JPH109993A - ガス遮断装置 - Google Patents

ガス遮断装置

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JPH109993A
JPH109993A JP16701996A JP16701996A JPH109993A JP H109993 A JPH109993 A JP H109993A JP 16701996 A JP16701996 A JP 16701996A JP 16701996 A JP16701996 A JP 16701996A JP H109993 A JPH109993 A JP H109993A
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shut
gas
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Junichi Saito
潤一 斎藤
Koichi Ueki
浩一 植木
Kaoru Onishi
薫 大西
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 係員が各家庭を訪問して、行う定期検査の点
検作業を軽減する。 【解決手段】 ガスの通路の開閉を行う遮断弁1、外部
からの信号によりガスボンベの交換を検出するボンベリ
セット手段14、ボンベリセット手段14からのボンベ
交換信号により遮断弁1の定期検査を行うため検査開始
信号を出力し、その後所定期間内に検査終了信号がなけ
れば異常報知信号を出力する制御部10と、制御部10
からの検査開始信号を受けて遮断弁1の開閉駆動をする
弁駆動部3、弁駆動部3からの開閉駆動信号により遮断
弁1の開閉状態を検出して正常に動作していれば制御部
10へ検査終了信号を制御部10に送ることにより、定
期的な遮断弁1の点検作業を軽減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスの事故を未然
に防止するガス遮断装置の自動点検手段に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のガス遮断装置の制御ブロッ
ク部である。図3に基づき従来の技術を説明する。
【0003】図3において、1はガスの通路の開閉を行
う遮断弁、2は通過ガス流量を測定する流量測定手段、
3は遮蔽弁1の開閉駆動をする弁駆動部、4は遮断弁1
や流量測定手段2が取り付けられているガスメータであ
る。11はガス通路が遮断されたことをガスメータ4の
外部に報知する報知手段である。12は外部遮断手段、
13は外部復帰手段である。それぞれガスメータ4の外
部より操作することにより遮断弁1の遮断および復帰を
指示することができる。30は制御部で流量測定手段2
によりガス流量に異常を検出すると、弁駆動部3を動作
させ遮断弁1を閉止し、報知手段11で外部に報知する
ように構成されている。
【0004】前記遮断弁1を定期的に検査する場合、係
員が各家庭を巡回し、ガスが使用されていないかどうか
を確認して、外部遮断手段12によりガスの通路を遮断
して検査し、また、検査終了後は外部復帰手段13によ
り遮断弁1を復帰させて点検するようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、係員が各家庭を巡回しガスを使用していな
いかどうかを確認した上で遮断弁1の開閉検査を行って
おり、昨今の人手不足の中で多大な労力を要することが
課題であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、ガスの通路の開閉を行う遮断弁と、外部か
らの信号によりガスボンベの交換を検出するボンベリセ
ット手段からのボンベ交換信号により前記遮断弁の検査
を行うため検査開始信号を出力し、前記検査開始信号出
力後所定時間内に検査終了信号が入力されなければ異常
と判定し報知信号を出力する制御部と、前記制御部から
の検査開始信号を受けて前記遮断弁を閉駆動する弁駆動
部と、前記弁駆動部からの閉駆動信号により前記遮断弁
の開閉状態を検出して閉であれば復帰要求信号を出力す
る弁閉状態検出部と、前記弁閉状態検出部からの復帰要
