JP3465600B2 - 画面情報保存・復元システムおよび画面情報保存・復元方法 - Google Patents

画面情報保存・復元システムおよび画面情報保存・復元方法

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JP3465600B2 JP24665098A JP24665098A JP3465600B2 JP 3465600 B2 JP3465600 B2 JP 3465600B2 JP 24665098 A JP24665098 A JP 24665098A JP 24665098 A JP24665098 A JP 24665098A JP 3465600 B2 JP3465600 B2 JP 3465600B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムにおいて任意の他のプログラム(本発明の画面情報
保存・復元システムまたは画面情報保存・復元方法を実
現するプログラム以外のプログラム)の画面に入力され
た情報の保存および復元を行う画面情報保存・復元シス
テムおよび画面情報保存・復元方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の技術としては、他のプロ
グラムに対するユーザの操作の手順の記録(保存)・再
生(復元)をイベント情報を基に行う技術が存在した。
例えば、このような技術を製品化したものとして、アメ
リカ合衆国のマーキュリーインタラクティブ社(Mer
cury Interactive Corporat
ion)製のWinRunnerが存在する(「Win
Runner」は同社の登録商標である)。
【0003】しかしながら、このような従来技術は、あ
くまでも、手順情報を記録・再生するものに留まるもの
であった。すなわち、従来においては、他のプログラム
に既にユーザが入力した情報を保存し、後の任意の時点
(タイミング)で当該情報を復元することにより、ユー
ザの入力を補助するための技術は存在しなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の技術では、イベント情報の記録・再生を行うのみであ
り、任意の他のプログラムの画面に対して既に入力され
た情報を保存・復元することができなかった(従来技術
には、任意の他のプログラムの画面に対して既に入力さ
れた情報を保存・復元する技術が存在しなかった)の
で、特定のプログラムの特定の画面に対する特定の情報
の入力が当該入力を行うタイミングで毎回必要になると
いう問題点があった。
【0005】本発明の目的は、上述の点に鑑み、従来で
あれば特定のプログラムの特定の画面に対する特定の情
報の入力が毎回必要となるような場面において、同じ内
容の毎回の入力を省くことを実現できる画面情報保存・
復元システムおよび画面情報保存・復元方法を提供する
ことにある。すなわち、本発明は、任意の画面に対して
既に入力された情報を保存しておき、再度同じ画面に対
して同じ情報を入力する必要がある場合に、保存してお
いた情報(画面入力情報)を当該画面に復元するように
動作する技術を提供することを目的としている。
【0006】なお、本発明の画面情報保存・復元システ
ムおよび画面情報保存・復元方法に関する特許公報とし
ては、以下の1)〜3)に示すものがある。 1) 特開平2−199524号公報 2) 特開平3−220656号公報 3) 特開平5−27939号公報
【0007】上述の特開平2−199524号公報に記
載された技術(画面入力情報の保存方式)は、画面から
入力した情報を保存する技術である点で、本発明と類似
している。しかし、この技術は、他のプログラム(アプ
リケーションプログラム等)の画面に入力された情報の
保存・復元を行うものではなく、同一プログラムの画面
に関する情報の入力の学習システムである。この点で、
当該技術は、他のプログラムの画面情報の保存・復元を
行う本発明とは、その着眼点,構成,および効果等を異
にしている。
【0008】また、上述の特開平3−220656号公
報に記載された技術(画面情報保存復元装置)は、端末
装置の入力部から入力した入力情報の種類を判断する入
力情報判断部と、入力情報が画面情報の保存を要求する
ものである場合に端末装置の表示部に表示されている画
面情報を取り込む画面情報取込み部と、画面情報取込み
部で取り込んだ画面情報が格納されている画面情報格納
領域と、画面情報取込み部で取り込んだ画面情報を画面
情報格納領域に書き込む画面情報書込み部と、入力情報
が画面情報の復元を要求するものである場合に画面情報
格納領域に格納されている画面情報を読み出して表示部
に渡す画面情報読出し部とを含むことを特徴とするもの
である。この技術は、画面情報を取り扱う点では、本発
明と類似している。しかし、当該技術は、端末装置とホ
ストコンピュータとが通信回線を介して接続された構成
を前提とする技術(単体のコンピュータ上での駆動を対
象とするものではない技術)であり、入力処理と通信処
理との間に入って情報の保存を行うことにより無駄な通
信処理を省くことを目的とする技術である。このような
点で、当該発明は、他のプログラムの画面情報の保存・
復元を行う本発明とは、その着眼点,構成,および効果
等を異にするものである。
【0009】さらに、上述の特開平5−27939号公
報に記載された技術(情報処理装置)は、各種情報を入
力する入力手段と、入力手段により入力された情報の履
歴を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶される履歴に
関連して画面の表示状態を記憶する画面情報記憶手段
と、記憶手段に記憶された履歴情報の読出しが指示され
た時に関連する画面情報を画面情報記憶手段より読み出
して表示する表示手段とを有することを特徴とするもの
である。この技術は、画面の表示状態を記憶する点で、
本発明と類似している。しかし、当該技術は、ウインド
ウのリンク情報を持つハイパーテキストを対象とする技
術(一般のプログラム全般を対象するものではない技
術)であり、履歴情報を必要とするものである。当該技
術は、これらの点で、履歴情報を必要とせずに一般のプ
ログラムを含む他のプログラムの画面情報の保存・復元
を行う本発明とは、その着眼点,構成,および効果等を
異にするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画面情報保存・
復元システムは、検索用情報と画面入力情報との対応情
報を格納する画面入力情報ファイルと、保存対象画面を
識別するための画面名称,保存対象画面の大きさ,およ
び入力内容(画面入力情報となる情報)を含む保存対象
画面の画面部品情報からなる保存対象画面の画面情報を
取得する画面情報保存部内の保存対象画面情報取得手段
と、前記保存対象画面情報取得手段によって取得された
画面情報から画面入力情報を抽出する画面情報保存部内
の画面入力情報抽出手段と、前記画面入力情報抽出手段
によって抽出された画面入力情報を画面情報に基づく検
索用情報に対応させて前記画面入力情報ファイルに保存
する画面情報保存部内の画面入力情報保存手段と、復元
対象画面を識別するための画面名称,復元対象画面の大
きさ,および復元対象画面の画面部品情報からなる復元
対象画面の画面情報を取得する画面情報復元部内の復元
対象画面情報取得手段と、前記復元対象画面情報取得手
段によって取得された画面情報に基づいて復元対象画面
に対応する画面入力情報を前記画面入力情報ファイルか
ら検索して当該画面入力情報を取得する画面情報復元部
内の画面入力情報検索手段と、前記画面入力情報検索手
段によって取得された画面入力情報を復元対象画面上に
復元する画面情報復元部内の画面入力情報復元手段とを
有する。
【0011】
【0012】また、本発明の画面情報保存・復元システ
ムは、検索用情報と画面入力情報との対応情報を格納す
る画面入力情報ファイルと、保存対象画面を識別するた
めの画面名称,保存対象画面の大きさ,および入力内容
(画面入力情報となる情報)を含む保存対象画面の画面
部品情報からなる保存対象画面の画面情報を取得する画
面情報保存部内の保存対象画面情報取得手段と、前記保
存対象画面情報取得手段によって取得された画面情報か
ら画面入力情報を抽出する画面情報保存部内の画面入力
情報抽出手段と、前記画面入力情報抽出手段によって抽
出された画面入力情報を画面情報に基づく検索用情報に
対応させて前記画面入力情報ファイルに保存する画面情
報保存部内の画面入力情報保存手段と、復元対象画面を
識別するための画面名称,復元対象画面の大きさ,およ
び復元対象画面の画面部品情報からなる復元対象画面の
画面情報を取得する不完全一致許容画面情報復元部内の
復元対象画面情報取得手段と、前記復元対象画面情報取
得手段によって取得された画面情報に基づいて復元対象
画面と同一性を有する画面に対応する画面入力情報を前
記画面入力情報ファイルから検索して当該画面入力情報
を取得する不完全一致許容画面情報復元部内の不完全一
致許容画面入力情報検索手段と、前記不完全一致許容画
面入力情報検索手段によって取得された画面入力情報を
復元対象画面上に復元する不完全一致許容画面情報復元
部内の画面入力情報復元手段とを有する構成にすること
も可能である。
【0013】一方、本発明の画面情報保存・復元方法
は、保存対象画面を識別するための画面名称,保存対象
画面の大きさ,および入力内容(画面入力情報となる情
報)を含む保存対象画面の画面部品情報からなる保存対
象画面の画面情報を取得する保存対象画面情報取得処理
ステップと、前記保存対象画面情報取得処理ステップに
おいて取得された画面情報から画面入力情報を抽出する
画面入力情報抽出処理ステップと、前記画面入力情報抽
出処理ステップにおいて抽出された画面入力情報を画面
情報に基づく検索用情報に対応させて画面入力情報ファ
イルに保存する画面入力情報保存処理ステップと、復元
対象画面を識別するための画面名称,復元対象画面の大
きさ,および復元対象画面の画面部品情報からなる復元
対象画面の画面情報を取得する復元対象画面情報取得処
理ステップと、前記復元対象画面情報取得処理ステップ
において取得された画面情報に基づいて復元対象画面に
対応する画面入力情報を前記画面入力情報ファイルから
検索して当該画面入力情報を取得する画面入力情報検索
処理ステップと、復元対象画面に対応する画面入力情報
が存在したか否かを判定する復元対象画面対応画面入力
情報存在判定ステップと、前記復元対象画面対応画面入
力情報存在判定ステップで「復元対象画面に対応する画
面入力情報が存在した」と判定された場合に前記画面入
力情報検索処理ステップにおいて取得された画面入力情
報を当該復元対象画面上に復元する画面入力情報復元処
理ステップとを有する。
【0014】
【0015】また、本発明の画面情報保存・復元方法
は、保存対象画面を識別するための画面名称,保存対象
画面の大きさ,および入力内容(画面入力情報となる情
報)を含む保存対象画面の画面部品情報からなる保存対
象画面の画面情報を取得する保存対象画面情報取得処理
ステップと、前記保存対象画面情報取得処理ステップに
おいて取得された画面情報から画面入力情報を抽出する
画面入力情報抽出処理ステップと、前記画面入力情報抽
出処理ステップにおいて抽出された画面入力情報を画面
情報に基づく検索用情報に対応させて画面入力情報ファ
イルに保存する画面入力情報保存処理ステップと、復元
対象画面を識別するための画面名称,復元対象画面の大
きさ,および復元対象画面の画面部品情報からなる復元
対象画面の画面情報を取得する復元対象画面情報取得処
理ステップと、前記復元対象画面情報取得処理ステップ
において取得された画面情報に基づいて復元対象画面と
同一性を有する画面に対応する画面入力情報を前記画面
入力情報ファイルから検索して当該画面入力情報を取得
する不完全一致許容画面入力情報検索処理ステップと、
復元対象画面と同一性を有する画面に対応する画面入力
情報が存在したか否かを判定する復元対象画面同一性画
面対応画面入力情報存在判定ステップと、前記復元対象
画面同一性画面対応画面入力情報存在判定ステップで
「復元対象画面と同一性を有する画面に対応する画面入
力情報が存在した」と判定された場合に前記画面入力情
報検索処理ステップにおいて取得された画面入力情報を
復元対象画面上に復元する画面入力情報復元処理ステッ
プとを有する構成にすることも可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0017】(1) 第1の実施の形態 図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画面情報保存
・復元システムの構成を示すブロック図である。
