JP2003228994A - 半導体記憶装置とメモリセル置換方法及びプログラム - Google Patents

半導体記憶装置とメモリセル置換方法及びプログラム

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JP2003228994A
JP2003228994A JP2002020627A JP2002020627A JP2003228994A JP 2003228994 A JP2003228994 A JP 2003228994A JP 2002020627 A JP2002020627 A JP 2002020627A JP 2002020627 A JP2002020627 A JP 2002020627A JP 2003228994 A JP2003228994 A JP 2003228994A
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Japan
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memory cell
memory cells
spare
defective
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JP2002020627A
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English (en)
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Hiroaki Kodama
裕秋 児玉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易なメモリセル置換方法と該方法を実行す
るためのプログラム、及び該方法により高速なメモリセ
ルの修復を実現する半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 同一行に未置換のスペアコラムライン数
を超える不良メモリセルが並んでいるか否かを判断する
ステップS1と、ステップS1において行方向に未置換
のスペアコラムライン数を超える不良メモリセルが並ん
でいると判断されたときは、スペアロウラインを用いて
不良メモリセルを置換するステップS2と、同一列に未
置換のスペアロウライン数を超える不良メモリセルが並
んでいるか否かを判断するステップS3と、ステップS
3において列方向に未置換のスペアロウライン数を超え
る不良メモリセルが並んでいると判断されたときは、ス
ペアコラムラインを用いて不良メモリセルを置換するス
テップS4とを含むメモリセル置換方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置と
不良メモリセルをスペアのメモリセルに置換するメモリ
セル置換方法、及び該方法をコンピュータにより実現す
るためのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリにはその歩留まり向上のた
め、ロウ及びカラムの二方向にそれぞれスペアメモリセ
ルを持つものがある。そして、このような半導体メモリ
では、該スペアメモリセルを効率良く使うために、不良
メモリセルの分布に応じてロウ及びカラム方向に配置さ
れた該スペアメモリセルをどのように置換すべきか解析
する必要がある。なお、本解析は歩留まり向上のために
スペアメモリセルが使用される際に避けられないもので
ある。
【0003】ここで、従来においては、不良解析メモリ
を備えたLSIテスタを用いて該解析がなされている。
すなわち、該LSIテスタでは、まず最初に試験対象と
するメモリのアドレス空間が該不良解析メモリへ割り当
てられ、該LSIテスタにより実施されたテストにおい
て不良であると判明したアドレスが該不良解析メモリへ
記録される。そして次に、全てのメモリセルについての
該テストが完了した後に、該LSIテスタにおいて、ど
のように置換すべきかについてのリペア解析が行われ
る。
【0004】しかしながら、上記のようなLSIテスタ
を用いる場合には、外部の該LSIテスタによりチップ
内部のメモリに対するテスト結果がモニタできなければ
ならないため、該メモリがシステムLSIとして該チッ
プにロジック回路と共に混載される場合には、テストモ
ードを考慮した設計が必要とされるという問題がある。
【0005】なお、試験対象とされるLSIが高速に動
作し、あるいは大容量のデータを入出力するものであれ
ば、該LSIテスタに高い性能が要求されると共に、テ
ストコストが増大するという問題がある。
【0006】また、試験対象とされるシステムLSIに
複数のメモリが搭載されている場合に、該LSIテスタ
によってこれら複数のメモリを同時に試験することが困
難な場合には、テスト時間がかかるという問題もある。
【0007】以上のような問題を解決するために、従来
においては内部に冗長解析機能を実現する回路を搭載し
たLSIが提案されている。例えば、特開2000−6387号
公報には、不良メモリセルを冗長メモリセルで置換する
ことが可能なビルトインテスト回路を備えた半導体記憶
装置が開示されるが、かかる半導体記憶装置においては
ロウ及びカラム方向に配置されたスペアメモリセルの置
換パターンが独立に試行され、最適な置換パターンが見
出される。
【0008】しかしながら、このような置換方法では各
置換パターンが独立に試行されるため、特に該置換パタ
ーンが多数存在する場合にはテスト時間が増大するとい
う問題がある。
【0009】なお、近年におけるシステムLSIではラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)やリードオンリメモリ
(ROM)などのように、大規模な容量を有する多種類
のメモリが同一チップに多数混載されることが多い。こ
こで、該システムLSI全体に占めるメモリ領域が大き
い場合には、集積密度が高い該メモリ領域における不良
率が歩留まりに大きく影響することになるが、上記のよ
うな多種多様なメモリに対応してそれぞれスペアメモリ
を割り当てることは困難であるという問題もある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
問題を解消するためになされたもので、簡易な方法によ
り不良メモリセルをスペアのメモリセルに置換するメモ
リセル置換方法と該方法を実行するためのプログラム、
及び該方法により高速なメモリセルの修復を実現する半
導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、例えば
行方向及び列方向等の第一及び第二の方向にマトリクス
状に配列された複数のメモリセルと、第一の方向に配列
された第一のスペアメモリセルと、第二の方向に配列さ
れた第二のスペアメモリセルとを含む半導体記憶装置に
おいて、上記複数のメモリセルの中で第一の方向に第二
のスペアメモリセルのうち未だ置換されていない列数を
超える不良メモリセルが並んでいるか否かを判断し、第
一の方向に第二のスペアメモリセルのうち置換されてい
ない列数を超える不良メモリセルが並んでいると判断さ
れたときは第一のスペアメモリセルを用いて不良メモリ
セルを置換すると共に、第二の方向に第一のスペアメモ
