JP2002297778A - 在宅医療機器及び在宅医療機器の処方変更方法 - Google Patents
在宅医療機器及び在宅医療機器の処方変更方法Info
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Abstract
等の処方変更作業を、遠隔から容易に行うことのできる
在宅医療機器及び在宅医療機器の処方変更方法を提供す
る。 【解決手段】患者の在宅医療機器側が、在宅医療機器用
のデータ形式と電子メール用のデータ形式間のデータ変
換機能と、電子メールの送受信機能を備え、処方変更に
必要な実績データを電子メール用のデータに変換した後
に適宜電子メールで医師側へ送信し、医師側から電子メ
ールで送信される設定データを受信し、当該設定データ
をデータ変換した後に、当該データに従って当該在宅医
療機器の設定値の変更を実施する。
Description
気療法などを受ける患者が自宅で用いる在宅医療機器に
関し、特に、在宅医療機器の処方を遠隔から変更するこ
とのできる在宅医療機器等に関する。
養生活を続ける患者のための各種在宅医療機器、在宅医
療用具が多く用いられている。例えば、酸素供給を必要
とする患者のための在宅酸素療法機器や、呼吸に支障の
ある患者のための在宅補助換気療法機器などがある。
必要に応じて、当該在宅医療機器の担当者や当該機器を
使用する患者の医師(以下、医師等と呼ぶ)によってチ
ェックを受ける。かかるチェックにおいて、医師等は、
当該機器内に蓄積されている運転状況データなどの実績
データを取り出し、それらのデータに基づいて当該患者
に対する当該機器の運転条件の適正な設定値を決定し、
当該機器の運転条件をその設定値とする。この医師等に
よって行われる行為を、以下、在宅医療機器の処方変更
と呼ぶこととする。
等に来る際に在宅医療機器を持参し、医師等がその在宅
医療機器を直接操作して行う場合が多かった。また、最
近では、患者側の在宅医療機器をモデムを介して電話回
線により医師等の端末装置(パーソナルコンピュータ
等)と接続し、当該端末装置にインストールされた専用
のソフトウェアを用いて、前記在宅医療機器の実績デー
タの取得と設定値の変更を行えるようにしているシステ
ムもある。
群の患者のための持続陽圧呼吸療法装置である場合に
は、医師等は、かかるシステムを用いて、自己の端末装
置から患者の当該装置にアクセスし、運転時間や呼吸回
数などの実績データを取得する。そして、それらのデー
タに基づいて当該患者に対する適正な空気の供給圧を決
定した後に、再度自己の端末装置から当該患者の持続陽
圧呼吸療法装置にアクセスし、前記決定した供給圧にな
るように、当該装置の設定値を変更する。
り在宅医療機器の処方変更がなされていた。
た在宅医療機器を直接操作する方法では、患者か医師等
が相手方まで出向く必要があるため手間がかかり、ま
た、処方の変更を即座に行うことができないため、木目
細かな管理が難しいという課題があった。
方変更を行うシステムを利用した場合も、医師等が遠隔
操作を行えるのは、前記専用ソフトウェアを備えた特定
の端末装置だけであり、その端末装置が設置されている
場所以外では処方変更をすることができないため、利便
性が悪かった。また、医師等は、前述したとおり、実績
データを取得するために、自ら、自分が担当する数多く
の患者の在宅医療機器にアクセスする必要があり、その
作業負担は大きかった。特に、患者側で機器がモデムに
接続されていない場合などには、患者に電話連絡して接
続してもらわなければならず、作業が煩雑であった。
いる在宅医療機器に対する医師等の処方変更作業を、遠
隔から容易に行うことのできる在宅医療機器及び在宅医
療機器の処方変更方法を提供することである。
めに、本発明の一つの側面は、患者の在宅医療機器側
が、在宅医療機器用のデータ形式と電子メール用のデー
タ形式間のデータ変換機能と、電子メールの送受信機能
を備え、処方変更に必要な実績データを電子メール用の
データに変換した後に適宜電子メールで医師側へ送信
し、医師側から電子メールで送信される設定データを受
信し、当該設定データをデータ変換した後に、当該デー
タに従って当該在宅医療機器の設定値の変更を実施する
ことである。従って、本発明によれば、医師等は、専用
