JPH11110258A - エラーメッセージ診断装置 - Google Patents

エラーメッセージ診断装置

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JPH11110258A
JPH11110258A JP9286140A JP28614097A JPH11110258A JP H11110258 A JPH11110258 A JP H11110258A JP 9286140 A JP9286140 A JP 9286140A JP 28614097 A JP28614097 A JP 28614097A JP H11110258 A JPH11110258 A JP H11110258A
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JP
Japan
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recovery
error
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message
error message
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JP9286140A
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English (en)
Inventor
Junichi Shimanuki
純一 嶋貫
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムが発行したメッセージを診断して、
エラー復旧に至るまでの対応時間を短縮し、システムに
与える影響を減少させる。 【解決手段】 エラーメッセージ抽出手段2はシステム
から発行された全てのメッセージを診断して復旧を要す
るエラーメッセージかどうかを判定し、エラー復旧情報
検索手段4は復旧を要するエラーメッセージであると判
定されたときに対応するエラー復旧情報が登録されてい
るかどうかを判定し、復旧処理自動起動手段7はエラー
復旧情報が登録されていると判定されたときに復旧コマ
ンドまたは復旧プログラムを自動起動してエラー復旧を
行う。復旧処理作成手段6はエラー復旧情報が登録され
ていないと判定されたときに手入力された復旧コマンド
または復旧プログラムを起動してエラー復旧を行う。復
旧処理反映手段13は手入力された復旧コマンドまたは
復旧プログラムをエラー復旧情報として登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエラーメッセージ診
断装置に関し、特にコンピュータシステムにおいて何ら
かの原因によりエラーメッセージが発行された場合にエ
ラーメッセージを診断するエラーメッセージ診断装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のエラーメッセージ診断装
置では、エラーメッセージに対する復旧処理の対応を有
識者が行ってきた。従来のエラーメッセージ診断装置の
一例が、特開昭61−208547号公報に記載されて
いる。この公報に記載されたエラーメッセージ診断装置
では、システムに故障が起きると、故障判定手段が働
き、メッセージ出力手段によってメッセージが出力装置
に出力される。保守員は、このメッセージに従い、対象
システムに出力されているエラーメッセージをチェック
し、このメッセージに対応した情報を入力装置に入力す
る。情報入力手段は、この情報を故障判定手段に渡し、
実行すべきステップを判断する。所定の実行ステップを
終了すると、修理指示メッセージが出力装置に出力され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、従来
の技術では、エラーメッセージの対応に人手と手間がか
かるということである。その理由は、エラーメッセージ
が発行されるたびに有識者がエラー復旧を行い、かつ、
同一エラーが再現した場合でも同一復旧処理を人間が再
入力して再起動しなければならないからである。エラー
メッセージの対応に長時間がかかると、システムに多大
な影響を及ぼすおそれが高まる。
【0004】本発明の目的は、システムが発行したメッ
セージが復旧を要するエラーメッセージかどうか、か
つ、エラー復旧情報が登録されているかどうかを即座に
把握し、エラー復旧に至るまでの対応時間を短縮し、シ
ステムに与える影響を減少させるエラーメッセージ診断
装置を提供することにある。
【0005】また、本発明の他の目的は、人間の経験に
左右されずに確かなメッセージ診断を行い、エラー復旧
方法を自動的に把握して起動させるエラーメッセージ診
断装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のエラーメッセー
ジ診断装置は、システムから発行された全てのメッセー
ジを診断し、診断対象メッセージが復旧を要するエラー
メッセージかどうかを判定するエラーメッセージ抽出手
段と、このエラーメッセージ抽出手段により診断対象メ
ッセージが復旧を要するエラーメッセージであると判定
されたときに、該当エラーメッセージに対するエラー復
旧情報が登録されているかどうかを判定するエラー復旧
情報検索手段と、このエラー復旧情報検索手段によりエ
ラー復旧情報が登録されていると判定されたときに、復
旧コマンドまたは復旧プログラムを自動起動してエラー
復旧を行う復旧処理自動起動手段と、前記エラー復旧情
