JPH11102598A - メモリ不良救済解析装置 - Google Patents

メモリ不良救済解析装置

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JPH11102598A
JPH11102598A JP9264671A JP26467197A JPH11102598A JP H11102598 A JPH11102598 A JP H11102598A JP 9264671 A JP9264671 A JP 9264671A JP 26467197 A JP26467197 A JP 26467197A JP H11102598 A JPH11102598 A JP H11102598A
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JP
Japan
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line
defective
memory
storage unit
cells
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JP9264671A
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English (en)
Inventor
Norifumi Kobayashi
林 憲 史 小
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被試験メモリの不良救済解析を簡易かつ的確
に行うことができるメモリ不良救済解析装置を提供す
る。 【解決手段】 本発明のメモリ不良救済解析装置は、X
ライン不良メモリ11と、Yライン不良メモリ12と、単位
領域不良数メモリ13と、ビット不良メモリ14と、各メモ
リ11〜14を制御するメモリ制御回路15a 〜15d と、CP
U16とを備える。メモリ制御回路15a は、Yライン方向
のラインフェイルフラグがセットされた場合には、その
ライン内の全メモリセルを不良セルと見なして、各Xラ
イン内の不良セル数をカウントし、カウントした不良セ
ル数と、ラインフェイル情報を、Xライン不良メモリ11
に格納する。同様に、メモリ制御回路15d は、Xライン
のラインフェイルフラグがセットされた場合には、その
ライン内の全メモリセルを不良セルと見なして、各Yラ
イン内の不良セルをカウントする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冗長回路を有する
被試験メモリの良否判定試験を行った後に行われるメモ
リ不良救済解析技術に関するもので、特に、不良セルを
冗長回路に置き換えることが可能か否かの判断と、不良
セルの最適な救済方法の検索とを行うものである。
【0002】
【従来の技術】メモリの大容量化に伴って、不良セルの
発生する確率が高くなる傾向にあり、それとともに、メ
モリ製造時の歩留まりが低下するおそれがある。メモリ
の歩留まりを向上させる手法としては、メモリチップ内
に冗長回路を設けて、不良セルを冗長回路内のメモリセ
ルと置き換えるのが一般的である。
【0003】DRAMやSRAMなどのメモリは通常、
図16に示すように、X方向(ロウ方向)のカラムアド
レスをデコードするXアドレスデコーダ101と、Y方
向(カラム方向)のロウアドレスをデコードするYアド
レスデコーダ102とを備えており、これらデコーダ1
01,102により、マトリクス状に配置されたメモリ
アレイ103の中から所望のメモリセルを選択して、デ
ータの書き込みや読み出しを行う。
【0004】メモリは、複数のメモリセルからなる単位
領域104ごとに区分けされており、各単位領域104
ごとに不良セルの救済を行うのが一般的である。具体的
には、単位領域104内の不良セルを含むロウラインま
たはカラムラインを、冗長回路内のスペアラインSRや
SCと置き換える。スペアラインSR,SCは、ロウ方
向とカラム方向にそれぞれ設けられ、また、メモリ内に
は、スペアラインSR,SCへの置き換えを行うための
Xスペアデコーダ105とYスペアデコーダ106とが
設けられている。これらデコーダ105,106は、ヒ
ューズなどで構成されている。
【0005】例えば、図16のカラムラインC1に不良セ
ルが存在する場合には、図示の矢印Aのように、そのカ
ラムラインC1をカラムスペアラインSC1 に置き換える。
一方、ロウラインR1に不良セルが存在する場合には、図
示の矢印Bのように、そのロウラインR1をロウスペアラ
インSR1 に置き換える。
【0006】メモリ内の不良セルの救済方法は1通りだ
けではなく、不良セルの分布状況に応じて最適な救済方
法が種々変化する。また、近年のメモリの大容量化に伴
って、不良セルの救済方法も複雑化する傾向にあり、メ
モリテスタ本体とは別にメモリ不良救済解析装置を設け
て不良救済解析を行うのが一般的になってきた。
【0007】図17は、従来のメモリテスタ111とメ
モリ不良救済解析装置112の内部構成を示すブロック
図である。メモリテスタ111の内部には、被試験メモ
リ内の不良セルデータが格納される不良セルメモリ11
3と、不良セルメモリ113のアドレス信号を発生する
アドレスカウンタ114とが設けられている。
【0008】また、メモリ不良救済解析装置112の内
部には、不良セルメモリ113に格納された不良セルデ
ータが順次転送されるメモリ115と、メモリ115に
転送された不良セルデータに基づいて被試験メモリの不
良救済解析を行うCPU116とが設けられている。不
良セルメモリ113とメモリ115は、アドレスカウン
タ114により同時にアクセスされ、また、CPU11
6は、処理の高速化のために、図17のように複数設け
られることもある。
【0009】次に、図17に示した従来のメモリ不良救
済解析装置の動作を説明する。アドレスカウンタ114
の制御により、不良セルメモリ113に格納された不良
セルデータは順に読み出されて、メモリ不良救済解析装
置112内のメモリ115に格納される。メモリ不良救
済解析装置112内のCPU116は、メモリ115の
内容に応じて異常判定を行って被試験メモリの不良情報
を検出し、その不良情報に基づいて、最適なメモリ救済
解を求める。
【0010】例えば、図18の例のように、ロウ方向お
よびカラム方向に不良セルA1〜A5が点在する場合に
は、各不良セルを個別に不良救済するのではなく、不良
セルA1〜A5の分布状況に応じて不良救済を行う。
【0011】具体的に説明すると、図18の不良セルA
1,A2は、カラムアドレスは異なるものの、ロウアド
レスは同じであるため、ロウ方向のラインR1を冗長回
路117a内のスペアラインと置き換えることにより救
済する。また、図18の不良セルA3は、不良セルA2
とカラムアドレスは同じであるが、すでに不良セルA2
の救済を行っているため、ロウ方向のラインR2を冗長
回路117a内のスペアラインと置き換えることにより
救済する。
【0012】不良セルA4は、不良セルA1とカラムア
ドレスは同じであるが、すでに不良セルA1の救済を行