ソフトを必要としない一般的なパーソナルコンピュータ
や携帯電話で、電子メールの送受信により、前述した在
宅医療機器の実績データの取得及び在宅医療機器の設定
値の変更が行え、処方変更作業の利便性を向上させるこ
とができると共に、作業負担を軽減させることができ
る。特に、従来の如く、実績データの取得のために、医
師側から在宅医療機器へアクセスする必要がなく、都合
の良い時に受信したメールを見ることにより当該データ
が得られるので、実績データの取得にかかる手間が大幅
に削減される。
態様は、前記在宅医療機器側の電子メールの送受信が携
帯電話で行われることを特徴とする。
更に、前記電子メールの送受信に用いられるネットワー
クに接続されたサーバが設けられ、前記在宅医療機器側
からの電子メールによる実績データの送信が当該サーバ
に行われ、前記実績データが当該サーバで加工された後
に、前記医師側へ提供されることを特徴とする。
説明する発明の実施の形態から明らかになる。
施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形
態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
なお、図において、同一又は類似のものには同一の参照
番号又は参照記号を付して説明する。
びそれを含む在宅医療機器処方変更システムの実施の形
態例に係る構成図である。図1の(a)には、本実施の
形態例に係る在宅医療機器処方変更システム1の全体構
成を示している。在宅医療機器処方変更システム1は、
患者4が使用する在宅医療機器2、患者4側にある通信
装置3、及び医師等7が使用する医師端末6で構成され
る。
機器や在宅補助換気療法機器などとして用いられる機器
であり、ここでは一例として前述した持続陽圧呼吸療法
装置であるものとする。この在宅医療機器2は、図1の
(a)に示すように、患者4に対して設定圧の空気を供
給する機械部10、機械部10の動作を制御し運転実績
などのデータを蓄積する制御部11、及び患者4等が操
作するための操作部12などを有している。
信が可能な通信装置であり、例えば、電子メール機能を
有する携帯電話等を用いることができる。この通信装置
3は、ケーブル接続あるいは無線で前記在宅医療機器2
とデータの交換が可能となっている。また、一般的な電
子メールの送受信方法により、インターネット5を介し
て前記医師端末6と電子メールの交換が可能である。
等7が使用する電子メール機能を有する端末装置を意味
し、例えば、一般的なインターネット5に接続されたパ
ーソナルコンピュータや携帯電話を用いることができ
る。この医師端末6には、在宅医療機器2の処方変更を
行うための前述した専用ソフトウェアなど、在宅医療機
器2のための特別な準備は一切必要としない。従って、
一人の医師等7が、容易に複数の医師端末6を有するこ
とができる。この医師端末6は、一般的な電子メールの
送受信方法により、インターネット5を介して前記通信
装置3と電子メールの交換を行う。
前記在宅医療機器2と通信装置3は、一人の医師等7に
対して、当該医師等7が担当する患者4の数だけ存在す
る関係にある。
の制御部11の内部構造を例示した図である。なお、図
には処方変更に関する構成部分のみを図示している。デ
ータ取得部20は、処方変更の際に医師等7へ送られる
実績データ、例えば運転時間や患者4の呼吸回数のデー
タ、を制御部11内に蓄積されたデータの中から取得す
る部分である。また、データ変換部21は、在宅医療機
器2内で使用されるデータ形式と通信装置3で使用され
る電子メールのデータ形式の間のデータ変換を行う部分
である。送受信部22は、前記通信装置3と処方変更に
関するデータの授受を行う部分である。また、データ設
定部23は、医師等7から送られる設定データに従っ
て、在宅医療機器2(持続陽圧呼吸療法装置)の機械部
10から患者4へ供給される空気の圧力を所定の値に設
定する部分である。
機器2及びそれを含む在宅医療機器処方変更システム1
は、電子メールを用いて在宅医療機器2と医師端末6と
のデータ交換を行い、医師等7が在宅医療機器2の処方
変更作業を容易に行えるようにしようとするものであ
る。以下、在宅医療機器2の処方変更を行う際の処理の
流れについて説明する。
処理フローを例示した図である。患者4は、定期的に、