報検索手段によりエラー復旧情報が登録されていないと
判定されたときに、手入力された復旧コマンドまたは復
旧プログラムを起動してエラー復旧を行う復旧処理作成
手段とを有する。
【0007】また、本発明のエラーメッセージ診断装置
は、システムから発行された全てのメッセージを診断
し、診断対象メッセージが復旧を要するエラーメッセー
ジかどうかを判定するエラーメッセージ抽出手段と、こ
のエラーメッセージ抽出手段により診断対象メッセージ
が復旧を要するエラーメッセージであると判定されたと
きに、該当エラーメッセージに対するエラー復旧情報が
登録されているかどうかを判定するエラー復旧情報検索
手段と、このエラー復旧情報検索手段によりエラー復旧
情報が登録されていると判定されたときに、復旧コマン
ドまたは復旧プログラムを自動起動してエラー復旧を行
う復旧処理自動起動手段と、前記エラー復旧情報検索手
段によりエラー復旧情報が登録されていないと判定され
たときに、手入力された復旧コマンドまたは復旧プログ
ラムを起動してエラー復旧を行う復旧処理作成手段と、
この復旧処理作成手段において手人力された復旧コマン
ドまたは復旧プログラムをエラー復旧情報として登録す
る復旧処理反映手段とを有する。
【0008】さらに、本発明のエラーメッセージ診断装
置は、システムが発行した全てのメッセージを蓄積する
メッセージ格納ファイルに格納されているメッセージを
1件ずつ読み込み、エラーメッセージ情報ファイルのエ
ラーメッセージ情報を参照して、読み込んだメッセージ
が復旧を要するエラーメッセージかどうかを判定し、復
旧を要するエラーメッセージである場合に前記エラーメ
ッセージ情報ファイルの該当するエラーメッセージ情報
を抽出メッセージファイルに転記するエラーメッセージ
抽出手段と、前記抽出メッセージファイルのエラーメッ
セージ情報を読み込み、該当エラーメッセージに対する
エラー復旧情報が登録されているかどうかを判定するエ
ラー復旧情報検索手段と、このエラー復旧情報検索手段
によりエラー復旧情報が登録されていると判定された場
合に、復旧処理格納ファイルに登録されている復旧コマ
ンドまたは復旧プログラムを起動してエラー復旧を行う
復旧処理自動起動手段と、前記エラー復旧情報検索手段
によりエラー復旧情報が登録されていないと判定された
場合に、復旧コマンドまたは復旧プログラムの入力を促
し、手入力された復旧コマンドまたは復旧プログラムに
起動をかけてエラー復旧を行う復旧処理作成手段とを有
する。
【0009】さらにまた、本発明のエラーメッセージ診
断装置は、システムが発行した全てのメッセージを蓄積
するメッセージ格納ファイルに格納されているメッセー
ジを1件ずつ読み込み、エラーメッセージ情報ファイル
のエラーメッセージ情報を参照して、読み込んだメッセ
ージが復旧を要するエラーメッセージかどうかを判定
し、復旧を要するエラーメッセージである場合に前記エ
ラーメッセージ情報ファイルの該当するエラーメッセー
ジ情報を抽出メッセージファイルに転記するエラーメッ
セージ抽出手段と、前記抽出メッセージファイルのエラ
ーメッセージ情報を読み込み、該当エラーメッセージに
対するエラー復旧情報が登録されているかどうかを判定
するエラー復旧情報検索手段と、このエラー復旧情報検
索手段によりエラー復旧情報が登録されていると判定さ
れた場合に、復旧処理格納ファイルに登録されている復
旧コマンドまたは復旧プログラムを起動してエラー復旧
を行う復旧処理自動起動手段と、前記エラー復旧情報検
索手段によりエラー復旧情報が登録されていないと判定
された場合に、復旧コマンドまたは復旧プログラムの入
力を促し、手入力された復旧コマンドまたは復旧プログ
ラムに起動をかけてエラー復旧を行い、復旧コマンドま
たは復旧プログラムを復旧処理セーブファイルに書き込
む復旧処理作成手段と、この復旧処理作成手段において
手入力された復旧コマンドまたは復旧プログラムを登録
するかどうかの判定を行い、登録する場合に前記復旧処
理セーブファイルに書き込まれた復旧コマンドまたは復
旧プログラムを前記復旧処理格納ファイルへ移送し、前
記エラーメッセージ情報ファイルの該当するエラーメッ
セージ情報のエラー復旧情報を登録有りとする復旧処理
反映手段とを有する。
【0010】一方、本発明の記録媒体は、コンピュータ
を、システムから発行された全てのメッセージを診断
し、診断対象メッセージが復旧を要するエラーメッセー
ジかどうかを判定するエラーメッセージ抽出手段,この
エラーメッセージ抽出手段により診断対象メッセージが
復旧を要するエラーメッセージであると判定されたとき
に、該当エラーメッセージに対するエラー復旧情報が登
録されているかどうかを判定するエラー復旧情報検索手
段,このエラー復旧情報検索手段によりエラー復旧情報
が登録されていると判定されたときに、復旧コマンドま
たは復旧プログラムを自動起動してエラー復旧を行う復
旧処理自動起動手段,ならびに前記エラー復旧情報検索
手段によりエラー復旧情報が登録されていないと判定さ
れたときに、手入力された復旧コマンドまたは復旧プロ
グラムを起動してエラー復旧を行う復旧処理作成手段と
して機能させるためのプログラムを記録する。
【0011】また、本発明の記録媒体は、コンピュータ
を、システムから発行された全てのメッセージを診断
し、診断対象メッセージが復旧を要するエラーメッセー
ジかどうかを判定するエラーメッセージ抽出手段,この
エラーメッセージ抽出手段により診断対象メッセージが
復旧を要するエラーメッセージであると判定されたとき
に、該当エラーメッセージに対するエラー復旧情報が登
録されているかどうかを判定するエラー復旧情報検索手