っているため、カラム方向のラインC1を冗長回路11
7b内のスペアラインと置き換えることにより救済す
る。同様に、不良セルA5は、カラム方向のラインC2
を冗長回路117b内のスペアラインと置き換えること
により救済する。
【0013】ところで、冗長回路117a,117b内
のスペアラインに不良セルが存在する場合もあり、例え
ば、図18のラインR1をスペアラインに置き換えるこ
とにより、図示の丸印で示す位置に新たに不良セルA6
が発生する場合もある。この新たに発生した不良セルA
6は、不良セルA5とカラムアドレスが同じであるた
め、カラム方向のラインC2を冗長回路117b内のス
ペアラインと置き換えることにより、不良セルA5と同
時に救済することができる。
【0014】このように、図18の例では、ロウライン
とカラムラインを2本ずつスペアラインに置き換えるこ
とで、すべての不良セルA1〜A6を救済することがで
きる。ただし、救済方法は1通りではなく、複数の救済
方法が考えられる。また、上述したように、スペアライ
ン内に不良セルが含まれる場合も考慮に入れると、救済
方法の組み合わせは多岐にわたり、最適な救済方法を見
つけるのは容易ではない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図17に示した従来の
メモリ不良救済解析装置112は、被試験メモリ内の単
位領域ごとに不良セルを検出し、ロウラインまたはカラ
ムラインごとに不良救済を行うため、不良セルごとに不
良救済解析を行う場合に比べてCPU116の負担が軽
くなり、その分、CPU116は高速に処理を行うこと
ができる。
【0016】しかしながら、メモリ不良救済解析装置1
12内には、不良セルメモリ113と同程度の容量のメ
モリが必要になり、コスト高になる。
【0017】また、大容量メモリなどのように、被試験
メモリ内がスペアラインも含めて複数の単位領域に区分
けされている場合には、不良セルデータをCPU116
に転送した後、不良救済解析を行いやすいように、不良
セルデータの並び替えを行う必要があるが、このような
処理を行うには、メモリ115とCPU116との間で
大量のデータをやり取りしなければならず、不良救済解
析を行うのに膨大な時間が必要となる。
【0018】このような問題点を解決するためのいくつ
かの方法が提案されている。その一つとして、図19に
示すように、メモリテスタ111内の不良セルメモリ1
13を二重化し、一方の不良セルメモリ113に被試験
メモリ内の不良セルに関する情報を格納している間に、
他方の不良セルメモリ113内のデータをメモリ不良救
済解析装置112で解析して全体の生産性を上げる方法
がある。この方法は、処理の高速化という点では優れて
いるが、不良セルメモリの容量を倍に増やさなければな
らないことから、メモリ不良救済解析装置のコストアッ
プを招いてしまう。
【0019】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、被試験メモリの不良救済解析
を、簡易な構成で、短時間で、かつ的確に行うことがで
きるメモリ不良救済解析装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、不良セルと置き換え可能な
予備セルを有する被試験メモリの各ロウライン内の不良
セル数と、各ロウライン内の不良セル数が予め定めた基
準数を越えたか否かを示すラインフェイル情報とを、各
ロウラインごとに格納するロウ不良記憶部と、前記被試
験メモリの各カラムライン内の不良セル数と、各カラム
ライン内の不良セル数が予め定めた基準数を越えたか否
かを示すラインフェイル情報とを、各カラムラインごと
に格納するカラム不良記憶部と、前記ロウ不良記憶部に
データを格納する制御を行うロウ不良記憶部制御手段
と、前記カラム不良記憶部にデータを格納する制御を行
うカラム不良記憶部制御手段と、を備え、前記ロウ不良
記憶部および前記カラム不良記憶部に格納されたデータ
に基づいて、前記被試験メモリの不良救済解析を行うメ
モリ不良救済解析装置であって、前記ロウ不良記憶部制
御手段は、任意のカラムライン内の不良セル数が前記基
準数を越えた場合には、そのライン内の全メモリセルを
不良セルとみなして、各ロウラインの不良セル数と前記
ラインフェイル情報とを検出し、前記カラム不良記憶部
制御手段は、任意のロウライン内の不良セル数が前記基
準数を超えた場合には、そのライン内の全メモリセルを
不良セルとみなして、各カラムラインの不良セル数と前
記ラインフェイル情報とを検出する。
【0021】請求項2の発明は、請求項1に記載のメモ
リ不良救済解析装置において、前記被試験メモリ内の不
良セルアドレスを格納する不良セルアドレス記憶部と、
前記不良セルアドレス記憶部にデータを格納する制御を
行う不良セルアドレス記憶部制御手段と、を備え、前記
不良セルアドレス記憶部制御手段は、任意のロウライン
またはカラムライン内の不良セル数が前記基準数を越え
た場合には、そのライン内のメモリセル以外の不良セル
のアドレスを前記不良セルアドレス記憶部に格納する。
【0022】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載のメモリ不良救済解析装置において、前記被試験メモ
リは、複数のメモリセルからなる単位領域により区分け
され、これら単位領域内の不良セル数を、単位領域ごと
に格納する単位領域不良記憶部と、前記単位領域不良記
憶部にデータを格納する制御を行う単位領域不良記憶部
制御手段と、を備え、前記ロウ不良記憶部制御手段は、
前記単位領域内の各ロウラインに含まれる不良セル数と
前記ラインフェイル情報とを各ロウラインごとに検出
し、前記カラム不良記憶部制御手段は、前記単位領域内
の各カラムラインに含まれる不良セル数と前記ラインフ
ェイル情報とを各カラムラインごとに検出する。
【0023】例えば、前記ラインフェイル情報の検出に
用いられる前記基準数の数値を、前記被試験メモリ内の
前記単位領域によって変更する基準数変更手段が設けら
れる。
【0024】請求項4の発明は、不良セルと置き換え可
能な予備セルを有する被試験メモリの各ロウライン内の
不良セル数と、各ロウライン内の不良セル数が予め定め
た基準数を越えたか否かを示すラインフェイル情報と
を、各ロウラインごとに格納するロウ不良記憶部と、前
記被試験メモリの各カラムライン内の不良セル数と、各
カラムライン内の不良セル数が予め定めた基準数を越え
たか否かを示すラインフェイル情報とを、各カラムライ
ンごとに格納するカラム不良記憶部と、前記被試験メモ
リ内の複数のメモリセルからなる単位領域ごとに、不良
セル数を格納する単位領域不良記憶部と、前記被試験メ
モリ内の不良セルアドレスを格納する不良セルアドレス
記憶部と、前記ロウ不良記憶部にデータを格納する制御
を行うロウ不良記憶部制御手段と、前記カラム不良記憶
部にデータを格納する制御を行うカラム不良記憶部制御
手段と、前記単位領域不良記憶部にデータを格納する制
御を行う単位領域不良記憶部制御手段と、前記不良セル
アドレス記憶部にデータを格納する制御を行う不良セル
アドレス記憶部制御手段と、を備え、前記ロウ不良記憶
部、前記カラム不良記憶部、前記単位領域不良記憶部、
