JPH11104373A - 刺繍縫いミシン - Google Patents
刺繍縫いミシンInfo
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- JPH11104373A JPH11104373A JP9271570A JP27157097A JPH11104373A JP H11104373 A JPH11104373 A JP H11104373A JP 9271570 A JP9271570 A JP 9271570A JP 27157097 A JP27157097 A JP 27157097A JP H11104373 A JPH11104373 A JP H11104373A
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- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B19/00—Programme-controlled sewing machines
- D05B19/02—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
- D05B19/04—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
- D05B19/10—Arrangements for selecting combinations of stitch or pattern data from memory ; Handling data in order to control stitch format, e.g. size, direction, mirror image
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- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
スのつなぎ刺繍の縫製を可能とする。 【解決手段】 布地を保持する刺繍枠より大きい範囲で
刺繍する模様を表示可能な表示部に表示された複数の模
様を組み合わせてつなぎ刺繍を編集する編集手段と、こ
の編集手段により編集された組み合わせ模様によるつな
ぎ刺繍を刺繍枠により保持された布地に縫製する縫製手
段と、を備える刺繍縫いミシンであって、編集手段は、
表示部の表示範囲での所定の点を基準点として、この基
準点を縦横方向に移動させることにより表示部より大き
い範囲でつなぎ刺繍の編集とその部分的表示を可能とす
る拡張機能を具備している。そして、縫製手段は、編集
手段により編集された拡張機能による表示部より大きい
範囲で編集されたつなぎ刺繍の縫製を継続する継続機能
を具備している。
Description
ぎ刺繍の縫製が可能な家庭用の刺繍縫いミシンに関する
ものである。
を保持する刺繍枠の大きさよりも大きな模様を数回に分
けて縫製する、いわゆる「つなぎ刺繍」が行われてい
る。このつなぎ刺繍の縫製に先立っては、刺繍枠の4倍
(縦横ともに2倍)の大きさの編集エリアを設定し、こ
の編集エリア内に他のメモリ(内蔵メモリあるいは外部
メモリ)から読み出した模様を任意の位置にレイアウト
する作業を繰り返し、複数の模様を組み合わせて大きな
模様を構成して編集する。このような編集を終えて実際
に刺繍をする場合には、刺繍枠にセットされた布の基準
位置をCPUに予め記憶させておくことにより、刺繍枠
内に含まれる縫製可能な模様を刺繍している。次に、刺
繍枠から布を外し、位置を変えて布を刺繍枠に再びセッ
トすることを複数回順次繰り返していくことにより、組
み合わせた全ての模様を刺繍することができ、その結果
として大きな模様によるつなぎ刺繍を縫製できる。
2倍)の大きさの編集エリア内に複数の模様をレイアウ
トした大きな模様によるつなぎ刺繍を、ミシン内部に設
けられた保存機能を利用して内部に保存し、その保存デ
ータを読み出してつなぎ刺繍を縫製することもできる。
そして、従来は、刺繍枠の4倍(縦横ともに2倍)の大
きさの編集エリア内の大きさのつなぎ刺繍であれば縫製
可能であるが、その編集エリアに隣接する編集エリアと
の模様を繋げる場合には、目測に頼って行っていた。
つなぎ刺繍の縫製において、編集エリアに隣接する編集
エリアとの模様を繋げる場合には、目測に頼るしかない
ものとなっていた。
て大きな模様を作ったつなぎ刺繍の編集例を示したもの
で、1つの格子が刺繍枠の大きさに対応しており、その
格子の4倍(縦横ともに2倍)の大きさが編集エリアと
なる。この図1の編集例において、例えば、原点
(X0,Y0)から座標(X2,Y2)までの1つの編集エ
リアについてみると、従来のつなぎ刺繍では、模様
「A」,「D」については、一部がはみ出して編集エリ
ア外となって、表示できなくなり、従って、縫製できな
いものとなっていた。
エリアの「つなぎ刺繍」を1つの「つなぎ模様」と考え
ると、従来は、そのような刺繍枠の4倍の大きさの「つ
なぎ模様」と「つなぎ模様」を綺麗に繋ぐことができな
いものとなっていた。つまり、具体的な例として従来
は、エンドレスの連続模様を綺麗に正しく繋ぐことがで
きなかった。
なぎ刺繍の縫製を可能とした家庭用の刺繍縫いミシンを
提供することにある。
請求項1記載の発明は、布地を保持する刺繍枠と、この
刺繍枠より大きい範囲で刺繍する模様を表示可能な表示
