JPH1111479A - 合成樹脂製パレット - Google Patents
合成樹脂製パレットInfo
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Abstract
え、フォークの接触による破損を確実に防止し得る4方
差しの合成樹脂製パレットを提供する。 【解決手段】 パレット形成部材(1)の2つを桁形成
部(30,50…)の端面にて互いに溶着することによ
り、上下のデッキボード(2,2)の間に桁(3,5
…)を形成して成るパレットにおいて、各コーナー
(C,C…)に位置する桁(3)は、略矩形の平面形状
を有する桁形成部(30)によって構成されると共に、
L字状の仕切りリブ(31)により2重の中空柱構造に
なされ、かつ、桁形成部(30)の内部には、上下で互
いに溶着される補強リブ(33)及び第2の補強リブ
(35)が配置される。
Description
トに関するものであり、詳しくは、上下のデッキボード
の間に形成された桁の中で各コーナーに位置する桁の強
度が一層高められた合成樹脂製パレットに関するもので
ある。
7536号公報、特公昭56−41505号公報などに
記載されている様に、方形のデッキボードの背面側に桁
形成部が一体的に設けられたパレット形成部材の2つを
桁形成部の端面にて互いに溶着することにより、上下の
デッキボードの間に複数の桁を形成して成る。また、パ
レットの桁は、通常、軽量性を考慮して中空柱状の構造
を備えている。
トの各コーナーに配置された桁には、積み荷を搭載する
際の衝撃的な荷重は勿論、荷役中のフォークの接触、パ
レット同士の衝突または高所からの落下によって大きな
衝撃力が加えられることがある。斯かる衝撃力は、定置
状態におけるパレットの荷重方向や対角方向といった一
定方向の力に限らず、複合的な力として作用するため、
特に、コーナーの桁においては、その破損を防止するた
めに一層高い強度が要求される。すなわち、コーナーの
桁においては、フォーク差し込み口にフォークを挿入し
た際、フォーク差し込み口の内部における接触、詳しく
は、フォーク差し込み口側の桁の側壁に対するフォーク
の接触による損傷を防止することが重要な課題である。
ーの中間の位置に桁を形成し、各桁の間にフォーク差し
込み口を設けて成る4方差しのパレットであって、特
に、各コーナーに位置する桁が一層高い強度を備え、フ
ォークの接触による破損を確実に防止し得る合成樹脂製
パレットを提供することにある。
め、本発明の合成樹脂製パレットは、方形のデッキボー
ドの背面側に中空状の桁形成部が一体的に設けられたパ
レット形成部材の2つを前記桁形成部の端面にて互いに
溶着することにより、上下の前記デッキボードの間であ
って且つ各コーナー及び各コーナーの中間の位置に桁を
形成し、各桁の間にフォーク差し込み口を設けて成る4
方差しの合成樹脂製パレットにおいて、各コーナーに位
置する前記桁は、略矩形の平面形状を有する桁形成部に
よって構成されると共に、当該桁形成部と同一高さで形
成されて上下で互いに溶着されるL字状の仕切りリブに
より、パレットのコーナーに相当する前記桁形成部の内
部の入り隅部を方形状に区画されて2重の中空柱構造に
なされ、かつ、各コーナーの桁の前記桁形成部の内部に
は、前記入り隅部から前記仕切りリブの屈曲部へ伸長さ
れた補強リブが配置され、しかも、最外角部である前記
入り隅部に対峙する前記桁形成部の最内角部には、当該
桁形成部のフォーク差し込み口側の隣接する2側壁に対
して前記最内角部を三角形状に区画する状態で架設され
且つ当該桁形成部と同一高さで形成されて上下で互いに
溶着される第2の補強リブが配置されていることを特徴
とする。
ォークの衝突に対し、各コーナーの桁の側壁部分におけ
る強度を一層高めるため、各コーナーの桁の桁形成部に
おいて、フォーク差し込み口側の隣接する2側壁は、パ
レットの長手方向に沿った側壁がパレットの短手方向に
沿った側壁よりも長く形成され、前記各コーナーの桁の
桁形成部の内部には、パレットの長手方向に沿った前記
側壁から仕切りリブの屈曲部へ伸長され且つ前記桁形成
部と同一高さで形成されて上下で互いに溶着される第3
の補強リブが設けられる。
の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、合成
樹脂製パレットの外観を示す斜視図である。図2は、図
1におけるII−II矢視図であり、パレット形成部材
の四半分の内部構造を示す平面図である。図3は、コー
ナーの桁における補強構造を示す要部平面図である。以
下、実施形態の説明においては合成樹脂製パレットを