リセルのうち置換されていない列数を超える不良メモリ
セルが並んでいるか否かを判断し、第二の方向に第一の
スペアメモリセルのうち置換されていない列数を超える
不良メモリセルが並んでいると判断されたときは、第二
のスペアメモリセルを用いて不良メモリセルを置換する
半導体記憶装置を提供することにより達成される。
【0012】このような手段によれば、不良メモリセル
の分布状態に応じて最適な置換方法が一意的に決定され
るため、効率的なメモリセルの欠陥救済を実現すること
ができる。
【0013】ここで、上記半導体記憶装置は、残存する
不良メモリセルを予め選択された第一のスペアメモリセ
ルまたは第二のスペアメモリセルのいずれか一方を用い
て救済数が最大となるように置換した後、さらに残存す
る不良メモリセルを未選択の第二のスペアメモリセルま
たは第一のスペアメモリセルを用いて置換するものとす
ることができる。
【0014】このような手段によれば、第一及び第二の
スペアメモリセルを最も効率的に使用することにより、
不良メモリセルを最大数救済することができる。
【0015】また、上記半導体記憶装置は、さらに残存
する不良メモリセルを第一のスペアメモリセルで置換し
た場合に救済されるメモリセルの第二の方向における第
一の列数と、残存する不良メモリセルを第二のスペアメ
モリセルで置換した場合に救済されるメモリセルの第一
の方向における第二の列数とを例えばシミュレーション
により求め、求められた第一及び第二の列数の中で大き
な値を取る置換から優先的に実行するものとすることも
できる。
【0016】このような手段によれば、第一及び第二の
スペアメモリセルを利用した欠陥救済において、最も多
くの不良メモリセルを効率的に置換することができる。
また、本発明の目的は、第一及び第二の方向にマトリク
ス状に配列された複数のメモリセルと、第一の方向に配
列された第一のスペアメモリセル及び第二の方向に配列
された第二のスペアメモリセルを含む半導体記憶装置で
あって、第一の方向に配列されたメモリセルの各列に対
応して、それぞれ第二のスペアメモリセルの列数だけの
位置情報を記憶する第一の記憶手段と、第二の方向に配
列されたメモリセルの各列に対応して、それぞれ第一の
スペアメモリセルの列数だけの位置情報を記憶する第二
の記憶手段と、複数のメモリセルの中で不良とされるメ
モリセルの第一及び第二の方向における位置情報を第一
及び第二の記憶手段にそれぞれ記憶させ、第一の記憶手
段に記憶させる位置情報の数が第二のスペアメモリセル
の列数を超えるときは第一のスペアメモリセルによる置
換を実行すると共に、第二の記憶手段に記憶させる位置
情報の数が第一のスペアメモリセルの列数を超えるとき
は第二のスペアメモリセルによる置換を実行する制御手
段とを備えたことを特徴とする半導体記憶装置を提供す
ることにより達成される。
【0017】このような手段によれば、上記第一及び第
二の記憶手段を備えることによって第一及び第二のスペ
アメモリセルを用いた効率的な置換方法を一意的に決定
することができるため、高価なLSIテスタを用いる必
要性も回避され、簡易な構成によって高速なメモリセル
の修復を実現することができる。
【0018】なお、上記半導体記憶装置の機能はコンピ
ュータプログラミング言語により記述でき、該記述によ
るプログラムをコンピュータで実行することによって、
ソフトウェアにより上記置換方法を実現することもでき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態を図面を参照しつつ詳しく説明する。なお、図中同一
符号は同一または相当部分を示す。
【0020】本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置
は、不良メモリセルをスペアのメモリセルに置換する最
適な手順あるいは方法を決定する冗長解析機能を内部に
有し、LSIのテスト結果を用いてリアルタイムに解析す
るものである。まず以下においては、該半導体記憶装置
において実行されるメモリセルの置換方法について、図
3及び図4に示されたフローチャートを参照しつつ詳し
く説明する。
【0021】まず最初に図1に示されるように、四本の
ロウラインr0〜r3及びそれらに直交する五本のコラ
ムラインc0〜c4が設けられ、9個の不良メモリセル
F1〜F9が存在しているメモリセルアレイMAを考え
る。ここで、メモリセルアレイMAにはロウラインr0
〜r3を置換するための二本のスペアロウラインsr
1,sr2と、コラムラインc0〜c4を置換するための
二本のスペアコラムラインsc1,sc2とが付設されて
いると仮定する。なお、メモリセルアレイMA内に形成
され、あるいはスペアロウラインsr1,sr2及びスペ
アコラムラインsc1,sc2に接続された正常なメモリ
セルは図示していない。
【0022】上記のようなメモリセルアレイMAでは、
例えば同一の行に三個以上の不良メモリセルが存在する
場合、二本のスペアコラムラインsc1,sc2による置
換では該三個以上の不良メモリセルを救済できない。従
って、このような場合には必ず行方向に設けられたスペ
アロウラインsr1,sr2によって救済しなければなら
ず、置換方法が一意に決まることになる。
【0023】そして、上記のように一本のスペアロウラ
インsr1,sr2により置換した場合には、該置換によ
り新たに使用できるスペアロウラインsr1,sr2が一
本減ることにより一本のみとなるため、その後は同一の
列に二個以上の不良メモリセルが存在した場合に、スペ
アコラムラインsc1,sc2によって救済することが一
意に決定される。
【0024】すなわち、図3に示されるように、ステッ
プS1で同一行にスペアコラムラインsc1,sc2の
数を超える三個以上の不良メモリセルがあるか否かを判
断し、三個以上の不良メモリセルがあると判断された場
合にはステップS2へ進み、二個以下であると判断され
た場合にはステップS3へ進む。そして、ステップS2
では不良メモリセルが三個以上接続されたロウラインを
スペアロウラインで置換する。
【0025】一方、ステップS3ではステップS1と同
様に同一列にスペアロウラインsr1,sr2の数を超
える三個以上の不良メモリセルがあるか否かを判断し、
三個以上の不良メモリセルがあると判断された場合には
ステップS4へ進み、二個以下であると判断された場合
にはステップS5へ進む。そして、ステップS4では不
良メモリセルが三個以上接続されたコラムラインをスペ
アコラムラインで置換する。
【0026】従って、図1に示された場合においては、
ロウラインr1には行方向に四個の不良メモリセルF
1,F5,F7,F9が接続されるため、ロウラインr
1を一意的にスペアロウラインsr1,sr2の一方で
置換し、コラムラインc2,c3にはそれぞれ列方向に
三個の不良メモリセルF3〜F8が接続されるため、コ
ラムラインc2,c3を一意的にそれぞれスペアコラム
ラインsc1,sc2で置換することになる。なおこの
場合には、残りの不良メモリセルF2,F8が接続され
たロウラインr0が未使用のスペアロウラインsr1,
sr2で置換される。
【0027】さらに、図3に示されたステップS5で
は、各行及び各列の不良メモリセル数がスペアコラムラ
イン(あるいはスペアロウライン)の数(以下、単に
「スペア数」ともいう)以下であるか否かを判断し、不
良メモリセル数がスペア数以下であると判断された場合