段,このエラー復旧情報検索手段によりエラー復旧情報
が登録されていると判定されたときに、復旧コマンドま
たは復旧プログラムを自動起動してエラー復旧を行う復
旧処理自動起動手段,前記エラー復旧情報検索手段によ
りエラー復旧情報が登録されていないと判定されたとき
に、手入力された復旧コマンドまたは復旧プログラムを
起動してエラー復旧を行う復旧処理作成手段,ならびに
この復旧処理作成手段において手人力された復旧コマン
ドまたは復旧プログラムをエラー復旧情報として登録す
る復旧処理反映手段として機能させるためのプログラム
を記録する。
【0012】さらに、本発明の記録媒体は、コンピュー
タを、システムが発行した全てのメッセージを蓄積する
メッセージ格納ファイルに格納されているメッセージを
1件ずつ読み込み、エラーメッセージ情報ファイルのエ
ラーメッセージ情報を参照して、読み込んだメッセージ
が復旧を要するエラーメッセージかどうかを判定し、復
旧を要するエラーメッセージである場合に前記エラーメ
ッセージ情報ファイルの該当するエラーメッセージ情報
を抽出メッセージファイルに転記するエラーメッセージ
抽出手段,前記抽出メッセージファイルのエラーメッセ
ージ情報を読み込み、該当エラーメッセージに対するエ
ラー復旧情報が登録されているかどうかを判定するエラ
ー復旧情報検索手段,このエラー復旧情報検索手段によ
りエラー復旧情報が登録されていると判定された場合
に、復旧処理格納ファイルに登録されている復旧コマン
ドまたは復旧プログラムを起動してエラー復旧を行う復
旧処理自動起動手段,ならびに前記エラー復旧情報検索
手段によりエラー復旧情報が登録されていないと判定さ
れた場合に、復旧コマンドまたは復旧プログラムの入力
を促し、手入力された復旧コマンドまたは復旧プログラ
ムに起動をかけてエラー復旧を行う復旧処理作成手段と
して機能させるためのプログラムを記録する。
【0013】さらにまた、本発明の記録媒体は、コンピ
ュータを、システムが発行した全てのメッセージを蓄積
するメッセージ格納ファイルに格納されているメッセー
ジを1件ずつ読み込み、エラーメッセージ情報ファイル
のエラーメッセージ情報を参照して、読み込んだメッセ
ージが復旧を要するエラーメッセージかどうかを判定
し、復旧を要するエラーメッセージである場合に前記エ
ラーメッセージ情報ファイルの該当するエラーメッセー
ジ情報を抽出メッセージファイルに転記するエラーメッ
セージ抽出手段,前記抽出メッセージファイルのエラー
メッセージ情報を読み込み、該当エラーメッセージに対
するエラー復旧情報が登録されているかどうかを判定す
るエラー復旧情報検索手段,このエラー復旧情報検索手
段によりエラー復旧情報が登録されていると判定された
場合に、復旧処理格納ファイルに登録されている復旧コ
マンドまたは復旧プログラムを起動してエラー復旧を行
う復旧処理自動起動手段,前記エラー復旧情報検索手段
によりエラー復旧情報が登録されていないと判定された
場合に、復旧コマンドまたは復旧プログラムの入力を促
し、手入力された復旧コマンドまたは復旧プログラムに
起動をかけてエラー復旧を行い、復旧コマンドまたは復
旧プログラムを復旧処理セーブファイルに書き込む復旧
処理作成手段,ならびにこの復旧処理作成手段において
手入力された復旧コマンドまたは復旧プログラムを登録
するかどうかの判定を行い、登録する場合に前記復旧処
理セーブファイルに書き込まれた復旧コマンドまたは復
旧プログラムを前記復旧処理格納ファイルへ移送し、前
記エラーメッセージ情報ファイルの該当するエラーメッ
セージ情報のエラー復旧情報を登録有りとする復旧処理
反映手段として機能させるためのプログラムを記録す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
エラーメッセージ診断装置の構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態に係るエラーメッセージ診断装置は、
メッセージ格納ファイル1と、エラーメッセージ抽出手
段2と、エラーメッセージ情報ファイル3と、エラー復
旧情報検索手段4と、抽出メッセージファイル5と、復
旧処理作成手段6と、復旧処理自動起動手段7と、復旧
処理格納ファイル8と、入力装置9と、復旧処理セーブ
ファイル10と、復旧状況記録ファイル11と、出力装
置12と、復旧処理反映手段13とから構成されてい
る。
【0016】メッセージ格納ファイル1は、システムが
発行する全てのメッセージが登録されているファイルで
ある。
【0017】エラーメッセージ抽出手段2は、システム
が発行したメッセージが復旧を要するエラーメッセージ
かどうかを判定する手段である。
【0018】エラーメッセージ情報ファイル3は、復旧
を要するエラーメッセージ一覧とエラー復旧情報とがエ
ラーメッセージ情報として登録されているファイルであ
る。
【0019】エラー復旧情報検索手段4は、復旧を要す
るエラーメッセージに対し、エラー復旧情報が登録され
ているかどうかを判定する手段である。
【0020】抽出メッセージファイル5は、エラーメッ
セージ抽出手段2によって抽出された該当エラーメッセ
ージに対するエラーメッセージ情報を格納するファイル
である。
【0021】復旧処理作成手段6は、該当エラーメッセ
ージに対するエラー復旧情報が登録されていない場合、
エラー復旧のためのコマンドまたはプログラムを手入力
にて作成し、作成したエラー復旧処理を起動し、復旧処
理セーブファイル10にエラー復旧処理を書き込む手段
である。
【0022】復旧処理自動起動手段7は、該当エラーメ