および前記不良セルアドレス記憶部に格納されたデータ
に基づいて、前記被試験メモリの不良救済解析を行うメ
モリ不良救済解析装置であって、前記単位領域不良記憶
部制御手段は、ロウラインおよびカラムラインの少なく
とも一方の任意のライン内の不良セル数が前記基準数を
越えた場合には、そのライン内の全メモリセルを除い
て、各単位領域内の不良セル数をカウントする。
【0025】例えば、前記単位領域不良記憶部制御手段
は、単位領域内の不良セル数をカウントする最中に、ロ
ウラインおよびカラムラインの少なくとも一方の任意の
ライン内の不良セル数が前記基準数を越えた場合には、
そのライン内の不良セル数を、カウント中の不良セル数
からディクリメントする。
【0026】例えば、前記不良セルアドレス記憶部制御
手段は、不良セルアドレスを前記不良セルアドレス記憶
部に格納している最中に、ロウラインおよびカラムライ
ンの少なくとも一方の任意のライン内の不良セル数が前
記基準数を越えた場合には、そのライン内の不良セルア
ドレスを、前記不良セルアドレス記憶部から消去する。
【0027】例えば、前記ロウ不良記憶部、前記カラム
不良記憶部、前記単位領域不良記憶部、および前記不良
セルアドレス記憶部に格納されたデータに基づいて、前
記被試験メモリの不良救済解析を行う救済解析制御手段
と、ロウラインおよびカラムラインの少なくとも一方の
任意のライン内の不良セル数が前記基準数を越えた場合
には、そのライン内の不良セルアドレスを除いて、前記
不良セルアドレス記憶部に格納された不良セルアドレス
を前記救済解析制御手段に転送する転送制御手段と、を
備える。
【0028】請求項5の発明は、不良セルと置き換え可
能な予備セルを有する被試験メモリの各ロウライン内の
不良セル数と、各ロウライン内の不良セル数が予め定め
た基準数を越えたか否かを示すラインフェイル情報と
を、各ロウラインごとに格納するロウ不良記憶部と、前
記被試験メモリの各カラムライン内の不良セル数と、各
カラムライン内の不良セル数が予め定めた基準数を越え
たか否かを示すラインフェイル情報とを、各カラムライ
ンごとに格納するカラム不良記憶部と、前記被試験メモ
リ内の複数のメモリセルからなる単位領域ごとに、不良
セル数を格納する単位領域不良記憶部と、前記被試験メ
モリ内の不良セルアドレスを格納する不良セルアドレス
記憶部と、前記ロウ不良記憶部にデータを格納する制御
を行うロウ不良記憶部制御手段と、前記カラム不良記憶
部にデータを格納する制御を行うカラム不良記憶部制御
手段と、前記単位領域不良記憶部にデータを格納する制
御を行う単位領域不良記憶部制御手段と、前記不良セル
アドレス記憶部にデータを格納する制御を行う不良セル
アドレス記憶部制御手段と、前記ロウ不良記憶部、前記
カラム不良記憶部、前記単位領域不良記憶部、および前
記不良セルアドレス記憶部に格納されたデータに基づい
て、前記被試験メモリの不良救済解析を行う救済解析制
御手段と、前記不良セルアドレス記憶部に格納された不
良セルアドレスを前記救済解析制御手段に転送する制御
を行う転送制御手段と、を備えたメモリ救済解析装置で
あって、前記単位領域不良記憶部制御手段は、任意のロ
ウライン内の不良セル数が前記基準数を越えた場合に
は、そのライン内の全メモリセルを除いて、各単位領域
内の不良セル数をカウントし、前記不良セルアドレス記
憶部制御手段は、任意のロウライン内の不良セル数が前
記基準数を越えた場合には、そのライン内のメモリセル
以外の不良セルのアドレスを前記不良セルアドレス記憶
部に格納し、前記転送制御手段は、任意のカラムライン
内の不良セル数が前記基準数を越えた場合には、そのラ
イン内の不良セルアドレスを除いて、前記不良セルアド
レス記憶部に格納された不良セルアドレスを前記救済解
析制御手段に転送する。
【0029】請求項6の発明は、不良セルと置き換え可
能な予備セルを有する被試験メモリの各ロウライン内の
不良セル数と、各ロウライン内の不良セル数が予め定め
た基準数を越えたか否かを示すラインフェイル情報と
を、各ロウラインごとに格納するロウ不良記憶部と、前
記被試験メモリの各カラムライン内の不良セル数と、各
カラムライン内の不良セル数が予め定めた基準数を越え
たか否かを示すラインフェイル情報とを、各カラムライ
ンごとに格納するカラム不良記憶部と、前記被試験メモ
リ内の複数のメモリセルからなる単位領域ごとに、不良
セル数を格納する単位領域不良記憶部と、前記被試験メ
モリ内の不良セルアドレスを格納する不良セルアドレス
記憶部と、前記ロウ不良記憶部にデータを格納する制御
を行うロウ不良記憶部制御手段と、前記カラム不良記憶
部にデータを格納する制御を行うカラム不良記憶部制御
手段と、前記単位領域不良記憶部にデータを格納する制
御を行う単位領域不良記憶部制御手段と、前記不良セル
アドレス記憶部にデータを格納する制御を行う不良セル
アドレス記憶部制御手段と、前記ロウ不良記憶部、前記
カラム不良記憶部、前記単位領域不良記憶部、および前
記不良セルアドレス記憶部に格納されたデータに基づい
て、前記被試験メモリの不良救済解析を行う救済解析制
御手段と、前記不良セルアドレス記憶部に格納された不
良セルアドレスを前記救済解析制御手段に転送する制御
を行う転送制御手段と、を備えたメモリ救済解析装置で
あって、前記単位領域不良記憶部制御手段は、任意のカ
ラムライン内の不良セル数が前記基準数を越えた場合に
は、そのライン内の全メモリセルを除いて、各単位領域
内の不良セル数をカウントし、前記不良セルアドレス記
憶部制御手段は、任意のカラムライン内の不良セル数が
前記基準数を越えた場合には、そのライン内のメモリセ
ル以外の不良セルのアドレスを前記不良セルアドレス記
憶部に格納し、前記転送制御手段は、任意のロウライン
内の不良セル数が前記基準数を越えた場合には、そのラ
イン内の不良セルアドレスを除いて、前記不良セルアド
レス記憶部に格納された不良セルアドレスを前記救済解
析制御手段に転送する。
【0030】例えば、前記ロウ不良記憶部制御手段は、
前記単位領域内の各ロウライン内に含まれる不良セル数
と前記ラインフェイル情報とを各ロウラインごとに検出
し、前記カラム不良記憶部制御手段は、前記単位領域内
の各カラムライン内に含まれる不良セル数と前記ライン
フェイル情報とを各カラムラインごとに検出する。
【0031】請求項1の発明を、例えば図1に対応づけ
て説明すると、「ロウ不良記憶部」はXライン不良メモ
リ11に、「カラム不良記憶部」はYライン不良メモリ
12に、「ロウ不良記憶部制御手段」はメモリ制御回路
15aに、「カラム不良記憶部制御手段」はメモリ制御
回路15bに、それぞれ対応する。
【0032】請求項2の発明を、例えば図1に対応づけ
て説明すると、「不良セルアドレス記憶部」はビット不
良メモリ14に、「不良セルアドレス記憶部制御手段」
はメモリ制御回路15dに、それぞれ対応する。
【0033】請求項3の発明を、例えば図1に対応づけ
て説明すると、「単位領域不良記憶部」は単位領域不良
数メモリ13に、「単位領域不良記憶部制御手段」はメ
モリ制御回路15cに、それぞれ対応する。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るメモリ不良救