にはステップS6へ進み、不良メモリセル数がスペア数
より多いと判断された場合にはステップS1へ戻る。
【0028】ここで、ステップS6へ進む場合には、不
良メモリセルが同一行(及び同一列)にスペア数以下だ
け接続された状態となっていることになる。そして、ス
テップS6では予め優先指定されたロウあるいはコラム
方向において、救済される不良メモリセル数が最大とな
るような置換が実行され、ステップS7で残りの不良メ
モリセルに対して先に優先指定されなかったコラムある
いはロウ方向における置換が実行される。なお、上記の
「優先指定」は、不良メモリセルの発生傾向に応じたス
ペアラインの使用を可能とするものである。
【0029】また、上記ステップS6では置換により削
減できる不良アドレス数を各場合についてシミュレーシ
ョンし、ステップS7では該シミュレーション結果に基
づいて不良アドレスの削減数が大きな場合から優先的に
置換を実行するようにしても良い。
【0030】以下において、上記ステップS6及びステ
ップS7における動作を、不良メモリセルが同一行(及
び同一列)にスペア数以下だけ接続された状態の中で、
不良メモリセルの数が最大となる場合を例として、図2
を参照しつつ説明する。
【0031】図2に示されるように、ここでは六本のロ
ウラインr0〜r5及びそれらに直交する六本のコラム
ラインc0〜c5が設けられ、8個の不良メモリセルF
11〜F18が存在しているメモリセルアレイMAを考
える。ここで、メモリセルアレイMAにはロウラインr
0〜r5を置換するための二本のスペアロウラインsr
1,sr2と、コラムラインc0〜c5を置換するための
二本のスペアコラムラインsc1,sc2とが付設されて
いると仮定する。なお、メモリセルアレイMA内に形成
され、あるいはスペアロウラインsr1,sr2及びスペ
アコラムラインsc1,sc2に接続された正常なメモリ
セルは図示していない。
【0032】図2に示される場合には、同一行あるいは
同一列において最大二個の不良メモリセルが存在してお
り、上記のルールでは一意的に置換方法が決定されな
い。このような場合には、予め優先指定された方向につ
いてロウラインr0〜r5あるいはコラムラインc0〜
c5が、それぞれスペアロウラインsr1,sr2あるい
はスペアコラムラインsc1,sc2で置換された場合
に、異なるコラムラインc0〜c5あるいはロウライン
r0〜r5に接続された被置換メモリセルの個数が最大
となるよう、すなわち救済される不良メモリセルの数が
最大となるように置換され、その後に他の方向について
置換が実行される。
【0033】ここで、例えばロウ方向が予め優先指定さ
れた場合について具体的に説明する。
【0034】ロウラインr0をスペアロウラインsr
1,sr2の一方で置換すると、異なるコラムラインc
0,c1に接続された二個の不良メモリセルF11,F
12が救済されることになる。なお、ロウラインr1を
スペアロウラインsr1,sr2の一方で置換する場合
も同様である。
【0035】これに対し、例えばロウラインr2をスペ
アロウラインsr1,sr2の一方で置換すると、コラ
ムラインc4に接続された一個の不良メモリセルF15
のみが救済されることになり、結果的にすべての不良メ
モリセルを救済することができなくなってしまう。な
お、ロウラインr3〜r5をスペアロウラインsr1,
sr2で置換する場合も同様である。
【0036】従って、図2に示される場合においては、
ロウラインr2〜r5よりもロウラインr0,r1に対
して、スペアロウラインsr1,sr2による置換を実
行しなければならない。
【0037】そして、残りの不良メモリセルに対し、優
先指定されなかったコラム方向について上記と同様な置
換が実行される。すなわち、コラムラインc4,c5が
スペアコラムラインsc1,sc2で置換される。
【0038】次に、図4に示されたステップS8におい
て、メモリセルアレイMAに付設されたスペアロウライ
ンsr1,sr2及びスペアコラムラインsc1,sc
2が全て置換済みであるか否かを判断し、全て置換済み
であると判断された場合にはステップS9へ進み、未置
換のラインがあると判断された場合にはステップS1へ
戻る。
【0039】そして、ステップS9においては、全ての
不良メモリセルが救済されたか否かを判断し、全ての不
良メモリセルが救済されたと判断された場合にはメモリ
セルアレイMAの修復(リペア)が完了されたものとさ
れる。しかしながら、ステップS9において、全ての不
良メモリセルが救済されておらず、救済されていない不
良メモリセルが残存すると判断された場合には、該メモ
リセルは修復不可能なものとされる。 [実施の形態1]上記のようなメモリセルの置換方法は、
図5に示されるようなレジスタ群20を半導体記憶装置
に備えることにより実現できる。なお、以下においては
便宜上、図1及び図2に示されるように、メモリセルア
レイMAにスペアロウライン及びスペアコラムラインが
それぞれ二本付設された半導体記憶装置について説明す
る。
【0040】図5に示されるように、レジスタ群20は
ロウ系のレジスタ1〜6とコラム系のレジスタ7〜12
とを含む。そして、ロウ系のレジスタ1〜6はそれぞれ
同様な構成を有し、レジスタ1は不良メモリセルのロウ
アドレスra及びコラムアドレスA0,A1を格納し、
レジスタ2は不良メモリセルのロウアドレスrb及びコ
ラムアドレスB0,B1を格納し、レジスタ3は不良メ
モリセルのロウアドレスrc及びコラムアドレスC0,
C1を格納し、レジスタ4は不良メモリセルのロウアド
レスrd及びコラムアドレスD0,D1を格納し、レジ
スタ5は不良メモリセルのロウアドレスre及びコラム
アドレスE0,E1を格納し、レジスタ6は不良メモリ
セルのロウアドレスrf及びコラムアドレスF0,F1
を格納する。すなわち、各レジスタ1〜6は同一行に複
数存在する不良メモリセルに対して、該不良メモリセル
が有する異なった二つのコラムアドレスまで格納できる
ものとされる。なお、上記各レジスタ1〜6はコラムア
ドレスA0〜F1の代わりに、対応するコラムラインを
特定するポインタを格納するものとしても良い。
【0041】一方、コラム系のレジスタ7〜12もそれ
ぞれ同様な構成を有し、レジスタ7は不良メモリセルの
コラムアドレスca及びロウアドレスG0,G1を格納
し、レジスタ8は不良メモリセルのコラムアドレスcb
及びロウアドレスH0,H1を格納し、レジスタ9は不
良メモリセルのコラムアドレスcc及びロウアドレスI
0,I1を格納し、レジスタ10は不良メモリセルのコ
ラムアドレスcd及びロウアドレスJ0,J1を格納
し、レジスタ11は不良メモリセルのコラムアドレスc
e及びロウアドレスK0,K1を格納し、レジスタ12
は不良メモリセルのコラムアドレスcf及びロウアドレ
スL0,L1を格納する。すなわち、各レジスタ7〜1
2は同一列に複数存在する不良メモリセルに対して、該
不良メモリセルが有する異なった二つのロウアドレスま
で格納できるものとされる。なお、上記各レジスタ7〜
12はロウアドレスG0〜L1の代わりに、対応するロ
ウラインを特定するポインタを格納するものとしても良
い。
【0042】ここでは最初に、メモリセルアレイMAの
中に図1に示された不良が発生している場合における、
上記レジスタ群20を用いた置換動作を説明する。本実
施の形態1に係る半導体記憶装置は、まずロウアドレス