ッセージに対するエラー復旧情報が登録されている場
合、エラー復旧情報に従いエラー復旧処理を起動する手
段である。
【0023】復旧処理格納ファイル8は、エラー復旧を
行うコマンドまたはプログラムが格納されているファイ
ルである。
【0024】入力装置9は、キーボード等のコマンドま
たはプログラムを手入力するための装置である。
【0025】復旧処理セーブファイル10は、作成した
コマンドまたはプログラムを一時格納するファイルであ
る。
【0026】復旧状況記録ファイル11は、エラー復旧
状況が書き出されるファイルである。
【0027】出力装置12は、ディスプレイ,プリンタ
等の復旧状況を出力する装置である。
【0028】復旧処理反映手段13は、作成したコマン
ドまたはプログラムを登録するかどうかを判定し、登録
要の場合に登録を行う手段である。
【0029】図2を参照すると、第1の実施の形態に係
るエラーメッセージ診断装置の処理は、メッセージ読み
込みステップS101と、復旧を要するエラーメッセー
ジ判定ステップS102と、エラーメッセージ情報書き
出しステップS103と、エラーメッセージ情報読み込
みステップS104と、エラー復旧情報登録判定ステッ
プS105と、コマンド/プログラム入力促進ステップ
S106と、コマンド/プログラムによるエラー復旧ス
テップS107と、復旧状況書き出しステップS108
と、コマンド/プログラム書き出しステップS109
と、コマンド/プログラム登録判定ステップS110
と、コマンド/プログラム移送ステップS111と、エ
ラー情報復旧情報登録有り変更ステップS112と、復
旧コマンド/復旧プログラムの起動によるエラー復旧ス
テップS113と、復旧状況書き出しステップS114
とからなる。
【0030】次に、このように構成された第1の実施の
形態に係るエラーメッセージ診断装置の動作について説
明する。
【0031】メッセージ格納ファイル1には、システム
が発行した全てのメッセージが蓄積されている。
【0032】エラーメッセージ抽出手段2は、メッセー
ジ格納ファイル1に格納されているメッセージを1件ず
つ読み込み(ステップS101)、エラーメッセージ情
報ファイル3の情報を参照して読み込んだメッセージが
復旧を要するエラーメッセージかどうかを判定する(ス
テップS102)。復旧を要するエラーメッセージの場
合、エラーメッセージ抽出手段2は、エラーメッセージ
情報ファイル3の該当するエラーメッセージ情報を抽出
メッセージファイル5に転記する(ステップS10
3)。
【0033】次に、エラー復旧情報検索手段4は、抽出
メッセージファイル5を読み込み(ステップS10
4)、該当メッセージに対するエラー復旧情報が登録さ
れているかどうかを判定する(ステップS105)。
【0034】エラー復旧情報が登録されている場合、復
旧処理自動起動手段7は、復旧処理格納ファイル8に登
録されている復旧コマンドまたはプログラムを起動し、
エラー復旧を行い(ステップS113)、復旧状況を復
旧状況記録ファイル11に書き出す(ステップS11
4)。書き出された復旧状況は、出力装置12にて確認
する。
【0035】エラー復旧情報が登録されていない場合、
復旧処理作成手段6は、エラー復旧のためのコマンドま
たはプログラムの入力を促す(ステップS106)。エ
ラー復旧のためのコマンドまたはプログラムが入力装置
9から入力されると、復旧処理作成手段6は、入力され
たコマンドまたはプログラムに起動をかけてエラー復旧
を行い(ステップS107)、復旧状況を復旧状況記録
ファイル11に書き出す(ステップS108)。書き出
された復旧状況内容は、出力装置12にて確認する。さ
らに、復旧処理作成手段6は、エラー復旧のために作成
したコマンドまたはプログラムを復旧処理セーブファイ
ル10に書き込む(ステップS109)。
【0036】エラー復旧情報が登録されておらず、エラ
ー復旧のためのコマンドまたはプログラムを手入力で作
成した場合、作成したコマンドまたはプログラムを登録
するかどうかの判定を行う(ステップS110)。登録
する場合、復旧処理反映手段13は、復旧処理セーブフ
ァイル10に書き込まれたコマンドまたはプログラムを
復旧処理格納ファイル8へ移送し(ステップS11
1)、エラーメッセージ情報ファイル3の該当するエラ
ーメッセージ情報にはエラー復旧情報として復旧コマン
ド名または復旧プログラム名を登録するとともにエラー
復旧情報登録有無を有と書き換える(ステップS11
2)。これにより、今後、同一エラーメッセージが再発
行された場合、エラー復旧処理が自動起動され、エラー
復旧が行われるようになる。
【0037】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0038】図3を参照すると、本発明の第2の実施の
形態に係るエラーメッセージ診断装置は、データ処理装
置20と、記憶装置30と、入力装置9と、出力装置1
2とから、その主要部が構成され、さらにデータ処理装
置20にエラーメッセージ診断プログラムを記録した記
録媒体40を備える。この記録媒体40は、磁気ディス
ク,半導体メモリ,その他の記録媒体であってよい。
【0039】エラーメッセージ診断プログラムは、記録
媒体40からデータ処理装置20に読み込まれ、エラー
メッセージ抽出手段2,エラー復旧情報検索手段4,復
旧処理作成手段6,復旧処理反映手段13および復旧処
理自動起動手段7としてデータ処理装置20の動作を制
御するとともに、記憶装置30にメッセージ格納ファイ
ル1,エラーメッセージ情報ファイル3,抽出メッセー
ジファイル5,復旧処理格納ファイル8および復旧処理