求信号により前記弁駆動部は前記遮断弁を開動作させる
ともに前記弁駆動部からの開駆動信号により前記遮断弁
の開閉状態を検出し、開であれば前記制御部へ検査終了
信号を送る弁開状態検出部と、前記報知信号を受信して
報知装置を作動させる報知手段とを有するガス遮断装置
であり、ガス補給のためのガスボンベを交換する毎にガ
スボンベ交換信号を制御部に入力し、制御部より検査開
始信号を出力した後、制御部の制御により遮断弁の閉お
よび開動作を行なわせ、そのいずれもが正常であること
を検出して、検査終了信号が予め定めた所定の時間内に
制御部に入力されるか否かにより遮断弁の正常、異常を
判定し、センターに通信などに通報することにより、自
動的に点検作業を行うことができ、定期検査のため改め
て係員を各家庭に派遣する必要性がなく省力化が可能と
なる。
【0007】
【発明の実施の形態】前記課題を解決するため本発明の
請求項1記載の発明は、ガスの通路の開閉を行う遮断弁
と、外部からの信号によりガスボンベの交換を検出する
ボンベリセット手段と、前記ボンベリセット手段からの
ボンベ交換信号により前記遮断弁の検査を行うため検査
開始信号を出力し、前記開始信号出力後、所定時間内に
検査終了信号が入力されなければ異常と判定し報知信号
を出力する制御部と、前記制御部からの検査開始信号を
受けて前記遮断弁を閉駆動する弁駆動部と、前記弁駆動
部からの閉駆動信号により前記遮断弁の開閉状態を検出
して閉であれば復帰要求信号を出力する弁閉状態検出部
と、前記弁閉状態検出部からの復帰要求信号により前記
弁駆動部は前記遮断弁を開動作させるとともに前記弁駆
動部からの開駆動信号により前記遮断弁の開閉状態を検
出し、開であれば前記制御部へ前記検査終了信号を送る
弁開状態検出部と、前記報知信号を受信して報知装置を
作動させる報知手段とを有するガス遮断装置であり、以
上の構成によるガス遮断装置の遮断弁の開閉性能の点検
動作、作用を説明すると、ガスを補給するためガスボン
ベを交換するとガスボンベ交換による外部からの信号を
ボンベリセット手段が検出し、ボンベ交換信号が制御部
に入力される。制御部は前記遮断弁開閉性能の検査を行
うため弁駆動部に検査開始信号を出力する。前記弁駆動
部はまず前記遮断弁を閉駆動するとともに弁閉状態検出
部へも閉駆動信号を出力する。前記弁閉状態検出部は閉
駆動信号により前記遮断弁の開閉状況を検出し、前記遮
断弁が所定のとおり閉止していることを確認すると復帰
要求信号を前記弁駆動部に出力する。前記弁駆動部は復
帰要求信号を入力すると、次に前記遮断弁を開駆動する
とともに弁開状態検出部にも開駆動信号を出力する。前
記弁開状態検出部は開駆動信号により前記遮断弁の開閉
状況を検出し、前記遮断弁が所定のとおり開復帰してい
ることを確認すると前記制御部に検査終了信号を送信す
る。前記制御部は検査開始信号を出力後、予め設定され
た所定時間内に検査終了信号が入力されない場合、前記
遮断弁の閉あるいは開のプロセスに異常があったものと
して遮断弁異常信号を報知手段に出力し、報知手段は通
信などの報知装置によりセンターに報知する。前記制御
部が検査開始信号を出力後所定時間内に検査終了信号を
入力した場合は同様のプロセスで遮断弁正常信号をセン
ターに報知する。以上のようにガス補給のためガスボン
ベを支援する際、ガス遮断装置が自動的に遮断弁の開閉
性能を点検してセンサーに通報するので、定期検査のた
め改めて係員が家庭を巡回する必要かなく省力化が可能
となる。
【0008】また、本発明の請求項2記載の発明は、予
め定められた所定の期間毎に検査指示信号を出力するタ
イマカウント部と、前記検査指示信号により検査開始信
号を出力し、前記検査開始信号出力後、所定時間内に検
査終了信号が入力されなければ異常と判定し遮断弁異常
信号を報知手段に出力する制御部を有する請求項1記載
のガス遮断装置であり制御部が検査開始信号を出力して
から検査終了信号を入力する迄の構成、作用は請求項1
記載のガス遮断装置と同等であるので省略するが、予め
タイマカウント部に設定された所定の期間毎に、タイマ
カウント部の出力する検査指定信号を制御部が受信し検
査開始信号を出力し、検査開始信号出力後所定時間内に
検査終了信号を入力するか否かで遮断弁の開閉性能の正
常・異常を判定し報知手段に出力し、報知手段は通信な