r0を有する不良メモリセルをサーチし、不良メモリセ
ルF2,F8のコラムアドレスc1,c3を取得する。
そして、図6に示されるように、レジスタ1にはロウア
ドレスr0と二つのコラムアドレスc1,c3が格納さ
れ、それに対応してレジスタ7にはコラムアドレスc1
とロウアドレスr0、レジスタ8にはコラムアドレスc
3とロウアドレスr0がそれぞれ格納される。
【0043】次に、本半導体記憶装置はロウアドレスr
1を有する不良メモリセルをサーチし、不良メモリセル
F1,F5,F7,F9のコラムアドレスc0,c2,
c3,c4を取得する。そして、ロウアドレスr1が格
納されるレジスタ2には二つのコラムアドレスc0,c
2が格納され、それに対応してレジスタ9にはコラムア
ドレスc0及びロウアドレスr1が、レジスタ10には
コラムアドレスc2及びロウアドレスr1がそれぞれ格
納される。
【0044】しかしながら、不良メモリセルF7に対応
するコラムアドレスc3は、ロウアドレスr1と共に既
に二つのコラムアドレスc0,c2を格納しているレジ
スタ2へ格納することはできない。これにより、ロウア
ドレスr1を有するロウラインは、例えばスペアロウラ
インsr1で置換される。
【0045】そして、該置換により未使用のスペアロウ
ラインが一本減ることに対応して、図7に示されるよう
に各レジスタ7〜12において、一方のロウアドレス格
納領域がマスクされると共に、置換されることが決定さ
れたロウアドレスr1を格納するレジスタ2のロウアド
レス格納領域がマスクされる。さらに、スペアロウライ
ンと直交するコラム方向のアドレス(コラムアドレス)
に対応して備えられた二つのレジスタ11,12がマス
クされる。
【0046】次に、本実施の形態1に係る半導体記憶装
置は、ロウアドレスr2を有する不良メモリアドレスを
サーチし、不良メモリセルF4,F6に対応するコラム
アドレスc2,c3を取得する。そして、図8に示され
るように、レジスタ3にロウアドレスr2及びコラムア
ドレスc2を格納すると共に、それに対応してレジスタ
9へコラムアドレスc2及びロウアドレスr2を格納す
る。
【0047】しかしながら、不良メモリセルF6に対応
するロウアドレスr2及びコラムアドレスc3をレジス
タ群20に格納しようとしても、レジスタ8のロウアド
レス格納領域は既に一つマスクされているため、もはや
格納することができない。これにより、コラムアドレス
c3に対応するコラムラインが、例えばスペアコラムラ
インsc1に置換されることが決定される。そして、図
9に示されるように、各レジスタ1〜6において一方の
コラムアドレス格納領域がマスクされると共に、コラム
アドレスc3を格納するレジスタ8のコラムアドレス格
納領域がマスクされる。さらに、スペアコラムラインと
直交するロウ方向のアドレス(ロウアドレス)に対応し
て備えられた二つのレジスタ5,6がマスクされる。
【0048】次に、本実施の形態1に係る半導体記憶装
置は、ロウアドレスr3を有する不良メモリアドレスを
サーチし、不良メモリセルF3に対応するコラムアドレ
スc2を取得する。しかしながら、ロウアドレスr3及
びコラムアドレスc2をレジスタ群20に格納しようと
しても、レジスタ9のロウアドレス格納領域は既に一つ
マスクされているため、もはや格納することができな
い。これにより、コラムアドレスc2に対応するコラム
ラインが、例えばスペアコラムラインsc2に置換され
ることが決定される。そして、図10に示されるよう
に、各レジスタ1〜6において他方のコラムアドレス格
納領域がマスクされると共に、コラムアドレスc2を格
納するレジスタ9のコラムアドレス格納領域がマスクさ
れる。さらに、スペアコラムラインと直交するロウ方向
のアドレス(ロウアドレス)に対応して備えられた二つ
のレジスタ3,4がマスクされる。
【0049】以上より、本実施の形態1に係る半導体記
憶装置によれば、一つのロウアドレス格納領域に対して
スペアコラムラインの数だけコラムアドレス格納領域が
設けられたレジスタ1〜6と、一つのコラムアドレス格
納領域に対してスペアロウラインの数だけロウアドレス
格納領域が設けられたレジスタ7〜12とを含むレジス
タ群20を用いることによって、メモリセルアレイMA
に対応して不良メモリセルの位置を記憶する従来のフェ
イルメモリを備える必要がなくなるため、回路規模を格
段に低減することができる。
【0050】なお、上記においては、ロウアドレスr0
〜r3を順にインクリメントしつつ行方向に不良メモリ
アドレスをサーチして行く方法を説明したが、その逆に
コラムアドレスc0〜c4を順にインクリメントしつつ
列方向に不良メモリアドレスをサーチして行っても良
い。
【0051】以下において、メモリセルアレイMAの中
に図2に示された不良が発生している場合における、上
記レジスタ群20を用いた置換動作を説明する。上記と
同様に、不良メモリセルF11〜F18が順次サーチさ
れ、得られた該不良メモリセルF11〜F18のロウア
ドレス及びコラムアドレスが、図11に示されるように
レジスタ1〜12に格納される。
【0052】ここで、例えばロウアドレスr0を有する
ロウラインをスペアロウラインで置換すると、不良メモ
リセルF11,F12が救済される。このとき、図11
に示されるように、コラムアドレスc0,c1に対応す
るレジスタ7,8にはロウアドレスr0のみが格納され
ているため、上記置換によってロウアドレスr0及びコ
ラムアドレスc0,c1に関するリペアが完了すること
になる。また、同様にロウアドレスr1を有するロウラ
インを他のスペアロウラインで置換すると、不良メモリ
セルF13,F14が救済されるが、この場合にはロウ
アドレスr1及びコラムアドレスc2,c3に関するリ
ペアが完了することになる。
【0053】一方、コラムアドレスc4を有するコラム
ラインをスペアコラムラインで置換すると、不良メモリ
セルF15,F16が救済されるが、図11に示された
レジスタ3,4にはコラムアドレスc4のみが格納され
るため、該置換によりコラムアドレスc4及びロウアド
レスr2,r3に関するリペアが完了することになる。
また、同様にコラムアドレスc5を有するコラムライン
を他のスペアコラムラインで置換すると、コラムアドレ
スc5及びロウアドレスr4,r5に関するリペアが完
了する。以上より、上記のような置換方法によれば、全
ての行及び列について不良メモリセルの置換が実現され
る。
【0054】しかしながら、図11に示されるように、
レジスタ1にはコラムアドレスc0のみならずコラムア
ドレスc1が格納されるため、例えばコラムアドレスc
0を有するコラムラインをスペアコラムラインで置換し
た場合には、コラムアドレスc0に関してはリペアが完
了するものの、行方向においてはリペアを完了させるこ
とのできるロウアドレスが存在しない。従って、依然と
してロウアドレスr0〜r5に不良アドレスが存在する
ことになり、結果として残りのスペアコラムラインと二
本のスペアロウラインsr1,sr2によって全ての不
良メモリセルを置換することができないことになる。こ
のことは、一本のスペアコラムラインを用いた置換を実
行したとき、ロウアドレスに対応して備えられたレジス
タ1〜6のうち2個のレジスタを上記のようにはマスク
できないことから容易に判断される。
【0055】なお、上記の置換方法では行方向及び列方
向のいずれか一方を優先し、レジスタ群20に格納され