セーブファイル10を作成する。なお、エラーメッセー
ジ診断プログラムの制御によるデータ処理装置20の動
作は、図1に示した第1の実施の形態に係るエラーメッ
セージ診断装置の場合と全く同様になるので、その詳し
い説明を割愛する。
【0040】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0041】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態に係るエラーメッセージ診断装置の一実施例では、
エラーメッセージ格納ファイル1,エラーメッセージ情
報ファイル3,抽出メッセージファイル5,復旧処理格
納ファイル8,復旧処理セーブファイル10,および復
旧状況記録ファイル11の各ファイルは、ディスクで構
成されている。入力装置9は、キーボードである。出力
装置12は、ディスプレイである。
【0042】図4は、エラーメッセージ情報ファイル3
および抽出メッセージファイル5のファイルレイアウト
の一例を示す図である。図4を参照すると、エラーメッ
セージ情報ファイル3および抽出メッセージファイル5
のファイルレイアウトは、エラーメッセージ,エラー復
旧情報登録有無,復旧コマンドファイル名および復旧プ
ログラム名とからなる。
【0043】次に、このような第1の実施の形態に係る
エラーメッセージ診断装置の一実施例の動作について詳
細に説明する。
【0044】システムがメッセージを発行すると、メッ
セージの種類を問わず全発行メッセージがメッセージ格
納ファイル1に蓄積される。
【0045】エラーメッセージ抽出手段2は、メッセー
ジ格納ファイル1に蓄積されたメッセージを1件ずつ読
み込み(ステップS101)、読み込んだメッセージが
復旧を要するエラーメッセージであるかどうかを判定す
る(ステップS102)。エラーメッセージ情報ファイ
ル3には、復旧を要するエラーメッセージがあらかじめ
全て登録されている。復旧を要するエラーメッセージで
あるかどうかの判定方法は、メッセージ格納ファイル1
から読み込んだメッセージがエラーメッセージ情報ファ
イル3に登録されているかどうかで判定する。図4を参
照すると、エラーメッセージ情報ファイル3には、復旧
を要するエラーメッセージとして、”AAA”,”BB
B”,”CCC”,”DDD”,”EEE”等が登録さ
れている。メッセージ格納ファイル1より読み込まれた
メッセージが”AAA”の場合、復旧を要するエラーメ
ッセージであると判断され、メッセージ格納ファイル1
より読み込まれたメッセージが”FFF”の場合、復旧
を要するエラーメッセージではないと判断される。
【0046】復旧を要するエラーメッセージと判断され
た場合、エラーメッセージ抽出手段2は、エラーメッセ
ージ情報ファイル1の該当メッセージのエラーメッセー
ジ,エラー復旧情報登録有無,復旧コマンドファイル名
および復旧プログラム名からなるエラーメッセージ情報
を、抽出メッセージファイル5に転記する(ステップS
103)。図4を参照すると、メッセージ格納ファイル
1より読み込まれたメッセージが”AAA”の場合、エ
ラーメッセージ”AAA”,エラー復旧情報登録有無”
有”および復旧プログラム名”prgl”が抽出メッセ
ージファイル5に転記される。エラーメッセージ情報の
転記後、エラーメッセージ抽出手段2は、エラー復旧情
報検索手段4に制御を移す。
【0047】エラー復旧情報検索手段4は、抽出メッセ
ージファイル5から情報を読み込み(ステップS10
4)、該当エラーメッセージに対するエラー復旧情報が
登録されているかどうかを判定する(ステップS10
5)。判定方法は、抽出メッセージファイル5からエラ
ーメッセージ情報を読み込み、エラー復旧情報登録有無
の内容により判定する。図4を参照すると、エラーメッ
セージ”AAA”はエラー復旧情報が登録されており、
エラーメッセージ”BBB”はエラー復旧情報が登録さ
れていない。エラー復旧情報が登録されている場合、エ
ラー復旧情報検索手段4は、復旧処理自動起動手段7に
制御を移し、エラー復旧情報が登録されていない場合、
復旧処理作成手段6に制御を移す。
【0048】復旧処理自動起動手段7は、エラー復旧情
報検索手段4により読み込まれたエラーメッセージ情報
中の復旧コマンドファイル名または復旧プログラム名の
コマンドまたはファイルを自動起動する(ステップS1
13)。復旧コマンドファイル名または復旧プログラム
名に対応するコマンドまたはプログラムは、復旧処理格
納ファイル8に格納されている。図4を参照すると、エ
ラーメッセージ”AAA”の場合、プログラム”prg
l”を自動起動する。エラーメッセージ”DDD”の場
合、コマンドファイル”coml”を自動起動する。復
旧処理自動起動手段7は、エラー復旧処理の実行結果を
復旧状況記録ファイル11に書き出す。復旧状況記録フ
ァイル11に書き出された内容は、出力装置12にて確
認する。
【0049】一方、復旧処理作成手段6は、エラー復旧
情報が登録されていないエラーメッセージのエラー復旧
を行う。すなわち、復旧処理作成手段6は、コマンド入
力画面を開き、エラー復旧のためのコマンドの入力を促
す(ステップS106)。保守員は、エラー復旧のため
のコマンドを入力装置9より入力して作成する。また、
保守員は、プログラム対応の場合、プログラム編集画面
に切り替え、エラー復旧のためのプログラムを入力装置
9より入力して作成する。復旧処理作成手段6は、作成
されたコマンドまたはプログラムに起動をかけ、エラー
復旧を行う(ステップS107)。復旧処理作成手段6
は、エラー復旧処理の実行結果を復旧状況記録ファイル
