JPH11103800A - 微粉砕小麦ふすまの製造方法 - Google Patents

微粉砕小麦ふすまの製造方法

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JPH11103800A
JPH11103800A JP9266096A JP26609697A JPH11103800A JP H11103800 A JPH11103800 A JP H11103800A JP 9266096 A JP9266096 A JP 9266096A JP 26609697 A JP26609697 A JP 26609697A JP H11103800 A JPH11103800 A JP H11103800A
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treatment
roasting
pulverized
finely ground
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Kaoru Indo
馨 印藤
Satoshi Akiyama
聡 秋山
Kazuhiro Yugai
一博 湯蓋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食感のざらつきがなく、保存安定性も向上し
た、微粉砕化した小麦ふすまを、容易かつ効率的に製造
する方法の提供。 【解決手段】 小麦ふすまを脱脂した後、焙焼し、次い
で粉砕することを特徴とする微粉砕小麦ふすまの製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は微粉砕小麦ふすまの
製造方法、さらに詳しくは小麦ふすまに予め特定の処理
を施すことにより、保存安定性の良好な微粉砕小麦ふす
まを、容易かつ効率的に製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】日本人の食生活の洋風化に伴い、食物繊
維の摂取量の低下が論じられ始めてからすでに十年以上
が経過している。最近のデータからは、日本人の食物繊
維の必要量は20〜30g/日、摂取食物繊維の不足量
は5〜15g/日とされている。
【0003】ところで小麦ふすまは、優れた食物繊維源
であるとともに、ミネラルの含有量も高い。このためこ
れまで小麦ふすまを各種食品に配合して、食品中の食物
繊維含量を高める多くの試みがなされてきた。
【0004】しかしながら、小麦ふすまはそのままでは
粒径が大きいため特有のざらつき感を有し、また保存性
に劣るという問題を有している。かかる問題を解決する
ため、例えば小麦ふすまをローストして粉砕し、粒径を
90μm以下とする方法(特開昭62−87061号公
報)、ローストした小麦ふすまを水洗してから脱脂し、
保存安定性を向上させた小麦ふすま(特開平7−286
97号公報)、小麦ふすまを熱変性を起こさない粉砕機
によって粉砕し、ふすまの存在を感じない食品を製造す
る方法(特開平5−304915号公報)、小麦ふすま
を水に懸濁させ、コロイドミル等により磨砕した、口当
たりのよい食物繊維(特開昭63−17674号公報)
等の技術が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
62−87061号公報、特開平5−304915号公
報、及び特開昭63−17674号公報の技術では、小
麦ふすまを粒径の小さい微粉砕物とすることが困難で、
保存安定性の向上が認められない。また特開平7−28
697号公報では食感がざらつくという欠点を解決する
ことができない。また水洗に伴う廃液が多量に発生する
とともに、脱水、乾燥に時間、労力を要し、非常に効率
が悪い。
【0006】したがって本発明は、食感のざらつきがな
く、かつ保存安定性も向上した微粉砕化した小麦ふすま
を、容易かつ効率的に製造する方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成すべく鋭意研究した結果、小麦ふすまを脱脂し、次
いで焙焼処理すれば、食感のざらつきがなく、また保存
安定性にも優れた微粉砕小麦ふすまを容易かつ効率的に
製造することができることを見出し、本発明を完成させ
た。
【0008】すなわち本発明は、小麦ふすまを脱脂した
後、焙焼し、次いで粉砕することを特徴とする微粉砕小
麦ふすまの製造方法を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において小麦ふすまとは、
一般的な小麦粉の製造過程において、小麦粒から胚乳部
を除去した残部であり、これをさらに物理的手法によ