済解析装置について、図面を参照しながら具体的に説明
する。
【0035】〔第1の実施形態〕図1はメモリ不良救済
解析装置の第1の実施形態の概略構成を示すブロック図
である。このメモリ不良救済解析装置は、不良セルをラ
イン単位で置き換え可能な冗長回路を有する被試験メモ
リの不良救済解析を行うものであり、メモリテスタ2で
検出された被試験メモリの不良セルデータを解析して、
最適な救済方法を検索する。
【0036】図1のメモリ不良救済解析装置1は、Xラ
イン不良メモリ11と、Yライン不良メモリ12と、単
位領域不良数メモリ13と、ビット不良メモリ14と、
これらメモリを制御するメモリ制御回路15a〜15d
と、CPU16とを備える。各メモリ制御回路15a〜
15dには、メモリテスタ2内の不良セルメモリ21か
らのデータが入力される。
【0037】メモリ制御回路15aは、被試験メモリ内
の不良セル数をXライン(ロウライン)ごとにカウント
し、カウントした不良セル数とラインフェイルフラグ情
報とを、各XラインごとにXライン不良メモリ11に格
納する。このラインフェイルフラグ情報は、各Xライン
内の不良セル数が予め定めた基準数を越えたか否かを示
す情報であり、各Xラインの不良セル数が基準数を越え
ると、そのXラインのラインフェイルフラグがセットさ
れる。
【0038】メモリ制御回路15bは、被試験メモリ内
の不良セル数をYライン(カラムライン)ごとにカウン
トし、カウントした不良セル数とラインフェイルフラグ
情報とを、各YラインごとにYライン不良メモリ12に
格納する。このラインフェイルフラグ情報は、各Yライ
ン内の不良セル数が予め定めた基準数を越えたか否かを
示す情報であり、各Yラインの不良セル数が基準数を越
えると、そのYラインのラインフェイルフラグがセット
される。なお、ラインフェイルフラグをセットする基準
となる基準数は、メモリ制御回路15a,15bで、必
ずしも同じである必要はなく、また、被試験メモリ内の
単位領域によって基準数が異なっていてもよい。
【0039】メモリ制御回路15cは、被試験メモリを
構成する複数の単位領域内の不良セル数を各単位領域ご
とにカウントし、カウントした不良セル数と単位領域フ
ェイルフラグ情報を、各単位領域ごとに単位領域不良数
メモリ13に格納する。この単位領域フェイルフラグ情
報は、各単位領域内の不良セル数が予め定めた基準数を
越えたか否かを示す情報であり、各単位領域内の不良セ
ル数が基準数を超えると、その単位領域のラインフェイ
ルフラグがセットされる。メモリ制御回路15dは、被
試験メモリ内の不良セルアドレスをビット不良メモリ1
4に格納する制御を行う。
【0040】図2は不良救済の対象となる被試験メモリ
の内部構成を示すブロック図である。図示のように、被
試験メモリは複数の単位領域T1〜T4に区分けされて
おり、各単位領域は、メモリセルアレイ31と、Xライ
ン(ロウライン)の不良救済を行うXライン冗長回路3
2と、Yライン(カラムライン)の不良救済を行うYラ
イン冗長回路33とを有する。なお、被試験メモリの内
部は、どのように区分けされていてもよく、また、区分
けのない単一の領域で構成されていてもよい。
【0041】図3はXライン不良メモリ11を制御する
メモリ制御回路15aの内部構成を示す回路図である。
図3に示すように、メモリ制御回路15aは、フリップ
フロップ(FF)41と、オア回路42と、アンド回路43
と、加算器(Adder) 44と、比較器45と、マルチプレ
クサ(MUX) 46と、レジスタ47とを有する。
【0042】フリップフロップ41には、Xライン不良
メモリ11に格納されているラインフェイルフラグ情報
が入力される。オア回路42は、Yライン方向のライン
フェイルフラグ情報と、不良セルメモリ21からのデー
タとの論理和を演算する。Yライン方向のラインフェイ
ルフラグがセットされている場合には、オア回路42の
出力はある決まった論理になる。
【0043】アンド回路43は、オア回路42の出力
と、フリップフロップ41の出力との論理積を演算し
て、その演算結果を加算器44に入力する。Xライン方
向のラインフェイルフラグがセットされている場合に
は、アンド回路43の出力はある決まった論理になる。
一方、Xラインのラインフェイルフラグがセットされて
いない場合には、アンド回路43の出力は、オア回路4
2の出力に応じて変化する。
【0044】加算器44は、各Xラインごとに、1ライ
ン分の不良セル数をカウントする。比較器45は、加算
器44でカウントされた不良セル数と、マルチプレクサ
46で選択された基準数とを比較し、カウントされた不
良セル数が基準数を越えていれば、そのXラインについ
てラインフェイルフラグをセットする。ここでセットさ
れるラインフェイルフラグは、Xライン不良メモリ11
に格納される。
【0045】マルチプレクサ46には複数のレジスタ4
7が接続されており、これらレジスタ47には、ライン
フェイルか否かを判断する基準となる基準数がそれぞれ
格納されている。被試験メモリ内の単位領域によって、
ラインフェイルか否かを判断する基準数がそれぞれ異な
るため、マルチプレクサ46は、検査する領域に応じた
基準数を選択する。なお、被試験メモリ内のすべての単
位領域で、基準数を同じにしてもよく、その場合にはマ
ルチプレクサ46とレジスタ47を省略することができ
る。
【0046】Yライン不良メモリ12を制御するメモリ
制御回路15bも、図3と同じように構成される。この
場合、オア回路42には、Yライン方向のラインフェイ
ルフラグ情報の代わりに、Xライン方向のラインフェイ
ルフラグ情報が入力される。また、加算器44は、各Y
ラインの1ライン分の不良セル数をカウントする。加算
器44でカウントされた不良セル数は、Yライン不良メ
モリ12に格納される。
【0047】図4(a)はメモリ制御回路15a〜15
dの動作を説明する図であり、被試験メモリの単位領域
が5×5セルで構成され、ラインフェイルか否かを判断
する基準値を「2」とした例を示している。図4(a)
の「*」はビット不良メモリ14にセルアドレスが格納
される不良セル、「☆」は不良セルではないが、仮想的
に不良セルとみなされる仮想フェイルセル、「△」はラ
インフェイルが確定したためにビット不良メモリ14に
アドレスが格納されない不良セルを示す。
【0048】メモリ制御回路15bは、Y0〜Y4ラインの
それぞれごとに、不良セルを検索する。図4(a)の例
では、Y0ラインの1,2セル目に不良セルが含まれてお
り、2セル目の不良セルを検出した時点で、ラインフェ
イルフラグがセットされる。したがって、Y0ラインの3
セル目は、不良セルであるにもかかわらず、そのアドレ
スはビット不良メモリ14に格納されない。
【0049】一方、Y0ラインの4,5セル目は、不良セ
ルではないが、すでに第1ラインはラインフェイルが確
定しているため、これらのセルは仮想フェイルセルとみ
なされる。
【0050】次に、Y1ラインは、4セル目だけが不良セ
ルであるため、このラインではラインフェイルフラグは
セットされず、4セル目の不良セルアドレスは、ビット
不良メモリ14に格納される。また、Y0,Y1ラインの各