【0018】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態に係る画面情報保存・復元システムは、コンピュー
タシステムにおいて任意の特定のプログラムの特定の画
面40に対してユーザが入力した情報(画面入力情報)
を保存するための画面情報保存部10と、保存/復元対
象の画面入力情報を検索用情報(画面入力情報ファイル
20の検索の際に画面入力情報を特定するために使用さ
れる情報)と対応させて格納する画面入力情報ファイル
20と、画面入力情報ファイル20に保存されている画
面入力情報(保存対象画面に対応する画面入力情報)を
当該保存対象画面と一致する特定の画面40(復元対象
画面)に復元するための画面情報復元部30と、保存対
象画面および復元対象画面になりうる画面40とを含ん
で構成されている。
【0019】画面情報保存部10は、保存対象画面情報
取得手段11と、画面入力情報抽出手段12と、画面入
力情報保存手段13とを含んで構成されている。
【0020】画面情報復元部30は、復元対象画面情報
取得手段31と、画面入力情報検索手段32と、画面入
力情報復元手段33とを含んで構成されている。
【0021】これらの手段のそれぞれは、概略、次のよ
うに動作する。
【0022】保存対象画面情報取得手段11は、保存対
象画面である画面40に関する情報(画面情報)を取得
する。
【0023】画面入力情報抽出手段12は、保存対象画
面情報取得手段11によって取得された画面情報から画
面入力情報(ユーザが画面40に対して入力した情報)
を抽出する。より正確には、ここで抽出される画面入力
情報は、ユーザによって変更が可能な情報、すなわちユ
ーザによる入力の可能性がある情報である。
【0024】画面入力情報保存手段13は、保存対象画
面を特定するための情報(上述の画面情報に基づく検索
用情報)に対応させて、画面入力情報抽出手段12によ
って抽出された画面入力情報を画面入力情報ファイル2
0に保存する。
【0025】復元対象画面情報取得手段31は、復元対
象画面である画面40に関する情報(画面情報)を取得
する。
【0026】画面入力情報検索手段32は、復元対象画
面情報取得手段31によって取得された画面情報に基づ
いて、復元対象画面に対応する画面入力情報を画面入力
情報ファイル20から検索して取得する。
【0027】画面入力情報復元手段33は、画面入力情
報検索手段32によって取得された画面入力情報(画面
入力情報ファイル20に保存されていた画面入力情報)
を復元対象画面に対して書き込む(復元する)。
【0028】図2は、画面情報保存部10の処理を示す
流れ図である。この処理は、保存対象画面情報取得処理
ステップ101と、画面入力情報抽出処理ステップ10
2と、画面入力情報保存処理ステップ103とからな
る。
【0029】図3は、画面情報復元部30の処理を示す
流れ図である。この処理は、復元対象画面情報取得処理
ステップ301と、画面入力情報検索処理ステップ30
2と、復元対象画面対応画面入力情報存在判定ステップ
303と、画面入力情報復元処理ステップ304とから
なる。
【0030】次に、図2および図3の流れ図を参照し
て、図1に示すように構成された本実施の形態に係る画
面情報保存・復元システムの全体の動作について詳細に
説明する。
【0031】第1に、画面情報保存部10の処理につい
て説明する。
【0032】まず、保存対象画面情報取得手段11は、
画面40(保存対象画面)の画面入力情報を保存する際
に、保存対象画面に関する画面情報を取得する(ステッ
プ101)。
【0033】ここで、ステップ101で取得される「画
面情報」としては、保存対象画面を識別するための画面
名称(タイトルやキャプション等),保存対象画面の大
きさ,および保存対象画面上に存在する部品(画面を構
成するラベル,テキストボックス,ラジオボタン,プッ
シュボタン,コンボボックス,リストボックス,メニュ
ー,およびスクロールバー等の構成要素)に関する情報
(画面部品情報)が該当する。さらに、この「画面部品
情報」としては、保存対象画面における部品の数,なら
びに各部品の名称(タイトルやキャプション等),大き
さ,位置(座標),種別,状態(入力可能/入力不可能
状態や表示/非表示状態等),および入力内容(当該部
品に入力された情報の内容)が該当する。
【0034】次に、画面入力情報抽出手段12は、ステ
ップ101で取得された画面情報中の画面部品情報に基
づき、画面40(保存対象画面)における部品のうちの
「部品の状態」が「入力可能」状態であるものについて
のみ、その部品の「入力内容」を画面入力情報として抽
出(取得)する(ステップ102)。
【0035】さらに、画面入力情報保存手段13は、後
述する画面情報復元部30の処理の際における画面入力
情報ファイル20に対する検索が可能となるように、復
元対象となる画面40に入力されていた情報(ステップ
102で抽出された画面入力情報)を、当該画面40の
検索用情報と対応させて画面入力情報ファイル20に保
存する(ステップ103)。
【0036】画面入力情報ファイル20に保存される検
索用情報(画面40を特定するための情報)は、保存対
象画面情報取得処理(ステップ101参照)で取得され
た全ての情報(画面入力情報を除く)または一部の情報
である。ここで、検索用情報としては、最小限、画面4
0の画面名称,画面40を構成する部品の数,および各
部品の種別が必要になる。検索用情報として上記の最小
限の情報にさらにどのような情報を加えるかについて
は、各種の態様が考えられる。例えば、画面40を構成
する各部品の名称を加えることが考えられる。
【0037】また、画面入力情報ファイル20に保存さ
れる画面入力情報は、画面入力情報抽出処理(ステップ
102参照)で取得された画面40に対する全ての画面
入力情報である。
【0038】以上で、画面情報保存部10による処理が
完了する。
【0039】第2に、画面情報復元部30の処理につい
て説明する。
【0040】まず、復元対象画面情報取得手段31は、
特定のプログラムの特定の画面40に以前入力された画
面入力情報を復元する際に、当該画面40(復元対象画
面)の画面情報を取得する(ステップ301)。
【0041】ステップ301で取得される「画面情報」
としては、保存対象画面情報取得処理(図2中のステッ
プ101参照)で取得された画面情報と同様に、復元対