どによりセンターに通報するので結果的に予めタイマカ
ウント部に設定された期間毎に定期的にガス遮断装置自
身が自動的に遮断弁の開閉性能を点検し結果をセンター
に通報していることになり、定期検査のため改めて係員
が家庭を巡回する必要がなく省力化が可能である。
【0009】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。なお、図1、図2において、同等の構成要素に
は同一符号を付し一部説明を省略する。
【0010】(実施例1)図1は本発明の実施例1のガ
ス遮断装置の制御ブロック部である。図1において、1
はガスの通路の開閉を行う遮断弁、2は通過ガス流量を
測定する流量測定手段、3は遮断弁1へ開閉駆動信号を
出力し開閉駆動を行わせる弁駆動部である。10は制御
部で、通常流量測定手段2でガス流量の異常を検出する
と、前記弁駆動部3を制御して前記遮断弁1を閉止す
る。また、制御部10は遮断弁開閉性能点検のため、ガ
スボンベ交換時、リードスイッチ等の外部センサーから
ボンベ交換信号を受信するボンベリセット手段14から
前記ボンベ交換信号を入力すると、前記弁駆動部3に対
して前記遮断弁1の開閉性能検査の検査開始信号を出力
し、その後所定期間内に検査終了信号が入力されなけれ
ば遮断弁異常信号をLEDやLCDにより警告表示した
り、通信などによりセンサーへ異常警告を行なう報知手
段11に出力する。また所定期間内に検査終了信号が入
力された場合には遮断弁正常信号を出力するよう構成さ
れている。また、前記弁駆動部3は、前記検査開始信号
を受信し、まず遮断弁1を閉駆動し、同時に遮断弁1の
インダクタンスの測定もしくは、遮断弁1の近傍にリー
ドスイッチを設置してそのオン・オフの動作により遮断
弁1の開閉状態を検出する弁閉状態検出部5にも閉駆動
信号を出力し、前記弁閉状態検出部5は前記閉駆動信号
により遮断弁1の開閉状態を検出し、遮断弁1が閉のと
き弁駆動部3へ復帰要求信号を出すよう構成されてい
る。
【0011】また、弁駆動部3は前記復帰要求信号を受
信し、前記遮断弁1を開駆動するとともに弁開状態検出
部6にも開駆動信号を出すようになっており、前記弁開
状態検出部は前記遮断弁1のインダクタンスの測定もし
くは、前記遮断弁1の近傍にリードスイッチを設置して
そのオン・オフの動作により前記遮断弁1の開閉状態を
検出するようになっており、前記開駆動信号を受信して
前記遮断弁1の開閉状態を検出し、開であれば前記制御
部10に検査終了信号を出力するように構成されてい
る。
【0012】次に以上のように構成されたガス遮断装置
の遮断弁1の開閉性能の点検動作、作用を説明する。ガ
スを補給するためガスボンベを交換するとガスボンベ交
換による外部からの信号をボンベ交換手段で受信、検出
しボンベ交換信号を制御部10に出力する。制御部10
は前記ボンベ交換信号を入力すると弁駆動部3に検査開
始信号を出力する。弁駆動部3は検査開始信号を受け、
まず遮断弁1を閉駆動し、同時に弁閉状態検出部5にも
閉駆動信号を出力する。前記弁閉状態検出部5は遮断弁
1の開閉状態を検出し閉であれば前記弁駆動部3に復帰
要求信号を出力する。弁駆動部3は復帰要求信号を受信
すると、遮断弁1を開駆動し、同時に弁開状態検出部6
にも開駆動信号を出力する。前記弁開状態検出部6は遮
断弁1の開閉状態を検出し、開であれば検査終了信号を
制御部10に出力する。制御部10は検査開始信号を出
力してから予め設定された所定時間以内、例えば1秒以
内に前記検査終了信号が入力されなければ報知手段11
に遮断弁異常信号を出力する。遮断弁異常信号を入手し
た報知手段11はLEDやLCDにより警告表示した
り、通信などによりセンターへ遮断弁2の異常警告を行
う。
【0013】また、前記制御部10は検査開始信号を出
力してから所定時間以内、例えば1秒以内に検査終了信
号を受信した場合、遮断弁正常信号を報知手段11に出
力する。報知手段11は通信などによりセンターへ通報
するので、ガスボンベを交換する毎に点検を自動的に行
うことができ、定期検査のため改めて係員が各家庭を巡
回する必要がなく省力化が可能となる。
【0014】(実施例2)図2は本発明の実施例2のガ
ス遮断装置の制御ブロック図である。図2において15
は予め定められた所定の期間毎に検査指示信号を出力す
