としてテレビ電話接続相手のアドレス情報を保持して
いるので,制御パネル500上のホワイトボードアイコン5
30をクリックするだけで,現在テレビ電話が接続されて
いる相手にホワイトボードを接続することができる。制
御パネル500上のホワイトボードアイコン530をクリック
すると,ユーザインタフェース制御プログラム400が通
信記録情報を参照して取得したアドレス情報を使ってホ
ワイトボードモジュール430に対して接続を指示する。
【0054】ホワイトボードウィンドウ1100上には,さ
まざまなテレライティングオブジェクト1110,1120,113
0,1140を書き込むことができる。これらのホワイトボー
ドウィンドウ1100およびその上に表示されるテレライテ
ィングオブジェクトは,接続された相手の端末の画面上
でも表示される。
【0055】図12はホワイトボードウィンドウ1100上で
テレポインタを使用している様子を示す。自分のテレポ
インタ1210および接続相手のテレポインタ1220が表示さ
れる。
【0056】図11や図12に示したホワイトボードウィン
ドウ1100上の表示内容は,ファイルとして保存すること
が可能になっている。保存されたファイル名はホワイト
ボードモジュール430からユーザインタフェース制御プ
ログラム400に通知され,ユーザインタフェース制御プ
ログラム400が通信記録情報として保持する。
【0057】図13は電子メールモジュール420を使って
ビデオメールを送付するための画面を示している。制御
パネル500上のビデオメールアイコン540をクリックする
と,メール送信先を指定するための送信相手指定ウィン
ドウ1300が表示される。送信相手指定ウィンドウ1300上
の送信先指定エリア1310に表示される送信先一覧の中か
らビデオメールを送信したい相手を選択する。添付資料
設定エリア1320では「直前のデータを利用」,「ファイ
ル名を指定」または「なし」のいずれかを指定できるよ
うになっている。ここで,「直前のデータを利用」を選
択すると,ユーザインタフェース制御プログラム400が
通信記録情報として保持しているファイル名を参照する
ことにより,ホワイトボードモジュール430が保存した
ファイルが自動的にビデオメールに対する添付資料とし
て指定される。送信相手指定ウィンドウ1300上でOKボタ
ン1330をクリックするとビデオメールが送信され,キャ
ンセルボタン1340をクリックするとビデオメール送信が
中止される。
【0058】ここまでで説明したように,本実施例のコ
ミュニケーション支援システムでは,ユーザインタフェ
ース制御プログラムがさまざまな通信記録情報を保持す
ることにより,複数のコミュニケーションメディア間の
連携操作を実現する。ここで例として示したほかにも必
要に応じてコミュニケーションメディアが使用する情報
を通信記録情報として利用することももちろん可能であ
る。
【0059】次に,通信記録情報の活用例として受信し
たビデオメールに対する問合せ機能の例について説明す
る。
【0060】図14はビデオメール受信時の画面表示を示
している。制御パネル1400の他に,ビデオメール受信ウ
ィンドウ1410が表示されている。ビデオメール受信ウィ
ンドウ1410には,ヘッダ情報表示エリア1420およびメー
ル本文表示エリア1430がある。
【0061】ビデオメールには,このようなテキスト情
報の他に,ビデオデータ,添付資料データが付属してい
る。ビデオボタン1440をクリックするとビデオデータが
再生され,添付資料ボタン1450をクリックすると添付資
料が表示され,問合せボタン1460をクリックすると,メ
ール発信者に対する問合せを行うことができる。
【0062】図15はビデオデータ再生中の画面表示を示
す。図14においてビデオボタン1440をクリックすると,
ビデオウィンドウ1500が表示され,再生ボタン1510をク
リックすると再生が開始される。停止ボタン1520をクリ
ックするとビデオ再生が中止される。
【0063】図16は添付資料表示中の画面表示を示す。
図14において添付資料ボタン1450をクリックすると,添
付資料ウィンドウ1600が表示され,ビデオメールに添付
されてきた資料の内容が表示される。
【0064】添付資料を見ただけでメールの用件が解決
すればよいが,実際にはメールだけでは不明な点があっ
たり,添付資料に対する修正の指示を出したいような場
合がよくある。このような場合に,本実施例のコミュニ
ケーション支援システムでは,その場で即座にメールの
送信者に対して問合せを行うことができるようになって
いる。
【0065】図17は受信したビデオメールに対するテレ
ビ電話による問合せを行っている様子を示している。図
14において問合せボタン1460をクリックすると,自動的
にメール送信者に対してテレビ電話が発信され,接続が
完了すると,制御パネル1400の相手映像表示エリア1700
にメール送信者の映像が表示され,テレビ電話を使った
