JPH1111348A - 車両フロントエンドモジュール構造 - Google Patents

車両フロントエンドモジュール構造

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JPH1111348A
JPH1111348A JP16461697A JP16461697A JPH1111348A JP H1111348 A JPH1111348 A JP H1111348A JP 16461697 A JP16461697 A JP 16461697A JP 16461697 A JP16461697 A JP 16461697A JP H1111348 A JPH1111348 A JP H1111348A
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JP
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radiator
groove
vehicle
flange
projection
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Application number
JP16461697A
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English (en)
Inventor
Kiyotaka Nakai
井 清 隆 中
Takenori Nagata
田 武 則 永
Yoshiaki Yamamoto
本 喜 章 山
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/001Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core
    • F28F9/002Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core with fastening means for other structures
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K11/00Arrangement in connection with cooling of propulsion units
    • B60K11/02Arrangement in connection with cooling of propulsion units with liquid cooling
    • B60K11/04Arrangement or mounting of radiators, radiator shutters, or radiator blinds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/082Engine compartments
    • B62D25/084Radiator supports

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラジエーターのフロントエンドパネルへの締
結を、別部材を必要とせず、容易に行うことができる構
造とすること。 【解決手段】 ラジエータ2の側部に形成された締結部
2aと、フランジ11に形成され締結部2aと嵌合する
溝15とを設けた。ラジエータ2を保持するには、締結
部2aを溝15内に挿入して嵌合することにより達成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも車両のラジ
エータを保持するフロントエンドパネルを備えた車両フ
ロントエンドモジュール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両フロントエンドモジ
ュール構造としては、特開平6−286657号公報に
示されるものが知られている。
【0003】これは、車両のフロントサイドメンバに取
り付けられ車両のラジエータ、コンデンサ及びファンを
保持するフロントエンドパネルを備え、ラジエータ及び
コンデンサの前側に上下方向に延びるセンターステーが
固定されている構造となっているものである。この公報
図12により示されるように、ラジエータはフロントエ
ンドパネルフランジにボルトなどの締結手段で締結され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記説
明した従来技術では、フロントエンドパネルのフランジ
にボルトなどの締結手段を用いてラジエーターを締結し
ているため、フランジとラジエータの位置を固定した状