るタイマカウント部15であり、例えば半年に一回ガス
の使用が比較的少ない深夜を選んで検査指示信号を出す
こともできる。20は制御部で前記検査指示信号を受信
して検査開始信号を出力し、前記開始信号を出力後予め
定めた所定の時間内、例えば1秒以内に検査終了信号が
入力されない場合は遮断弁1の異常と判定し遮断弁異常
信号を報知手段11に出力する。制御部20が検査開始
信号を弁駆動部3に出力した後弁開状態検出部6から検
査終了信号が制御部20に入力されるまでの動作、作用
は実施例1と同様であるので説明を省略する。遮断弁異
常信号を入力した報知手段11はLEDやLCDにより
警告表示を行ったり通信などによりセンターへ遮断弁1
の異常警告を行う。また、前記制御部20が検査開始信
号を出力してから所定時間内、例えば1秒以内に検査終
了信号を入力した場合は、遮断弁正常信号を報知手段1
1に出力する。報知手段11は通信などによりセンター
に通報する。従って結果的に予めタイマカウント部15
に設定された期間毎に定期的にガス遮断装置自身が自動
的に遮断弁1の開閉性能を点検し結果をセンターに通報
していることになり、定期検査のため改めて係員が各家
庭を巡回する必要がなく省力化が可能となる。なお弁駆
動装置3が前記検査開始信号を受信した時、流量測定手
段2の信号によりガス使用中と判断しても、検査は1秒
以内で終了するので、実施される。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように請求項1
記載の発明によれば、ガス補給のためガスボンベを交換
する毎に外部からのボンベ交換信号を制御部が受信し遮
断弁の開閉性能の検査を行ない異常の有無をセンターに
通報するため、ボンベ交換作業とは別にガス遮断装置の
定期検査のため各家庭に係員が出向いて手段で遮断弁の
検査を行う必要がなく、省力化が可能となる。
【0016】また、請求項2記載の発明のように、タイ
マカウント部の出力する所定期間毎の信号で定期点検を
ガス遮断装置自身が自動的に行うので定期検査のため係
員が各家庭を巡回する必要がなく、省力化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるガス遮断装置の制御
ブロック図
【図2】本発明の実施例2におけるガス遮断装置の制御
ブロック図
【図3】従来のガス遮断装置の制御ブロック図
【符号の説明】
1 遮断弁 2 流量測定手段 3 弁駆動部 5 弁閉状態検出部 6 弁開状態検出部 10、20 制御部 11 報知手段 14 ボンベリセット手段 15 タイマカウント部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスの通路の開閉を行う遮断弁と、外部か
    らの信号によりガスボンベの交換を検出するボンベリセ
    ット手段と、前記ボンベリセット手段からのボンベ交換
    信号により前記遮断弁の検査を行うため検査開始信号を
    出力し、前記検査開始信号出力後、所定時間内に検査終
    了信号が入力されなければ異常と判定し報知信号を出力
    する制御部と、前記制御部からの検査開始信号を受けて
    前記遮断弁を閉駆動する弁駆動部と、前記弁駆動部から
    の閉駆動信号により前記遮断弁の開閉状態を検出して閉
    であれば復帰要求信号を出力する弁閉状態検出部と、前
    記弁閉状態検出部からの復帰要求信号により前記弁駆動
    部は前記遮断弁を開動作させるともに前記弁駆動部から
    の開駆動信号により前記遮断弁の開閉状態を検出し、開
    であれば前記制御部へ前記検査終了信号を送る弁開状態
    検出部と、前記報知信号を受信して報知装置を作動させ
    る報知手段とを有するガス遮断装置。
  2. 【請求項2】予め定められた所定の期間毎に検査指示信
    号を出力するタイマカウント部と、前記検査指示信号に
    より検査開始信号を出力し、前記検査開始信号を出力後
    所定時間内に検査終了信号が入力されなければ異常と判
    定し、報知信号を出力する制御部とを有する請求項1記
    載のガス遮断装置。
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