4セル目はいずれも不良セルであるため、X4ラインには
ラインフェイルフラグがセットされる。
【0051】同様に、Y2ラインは、4セル目だけが不良
セルであるため、ラインフェイルフラグはセットされな
い。ところが、X3ラインは、すでにラインフェイルフラ
グがセットされているため、Y2ラインの4セル目の不良
セルアドレスはビット不良メモリ14に格納されない。
【0052】次に、Y3ラインは、3セル目が不良セルで
あり、この3セル目の不良セルアドレスはビット不良メ
モリ14に格納される。また、Y3ラインの4セル目は、
すでにラインフェイルフラグがセットされたX3ライン上
にあるため、仮想フェイルセルとなる。この仮想フェイ
ルセルが検出された時点で、Y3ラインにはラインフェイ
ルフラグがセットされ、5カラム目は不良セルであるに
もかかわらず、そのアドレスはビット不良メモリ14に
格納されない。また、X2、X4ラインにはともに不良セル
が2つずつ含まれていることから、これらX2、X4ライン
にはともにラインフェイルフラグがセットされる。
【0053】次に、Y4ラインは、3セル目と5セル目に
不良セルが含まれており、4セル目は仮想フェイルセル
である。仮想フェイルセルを含めて、1ライン内に合計
3つの不良セルが存在するため、この第5ラインにはラ
インフェイルフラグがセットされる。また、Y4ラインの
3〜5セル目は、すでにラインフェイルフラグがセット
されたX2〜X4ライン上にあるため、いずれの不良セルア
ドレスも、ビット不良メモリ14には格納されない。
【0054】このように、図4(a)の例では、X方向
とY方向の各3ラインについて、ラインフェイルフラグ
がセットされる。したがって、これらのラインを、予め
設けたスペアラインに置き換える必要があるが、仮にス
ペアラインが2ラインずつしか設けられていない場合に
は、救済不可能となる。
【0055】一方、図4(b),(c)は、スペアライ
ンが2ラインしか設けられていない場合でも、不良救済
が可能な例を示す図である。図4(b)は、Y1およびY3
ラインと、X2およびX4ラインとにラインフェイルフラグ
がセットされる例を示し、図4(c)は、Y0ラインと、
X2およびX4ラインとにラインフェイルフラグがセットさ
れる例を示している。
【0056】このように、本実施形態では、X方向また
はY方向の1ライン分の不良セル数をカウントする場合
に、交差するラインにすでにラインフェイルフラグがセ
ットされているときには、その交差するライン内の全セ
ルを仮想的に不良セルとみなして、不良セル数をカウン
トするようにしたため、ラインフェイルの判断を簡易か
つ的確に行うことができ、CPU16での不良解析処理
を高速化することができる。すなわち、CPU16に
は、ラインフェイルフラグがセットされたラインの不良
セルアドレスが転送されなくなるため、CPU16は必
要なデータのみを用いて不良解析を行うことができ、メ
モリの不良救済解析に要する時間を短縮でき、誤った救
済解を選択するおそれもなくなる。
【0057】図1では、メモリ不良救済解析装置1の内
部に単位領域不良数メモリ13を設けているが、このメ
モリ13を省略し、それ以外のメモリ11,12,14
に格納されたデータに基づいて、不良救済解析を行って
もよい。
【0058】〔第2の実施形態〕図5はメモリ不良救済
解析装置の第2の実施形態の概略構成を示すブロック図
である。図5では、第1の実施形態と共通する構成部分
には同一符号を付けており、以下では相違点を中心に説
明する。
【0059】図5に示すメモリ不良救済解析装置は、X
ライン不良メモリ11、Yライン不良メモリ12、単位
領域不良数メモリ13、およびビット不良メモリ14
と、各メモリを制御するメモリ制御回路15a〜15d
と、各メモリ11〜14に格納されたデータに基づいて
被試験メモリの不良救済解析を行うCPU16とを有す
る点で図1と共通する。ただし、図5のメモリ制御回路
15cは、メモリ制御回路15aからデータを受け取っ
て単位領域不良数メモリ13を制御する点で図1の装置
と異なる。また、各メモリ11〜14の後段には、転送
制御回路17a〜17dが設けられている。これら転送
制御回路17a〜17dは、各メモリ11〜14に格納
されたデータをCPU16に転送する制御を行う。
【0060】図6はXライン不良メモリ11を制御する
メモリ制御回路15aの動作を示すフローチャートであ
る。まず、メモリ制御回路15aは、図6のステップS
1のように、メモリテスタ2内の不良セルメモリ21に
格納されている不良セルデータを順次読み出す。次に、
ステップS2のように、各Xライン(各ロウライン)ご
とに、1ライン内の不良セル数をカウントする。なお、
不良セルメモリ21の読み出し順序に特に制限はない
が、ステップS2では、Xラインごとに不良セル数のカ
ウントを行う。
【0061】次に、ステップS3のように、カウントさ
れた不良セル数が所定の基準数を越えたか否かを判定す
る。不良セル数が基準数を越えた場合にはステップS4
に進み、ラインフェイルが起こったことを示すラインフ
ェイルフラグをセットする。このフラグは、各Xライン
ごとに設けられる。
【0062】ステップS3で不良セル数が所定の基準数
以下と判定された場合、またはステップS4の処理が終
了した場合には、ステップS5に進み、1ライン分の不
良セル検出が終了したか否かを判定する。まだ終わって
いなければステップS1に戻り、一方、1ライン分の不
良セル検出が終了した場合にはステップS6に進む。
【0063】ステップS6では、1ライン分の不良セル
数とラインフェイルフラグ情報とをXライン不良メモリ
11に格納する。次に、ステップS7のように、まだ未
検出のXラインが残っているか否かを判定する。残って
いる場合にはステップS1に戻り、残っていなければ処
理を終了する。
【0064】図7はYライン不良メモリ12を制御する
メモリ制御回路15bの動作を示すフローチャートであ
る。まず、メモリ制御回路15bは、ステップS11の
ように、不良セルメモリ21に格納されている不良セル
データを順次読み出し、次にステップS12のように、
各Yライン(各カラムライン)ごとに、1ライン内の不
良セル数をカウントする。
【0065】次にステップS13のように、カウントさ
れた不良セル数が所定の基準数を越えたか否かを判定す
る。不良セル数が基準数を越えた場合にはステップS1
4に進み、ラインフェイルフラグをセットする。
【0066】ステップS13で不良セル数が所定の基準
数以下と判定された場合、またはステップS14の処理
が終了した場合には、ステップS15に進み、1ライン
分の不良セル検出が終了したか否かを判定する。まだ終
わっていなければステップS11に戻り、1ライン分の
不良セル検出が終了した場合にはステップS16に進
む。
【0067】ステップS16では、1ライン分の不良セ
ル数とラインフェイルフラグ情報とをYライン不良メモ
リ12に格納する。次に、ステップS17のように、ま
だ未検出のYラインが残っているか否かを判定する。残
っている場合にはステップS11に戻り、残っていなけ
れば処理を終了する。
【0068】図8は単位領域不良メモリ13を制御する
メモリ制御回路15cの動作を示すフローチャートであ