11に書き出す(ステップS108)。書き出された復
旧状況は、出力装置12にて確認する。復旧処理作成手
段6は、エラー復旧のために作成したコマンドまたはプ
ログラムを復旧処理セーブファイル10に書き込む(ス
テップS109)。その後、復旧処理作成手段6は、復
旧処理反映手段13に制御を移す。
【0050】復旧処理反映手段13は、エラー復旧情報
が登録されていないエラーメッセージに対応するために
作成したコマンドまたはプログラムを、今後の同一エラ
ーメッセージ対応のために登録するかどうかの判定を行
う(ステップS110)。登録する場合、復旧処理反映
手段13より情報が登録される。
【0051】復旧処理反映手段13は、復旧処理格納フ
ァイル8に復旧コマンドファイル名または復旧ファイル
名に対応するコマンドまたはプログラムを格納するとと
もに、エラーメッセージ情報ファイル3の該当するエラ
ーメッセージ情報にエラー復旧情報を登録する。すなわ
ち、復旧処理反映手段13は、復旧処理セーブファイル
10に書き込まれたコマンドまたはプログラムを復旧処
理格納ファイル8に移送し(ステップS111)、エラ
ーメッセージ情報ファイル3の該当エラーメッセージの
エラー復旧情報登録有無および復旧コマンドファイル名
または復旧プログラム名を更新する(ステップS11
2)。図4を参照すると、エラーメッセージ”BBB”
に対応する復旧プログラム”prg2”を作成し、エラ
ー復旧情報として登録した場合、エラーメッセージ情報
ファイル3のエラーメッセージ”BBB”に対応するエ
ラー復旧情報登録有無を”有”に、復旧プログラム名
を”prg2”に更新する。登録完了以降、メッセージ
格納ファイル1より”BBB”というメッセージが読み
込まれた場合、復旧プログラム名”prg2”のプログ
ラムが自動起動され、エラー復旧を行う。
【0052】
【発明の効果】第1の効果は、システムが発行したエラ
ーメッセージの対応を自動的に行うことである。これに
より、人間がエラー復旧を逐次行う必要がなくなる。そ
の理由は、システムからのエラーメッセージに対応する
エラー復旧情報が登録されていれば、登録されているエ
ラー処理を自動起動させ、エラー復旧を行うからであ
る。
【0053】第2の効果は、過去に手動で復旧したエラ
ーが再現した場合、自動的にエラー対応を行うようにな
る。これにより、過去に人間が対応したエラー復旧を再
度行う必要がなくなる。その理由は、手動で復旧したと
きのコマンドまたはプログラムを登録しておけば、同一
エラーメッセージが認識された場合、登録したエラー復
旧処理を自動起動するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るエラーメッセ
ージ診断装置の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態に係るエラーメッセージ診断
装置の処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るエラーメッセ
ージ診断装置の構成を示すブロック図である。
【図4】第1の実施の形態に係るエラーメッセージ診断
装置の一実施例の動作を説明するためのエラーメッセー
ジ情報ファイルおよび抽出メッセージファイルのレイア
ウト図である。
【符号の説明】
1 メッセージ格納ファイル 2 エラーメッセージ抽出手段 3 エラーメッセージ情報ファイル 4 エラー復旧情報検索手段 5 抽出メッセージファイル 6 復旧処理作成手段 7 復旧処理自動起動手段 8 復旧処理格納ファイル 9 入力装置 10 復旧処理セーブファイル 11 復旧状況記録ファイル 12 出力装置 13 復旧処理反映手段 20 データ処理装置 30 記憶装置 40 記録媒体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムから発行された全てのメッセー
    ジを診断し、診断対象メッセージが復旧を要するエラー
    メッセージかどうかを判定するエラーメッセージ抽出手
    段と、 このエラーメッセージ抽出手段により診断対象メッセー
    ジが復旧を要するエラーメッセージであると判定された
    ときに、該当エラーメッセージに対するエラー復旧情報
    が登録されているかどうかを判定するエラー復旧情報検
    索手段と、 このエラー復旧情報検索手段によりエラー復旧情報が登
    録されていると判定されたときに、復旧コマンドまたは
    復旧プログラムを自動起動してエラー復旧を行う復旧処
    理自動起動手段と、 前記エラー復旧情報検索手段によりエラー復旧情報が登
    録されていないと判定されたときに、手入力された復旧
    コマンドまたは復旧プログラムを起動してエラー復旧を
    行う復旧処理作成手段とを有することを特徴とするエラ
    ーメッセージ診断装置。
  2. 【請求項2】 システムから発行された全てのメッセー
    ジを診断し、診断対象メッセージが復旧を要するエラー
    メッセージかどうかを判定するエラーメッセージ抽出手
    段と、 このエラーメッセージ抽出手段により診断対象メッセー
    ジが復旧を要するエラーメッセージであると判定された
    ときに、該当エラーメッセージに対するエラー復旧情報
    が登録されているかどうかを判定するエラー復旧情報検
    索手段と、 このエラー復旧情報検索手段によりエラー復旧情報が登
    録されていると判定されたときに、復旧コマンドまたは
    復旧プログラムを自動起動してエラー復旧を行う復旧処