たアドレスを参照した結果該方向の置換によっては全て
の不良メモリセルが置換されない場合には、他方向にお
ける置換が試行される。そして、両方向における該置換
によっても救済されない不良メモリセルが残存してしま
う場合にはリペア不能と判断される。
【0056】次に、図1及び図2に示されたメモリセル
アレイMAが行及び列方向に複数並置され、スペアロウ
ライン及びスペアコラムラインが該複数のメモリセルア
レイMAに共有された半導体記憶装置について説明す
る。
【0057】図12は、メモリセルアレイMAが4×4
のマトリクス状に配置され、スペアロウラインsr1〜
sr8及びスペアコラムラインsc1〜sc8が共有さ
れる半導体記憶装置の構成を示す。すなわち、図12に
示されるように、同一行に配置されたメモリセルアレイ
MAを含む各ロウブロックRB1〜RB4においてスペ
アロウラインsr1〜sr8が共有され、同一列に配置
されたメモリセルアレイMAを含む各コラムブロックC
B1〜CB4においてスペアコラムラインsc1〜sc
8がそれぞれ共有される。
【0058】上記のような半導体記憶装置では、まず最
小単位であるメモリセルアレイMA毎に、上記図3に示
されたステップS1からステップS5までの動作が実行
される。そして次に、上記ロウブロックRB1〜RB4
あるいはコラムブロックCB1〜CB4がそれぞれ一つ
のメモリセルアレイMAであると見なして、上記ステッ
プS1からステップS9までの動作が実行される。な
お、図12に示された半導体記憶装置においては、図5
に示されたレジスタ群20は最小単位であるメモリセル
アレイMA毎に必要とされる。
【0059】次に、図13を参照しつつ、上記置換動作
を並列実行する半導体記憶装置について説明する。
【0060】図13に示された半導体記憶装置はパター
ン発生器21と、パターン発生器21に並列接続された
複数のメモリブロック23とを備え、各メモリブロック
23はメモリ32と期待値比較回路25、リペアサーチ
ブロック27及びリペアレジスタ37を含む。
【0061】ここで、各メモリ32はパターン発生器2
1及びリペアレジスタ37に接続され、各期待値比較回
路25はメモリ32及びパターン発生器21に接続され
る。また、各リペアサーチブロック27は期待値比較回
路25及びパターン発生器21に接続され、リペアレジ
スタ37はリペアサーチブロック27に接続される。
【0062】上記のような構成を有する半導体記憶装置
においては、メモリ32に含まれる不良メモリセルを検
出するためパターン発生器21により発生されたテスト
パターン信号がメモリ32へ供給される。そして、期待
値比較回路25は、メモリ32を構成する各メモリセル
より出力されたデータとパターン発生器21から供給さ
れたテスト結果の期待値データとを比較し、比較結果に
応じたデータをリペアサーチブロック27へ供給する。
【0063】また、リペアサーチブロック27は、パタ
ーン発生器21から供給されるテストパターン信号と期
待値比較回路25から供給されるデータとに応じて不良
メモリセルを特定し、該不良メモリセルに対して上記の
置換方法を適用する。そして、置換方法が決定された段
階で、該置換を実行するための設定データをリペアレジ
スタ37へ格納する。これによって、メモリ32に含ま
れた不良メモリセルが救済される。
【0064】図14は、リペアサーチブロック27の構
成を示すブロック図である。図14に示されるように、
リペアサーチブロック27はフェイルアドレスバッファ
40と前段置換部27A、後段置換部27B及びコント
ローラ45を備える。そして、前段置換部27Aはアド
レス比較回路41とフェイルアドレスレジスタ42を含
み、後段置換部27Bはアドレス比較回路43とランダ
ムアクセスメモリ(RAM)により構成されるフェイル
アドレスバックアップレジスタ44とを含む。ここで、
前段置換部27Aは図3に示されたステップS1からス
テップS5までの動作を実行し、後段置換部27Bは図
3及び図4に示されたステップS6からステップS9ま
での動作を実行する。
【0065】そして、フェイルアドレスバッファ40は
期待値比較回路25及びパターン発生器21に接続さ
れ、前段置換部27Aはフェイルアドレスバッファ40
に接続される。また、後段置換部27Bは前段置換部2
7Aに接続され、前段置換部27A及び後段置換部27
Bは共にコントローラ45により制御される。さらに、
フェイルアドレスレジスタ42はフェイルアドレスバッ
ファ40に接続され、アドレス比較回路41はフェイル
アドレスレジスタ42に接続される。
【0066】また、フェイルアドレスバックアップレジ
スタ44はフェイルアドレスレジスタ42に接続され、
アドレス比較回路43はフェイルアドレスバックアップ
レジスタ44に接続される。そして、フェイルアドレス
レジスタ42及びフェイルアドレスバックアップレジス
タ44がコントローラ45により制御される。なお、フ
ェイルアドレスバックアップレジスタ44はリペアレジ
スタ37に接続される。
【0067】上記のような構成を有するリペアサーチブ
ロック27は、パターン発生器21から供給されるテス
トパターン信号と期待値比較回路25から供給されるデ
ータとをフェイルアドレスバッファ40を介してフェイ
ルアドレスレジスタ42に取り込む。このとき、コント
ローラ45はフェイルアドレスレジスタ42に取り込ま
れたデータを参照して不良メモリセルのアドレスを特定
し、アドレス比較回路41に対して該アドレスが既に置
換対象とされているアドレスであるか否かを判別させ
る。そして、該判別の結果として新たな置換対象とされ
るメモリセルのアドレスがフェイルアドレスレジスタ4
2に格納される。
【0068】一方、コントローラ45はフェイルアドレ
スレジスタ42に格納されたアドレスによって指定され
る不良なメモリセルを置換対象として、図3に示された
ステップS1からステップS5までの動作を実行する。
そして、フェイルアドレスレジスタ42は、ステップS
5までの動作が終了した後においても救済されていない
不良メモリセルのアドレスをフェイルアドレスバックア
ップレジスタ44へ供給する。
【0069】コントローラ45はアドレス比較回路43
に対して、フェイルアドレスバックアップレジスタ44
へ供給されたアドレスが既に置換対象とされているメモ
リセルを特定するものであるか否かを判別させ、既に置
換対象とされているメモリセルを特定するアドレスでな
い場合には該アドレスにより指定されるメモリセルを新
たな置換対象に加える。
【0070】また、コントローラ45は上記のようにし
て特定された不良メモリセルを置換対象として、図3及
び図4に示されたステップS6からステップS9までの
動作を実行する。そして、フェイルアドレスバックアッ
プレジスタ44は決定された置換を実現するための設定
データをリペアレジスタ37へ供給する。
【0071】なお、テスト対象とするメモリ32の分割
数が多い場合には、不良メモリセルのアドレスを多数記
憶する必要があるため、ゲート規模の大きなフェイルア
ドレスレジスタ42が要求される。従って、このような
場合には一度にテストする領域を限定しつつ異なる該領
域毎に該テストを順次繰り返して実行し、ステップS5
まで動作した後に残存した不良メモリセルのアドレス
が、逐次フェイルアドレスバックアップレジスタ44に
格納される。
【0072】ここで、上記ステップS6からステップS