象画面を識別するための画面名称(タイトルやキャプシ
ョン等),復元対象画面の大きさ,および復元対象画面
上に存在する部品に関する情報(画面部品情報)が該当
する。さらに、この「画面部品情報」としては、復元対
象画面における部品の数,ならびに各部品の名称(タイ
トルやキャプション等),大きさ,位置,種別,および
状態が該当する。
【0042】復元対象画面情報取得処理(ステップ30
1参照)で取得される情報と、保存対象画面情報取得処
理(図2中のステップ101参照)で取得される情報と
の違いは、前者では各部品に入力された情報の内容(画
面入力情報)を取得する必要がないことである。
【0043】次に、画面入力情報検索手段32は、復元
対象画面に対応する画面入力情報を、復元対象画面情報
取得処理(ステップ301参照)で取得された画面情報
の中の検索用情報に基づいて画面入力情報ファイル20
から検索し、該当する画面入力情報を取得する(ステッ
プ302)。
【0044】さらに、画面入力情報検索手段32は、ス
テップ302の検索が成功したか否か、すなわち復元対
象画面(画面40)に対応する画面入力情報が存在した
か否かを判定する(ステップ303)。
【0045】ステップ303で「復元対象画面に対応す
る画面入力情報が存在しなかった」と判定された場合に
は、復元対象画面に対応する既存の画面入力情報が画面
入力情報ファイル20に保存されていないために復元処
理を行うことはできないので、今回の画面情報復元部3
0の処理は終了する。
【0046】一方、ステップ303で「復元対象画面に
対応する画面入力情報が存在した」と判定された場合に
は、画面入力情報復元手段33は、復元対象画面上の所
定の部品(ユーザによる入力が可能な部品)にステップ
302で取得された画面入力情報を書き込むことによっ
て、復元対象画面(画面40)に画面入力情報を復元す
る(ステップ304)。
【0047】以上で、画面情報復元部30による処理が
完了する。
【0048】なお、上記のように、画面情報保存部10
と画面情報復元部30とが独立して構成されているた
め、これらの各々を独立したプログラムとして実装する
こともでき、共通のプログラムとして実装することもで
きる。
【0049】次に、具体例を用いて本実施の形態に係る
画面情報保存・復元システムの動作を説明する。
【0050】図1に示す画面情報保存・復元システムが
適用されるコンピュータシステム上で、任意のアプリケ
ーションプログラム(特定の画面40を有するアプリケ
ーションプログラム)が起動された場合を考える。
【0051】そのアプリケーションプログラムの特定の
画面40に対する情報の入力が完了した段階で、画面4
0に対する画面入力情報が画面情報保存部10により画
面入力情報ファイル20に保存される。
【0052】なお、本実施の形態に係る画面情報保存・
復元システムの画面情報保存部10は、当該アプリケー
ションプログラムの画面40への入力が完了した時点で
既に起動状態であってもよいし、この時点で起動される
態様であってもよい。
【0053】画面情報保存部10では、このとき、保存
対象画面情報取得手段11によって画面情報が取得さ
れ、取得された画面情報から画面入力情報抽出手段12
によってユーザが入力した画面入力情報が取り出され、
特定の画面40に対して入力された画面入力情報を後の
時点で検索・取得できるように画面入力情報保存手段1
3によって当該画面入力情報が画面入力情報ファイル2
0に保存される。
【0054】さて、再度、このアプリケーションプログ
ラムの当該特定の画面40が表示された状態で、画面入
力情報の復元が必要となった場合には、画面入力情報フ
ァイル20内に保存されている当該アプリケーションプ
ログラムの当該画面40に対する画面入力情報が画面情
報復元部30によって復元される。
【0055】なお、本実施の形態に係る画面情報保存・
復元システムの画面情報復元部30は、復元対象画面で
ある画面40が表示された時点で既に起動状態であって
もよいし、この時点で起動される態様であってもよい。
【0056】画面情報復元部30では、このとき、復元
対象画面情報取得手段31によって画面情報が取得さ
れ、取得された画面情報に基づき画面入力情報検索手段
32によって画面入力情報ファイル20から復元対象画
面(画面40)に対応する画面入力情報が検索・取得さ
れ、当該画面40に対して画面入力情報復元手段33に
よって当該画面入力情報が書き込まれることにより、当
該画面入力情報の復元が実現される。
【0057】なお、上記の具体例では、「他のプログラ
ム」がアプリケーションプログラムである場合について
述べたが、システムプログラム等であっても画面を持ち
ユーザによる操作が可能であるものであれば「他のプロ
グラム」になりうることはいうまでもない。
【0058】また、画面情報保存部10および画面情報
復元部30の各々は、同一のプログラムとして提供する
ことも可能であり、分離したプログラムとして提供する
ことも可能であることは、先に述べた通りである。
【0059】(2) 第2の実施の形態 図4は、本発明の第2の実施の形態に係る画面情報保存
・復元システムの構成を示すブロック図である。
【0060】図4を参照すると、本発明の第2の実施の
形態に係る画面情報保存・復元システムは、コンピュー
タシステムにおいて任意の特定のプログラムの特定の画
面60に対してユーザが入力した情報(画面入力情報)
を保存するための画面情報保存部10と、保存/復元対
象の画面入力情報を検索用情報(画面入力情報ファイル
20の検索の際に画面入力情報を特定するために使用さ
れる情報)と対応させて格納する画面入力情報ファイル
20と、画面入力情報ファイル20に保存されている画
面入力情報(保存対象画面に対応する画面入力情報)を
当該保存対象画面と同一性を有する特定の画面70(復
元対象画面)に復元するための不完全一致許容画面情報
復元部50と、保存対象画面になりうる画面60と、復
元対象画面になりうる画面70とを含んで構成されてい
る。ここで、2つの画面に関して「両者が同一性を有す
る」ということは、「両者が一致する場合の他に、一致
はしないが両者に本質的な差異がない場合を含む」とい
う意味である。
【0061】画面情報保存部10は、保存対象画面情報
取得手段11と、画面入力情報抽出手段12と、画面入
力情報保存手段13とを含んで構成されている。
【0062】不完全一致許容画面情報復元部50は、復