部と、この表示部に表示された複数の模様を組み合わせ
てつなぎ刺繍を編集する編集手段と、この編集手段によ
り編集された組み合わせ模様によるつなぎ刺繍を前記刺
繍枠により保持された布地に縫製する縫製手段と、を備
える刺繍縫いミシンであって、前記編集手段は、前記表
示部に表示される範囲での所定の点を基準点として、こ
の基準点を縦横方向に移動させることにより前記表示部
より大きい範囲で前記つなぎ刺繍の編集とその部分的表
示を可能とする拡張機能を具備し、前記縫製手段は、前
記編集手段により編集された前記拡張機能による前記表
示部より大きい範囲で編集されたつなぎ刺繍の縫製を継
続する継続機能を具備している構成、を特徴としてい
る。
×13cmの大きさのものである。表示部には、刺繍枠
の縦横2倍で計4倍、例えば、縦横48cm×26cm
の大きさの編集エリアが表示される。編集手段は、模様
の選択が可能で、さらに、その選択した模様の位置や回
転角度が設定可能である。その編集されたつなぎ模様
は、内部メモリや外部メモリ等の記憶手段に格納可能で
ある。縫製手段は、上糸を通す縫い針の針駆動機構と、
下糸を巻いたボビンケースを収納する釜駆動機構と、刺
繍枠のXーY駆動機構から構成され、制御手段により制
御される。
ば、つなぎ刺繍の編集手段が、刺繍枠より大きい範囲で
刺繍模様を表示する表示部の表示範囲での基準点を縦横
方向に移動させることにより、表示部より大きい範囲で
つなぎ刺繍の編集とその部分的表示を可能とする拡張機
能を具備した刺繍縫いミシンなので、表示部より大きい
範囲での拡張されたつなぎ刺繍をその部分的表示を行い
ながら編集できる。さらに、つなぎ刺繍の縫製手段が、
編集手段により編集された拡張機能による表示部より大
きい範囲で編集されたつなぎ刺繍の縫製を継続する継続
機能を具備した刺繍縫いミシンなので、表示部より大き
い範囲で拡張して編集されたつなぎ刺繍を継続して縫製
できる。
記載の刺繍縫いミシンであって、前記表示部には、前記
刺繍枠に対応する縫製可能範囲枠が表示されており、こ
の縫製可能範囲枠の前記基準点の移動に基づく移動位置
を記憶する縫製可能範囲枠位置記憶手段を備える構成、
を特徴としている。例えば、縫製可能範囲枠位置記憶手
段は、内部メモリの一部である。
ば、刺繍枠に対応して表示部に表示された縫製可能範囲
枠の請求項1記載の基準点の移動に基づく移動位置を記
憶する縫製可能範囲枠位置記憶手段を備える刺繍縫いミ
シンなので、編集並びに縫製の際において、縫製可能範
囲枠位置記憶手段に記憶した移動位置を読み出してその
縫製可能範囲枠を表示部に表示できる。
シンの実施の形態例を図1から図37に基づいて説明す
る。先ず、図1は本発明を適用した一例としての複数の
模様を組み合わせて大きな模様を作ったつなぎ刺繍の編
集例を格子状に表した座標系とともに示す平面図で、図
2から図19には作業に応じた各表示例を示している。
また、図20及び図21は「つなぎ刺繍の編集から縫
製」までの処理を示したゼネラルフローチャートで、図
22は図20のゼネラルフローにおけるの処理を示し
たフローチャートである。
における「つなぎ刺繍範囲設定(編集)」(ステップS
6)のサブルーチン処理を示したフローチャートで、図
24から図29は図23のフローの,,,,
,の各処理を示したフローチャートである。さら
に、図30及び図31は図21のゼネラルフローにおけ
る「つなぎ刺繍範囲設定(縫製)」(ステップS11)
のサブルーチン処理を示したフローチャートで、図32
から図36は図30のフローの,,,,の各
処理を示したフローチャートである。なお、図37は本
発明が適用される刺繍縫いミシンの一例を示した概略斜
視図で、図中、100は刺繍縫いミシン、101はミシ
ンベッド、102はミシン胴部、103はミシンアー
ム、104は起動スイッチ、105はディスプレイ、1
06は補助ベッド、107はキャリッジ、108は刺繍
枠である。この刺繍縫いミシン100は、図示のよう
に、ミシンアーム103に起動スイッチ104が設けら
れて、ミシン胴部102にディスプレイ105が設けら
れており、このディスプレイ105には、後述する表示
画面及び各キーが表示される。また、ミシンベッド10
1に補助ベッド106が着脱可能に備えられており、こ
の補助ベッド106上には、図示左右方向(矢印X方
向)及び図示前後方向(矢印Y方向)に移動可能なキャ
リッジ107が備えられている。このキャリッジ107
には、布を保持する刺繍枠108が着脱可能に備えられ
ている。
繍編集例を示したもので、格子状に表した座標系につい
て、縦横24cm×13cmの大型の刺繍枠に対応し
て、縦方向のX軸の升目が24cmで、横方向のY軸の
升目が13cmとなっていて、この縦横24cm×13
cmの格子が刺繍枠の大きさに対応している。そして、
このような刺繍枠の大きさに対応した格子の縦横2倍で
計4倍、即ち、縦横48cm×26cmの大きさが、図
2から図19に示した表示部の編集エリアに対応してい
る。ところで、図1の編集例においては、縦方向のX軸
の右側に沿って多数の模様が断続的に形成されるととも
に、横方向のY軸の上側に沿って多数の模様が断続的に
形成されており、さらに、Y4の右側に沿って多数の模
様が断続的に形成されている。ここで、X2を越えた部
分からX1の上方までの模様を「A」、この模様「A」
と若干離れてX1を越えた部分からX0の上方までの模様