会話を行うことができる。
【0066】以下,図18から図24を使って本実施例にお
ける主なプログラムの処理フローを説明する。
【0067】図18はメディア図6で説明したコミュニケ
ーションメディア設定処理のフローを示す。
【0068】まず,画面上にメディア設定ウィンドウ60
0を表示する(ステップ1800)。次に,順に電子メール
プログラム設定エリア605を使って電子メールメディア
を選択し(ステップ1805),テレビ電話プログラム設定
エリア610を使ってテレビ電話メディアを選択し(ステ
ップ1810),ホワイトボードプログラム設定エリア615
を使ってホワイトボードメディアを選択する(ステップ
1815)。選択が完了したら,設定されたメディアに関す
るコミュニケーションメディア制御プログラム設定デー
タを記録する(ステップ1820)。なお,コミュニケーシ
ョンメディア制御プログラム設定データ形式は図26に示
したような形式になっている。すなわち,メディア種別
2600,使用するAPI2605,起動コマンド2610が表形式で
記録される。
【0069】図19は図7で説明したアドレス簿選択の処
理フローを示す。まず画面上にアドレス簿選択ウィンド
ウ700を表示する(ステップ1900)。ディレクトリサー
バを使用するかどうかにより(ステップ1905),使用す
るならば使用するディレクトリサーバを指定する(ステ
ップ1915)。ディレクトリサーバを使用しないならばア
ドレス簿を指定する(ステップ1910)。選択されたアド
レス簿を記録する(ステップ1920)。
【0070】図20は図8で説明した接続相手指定処理フ
ローを示す。まず,画面上に接続先選択800を表示する
(ステップ2000)。次に,接続可能相手一覧表示エリア
810上で接続相手を指定する(ステップ2005)。接続相
手が指定されたらテレビ電話モジュール420に対して指
定された相手とのテレビ電話接続を指示する(ステップ
2010)。相手からの接続があるかどうかにより(ステッ
プ2015),応答があれば接続相手を現在通信相手として
記録する(ステップ2020)。現在通信相手は図26に示し
た形式で記録される。
【0071】図21は図11で説明したホワイトボード接続
処理フローを示す。まず,現在テレビ電話で接続中かど
うかにより(ステップ2100),接続中であれば通信記録
情報を参照して現在の接続相手を取得し(ステップ211
0),その接続相手とホワイトボードを接続するようホ
ワイトボードモジュール430に指示する(ステップ211
5)。もし,テレビ電話接続中でなければローカルにホ
ワイトボードを開く(ステップ2105)。
【0072】図22は図13で説明したビデオメール送信処
理フローを示す。
【0073】まず,画面上にビデオメール送信先を指定
する送信相手指定ウィンドウ1300を表示する(ステップ
2200)。次に,送信先指定エリア1310上でビデオメール
送信相手を指定する(ステップ2205)。添付資料の有無
により(ステップ2210),添付資料がある場合には直前
に作成した資料を使用するかどうかにより(ステップ22
15),使用する場合には直前に使用した資料を通信記録
情報から取得する(ステップ2225)。直前に作成した資
料を使わない場合には添付する資料をユーザに問い合わ
せる(ステップ2220)。次に,選択された資料をビデオ
メールに添付する(ステップ2230)。次に,送信するビ
デオデータを作成し(ステップ2235),電子メールAPI
を使ってメールを送信する(ステップ2240)。
【0074】図23は図16で説明したビデオメールの添付
資料表示処理フローを示す。
【0075】まず,電子メールモジュール410が添付資
料名を取得する(ステップ2300)。次に,添付資料の有
無により(ステップ2305),添付資料があればユーザイ
ンタフェース制御プログラム400に対して添付資料名を
通知してホワイトボードモジュール430による添付資料
表示を指示する(ステップ2310)。
【0076】図24は図17で説明した受信メールに対する
問合せ処理フローを示す。問合せボタン1460がクリック
されたらまず電子メールモジュール410がメール送信者
アドレスを取得する(ステップ2400)。次に,ユーザイ
ンタフェース制御プログラム400に取得したメールアド
レスを通知してテレビ電話モジュール420によるテレビ
電話発信を指示する(ステップ2405)。次に,添付資料
名を取得し(ステップ2410),添付資料の有無により
(ステップ2415),添付資料があれば添付資料名をユー
ザインタフェース制御プログラム400に通知してホワイ
トボードモジュール430によるホワイトボード接続を指
示する(ステップ2420)。
【0077】図25は本実施例で使用するアドレス情報の
データ形式を示す。接続先ごとに,名称2500,テレビ電
話アドレス2505,ホワイトボードアドレス2510,電子メ