9までの動作はリアルタイムで実行する必要がないた
め、フェイルアドレスバックアップレジスタ44に蓄積
されたデータに対して、該ステップを事後的に実行する
ことができる。
【0073】このように、リペアサーチブロック27を
前段置換部27Aと後段置換部27Bとの二段構成と
し、フェイルアドレスバックアップレジスタ44を容量
の大きなRAMによって構成することにより、フェイル
アドレスレジスタ42の回路規模を小さくして、ひいて
は半導体記憶装置全体の回路規模を低減することができ
る。
【0074】なお、ステップS5まで動作した後に残存
した不良メモリセルのアドレスを外部出力し、上記ステ
ップS6以降の動作を外部の演算装置で実行しても良
い。
【0075】以上より、本発明の実施の形態1に係る半
導体記憶装置によれば、外部テスタを用いることなくメ
モリセルを試験し、簡易な構成により効率的な置換を容
易かつ高速に実現することができる。
【0076】また、一般的にシステムLSIに内蔵され
るメモリは、全体として回路規模が大きいのみならず、
用途に応じた多数個の小容量メモリからなる。ここで、
回路規模及びテストコストに鑑みれば、該小容量のメモ
リが個別に冗長回路を有することは望ましくないもの
の、全容量を考えると置換を実行するための回路を持た
ない場合には歩留まりが低下してしまうという問題が生
じる。
【0077】従って、図13に示された半導体記憶装置
をシステムLSIとして採用すれば、回路規模を抑えな
がらきめ細かな置換回路をチップ上に形成することがで
きる。 [実施の形態2]本発明に係る上記置換方法では、不良メ
モリセルを特定するアドレスを記憶するための大容量メ
モリが不要とされるため、システムLSI等に内蔵され
るプロセッサに上記置換方法を記述したプログラムを実
行させることによって実現することもできる。以下にお
いて、ソフトウェアにより上記置換方法を並列的に実行
する半導体記憶装置について説明する。
【0078】図15は、本発明の実施の形態2に係る半
導体記憶装置の構成を示すブロック図である。図15に
示されるように、本実施の形態2に係る半導体記憶装置
はバス36とバス36に接続された複数のメモリ32、
各メモリ32に対応して設けられバス36に接続された
複数のリペアレジスタ37、及びバス36に接続された
プロセッサ38とを備える。
【0079】ここで、上記プロセッサ38は、複数のメ
モリ32に対するデータの読み書きにより各メモリ32
内における不良メモリセルの有無を自己診断すると共
に、図3及び図4に示された置換方法を記述したプログ
ラムを格納し、上記自己診断の結果を参照しつつ該プロ
グラムを実行する。
【0080】ここで、上記プロセッサ38は該プログラ
ムの実行により、各リペアレジスタ37に格納された置
換のための設定データを自由に読み書きするため、自由
度の高い不良救済を並列的に実現することができる。
【0081】以上より、本発明の実施の形態2に係る半
導体記憶装置によれば、ソフトウェアによって上記置換
方法を実現することにより、不良メモリセルをサーチす
るハード構成を不要なものとするため、システムLSI
等に内蔵される多種多様のメモリについて不良メモリセ
ルを救済する等といった複雑な置換動作を、回路規模を
増大させることなく容易に実現することができる。 [実施の形態3]大規模集積回路(LSI)において、内
蔵されたメモリ内における不良のメモリセルが該集積回
路自身によってサーチされる場合には、該サーチ結果に
基づいて上記置換方法を実行することによりセルフリペ
アを実現することができる。以下において、該セルフリ
ペアを実現するシステムLSIについて説明する。
【0082】図16は、本発明の実施の形態3に係るシ
ステムLSIの構成を示すブロック図である。図16に
示されるように、本システムLSI30はビルトインセ
ルフテスト部(BIST)31とメモリ32、及びビル
トインセルフリペア部(BISR)35を備える。そし
て、BISR35はリペアサーチブロック27及びレジ
スタ34を含む。
【0083】ここで、BIST31とメモリ32は相互
接続され、メモリ32はレジスタ34に接続される。ま
た、リペアサーチブロック27はBIST31に接続さ
れ、レジスタ34はリペアサーチブロック27に接続さ
れる。
【0084】上記のような構成を有するシステムLSI
30において、BIST31はメモリ32に対してテス
ト信号STを供給すると共に、該テスト信号STに応じ
てメモリ32から出力されるテスト結果信号SRを受領
する。これより、BIST31は該テスト結果信号SR
に応じて、メモリ32内に存在する不良メモリセルを特
定する。
【0085】そして、リペアサーチブロック27はBI
ST31から、例えば不良メモリセルのロウアドレス及
びコラムアドレス等の該不良メモリセルを特定する情報
を受領し、該情報に上記置換方法を適用する。従って、
リペアサーチブロック27はメモリ32内に存在する不
良メモリセルの分布に応じて最適な置換方法を見出し、
該置換を実行するための設定データをレジスタ34へ供
給する。このとき、レジスタ34はリペアサーチブロッ
ク27から供給された設定データに応じて、メモリ32
内に含まれた不良メモリセルをスペアメモリセルに置換
する。
【0086】なお、レジスタ34を用いることなく、リ
ペアサーチブロック27から該設定データを直接メモリ
32へ供給することによって、該置換を実行させるよう
な構成とすることもできる。
【0087】また、上記のようなシステムLSI30を
用いることによって、オンボード上での実動作レベルの
自己診断を実行させることができるため、該システムL
SI30が組み込まれたシステム全体の信頼性を向上さ
せることができる。
【0088】また、上記においては、フューズを利用す
ることによってレジスタ34に設定するデータを決定す
るようにBISR35を構成することもでき、この場合
にはリペアサーチブロック27から供給されるデータに
応じて該フューズが切断される。
【0089】図17は、図16に示されたシステムLS
I30の第一の変形例を示すブロック図である。図17
に示されるように、システムLSI50は図16に示さ
れたリペアサーチブロック27に含まれるフェイルアド
レスバッファ40と前段置換部27A、及び前段置換部
27Aを制御するコントローラ46を内蔵し、前段置換
部27Aに接続された後段置換部、すなわちフェイルア
ドレスバックアップメモリ47とフェイルアドレスバッ
クアップメモリ47を制御するプロセッサ48はシステ
ムLSI50の外部に配設する構成としても良い。
【0090】上記において、コントローラ46が図3に
示されたステップS1からステップS5までの動作を制
御し、プロセッサ48が図3及び図4に示されたステッ
プS6からステップS9までの動作を制御する。そし
て、最終的に確定された置換を実行するための設定デー
タがフェイルアドレスバックアップメモリ47からレジ
スタ34へ供給される。
【0091】一方、図18に示されるように、システム
LSI60の外部において図3及び図4に示されたステ
ップS1からステップS9までの動作を実行するような
構成も考えられる。すなわち、図16に示されたリペア
サーチブロック27に含まれた構成要素の中でフェイル
アドレスバッファ40をシステムLSI60に内蔵する
と共に、フェイルアドレスバックアップメモリ51及び