り、付着した胚乳、胚芽を除去したものでもよい。
【0010】本発明においては、まず小麦ふすまを脱脂
する。脱脂するための溶剤としては特に制限はないが、
例えばエタノール、プロパノール、ブタノール、エチル
エーテル、アセトン、n−ヘキサン、二塩化エチレン等
が挙げられ、これらを1種または2種以上混合して用い
ることができる。このうちn−ヘキサンが好ましい。脱
脂方法としては、例えば回分抽出法、半回分抽出法、連
続抽出法等の公知の抽出方法を用いることができる。抽
出温度は、用いる溶剤の沸点以下であれば特に制限はな
い。また抽出時間は用いる溶剤の種類にもよるが、たと
えば、n−ヘキサンによる連続抽出の場合、1〜2時間
程度行えばよい。脱脂を終了した後、加温して溶剤を除
去する。溶剤はほぼ完全に除去されていることが好まし
い。なおこの加温により、小麦ふすま中の水分をある程
度蒸発させておけば(例えば水分含量10重量%未
満)、次の焙焼工程を経済的に有利に行うことができ
る。
【0011】脱脂後の小麦ふすまの脂肪率は、3重量%
以下であることが好ましく、2重量%以下であることが
特に好ましい。脱脂が不十分であると、粉砕性が劣りま
た保存安定性にも欠けたものとなり易い。
【0012】次いでこれを焙焼する。焙焼温度は、10
0〜180℃であることが好ましく、120〜150℃
であることが特に好ましい。さらに昇温後0〜120分
間保持させることが好ましい。焙焼に用いる装置として
は特に制限はないが、乾燥状態で所定の品温に至らしめ
うるものであれば如何なるものでもよく、例えばロータ
リー式焙焼釜、流動層焙焼機等を用いることができる。
【0013】焙焼後の水分含量は、5重量%以下である
ことが好ましく、3重量%以下であることが特に好まし
い。焙焼が不十分であると、粉砕性が劣り、また保存安
定性にも欠けたものとなり易い。他方焙焼が過度である
と、コストと労力が増大する一方、焦臭が強まり、加工
適性を損ねる。
【0014】次いでこれを粉砕することにより、微粉砕
小麦ふすまを容易かつ効率的に得ることができる。粉砕
にあたっては小麦ふすまの粉砕に一般的に用いられる粉
砕機、例えばターボミル、インパクトミル、ハンマーミ
ル等を用いることができる。さらに必要に応じて適宜な
ふるい目を有する篩いを通過させることにより、平均粒
径の小さい小麦ふすまを得ることができる。
【0015】前記したように、予め脱脂、焙焼処理を行
った場合(前処理)には、未処理の場合と比較して、容
易かつ効率的に微粉砕小麦ふすまを製造することができ
る。すなわち同一粉砕条件(同一の粉砕機、同一の運転
条件、同一の小麦ふすまの供給量で粉砕した場合)で比
較すると、平均粒径は、前処理した場合の方が未処理の
場合よりも小さくなる。かかる効果は粉砕機の運転条件
を上げた場合(例えばターボミルで回転数を増大させた
場合)により大きくなる。また収率[(粉砕後所定のふ
るい目を有する篩いを通過させた後の小麦ふすまの量/
粉砕機に供給した小麦ふすまの量)×100(%)、以
下同じ]も前処理した場合の方が未処理の場合よりも高
くなる。
【0016】
【実施例】次に実施例を示して本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものでは
ない。
【0017】参考例1 オーストラリア産のスタンダード小麦のふすまを、クッ
カーを用いて0.5kg/cm2 で4分間蒸煮した後、
98〜100℃で8〜10分間乾熱処理した。次いでこ
れをターボミルT−250を用いて粉砕した後、篩分け
を行い、マイクロトラックFSAで測定した平均粒径
(中央累積値、50%粒径、以下同じ)が、それぞれ1
8μm、33μm、40μm、46μmである4サンプ
ルを得た。
【0018】参考例2 参考例1で得られた4サンプルを、一食あたり約5gの
食物繊維(一食あたりの食物繊維摂取量の目安)が摂取
できるように配合して、ホットケーキ、食パン、クッキ
ー、ケーキマフィンを製造した。すなわちホットケーキ
は、ミックス中の小麦粉の26.6重量%(ミックスの
20重量%)を上記サンプルで置換した以外は常法にし
たがって製造した。食物繊維含量は5重量%であった。
食パンは、ミックス中の小麦粉の9重量%(ミックスの
7.9重量%)を上記サンプルで置換した以外は常法に
したがって製造した。食パンスライス2枚(70g×
2)中の食物繊維含量は4gであった。またクッキー
は、ミックス中の小麦粉の33.5重量%(ミックスの
20重量%)を上記サンプルで置換した以外は常法にし
たがって製造した。クッキー1枚(12g)中の食物繊
維含量は1gであった。さらにケーキマフィンは、小麦
