JPH0962631A - 共同作業支援システム - Google Patents

共同作業支援システム

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JPH0962631A
JPH0962631A JP7216109A JP21610995A JPH0962631A JP H0962631 A JPH0962631 A JP H0962631A JP 7216109 A JP7216109 A JP 7216109A JP 21610995 A JP21610995 A JP 21610995A JP H0962631 A JPH0962631 A JP H0962631A
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Takeshi Ishizaki
健史 石▲崎▼
Yoshiyuki Nakayama
良幸 中山
Toshimitsu Hayashi
俊光 林
Yoshinobu Tanigawa
嘉伸 谷川
Minoru Koizumi
稔 小泉
Masami Kameda
正美 亀田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通常はリアルタイムで動作する共同作業支援シ
ステムにおいて、対話相手と接続されていないローカル
状態で操作を行い、その記録ファイルを電子メールなど
で相手に送付することで、相手と接続されていなくと
も、受信者が相手の操作や説明などをあたかも共同作業
を行っているかのように見たり聞いたりできるようにす
る共同作業支援システムを提供する。 【構成】ビデオカメラで撮影された映像、マイクなどか
ら入力された音声、画面上での共有ウィンドウでのテレ
ポインタ操作など、リアルタイム共同作業あるいはロー
カル操作実行作業の様子を、時間的な情報を含めて記録
データとして作成し、電子メールにより相手側に送付
し、相手側では送付されてきた記録データを、その中に
含まれる映像、音声あるいは操作を、互いの時間情報に
応じて同期して再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークで接続さ
れたコンピュータを利用した共同作業支援システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラで撮影した動画像や音声な
どを相互に通信するいわゆるテレビ電話機能に加えて、
コンピュータの画面を接続された相手と共有表示した
り、その共有画面の上に書き込みを行ったりすることが
できるリモートホワイトボード機能、さらにアプリケー
ションの操作そのものを共有することができるアプリケ
ーション共有機能などの、共同作業を支援する各種機能
を提供する、デスクトップ・ビデオ会議システムと呼ば
れる共同作業支援システムが製品化されてきている。
【0003】このようなデスクトップ・ビデオ会議シス
テムとしては、「Seeing is Almost
Believing(PC Magazine、Vo
l.13、No.11)」で紹介されているように、I
ntel社のProShareや、AT&T社のテレメ
ディアなど、いくつかのソフトウェアが開発・販売され
ている。
【0004】また、テキストデータや、コンピュータの
ファイルを、ネットワークで接続された他のコンピュー
タに送付することができる電子メールシステムが普及し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のデス
クトップ・ビデオ会議システムでは、コンピュータの画
面上に設けられたウインドウを共有してリアルタイムな
共同作業を行うことは可能であるが、電話と同様に接続
しようとする相手といつでも必ず接続できるとは限らな
いという問題がある。たとえば、接続しようとした相手
が不在であったり、または相手が多忙であるために接続
の要求に応えられないというような場合には、従来のデ
スクトップ・ビデオ会議システムを使用することは全く
できず、よって、後日、もう一度接続を試みるか、折り
返し接続してもらうようにするしか方法がなかった。
【0006】もちろん、このように相手と接続できない
ような場合には、別途、電子メールやボイスメール等を
作成して送ることもできるが、要件が複雑な場合や多量
の参考資料を用いる場合には、文章だけで説明したり、
あるいは、音声だけで説明するには無理な場合があっ
た。
【0007】本発明の目的は、共同作業支援システムに
おいて、相手と接続されていないローカル状態でも、共
同作業をしている場合と同様に当該システムの各端末に
備えられている共同作業支援機能を利用してデータを作
成し、相手の端末へ送信することができる共同作業支援
システムを提供することにある。
【0008】さらに、本発明の目的は、上記共同作業支
援システムにおいて、他の端末から送信されてくるデー
タを受信し、当該受信したデータを、それが作成された
時の時間的対応関係に応じて再生することによって、共
同作業をしている場合と同じようにコミュニケーション
を図ることができる共同作業支援システムを提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ネットワー
クで相互に接続された複数の端末によって構成され、前
記複数の端末のそれぞれは、当該端末上に存在する映像
データ及び音声データを、他の端末との間で相互に通信
する第1のデータ通信手段と、当該端末の画面の少なく
とも一部の領域を前記他の端末と相互に共有し、当該共
有領域上で行われる共同作業を支援するための操作を実
行する操作手段とを備える共同作業支援システムにおい
て、前記各端末は、前記操作手段による操作に関するデ
ータ及びその操作が実行された時間に対応する時間情報
を含む操作データと、当該端末上に存在する映像データ
と、当該端末上に存在する音声データとのうち、少なく
とも前記操作データを含んで構成される記録データを作
成する記録データ作成手段と、前記作成された記録デー
タを他の端末に送信すると共に、他の端末から送信され
てくる、当該他の端末での記録データを受信する、第2
のデータ通信手段と、前記第2のデータ通信手段で受信
した前記記録データを、当該記録データに含まれている
時間情報を利用して再生する再生手段とを有することを
特徴とする共同作業支援システムにより達成される。
【0010】ここで、操作データに含まれる操作に関す
るデータとは、操作自体に関する情報、操作の対象に関
する情報、及び、操作の結果前記共有領域上に表示され
る画像に関する情報のうち、少なくとも一つの情報を、
それに関する時間情報と併せて含んでいるものとする。
【0011】上記目的は、また、上記共同作業支援シス
テムにおいて、前記操作手段は、前記ネットワークで他
の端末と接続されている共同作業状態、及び、前記ネッ
トワークで他の端末と接続されていないローカル状態の
いずれの状態でも、共同作業を支援するための操作を実
行することができるものであり、前記ローカル状態で
は、当該端末上に予め擬似的に設定した共有領域上で、
前記操作を実行することを特徴とする共同作業支援シス
テムにより達成される。
【0012】
【作用】本発明では、例えばデスクトップ・ビデオ会議
システムのような、映像及び音声データを通信する手段
をそれぞれ備えている、複数の端末から構成される共同
作業支援システムにおいて、各端末では、相手と接続さ
れた場合の共同作業状態で提供される、さまざまな共同
作業支援機能を、相手と接続されていない状態、すなわ