元対象画面情報取得手段31と、不完全一致許容画面入
力情報検索手段52と、画面入力情報復元手段33とを
含んで構成されている。
【0063】本実施の形態における各手段と第1の実施
の形態における各手段とを比較した場合に、不完全一致
許容画面入力情報検索手段52と画面入力情報検索手段
32との関係以外については、両者において同様の動作
が行われる。ここで、不完全一致許容画面入力情報検索
手段52は、復元対象画面情報取得手段31によって取
得された画面情報に基づいて、復元対象画面と同一性を
有する画面に対応する画面入力情報を画面入力情報ファ
イル20から検索して取得する。
【0064】図5は、不完全一致許容画面情報復元部5
0の処理を示す流れ図である。この処理は、復元対象画
面情報取得処理ステップ501と、不完全一致許容画面
入力情報検索処理ステップ502と、復元対象画面同一
性画面対応画面入力情報存在判定ステップ503と、画
面入力情報復元処理ステップ504とからなる。
【0065】なお、図2は、本実施の形態における画面
情報保存部10の処理を示す流れ図でもある。
【0066】次に、図2および図5の流れ図を参照し
て、図4に示すように構成された本実施の形態に係る画
面情報保存・復元システムの全体の動作について詳細に
説明する。
【0067】第1に、画面情報保存部10の処理につい
て説明する。
【0068】本実施の形態における画面情報保存部10
も、第1の実施の形態における画面情報保存部10と同
様の動作を行う(図2参照)。なお、この場合の保存対
象画面としては、画面60が該当する。
【0069】第2に、不完全一致許容画面情報復元部5
0の処理について説明する。
【0070】画面情報保存部10によって画面入力情報
ファイル20に保存されている画面入力情報が画面70
(復元対象画面)に復元される際に、復元対象画面と保
存対象画面とが実質的には同一であるが完全には一致し
ない場合(例えば、画面60および画面70に現在の日
付や時刻が入るような場合に両者の日付や時刻が異なる
とき)には、第1の実施の形態に係る画面情報保存・復
元システムでは画面70への画面入力情報の復元が行わ
れないことがある。
【0071】このような場合にも画面入力情報の復元を
確実に可能とするために、不完全一致許容画面情報復元
部50は、第1の実施の形態における画面情報復元部3
0と比べて以下に示すような特有の処理を行う。
【0072】まず、復元対象画面情報取得手段31は、
特定のプログラムの特定の画面70に画面入力情報を復
元する際に、当該画面70(復元対象画面)の画面情報
を取得する(ステップ501)。なお、この処理は、第
1の実施の形態における復元対象画面情報取得手段31
の処理と同様の処理である。
【0073】次に、不完全一致許容画面入力情報検索手
段52は、復元対象画面と同一性を有する画面に対応す
る画面入力情報を、復元対象画面情報取得処理(ステッ
プ501参照)で取得された画面情報の中の検索用情報
に基づいて画面入力情報ファイル20から検索し、該当
する画面入力情報を取得する(ステップ502)。
【0074】ステップ502における検索処理では、復
元対象画面そのものに対応する画面入力情報が検索され
るのではなく、「復元対象画面と同一性を有する画面」
に対応する画面入力情報が検索される。ここで、「復元
対象画面と同一性を有する画面」とは、復元対象画面と
完全に一致はしていなくても本質的な差異のない画面を
いい、具体例としては以下の1)〜3)に示すような画面が
考えられる。
【0075】1) 復元対象画面におけるユーザが入力不
可能な文字列情報に関して、当該文字列が一致していな
い画面
【0076】2) 復元対象画面の各部品の座標および大
きさに関して、必ずしも一致していない画面
【0077】3) リストボックスやコンボボックス等の
ように動作状態によって表示される項目の数が変わる可
能性がある復元対象画面上の部品に関して、当該項目の
数(選択肢となる項目の情報)が異なる画面
【0078】なお、上記の1)に示す画面に基づく照合
(当該画面に対応する画面入力情報の検索)は、本実施
の形態において最も一般的に採用すべき照合の態様であ
る。また、2)に示す画面に基づく照合は、1)と異なり、
行う場合と行わない場合とが考えられる(どちらの態様
もありうる)。さらに、3)に示す画面に基づく照合は、
個々の動作環境や登録情報の違いによって選択肢の内容
が変化する可能性があることに基づいて採用される照合
の態様である。
【0079】このような照合方法が採用される理由は、
上記の1)に関しては、画面60(保存対象画面)と画面
70(復元対象画面)との同一性を考える場合に、一致
しなくても同一とみなせる部分は、大部分が入力不可能
な文字列情報であることに基づいている。また、上記の
1)〜3)の全てに関していえることであるが、それらで言
及した一定の差異を認めても、それ以外の部分が一致し
ていれば、同じ画面であると判断できることが一般的で
あるからである。
【0080】さて、さらに、不完全一致許容画面入力情
報検索手段52は、ステップ502の検索が成功したか
否か、すなわち復元対象画面(画面70)と同一性を有
する画面に対応する画面入力情報が存在したか否かを判
定する(ステップ503)。
【0081】ステップ503で「復元対象画面と同一性
を有する画面に対応する画面入力情報が存在しなかっ
た」と判定された場合には、復元対象画面に関連する既
存の画面入力情報が画面入力情報ファイル20に保存さ
れていないために復元処理を行うことができないので、
今回の画面情報復元部50の処理は終了する。
【0082】一方、ステップ503で「復元対象画面と
同一性を有する画面に対応する画面入力情報が存在し
た」と判定された場合には、画面入力情報復元手段33
は、復元対象画面上の所定の部品(ユーザによる入力が
可能な部品)にステップ502で取得された画面入力情
報を書き込むことによって、復元対象画面(画面70)
に対して画面入力情報を復元する(ステップ504)。
なお、この処理は、第1の実施の形態における画面入力
情報復元手段33の処理と同様の処理である。
【0083】以上のようにして、復元対象画面に対応す
る画面情報に基づく検索用情報と画面入力情報ファイル
20に保存されている画面入力情報に対応する検索用情
報とが完全に一致していない場合でも、所定の画面入力
情報を復元対象画面に復元することが可能になる。