を「B」、この模様「B」と若干離れてからY1を越え
た部分までの模様を「C」、この模様「C」と若干離れ
てからY2を越えた部分までの模様を「D」、この模様
「D」と若干離れてからY3を越えた部分までの模様を
「E」、この模様「E」と若干離れてからY4を越えた
部分までの模様を「F」、この模様「F」と若干離れて
からX1を越えた部分までの模様を「G」、この模様
「G」と若干離れてX2,を越えた部分までの模様を
「H」と呼ぶ。なお、図示のように、模様「A」の上方
に、複数の模様が断続的に形成されていて、模様「H」
の上方にも、複数の模様が断続的に形成されている。
体上に備えられる表示部の「つなぎ刺繍範囲設定(編
集)」前における窓位置(X1,Y1)に基づく表示例を
示したもので、この表示画面1は図示しない大型の刺繍
枠(「刺繍枠」表示11参照)の大きさの縦横4倍の大
きさである。以下では、この表示部の表示画面1の大き
さ、即ち、刺繍枠の縦横4倍の大きさを「つなぎ刺繍」
の大きさと呼び、この大きさと同じサイズを「窓(ウイ
ンド)」と呼ぶ。また、1回のつなぎ刺繍の単位は、刺
繍枠の4倍の大きさ単位とする。つまり、「つなぎ刺繍
の大きさ」単位とする。このようなつなぎ模様の大きさ
で編集と縫製を繰り返すことにより、図1に示したよう
な大きな模様を刺繍することができるようになる。
の範囲に限られていたので、模様の位置の設定は、図2
の表示画面1において、直ぐにタッチキー(以下、同
じ)による「編集」キー2を選んで設定していた。しか
し、本発明では、編集範囲を限定しないので、選択した
模様をどの位置に配置するか、大まかな位置を決めなけ
ればならないため、図2に示したように、「確認」キー
3、「つなぎ組み合せ」キー4、「戻る」キー5、「つ
なぎおわり」キー6、「オールクリア」キー7の他に、
「窓(ウインド)移動」キー8と「窓位置」表示9を新
たに設けている。なお、表示画面1での「刺繍枠」表示
11が縦横24cm×13cmの大型枠であることを表
す「大型枠サイズです。」表示12と「オフセット」キ
ー13も新たに設けている。ここで、「窓(ウインド)
移動」キー8を構成する上下左右4個の各アローキー8
u,8d,8l,8rの機能は、広大な編集範囲を「ウ
インド」単位で処理するためのもので、「ウインド」の
位置を変更する。これら各アローキー8u,8d,8
l,8rで囲まれた中心のキー8cを押すと、「ウイン
ド」が中心に戻る。また、「窓位置」表示9は、「ウイ
ンド」の中央になる基準線の交点(基準点)の位置を表
示するもので、その交点を作る線の名前も併せて表示す
る。即ち、図1に示したように、縦軸には、X0からX4
までの名前が付けられ、また、横軸には、Y0からY4ま
での名前が付けられており、このような縦横の名前がそ
の交点である座標とともに「窓位置」に表示される。
例を示しており、即ち、表示画面1には、模様「A」,
「B」,「C」,「D」が表示されている。図4は窓位
置(X2,Y1)での模様の表示例を示しており、即ち、
表示画面1には、模様「A」とその上方の模様が表示さ
れている。図5は窓位置(X1,Y2)での模様の表示例
を示しており、即ち、表示画面1には、模様「D」,
「E」が表示されている。図6は窓位置(X1,Y3)で
の模様の表示例を示しており、即ち、表示画面1には、
模様「E」,「F」が表示されている。図7は窓位置
(X1,Y4)での模様の表示例を示しており、即ち、表
示画面1には、模様「F」,「G」,「H」が表示され
ている。このように、図3から図7は、図1のエンドレ
ス模様をレイアウトした後の各部を示している。
すように、内部メモリや外部メモリ(メモリカード)か
ら読み出した多数の「模様」キー21,22,23,2
4,25,26,27,28,29から選択して、「色
確認」キー31、「色がえ」キー32を必要に応じ選択
した後、「選択おわり」キー33を押して選択を終了す
る。この「選択おわり」キー33を押すと、図2の表示
に切り替わる。そして、選択した模様を編集する場合
は、図2の表示状態で「編集」キー2を押して図16の
表示に切り替える。即ち、選択した模様の編集は、図1
6に示すように、「位置/回転」キー41、「サイズ/
文字間」キー42、「ズーム」キー43、「もよう指
定」キー44、「消去」キー45、「ぬいはんい」キー
46を必要に応じ押して、所望する編集を完了すると、
「編集おわり」キー47を押す。この「編集おわり」キ
ー47を押すと、図2の表示に切り替わる。ここで、
「ぬいはんい」キー46を押すと、刺繍枠が移動して縫
う位置を確認できる。
キー41を選択すると、図17の表示に切り替わる。即
ち、位置と回転の編集は、図17に示すように、「位
置」キー51、「回転方向」キー52、「回転角度」キ
ー53を必要に応じ操作する。なお、「回転角度」キー
53の隣には「回転角度」表示54が設けられ、その下
方には「変更おわり」キー55が設けられている。ここ
で、「位置」キー51は、上下左右8個の各アローキー
51u,51d,51l,51r,51ul,51u
r,51dl,51drで構成されており、これら各ア
ローキー51u,51d,51l,51r,51ul,
51ur,51dl,51drで囲まれた中心のキー5
1cを押すと、縫う位置が刺繍の縫う範囲の中心に戻
る。また、「回転方向」キー52は、左回転キー52l
と右回転キー52rとから構成されている。さらに、
「回転角度」キー53は、5度ずつ回転キー53aと9