態でボルトなどの締結手段により締結しなければなら
ず、作業性が悪いという問題がある。また、ボルトなど
の締結手段を専用の工具で締め付けなければならず、組
付けに時間がかかるという問題がある。さらに、ラジエ
ータをフロントエンドパネルに締結するためのブラケッ
トが必要となり、これらの部品に要するコストが必要で
あるといった問題もある。
【0005】故に、本発明は、上記実情に鑑みてなされ
たものであり、ラジエーターのフロントエンドパネルへ
の締結を、別部材を必要とせず、容易に行うことができ
る構造を提供することを技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するために成された請求項1の発明は、パネル本体
と、該パネル本体の上縁に沿って車両前方に突出して形
成されたラジエータサポートアッパメンバと、該ラジエ
ータサポートアッパメンバに連なり前記パネル本体の側
縁に沿って形成されたフランジと、該フランジに連なり
該パネル本体の下縁に沿って形成されたラジエータサポ
ートロアメンバを備え、車両のラジエータ及び該ラジエ
ータに対面配置されたファンを保持する樹脂製のフロン
トエンドパネルを備えた車両フロントエンドモジュール
構造において、該ラジエータに形成された締結部と、該
フランジに形成され該締結部と嵌合する嵌合部とを設け
たことを特徴とする車両フロントエンドモジュール構造
としたことである。
【0007】上記発明によれば、ラジエータは、ラジエ
ータに形成された締結部とフランジに形成された嵌合部
との嵌合によりフロントエンドパネルに締結保持される
ものである。ラジエータ自身及びラジエータを保持する
フランジ自身に締結部及び嵌合部を備えた構成であるの
で、新たにボルト等の締結手段を必要とせず、ラジエー
タの締結作業性が向上するものである。また、専用の工
具により締結する必要もないので、組み付けが簡単であ
り、生産性が向上するものである。また、ボルト、ブラ
ケット等の締結手段に要するコストも削減できるもので
ある。
【0008】また、上記技術的課題を解決するにあた
り、請求項2の発明のように、前記ラジエータ又は前記
パネル本体に前記締結部と前記嵌合部との嵌合の外れを
防止する抜止手段を設けることが好ましい。
【0009】これによれば、ラジエータ又はパネル本体
に締結部と嵌合部との嵌合の外れを防止するための抜止
手段を設けてあるので、両者の締結が確実に行われ、ラ
ジエータの保持における信頼性が向上するものである。
【0010】また、上記技術的課題を解決するにあた
り、請求項3の発明のように、前記締結部を前記ラジエ
ータの側部に形成された突起とし、前記嵌合部を前記フ
ランジの前記突起との対向面に形成された溝とすること
が好ましい。
【0011】これによれば、締結部としてのラジエータ
側部に形成された突起は、嵌合部としてのフランジの該
突起との対向面(フランジの内側面)に形成した溝に嵌
め合わされ、ラジエータを保持する。このように突起と
溝との簡単な嵌合作業でラジエータを保持できるので、
作業性がより一層向上するものである。
【0012】より好ましくは、請求項4の発明のよう
に、前記溝は、車両前後方向に沿って形成された第1の
溝と、該第1の溝の車両後方端から下方向に沿って形成
された第2の溝とを備えることである。
【0013】これによれば、嵌合部としての溝は、車両
前後方向に沿って形成された第1の溝と、第1の溝の車
両後方端から下方向に沿って形成された第2の溝とを備
えるものである。そして、締結部としてのラジエータ側
部に形成された突起は、嵌合部としての車両前後方向に
沿ってフランジに形成された第1の溝に嵌め合わされ、
さらに第1の溝の車両後方端から下方向に沿って形成さ
れた第2の溝に挿入されるものである。従って、ラジエ
ータをフロントエンドパネルに保持する際には、ラジエ
ータに形成された突起をフランジに形成された第1の溝
の位置に合わせた状態でラジエータを車両後方に押し込
み、突起が第1の溝の車両後方端にまで挿入されたら、
次にラジエータを下方に押し込んで突起を第2の溝に挿
入する。このように、締結部としての突起は、嵌合部と
して第1及び第2の溝を備える折れ曲がった溝と嵌合す
るので、突起は溝から簡単に外れることはなく、ラジエ
ータの保持を一層確実なものとすることができる。
【0014】尚、前記した締結部としては突起、溝など
が考えられ、嵌合部としては溝、リブなどが考えられる
が、製造のしやすさから、締結部として突起、嵌合部と
して溝を用いるのがもっとも有効である。
【0015】また、嵌合部としての溝は、車両前後方向
に沿ってフランジに形成された第1の溝、第1の溝の車
両後方端から下方向に沿って形成された第2の溝に続き