「パレット」と略記する。
側面にフォーク差し込み口(4)が設けられた4方差し
の合成樹脂製パレットであり、方形のデッキボード
(2)の背面側に中空状の桁形成部(30,50…)が
一体的に設けられたパレット形成部材(1)の2つを桁
形成部(30,50…)の端面にて互いに溶着すること
により、上下のデッキボード(2,2)の間であって且
つ各コーナー(C,C…)及び各コーナー(C,C…)
の中間の位置に桁(3,5…)を形成し、各桁(3,5
…)の間にフォーク差し込み口(4,4…)を設けて成
る。
チレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合
体などのポリオレフィン樹脂、ポリスチレン等の熱可塑
性樹脂を主成分とする樹脂材料が使用され、また、射出
成形における拡散性を高めるため、上記の樹脂材料に
は、アゾジカルボンアミド等の発泡剤が0.5〜1重量
%程度添加してもよい。
を別部材として製作した後、これらを熱溶着して製造す
ることも出来るが、通常、方形のデッキボード(2)の
背面側に桁形成部(30,50…)及び多数のリブが一
体的に設けられたパレット形成部材(1)を射出成形し
た後、2つのパレット形成部材(1,1)を互いに熱溶
着して製造される。
m程度の板厚に形成され、そして、デッキボード(2)
には、通常、軽量化、積み荷の滑り止めの目的および内
部に侵入した異物や水を排出する目的で多数の開口部
(6,6…)が設けられることもある。また、デッキボ
ード(2)の表面には、必要に応じて各種の滑り止め部
材(図示せず)が取り付けられる。
ト形成部材(1)の裏側には、図2に示す様に、軽量性
を維持しつつ強度を高めるため、桁(3,5…)及びパ
レット中心部の桁をそれぞれ形成する中空状の桁形成部
(30,50…)及び(70)が配置され、そして、こ
れらの桁形成部(30,50,70)の内部とデッキボ
ード(2)の裏側には、補強用のリブが多数配置され
る。
0)は、デッキボード(2)の板厚の100〜300%
と比較的厚い肉厚で且つ桁形成部(30,50,70)
の略1/2の高さで形成され、パレット内部に位置する
桁形成部(30,50)の各角部および中心部の桁形成
部(70)の角部の中、互いに隣接する角部同士を接続
する状態で配置される。
ボード(2)の板厚の100〜300%程度の肉厚で且
つ上記リブ(20)と同一の高さで形成され、格子状に
配置されたリブ(20,20…)の各区画を更に縦横に
区画する状態で配置される。これらのリブ(20)、リ
ブ(23)及びリブ(24)は、デッキボード(2)の
剛性を高めてそのたわみを防止する。
リブ(20)よりも低い高さに形成され、また、リブ
(29)は、リブ(20)を頂部としてデッキボード
(2)の背面に傾斜した状態に形成され、そして、何れ
のリブも開口部(6)の周縁まで伸長される。これらの
リブは、成形時の冷却工程における開口部(6)周縁の
収縮変形を防止し、かつ、開口部(6)周縁の強度を高
める。
幾つかのリブが配置される。例えば、平面形状を略矩形
に形成された桁形成部(50)には、リブ(54)及び
リブ(55)が配置される。リブ(54)は、パレット
の側面を構成する桁形成部(50)の一側壁とこれに平
行な側壁とに亘って配置され、パレット側面からの衝撃
に対する桁形成部(50)の強度を高める。
(4)を構成する桁形成部(50)の一側壁からこれに
隣接するパレット内部側の側壁に亘って配置され、リフ
トトラックのフォークによる衝撃に対する桁形成部(5
0)の強度を高める。また、平面形状を略矩形に形成さ
れた桁形成部(70)にも、フォークによる衝撃に対処
するため、上記のリブに類似するリブ(75)、およ
び、補強用のリブ(74)が配置される。
高め、かつ、荷役における各種の衝撃に耐え得る様に、
各コーナー(C,C…)に位置する桁(3,3…)が特
定の補強構造を備えている。すなわち、図2及び図3に
示す様に、桁(3)は、略矩形の平面形状を有する桁形
成部(30)によって構成されると共に、桁形成部(3
0)と同一高さで形成されて上下で互いに溶着されるL
字状の仕切りリブ(31)により、パレットのコーナー
(C)に相当する桁形成部(30)の内部の入り隅部
(R1)を方形状に区画されて2重の中空柱構造になさ
れている。
する2側面によって構成される略直角のコーナーであ
る。桁形成部(30)に配置された仕切りリブ(31)
は、デッキボード(2)の板厚の100〜200%程度
の肉厚で形成され、最外角部である入り隅部(R1)を
方形状に仕切る。そして、仕切りリブ(31)は、桁形