る。まず、メモリ制御回路15cは、ステップS21の
ように、不良セルメモリ21に格納されている不良セル
データを順次読み出す。次にステップS22のように、
単位領域内の不良セル数をカウントする。次にステップ
S23のように、各Xラインのいずれかにラインフェイ
ルフラグがセットされているか否かを判定する。ライン
フェイルフラグがセットされている場合にはステップS
24に進み、このフラグに対応するXライン内の不良セ
ル数を、単位領域内の不良セル数のカウント値からデク
リメントする。例えば、ステップS22でカウントされ
た不良数がmで、ラインフェイルフラグがセットされた
ライン内の不良セル数がnの場合には、カウント値を
(m−n)とする。
【0069】次にステップS25のように、単位領域内
の不良セル数が所定の基準数を越えたか否かを判定す
る。越えた場合には、ステップS26に進んで単位領域
フェイルフラグをセットする。一方、ステップS25で
単位領域内の不良セル数が基準数以下と判定された場
合、またはステップS26の処理が終了した場合には、
ステップS27に進む。
【0070】ステップS27では、単位領域内の不良セ
ル数の計測が終了したか否かを判定する。まだ終了して
いない場合にはステップS21に戻り、一方、不良セル
数の計測が終了した場合にはステップS28に進み、単
位領域内の不良セル数と単位領域フェイルフラグとを、
単位領域不良数メモリ13に格納する。次にステップS
29のように、まだ計測していない単位領域が残ってい
るか否かを判定し、まだ残っている場合にはステップS
21に戻り、残っていなければ処理を終了する。
【0071】このように、メモリ制御回路15cは、ラ
インフェイルフラグがセットされたXライン内のメモリ
セルを除いて、単位領域内の不良セル数をカウントする
ため、単位領域のフェイル判断を正確に行うことができ
る。
【0072】図9はビット不良メモリ14を制御するメ
モリ制御回路15dの動作を示すフローチャートであ
る。まず、メモリ制御回路15dは、ステップS41の
ように、不良セルメモリ21に格納されている不良セル
のアドレスを順にビット不良メモリ14に格納する。次
にステップS42のように、各Xラインのいずれかにラ
インフェイルフラグがセットされたか否かを判定し、こ
のフラグがセットされた場合にはステップS43に進
む。
【0073】ステップS43では、ラインフェイルフラ
グがセットされたXライン内の不良セルアドレスを、以
後、ビット不良メモリ14に格納しないようにする。次
にステップS44のように、ラインフェイルフラグがセ
ットされたXラインの次のXライン内の不良セルアドレ
スを、ビット不良メモリ14に上書きすることにより、
ラインフェイルフラグがセットされたXライン内の不良
セルアドレスをビット不良メモリ14から消去する。
【0074】ステップS42でラインフェイルフラグが
セットされなかったと判定された場合、またはステップ
S44の処理が終了した場合には、ステップS45に進
み、すべての不良セルアドレスをビット不良メモリ14
に格納したか否かを判定し、まだ格納していない不良セ
ルアドレスが残っていればステップS41に戻り、すべ
ての不良セルアドレスを格納した場合には、処理を終了
する。
【0075】図10はビット不良メモリ14の後段の転
送制御回路17dのフローチャートである。まず、転送
制御回路17dは、ステップS61のように、Yライン
不良メモリ12内のラインフェイルフラグ情報を検索す
る。次にステップS62のように、各Yラインのいずれ
かにラインフェイルフラグがセットされているか否かを
判定する。ラインフェイルフラグがセットされている場
合にはステップS63に進み、そのYライン内の不良ア
ドレスをCPU16に転送しないように制御する。
【0076】一方、ステップS62でラインフェイルフ
ラグがセットされていないと判定された場合には、その
Yライン内の不良アドレスを順にCPU16に転送す
る。
【0077】ステップS63またはS64の処理が終了
した場合にはステップS65に進み、すべての不良セル
アドレスをCPU16に転送したか否かを判定する。ま
だ転送していないアドレスがある場合にはステップS6
1に戻り、すべての不良セルアドレスを転送した場合に
は処理を終了する。
【0078】このように、転送制御回路17dは、ライ
ンフェイルフラグがセットされたYライン内の不良セル
アドレスをCPU16に転送しないような制御を行うた
め、不良救済解析に必要なアドレスだけがCPU16に
転送され、CPU16は効率よく処理を行うことができ
る。
【0079】図11は被試験メモリ内の不良セルの分布
状況の一例を示す図であり、「*」はビット不良メモリ
14にセルアドレスが格納される不良セル、「・」はラ
インフェイルが確定したためにビット不良メモリ14に
アドレスが格納されない不良セルを示す。
【0080】また、図12は、図11のような不良セル
を有する被試験メモリに対して不良救済解析を行った結
果を示す図である。まず、図11のY0ラインの不良セル
データをCPU16に転送した段階では、図12(a)
のように、1セル目(Y0,X0)と2セル目(Y0,X1) の不良
セルアドレスがビット不良メモリ14に格納され、2セ
ル目を格納した時点で、Y0ラインにラインフェイルフラ
グがセットされる。また、3セル目も不良セルである
が、すでにY0ラインはラインフェイルが確定しているの
で、このアドレス(Y0,X2) は格納されない。
【0081】次に、Y1ラインについては、4セル目(Y
0,X3)が不良セルであり、このアドレスは、ラインフェ
イルの確定したY0ラインの不良セルアドレス(Y0,X0) に
上書きされる。次に、Y2ラインについては、1セル目(Y
2,X0) 、4セル目(Y2,X3)、6セル目(Y2,X6)が不良セ
ルであり、1セル目と4セル目の不良セルアドレスは、
図12(b)に示すように、ビット不良メモリ14内の
(Y1,X3) の後に順に格納され、この時点でY2ラインにラ
インフェイルフラグがセットされる。したがって、6セ
ル目の不良セルアドレス(Y2,X6) は格納されない。以
後、同様の処理を繰り返し、最終的に、ビット不良メモ
リ14内のデータは図12(c)のようになる。
【0082】なお、図5のメモリ制御回路15cは、各
Xラインのラインフェイルフラグ情報に基づいて単位領
域不良数メモリ13を制御しているが、図13のよう
に、各Yラインのラインフェイルフラグ情報に基づいて
単位領域不良数メモリ13を制御してもよい。この場
合、転送制御回路17dは、Xライン不良メモリ11に
格納されている各Xラインのラインフェイルフラグ情報
に基づいて、CPU16への不良セルアドレスの転送を
制御すればよい。
【0083】〔第3の実施形態〕第3の実施形態は第2
の実施形態の変形例であり、転送制御回路17dを各X
ラインおよび各Yラインのラインフェイルフラグ情報に
より制御するものである。
【0084】図14はメモリ不良救済解析装置の第3の
実施形態の概略構成を示すブロック図である。図14の
メモリ不良救済解析装置1内のメモリ制御回路15c
は、メモリ制御回路15aからデータを受け取ることな