更に車両前方向に折れ曲がった第3の溝を備えた形状に
形成するとより確実にラジエーターを保持することがで
きる。
【0016】また、ラジエーターに設けた突起及びフラ
ンジに設けた溝には、ラジエーターにかかる衝撃荷重を
吸収するクッション材を取付けても良い。これにより、
スムーズに突起を溝内に押し込むことができる。
【0017】抜止手段としては、ラジエータにスプリン
グ、クッション部材などを取付けその反力で突起が溝か
らはずれるのを防止する構造、ロアメンバーに穴をあ
け、その穴内にラジエーター下部に形成した突起を挿入
するとともに該突起が上方向に抜けることを防止するピ
ンをパネル本体に取付ける構造などが考えられる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0019】図1は、本発明の実施形態例であるフロン
トエンドモジュール構造の分解斜視図である。図におい
て、樹脂材料よりなるフロントエンドパネル1は、車両
のエンジンの冷却水を冷やすためのラジエータ2、エア
コンの冷媒を冷却するコンデンサ4、ラジエータ2及び
コンデンサ4に対面して配置されたファン3及び左右の
一対のヘッドランプ(図示せず)を保持するものであっ
て、ブラケット8を介して車両の左右一対のフロントサ
イドメンバ7間に取り付けられている。また、フロント
エンドパネル1は、その車両幅方向両端で車両の左右一
対のフロントフェンダーリインフォース9にも固定され
ている。
【0020】このフロントエンドパネル1は、矩形形状
を呈した板状のパネル本体10を主としている。この板
状のパネル本体10の車両幅方向両側縁に沿って車両前
後方向に延在突出したフランジ11が、パネル本体10
の車両下方縁に沿って車両前後方向に延在突出したラジ
エータサポートロアメンバ12が、さらにパネル本体1
0の車両上方縁に沿って車両前方向に延在突出したラジ
エータサポートアッパメンバ13がそれぞれパネル本体
10と一体的に形成されている。またパネル本体10に
は、周縁に車両後方に突出したフランジ14aを備えた
円形の対の開口14が形成されている。フランジ11、
ラジエータサポートロアメンバ12及びラジエータサポ
ートアッパメンバ13は各端部において連続的に連なっ
ており、これらによりパネル本体10の剛性を確保して
いる。ラジエータ2及びコンデンサ4は、パネル本体1
0の表面(車両前方面)において車両前方に突出したフ
ランジ11、ラジエータサポートロアメンバ12及びラ
ジエータサポートアッパメンバ13により囲まれた空間
に開口14を塞ぐ形で車両前後方向に直列で配置されて
おり、ファン3は、ラジエータ2により塞がれる開口1
4内に収容されてフランジ14aから一体に延在した支
持部14bに回転自在に支持されている。また、パネル
本体10には、ラジエータ2を流れる冷却水を貯留する
ラジエータリザーバタンク25がその背面に一体化され
ている。
【0021】パネル本体10の両側縁の両フランジ11
の外側面には、外方に突出するリブ18が一体に形成さ
れている。このリブ18は、車両上下方向に厚みがあり
且つ車両前後方向に渡る幅を持つもので、全体として先
端にいくにつれこの幅及び厚みが徐々に細かくなってい
く形状で且つ車両後方に開口したコ字状断面形状を呈し
ている。このリブ18は、その上壁がラジエータサポー
トアッパメンバ13から連続しており、先端で車両のフ
ロントフェンダーリインフォース9にボルト等で締結固
定されている。
【0022】パネル本体10の両側縁の両フランジ11
の外側面には、リブ18と車両上下方向において所定の
間隔をもって互いに平行に配置されたリブ19が一体に
形成されている。このリブ19は、車両上下方向に厚み
があり且つ車両前後方向に渡る幅を持つコの字形状また
は閉断面形状を呈している。また、リブ19はリブ18
より車両前方に突出したものとなっており且つ全体とし
て先端にいくにつれこの幅が徐々に細かくなっていく形
状を呈している。
【0023】リブ18の下壁の車両後方縁とリブ19の
後壁とは、フランジ11から連続した壁20により一体
に連結されている。ヘッドランプ(図示せず)は、リブ
18の下壁、リブ19の上壁、フランジ11及び壁20
により囲まれた空間内に収容されており、壁20にボル
ト等で締結固定されているものである。
【0024】ラジエータ2は、ラジエータタンク2c
と、熱交換部2dとを備え、ラジエータタンク2c内に
貯留された冷却水が熱交換部2dに流れ、ファン3によ
り外気が吸引されて熱交換部2dに接触して冷却水が冷
却されるものである。またラジエータタンク2cはラジ
エータリザーバタンク25に連通しており、ラジエータ
タンク2c内の冷却水が不足するとラジエータリザーバ
タンク25から補給されるようになっている。