ちローカル状態でもまったく同じように利用できるよう
にする。
【0013】これにより、ユーザは、ローカル状態で
も、あたかも相手と接続されているかのように、相手に
対して映像あるいは音声を使って説明したり、端末画面
上に予め擬似的に設定した共有領域上にデータを提示し
たり書き込みを行ったりすることにより、各端末上で、
音声データ、映像データ、及び、前記共有領域上での操
作及びその操作が実行された時間に関する情報を含む操
作データの組み合わせとして構成される記録データを作
成して、当該作成した記録データを電子メールなどの第
2のデータ通信手段を用いて相手へ送信する。ここで、
映像データ及び音声データは元々時間情報を含んでいる
ものとする。
【0014】さらに、前記各端末では、第2のデータ通
信手段を介して他の端末から送られてくる上記記録デー
タを受信し、当該受信した記録データを、自分の都合の
よい時間に再生することで、当該受信した記録データに
含まれている、映像、音声、あるいは、操作による説明
を、見たり聞いたりすることができる。
【0015】本発明によれば、相手の不在などで接続が
不成功におわった場合でも、従来のように、あとでもう
一度接続を試みたり、折り返し接続してもらうように伝
言を残す等のわずらわしい手順を経ることなく、その場
で用件をすませることができる。
【0016】さらに、本発明によれば、必要なら最初か
ら映像、音声、操作等を組み合わせた説明を作成して相
手に送る、といった新しい利用方法も提供できるように
なる。このように、事前に映像、音声、操作等を組み合
わせた説明を事前に相手に送り、その後、その相手と接
続することで、より効率的な作業を実行できると共に、
接続コストを低減することもできる。
【0017】
【実施例】以下、図面を使用して本発明を適用した一実
施例である共同作業支援システムについて説明する。
【0018】図1は本実施例のシステムの外観を示す。
端末100Aにはディスプレイ105A、キーボード1
10A、マウス115A、スピーカ120A、ビデオカ
メラ125A、及び、電話機130Aが接続されてい
る。端末としてはパーソナルコンピュータを利用しても
よいし、会議機能を備えた専用の端末を提供することも
できる。端末100Aはネットワーク140を通じて他
の端末100Bと接続されている。端末100Bにも端
末100Aと同様の周辺機器が接続されている。
【0019】ネットワーク140としては、構内であれ
ばLAN(Local AreaNetwork)を使
用することができる。広域にわたって接続する場合には
公衆電話網を通じてモデムを使って接続したり、ISD
N(IntegratedSerevices Dig
ital Network)回線を使用することもでき
る。
【0020】本実施例では、電話機130Aは通常の電
話として使用するほかに、音声の入出力機器としても使
用している。必要であれば、端末にマイクやスピーカを
内蔵させ、音声入出力機器としても用いてもよい。
【0021】また、図1では端末が2つ接続されている
構成を示しているが、本発明の共同作業支援システムで
は、3つ以上の端末を相互に接続して使用することもも
ちろん可能である。
【0022】また、本実施例のシステムでは電子メール
を頻繁に利用するが、電子メールシステムを利用するよ
うなシステムとするためには、図1の構成に加えて、電
子メールのサーバマシンを含む構成とする。
【0023】次に、本実施例のシステムの端末100
(端末100A及び100B)のシステム構成の一例を
図2に示す。
【0024】本実施例の端末100において、キーボー
ド110からの入力は、キーボードドライバ240によ
って処理される。マウス115の入力はマウスドライバ
245によって処理される。音声を出力する場合には、
サウンドドライバ250が接続されたスピーカ120を
鳴らす。ビデオカメラ125からの入力はビデオドライ
バ270によって処理される。
【0025】電話機130を使った入出力は電話機ドラ
イバ280によって制御される。この電話機ドライバ2
80は、電話機130を通常の電話機として動作を制御
すると共に、電話機130を本端末での一種の音声入出
力装置として利用することを可能にしている。本実施例
では、電話機としてハンドセットを備えた典型的な電話
機を使用しているが、もちろん両手が自由に使えるよう
にするために、ヘッドセットを使用したり、あるいは、
マイクロフォンとスピーカを組み合わせたスピーカホン
のような装置を使用する構成としても良い。
【0026】端末100は、通信インタフェース200
を通じてネットワーク140と接続される。
【0027】CPU205は、メインメモリ210に格
納された各種プログラムを読み込んで実行する。本実施
例においては、メインメモリ210には、ウィンドウシ
ステム215、各種のアプリケーションプログラム22
0、共同作業支援機能を提供する電子対話制御プログラ
ム225が格納されている。CPU205は、また、必
要に応じてディスクコントローラ230を使って記憶デ
ィスク235にデータを格納したり、逆にデータを読み
込んだりする。
【0028】上記プログラムの処理結果は、フレームメ
モリ255に書き込まれる。フレームメモリ255の内
容は、ディスプレイコントローラ260によって接続さ
れたディスプレイ105に表示される。
【0029】次に、本実施例の共同作業支援システムの
特徴である共同作業支援機能を提供する電子対話制御プ
ログラム225の構成例を、図3に示す。
【0030】ユーザインタフェース制御部300は、ウ
ィンドウシステム215を利用することにより、本シス
テムのユーザからの指示を受けたり、必要な情報を画面
に提示したりする機能を提供する。
【0031】テレポインタ制御部310は、接続された
すべての端末間で共有される画面上の共有領域中にテレ
ポインタと呼ばれる指示オブジェクトを表示したり、そ
れを必要な場所に移動させたりする機能を提供する。
【0032】テレライティング制御部315は、上記共
有領域上に書き込みを行ったり、それを編集するための
機能を提供する。
【0033】コメント制御部320は、上記共有領域上
の任意の場所にコメントを添付したり、コメント内容を
修正したりする機能を提供する。コメントとしては、キ
ーボードから入力した文字列のほか、音声や画像を利用
することもできる。
【0034】映像・音声制御部325は、ビデオカメラ
やマイク、スピーカなどを制御して映像・音声を提示し
たり、ユーザからの指示に対応して録画・録音するため
の機能を提供する。
【0035】タイマ制御部330は、記録された情報を
再生するときなどに、時間情報を参照して適切なタイミ
ングで再生が行われるようにするための機能を提供す
る。
【0036】アプリケーションプログラム(以下APと
略称する)共有制御部335は、APが表示する画面を
共有し、APに対する操作そのものを連動させることが
できるようにする機能を提供する。
【0037】上記、各制御部の提供する機能は、すべて
操作記録再生制御部305によって記録したり、再生で
きるようになっている。操作記録再生制御部305は、
端末で表示・再生される映像・音声や、ユーザが行った
操作などを、各データについての時間的な情報と共に記
録する。記録された情報は、ファイルとしてディスクに
保存したり、その場で電子メールとして他の端末に送付
したりすることができる。
【0038】通信制御部340は、他の端末で動作して
いる電子対話制御プログラムとの間での通信を行い、共
同作業に必要な情報を送受信できるようにする。通信制