ール種別2515,電子メールアドレス2520,およびコメン
ト2525を一つのレコードとして管理する。
【0078】ユーザインタフェース制御プログラム400
は,必要に応じて異なるコミュニケーションメディア間
でのアドレス情報形式を変換できるようになっている。
すなわち,例えば電子メールアドレスを元にして対応す
るテレビ電話アドレスを検索したり,テレビ電話アドレ
スを指定して対応するホワイトボードアドレスを検索し
たりすることができる。このように,ユーザインタフェ
ース制御プログラムが一括してアドレス情報をかんりし
ているため,ユーザはコミュニケーションメディアごと
に異なるアドレス情報形式を意識する必要がなく,誰と
コミュニケーションを行うかということに専念すること
ができるようになる。また,ここまでの説明で述べてき
たようなメディア間の連携機能を実現することも可能で
ある。
【0079】
【発明の効果】本発明のコミュニケーション支援システ
ムを使用すれば,使用できるすべてのコミュニケーショ
ンメディアを同一の操作によって呼び出すことができる
ようになるため,コンピュータを使ったコミュニケーシ
ョンの効率が向上する。とくに,コンピュータの操作に
不慣れな初心者のユーザや複雑な操作を覚える時間がと
れないユーザでも簡単なアイコン操作でテレビ電話や電
子メールを使いこなせるようになる。
【0080】さらに,本発明ではユーザインタフェース
制御プログラムがアドレスに関する情報を一括管理して
いるため,コミュニケーションメディアごとに異なるア
ドレスデータ形式を意識する必要はなく,ユーザは,コ
ミュニケーションの相手の選択や,コミュニケーション
の内容に専念することができるようになる。
【0081】さらに,本発明では標準化されたアプリケ
ーションプログラミングインタフェースに準拠したコミ
ュニケーションメディア制御プログラムを自由に追加し
たり,別のコミュニケーションメディア制御プログラム
と交換したりすることができるため,ユーザがコンピュ
ータを使用している環境に合わせて,使いやすいコミュ
ニケーションメディア制御プログラムを組み合わせて利
用することができる。これにより,従来のオフィス環境
に慣れたユーザでも容易に本発明のコミュニケーション
支援システムを活用することができる。また,すでに利
用されているコミュニケーションメディアをそのまま利
用することもできるので,コミュニケーション支援シス
テム導入時のコストを削減することが可能になる。
【0082】さらに,本発明のコミュニケーション支援
システムではテレビ電話による通話中に作成した資料を
メールに添付して送るなど,コミュニケーションメディ
ア間の連携機能が提供されているため,従来のシステム
に比べて少ない処理手順でコミュニケーションを行うこ
とができるようになる。また,受信した電子メールに添
付された資料を使ってその場で問合せを行うことができ
るため,疑問が発生したときにすぐに解決することがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシステム構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を示す端末構成図である。
【図3】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例を示すソフトウェア構成図で
ある。
【図5】システムの初期画面の例を示す図である。
【図6】コミュニケーションメディア制御プログラムの
設定画面の例を示す図である。
【図7】アドレス簿の選択画面の例を示す図である。
【図8】接続先の選択画面の例を示す図である。
【図9】呼び出し中の画面の例を示す図である。
【図10】テレビ電話接続中の画面の例を示す図であ
る。
【図11】ホワイトボード使用中の画面の例を示す図で
ある。
【図12】テレポインティング使用中の画面の例を示す
図である。
【図13】ビデオメール送信の例を示す図である。
【図14】ビデオメール受信中の画面の例を示す図であ
る。
【図15】ビデオメール再生中の画面の例を示す図であ
る。
【図16】ビデオメール添付資料を表示中の画面の例を
示す図である。
【図17】ビデオメールからのテレビ電話返信中の画面
の例を示す図である。
【図18】コミュニケーションメディア制御プログラム
設定処理のフローチャートである。
【図19】アドレス簿選択処理のフローチャートであ
る。
【図20】接続相手指定処理のフローチャートである。
【図21】ホワイトボード起動処理のフローチャートで
ある。
【図22】ビデオメール送信処理のフローチャートであ
る。
【図23】添付資料表示処理のフローチャートである。
【図24】テレビ電話返信処理のフローチャートであ
る。
【図25】アドレス簿データ形式を示す図である。
【図26】コミュニケーションメディア制御プログラム
設定データ形式を示す図である。
【符号の説明】
100…端末,110…電子メールサーバ,120…ディレクト