あるいは在宅医療機器2や患者4の身体に異常を感じた
時など必要がある場合に、在宅医療機器2の実績データ
を担当の医師等7へ送る操作を行う。この操作は、前記
在宅医療機器2の操作部12上で所定の操作をすること
によって行われる。当該操作が行われると、前記制御部
11内のデータ取得部が、所定の期間の実績データを制
御部11内に蓄積されているデータの中から取得する
(図2のステップS1)。取得されるデータは、例え
ば、前回データを送信したときから現在までの運転開始
時刻/運転停止時刻や患者4の呼吸回数などである。
送られ、通信装置3で使用される電子メールのデータ形
式に変換される(図2のステップS2)。通常、在宅医
療機器2内では、データはいわゆる機械語で扱われるた
め、これを電子メールで使用されるテキスト形式のデー
タに変換するものである。次に、変換されたデータは、
制御部11内の送受信部22を介して、ケーブル接続あ
るいは無線でデータ通信可能となっている通信装置3へ
送られる(図2のステップS3)。
て、一般的な電子メールの送信方法により、前記電子メ
ール用のデータ形式となって送られた実績データを、担
当の医師等7の医師端末6へ電子メールとして送信する
(図2のステップS4)。
電子メールを受信した担当の医師等7は(図2のステッ
プS5)、その電子メールを開いて送られた実績データ
を取得する(図2のステップS6)。このように、医師
等7は、他の電子メールと同様、都合の良い時間に受信
メールをチェックすることにより実績データを得られる
ので、実績データ取得のための作業負担が従来に比べ軽
減される。
即ち運転時間や呼吸回数のデータから、在宅医療機器2
の使われ方や患者4の具合を把握し、当該患者4に適正
な在宅医療機器2の運転条件の設定値、この実施の形態
例では適正な空気の供給圧を決定する(図2のステップ
S7)。当該医師等7は、実績データが送られた在宅医
療機器2の供給圧を前記決定した値に設定するために、
予め定められた表記ルールに従って、当該供給圧に設定
すべき旨を伝える設定データを表記し、その設定データ
を電子メールで当該在宅医療機器2の通信装置3へ送信
する(図2のステップS8)。
タを電子メールで送信することにより、在宅医療機器2
側では、“供給圧を40cmH2Oに設定する”と解釈され
る。また、上記電子メールの送信は、他の電子メールと
同様、一般的な送信方法で行われる。
他の電子メールと同様、一般的な方法で当該電子メール
を受信し(図2のステップS9)、患者4の操作によっ
て、当該電子メール内の設定データ、即ち上記の例では
“SET:40cmH2O”というデータ、が在宅医療機器2へ送
信される。送信された当該設定データは、在宅医療機器
2の前記送受信部22を介して取り込まれ(図2のステ
ップS10)、データ変換部21に設定データが渡され
る。
式である設定データを当該在宅医療機器2用のデータ形
式に変換し(図2のステップS11)、そのデータ変換
後の設定データをデータ設定部23へ渡す。データ設定
部23では、渡された設定データを解釈し、その指示に
従って、当該在宅医療機器2の供給圧の設定を実行する
(図2のステップS12)。上述した例では、“SET:40c
mH2O”という設定データを解釈し、供給圧を40cmH2Oに
設定する。
医療機器2の処方変更が完了するが、医師等7は、自分
が担当する各在宅医療機器2のそれぞれに対して、電子
メールによる同様の作業を行う。
実装される通信装置3を在宅医療機器2の外部に設けて
いるが、当該通信装置3が有する機能を在宅医療機器2
内に包含させ、在宅医療機器2が、前述した通信装置3
が行う処理を実行し、直接医師等7側と電子メールの送
受信を行うようにしても良い。
る在宅医療機器2及びそれを含む在宅医療機器処方変更
システム1を使用することにより、医師等7は、処方変
更のために専用のシステムやソフトウェアを準備する必
要がなく、一般的なパーソナルコンピュータや携帯電話
における電子メールの授受によって担当する在宅医療機
器2の処方変更を実行することができる。従って、処方
変更作業の利便性が向上すると共に、従来は煩雑であっ
た実績データの取得を電子メールの受信という方法で容
易に行うことができる。
について説明する。図3は、当該別の実施の形態例に係