0度ずつ回転キー53bとから構成されており、その回
転させた合計の回転角度が「回転角度」表示54に表示
される。そして、位置や回転角度が確定したら、「変更
おわり」キー55を押す。この「変更おわり」キー55
を押すと、元の画面(図16参照)に戻る。
ミシン本体に内蔵されたCPUの一部による編集手段に
よって行われ、即ち、この編集手段は、従来に比べて拡
大したつなぎ模様の編集が行える拡張機能を具備してい
る。
無制限である。それは、模様の位置情報を絶対位置で記
憶することにより、模様の相対位置が確保できるからで
ある。現実には、位置の分解能(0.1mm)と絶対位
置を記憶するメモリを何バイトにするかにより制限が出
る。例えば、位置情報を0.1mm単位で表現して、2
バイトで位置情報を表現する場合には、約6.5m四方
の範囲で表現できる。なお、このような制限の近くで、
模様を繋ぐ必要が出てくることもあり、このような場
合、または、次のような場合は、以下のように処理す
る。例えば、1m長さの「つなぎ刺繍」を刺繍する時
に、例えば、左から右に順序良く刺繍する時を考えれ
ば、仮に、模様を追加して刺繍することを繰り返して最
後まで縫うことを想定すると、何回か刺繍して50cm
程度刺繍が終わった時、編集モードに入って、編集エリ
アを何回かスライドさせて模様を追加し、既に刺繍の終
わった模様を消去する必要がある。
前の「刺繍枠による縫い範囲」の設定について説明す
る。即ち、編集が終わって、縫製に入る前には、図19
に示すように、「窓移動」キー8を使用して、縫製する
位置を選択する必要がある。なお、図19の表示では、
編集に関するキーは省略されている。この図19の表示
状態で、ウインドの位置を決めた後、「刺繍枠による縫
い範囲」の設定を行う。
設定の仕方を示すもので、新たに、「枠移動」キー6
1、その下方の「刺繍枠を動かしてぬうもようを指定し
ます。」表示62、「指定おわり」キー62が設けられ
ており、図示のように、模様「B」を指定している。
「枠移動」キー61は、上下左右8個の各アローキー6
1u,61d,61l,61r,61ul,61ur,
61dl,61drで構成されており、これら各アロー
キー61u,61d,61l,61r,61ul,61
ur,61dl,61drで囲まれた中心のキー61c
を押すと、縫う位置が刺繍の縫う範囲の中心に戻る。ま
た、図9は図8とは異なる枠と基準線の位置表示例であ
り、図示のように、模様「C」を指定している。そし
て、図10は全て縫い終わったメッセージ表示例であ
り、「すべてのもようをぬいおわりました。」表示7
1、「メニューに戻ります。」表示72、「もう一度ぬ
う」キー73、「OK」キー74が設けられている。
定の表示例であり、図示のように、模様「E」を指定し
ている。図12は図11とは異なる縫製範囲設定の表示
例であり、図示のように、模様「F」を指定している。
図13は図11及び図12とは異なる縫製範囲設定の表
示例であり、図示のように、模様「G」を指定してい
る。図14は枠サイズによる縫製範囲設定前の表示例で
ある。そして、図15は縫製中の表示例であり、「ぬい
時間」表示81と、「のこり時間」表示82と、「たて
×よこ」表示83と、「刺しゅう枠サイズ」表示84
と、「ぬい指定」キー85と、「ヘルプ」キー86が設
けられている。
う布に、直交する基準線を縦横に複数書き込む。その基
準線の平行する間隔は、使用する刺繍枠の縫製可能範囲
にほぼ等しく(等しいか、それより小さい)等間隔であ
る。こうして布の上に引かれた縦横の基準線で作られた
升目の中に模様をレイアウトすることになる。その升目
4個分が、1回のつなぎ刺繍模様となる。なお、基準線
は、刺繍枠の大きさに左右されずに任意の寸法で可能で
あるが、1回のつなぎ刺繍の範囲は、使用する刺繍枠の
4倍の大きさでなければならない。これは、縫い範囲を
設定した時に少なくともX軸とY軸が各1本以上含まれ
ていないと、基準線の指定ができなくなるからである。
ミシン本体に内蔵されたCPUの一部による縫製手段に
よって行われ、即ち、この縫製手段は、従来に比べて拡
大したつなぎ模様の縫製が行える継続機能を具備してい
る。
機能について説明する。前述したように、編集あるいは
縫製は、「ウインド」単位で行っている。その場合、模
様選択して編集作業に入る時、毎回「ウインド」に移動
を行うのは、操作性が悪い。そこで、編集/縫製を行う
時に、作業中の窓の位置を記憶しておけば、毎回「ウイ
ンド」の位置を設定する必要がなくなる。この位置を記
憶すると、表示画面1において、刺繍範囲設定画面(編
集/縫製ともに共通画面)を表示する時は、記憶したウ
インド位置で刺繍範囲設定画面が表示される。従って、
刺繍縫いミシン本体に内蔵されたRAMの一部が「オフ
セット」キー13を押すと刺繍範囲設定画面を記憶する
縫製可能範囲枠位置記憶手段となっている。
に従って「つなぎ模様」の編集から縫製までの具体的な
処理例について説明する。先ず、図20及び図21は
「つなぎ刺繍の編集」の際のゼネラルフローを示したフ
ローチャートであり、ステップS1で、刺繍縫いミシン
の「電源ON」操作すると、続くステップS2で、表示
部に「イニシャル画面」が表示される。この「イニシャ
ル画面」としては、表示画面1に窓位置(X1,Y1)で
の編集画面が表示されるよう設定されている(図2参
照)。そして、次のステップS3で、「組合せ/つなぎ