    理自動起動手段と、 前記エラー復旧情報検索手段によりエラー復旧情報が登
    録されていないと判定されたときに、手入力された復旧
    コマンドまたは復旧プログラムを起動してエラー復旧を
    行う復旧処理作成手段と、 この復旧処理作成手段において手人力された復旧コマン
    ドまたは復旧プログラムをエラー復旧情報として登録す
    る復旧処理反映手段とを有することを特徴とするエラー
    メッセージ診断装置。
  3. 【請求項3】 システムが発行した全てのメッセージを
    蓄積するメッセージ格納ファイルに格納されているメッ
    セージを1件ずつ読み込み、エラーメッセージ情報ファ
    イルのエラーメッセージ情報を参照して、読み込んだメ
    ッセージが復旧を要するエラーメッセージかどうかを判
    定し、復旧を要するエラーメッセージである場合に前記
    エラーメッセージ情報ファイルの該当するエラーメッセ
    ージ情報を抽出メッセージファイルに転記するエラーメ
    ッセージ抽出手段と、 前記抽出メッセージファイルのエラーメッセージ情報を
    読み込み、該当エラーメッセージに対するエラー復旧情
    報が登録されているかどうかを判定するエラー復旧情報
    検索手段と、 このエラー復旧情報検索手段によりエラー復旧情報が登
    録されていると判定された場合に、復旧処理格納ファイ
    ルに登録されている復旧コマンドまたは復旧プログラム
    を起動してエラー復旧を行う復旧処理自動起動手段と、 前記エラー復旧情報検索手段によりエラー復旧情報が登
    録されていないと判定された場合に、復旧コマンドまた
    は復旧プログラムの入力を促し、手入力された復旧コマ
    ンドまたは復旧プログラムに起動をかけてエラー復旧を
    行う復旧処理作成手段とを有することを特徴とするエラ
    ーメッセージ診断装置。
  4. 【請求項4】 システムが発行した全てのメッセージを
    蓄積するメッセージ格納ファイルに格納されているメッ
    セージを1件ずつ読み込み、エラーメッセージ情報ファ
    イルのエラーメッセージ情報を参照して、読み込んだメ
    ッセージが復旧を要するエラーメッセージかどうかを判
    定し、復旧を要するエラーメッセージである場合に前記
    エラーメッセージ情報ファイルの該当するエラーメッセ
    ージ情報を抽出メッセージファイルに転記するエラーメ
    ッセージ抽出手段と、 前記抽出メッセージファイルのエラーメッセージ情報を
    読み込み、該当エラーメッセージに対するエラー復旧情
    報が登録されているかどうかを判定するエラー復旧情報
    検索手段と、 このエラー復旧情報検索手段によりエラー復旧情報が登
    録されていると判定された場合に、復旧処理格納ファイ
    ルに登録されている復旧コマンドまたは復旧プログラム
    を起動してエラー復旧を行う復旧処理自動起動手段と、 前記エラー復旧情報検索手段によりエラー復旧情報が登
    録されていないと判定された場合に、復旧コマンドまた
    は復旧プログラムの入力を促し、手入力された復旧コマ
    ンドまたは復旧プログラムに起動をかけてエラー復旧を
    行い、復旧コマンドまたは復旧プログラムを復旧処理セ
    ーブファイルに書き込む復旧処理作成手段と、 この復旧処理作成手段において手入力された復旧コマン
    ドまたは復旧プログラムを登録するかどうかの判定を行
    い、登録する場合に前記復旧処理セーブファイルに書き
    込まれた復旧コマンドまたは復旧プログラムを前記復旧
    処理格納ファイルへ移送し、前記エラーメッセージ情報
    ファイルの該当するエラーメッセージ情報のエラー復旧
    情報を登録有りとする復旧処理反映手段とを有すること
    を特徴とするエラーメッセージ診断装置。
  5. 【請求項5】 前記復旧処理自動起動手段および前記復
    旧処理作成手段が、復旧状況を復旧状況記録ファイルに
    書き出す請求項1ないし4記載のエラーメッセージ診断
    装置。
  6. 【請求項6】 前記エラーメッセージ情報ファイルおよ
    び前記抽出メッセージファイルのファイルレイアウト
    が、エラーメッセージ,エラー復旧情報登録有無,復旧
    コマンドファイル名および復旧プログラム名とからなる
    請求項3または4記載のエラーメッセージ診断装置。
  7. 【請求項7】 コンピュータを、システムから発行され
    た全てのメッセージを診断し、診断対象メッセージが復
    旧を要するエラーメッセージかどうかを判定するエラー
    メッセージ抽出手段,このエラーメッセージ抽出手段に
    より診断対象メッセージが復旧を要するエラーメッセー
    ジであると判定されたときに、該当エラーメッセージに
    対するエラー復旧情報が登録されているかどうかを判定
    するエラー復旧情報検索手段,このエラー復旧情報検索
    手段によりエラー復旧情報が登録されていると判定され
    たときに、復旧コマンドまたは復旧プログラムを自動起
    動してエラー復旧を行う復旧処理自動起動手段,ならび
    に前記エラー復旧情報検索手段によりエラー復旧情報が
    登録されていないと判定されたときに、手入力された復
    旧コマンドまたは復旧プログラムを起動してエラー復旧
    を行う復旧処理作成手段として機能させるためのプログ
    ラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  8. 【請求項8】 コンピュータを、システムから発行され