る在宅医療機器及びそれを含む在宅医療機器処方変更シ
ステムの構成図である。図3に示すように、本実施の形
態例の在宅医療機器処方変更システム1'は、図1に示
した前記実施の形態例に係る在宅医療機器処方変更シス
テム1に在宅医療機器処方変更サーバ8を追加した構成
となっており、在宅医療機器2から送信される実績デー
タを見やすい表現に加工した後に医師等7へ提供しよう
とするものである。
成において、前記在宅医療機器処方変更サーバ8以外の
部分は、図1に示した前記実施の形態例の場合と同様で
あるので、ここでは説明を省略する。在宅医療機器処方
変更サーバ8は、インターネット5に接続されたサーバ
システムであり、Webページを提供するWebサーバ30と
電子メールの送受信を管理するメールサーバ31を有し
ている。
1'における処方変更の際の処理フローは、図2に基づ
いて説明した前記実施の形態例の場合とほぼ同様である
が、実績データを通信装置3から医師端末6へ送信する
手順(図2のステップS4)から医師等7がその実績デ
ータを取得する手順(図2のステップS6)までが異な
る。
3から行われる、在宅医療機器2の実績データを含む電
子メールの送信を、直接医師端末6へ行わずに、前記在
宅医療機器処方変更サーバ8に対して行う。在宅医療機
器処方変更サーバ8は、送信される電子メールをメール
サーバ31で受信し、その中身をチェックする。チェッ
クの結果、送られた実績データの量が少ない場合やデー
タ加工を必要としない場合には、電子メールをそのまま
医師端末6へ転送する。この場合には、その後の処理
は、図2に基づいて説明した内容と同じとなる。
やデータ加工を必要とする場合には、メールサーバ31
は受取った実績データをWebサーバ30へ渡す。Webサー
バ30は、受取った実績データを表示するWebページを
生成し、そのアドレス(URL)をメールサーバ31へ返
す。
タとそのWebページ上での表現を例示した図である。図
の(a)は、前記受取る実績データを示しており、この
例では、在宅医療機器2の運転開始時刻/運転停止時刻
を羅列したデータとなっている。また、図の(b)は、
(a)の実績データを前記生成するWebページ上に示す際
の表現を例示しており、この例では、運転開始時刻/運
転停止時刻のデータを、日毎の運転時間の棒グラフとし
て表現している。このように、Webサーバ30では、在
宅医療機器2側から送信される実績データに応じて、そ
のデータを医師等7が見やすい表現に変更し、それを載
せたWebページを生成する。
たメールサーバ31は、そのアドレスを含んだ電子メー
ルを医師端末6へ送信する。その際には、当該アドレス
を電子メールのタイトルに含ませても良いし、あるいは
電子メールから当該Webページへアクセス可能なリンク
として含ませても良い。
子メールに含まれているアドレスにアクセスすることに
より、前記Webサーバ30で生成されたWebページを閲覧
でき、在宅医療機器2側から送信された実績データを見
やすい表現で取得することができる。なお、前記Webペ
ージへのアクセスには、一般的なWebブラウザが使用さ
れ、また、電子メールに上記リンクが埋め込まれている
場合には、医師等7は、そのリンクを選択するだけで当
該Webページを表示することができる。実績データの取
得以降の処理は、図2に基づいて説明した前記実施の形
態例の場合と同様であるが、医師等7から設定データを
送信する際にも、直接患者4側へ送らずに、在宅医療機
器処方変更サーバ8を経由する様にしても良い。これに
より、患者4と医師等7の間で行われた電子メールの授
受の記録を在宅医療機器処方変更サーバ8において一元
管理することができる。
る在宅医療機器処方変更システム1'では、患者4から
送られる実績データが見やすい表現となって医師等7へ
提供される。従って、図1に示した前記実施の形態例に
よる効果を保持した上に、更に、医師等7の処方変更に
かかる作業負担を軽減することができる。なお、患者4
に関するデータがWebページに表示されるが、当該Webペ
ージのアドレスは、担当する医師等7にのみ送られるの
で、当該データが第三者に閲覧されることはない。
限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均