粉の15重量%を上記サンプルで置換した以外は常法に
したがって製造した。ケーキマフィン1個(60g)あ
たりの食物繊維含量は2.5gであった。また対照とし
て未処理小麦粉のみを用いてホットケーキ、食パン、ク
ッキー、ケーキマフィンを製造した。
【0019】試験例1 参考例2で得られた各食品について、ざらつき感を以下
の評価基準で評価した。結果を表1に示す。 ◎評価基準 −:ざらつき感がない ±:わずかにざらつき感があるが問題はない +:ややざらつき感がある ++:ざらつき感がある
【0020】
【表1】
【0021】食パンでは4サンプルすべてでざらつき感
がなく、ホットケーキ、クッキーでは46μmの場合に
ややざらつき感があった。一方ケーキマフィンでは46
μmでざらつき感があり、40μmでわずかにざらつき
感があったが問題となるものではなかった。かかる結果
から、食品の種類や小麦ふすまの配合量にもよるが、、
平均粒径が40μm程度の微粉砕小麦ふすまを用いれ
ば、食品のざらつき感を消失させることができることが
確認された。
【0022】実施例1 オーストラリア産のスタンダードホワイト小麦のふすま
を、10倍量のn−ヘキサンに室温下にて24時間浸漬
した後、濾過及び加温してn−ヘキサンを除去させ(脱
脂処理)、脂肪率を2重量%とした。次いで30分間で
130℃まで昇温し、同温度で1時間乾熱処理し(焙焼
処理)、水分含量を2重量%とした。これを超遠心粉砕
機(Retsch社製)を用い、小麦ふすまの供給量を
210〜400g/時間の範囲で変化させて、微粉砕化
した。
【0023】比較例1〜4 比較例1では、焙焼処理を行わない以外は実施例1と同
様にして微粉砕小麦ふすまを得た。比較例2では、実施
例1において脱脂処理を行わない以外は実施例1と同様
にして微粉砕小麦ふすまを得た。比較例3では、実施例
1において焙焼処理を行った後に脱脂処理を行って小麦
ふすまを微粉砕化した。比較例4では、実施例1におい
て脱脂処理も焙焼処理も行わずに小麦ふすまを微粉砕化
した。
【0024】試験例2 上記で得られた微粉砕小麦ふすまを、マイクロトラック
FSAを用いて平均粒径を測定した。結果を図1に示
す。なお数値の単位はμmである。
【0025】実施例1は比較例1、2、及び4と比較し
て、小麦ふすまの供給量210〜400g/時間の範囲
で平均粒径が小さい。すなわち、脱脂処理の後焙焼処理
することにより、未処理、脱脂処理のみ、または焙焼処
理のみの場合と比較して、平均粒径を容易に小さくする
ことができることが確認された。また比較例3は比較例
1、2、及び4より平均粒径が小さいが、実施例1より
は大きい。すなわち、脱脂処理の後焙焼処理をした場
合、焙焼処理をした後脱脂処理をした場合よりも平均粒
径を容易に小さくすることができることが確認された。
また実施例1の場合は、小麦ふすまの供給量210〜4
00g/時間の範囲で平均粒径を40μm以下とするこ
とができ、一食あたりに必要とされる食物繊維を微粉砕
小麦ふすまとして配合した場合でも、食品のざらつき感
を抑えることが可能である。
【0026】実施例2 カナダ産硬質小麦のふすまを用い、実施例1と同様の方
法にて微粉砕化した。
【0027】比較例5、6 比較例5では、実施例2において、焙焼処理を行った後
に脱脂処理を行って、小麦ふすまを微粉砕化した。比較
例6では、実施例2において、脱脂処理も焙焼処理も行
わずに小麦ふすまを微粉砕化した。
【0028】試験例3 上記で得られた微粉砕小麦ふすまをマイクロトラックF
SAを用いて、平均粒径を測定した。結果を図2に示
す。なお数値の単位はμmである。
【0029】実施例3 国内麦チホクコムギのふすまを用い、実施例1と同様の
方法にて微粉砕化した。
【0030】比較例7、8 比較例7では、実施例3において、焙焼処理を行った後
に脱脂処理を行って、小麦ふすまを微粉砕化した。比較
例8では、実施例3において、脱脂処理も焙焼処理も行
わずに小麦ふすまを微粉砕化した。
【0031】試験例4 上記で得られた微粉砕小麦ふすまをマイクロトラックF
SAを用いて、平均粒径を測定した。結果を図3に示
す。なお、数値の単位はμmである。
【0032】実施例2は比較例5及び6と比較して、平
均粒径が小さい。又、実施例3は比較例7及び8と比較
して平均粒径が小さい。すなわち、原料小麦の硬質、軟
質如何に関わらず、脱脂処理と焙焼処理の併用は、粉砕
性向上に有効であり、しかも脱脂処理の後に、焙焼処理
を行った場合の方が、焙焼処理の後に脱脂処理を行った
場合よりも、平均粒径を容易に小さくすることができる
ことが確認された。
【0033】実施例4 オーストラリア産のスタンダードホワイトの小麦ふすま