く単位領域不良数メモリ13を制御し、転送制御回路1
7dは、転送制御回路17bからデータを受け取ってC
PU16へのデータ転送を制御する。
【0085】図15はビット不良メモリ14の後段の転
送制御回路17dのフローチャートである。まず、転送
制御回路17dは、ステップS81のように、Xライン
不良メモリ11とYライン不良メモリ12内のラインフ
ェイルフラグ情報を検索する。次にステップS82のよ
うに、ラインフェイルフラグがセットされているか否か
を判定する。ラインフェイルフラグがセットされている
場合にはステップS83に進み、ラインフェイルフラグ
がセットされているライン内の不良アドレスをCPU1
6に転送しないように制御する。
【0086】一方、ステップS82でラインフェイルフ
ラグがセットされていないと判定された場合にはステッ
プS84に進み、そのライン内の不良アドレスを順にC
PU16に転送する。
【0087】ステップS83またはS84の処理が終了
した場合にはステップS85に進み、すべての不良セル
アドレスをCPU16に転送したか否かを判定する。ま
だ転送していないアドレスがある場合にはステップS8
1に戻り、すべての不良セルアドレスを転送した場合に
は処理を終了する。
【0088】このように、第3の実施形態では、CPU
16に不良セルアドレスを転送する際、Xライン方向と
Yライン方向のラインフェイル情報に基づいて、必要な
不良セルアドレスだけをCPU16に転送する制御を行
うため、結果として、CPU16に転送するデータ量を
軽減でき、CPU16内部での処理時間を短縮できる。
また、メモリ制御回路15c,15dは、ラインフェイ
ルフラグ情報に無関係に各メモリ13,14を制御する
ため、メモリ制御回路15c,15dの処理を簡略化で
きる。
【0089】上述した第1〜第3の実施形態では、メモ
リ不良救済解析装置1がメモリテスタ2とは別個に設け
られている例を説明したが、メモリ不良救済解析装置1
とメモリテスタ2とを一体に構成してもよい。
【0090】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ラインフェイルと判断されたライン内のメモリセ
ルを除いて、不良セルの検出を行うようにしたため、ラ
インフェイルか否かの判断を簡易かつ的確に行うことが
できる。また、ラインフェイルと判断されたライン内の
メモリセルのアドレスは、救済解析制御手段に転送しな
いようにしたため、救済解析制御手段は効率よく不良救
済解析を行うことができ、不良救済解析を短時間で行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メモリ不良救済解析装置の第1の実施形態の概
略構成を示すブロック図。
【図2】被試験メモリの内部構成を示すブロック図。
【図3】Xライン不良メモリを制御するメモリ制御回路
の内部構成を示す回路図。
【図4】メモリ制御回路の動作を説明する図。
【図5】メモリ不良救済解析装置の第2の実施形態の概
略構成を示すブロック図。
【図6】Xライン不良メモリを制御するメモリ制御回路
の動作を示すフローチャート。
【図7】Yライン不良メモリを制御するメモリ制御回路
の動作を示すフローチャート。
【図8】単位領域不良メモリを制御するメモリ制御回路
の動作を示すフローチャート。
【図9】ビット不良メモリを制御するメモリ制御回路の
動作を示すフローチャート。
【図10】ビット不良メモリの後段の転送制御回路の動
作を示すフローチャート。
【図11】被試験メモリ内の不良セルの分布状況の一例
を示す図。
【図12】図11の不良セルを有する被試験メモリに対
して不良救済解析を行った結果を示す図。
【図13】メモリ不良救済解析装置の第2の実施形態の
変形例を示すブロック図。
【図14】メモリ不良救済解析装置の第3の実施形態の
概略構成を示すブロック図。
【図15】ビット不良メモリの後段の転送制御回路のフ
ローチャート。
【図16】DRAM等のメモリの内部構成を示す図。
【図17】従来のメモリテスタとメモリ不良救済解析装
置の内部構成を示すブロック図。
【図18】不良セルの分布状況の一例を示す図。
【図19】メモリテスタ内の不良セルメモリを二重化し
た例を示す図。
【符号の説明】
1 メモリ不良救済解析装置 2 メモリテスタ 11 Xライン不良メモリ 12 Yライン不良メモリ 13 単位領域不良数メモリ 14 ビット不良メモリ 15a,15b,15c,15d メモリ制御回路 16 CPU 21 不良セルメモリ 22 アドレス制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不良セルと置き換え可能な予備セルを有す
    る被試験メモリの各ロウライン内の不良セル数と、各ロ
    ウライン内の不良セル数が予め定めた基準数を越えたか
    否かを示すラインフェイル情報とを、各ロウラインごと
    に格納するロウ不良記憶部と、 前記被試験メモリの各カラムライン内の不良セル数と、
    各カラムライン内の不良セル数が予め定めた基準数を越
    えたか否かを示すラインフェイル情報とを、各カラムラ
    インごとに格納するカラム不良記憶部と、 前記ロウ不良記憶部にデータを格納する制御を行うロウ
    不良記憶部制御手段と、 前記カラム不良記憶部にデータを格納する制御を行うカ
    ラム不良記憶部制御手段と、を備え、 前記ロウ不良記憶部および前記カラム不良記憶部に格納
    されたデータに基づいて、前記被試験メモリの不良救済
    解析を行うメモリ不良救済解析装置であって、 前記ロウ不良記憶部制御手段は、任意のカラムライン内
    の不良セル数が前記基準数を越えた場合には、そのライ
    ン内の全メモリセルを不良セルとみなして、各ロウライ
    ンの不良セル数と前記ラインフェイル情報とを検出し、 前記カラム不良記憶部制御手段は、任意のロウライン内
    の不良セル数が前記基準数を超えた場合には、そのライ
    ン内の全メモリセルを不良セルとみなして、各カラムラ
    インの不良セル数と前記ラインフェイル情報とを検出す
    ることを特徴とするメモリ不良救済解析装置。
  2. 【請求項2】前記被試験メモリ内の不良セルアドレスを
    格納する不良セルアドレス記憶部と、 前記不良セルアドレス記憶部にデータを格納する制御を
    行う不良セルアドレス記憶部制御手段と、を備え、 前記不良セルアドレス記憶部制御手段は、任意のロウラ
    インまたはカラムライン内の不良セル数が前記基準数を
    越えた場合には、そのライン内のメモリセル以外の不良
    セルのアドレスを前記不良セルアドレス記憶部に格納す
    ることを特徴とする請求項1に記載のメモリ不良救済解
    析装置。
  3. 【請求項3】前記被試験メモリは、複数のメモリセルか
    らなる単位領域により区分けされ、 これら単位領域内の不良セル数を、単位領域ごとに格納
    する単位領域不良記憶部と、 前記単位領域不良記憶部にデータを格納する制御を行う
    単位領域不良記憶部制御手段と、を備え、 前記ロウ不良記憶部制御手段は、前記単位領域内の各ロ
    ウラインに含まれる不良セル数と前記ラインフェイル情