リサーバ,130…ネットワーク,210…ディスプレイ,22
0…キーボード,230…マウス, 240…スピーカ,250…
ビデオカメラ,400…ユーザインタフェース制御プログ
ラム,410…出んしメールモジュール,420…テレビ電話
モジュール,430…ホワイトボードモジュール,500…制
御パネル,600…メディア設定ウィンドウ,700…アドレ
ス簿選択ウィンドウ,800…接続先選択ウィンドウ,900
…呼出中表示ウィンドウ,1000…相手映像表示エリア,
1100…ホワイトボードウィンドウ,1300…送信相手指定
ウィンドウ,1400…制御パネル,1500…ビデオウィンド
ウ,1600…添付資料ウィンドウ,1700…相手映像表示エ
リア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷川 嘉伸 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 大木 定雄 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地株式 会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続されたコンピュータ上
    で動作し,画面表示を行いユーザからの入力を処理する
    ためのユーザインタフェース制御プログラムと,映像ま
    たは音声またはその両方を双方向に送信して会話を行え
    るテレビ電話プログラム,画面上のイメージを共同表示
    し,その上で相互に書き込みを行うことができるホワイ
    トボードプログラム,電子メールの送受信を行う電子メ
    ールプログラム,その他,コンピュータを使ったコミュ
    ニケーションを行うためのコミュニケーションメディア
    制御プログラム,の中の少なくとも一つを備えたコミュ
    ニケーション支援システムであって,該端末の画面上に
    表示された操作指示ウィンドウの上に配置されたアイコ
    ンまたはボタンを選択するだけで,アイコンまたはボタ
    ンに関連づけられた機能を使用することができるコミュ
    ニケーション支援システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のコミュニケーション支援
    システムであって,前記使用可能なコミュニケーション
    メディア制御プログラムの中の一つが映像または音声ま
    たはその両方を双方向に送信して会話を行えるテレビプ
    ログラムであり,前記テレビ電話プログラムを使った通
    話中には,前記ユーザインタフェースプログラムが表示
    する操作指示ウィンドウの中の定められた場所に映像が
    表示されるように,前記ユーザインタフェースプログラ
    ムが前記テレビ電話プログラムに対して指示するように
    したことを特徴とするコミュニケーション支援システ
    ム。
  3. 【請求項3】ネットワークに接続されたコンピュータ上
    で動作し,ユーザインタフェース制御プログラムと少な
    くとも一つのコミュニケーションメディア制御プログラ
    ムから構成されるコミュニケーション支援システムであ
    って,前記ユーザインタフェース制御プログラムと,前
    記各コミュニケーションメディア制御プログラムとの間
    は使用するメディアごとに定義されるアプリケーション
    プログラミングインタフェース(API)によって接続され
    ており,前記アプリケーションプログラミングインタフ
    ェースを使って作成された別のコミュニケーションメデ
    ィア制御プログラムと組み合わせて使用することができ
    るようにしたことを特徴とするコミュニケーション支援
    システム。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のコミュニケーション支援
    システムであって,使用するアプリケーションプログラ
    ミングインタフェース,前記アプリケーションプログラ
    ミングインタフェースを使ったコミュニケーションメデ
    ィア制御プログラム,の一つまたは両方をユーザの設定
    によって定義することができるようにしたことを特徴と
    するコミュニケーション支援システム。
  5. 【請求項5】ネットワークに接続されたコンピュータ上
    で動作し,ユーザインタフェース制御プログラムと少な
    くとも一つのコミュニケーションメディア制御プログラ
    ムから構成されるコミュニケーション支援システムであ
    って,前記ユーザインタフェース制御プログラムは,コ
    ミュニケーションメディア制御プログラムが使用するア
    ドレス情報を管理・参照する機能を備え,前記ユーザイ
    ンタフェース制御プログラムが前記コミュニケーション