モード選択画面」が表示される。この「組合せ/つなぎ
モード選択画面」で、表示部に「つなぎ組み合せ」キー
4が表示される(図2参照)。このような「組合せ/つ
なぎモード選択画面」の表示に先立って、図22に示し
た処理が行われる。
おけるの処理を示したフローチャートであり、先ず、
ステップS21で、刺繍縫いミシンの「ファンクション
キーの「ししゅうキー」0N」操作することにより、続
くステップS22で、刺繍モードであることの「確認メ
ッセージ」が表示される。そして、続くステップS23
で、クリアキーのON/0FF操作に基づく「クリアす
るか否か」が判断され、「クリアしない」と判断する
と、続くステップS24で、「元の画面に戻る」処理が
行われ、また、「クリアする」と判断すると、ステップ
S25で、「データのオールクリア」処理を行った後、
図20のゼネラルフローのステップS3に進む。このよ
うな図22の処理、即ち、図20のゼネラルフローにお
けるの処理は、どのような画面でも有効である。
「組合せ/つなぎモード選択画面」表示処理(ステップ
S3)に続いて、ステップS4では、「模様選択」処理
が行われる。即ち、図18に示したように、内部メモリ
や外部メモリ(メモリカード)から読み出した多数の
「模様」キー21,22,23,24,25,26,2
7,28,29から選択して、「色確認」キー31、
「色がえ」キー32を必要に応じ選択した後、「選択お
わり」キー33を押して選択終了処理に基づいて、「模
様選択」処理を行う。続くステップS5では、「基準位
置の読出」処理が行われる。即ち、表示部への前記「イ
ニシャル画面」表示処理(ステップS2)を行い、具体
的には、表示画面1に窓位置(X1,Y1)での編集画面
(図2参照)を表示する。
刺繍範囲設定(編集)」処理が行われる。即ち、図2に
示した編集用の表示状態において、「編集」キー2を押
す。この「編集」キー2を押した後、図23から図29
のフローチャートに基づく一連のサブルーチン処理が行
われる。図23は図20のゼネラルフローにおける前記
「つなぎ刺繍範囲設定(編集)」(ステップS6)のサ
ブルーチン処理を示したフローチャートであり、先ず、
ステップS61で、図2に示したように、編集用の「刺
繍範囲設定画面」表示処理が行われた後、続くステップ
S62で、「窓移動」キー8の「アローキー8u,8
d,8l,8rが押されたか否か」が判断される。この
ステップS62において、「アローキー8u,8d,8
l,8rが押されていない」と判断されると、次のステ
ップS63で、「「オフセット」キー13が押されたか
否か」が判断され、また、「アローキー8u,8d,8
l,8rが押された」と判断されると、図24の処理に
進む。
d,8l,8rが押された」ことに基づいて、先ず、ス
テップS71で、その押された「矢印方向に「窓(ウイ
ンド):表示画面1」を1格子分移動」する(図3、図
4、図5、図6、図7参照)。そして、続くステップS
72で、図3、図4、図5、図6、図7に示したよう
に、「新しい刺繍範囲の模様を表示する」処理を順次行
う。続いて、ステップS73で、「窓位置表示を変更す
る」処理を行い、即ち、この時、原点(X0,Y0)に対
する基準点座標(X1,Y1)、(X2,Y1)、(X1,
Y2)、(X1,Y3)、(X1,Y4)等をRAMに記憶
した後、図23のフローの前記ステップS62の処理に
戻る。
において、「「オフセット」キー13が押されていな
い」と判断されると、次のステップS64で、「「オー
ルクリア」キー7が押されたか否か」が判断され、ま
た、「「オフセット」キー13が押された」と判断され
ると、図25の処理に進む。図25の処理では、ステッ
プS74で、「現在の「窓位置」を記憶する」処理を行
い、即ち、「「オフセット」キー13が押された」こと
に基づいて、基準点座標(X1,Y1)、(X2,Y1)、
(X1,Y2)、(X1,Y3)、(X1,Y4)等をRAM
の一部による縫製可能範囲枠位置記憶手段に記憶する。
その後、図23のフローの前記ステップS62の処理に
戻る。従って、編集時において、今後、表示画面1の表
示を行う時は、その記憶された「窓位置」による表示が
行われる。
「「オールクリア」キー7が押されていない」と判断さ
れると、次のステップS65で、「「戻る」キー5が押
されたか否か」が判断され、また、「「オールクリア」
キー7が押された」と判断されると、図26の処理に進
む。図26の処理では、「「オールクリア」キー7が押
された」ことに基づいて、先ず、ステップS75で、
「配置されている模様を全て消す」のメッセージ表示処
理を行い、続くステップS76で、図示しない実行キー
の0N/0FF操作に基づく「実行するか否か」が判断
される。このステップS76において、実行キーの0N
操作に基づき「実行する」と判断されると、続くステッ
プS77で、「模様を全て消去して模様選択メニューに
戻る」処理が行われ(図18参照)、また、実行キーの
0FF状態に基づき「実行しない」と判断されると、図
23のフローの前記ステップS62の処理に戻る。
「「戻る」キー5が押されていない」と判断されると、
次のステップS66で、「「つなぎ組み合せ」キー4が
押されたか否か」が判断され、また、「「戻る」キー5
が押された」と判断されると、図27の処理に進む。図
27の処理では、「「戻る」キー5が押された」ことに
基づいて、ステップS78で、「模様選択画面に戻る」
処理が行われる(図18参照)。