プロセッサ52をシステムLSI60の外部に配設して
も良い。
【0092】ここで、フェイルアドレスバックアップメ
モリ51はフェイルアドレスバッファ40に接続され、
プロセッサ52がフェイルアドレスバックアップメモリ
51を制御する。また、フェイルアドレスバックアップ
メモリ51はレジスタ34に接続される。
【0093】上記のような構成では、メモリ32の一部
に対するテスト結果がフェイルアドレスバッファ40を
介して外部のフェイルアドレスバックアップメモリ51
に蓄積される。そして、プロセッサ52はフェイルアド
レスバックアップメモリ51に蓄積された該テスト結果
に応じて、図3及び図4に示されたステップS1からス
テップS9の動作を実行する。なお、最終的に確定され
た置換を実行するための設定データがフェイルアドレス
バックアップメモリ51からレジスタ34へ供給され
る。
【0094】また、図16に示されたシステムLSI3
0では、レジスタ34がリペアサーチブロック27に直
接接続されるが、リペアサーチブロック27において生
成された設定データを、システムLSIに内蔵されたプ
ロセッサの動作によりレジスタ34へ供給するようにし
ても良い。
【0095】図19は、上記設定データをプロセッサ制
御するシステムLSIの構成を示すブロック図である。
図19に示されるように、システムLSI70はメモリ
32とBIST31、BISR71、バス63及びプロ
セッサ62を備え、BISR71はフェイルアドレスバ
ッファ40と前段置換部27A、後段置換部27B、コ
ントローラ45、リペアアドレスレジスタ61及びレジ
スタ34を含む。
【0096】ここで、リペアアドレスレジスタ61の入
力ノードは後段置換部27Bに接続され、出力ノードは
バス63に接続される。また、レジスタ34の入力ノー
ド及びプロセッサ62がそれぞれバス63に接続され
る。
【0097】上記のような構成を有するシステムLSI
70では、コントローラ45によって図3及び図4に示
されたステップS1からステップS9の動作が実行さ
れ、最終的に確定された置換を実行するための設定デー
タがリペアアドレスレジスタ61に格納される。そし
て、プロセッサ62は所定のタイミングにおいて、リペ
アアドレスレジスタ61に格納された該設定データをバ
ス63を介してレジスタ34へ供給する。
【0098】以上より、本発明の実施の形態3に係るシ
ステムLSIによれば、回路規模を抑えつつ種々の内蔵
メモリにおける欠陥救済を実現することができる。
【0099】
【発明の効果】本発明に係る半導体記憶装置とメモリセ
ル置換方法及び該方法を実現するためのプログラムによ
れば、簡易な構成により不良メモリセルの分布状態に応
じた最適な置換方法が一意的に決定され、効率的にメモ
リセルの欠陥が救済されるため、高速にメモリセルを修
復することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るメモリセル置換方法
の基本的な考え方を説明するための第一の図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るメモリセル置換方法
の基本的な考え方を説明するための第二の図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るメモリセル置換方法
を示すフローチャートである。
【図4】図3に示されたメモリセル置換方法を補完する
フローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態1に係る半導体記憶装置に
含まれたレジスタ群の構成を示す図である。
【図6】図5に示されたレジスタ群の動作を説明する第
一の図である。
【図7】図5に示されたレジスタ群の動作を説明する第
二の図である。
【図8】図5に示されたレジスタ群の動作を説明する第
三の図である。
【図9】図5に示されたレジスタ群の動作を説明する第
四の図である。
【図10】図5に示されたレジスタ群の動作を説明する
第五の図である。
【図11】図5に示されたレジスタ群の動作を説明する
第六の図である。
【図12】図1及び図2に示されたメモリセルアレイが
行及び列方向に並置された実施の形態1に係る半導体記
憶装置の動作を説明するための図である。
【図13】本発明の実施の形態1に係る半導体記憶装置
の構成を示すブロック図である。
【図14】図13に示されたリペアサーチブロックの構
成を示すブロック図である。
【図15】本発明の実施の形態2に係る半導体記憶装置
の構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の実施の形態3に係るシステムLSI
の構成を示すブロック図である。
【図17】図16に示されたシステムLSIの第一の変
形例を示すブロック図である。
【図18】図16に示されたシステムLSIの第二の変
形例を示すブロック図である。
【図19】図16に示されたシステムLSIの第三の変
形例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1〜12 レジスタ、20 レジスタ群、21 パター
ン発生器、23 メモリブロック、25 期待値比較回
路、27 リペアサーチブロック、27A 前段置換
部、27B 後段置換部、30,50,60,70 シ
ステムLSI、31ビルトインセルフテスト部(BIS
T)、32 メモリ、34 レジスタ、35,71 ビ
ルトインセルフリペア部(BISR)、36,63 バ
ス、37リペアレジスタ、38,48,52,62 プ
ロセッサ、40 フェイルアドレスバッファ、41,4
3 アドレス比較回路、42 フェイルアドレスレジス
タ、44 フェイルアドレスバックアップレジスタ、4
5,46 コントローラ、47,51 フェイルアドレ
スバックアップメモリ、61 リペアアドレスレジス
タ、sc1〜sc8 スペアコラムライン、sr1〜sr
8 スペアロウライン、F1〜F9 不良メモリセル、
MA メモリセルアレイ、CB1〜CB4 コラムブロ
ック、RB1〜RB4 ロウブロック。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一及び第二の方向にマトリクス状に配
    列された複数のメモリセルと、前記第一の方向に配列さ
    れた第一のスペアメモリセルと、前記第二の方向に配列
    された第二のスペアメモリセルとを含む半導体記憶装置
    であって、 前記メモリセルの中で前記第一の方向に前記第二のスペ
    アメモリセルのうち置換されていない列数を超える不良
    メモリセルが並んでいるか否かを判断し、前記第一の方
    向に前記第二のスペアメモリセルのうち置換されていな
    い列数を超える前記不良メモリセルが並んでいると判断
    されたときは前記第一のスペアメモリセルを用いて前記
    不良メモリセルを置換すると共に、前記第二の方向に前
    記第一のスペアメモリセルのうち置換されていない列数
    を超える前記不良メモリセルが並んでいるか否かを判断
    し、前記第二の方向に前記第一のスペアメモリセルのう
    ち置換されていない列数を超える前記不良メモリセルが
    並んでいると判断されたときは、前記第二のスペアメモ
    リセルを用いて前記不良メモリセルを置換する制御手段