    メディア制御プログラムに対してアドレスを指定する必
    要がある場合,あるいは,前記ユーザインタフェース制
    御プログラムが前記コミュニケーションメディア制御プ
    ログラムからの通知を処理する必要がある場合には,前
    記いずれかのアドレス情報を参照して必要なアドレスを
    取り出すことができることを特徴とするコミュニケーシ
    ョン支援システム。
  6. 【請求項6】ユーザインタフェース制御プログラムは,
    コミュニケーションメディア制御プログラムが使用する
    アドレス情報管理・参照機能を備え,前記アドレス情報
    管理・参照機能は,前記コンピュータ上に保存されてい
    るアドレス情報または前記コンピュータとネットワーク
    で接続されたディレクトリサーバによって管理されてい
    るアドレス情報またはその他のアドレス提供サービスが
    管理しているアドレス情報のいずれも同じユーザインタ
    フェースによって使用できるようにしたことを特徴とす
    る請求項5に記載のコミュニケーション支援システム。
  7. 【請求項7】ネットワークに接続されたコンピュータ上
    で動作し,ユーザインタフェース制御プログラムと少な
    くとも二つのコミュニケーションメディア制御プログラ
    ムから構成されるコミュニケーション支援システムであ
    って,前記ユーザインタフェース制御プログラムは,前
    記複数のコミュニケーションメディア制御プログラムが
    それぞれ使用するアドレス情報形式を相互に変換するこ
    とができるアドレス変換手段を備え,前記複数のコミュ
    ニケーションメディア制御プログラムに対する指示,ま
    たは前記複数のコミュニケーションメディア制御プログ
    ラムからの通知の際にアドレス情報を参照する必要があ
    る場合には,該コミュニケーションメディア制御プログ
    ラムに対応したアドレス情報形式を使用するようにした
    ことを特徴とするコミュニケーション支援システム。
  8. 【請求項8】ネットワークに接続されたコンピュータ上
    で動作し,ユーザインタフェース制御プログラムと少な
    くとも二つのコミュニケーションメディア制御プログラ
    ムから構成されるコミュニケーション支援システムであ
    って,前記ユーザインタフェース制御プログラムは,前
    記複数のコミュニケーションメディア制御プログラムを
    使用して現在行っている,または過去に行った通信に関
    して通信先アドレスなどの通信記録情報を保持し,コミ
    ュニケーションメディア制御プログラムを使用して通信
    を行うときに前記通信記録情報を参照することができる
    ようになっていることを特徴とするコミュニケーション
    支援システム。
  9. 【請求項9】コミュニケーションメディア制御プログラ
    ムの一つは電子メールプログラムであり,コミュニケー
    ションメディア制御プログラムの一つはテレビ電話プロ
    グラムであり,前記電子メールプログラムは,電子メー
    ルの送信者アドレスをユーザインタフェース制御プログ
    ラムに指定する手段を備え,ユーザインタフェース制御
    プログラムは,前記電子メールプログラムから指定され
    たアドレスを前記テレビ電話プログラムに対して通知す
    る手段を備え,ユーザが電子メール送信者に対してその
    場でテレビ電話による問合せを行うことができるように
    したことを特徴とする請求項8に記載のコミュニケーシ
    ョン支援システム。
  10. 【請求項10】コミュニケーションメディア制御プログ
    ラムの一つは電子メールプログラムであり,コミュニケ
    ーションメディア制御プログラムの一つはテレビ電話プ
    ログラムであり,コミュニケーションメディア制御プロ
    グラムの一つはホワイトボードプログラムであり,前記
    電子メールプログラムは,電子メールの送信者アドレス
    および添付資料情報をユーザインタフェース制御プログ
    ラムに指定する手段を備え,ユーザインタフェース制御
    プログラムは,前記電子メールプログラムから指定され
    たアドレスを前記テレビ電話プログラムに対して通知す
    る手段を備え,ユーザインタフェース制御プログラム
    は,前記電子メールプログラムから指定された添付資料
    情報を前記ホワイトボードプログラムに対して通知する
    手段を備え,ユーザが電子メール送信者に対してその場
    でテレビ電話およびホワイトボードによる問合せを行う
    ことができるようにしたことを特徴とする請求項8に記
    載のコミュニケーション支援システム。
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