御部340は、使用する通信ネットワーク140に応じ
て適切なプロトコル処理を行う。
【0039】電子メール制御部345は、電子メールを
送受信したり、電子メールシステムのアドレス簿を検索
するなど、電子メールを使った各種通信機能を提供す
る。この機能を用いることにより、本システムの利用者
は電子対話制御プログラム225が実現する共同作業を
行っている最中でも、通常は電子メールを操作するため
に必要な各種操作手順を経なくても、簡単な操作だけで
電子メールの豊富な通信機能を利用することができる。
【0040】ファイル入出力機能350は、電子対話制
御プログラム225がファイルに対する出力やファイル
からの入力を行うための機能を提供する。たとえば、操
作記録再生制御部305が作成した記録ファイルを格納
するときなどに使用する。
【0041】本実施例では、図3にも示されているよう
に、電子対話制御プログラム225は各種機能をモジュ
ールとして追加・変更できるようなプログラム構成にな
っている。このため、上記した以外の、新しい共同作業
支援機能が必要になったときにも、新機能を本システム
に容易に組み込むことができる。
【0042】以下、端末に表示される画面例を用いなが
ら、本実施例のシステムの利用方法および提供する機能
について説明する。なお、本実施例では、説明を簡単に
するため、共同作業の参加者が2名の場合について示し
ている。ここで示したような操作は、3人以上が参加す
る場合でも同様に実行可能である。
【0043】図4は、共同作業を始める前の端末画面を
示している。上が参加者A(田中)の画面400Aで、
下が参加者B(山田)の画面400Bを示す。それぞれ
の画面上には標準的なプログラムを起動するためのデス
クトップウィンドウ410A、410Bが表示されてい
る。画面上にはマウス115によって操作されるカーソ
ル420A、410Bも表示されている。
【0044】この状態で、デスクトップウィンドウ41
0A上の電子対話アイコン415Aをマウス115によ
ってダブルクリックすると、電子対話を開始することが
できる。
【0045】図5は、参加者Aが、電子対話で利用する
ためのAPを起動した画面を示している。この例では
「予算見積」という名称のAPウィンドウ500が表示
されている。ここで利用するAPとしては、この端末で
利用できるAPであればどのAPを起動してもよい。
【0046】図6は、電子対話制御プログラム225を
起動したときの画面を示している。この例では、参加者
Aが電子対話制御プログラム225を起動しており、共
同作業ウィンドウ600Aが画面400Aに表示されて
いる。共同作業ウィンドウ600Aは、本システムを利
用した共同作業を行うための各種操作を行うためのウィ
ンドウである。
【0047】共同作業ウィンドウ600A上には、ビデ
オウィンドウ610Aが表示されているが、この時点で
は他の端末と接続されていないため何も映っていない。
共同作業ウィンドウ600Aでは、いくつかのメニュー
が提供されており、図6では操作メニューが選択され、
接続コマンド620A、イメージ取り込みコマンド63
0A、操作記録コマンド640A、メール送付コマンド
650Aなどが使用可能なことが示されている。ユーザ
はこのようなメニューを操作することにより共同作業に
必要なさまざまな操作を行うことができる。
【0048】図7は、共同作業ウィンドウ600Aで接
続コマンド620Aを選択したときの状態を示してい
る。画面上には接続相手指定ウィンドウ700が表示さ
れ、共同作業を行いたい相手を指定することができる。
【0049】図8は、図7において呼び出しボタン71
0を押したときの状態を示している。参加者Aの画面4
00Aには、接続を試みている相手の名称(参加者B)
を示す呼び出し中表示ウィンドウ800が表示される。
ここで、中止ボタン805を押すと、この呼び出しを中
止することもできる。参加者Bの画面400Bには、参
加者Aからの呼び出しがあったことを示す呼び出し要求
ウィンドウ810が表示される。ここで、参加者Bが接
続ボタン815を押すと電子対話制御プログラムが接続
され、共同作業を開始できる。参加者Bが拒否ボタン8
20を押すと、この呼び出しは中止される。
【0050】図9は、参加者Aと参加者Bとが接続され
た状態を示している。参加者Aのビデオウィンドウ61
0Aには参加者Bの映像が、参加者Bのビデオウィンド
ウ610Bには参加者Aの映像が表示される。図では示
されないが接続完了と同時に接続された相手の音声もス
ピーカ120または電話機130を通じて聞こえるよう
になる。また、本実施例では1対1の接続の場合を示し
たが、3人以上が接続される場合には、ビデオウィンド
ウ610も人数分だけ表示されることになる。
【0051】図10は、共同作業ウィンドウ600Aで
イメージ取り込みコマンド630Aを選択してAPウィ
ンドウ500の表示内容を共同作業ウィンドウ600A
に取り込んだ状態を示している。共同作業ウィンドウ6
00A内には、取り込んだ表示内容をそのまま表示する
共有ウィンドウ1000Aが表示される。同時に参加者
Bの共同作業ウィンドウ600Bにも共有ウィンドウ1
000Bが表示される。共有ウィンドウ1000Bに
は、参加者Aから送られたデータが表示されるので、参
加者AとBは同じ表示内容を見ることができる。
【0052】以下では、共有ウィンドウが一つの場合に
ついて説明するが、共同作業ウィンドウ600の中にこ
のような共有ウィンドウを複数表示する構成としても良
い。
【0053】図11は、共同作業ウィンドウ600上で
テレポインタ機能を使って共同作業を行っている状態を
示している。この画面例では、参加者Aの共有ウィンド
ウ1000A上には、参加者Aが操作するテレポインタ
1100A、および参加者Bが操作するテレポインタ1
110Aが表示されている。同様に参加者Bの共有ウィ
ンドウ1000Bには、参加者Aが操作するテレポイン
タ1100B、および参加者Bが操作するテレポインタ
1110Bが表示されている。テレポインタ1100A
と1100B、および1110Aと1110Bはそれぞ
れ連動して動くようになっており、一方の参加者がマウ
スを操作してテレポインタを動かすと、他方の画面上で
もまったく同じ動きを見ることができる。
【0054】図12は、共同作業ウィンドウ600上で
テレライティング機能を使って共同作業を行っている状
態を示している。この画面例では、参加者Aの共有ウィ
ンドウ1000A上には、参加者Aが描いた図形120
0A、および参加者Bが描いた図形1210Aが表示さ
れている。同様に参加者Bの共有ウィンドウ1000B
には、参加者Aが描いた図形1200B、および参加者
Bが描いた図形1210Bが表示されている。図形を描
く操作は連動するようになっており、一方の参加者がマ
ウスを操作して図形を描画すると、他方の画面上でもま
ったく図形が描画される。
【0055】さらに、図12では、共有ウィンドウ10
00Aに対してコメント1210を添付している。コメ
ントは共有ウィンドウ上の任意の位置に添付することが
でき、文字列や音声等を入力することができる。
【0056】図13は、共同作業ウィンドウ600Aで
メール送付コマンド650Aを選択して電子メールを送
信しようとしている状態を示している。画面400Aに
は電子メール送付ウィンドウ1300が表示され、電子
メールの宛先や、メールに添付するコメントを入力する
ことができる。
【0057】このように、本システムでは、電子対話を
実行している最中に任意の宛先に対して電子メールを送
ることができる構成を有している。その際、電子メール