をn−ヘキサンにて連続式抽出機を用いて90分間油脂
を抽出した後、80℃20分間の加温によりn−ヘキサ
ンを除去させるとともに水分含量を10重量%以下とし
た(脱脂処理)。次いでこれをロータリー式焙焼釜を用
いて、品温100℃まで15分間かけて昇温し、同温度
で30分間保持して焙焼した(焙焼処理)。その後これ
をターボミルT−400型を用い、回転数4600rp
m、供給量100kg/時間で粉砕した。次いでダルト
ン篩を用いて180μmのスクリーンを通過させ、微粉
砕小麦ふすまを得た。
【0034】実施例5 実施例4において、品温を130℃まで、25分間かけ
て昇温して焙焼した以外は実施例4と同様にして微粉砕
小麦ふすまを得た。
【0035】比較例9〜11 比較例9は、実施例4において焙焼処理を行わずに微粉
砕小麦ふすまを得た。比較例10は、実施例4において
脱脂処理を行わずに微粉砕小麦ふすまを得た。また比較
例11は、実施例5において脱脂処理を行わず、微粉砕
小麦ふすまを得た。
【0036】試験例5 実施例4、5、及び比較例9〜11で得られた微粉砕小
麦ふすまの収率及び平均粒径(マイクロトラックFSA
による)を測定した。結果を表2に示す。
【0037】
【表2】
【0038】表2より、脱脂処理の後焙焼処理した場合
(実施例4、5)は、脱脂処理のみの場合(比較例
9)、及び焙焼処理のみの場合(比較例10、11)と
比較して、収率が高く、また平均粒径が小さいことが確
認された。また実施例4及び5の場合は、一食あたりに
必要とされる食物繊維を微粉砕小麦ふすまとして配合し
た場合でも、食品のざらつき感を抑えることが可能であ
る。
【0039】試験例6 実施例5において脱脂処理した後焙焼処理した小麦ふす
まについて、走査型電子顕微鏡を用いて組織を観察した
(図4)。同様の組織観察を比較例9において脱脂処理
した小麦ふすま(図5)、及び未処理の小麦ふすま(図
6)についても行った。図4〜6より、組織の損傷は脱
脂処理及び焙焼処理の場合(図4)、脱脂処理のみの場
合(図5)、未処理の場合(図6)の順に大きく、組織
の損傷の程度が微粉砕化に影響を及ぼしていることが示
唆された。
【0040】試験例7 実施例5で得られた微粉砕小麦ふすま(サンプルNo.
1)、実施例5において脱脂処理した小麦ふすま(サン
プルNo.2)、実施例4の原料小麦ふすま(サンプル
No.3)、比較例9で得られた微粉砕小麦ふすま(サ
ンプルNo.4)、及び比較例11で得られた微粉砕小
麦ふすま(サンプルNo.5)を、温度37℃、湿度6
0%の環境下で90日間保存し、30日毎に酸化度を測
定した。結果を表3に示す。
【0041】
【表3】
【0042】サンプルNo.1、2、4、及び5は、サ
ンプルNo.3と比較して、酸化度が低く、脱脂処理ま
たは焙焼処理をすることにより、保存安定性が向上す
る。特にサンプルNo.1は酸化度が最も低く、脱脂処
理及び焙焼処理することにより、粉砕による表面積の増
大にも拘わらず、保存安定性が最も高いことが確認され
た。
【0043】
【発明の効果】本発明の方法により、食感のざらつきが
なく、また保存安定性にも優れた微粉砕小麦ふすまを、
容易かつ効率的に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1及び比較例1〜4において、小麦ふす
まの供給量と平均粒径との関係を表わすグラフである。
【図2】実施例2及び比較例5、6において、小麦ふす
ま供給量と平均粒径との関係を表わすグラフである。
【図3】 実施例3及び比較例7、8において、小麦ふ
すま供給量と平均粒径との関係を表わすグラフである。
【図4】実施例5において脱脂処理した後焙焼処理した
小麦ふすまの走査型電子顕微鏡写真である。
【図5】比較例9において脱脂処理した小麦ふすまの走
査型電子顕微鏡写真である。
【図6】未処理の小麦ふすまの走査型電子顕微鏡写真で
ある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小麦ふすまを脱脂した後、焙焼し、次い
    で粉砕することを特徴とする微粉砕小麦ふすまの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 小麦ふすまの脂肪率が3重量%以下とな
    るまで脱脂することを特徴とする請求項1記載の微粉砕
    小麦ふすまの製造方法。
  3. 【請求項3】 小麦ふすまの含水率が5重量%以下とな
    るまで焙焼することを特徴とする請求項1または2記載
    の微粉砕小麦ふすまの製造方法。
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