等物に及ぶものである。
る通信装置とデータ交換ができ、前記通信装置を介し
て、処方変更を行う者の端末装置とデータ交換を行う在
宅医療機器であって、前記在宅医療機器の前記処方変更
を行うために必要な実績データを、前記電子メール用の
データ形式に変換して、前記通信装置に送信し、前記通
信装置から前記処方変更を行う者の端末装置に対して行
われる前記実績データを含む電子メールの送信に応答し
て、当該在宅医療機器の所定の運転条件を所定の値に設
定する旨の指示を表す設定データを含む電子メールの送
信が、当該端末装置から当該通信装置に対して行われた
際に、当該通信装置から前記設定データを受信し、前記
受信した設定データを当該在宅医療機器用のデータ形式
に変換して、当該変換後の設定データに従って前記所定
の運転条件を前記所定の値に設定することを特徴とする
在宅医療機器。
が、携帯電話であることを特徴とする在宅医療機器。
る通信装置とデータ交換ができ、前記通信装置を介し
て、処方変更を行う者の端末装置とデータ交換を行う在
宅医療機器における在宅医療機器の処方変更方法であっ
て、前記在宅医療機器が、前記処方変更を行うために必
要な実績データを、前記電子メール用のデータ形式に変
換して、前記通信装置に送信するステップと、前記通信
装置から前記処方変更を行う者の端末装置に対して行わ
れる前記実績データを含む電子メールの送信に応答し
て、前記在宅医療機器の所定の運転条件を所定の値に設
定する旨の指示を表す設定データを含む電子メールの送
信が、当該端末装置から当該通信装置に対して行われた
際に、前記在宅医療機器が、当該通信装置から前記設定
データを受信するステップと、前記在宅医療機器が、前
記受信した設定データを前記在宅医療機器用のデータ形
式に変換して、当該変換後の設定データに従って前記所
定の運転条件を前記所定の値に設定するステップとを有
することを特徴とする在宅医療機器の処方変更方法。
し、処方変更を行う者の端末装置とデータ交換を行う在
宅医療機器であって、前記在宅医療機器の前記処方変更
を行うために必要な実績データを、前記電子メール用の
データ形式に変換した後に、電子メールで前記処方変更
を行う者の端末装置に送信し、前記電子メールの送信に
応答して、前記処方変更を行う者の端末装置から送信さ
れる、前記在宅医療機器の所定の運転条件を所定の値に
設定する旨の指示を表す設定データを含む電子メールを
受信し、前記受信した電子メールに含まれる設定データ
を前記在宅医療機器用のデータ形式に変換した後に、当
該変換後の設定データに従って前記所定の運転条件を前
記所定の値に設定することを特徴とする在宅医療機器。
し、処方変更を行う者の端末装置とデータ交換を行う在
宅医療機器における在宅医療機器の処方変更方法であっ
て、前記在宅医療機器が、前記在宅医療機器の前記処方
変更を行うために必要な実績データを、前記電子メール
用のデータ形式に変換した後に、電子メールで前記処方
変更を行う者の端末装置に送信するステップと、前記電
子メールの送信に応答して、前記処方変更を行う者の端
末装置から送信される、前記在宅医療機器の所定の運転
条件を所定の値に設定する旨の指示を表す設定データを
含む電子メールを、前記在宅医療機器が受信するステッ
プと、前記在宅医療機器が、前記受信した電子メールに
含まれる設定データを前記在宅医療機器用のデータ形式
に変換した後に、当該変換後の設定データに従って前記
所定の運転条件を前記所定の値に設定するステップとを
有することを特徴とする在宅医療機器の処方変更方法。
機器の処方変更を行う在宅医療機器の処方変更システム
であって、前記処方変更の対象となる前記在宅医療機器
と、前記在宅医療機器とデータ交換が可能で、前記ネッ
トワークを介して電子メールの送受信ができる通信装置
と、前記ネットワークを介して電子メールの送受信が可
能で、前記在宅医療機器の前記処方変更を行う者の端末
装置とを有し、前記在宅医療機器が、前記在宅医療機器
の前記処方変更を行うために必要な実績データを、前記
電子メール用のデータ形式に変換して、前記通信装置に
送信し、前記通信装置が、前記送信された実績データを
含む電子メールを前記処方変更を行う者の端末装置に送
信し、前記処方変更を行う者の端末装置が、前記電子メ
ールの送信に応答して、当該在宅医療機器の所定の運転