    報とを各ロウラインごとに検出し、 前記カラム不良記憶部制御手段は、前記単位領域内の各
    カラムラインに含まれる不良セル数と前記ラインフェイ
    ル情報とを各カラムラインごとに検出することを特徴と
    する請求項1または2に記載のメモリ不良救済解析装
    置。
  4. 【請求項4】不良セルと置き換え可能な予備セルを有す
    る被試験メモリの各ロウライン内の不良セル数と、各ロ
    ウライン内の不良セル数が予め定めた基準数を越えたか
    否かを示すラインフェイル情報とを、各ロウラインごと
    に格納するロウ不良記憶部と、 前記被試験メモリの各カラムライン内の不良セル数と、
    各カラムライン内の不良セル数が予め定めた基準数を越
    えたか否かを示すラインフェイル情報とを、各カラムラ
    インごとに格納するカラム不良記憶部と、 前記被試験メモリ内の複数のメモリセルからなる単位領
    域ごとに、不良セル数を格納する単位領域不良記憶部
    と、 前記被試験メモリ内の不良セルアドレスを格納する不良
    セルアドレス記憶部と、 前記ロウ不良記憶部にデータを格納する制御を行うロウ
    不良記憶部制御手段と、 前記カラム不良記憶部にデータを格納する制御を行うカ
    ラム不良記憶部制御手段と、 前記単位領域不良記憶部にデータを格納する制御を行う
    単位領域不良記憶部制御手段と、 前記不良セルアドレス記憶部にデータを格納する制御を
    行う不良セルアドレス記憶部制御手段と、を備え、 前記ロウ不良記憶部、前記カラム不良記憶部、前記単位
    領域不良記憶部、および前記不良セルアドレス記憶部に
    格納されたデータに基づいて、前記被試験メモリの不良
    救済解析を行うメモリ不良救済解析装置であって、前記
    単位領域不良記憶部制御手段は、ロウラインおよびカラ
    ムラインの少なくとも一方の任意のライン内の不良セル
    数が前記基準数を越えた場合には、そのライン内の全メ
    モリセルを除いて、各単位領域内の不良セル数をカウン
    トすることを特徴とするメモリ不良救済解析装置。
  5. 【請求項5】不良セルと置き換え可能な予備セルを有す
    る被試験メモリの各ロウライン内の不良セル数と、各ロ
    ウライン内の不良セル数が予め定めた基準数を越えたか
    否かを示すラインフェイル情報とを、各ロウラインごと
    に格納するロウ不良記憶部と、 前記被試験メモリの各カラムライン内の不良セル数と、
    各カラムライン内の不良セル数が予め定めた基準数を越
    えたか否かを示すラインフェイル情報とを、各カラムラ
    インごとに格納するカラム不良記憶部と、 前記被試験メモリ内の複数のメモリセルからなる単位領
    域ごとに、不良セル数を格納する単位領域不良記憶部
    と、 前記被試験メモリ内の不良セルアドレスを格納する不良
    セルアドレス記憶部と、 前記ロウ不良記憶部にデータを格納する制御を行うロウ
    不良記憶部制御手段と、 前記カラム不良記憶部にデータを格納する制御を行うカ
    ラム不良記憶部制御手段と、 前記単位領域不良記憶部にデータを格納する制御を行う
    単位領域不良記憶部制御手段と、 前記不良セルアドレス記憶部にデータを格納する制御を
    行う不良セルアドレス記憶部制御手段と、 前記ロウ不良記憶部、前記カラム不良記憶部、前記単位
    領域不良記憶部、および前記不良セルアドレス記憶部に
    格納されたデータに基づいて、前記被試験メモリの不良
    救済解析を行う救済解析制御手段と、 前記不良セルアドレス記憶部に格納された不良セルアド
    レスを前記救済解析制御手段に転送する制御を行う転送
    制御手段と、を備えたメモリ救済解析装置であって、 前記単位領域不良記憶部制御手段は、任意のロウライン
    内の不良セル数が前記基準数を越えた場合には、そのラ
    イン内の全メモリセルを除いて、各単位領域内の不良セ
    ル数をカウントし、 前記不良セルアドレス記憶部制御手段は、任意のロウラ
    イン内の不良セル数が前記基準数を越えた場合には、そ
    のライン内のメモリセル以外の不良セルのアドレスを前
    記不良セルアドレス記憶部に格納し、 前記転送制御手段は、任意のカラムライン内の不良セル
    数が前記基準数を越えた場合には、そのライン内の不良
    セルアドレスを除いて、前記不良セルアドレス記憶部に
    格納された不良セルアドレスを前記救済解析制御手段に
    転送することを特徴とするメモリ不良救済解析装置。
  6. 【請求項6】不良セルと置き換え可能な予備セルを有す
    る被試験メモリの各ロウライン内の不良セル数と、各ロ
    ウライン内の不良セル数が予め定めた基準数を越えたか
    否かを示すラインフェイル情報とを、各ロウラインごと
    に格納するロウ不良記憶部と、 前記被試験メモリの各カラムライン内の不良セル数と、
    各カラムライン内の不良セル数が予め定めた基準数を越
    えたか否かを示すラインフェイル情報とを、各カラムラ
    インごとに格納するカラム不良記憶部と、 前記被試験メモリ内の複数のメモリセルからなる単位領
    域ごとに、不良セル数を格納する単位領域不良記憶部
    と、 前記被試験メモリ内の不良セルアドレスを格納する不良
    セルアドレス記憶部と、 前記ロウ不良記憶部にデータを格納する制御を行うロウ
    不良記憶部制御手段と、 前記カラム不良記憶部にデータを格納する制御を行うカ
    ラム不良記憶部制御手段と、 前記単位領域不良記憶部にデータを格納する制御を行う
    単位領域不良記憶部制御手段と、 前記不良セルアドレス記憶部にデータを格納する制御を
    行う不良セルアドレス記憶部制御手段と、 前記ロウ不良記憶部、前記カラム不良記憶部、前記単位
    領域不良記憶部、および前記不良セルアドレス記憶部に
    格納されたデータに基づいて、前記被試験メモリの不良
    救済解析を行う救済解析制御手段と、 前記不良セルアドレス記憶部に格納された不良セルアド
    レスを前記救済解析制御手段に転送する制御を行う転送
    制御手段と、を備えたメモリ救済解析装置であって、 前記単位領域不良記憶部制御手段は、任意のカラムライ
    ン内の不良セル数が前記基準数を越えた場合には、その
    ライン内の全メモリセルを除いて、各単位領域内の不良
    セル数をカウントし、 前記不良セルアドレス記憶部制御手段は、任意のカラム
    ライン内の不良セル数が前記基準数を越えた場合には、
    そのライン内のメモリセル以外の不良セルのアドレスを
    前記不良セルアドレス記憶部に格納し、 前記転送制御手段は、任意のロウライン内の不良セル数
    が前記基準数を越えた場合には、そのライン内の不良セ
    ルアドレスを除いて、前記不良セルアドレス記憶部に格
    納された不良セルアドレスを前記救済解析制御手段に転
    送することを特徴とするメモリ不良救済解析装置。
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