成部(30)と同一高さで形成されるため、2つのパレ
ット形成部材(1)、(1)を図1の様に溶着した際、
他方のパレット形成部材(1)の仕切りリブ(31)に
一体化され、その結果、桁(3)が2重の中空柱構造に
構成される。
パレットのコーナーにおける対角方向の強度を一層高め
るため、桁(3)の桁形成部(30)の内部には、入り
隅部(R1)からその対角方向へ伸長され、上記の仕切
りリブ(31)の屈曲部(31r)に連続する補強リブ
(32)が配置される。補強リブ(32)は、例えば、
デッキボード(2)の板厚の100〜200%程度の肉
厚で且つ桁形成部材(30)の1/4〜同一の高さで形
成される(図中においては桁形成部材(30)よりも低
く形成されている)。
部分における強度を高めるため、パレットの互いに隣接
する側面に構成されるフォーク差し込み口(4)、
(4)の各内側に臨む桁形成部(30)の側壁(30
u,30u)には、これらに架け渡される状態でリブ
(34)が配置される。リブ(34)は、デッキボード
(2)の板厚の100〜200%程度の肉厚で且つ桁形
成部(30)の1/4〜同一の高さで形成される(図中
においては桁形成部材(30)よりも低く形成されてい
る)。しかも、平面視して仕切りリブ(31)の屈曲部
(31r)に交わり且つ上記の補強リブ(32)の伸長
方向に略直交する状態で配置される。
外角部である入り隅部(R1)に対峙する桁形成部(3
0)の最内角部(R2)には、桁形成部(30)のフォ
ーク差し込み口(4,4)側の隣接する2側壁(30
u,30u)に対して最内角部(R2)を三角形状に区
画する状態で架設され且つ当該桁形成部と同一高さで形
成されて上下で互いに溶着される第2の補強リブ(3
5)が配置されることが重要である。第2の補強リブ
(35)は、デッキボード(2)の板厚の100〜20
0%程度の肉厚で形成される。平面視した場合、2側壁
(30u,30u)にに架け渡された状態の第2の補強
リブ(35)は、フォーク差し込み口(4)に挿入され
たフォークの接触による桁(3)の破損を確実に防止で
きる。
(3)を構成する桁形成部(30)は、パレットの平面
形状に応じ、フォーク差し込み口(4、4)側の隣接す
る2側壁(30u,30u)の中、パレットの長手方向
に沿った側壁(30u)がパレットの短手方向に沿った
側壁(30u)よりも長く形成される。そこで、本発明
の好ましい態様においては、図3に示す様に、パレット
の長手方向に沿ったフォーク差し込み口(4)に臨む桁
形成部(30)の側壁の強度を一層高めるため、桁形成
部(30)の内部に更に他の補強リブが設けられる。
(3)の桁形成部(30)の内部には、パレットの長手
方向に沿った側壁(30u)から仕切りリブ(31)の
屈曲部(31r)へ伸長され且つ桁形成部(30)と同
一高さで形成されて上下で互いに溶着される第3の補強
リブ(33)が設けられる。斯かる第3の補強リブ(3
3)は、デッキボード(2)の板厚の100〜200%
程度の肉厚で形成され、そして、桁形成部(30)の長
手側の側壁(30u)を内側から支持する第3の補強リ
ブ(33)は、フォーク差し込み口(4)に挿入された
フォークの接触による側壁(30u)の破損を確実に防
止する。
体化される仕切りリブ(31)及び上下で一体化されて
パレットの側面の一部を形成する桁形成部(30)の外
側の側壁、すなわち、コーナー(C)を形成する側壁
(30s,30s)は、それぞれの厚さの関係と共にそ
れぞれの発泡倍率において特定の値に設定されるのが好
ましい。発泡倍率の調整は、肉厚を変化させることによ
って行われる。すなわち、肉厚が厚い場合には、表面の
無発泡層と芯部の発泡層が形成され、肉厚が薄い場合に
は、略その厚みの全体に亘る無発泡層が形成される。
肉厚で形成されるのに対し、側壁(30s)は、デッキ
ボード(2)の板厚の150〜300%の肉厚で形成さ
れる。また、仕切りリブ(31)及び側壁(30s)の
各肉厚の調整により、側壁(30s)の発泡倍率は、
1.01〜1.3倍、好ましくは1.05〜1.25倍
に設定され、そして、仕切りリブ(31)の発泡倍率
は、倍率において側壁(30s)よりも0.03、好ま
しくは0.05以上低い値となる様に設定されるのがよ
い。
示すフォーク差し込み口(4)の開口縁には、通常、そ
の間口に亘って伸長された差し込み口補強リブ(21)
及び(22)が配置される(図2参照)。差し込み口補
強リブ(21)は、荷役作業においてリフトトラックの
フォークが接触した際の衝撃に耐え得る様に、デッキボ
ード(2)の板厚の100〜600%程度の肉厚で形成