【0084】なお、本実施の形態では、保存対象画面情
報取得処理(ステップ101参照),画面入力情報保存
処理(ステップ103参照),および復元対象画面情報
取得処理(ステップ501参照)において、上記の1)に
おける「ユーザの入力不可能な文字列情報」等に関して
は、取得や保存等の処理を省略することが可能となる
(上記の2)における「画面60や画面70の各部品の座
標や大きさ」に関しては、それらの不一致を同一性の範
囲内と考えるか否かに基づき、上述の取得や保存等の処
理を省略する場合と省略しない場合との両方が考えられ
る)。
【0085】(3) 第3の実施の形態 本発明の第3の実施の形態に係る画面情報保存・復元方
法は、図2および図3の流れ図に示す各ステップによっ
て構成される。すなわち、本実施の形態に係る画面情報
保存・復元方法は、保存対象画面情報取得処理ステップ
101と、画面入力情報抽出処理ステップ102と、画
面入力情報保存処理ステップ103と、復元対象画面情
報取得処理ステップ301と、画面入力情報検索処理ス
テップ302と、復元対象画面対応画面入力情報存在判
定ステップ303と、画面入力情報復元処理ステップ3
04とからなる。
【0086】なお、各ステップの処理/判定内容は、第
1の実施の形態に係る画面情報保存・復元システムにお
ける同名の各ステップの処理/判定内容と全く同様にな
るので、その詳しい説明を割愛する。
【0087】(4) 第4の実施の形態 本発明の第4の実施の形態に係る画面情報保存・復元方
法は、図2および図5の流れ図に示す各ステップによっ
て構成される。すなわち、本実施の形態に係る画面情報
保存・復元方法は、保存対象画面情報取得処理ステップ
101と、画面入力情報抽出処理ステップ102と、画
面入力情報保存処理ステップ103と、復元対象画面情
報取得処理ステップ501と、不完全一致許容画面入力
情報検索処理ステップ502と、復元対象画面同一性画
面対応画面入力情報存在判定ステップ503と、画面入
力情報復元処理ステップ504とからなる。
【0088】なお、各ステップの処理/判定内容は、第
2の実施の形態に係る画面情報保存・復元システムにお
ける同名の各ステップの処理/判定内容と全く同様にな
るので、その詳しい説明を割愛する。
【0089】(5) 第5の実施の形態 図6は、本発明の第5の実施の形態に係る画面情報保存
・復元システムの構成を示すブロック図である。
【0090】図6を参照すると、本実施の形態に係る画
面情報保存・復元システムは、図1に示した第1の実施
の形態に係る画面情報保存・復元システムに対して、画
面情報保存・復元プログラムを記録した記録媒体100
を備える点が異なっている。この記録媒体100は、磁
気ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体であって
よい。
【0091】画面情報保存・復元プログラムは、記録媒
体100からコンピュータ110でなる画面情報保存部
10および画面情報復元部30に読み込まれ、コンピュ
ータ110の動作を保存対象画面情報取得手段11,画
面入力情報抽出手段12,画面入力情報保存手段13,
復元対象画面情報取得手段31,画面入力情報検索手段
32,および画面入力情報復元手段33として制御す
る。画面情報保存・復元プログラムの制御によるコンピ
ュータ110(画面情報保存部10および画面情報復元
部30)の動作は、第1の実施の形態における画面情報
保存部10および画面情報復元部30の動作と全く同様
になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0092】ここで、画面情報保存部10の機能を実現
するプログラムと画面情報復元部30の機能を実現する
プログラムとは、図6に示すように同一の媒体100に
よって提供することが可能である他に、それぞれ別の媒
体によって提供することも可能である。なお、画面情報
保存部10の機能を実現するプログラムと画面情報復元
部30の機能を実現するプログラムとを同一のプログラ
ムとしても異なるプログラムとしても提供可能であるこ
とは、第1の実施の形態の説明で述べた通りである。
【0093】(6) 第6の実施の形態 図7は、本発明の第6の実施の形態に係る画面情報保存
・復元システムの構成を示すブロック図である。
【0094】図7を参照すると、本実施の形態に係る画
面情報保存・復元システムは、図4に示した第2の実施
の形態に係る画面情報保存・復元システムに対して、画
面情報保存・復元プログラムを記録した記録媒体200
を備える点が異なっている。この記録媒体200は、磁
気ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体であって
よい。
【0095】画面情報保存・復元プログラムは、記録媒
体200からコンピュータ210でなる画面情報保存部
10および不完全一致許容画面情報復元部50に読み込
まれ、コンピュータ210の動作を保存対象画面情報取
得手段11,画面入力情報抽出手段12,画面入力情報
保存手段13,復元対象画面情報取得手段31,不完全
一致許容画面入力情報検索手段52,および画面入力情
報復元手段33として制御する。画面情報保存・復元プ
ログラムの制御によるコンピュータ210(画面情報保
存部10および不完全一致許容画面情報復元部50)の
動作は、第2の実施の形態における画面情報保存部10
および不完全一致許容画面情報復元部50の動作と全く
同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0096】ここで、画面情報保存部10の機能を実現
するプログラムと不完全一致許容画面情報復元部50の
機能を実現するプログラムとは、図7に示すように同一
の媒体200によって提供することが可能である他に、
それぞれ別の媒体によって提供することも可能である。
なお、画面情報保存部10の機能を実現するプログラム
と不完全一致許容画面情報復元部50の機能を実現する
プログラムとは、同一のプログラムとしても異なるプロ
グラムとしても提供可能である。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
従来技術であれば特定のプログラムの特定の画面に対し
て特定の情報の入力が毎回必要となるような場面におい
て、毎回同じ内容の情報の入力が必要になっていたもの