「「つなぎ組み合せ」キー4が押されていない」と判断
されると、次のステップS67で、「「つなぎおわり」
キー6が押されたか否か」が判断され、また、「「つな
ぎ組み合せ」キー4が押された」と判断されると、図2
8の処理に進む。図28の処理では、「「つなぎ組み合
せ」キー4が押された」ことに基づいて、ステップS7
9で、「模様種選択メニューに戻る」処理が行われる
(図18参照)。
「「つなぎおわり」キー6が押されていない」と判断さ
れると、前記ステップS62に戻り、また、「「つなぎ
おわり」キー6が押された」と判断されると、図29の
処理に進む。図29の処理では、「「つなぎおわり」キ
ー6が押された」ことに基づいて、ステップS80で、
「つなぎ刺繍範囲設定(縫製)」処理に移行する。
前記「つなぎ刺繍範囲設定(編集)」処理(ステップS
6)に続いて、ステップS7で、「模様編集(位置・回
転・ミラー)」処理が行われる。即ち、ステップS7に
おいては、図2の表示状態で「編集」キー2を押して図
16の表示に切り替えて、「位置/回転」キー41、
「サイズ/文字間」キー42、「ズーム」キー43、
「もよう指定」キー44、「消去」キー45、「ぬいは
んい」キー46を必要に応じ押して、編集を行う。例え
ば、「位置/回転」キー41を選択すると、図17の表
示に切り替わって、「位置」キー51(アローキー51
u,51d,51l,51r,51ul,51ur,5
1dl,51dr及び中心キー51c)、「回転方向」
キー52(左回転キー52l及び右回転キー52r)、
「回転角度」キー53(5度ずつ回転キー53a及び9
0度ずつ回転キー53b)を必要に応じ操作する。そし
て、位置や回転角度が確定したら、「変更おわり」キー
55を押して、元の画面(図16参照)に戻す。こうし
て、所望する編集を完了すると、「編集おわり」キー4
7を押して、図2の表示に戻す。
テップS8で、「「つなぎ組み合せ」キー4が押された
か否か」が判断され、「「つなぎ組み合せ」キー4が押
されていない」と判断されると、次のステップS9で、
「「つなぎおわり」キー6が押されたか否か」が判断さ
れ、また、「「つなぎ組み合せ」キー4が押された」と
判断されると、前記ステップS4に戻る。そして、ステ
ップS9において、「「つなぎおわり」キー6が押され
ていない」と判断されると、前記ステップS8に戻り、
また、「「つなぎおわり」キー6が押された」と判断さ
れると、図21の処理に進む。
プS11において、「つなぎ刺繍範囲設定(縫製)」処
理が行われる(図19参照)。この「つなぎ刺繍範囲設
定(縫製)」(ステップS11)では、図30から図3
6のフローチャートに基づく一連のサブルーチン処理が
行われる。図30及び図31は図21のゼネラルフロー
における前記「つなぎ刺繍範囲設定(縫製)」(ステッ
プS11)のサブルーチン処理を示したフローチャート
であり、先ず、ステップS111で、図19に示したよ
うに、縫製用の「刺繍範囲設定画面」表示処理が行われ
た後、続くステップS112で、「窓移動」キー8の
「アローキー8u,8d,8l,8rが押されたか否
か」が判断される。このステップS112において、
「アローキー8u,8d,8l,8rが押されていな
い」と判断されると、次のステップS113で、「「オ
フセット」キー13が押されたか否か」が判断され、ま
た、「アローキー8u,8d,8l,8rが押された」
と判断されると、図32の処理に進む。
d,8l,8rが押された」ことに基づいて、先ず、ス
テップS131で、その押された「矢印方向に「窓(ウ
インド):表示画面1」を1格子分移動」する(図3、
図4、図5、図6、図7参照)。そして、続くステップ
S132で、図3、図4、図5、図6、図7に示したよ
うに、「新しい刺繍範囲の模様を表示する」処理を順次
行う。続いて、ステップS133で、「「窓位置表示」
の位置を変更する」処理を行い、即ち、この時、原点
(X0,Y0)に対する基準点座標(X1,Y1)、(X2,
Y1)、(X1,Y2)、(X1,Y3)、(X1,Y4)等を
RAMに記憶した後、図30のフローの前記ステップS
112の処理に戻る。
3において、「「オフセット」キー13が押されていな
い」と判断されると、次のステップS114で、「「編
集」キー2が押されたか否か」が判断され、また、
「「オフセット」キー13が押された」と判断される
と、図33の処理に進む。図33の処理では、ステップ
S134で、「現在の「窓位置」を記憶する」処理を行
い、即ち、「「オフセット」キー13が押された」こと
に基づいて、基準点座標(X1,Y1)、(X2,Y1)、
(X1,Y2)、(X1,Y3)、(X1,Y4)等をRAM
の一部による縫製可能範囲枠位置記憶手段に記憶する。
その後、図30のフローの前記ステップS112の処理
に戻る。従って、縫製時においても、前述した編集時と
同様、今後、表示画面1の表示を行う時は、その記憶さ
れた「窓位置」による表示が行われる。
「「編集」キー2が押されていない」と判断されると、
次のステップS115で、「「つなぎおわり」キー6が
押されたか否か」が判断され、また、「「編集」キー2
が押された」と判断されると、図34の処理に進む。図
34の処理では、「「編集」キー2が押された」ことに
基づいて、ステップS135で、「編集のつなぎ刺繍範
囲設定表示」処理が行われる。
「「つなぎおわり」キー6が押されていない」と判断さ