    を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、残存する前記不良メモ
    リセルを予め選択された前記第一のスペアメモリセルま
    たは前記第二のスペアメモリセルのいずれか一方を用い
    て救済数が最大となるように置換した後、さらに残存す
    る前記不良メモリセルを未選択の前記第二のスペアメモ
    リセルまたは前記第一のスペアメモリセルを用いて置換
    する請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、さらに残存する前記不
    良メモリセルを前記第一のスペアメモリセルで置換した
    場合に救済される前記メモリセルの前記第二の方向にお
    ける第一の列数と、前記残存する不良メモリセルを前記
    第二のスペアメモリセルで置換した場合に救済される前
    記メモリセルの前記第一の方向における第二の列数とを
    求め、求められた前記第一及び第二の列数の中で大きな
    値を取る置換から優先的に実行する請求項1に記載の半
    導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のメモリセルからなるメモリセ
    ルアレイが複数並設され、前記制御手段は各々の前記メ
    モリセルアレイに対応して備えられたことを特徴とする
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のメモリセルからなるメモリセ
    ルアレイが複数並設され、 前記制御手段は複数の前記メモリセルアレイに対してそ
    れぞれ前記置換を実行する請求項1に記載の半導体記憶
    装置。
  6. 【請求項6】 前記複数のメモリセルを試験することに
    より、前記複数のメモリセルの中に存在する前記不良メ
    モリセルの位置を特定し、前記位置を示す情報を前記制
    御手段へ供給するテスト手段をさらに備え、 前記制御手段及び前記テスト手段は1チップ上に形成さ
    れる請求項1に記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 第一及び第二の方向にマトリクス状に配
    列された複数のメモリセルと、前記第一の方向に配列さ
    れた第一のスペアメモリセル及び前記第二の方向に配列
    された第二のスペアメモリセルを含む半導体記憶装置で
    あって、 前記第一の方向に配列された前記メモリセルの各列に対
    応して、それぞれ前記第二のスペアメモリセルの列数だ
    けの位置情報を記憶する第一の記憶手段と、 前記第二の方向に配列された前記メモリセルの各列に対
    応して、それぞれ前記第一のスペアメモリセルの列数だ
    けの位置情報を記憶する第二の記憶手段と、 前記複数のメモリセルの中で不良とされる前記メモリセ
    ルの前記第一及び第二の方向における位置情報を前記第
    一及び第二の記憶手段にそれぞれ記憶させ、前記第一の
    記憶手段に記憶させる前記位置情報の数が前記第二のス
    ペアメモリセルの列数を超えるときは前記第一のスペア
    メモリセルによる置換を実行すると共に、前記第二の記
    憶手段に記憶させる前記位置情報の数が前記第一のスペ
    アメモリセルの列数を超えるときは前記第二のスペアメ
    モリセルによる置換を実行する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 第一及び第二の方向にマトリクス状に配
    列された複数のメモリセルの中に存在する不良メモリセ
    ルを、前記第一の方向に配列された第一のスペアメモリ
    セルあるいは前記第二の方向に配列された第二のスペア
    メモリセルを用いて置換するメモリセル置換方法であっ
    て、 前記第一の方向に前記第二のスペアメモリセルのうち置
    換されていない列数を超える前記不良メモリセルが並ん
    でいるか否かを判断する第一のステップと、 前記第一のステップにおいて、前記第一の方向に前記第
    二のスペアメモリセルのうち置換されていない列数を超
    える前記不良メモリセルが並んでいると判断されたとき
    は、前記第一のスペアメモリセルを用いて前記不良メモ
    リセルを置換する第二のステップと、 前記第二の方向に前記第一のスペアメモリセルのうち置
    換されていない列数を超える前記不良メモリセルが並ん
    でいるか否かを判断する第三のステップと、 前記第三のステップにおいて、前記第二の方向に前記第
    一のスペアメモリセルのうち置換されていない列数を超
    える前記不良メモリセルが並んでいると判断されたとき
    は、前記第二のスペアメモリセルを用いて前記不良メモ
    リセルを置換する第四のステップとを含むことを特徴と
    するメモリセル置換方法。
  9. 【請求項9】 前記第四のステップにおける前記置換後
    において残存する前記不良メモリセルを、予め選択され
    た前記第一のスペアメモリセルまたは前記第二のスペア
    メモリセルのいずれか一方を用いて救済数が最大となる
    ように置換する第五のステップと、 さらに残存する前記不良メモリセルを、未選択の前記第
    二のスペアメモリセルまたは前記第一のスペアメモリセ
    ルを用いて置換する第六のステップとをさらに備えた請
    求項8に記載のメモリセル置換方法。
  10. 【請求項10】 第一及び第二の方向にマトリクス状に
    配列された複数のメモリセルの中に存在する不良メモリ
    セルを、前記第一の方向に配列された第一のスペアメモ
    リセルあるいは前記第二の方向に配列された第二のスペ
    アメモリセルを用いて置換するためのプログラムであっ
    て、前記プログラムはコンピュータに対して、 前記第一の方向に前記第二のスペアメモリセルのうち置
    換されていない列数を超える前記不良メモリセルが並ん
    でいるか否かを判断させ、 前記第一の方向に前記第二のスペアメモリセルのうち置
    換されていない列数を超える前記不良メモリセルが並ん
    でいると判断されたときは、前記第一のスペアメモリセ
    ルを用いて前記不良メモリセルを置換させ、 前記第二の方向に前記第一のスペアメモリセルのうち置
    換されていない列数を超える前記不良メモリセルが並ん
    でいるか否かを判断させ、 前記第二の方向に前記第一のスペアメモリセルのうち置
    換されていない列数を超える前記不良メモリセルが並ん
    でいると判断されたときは、前記第二のスペアメモリセ
    ルを用いて前記不良メモリセルを置換させることを特徴
    とするプログラム。
  11. 【請求項11】 前記コンピュータに対して、さらに 残存する前記不良メモリセルを、予め選択された前記第
    一のスペアメモリセルまたは前記第二のスペアメモリセ
    ルのいずれか一方を用いて救済数が最大となるように置
    換させ、 さらに残存する前記不良メモリセルを、未選択の前記第
    二のスペアメモリセルまたは前記第一のスペアメモリセ
    ルを用いて置換させる請求項10に記載のプログラム。
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