    た全てのメッセージを診断し、診断対象メッセージが復
    旧を要するエラーメッセージかどうかを判定するエラー
    メッセージ抽出手段,このエラーメッセージ抽出手段に
    より診断対象メッセージが復旧を要するエラーメッセー
    ジであると判定されたときに、該当エラーメッセージに
    対するエラー復旧情報が登録されているかどうかを判定
    するエラー復旧情報検索手段,このエラー復旧情報検索
    手段によりエラー復旧情報が登録されていると判定され
    たときに、復旧コマンドまたは復旧プログラムを自動起
    動してエラー復旧を行う復旧処理自動起動手段,前記エ
    ラー復旧情報検索手段によりエラー復旧情報が登録され
    ていないと判定されたときに、手入力された復旧コマン
    ドまたは復旧プログラムを起動してエラー復旧を行う復
    旧処理作成手段,ならびにこの復旧処理作成手段におい
    て手人力された復旧コマンドまたは復旧プログラムをエ
    ラー復旧情報として登録する復旧処理反映手段として機
    能させるためのプログラムを記録したことを特徴とする
    記録媒体。
  9. 【請求項9】 コンピュータを、システムが発行した全
    てのメッセージを蓄積するメッセージ格納ファイルに格
    納されているメッセージを1件ずつ読み込み、エラーメ
    ッセージ情報ファイルのエラーメッセージ情報を参照し
    て、読み込んだメッセージが復旧を要するエラーメッセ
    ージかどうかを判定し、復旧を要するエラーメッセージ
    である場合に前記エラーメッセージ情報ファイルの該当
    するエラーメッセージ情報を抽出メッセージファイルに
    転記するエラーメッセージ抽出手段,前記抽出メッセー
    ジファイルのエラーメッセージ情報を読み込み、該当エ
    ラーメッセージに対するエラー復旧情報が登録されてい
    るかどうかを判定するエラー復旧情報検索手段,このエ
    ラー復旧情報検索手段によりエラー復旧情報が登録され
    ていると判定された場合に、復旧処理格納ファイルに登
    録されている復旧コマンドまたは復旧プログラムを起動
    してエラー復旧を行う復旧処理自動起動手段,ならびに
    前記エラー復旧情報検索手段によりエラー復旧情報が登
    録されていないと判定された場合に、復旧コマンドまた
    は復旧プログラムの入力を促し、手入力された復旧コマ
    ンドまたは復旧プログラムに起動をかけてエラー復旧を
    行う復旧処理作成手段として機能させるためのプログラ
    ムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  10. 【請求項10】 コンピュータを、システムが発行した
    全てのメッセージを蓄積するメッセージ格納ファイルに
    格納されているメッセージを1件ずつ読み込み、エラー
    メッセージ情報ファイルのエラーメッセージ情報を参照
    して、読み込んだメッセージが復旧を要するエラーメッ
    セージかどうかを判定し、復旧を要するエラーメッセー
    ジである場合に前記エラーメッセージ情報ファイルの該
    当するエラーメッセージ情報を抽出メッセージファイル
    に転記するエラーメッセージ抽出手段,前記抽出メッセ
    ージファイルのエラーメッセージ情報を読み込み、該当
    エラーメッセージに対するエラー復旧情報が登録されて
    いるかどうかを判定するエラー復旧情報検索手段,この
    エラー復旧情報検索手段によりエラー復旧情報が登録さ
    れていると判定された場合に、復旧処理格納ファイルに
    登録されている復旧コマンドまたは復旧プログラムを起
    動してエラー復旧を行う復旧処理自動起動手段,前記エ
    ラー復旧情報検索手段によりエラー復旧情報が登録され
    ていないと判定された場合に、復旧コマンドまたは復旧
    プログラムの入力を促し、手入力された復旧コマンドま
    たは復旧プログラムに起動をかけてエラー復旧を行い、
    復旧コマンドまたは復旧プログラムを復旧処理セーブフ
    ァイルに書き込む復旧処理作成手段,ならびにこの復旧
    処理作成手段において手入力された復旧コマンドまたは
    復旧プログラムを登録するかどうかの判定を行い、登録
    する場合に前記復旧処理セーブファイルに書き込まれた
    復旧コマンドまたは復旧プログラムを前記復旧処理格納
    ファイルへ移送し、前記エラーメッセージ情報ファイル
    の該当するエラーメッセージ情報のエラー復旧情報を登
    録有りとする復旧処理反映手段として機能させるための
    プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
JP9286140A 1997-10-02 1997-10-02 エラーメッセージ診断装置 Pending JPH11110258A (ja)

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JP9286140A JPH11110258A (ja) 1997-10-02 1997-10-02 エラーメッセージ診断装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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