れると、前記ステップS112に戻り、また、「「つな
ぎおわり」キー6が押された」と判断されると、次のス
テップS116で、「枠サイズによる縫製範囲設定」処
理が行われる(図14参照)。即ち、図14に示したよ
うに、「枠移動」キー61のアローキー61u,61
d,61l,61r,61ul,61ur,61dl,
61drを操作して「刺繍枠」表示11による縫製範囲
の設定を行う。
ーキー61u,61d,61l,61r,61ul,6
1ur,61dl,61drが押されたか否か」が判断
され、「何れのアローキーも押されていない」と判断さ
れると、次のステップS118で、「「もよう指定」キ
ー44が押されたか否か」が判断され、また、「アロー
キー61u,61d,61l,61r,61ul,61
ur,61dl,61drが押された」と判断される
と、図35の処理に進む。図35の処理では、「アロー
キー61u,61d,61l,61r,61ul,61
ur,61dl,61drが押された」ことに基づい
て、先ず、ステップS136で、「矢印方向に枠11を
移動する」処理が行われ(図8、図9、図11、図1
2、図13参照)、続いてステップS137で、「枠1
1内に入っている模様をフルトーン表示する」処理が行
われた後、図30のフローの前記ステップS112の処
理に戻る。
「「もよう指定」キー44が押されていない」が判断さ
れると、図31の処理に進み、また、「「もよう指定」
キー44が押された」と判断されると、図36の処理に
進む。図36の処理では、先ず、ステップS141で、
「指定された模様がフルトーン表示」処理され、続くス
テップS142で、「「戻る」キー5が押されたか否
か」が判断される。このステップ142において、
「「戻る」キー5が押されていない」と判断されると、
次のステップS143で、「「指定おわり」キー62が
押されたか否か」が判断され、また、「「戻る」キー5
が押された」と判断されると、図30のフローの前記ス
テップS112の処理に戻る。
「「指定おわり」キー62が押されていない」と判断さ
れると、次のステップS144で、「「もよう指定」キ
ー44が押されたか否か」が判断され、また、「「指定
おわり」キー62が押された」と判断されると、図31
のフローのステップS123に進む。さらに、ステップ
S144において、再び「「もよう指定」キー44が押
されたか否か」が判断され、「「もよう指定」キー44
が押された」と判断されると、次のステップS145に
進み、また、「「もよう指定」キー44が押されていな
い」が判断されると、そのまま前記ステップS141に
戻る。ステップS145では、「「もよう指定」キー4
4が押された」ことに基づいて、「ターゲット模様を次
の模様に指定する」処理が行われた後、前記ステップS
141に戻る。
S121で、「「戻る」キー5が押されたか否か」が判
断され、「戻る」キー5が押されていない」と判断され
ると、次のステップS122で、「「指定おわり」キー
63が押されたか否か」が判断され、また、「「戻る」
キー5が押された」と判断されると、図30のフローの
前記ステップS112の処理に戻る。そして、ステップ
S122において、「「指定おわり」キー63が押され
ていない」と判断されると、図30のフローの前記ステ
ップS117の処理に戻り、また、「「指定おわり」キ
ー63が押された」と判断されると、次のステップS1
23で、「枠と基準線の位置表示、メッセージ」処理を
行う。即ち、このステップS123において、図8、図
9、図11、図12、図13に示したように、「枠11
と基準線の位置の表示と「枠を動かしてぬうもようを指
定します。」表示62」処理が行われる。
だって、刺繍を行う布に、直交する基準線を縦横に複数
書き込んでおき、そのうち縦線の2点の横線の2点を、
表示画面1上でのタッチキー操作と位置記憶キー操作に
より記憶させておくことで、縫う位置を決定しておく。
た前記「つなぎ刺繍範囲設定(縫製)」処理(ステップ
S11)に続いて、次のステップS12で、「枠サイズ
による縫製範囲設定」処理が行われる(図8、図9、図
11、図12、図13参照)。即ち、ステップS12に
おいては、図8、図9、図11、図12、図13に示し
たように、「枠移動」キー61のアローキー61u,6
1d,61l,61r,61ul,61ur,61d
l,61drを操作して「刺繍枠」表示11による縫製
範囲の設定を行う。そして、次のステップS13で、刺
繍縫いミシンの編集手段により編集された「つなぎ刺
繍」に対応した縫製手段による縫製を行う。
枠」表示11の4倍の表示画面1内の「つなぎ刺繍」に
対応した「縫製を全て終えたか否か」が判断され、「縫
製を全て終えていない」と判断されると、前記ステップ
S12に戻り、また、「縫製を全て終えた」と判断され
ると、続くステップS15で、「全て縫い終わったメッ
セージ表示」処理が行われる。即ち、図10に示したよ
うに、「すべてのもようをぬいおわりました。」表示7
1と「メニューに戻ります。」表示72による「メッセ
ージ」表示処理が行われる。
度ぬう」キー73の0N/0FF操作に基づく「全つな
ぎ刺繍範囲完了か否か」が判断され、「全つなぎ刺繍範
囲完了ではない」と判断されると、前記ステップS11
に戻り、また、「全つなぎ刺繍範囲完了した」と判断さ
れると、続くステップS17で、「「OK」キー74が
押されたか否か」が判断される。このステップS17に