条件を所定の値に設定する旨の指示を表す設定データを
含む電子メールを前記通信装置に送信し、前記通信装置
が、前記端末装置から送信された電子メールに含まれる
前記設定データを前記在宅医療機器に送信し、前記在宅
医療機器が、前記送信された設定データを前記在宅医療
機器用のデータ形式に変換して、当該変換後の設定デー
タに従って前記所定の運転条件を前記所定の値に設定す
ることを特徴とする在宅医療機器の処方変更システム。
機器の処方変更を行う在宅医療機器の処方変更方法であ
って、前記処方変更の対象となる前記在宅医療機器と、
前記在宅医療機器とデータ交換が可能で、前記ネットワ
ークを介して電子メールの送受信ができる通信装置と、
前記ネットワークを介して電子メールの送受信が可能
で、前記在宅医療機器の前記処方変更を行う者の端末装
置とが備えられ、前記在宅医療機器が、前記在宅医療機
器の前記処方変更を行うために必要な実績データを、前
記電子メール用のデータ形式に変換して、前記通信装置
に送信するステップと、前記通信装置が、前記送信され
た実績データを含む電子メールを前記処方変更を行う者
の端末装置に送信するステップと、前記処方変更を行う
者の端末装置が、前記電子メールの送信に応答して、当
該在宅医療機器の所定の運転条件を所定の値に設定する
旨の指示を表す設定データを含む電子メールを前記通信
装置に送信するステップと、前記通信装置が、前記端末
装置から送信された電子メールに含まれる前記設定デー
タを前記在宅医療機器に送信するステップと、前記在宅
医療機器が、前記送信された設定データを前記在宅医療
機器用のデータ形式に変換して、当該変換後の設定デー
タに従って前記所定の運転条件を前記所定の値に設定す
るステップとを有することを特徴とする在宅医療機器の
処方変更方法。
機器の処方変更を行う在宅医療機器の処方変更システム
であって、前記処方変更の対象となる前記在宅医療機器
と、前記在宅医療機器とデータ交換が可能で、前記ネッ
トワークを介して電子メールの送受信ができる通信装置
と、前記ネットワークを介して電子メールの送受信が可
能で、前記在宅医療機器の前記処方変更を行う者の端末
装置と前記ネットワークに接続され、電子メールの送受
信が可能なサーバとを有し、前記在宅医療機器が、前記
在宅医療機器の前記処方変更を行うために必要な実績デ
ータを、前記電子メール用のデータ形式に変換して、前
記通信装置に送信し、前記通信装置が、前記送信された
実績データを含む電子メールを前記サーバに送信し、前
記サーバが、前記送信された電子メールに含まれる前記
実績データを加工した後に前記処方変更を行う者の端末
装置に提供し、前記処方変更を行う者の端末装置が、前
記実績データの提供に応答して、当該在宅医療機器の所
定の運転条件を所定の値に設定する旨の指示を表す設定
データを含む電子メールを前記通信装置に送信し、前記
通信装置が、前記端末装置から送信された電子メールに
含まれる前記設定データを前記在宅医療機器に送信し、
前記在宅医療機器が、前記送信された設定データを前記
在宅医療機器用のデータ形式に変換して、当該変換後の
設定データに従って前記所定の運転条件を前記所定の値
に設定することを特徴とする在宅医療機器の処方変更シ
ステム。
機器の処方変更を行う在宅医療機器の処方変更方法であ
って、前記処方変更の対象となる前記在宅医療機器と、
前記在宅医療機器とデータ交換が可能で、前記ネットワ
ークを介して電子メールの送受信ができる通信装置と、
前記ネットワークを介して電子メールの送受信が可能
で、前記在宅医療機器の前記処方変更を行う者の端末装
置と前記ネットワークに接続され、電子メールの送受信
が可能なサーバとが備えられ、前記在宅医療機器が、前
記在宅医療機器の前記処方変更を行うために必要な実績
データを、前記電子メール用のデータ形式に変換して、
前記通信装置に送信するステップと、前記通信装置が、
前記送信された実績データを含む電子メールを前記サー
バに送信するステップと、前記サーバが、前記送信され
た電子メールに含まれる前記実績データを加工した後に
前記処方変更を行う者の端末装置に提供するステップ
と、前記処方変更を行う者の端末装置が、前記実績デー
タの提供に応答して、当該在宅医療機器の所定の運転条
件を所定の値に設定する旨の指示を表す設定データを含