用のプログラムを新たに起動するなどの余分な手間が必
要ない。さらに、電子メールで送付する内容としては、
現在の共同作業ウィンドウの表示内容、後述する映像・
音声・操作を記録した結果などを選択することを可能と
する構成を備えている。
【0058】この構成によれば、リアルタイムなコミュ
ニケーションと、当該コミュニケーションの結果をその
ままメッセージとして使ったコミュニケーションとを円
滑に連携させて、効率のよい、より広い範囲での共同作
業を行うことができるようになっている。
【0059】図14は、共同作業の結果をファイルに保
存しようとしている状態を示している。画面400A上
にはファイル指定ウィンドウ1400Aが表示され、指
定したファイル名で共同作業ウィンドウ600Aの現在
の表示内容、後述する映像・音声・操作を記録した結果
などをファイルとして保存することができる。
【0060】図15は、本システムを利用した共同作業
を終了しようとしている状態を示している。画面400
A上には対話終了確認ウィンドウ1500が表示され、
参加者Aに対して共同作業を終了してもよいかどうかの
確認を求めている。ここで終了ボタン1510を押せ
ば、参加者Bとの接続が解除される。キャンセルボタン
1520を押せば共同作業を続行することもできる。
【0061】図16は、図15において終了ボタン15
10を押して共同作業を終了した状態を示している。画
面400A、400Bにはそれぞれ接続が解除されたこ
とを示す対話終了通知ウィンドウ1600、1600B
が表示される。
【0062】さて、ここまでは、通常の共同作業の操作
の流れを説明してきたが、実際の共同作業を行う場合に
は、相手が不在であったり、たまたまそのとき多忙であ
ったりしてリアルタイムな共同作業を開始できない状況
が頻繁に発生する。次に、このような場合に、本システ
ムが提供する機能を説明する。
【0063】図17は、図8の呼び出しを行ったときに
相手からの応答がないために呼び出しを中止する場合の
画面を示す。参加者Aの画面400A上には、呼び出し
中止ウィンドウ1700が表示される。ここでは、電子
メールボタン1710を押して電子メールを送信する、
ローカル操作ボタン1720を押してローカル操作を行
う、終了ボタン1730を押して何もしないで終了す
る、という選択を受け付ける。
【0064】電子メールボタン1710を選んだ場合に
は、図13に示したような電子メール送付画面へと移行
し、呼び出しを行った相手、あるいは任意の宛先に対し
て電子メールを送付することができる。
【0065】ローカル操作ボタン1720を選んだ場合
には、本発明の特徴であるローカル操作機能を利用する
ことができる。ローカル操作機能とは、他の端末と接続
してリアルタイムな共同作業を行う場合とまったく同じ
操作を、相手と接続されていない状態(ローカル状態)
でも実行することができるようにする機能である。ロー
カル操作の詳細については後述する。
【0066】図18は、相手が何らかの理由で呼び出し
に応えられない場合の例を示す。この例では、参加者B
が、予め、不在登録ウィンドウ1840を使って、自分
が不在であることを端末に登録しておく。こうしておく
ことで、その後、参加者Aが参加者Bへの呼び出しが行
った場合、参加者Aには、前記不在登録ウインドウ18
40に登録した内容に応じた接続不可通知ウィンドウ1
800が表示される。これにより、参加者Aは相手が不
在であることを知ることができ、図17の場合と同様
に、電子メールボタン1810、ローカル操作ボタン1
820、終了ボタン1830のどれかを選択することが
できる。
【0067】次に、本発明の特徴であるローカル操作機
能について説明する。
【0068】図19は、図17または図18において、
ローカル操作ボタンを選択したときの参加者Aの画面4
00Aを示している。この例では共同作業用ウィンドウ
600Aが表示された後、APウィンドウ500の表示
内容を取り込んで、擬似的に設定された共有ウィンドウ
1900に表示している。このとき、実際には他の参加
者と接続していないにもかかわらず、擬似的に設定され
た共有ウィンドウ1900の上では、テレポインタ操作
やテレライティング操作を行ったり、コメントを添付す
るなど、実際の共同作業で行うことができるすべての操
作を実行できる構成となっている。
【0069】さらに、これらの操作は、映像・音声も含
めて、すべて時系列的な時間情報と共に記憶あるいは記
録可能になっており、後で必要に応じて、前記記憶され
たデータを互いに同期させて再生することができる。本
ローカル操作機能を実現するための具体的な処理手順及
びデータの構造例の詳細については後述する。
【0070】図20は、本ローカル操作において記録を
行う際のオプションを設定している状態を示す。オプシ
ョン設定ウィンドウ2000が表示され、記録を行う際
に、映像・音声・テレポインタ操作・テレライティング
操作をそれぞれ記録するかどうか、記録する場合には音
声や映像と同期させるかどうかなどの設定に関する指示
を受け付ける。
【0071】このように、参加者は音声のみ、映像の
み、あるいはそれらの組み合わせ、などと必要に応じて
記録するデータを選択的に指定することができるため、
ローカル操作の目的に応じて効率のよい記録データを作
成することが可能である。たとえば、ちょっとした連絡
なので映像は必要ない、物の動きだけを見せるのでテレ
ポインタなどの操作は記録しなくてもい、などという各
種の指定ができるようになる。
【0072】図21は実際にローカル操作を記録してい
る状態を示している。画面上には記録制御ウィンドウ2
100が表示され、停止ボタン2105、開始ボタン2
110、一時停止ボタン2115などを使って、記録の
開始や終了、一時停止などを自由に制御することができ
る。閉じるボタン2120を押すと記録制御ウィンドウ
2100が閉じて記録が終了する。
【0073】このようにして記録した情報は、必要に応
じて、図13に示した電子メール送付機能を使って任意
の宛先に送付することもできるし、図14に示したファ
イル格納機能を使って自分のディスクにファイルとして
保存しておくこともできる。
【0074】さらに、共同作業を開始しようとして相手
との接続ができなかった場合にローカル操作を選択し、
その後、電子メールを送る処理を選択するような場合に
は、接続を行おうとした相手の宛先を、電子メールの送
り先のデフォルト値として自動的に設定しておく構成と
する。
【0075】したがって、上述した構成によれば、より
少ない操作で、上述したような一連の作業を行うことが
でき、より効率的に相手とのコミュニケーションを図る
ことができる。
【0076】また、従来の電子メールシステムでは、テ
キストデータや、静的なファイルを送付することは行わ
れていたが、本実施例のように、説明を行いながら画面
上の操作を行って、その様子をファイルとして送付する
ような場合には用いられていなかった。
【0077】一方、本実施例の構成によれば、APに入
っている各種データを、音声やビデオ画像を用いながら
説明する様子をそのままが送ることにより、何らかの理
由で相手との接続ができない場合にも、リアルタイムコ
ミュニケーションの利点を、充分に活用することができ
るようになる。さらに、わざわざ、電子メール用の文章
やファイルを新たに作成したり、伝言などを残し、改め
て相手に対し接続を依頼するような手間を省くことがで
き、業務処理のスピードアップを図ることができる。
【0078】図22は、上述したようにして作成され
た、ローカル操作の記録データを受信した場合に、記録