が、特定の画面に入力した情報を保存しておき、再度同
じ当該特定の画面で同じ内容の情報の入力が必要となっ
た場合に、以前入力された情報を復元することを可能な
らしめ、再度同じ内容を入力する手間を不要にすること
ができるという効果が生じる。
【0098】このような効果が生じる理由は、画面情報
保存部によって保存対象の画面入力情報を保存し、その
ようにして保存された画面入力情報を画面情報復元部に
よって復元対象画面に復元するようにしたからである。
【0099】なお、画面情報復元処理に代えて不完全一
致許容画面情報復元処理を採用した発明では、復元処理
の際における保存対象画面と復元対象画面との同一性の
判定において「不完全一致」の場合を許容することによ
り、柔軟かつ広範な画面入力情報の復元を可能ならしめ
るという特有の効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画面情報保存
・復元システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1および図4中の画面情報保存部の処理を示
す流れ図である。
【図3】図1中の画面情報復元部の処理を示す流れ図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る画面情報保存
・復元システムの構成を示すブロック図である。
【図5】図4中の不完全一致許容画面情報復元部の処理
を示す流れ図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態に係る画面情報保存
・復元システムの構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第6の実施の形態に係る画面情報保存
・復元システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 画面情報保存部 11 保存対象画面情報取得手段 12 画面入力情報抽出手段 13 画面入力情報保存手段 20 画面入力情報ファイル 30 画面情報復元部 31 復元対象画面情報取得手段 32 画面入力情報検索手段 33 画面入力情報復元手段 40,60,70 画面 50 不完全一致許容画面情報復元部 52 不完全一致許容画面入力情報検索手段 100,200 記録媒体 101 保存対象画面情報取得処理ステップ 102 画面入力情報抽出処理ステップ 103 画面入力情報保存処理ステップ 110,210 コンピュータ 301,501 復元対象画面情報取得処理ステップ 302 画面入力情報検索処理ステップ 303 復元対象画面対応画面入力情報存在判定ステッ
プ 304,504 画面入力情報復元処理ステップ 502 不完全一致許容画面入力情報検索処理ステップ 503 復元対象画面同一性画面対応画面入力情報存在
判定ステップ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索用情報と画面入力情報との対応情報
    を格納する画面入力情報ファイルと、保存対象画面を識別するための画面名称,保存対象画面
    の大きさ,および入力内容を含む保存対象画面の画面部
    品情報からなる 保存対象画面の画面情報を取得する画面
    情報保存部内の保存対象画面情報取得手段と、 前記保存対象画面情報取得手段によって取得された画面
    情報から画面入力情報を抽出する画面情報保存部内の画
    面入力情報抽出手段と、 前記画面入力情報抽出手段によって抽出された画面入力
    情報を画面情報に基づく検索用情報に対応させて前記画
    面入力情報ファイルに保存する画面情報保存部内の画面
    入力情報保存手段と、復元対象画面を識別するための画面名称,復元対象画面
    の大きさ,および復元対象画面の画面部品情報からなる
    復元対象画面の画面情報を取得する画面情報復元部内の
    復元対象画面情報取得手段と、前記復元対象画面情報取
    得手段によって取得された画面情報に基づいて復元対象
    画面に対応する画面入力情報を前記画面入力情報ファイ
    ルから検索して当該画面入力情報を取得する画面情報復
    元部内の画面入力情報検索手段と、 前記画面入力情報検索手段によって取得された画面入力
    情報を復元対象画面上に復元する画面情報復元部内の画
    面入力情報復元手段とを有することを特徴とする画面情
    報保存・復元システム。
  2. 【請求項2】 検索用情報と画面入力情報との対応情報
    を格納する画面入力情報ファイルと、保存対象画面を識別するための画面名称,保存対象画面
    の大きさ,および入力内容を含む保存対象画面の画面部
    品情報からなる 保存対象画面の画面情報を取得する画面
    情報保存部内の保存対象画面情報取得手段と、 前記保存対象画面情報取得手段によって取得された画面
    情報から画面入力情報を抽出する画面情報保存部内の画
    面入力情報抽出手段と、 前記画面入力情報抽出手段によって抽出された画面入力
    情報を画面情報に基づく検索用情報に対応させて前記画
    面入力情報ファイルに保存する画面情報保存部内の画面
    入力情報保存手段と、復元対象画面を識別するための画面名称,復元対象画面
    の大きさ,および復元対象画面の画面部品情報からなる
    復元対象画面の画面情報を取得する不完全一致許容画面
    情報復元部内の復元対象画面情報取得手段と、 前記復元対象画面情報取得手段によって取得された画面
    情報に基づいて復元対象画面と同一性を有する画面に対
    応する画面入力情報を前記画面入力情報ファイルから検
    索して当該画面入力情報を取得する不完全一致許容画面
    情報復元部内の不完全一致許容画面入力情報検索手段
    と、 前記不完全一致許容画面入力情報検索手段によって取得
    された画面入力情報を復元対象画面上に復元する不完全
    一致許容画面情報復元部内の画面入力情報復元手段とを
    有することを特徴とする画面情報保存・復元システム。
  3. 【請求項3】 保存対象画面を識別するための画面名
    称,保存対象画面の大きさ,および入力内容を含む保存
    対象画面の画面部品情報からなる保存対象画面の画面情
    報を取得する保存対象画面情報取得処理ステップと、 前記保存対象画面情報取得処理ステップにおいて取得さ