される。
ード(2)の板厚の100〜300%程度の肉厚で且つ
リブ(20)と同一の高さで形成され、そして、フォー
ク差し込み口(4)を補強すると共に、上記の差し込み
口補強リブ(21)の成形時の冷却過程における収縮力
に対抗してその変形を有効に防止する支持機能を備えて
いる。
の支持機能およびフォーク差し込み口(4)のデッキボ
ード(2)側の剛性を一層高めるため、差し込み口補強
リブ(21)と差し込み口補強リブ(22)の間には、
フォーク差し込み方向に沿った複数の補強リブ(26,
26…)が配置される。斯かる補強リブ(26)は、デ
ッキボード(2)の板厚の100〜200%程度の肉厚
で形成される。
(3,5…)の中、各コーナー(C,C…)に位置する
桁(3)は、各々、桁形成部(30)と同一高さで形成
されて当該桁形成部の内部を仕切り且つ上下で互いに溶
着される仕切りリブ(31)によって2重の中空柱構造
になされ、しかも、桁形成部(30)の内部には、最外
角部(R1)からその対角方向へ伸長され且つ仕切りリ
ブ(31)に連続する補強リブ(32)が配置されてい
るため、積み荷搭載時の衝撃的な荷重、リフトトラック
のフォークの接触、運搬中のパレット同士の衝突または
高所からの落下などによる複合的な衝撃力に対し、優れ
た強度を発揮する。
重の中空柱構造に構成された桁(3)は、高い曲げ強度
および剪断強度を有しているため、上下方向の大きな荷
重の以外に、コーナー(C)近傍の側面への衝撃力に対
しても高い強度を発揮し、また、補強リブ(32)は、
仕切りリブ(31)によって構成される内側の柱構造に
対し、コーナー(C)からその対角方向への強度を高め
る。
形成された桁形成部(30)の外側の側壁(30s,3
0s)は、気泡が残存した状態の芯部を備えており、し
かも、特定の厚さで且つ特定の発泡倍率で形成された高
い硬度を有する仕切りリブ(31)によって内側から支
持されるため、特に、外部からの衝撃に対して適度なク
ッション効果と剛性を発揮する。従って、本発明のパレ
ットにおいては、積み荷を搭載した状態でのフォークの
衝突などの他、高所からの落下などに起因したコーナー
部分及び側面への大きな衝撃による破損を確実に防止で
きる。
(3)を構成する桁形成部(30)のフォーク差し込み
口(4,4)側の隣接する2側壁(30u,30u)に
対し、桁形成部(30)と同一高さで形成されて上下で
互いに溶着される第2の補強リブ(35)が最内角部
(R2)を三角形状に区画する状態で架設されており、
第2の補強リブ(35)は、桁形成部(30)の内側か
ら各側壁(30u)を支持してその剛性を高めているた
め、フォーク差し込み口(4)に挿入されたフォークが
側壁(30u,30u)に接触した場合でも、当該側壁
の破損を有効に防止できる。
に設けられ且つ上下で一体化された第3の補強リブ(3
3)は、パレットの長手方向に沿った側壁(30u)か
ら仕切りリブ(31)の屈曲部(31r)へ伸長されて
いるため、桁形成部(30)の内部における仕切りリブ
(31)の補剛構造と協働的に機能し、長手側の側壁
(30u)の強度を一層高めることが出来、その結果、
フォーク差し込み口(4)に挿入されたフォークの接触
による破損をより確実に防止し得る。
パレットによれば、2重の中空柱構造に構成された桁が
高い曲げ強度および剪断強度を有し、また、補強リブが
内側の柱構造に対してパレットコーナーからその対角方
向への強度を高めるため、積み荷を搭載した状態でのフ
ォークの衝突などの他、高所からの落下などに起因した
コーナーへの大きな衝撃による破損を確実に防止でき
る。しかも、コーナーの桁の桁形成部におけるフォーク
差し込み口側の隣接する2側壁に対し、上下で一体化さ
れる第2の補強リブが桁形成部の内側から2側壁を支持
してその剛性を高めているため、フォーク差し込み口に
挿入されたフォークによる破損を一層確実に防止でき
る。更に、上下で一体化される第3の補強リブが上記の
仕切りリブの補剛構造と協働的に機能し、コーナーの桁
の桁形成部におけるパレットの長手方向に沿った側壁の
強度を一層高めることが出来る。
面図
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 方形のデッキボード(2)の背面側に中
空状の桁形成部(30,50…)が一体的に設けられた
パレット形成部材(1)の2つを桁形成部(30,50
…)の端面にて互いに溶着することにより、上下のデッ
キボード(2,2)の間であって且つ各コーナー(C,
C…)及び各コーナー(C,C…)の中間の位置に桁
(3,5…)を形成し、各桁(3,5…)の間にフォー