内容を再生している状態を示している。再生制御ウィン
ドウ2200が表示され、停止ボタン2205、開始ボ
タン2210、一時停止ボタン2215などを使って、
再生の開始や終了、一時停止などを自由に制御すること
ができる。閉じるボタン2220を押すと再生制御ウィ
ンドウ2200が閉じて再生が終了する。
【0079】このように、ローカル操作により作成され
た記録データを受け取った側では、通常の静的なメール
データだけではなく、相手が記録した映像や音声、それ
と同期したテレポインタ操作やテレライティング操作を
見たり聞いたりすることができる。その結果、あたかも
相手と直接リアルタイムに会話しているかのような効率
のよいコミュニケーションを実現することができる。さ
らに、記録データを再生する場合に、相手先に接続して
いる必要がないため、自分の都合のよい時を各自選択し
て行うことができる。
【0080】次に、本システムの電子対話制御プログラ
ムの処理手順を説明する。
【0081】プログラム全体の処理手順の一例を、図2
3のフローチャートを参照して説明する。
【0082】本処理手順においては、電子対話制御プロ
グラムが起動されると、最初、初期化処理を行う(ステ
ップ2300)。次に、共同作業ウィンドウを表示する
(ステップ2305)。以下、共同作業ウィンドウに対
するユーザからの入力を監視し、入力内容に応じた処理
を行う。
【0083】もし、入力が接続コマンドなら(ステップ
2310)、接続処理を行う(ステップ2315)。
【0084】もし、入力が操作記録コマンドなら(ステ
ップ2320)、操作記録処理を行う(ステップ232
5)。
【0085】もし、入力がメール送信コマンドなら(ス
テップ2330)、メール送信処理を行う(ステップ2
335)。
【0086】もし、入力が操作再生コマンドなら(ステ
ップ2340)、操作再生処理を行う(ステップ234
5)。
【0087】もし、入力がその他操作コマンドなら(ス
テップ2350)、操作コマンド処理を行う(ステップ
2355)。
【0088】もし、入力が終了コマンドでなければ(ス
テップ2360)、ユーザからの入力監視に戻る。
【0089】終了コマンドが入力された場合には、共同
作業ウィンドウを消去し(ステップ2365)、プログ
ラム終了処理を行う(ステップ2370)。
【0090】接続処理2315の詳細処理手順の一例
を、図24のフローチャートを参照して説明する。
【0091】本接続処理においては、最初、既に接続中
かどうかをチェックし(ステップ2400)、もし既に
接続されている場合には処理を終了する。まだ、接続さ
れていない場合には、接続先指定ウィンドウを表示し
(ステップ2405)、ユーザによる接続先指定を受け
(ステップ2410)、接続先指定ウィンドウを消去す
る(ステップ2415)。
【0092】次に、ユーザが接続をキャンセルしたかど
うかをチェックし(ステップ2420)、もし、キャン
セルを選択した場合には処理を終了する。キャンセルし
なかった場合には呼び出し中ウィンドウを表示する(ス
テップ2425)。そして、接続が完了するまで(ステ
ップ2435)呼び出し中止が指示されるか、または接
続不可と判定されたかどうかをチェックすることを繰り
返す(ステップ2430)。
【0093】もし、呼び出し中止または接続不可の場合
には、ローカル操作を実行するかどうかを選択し(ステ
ップ2440)、もし、ローカル操作を実行する場合に
は、ローカル操作実行処理を行う(ステップ244
5)。本システムでは、上述したようにローカル操作に
おいても、他の端末と接続して共同作業を行っていると
きと同様の操作を行うことが可能である。
【0094】もし、接続が完了したら(ステップ243
5)、呼び出し中ウィンドウを消去し(ステップ245
0)、相手映像を表示する(ステップ2455)。
【0095】操作記録処理2325の詳細処理手順の一
例を、図25のフローチャートを参照して説明する。
【0096】最初に、記録制御ウィンドウを表示する
(ステップ2500)。次に、記録制御ウィンドウで記
録開始が指示されるまで待つ(ステップ2505)。記
録を開始すると、記録オプションの設定をチェックし
て、映像を記録する設定になっていたら(ステップ25
10)、映像を記録し(ステップ2515)、音声を記
録する設定になっていたら(ステップ2520)、音声
を記録し(ステップ2525)、テレポインタ操作を記
録する設定になっていたら(ステップ2530)、テレ
ポインタ操作を記録し(ステップ2535)、テレライ
ティング操作を記録する設定になっていたら(ステップ
2540)、テレライティング操作を記録する(ステッ
プ2545)。これを記録制御ウィンドウで記録終了が
指示されるまで繰り返す(ステップ2550)。
【0097】ここで、記録可能な操作としてテレポイン
タ及びテレライティングが挙げられているが、本発明で
記録できる、共同作業を支援するための操作は、これら
に限定されるものではなく、他の種類の操作を必要に応
じて記録することができる構成としても良い。
【0098】また、2人以上の共同作業を記録する場合
には、参加者全員の操作を記録するのではなく、予め指
定した参加者だけの操作を記録するように、予め設定す
る構成としても良い。
【0099】記録を終了したら、記録制御ウィンドウを
消去し(ステップ2555)、ユーザから記録ファイル
の指定を受け(ステップ2560)、記録ファイルをデ
ィスクに保存する(ステップ2565)。さらに、記録
ファイルを電子メールで送付するかどうかの指示を受け
付け(ステップ2570)、電子メールを送付する場合
には、電子メール送信処理を実行する(ステップ257
5)。なお、ここでの電子メール送信処理は、例えば、
図26に示されるような処理に従って実行される。
【0100】電子メール送信処理2335の詳細処理手
順の一例を、図26のフローチャートを参照して説明す
る。
【0101】最初、本処理に入る前の所定時間内にロー
カル操作実行(図24のステップ2445参照)が記録
されているかどうかをチェックする(ステップ260
0)。もし、ローカル操作記録がなければ、送付先指定
ウィンドウを表示し(ステップ2605)、ユーザによ
る送付先指定を受け(ステップ2610)、送付先指定
ウィンドウを消去する(ステップ2615)。次に、ユ
ーザがメール送付をキャンセルしたかどうかをチェック
し(ステップ2620)、もし、キャンセルを指定した
場合には処理を終了する。
【0102】キャンセルしなかった場合、あるいは、ス
テップ2600でローカル操作の記録があると判定され
た場合には、電子メールログイン処理を行い(ステップ
2625)、電子メール送信処理を行い(ステップ26
30)、電子メールログアウト処理を行う(ステップ2
635)。
【0103】操作再生処理2345の詳細処理手順の一
例を図27のフローチャートを参照して説明する。
【0104】最初、ユーザから再生すべき記録ファイル
の指定を受け(ステップ2700)、再生制御ウィンド
ウを表示する(ステップ2705)。次に、再生制御ウ
ィンドウで再生開始が指示されるまで待つ(ステップ2
710)。
【0105】再生を開始したら、再生停止か、あるいは
再生終了が指示されるまで操作レコードの1ステップ再
生(ステップ2725)を繰り返す。再生停止が指示さ
れたら(ステップ2715)、再び再生開始待ちにな
る。再生終了が指示されたら(ステップ2720)、再
生制御ウィンドウを消去する(ステップ2730)。
【0106】また、再生制御ウインドウとしては、上記
図22に示すウインドウの代わりに、図34に示す再生