【0025】フランジ11の内側面11aには溝15が
形成され、またラジエータサポートロアメンバ12には
穴12aが形成されている。ラジエータ2は、この溝1
5及び穴12aに嵌合保持され、コンデンサ4はフラン
ジ12及びフランジ12の車両前方部位と対向するよう
にパネル本体10の車両上方縁から延在するフランジ1
7に係合固定されるものである。
【0026】尚、図1中符号32は車両前方からの衝突
荷重を受けるバンパービーム、33は車両前方からの外
気を導入する導入口となるラジエータグリル、34はバ
ンパーである。
【0027】図2は、図1における略中央縦断面図で、
図3はラジエーター2とフランジ11との嵌合構造を説
明する拡大斜視図である。尚図3においてラジエータサ
ポートアッパメンバ13は省略してある。図3から明ら
かなように、フランジ11の内側面11aには車両前後
方向に沿って第1の溝15aが形成され、更に第1の溝
15aの車両後方端から下方向に沿って第2の溝15b
が、第2の溝15bの下端から車両前方向に沿って第3
の溝15cが形成されている。第1の溝15aはフラン
ジ11の車両前方に開口している。一方ラジエーター2
には、ラジエータタンク2cの側面部に突起2aが一体
化して形成されており、突起2aにはクッション材26
がかぶせられている。クッション材26は例えばゴム、
エラストマー等で形成される。更にラジエータータンク
2cの背面部にピン2bが立てられ、それをガイドにク
ッション材27が取付けられている。クッション材は例
えばゴム、エラストマー等で形成される。また、図2か
ら明らかなように、ラジエータ2の下部には、ピン2e
が形成されており、このピン2eはラジエータサポート
ロアメンバ12に形成された穴12aに嵌め込まれるも
のである。
【0028】尚、上記構成において、第1の溝15a、
第2の溝15b、第3の溝15cが本発明における締結
部、ラジエータタンク2cの側面部に形成された突起2
aが本発明における嵌合部、ラジエータタンク2cの背
面部に形成されたピン2b及びクッション材27が本発
明における抜止手段である。また、第1の溝15a、第
2の溝15b、第3の溝15cは、図3において図示し
ない他方のフランジ11(図1の矢印A方向から見てパ
ネル本体10の右側部に形成されたフランジ11)にも
形成されているものである。
【0029】このような構造において、ラジエータ2を
フロントエンドパネル1に取り付けるときには、クッシ
ョン材26がかぶせられた突起2aを第1の溝15aに
車両前側から嵌め込む。そして、第1の溝15aをガイ
ドとしてラジエータ2をフランジ11の車両後方側に押
し込む。ラジエータ2が第1の溝15aの車両後方端に
まで挿入されると、ラジエータタンク2cの背面側に設
けられたピン2bにかぶせられたクッション材27はパ
ネル本体10に当接し、変形する。この状態でラジエー
タ2を車両下方向に押し付けると、突起2aは第2の溝
15bに入る。突起2aが第2の溝15bの下端にまで
挿入されると、ラジエータサポートロアメンバ12に設
けられた穴12aにラジエータ2の下部に設けられたピ
ン2eが挿入され、ラジエータ2の下部が保持される。
これとともに、変形したクッション材27の反力により
突起2aは前方向に向く第3の溝15cに引き込まれ、
この第3の溝15cに保持される。この状態では、図2
に示すように、クッション材27の反力によりラジエー
ター2は前側に押し付けられているので確実に保持され
ることとなる。これにより、ラジエータの保持が完了す
る。
【0030】上記実施形態例においては、締結部として
ラジエータタンク2cの側部に突起2aを設け、嵌合部
としてフランジ11の内側面に溝15(第1の溝15
a、第2の溝15b、第3の溝15c)を設け、両者の
嵌合によりラジエータ2を締結保持する構成であるの
で、ボルト等の新たな締結手段を必要とせず、ラジエー
タ2及びフランジ11の両者をボルトが通るように位置
合わせをする等の煩わしい作業もなく作業性を向上させ
ることができるとともに、締結手段及び締結手段に付随
するブラケット等に要するコストも削減できるものであ
る。
【0031】また、ラジエータタンク2cの背面部に抜
止手段としてのピン2b及びクッション材27を設け、
クッション材27の反力によりクッション材26及び突
起2aが第3の溝から外れるのを防止しているため、確
実にラジエータ2をフロントエンドパネル1に締結保持
することができるものである。
【0032】また、ラジエータ2の突起2aと嵌合する
嵌合部を、フランジ11の内側面11a(突起2aと対
向する面)に車両前後方向に沿って形成された第1の溝
15a、第1の溝15bの車両後方端から下方向に沿っ