む電子メールを前記通信装置に送信するステップと、前
記通信装置が、前記端末装置から送信された電子メール
に含まれる前記設定データを前記在宅医療機器に送信す
るステップと、前記在宅医療機器が、前記送信された設
定データを前記在宅医療機器用のデータ形式に変換し
て、当該変換後の設定データに従って前記所定の運転条
件を前記所定の値に設定するステップとを有することを
特徴とする在宅医療機器の処方変更方法。
ソフトを必要としない一般的なパーソナルコンピュータ
や携帯電話で、電子メールの送受信により、前述した在
宅医療機器の実績データの取得及び在宅医療機器の設定
値の変更が行え、処方変更作業の利便性を向上させるこ
とができると共に、作業負担を軽減させることができ
る。特に、従来の如く、実績データの取得のために、医
師側から在宅医療機器へアクセスする必要がなく、都合
の良い時に受信したメールを見ることにより当該データ
が得られるので、実績データの取得にかかる手間が大幅
に削減される。
在宅医療機器処方変更システムの実施の形態例に係る構
成図である。
例示した図である。
在宅医療機器処方変更システムの別の実施の形態例に係
る構成図である。
ージ上での表現を例示した図である。
Claims (2)
- 【請求項1】電子メールの送受信機能を有する通信装置
とデータ交換ができ、前記通信装置を介して、処方変更
を行う者の端末装置とデータ交換を行う在宅医療機器で
あって、 前記在宅医療機器の前記処方変更を行うために必要な実
績データを、前記電子メール用のデータ形式に変換し
て、前記通信装置に送信し、 前記通信装置から前記処方変更を行う者の端末装置に対
して行われる前記実績データを含む電子メールの送信に
応答して、当該在宅医療機器の所定の運転条件を所定の
値に設定する旨の指示を表す設定データを含む電子メー
ルの送信が、当該端末装置から当該通信装置に対して行
われた際に、当該通信装置から前記設定データを受信
し、 前記受信した設定データを当該在宅医療機器用のデータ
形式に変換して、当該変換後の設定データに従って前記
所定の運転条件を前記所定の値に設定することを特徴と
する在宅医療機器。 - 【請求項2】ネットワークを用いて在宅医療機器の処方
変更を行う在宅医療機器の処方変更方法であって、 前記処方変更の対象となる前記在宅医療機器と、 前記在宅医療機器とデータ交換が可能で、前記ネットワ
ークを介して電子メールの送受信ができる通信装置と、 前記ネットワークを介して電子メールの送受信が可能
で、前記在宅医療機器の前記処方変更を行う者の端末装
置とが備えられ、 前記在宅医療機器が、前記在宅医療機器の前記処方変更
を行うために必要な実績データを、前記電子メール用の
データ形式に変換して、前記通信装置に送信するステッ
プと、 前記通信装置が、前記送信された実績データを含む電子
メールを前記処方変更を行う者の端末装置に送信するス
テップと、 前記処方変更を行う者の端末装置が、前記電子メールの
送信に応答して、当該在宅医療機器の所定の運転条件を
所定の値に設定する旨の指示を表す設定データを含む電
子メールを前記通信装置に送信するステップと、 前記通信装置が、前記端末装置から送信された電子メー
ルに含まれる前記設定データを前記在宅医療機器に送信
するステップと、 前記在宅医療機器が、前記送信された設定データを前記
在宅医療機器用のデータ形式に変換して、当該変換後の
設定データに従って前記所定の運転条件を前記所定の値
に設定するステップとを有することを特徴とする在宅医
療機器の処方変更方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001096353A JP2002297778A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 在宅医療機器及び在宅医療機器の処方変更方法 |
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- 2001-03-29 JP JP2001096353A patent/JP2002297778A/ja active Pending
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