制御ウインドウ2200を表示する構成としても良い。
図34に示す再生制御ウインドウ2200では、停止ボ
タン2205、開始ボタン2210、一時停止ボタン2
215に加えて、巻戻しボタン2225、早送りボタン
2230、及び、再生速度を任意に設定することができ
る再生速度設定ボタン2235を備えている。このよう
に、再生に係る各種の指示を受け付け、その指示に従っ
て、再生処理を実行する構成としても良い。
【0107】また、本実施例では、記録された全てのデ
ータを再生するものとしているが、再生するデータの種
類についての指定を予め受け付け、その指定に従いデー
タの再生を行う構成としてもよい。さらに、複数の参加
者が共同作業に参加している場合には、全員の操作によ
るデータを再生するだけではなく、その中の指定した参
加者の操作だけを再生する構成としても良い。
【0108】操作コマンド処理2355の詳細処理手順
の一例を、図28のフローチャートを参照して説明す
る。
【0109】入力された操作がテレポインタ操作であっ
たら(ステップ2800)、テレポインタの移動などの
操作処理を行い(ステップ2805)、テレライティン
グ操作だったら(ステップ2810)、テレライティン
グ描画などの操作処理を行い(ステップ2815)、ウ
ィンドウ取り込み操作であったら(ステップ282
0)、ウィンドウイメージの取り込みなどの操作処理を
行い(ステップ2825)、コメント添付操作だったら
(ステップ2830)、コメント添付などの操作処理を
行う(ステップ2835)。そして、操作コマンドが入
力されたら再び上記処理を繰り返す(ステップ284
0)。
【0110】なお、本実施例で示した操作コマンド以外
のコマンドを、操作コマンドとして認識し、それに対応
する処理を行う構成としても、もちろん構わない。
【0111】本実施例において、共同作業またはローカ
ル操作の結果を記録した場合には、映像及び音声に加え
て、テレポインタやテレライティング操作が時間的情報
と共に記録されることになる。
【0112】以下、共同作業またはローカル操作により
記録される情報の形式について説明する。これらの記録
データは、ファイルに格納する場合や、電子メールで送
付する場合のデータ形式を示している。以下の説明で
は、ファイルとして格納する場合のデータ形式について
説明するが、共同作業中またはローカル操作実行中に電
子メールで任意の宛先に電子メールを送付する場合にも
同様の形式を使用する。
【0113】図29は記録ファイル全体の構成例を示
す。最初、先頭にヘッダ3000があり、次に複数の資
料ウィンドウデータ3005、3010から3015が
続く。資料ウィンドウとは、共同作業中に参加者間で共
有される共有ウィンドウ、またはローカル操作実行中に
操作を行うウィンドウのことをいう。最後に、映像や音
声データ3020などの、いわゆるリアルタイムデータ
が格納される。
【0114】図30は図29の中のヘッダ部分のデータ
形式を示す。最初、異なるバージョンの電子対話制御プ
ログラムの間で記録ファイルを利用できるようにするた
めのバージョン情報3100が格納される。次に、この
記録ファイルが作成された日時3105が格納される。
接続フラグ3110として、この記録ファイルが作成さ
れたときに共同作業実行中だったのかローカル操作実行
中だったのかなど付加的な情報が格納される。この後
に、この記録ファイルと関連する複数の参加者情報31
15、3120から3125が格納される。最後に、こ
の記録ファイルに関するコメント情報3130が格納さ
れる。
【0115】図31は図29における資料ウィンドウデ
ータ部分のデータ形式を示す。最初、この資料ウィンド
ウを作成した作成者を示すID情報3200が格納され
る。このID情報3200はヘッダの中の参加者情報3
115から3125と関連付けられる。次に、資料ウィ
ンドウの表示位置や大きさ、重なり順序などのウィンド
ウ情報3205が格納される。この後に、複数の描画オ
ブジェクト情報3210、3215から3220が格納
される。描画オブジェクトとはウィンドウイメージ取り
込み機能やテレライティング機能を用いて作成された各
種のオブジェクトであり、APから取り込まれた図形や
文章などのデータも含まれるものとする。
【0116】さらに、オブジェクト情報の後には、操作
レコード3225、3230から3235が格納され
る。操作レコードとはテレポインタ機能などを使用して
資料ウィンドウ上で行った操作に関する座標などを記録
したレコードのことを指す。最後に、この資料ウィンド
ウと関連する映像・音声データが付加される。
【0117】図32は、図31の描画オブジェクト情報
の一例として、矩形オブジェクトのデータ形式を示す。
本実施例では、他の形態の描画オブジェクト情報も、以
下に説明する矩形オブジェクトと同様に扱うことができ
る。
【0118】最初、この矩形オブジェクトを作成した作
成者を示すID情報3300が格納される。続いて、こ
のオブジェクトの種類を示すオブジェクト種別情報33
05が格納される。本例では、矩形オブジェクトである
ことを示す値が格納される。
【0119】次に、この矩形オブジェクトの線属性33
10、塗り潰し属性3315、左上の座標3320、右
下の座標3325が格納される。次に、このオブジェク
トと関連付けられたコメントがあるかどうかを示すコメ
ントフラグ3330と、コメントがある場合にはコメン
トを表示する位置や大きさを記述したコメント情報33
35、コメント文字列3340が格納される。さらに、
このオブジェクトと関連付けられた音声コメントがある
かどうかを示す音声コメントフラグ3345、および音
声コメントがある場合には音声コメント3350が付加
される。
【0120】図33は図31における操作レコードの一
例として、テレポインタ操作レコードのデータ形式を示
す。本実施例では、他の形態の操作レコードについて
も、本例と同様な形式を用いるものとするが、もちろ
ん、これに限定されるものではなく、操作レコードの形
態毎にデータ形式を決定する構成としても構わない。
【0121】最初、このテレポインタ操作レコードを作
成した作成者を示すID情報3400が格納される。続
いて、この操作レコードの種類を示すオブジェクト種別
情報3405が格納される。この例では、テレポインタ
操作レコードであることを示す値が格納される。
【0122】次に、このテレポインタ操作レコードの線
属性3410、塗り潰し属性3415に続いて、座標お
よびその座標がポイントされたときの時刻を表わすタイ
ムスタンプの組みが格納される。すなわち、この図の例
では1番目の座標3420とその座標がポイントされた
ときの時刻を表わすタイムスタンプ3425、2番めの
座標3430とその座標がポイントされたときの時刻を
表わすタイムスタンプ3435、という順序で3445
までN個の組みが格納される。
【0123】以上、図29から図33に示したような形
式を有するデータを記録することにより、共同作業中で
もローカル操作実行中でも同じように、映像、音声、テ
レポインタ操作、及び、テレライティング操作を、すべ
て、それらに関する時間情報と共に記録することが可能
となる。
【0124】本実施例によれば、何らかの理由によって
相手との接続ができない場合でも、あたかも相手に対し
て説明しているかのようにして操作を行いながら映像・
音声で説明を行うローカル操作を実行し、そのローカル
操作の結果を記録ファイルに記録したり、その場で電子
メールで送付したりすることができる。よって、その記
録ファイルを受け取った相手は、あたかも操作記録者と