    れた画面情報から画面入力情報を抽出する画面入力情報
    抽出処理ステップと、 前記画面入力情報抽出処理ステップにおいて抽出された
    画面入力情報を画面情報に基づく検索用情報に対応させ
    て画面入力情報ファイルに保存する画面入力情報保存処
    理ステップと、復元対象画面を識別するための画面名称,復元対象画面
    の大きさ,および復元対象画面の画面部品情報からなる
    復元対象画面の画面情報を取得する復元対象画面情報取
    得処理ステップと、 前記復元対象画面情報取得処理ステップにおいて取得さ
    れた画面情報に基づいて復元対象画面に対応する画面入
    力情報を前記画面入力情報ファイルから検索して当該画
    面入力情報を取得する画面入力情報検索処理ステップ
    と、 復元対象画面に対応する画面入力情報が存在したか否か
    を判定する復元対象画面対応画面入力情報存在判定ステ
    ップと、 前記復元対象画面対応画面入力情報存在判定ステップで
    「復元対象画面に対応する画面入力情報が存在した」と
    判定された場合に前記画面入力情報検索処理ステップに
    おいて取得された画面入力情報を当該復元対象画面上に
    復元する画面入力情報復元処理ステップとを有すること
    を特徴とする画面情報保存・復元方法。
  4. 【請求項4】 保存対象画面を識別するための画面名
    称,保存対象画面の大きさ,および入力内容を含む保存
    対象画面の画面部品情報からなる保存対象画面の画面情
    報を取得する保存対象画面情報取得処理ステップと、 前記保存対象画面情報取得処理ステップにおいて取得さ
    れた画面情報から画面入力情報を抽出する画面入力情報
    抽出処理ステップと、 前記画面入力情報抽出処理ステップにおいて抽出された
    画面入力情報を画面情報に基づく検索用情報に対応させ
    て画面入力情報ファイルに保存する画面入力情報保存処
    理ステップと、復元対象画面を識別するための画面名称,復元対象画面
    の大きさ,および復元対象画面の画面部品情報からなる
    復元対象画面の画面情報を取得する復元対象画面情報取
    得処理ステップと、 前記復元対象画面情報取得処理ステップにおいて取得さ
    れた画面情報に基づいて復元対象画面と同一性を有する
    画面に対応する画面入力情報を前記画面入力情報ファイ
    ルから検索して当該画面入力情報を取得する不完全一致
    許容画面入力情報検索処理ステップと、 復元対象画面と同一性を有する画面に対応する画面入力
    情報が存在したか否かを判定する復元対象画面同一性画
    面対応画面入力情報存在判定ステップと、 前記復元対象画面同一性画面対応画面入力情報存在判定
    ステップで「復元対象画面と同一性を有する画面に対応
    する画面入力情報が存在した」と判定された場合に前記
    画面入力情報検索処理ステップにおいて取得された画面
    入力情報を復元対象画面上に復元する画面入力情報復元
    処理ステップとを有することを特徴とする画面情報保存
    ・復元方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータを、保存対象画面を識別す
    るための画面名称,保存対象画面の大きさ,および入力
    内容を含む保存対象画面の画面部品情報からなる保存対
    象画面の画面情報を取得する画面情報保存部内の保存対
    象画面情報取得手段,前記保存対象画面情報取得手段に
    よって取得された画面情報から画面入力情報を抽出する
    画面情報保存部内の画面入力情報抽出手段,前記画面入
    力情報抽出手段によって抽出された画面入力情報を画面
    情報に基づく検索用情報に対応させて画面入力情報ファ
    イルに保存する画面情報保存部内の画面入力情報保存手
    段,復元対象画面を識別するための画面名称,復元対象
    画面の大きさ,および復元対象画面の画面部品情報から
    なる復元対象画面の画面情報を取得する画面情報復元部
    内の復元対象画面情報取得手段,前記復元対象画面情報
    取得手段によって取得された画面情報に基づいて復元対
    象画面に対応する画面入力情報を前記画面入力情報ファ
    イルから検索して当該画面入力情報を取得する画面情報
    復元部内の画面入力情報検索手段,ならびに前記画面入
    力情報検索手段によって取得された画面入力情報を復元
    対象画面上に復元する画面情報復元部内の画面入力情報
    復元手段として機能させるためのプログラムを記録した
    記録媒体。
  6. 【請求項6】 コンピュータを、保存対象画面を識別す
    るための画面名称,保存対象画面の大きさ,および入力
    内容を含む保存対象画面の画面部品情報からなる保存対
    象画面の画面情報を取得する画面情報保存部内の保存対
    象画面情報取得手段,前記保存対象画面情報取得手段に
    よって取得された画面情報から画面入力情報を抽出する
    画面情報保存部内の画面入力情報抽出手段,前記画面入
    力情報抽出手段によって抽出された画面入力情報を画面
    情報に基づく検索用情報に対応させて前記画面入力情報
    ファイルに保存する画面情報保存部内の画面入力情報保
    存手段,復元対象画面を識別するための画面名称,復元
    対象画面の大きさ,および復元対象画面の画面部品情報
    からなる復元対象画面の画面情報を取得する不完全一致
    許容画面情報復元部内の復元対象画面情報取得手段,前
    記復元対象画面情報取得手段によって取得された画面情
    報に基づいて復元対象画面と同一性を有する画面に対応
    する画面入力情報を前記画面入力情報ファイルから検索
    して当該画面入力情報を取得する不完全一致許容画面情
    報復元部内の不完全一致許容画面入力情報検索手段,
    らびに前記不完全一致許容画面入力情報検索手段によっ
    て取得された画面入力情報を復元対象画面上に復元する
    不完全一致許容画面情報復元部内の画面入力情報復元手
    段として機能させるためのプログラムを記録した記録媒
    体。
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