て形成された第2の溝15b、第2の溝15bの下端か
ら車両前方向に沿って形成された第3の溝15cとし、
突起2aは第1、第2、第3の溝で形成される折れ曲が
った溝内に挿入されるので、突起2aが溝内から抜け落
ちるのを一層防止でき、ラジエータ2の保持において信
頼性が向上するものである。
【0033】また、締結部としての突起2aにはクッシ
ョン材26がかぶせられているので、溝15内を突起2
aが移動する際にクッション材26により摺動摩擦力が
緩和され、突起2aをスムーズに溝15内に押し込むこ
とができるものである。
【0034】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記実施形態例に限定されるべきもので
はない。例えば、図2では、クッション材27をラジエ
ーター2に取付け、パネル本体10に押し当てることに
より抜止手段としたが、ラジエータサポートアッパメン
バ13に、抜止手段として上からスナップフィット構造
を持つピンを挿入する手段もある。このように、本発明
は、その趣旨を逸脱しない限りにおいて適用可能であ
る。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、ラジエーターの保持
は、フランジに設けた嵌合部とラジエーターに設けた締
結部との嵌合により行われる。したがって従来のよう
に、ラジエーターの保持にボルトを用いることが必要で
なく、容易に、工具を必要とせずに、短時間でラジエー
ターを着脱できる。これに伴い、取付け用のブラケット
も廃止でき原価低減ともなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における車両フロントエン
ドモジュール構造の分解斜視図である。
【図2】本発明の実施形態例における車両フロントエン
ドモジュール構造のフロントエンドパネルの中央縦断面
図である。
【図3】本発明の実施形態例におけるフロントエンドパ
ネルのフランジ付近の斜視図である。
【符号の説明】
1・・・フロントエンドパネル 2・・・ラジエータ、2a・・・突起(締結部)、2b
・・・ピン(抜止手段)、2c・・・ラジエータタン
ク、2d・・・熱交換部 3・・・ファン 10・・・パネル本体 11・・・フランジ、11a・・・内側面(突起との対
向面) 12・・・ラジエータサポートロアメンバ、12a・・
・穴 13・・・ラジエータサポートアッパメンバ 15・・・溝(嵌合部)、15a・・・第1の溝(嵌合
部)、15b・・・第2の溝(嵌合部)、15c・・・
第3の溝(嵌合部) 26・・・クッション材 27・・・クッション材(抜止手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル本体と、該パネル本体の上縁に沿
    って車両前方に突出して形成されたラジエータサポート
    アッパメンバと、該ラジエータサポートアッパメンバに
    連なり前記パネル本体の側縁に沿って形成されたフラン
    ジと、該フランジに連なり該パネル本体の下縁に沿って
    形成されたラジエータサポートロアメンバを備え、車両
    のラジエータ及び該ラジエータに対面配置されたファン
    を保持する樹脂製のフロントエンドパネルを備えた車両
    フロントエンドモジュール構造において、 該ラジエータに形成された締結部と、該フランジに形成
    され該締結部と嵌合する嵌合部とを設けたことを特徴と
    する車両フロントエンドモジュール構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ラジエータ又は前記パネル本体に前記締結部と前記
    嵌合部との嵌合の外れを防止する抜止手段を設けたこと
    を特徴とする車両フロントエンドモジュール構造。
  3. 【請求項3】 特許請求項1又は2において、 前記締結部は前記ラジエータの側部に形成された突起で
    あり、前記嵌合部は前記フランジの前記突起との対向面
    に形成された溝であることを特徴とする車両フロントエ
    ンドモジュール構造。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記溝は、車両前後方向に沿って形成された第1の溝
    と、該第1の溝の車両後方端から下方向に沿って形成さ
    れた第2の溝とを備えることを特徴とする車両フロント
    エンドモジュール構造。
JP16461697A 1997-06-20 1997-06-20 車両フロントエンドモジュール構造 Withdrawn JPH1111348A (ja)

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