共同作業をしているかのように映像、音声、あるいは、
操作を見たり聞いたりすることができるようになる。
【0125】この結果、リアルタイム共同作業支援を得
意とするデスクトップ・ビデオ会議システムと、非リア
ルタイムなメッセージ交換に適した電子メールなどのツ
ールとの連携が可能になり、従来の会議システムでは得
られなかった優れた操作性が実現される。
【0126】従来のリアルタイム共同作業支援システム
では相手と接続できないと作業ができなかったが、本実
施例によれば、上記のような効果を達成するローカル操
作を実行することにより、電子メールを送る感覚で気軽
に、ローカル操作の結果を相手に見てもらうことができ
るようになる、という非常に大きな効果を達成すること
ができる。
【0127】例えば、相手と接続する前にローカル操作
を実行し、作成した記録データを相手先へ事前に送り、
その後、当該相手先と実際に接続して、さらに共同作業
を勧めるようにすることで、作業の効率化を図ると共
に、接続時間を短縮して接続コストを低減することが可
能となる。
【0128】さらに、本実施例によれば、共同作業ある
いはローカル操作の記録データをファイルとして保存す
ることもできるため、後に必要に応じてデータを削除す
るなどの加工が可能となる。さらに、本実施例によれ
ば、記録データを記録する際には、必要に応じて音声、
画像、操作データのうち、どれを記録するかを選択的に
指定することもできる。よって、ローカル操作を記録し
て相手に送る際に、不要な部分を記録させず、より効率
的にコミュニケーションを図ることができる。
【0129】さらに、本実施例によれば、相手が不在で
ローカル操作に切り替え、その後、作成した記録データ
を送付する場合、あらためて送付先の宛先アドレスを指
定しなくても、自動的に接続を試みた相手のアドレスが
指定されるので円滑な操作が可能になる。
【0130】以上説明したように、本実施例によれば、
リアルタイムなコミュニケーションの長所と、非リアル
タイムなコミュニケーションの長所とを兼ね備えた、効
率的なコミュニケーションが可能となる。
【0131】本実施例では、映像及び音声データについ
ても同じ記録ファイルに格納しているが、映像及び音声
データはデータ量が大きくなる場合があるので必要に応
じてこれらのデータを別ファイルに格納するようにして
もよい。また、データ量を削減するために適切なデータ
圧縮技術を適用する構成としても良い。
【0132】さらに、他の実施例として、本実施例のシ
ステムの電子対話制御プログラム225の構成に、図3
5に示すように、上記図29から図33に示したような
記録ファイルの内容を編集するための機能を提供する、
記録ファイルエディタ部355を加える構成としても良
い。すなわち、上述したようにして記録ファイルの中の
必要部分だけを切り出したり、順序を変更するなどの編
集を行う構成とする。
【0133】このような構成を付加することで、より効
率のよい記録ファイルを作成することができる。
【0134】
【発明の効果】本発明によれば、共同作業支援システム
において、相手と接続されていないローカル状態でも、
共同作業をしている場合と同様に当該システムの各端末
に備えられている共同作業支援機能を利用してデータを
作成し、相手の端末へ送信することができる共同作業支
援システムを提供することができる。
【0135】さらに、本発明によれば、他の端末から送
信されてくるデータを受信し、当該受信したデータを、
それが作成された時の時間的対応関係に応じて再生する
ことによって、共同作業をしている場合と同じようにコ
ミュニケーションを図ることができる共同作業支援シス
テムを提供することができる。
【0136】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した共同作業支援システムの一実
施例の全体構成を示す説明図である。
【図2】図1の実施例の端末のシステム構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図1の実施例に格納されている電子対話制御プ
ログラムのソフトウェア構成を示すブロック図である。
【図4】図1の実施例の端末画面上に表示されるデスク
トップウィンドウの画面例を示す説明図である。
【図5】図1の実施例の端末画面上に表示されるAPウ
ィンドウの画面例を示す説明図である。
【図6】図1の実施例の端末画面上に表示される共同作
業ウィンドウの画面例を示す説明図である。
【図7】図1の実施例の端末画面上に表示される接続相
手指定ウィンドウの画面例を示す説明図である。
【図8】図1の実施例の端末画面上に表示される相手呼
び出し中の画面例を示す説明図である。
【図9】図1の実施例の端末画面上に表示される共同作
業開始時の画面例を示す説明図である。
【図10】図1の実施例の端末画面上に表示される共有
ウィンドウを表示した画面例を示す説明図である。
【図11】図1の実施例の端末画面上に表示されるテレ
ポインタ操作時の画面例を示す説明図である。
【図12】図1の実施例の端末画面上に表示されるテレ
ライティング操作時の画面例を示す説明図である。
【図13】図1の実施例の端末画面上に表示される電子
メール送付時の画面例を示す説明図である。
【図14】図1の実施例の端末画面上に表示される記録
ファイル保存時の画面例を示す説明図である。
【図15】図1の実施例の端末画面上に表示される対話
終了確認時の画面例を示す説明図である。
【図16】図1の実施例の端末画面上に表示される対話
終了通知時の画面例を示す説明図である。
【図17】図1の実施例の端末画面上に表示される呼び
出し中止時の画面例を示す説明図である。
【図18】図1の実施例の端末画面上に表示される接続
不可通知時の画面例を示す説明図である。
【図19】図1の実施例の端末画面上に表示されるロー
カル操作実行時の画面例を示す説明図である。
【図20】図1の実施例の端末画面上に表示される操作
記録オプション指定時の画面例を示す説明図である。
【図21】図1の実施例の端末画面上に表示される操作
記録時の画面例を示す説明図である。
【図22】図1の実施例の端末画面上に表示される再生
制御時の画面例を示す説明図である。
【図23】電子対話制御プログラムの処理手順の一例を
示すフローチャートである。
【図24】図23の接続処理2315の処理手順を示す
フローチャートである。
【図25】図23の操作記録処理2325の処理手順を
示すフローチャートである。
【図26】図23の電子メール送付処理2335の処理
手順を示すフローチャートである。
【図27】図23の操作再生処理2345の処理手順を
示すフローチャートである。
【図28】図23の操作コマンド処理2355の処理手
順を示すフローチャートである。
【図29】図1の実施例で共同作業中あるいはリモート
操作中に作成される記録ファイル構成の一例を示す説明
図である。
【図30】図29の記録ファイルのヘッダ構成を示す説
明図である。
【図31】図29の記録ファイルの資料ウィンドウのデ
ータ構成を示す説明図である。
【図32】図31の資料ウィンドウデータの描画オブジ
ェクトデータ構成の一例を示す説明図である。
【図33】図31の資料ウィンドウデータの操作記録レ
コード構成の一例を示す説明図である。
【図34】再生制御ウインドウの他の例を示す説明図で
ある。
【図35】電子対話制御プログラムのソフトウェア構成
の他の例を示すブロック図である。
【符号の説明】
100…端末、105…ディスプレイ、110…キーボ
ード、115…マウス、120…スピーカ、140…通