ク差し込み口(4,4…)を設けて成る4方差しの合成
樹脂製パレットにおいて、各コーナー(C,C…)に位
置する桁(3)は、略矩形の平面形状を有する桁形成部
(30)によって構成されると共に、当該桁形成部と同
一高さで形成されて上下で互いに溶着されるL字状の仕
切りリブ(31)により、パレットのコーナー(C)に
相当する桁形成部(30)の内部の入り隅部(R1)を
方形状に区画されて2重の中空柱構造になされ、かつ、
各コーナー(C,C…)の桁(3)の桁形成部(30)
の内部には、入り隅部(R1)から仕切りリブ(31)
の屈曲部(31r)へ伸長された補強リブ(32)が配
置され、しかも、最外角部である入り隅部(R1)に対
峙する桁形成部(30)の最内角部(R2)には、当該
桁形成部のフォーク差し込み口(4,4)側の隣接する
2側壁(30u,30u)に対して最内角部(R2)を
三角形状に区画する状態で架設され且つ当該桁形成部と
同一高さで形成されて上下で互いに溶着される第2の補
強リブ(35)が配置されていることを特徴とする合成
樹脂製パレット。 - 【請求項2】 各コーナー(C,C…)の桁(3)の桁
形成部(30)において、フォーク差し込み口(4、
4)側の隣接する2側壁(30u,30u)は、パレッ
トの長手方向に沿った側壁(30u)がパレットの短手
方向に沿った側壁(30u)よりも長く形成され、各コ
ーナー(C,C…)の桁(3)の桁形成部(30)の内
部には、パレットの長手方向に沿った側壁(30u)か
ら仕切りリブ(31)の屈曲部(31r)へ伸長され且
つ桁形成部(30)と同一高さで形成されて上下で互い
に溶着される第3の補強リブ(33)が設けられている
請求項1に記載の合成樹脂製パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18300997A JP3919036B2 (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 合成樹脂製パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18300997A JP3919036B2 (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 合成樹脂製パレット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1111479A true JPH1111479A (ja) | 1999-01-19 |
JP3919036B2 JP3919036B2 (ja) | 2007-05-23 |
Family
ID=16128150
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18300997A Expired - Lifetime JP3919036B2 (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 合成樹脂製パレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3919036B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009208834A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Gifu Plast Ind Co Ltd | パレット |
JP2014005024A (ja) * | 2012-06-25 | 2014-01-16 | Sanko Co Ltd | 溶着パレット |
JP2014005023A (ja) * | 2012-06-25 | 2014-01-16 | Sanko Co Ltd | 一体成形パレット |
JP2014084124A (ja) * | 2012-10-22 | 2014-05-12 | Meiji Rubber & Chem Co Ltd | 運搬用支持台 |
CN109114969A (zh) * | 2018-08-27 | 2019-01-01 | 珠海格力电器股份有限公司 | 托盘、烘干设备及烘干方法 |
-
1997
- 1997-06-24 JP JP18300997A patent/JP3919036B2/ja not_active Expired - Lifetime
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