おいて、「「OK」キー74が押されていない」と判断
されると、前記ステップS15に戻り、また、「「O
K」キー74が押された」と判断されると、前記ステッ
プS5に戻る。以上によって、「つなぎ刺繍」の拡張機
能による編集からその拡張された編集内容に基づく継続
機能による縫製までの全ての処理が終了する。
おいて、その基準線を記憶させることにより「つなぎ刺
繍」が可能であり、特に、等間隔に基準線を引いてお
き、その基準線に位置情報を持たせて、その位置情報に
基づいてCPUで制御することによって、家庭用の刺繍
縫いミシンでは従来できなかった大きな模様、即ち、エ
ンドレス模様のつなぎ刺繍が可能となった。
繍枠の4倍の編集エリアとしたが、本発明はこれに限定
されるものではなく、刺繍枠の4倍を越えるより大きな
編集エリアであってもよい。また、実施の形態例では、
基準点を1点としたが、複数の基準点としても良く、さ
らに、基準線の数は何本でも良い。その他、具体的な表
示の仕方や処理の仕方等についても、必要に応じて適宜
に変更可能であることは勿論である。
る刺繍縫いミシンによれば、拡張機能を具備した編集手
段によって、刺繍枠より大きい範囲で刺繍模様を表示す
る表示部より大きい範囲での拡張されたつなぎ刺繍をそ
の部分的表示を行いながら編集することができ、さら
に、継続機能を具備した縫製手段によって、表示部より
大きい範囲で拡張して編集されたつなぎ刺繍を継続して
縫製することができる。従って、家庭用の刺繍縫いミシ
ンでありながらエンドレスのつなぎ刺繍を縫製すること
ができる。
いミシンによれば、請求項1記載の発明により得られる
効果に加えて、編集並びに縫製の際において、縫製可能
範囲枠位置記憶手段に記憶した移動位置に読み出してそ
の縫製可能範囲枠を表示部に表示することができるとい
った利点が得られる。
み合わせて大きな模様を作ったつなぎ刺繍の編集例を格
子状に表した座標系とともに示す平面図である。
おける窓位置(X1,Y1)に基づく表示例を示した正面
図である。
例を示した正面図である。
正面図である。
正面図である。
正面図である。
正面図である。
もので、枠と基準線の位置表示例を示した正面図であ
る。
た正面図である。
正面図である。
た正面図である。
した正面図である。
表示例を示した正面図である。
した正面図である。
例を示した正面図である。
を示した正面図である。
る。
窓位置(X1,Y1)に基づく表示例を示した正面図であ
る。
を示したフローチャートである。
いての処理として戻る「つなぎ刺繍の縫製」の際のゼ
ネラルフローを示したフローチャートである。
示したフローチャートである。
繍範囲設定(編集)」(ステップS6)のサブルーチン
処理を示したフローチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
繍範囲設定(縫製)」(ステップS11)のサブルーチ
ン処理を示したフローチャートである。
示したフローチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
示した概略斜視図である。
9 「模様」キー 31 「色確認」キー 32 「色がえ」キー 33 「選択おわり」キー 41 「位置/回転」キー 42 「サイズ/文字間」キー 43 「ズーム」キー 44 「もよう指定」キー 45 「消去」キー 46 「ぬいはんい」キー 47 「編集おわり」キー 51 「位置」キー 52 「回転方向」キー 53 「回転角度」キー 54 「回転角度」表示 61 「枠移動」キー 62 「刺繍枠を動かしてぬうもようをしていしま
す。」表示 63 「指定おわり」キー 71 「すべてのもようをぬいおわりました。」表示 72 「メニューに戻ります。」表示 73 「もう一度ぬう」キー 74 「OK」キー 81 「ぬい時間」表示 82 「のこり時間」表示 83 「たて×よこ」表示 84 「刺しゅう枠サイズ」表示 85 「ぬい指定」キー 86 「ヘルプ」キー 100 刺繍縫いミシン 101 ミシンベッド 102 ミシン胴部 103 ミシンアーム 104 起動スイッチ 105 ディスプレイ 106 補助ベッド 107 キャリッジ 108 刺繍枠
Claims (2)
- 【請求項1】布地を保持する刺繍枠と、 この刺繍枠より大きい範囲で刺繍する模様を表示可能な
表示部と、 この表示部に表示された複数の模様を組み合わせてつな
ぎ刺繍を編集する編集手段と、 この編集手段により編集された組み合わせ模様によるつ
なぎ刺繍を前記刺繍枠により保持された布地に縫製する
縫製手段と、を備える刺繍縫いミシンであって、 前記編集手段は、前記表示部に表示される範囲での所定
の点を基準点として、この基準点を縦横方向に移動させ
ることにより前記表示部より大きい範囲で前記つなぎ刺
繍の編集とその部分的表示を可能とする拡張機能を具備
し、 前記縫製手段は、前記編集手段により編集された前記拡
張機能による前記表示部より大きい範囲で編集されたつ
なぎ刺繍の縫製を継続する継続機能を具備しているこ
と、を特徴とする刺繍縫いミシン。 - 【請求項2】前記表示部には、前記刺繍枠に対応する縫
製可能範囲枠が表示されており、 この縫製可能範囲枠の前記基準点の移動に基づく移動位
置を記憶する縫製可能範囲枠位置記憶手段を備えるこ
と、を特徴とする請求項1記載の刺繍縫いミシン。
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