信ネットワーク、130…電話機、125…ビデオカメ
ラ、215…ウィンドウシステム、220…アプリケー
ションプログラム、225…電子対話制御プログラム、
410…デスクトップウィンドウ、500…APウィン
ドウ、600…共同作業ウィンドウ、610…ビデオウ
ィンドウ、1100、1110…テレポインタ、121
0…コメント、2000…記録オプション設定ウィンド
ウ、2100…記録制御ウィンドウ、2200…再生制
御ウィンドウ、3000…記録ファイルヘッダ、300
5、3010、3015…資料ウィンドウデータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷川 嘉伸 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 小泉 稔 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 亀田 正美 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークで相互に接続された複数の端
    末によって構成され、 前記複数の端末のそれぞれは、当該端末上に存在する映
    像データ及び音声データを、他の端末との間で相互に通
    信する第1のデータ通信手段と、当該端末の画面の少な
    くとも一部の領域を前記他の端末と相互に共有し、当該
    共有領域上で行われる共同作業を支援するための操作を
    実行する操作手段とを備える共同作業支援システムにお
    いて、 前記各端末は、 前記操作手段による操作に関するデータ及びその操作が
    実行された時間に対応する時間情報を含む操作データ
    と、当該端末上に存在する映像データと、当該端末上に
    存在する音声データとのうち、少なくとも前記操作デー
    タを含んで構成される記録データを作成する記録データ
    作成手段と、 前記作成された記録データを他の端末に送信すると共
    に、他の端末から送信されてくる、当該他の端末での記
    録データを受信する、第2のデータ通信手段と、 前記第2のデータ通信手段で受信した前記記録データ
    を、当該記録データに含まれている時間情報を利用して
    再生する再生手段とを有することを特徴とする共同作業
    支援システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記操作手段は、前記ネットワークで他の端末と接続さ
    れている共同作業状態、及び、前記ネットワークで他の
    端末と接続されていないローカル状態のいずれの状態で
    も、共同作業を支援するための操作を実行することがで
    きるものであり、 前記ローカル状態では、当該端末上に予め擬似的に設定
    した共有領域上で、前記操作を実行することを特徴とす
    る共同作業支援システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 前記記録データ作成手段は、前記操作データに加えて、
    前記映像データ及び前記音声データのうち少なくとも一
    方が、前記記録データに含まれる場合には、当該記録デ
    ータに含まれている各データに含まれる時間情報を互い
    に関連づけて、当該記録データを構成することを特徴と
    する共同作業支援システム。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、 前記各端末は、前記記録データ作成手段により作成され
    た前記記録データを記憶する記憶手段をさらに有するこ
    とを特徴とする共同作業支援システム。
  5. 【請求項5】請求項1または2において、 前記各端末は、前記記録データ作成手段により作成する
    前記記録データに含むべきデータを指定するための指示
    を受け付ける選択手段をさらに有することを特徴とする
    共同作業支援システム。
  6. 【請求項6】請求項2において、 前記第2のデータ通信手段は、前記記録データ作成手段
    で作成された記録データを、指定された宛先に該当する
    他の端末へ前記ネットワークを介して送る電子メール手
    段であることを特徴とする共同作業支援システム。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記各端末は、 前記電子メールの宛先を設定する宛先設定手段と、 共同作業のため、前記ネットワークを介して接続しよう
    とした他の端末との接続が不成功に終わった場合、前記
    ローカル状態に移行するかどうかの指示を受け付けるロ
    ーカル操作選択手段とをさらに有し、 前記宛先設定手段は、前記ローカル操作選択手段により
    ローカル状態への移行が選択された場合には、前記接続
    しようとした他の端末を、前記電子メールの宛先として
    設定することを特徴とする共同作業支援システム。
  8. 【請求項8】請求項1または2において、 前記各端末は、前記記録データ作成手段で作成された記
    録データを編集するデータ編集手段をさらに有すること
    を特徴とする共同作業支援システム。
  9. 【請求項9】請求項1または2において、 前記再生手段は、前記記録データを再生する際の再生速
    度を調整する再生速度制御手段を有することを特徴とす
    る共同作業支援システム。
  10. 【請求項10】請求項1または2において、 前記再生手段は、前記記録データのうち、再生すべきデ
    ータの指定を受け付ける再生データ選択手段を有するこ
    とを特徴とする共同作業支援システム。
  11. 【請求項11】映像データ及び音声データを他の端末と
    の間で相互に通信する第1のデータ通信手段と、表示画
    面の少なくとも一部の領域を他の端末と相互に共有し、
    当該共有領域上で行われる共同作業を支援するための操
    作を実行する操作手段とを備え、他の端末とネットワー
    クを介して接続される、共同作業支援システムの端末に
    おいて、 前記操作手段による操作に関するデータ及びその操作が
    実行された時間に対応する時間情報を含む操作データ
    と、当該端末上に存在する映像データと、当該端末上に
    存在する音声データとのうち、少なくとも前記操作デー
    タを含んで構成される記録データを作成する記録データ
    作成手段と、 前記作成された記録データを他の端末に送信すると共
    に、他の端末から送信されてくる、当該他の端末での記
    録データを受信する、第2のデータ通信手段と、 前記第2のデータ通信手段で受信した前記記録データ
    を、当該記録データに含まれている時間情報を利用して
    再生する再生手段とを有することを特徴とする共同作業
    支援システムの端末。
  12. 【請求項12】請求項11において、 前記操作手段は、前記ネットワークで他の端末と接続さ
    れている共同作業状態、及び、前記ネットワークで他の
    端末と接続されていないローカル状態のいずれの状態で
    も、共同作業を支援するための操作を実行することがで
    きるものであり、 前記ローカル状態では、当該端末上に予め擬似的に設定
    した共有領域上で、前記操作を実行することを特徴とす
    る共同作業支援システムの端末。
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