JPH10318538A - ガス遮断装置 - Google Patents

ガス遮断装置

Info

Publication number
JPH10318538A
JPH10318538A JP13075297A JP13075297A JPH10318538A JP H10318538 A JPH10318538 A JP H10318538A JP 13075297 A JP13075297 A JP 13075297A JP 13075297 A JP13075297 A JP 13075297A JP H10318538 A JPH10318538 A JP H10318538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
shut
detecting
flow rate
abnormality
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13075297A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Ueki
浩一 植木
Junichi Saito
潤一 斉藤
Kaoru Onishi
薫 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13075297A priority Critical patent/JPH10318538A/ja
Publication of JPH10318538A publication Critical patent/JPH10318538A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮断手段が閉位置また開位置に正常に変位す
るかをテストすると共に異常状態を検知して警告する。 【解決手段】 タイマ手段14により定期的にかつ流量
停止状態において遮断手段9を開閉状態に変位させ、遮
断手段9内部で何らかの位置異常が発生していないかど
うかを位置検出手段17によりテストする。これによっ
てガスの異常使用状態が発生した時に初めて遮断手段9
が動作しないということに気づくようなことはなくなる
と共に遮断手段9は、例えば塵や埃により可動部が動か
なくなった場合、早く異常を検知し交換修理等の対応が
素早くできるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスの供給停止を
行う遮断弁の動作が正常かどうかを自動的に確認するガ
ス遮断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のガス遮断装置は、例えば特
公昭63−67098号公報に示されるように図5の構
成になっていた。
【0003】図5において、1はセンサ(例えばリード
スイッチ等)で、流量信号を検出する。2はセンサ入力
部で、センサ1からの信号をパルス信号に変換する。3
は制御部で、パルス計数部4とタイマ部5と弁駆動部8
とAND回路7とクロック発生部6とNOR回路10と
からなる。10は遮断部で、ガスの供給/停止を行う。
【0004】制御部3のパルス計数部4は、センサ入力
部2からのパルス数を積算する。タイマ部5はパルス計
数部4の計数時間を決定している。計数時間毎にパルス
計数部4をクリアする。クロック発生部6はタイマ部5
の基準クロックである。AND回路7は遮断中にセンサ
入力部2からの信号を検出すると、弁駆動部8に検出信
号を出力する。弁駆動部8はAND回路7からの出力信
号により遮断部9に遮断信号を出力する。この時タイマ
部5はNOR回路10によりカウントを中断する。
【0005】通常、センサ入力部2より流量信号を入力
すると、パルス計数部4で積算し、タイマ部5でカウン
トした計数時間が経過するとパルス計数部4のカウント
値をクリアする。ガス使用中に異常状態が発生し、パル
ス計数部4のカウント値が所定値を超えると一定出力を
出力する。一定出力信号により弁駆動部8は遮断信号を
遮断部9に出力し、ガスの供給を停止する。その後何ら
かの理由で遮断部9が完全にガス流路を遮断できなかっ
た場合、センサ入力部2により流量信号を検出するとA
ND回路7により弁駆動部8が作動し、遮断部9が駆動
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ガス使用中に異常状態を検知して、または
異常状態に至って初めて遮断部9を駆動し遮断部9の異
常に気づき、かつ完全に流路を遮断できなかったことを
センサ入力部2により検出して遮断部9を駆動し続けな
ければならないという課題を有していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、流量ゼロ判定手段によりガス使用停止検知
後、かつタイマ手段により定期的に遮断手段を駆動し、
その弁位置を弁位置検出手段により検知し正常かどうか
を判定する。
【0008】上記発明によれば通常使用状態のガス停止
中に定期的に遮断手段を駆動し、あるいはガス元栓締め
として使用する遠隔操作時に遮断弁を駆動し、弁位置が
正常に変化するかを確認することにより異常状態に至る
前に警告する。
【0009】
【発明の実施の形態】ガス流量を検出する流量検出手段
と、ガス漏れや地震を検出する異常センサ手段と、ガス
の供給を遮断する遮断手段と、前記流量検出手段より異
常流量を検出した時や前記異常センサ手段よりの警告信
号を検出すると異常と判定時遮断信号を出力する異常判
定手段と、ガス器具使用停止状態を検出する流量ゼロ判
定手段と、時間をカウントするタイマ手段と、ガス器具
使用停止中でかつ前記タイマ手段からの一定時間経過信
号を検出すると前記遮断手段に駆動信号を出力する遮断
駆動手段と、前記遮断手段の位置を検出する位置検出手
段と、前記遮断手段の位置が正常か否かを判定する位置
判定手段と、前記遮断手段の位置が正常時前記遮断手段
をガス使用可能位置に復帰させる復帰駆動手段と、前記
位置判定手段より前記遮断手段の異常状態を表示する表
示手段とからなる。そしてタイマ手段により定期的に遮
断手段の時期を設定し、かつ流量ゼロ判定手段によりガ
ス使用停止中であることを検出したら遮断駆動手段によ
り遮断手段を駆動する。弁位置検出手段により弁位置を
検出し遮断駆動手段により遮断手段の位置がガス停止位
置に移動したかを判定し正常位置ならば復帰駆動手段に
より遮断手段をガス供給可能位置に復帰させる。異常位
置ならば表示手段により異常表示を行う。
【0010】また、ガス流量を検出する流量検出手段
と、ガス漏れや地震を検出する異常センサ手段と、ガス
の供給を遮断する遮断手段と、前記流量検出手段より異
常流量を検出した時や前記異常センサ手段よりの警告信
号を検出すると異常と判定時遮断信号を出力する異常判
定手段と、宅内より前記遮断手段を開閉する遠隔操作手
段と、宅内より閉操作されると前記遮断手段に駆動信号
を出力する遮断駆動手段と、前記遮断手段の位置を検出
する位置検出手段と、前記遮断手段の位置が正常か否か
を判定する位置判定手段と、前記遮断手段の位置が正常
時前記遮断手段をガス使用可能位置に復帰させる復帰駆
動手段と、前記位置判定手段より前記遮断手段の異常状
態を表示する表示手段とからなる。そして利用者がガス
使用停止後ガス元栓として遮断手段を遠隔操作にて駆動
しガス使用停止状態にする。その遠隔操作時に弁位置検
出手段により弁位置を検出し、遮断駆動手段により遮断
手段の位置がガス停止位置に移動したかを判定し、正常
位置ならば復帰駆動手段により遮断手段をガス供給可能
位置に復帰させる。異常位置ならば表示手段により異常
表示を行う。
【0011】また、ガス流量を検出する流量検出手段
と、ガス漏れや地震を検出する異常センサ手段と、ガス
の供給を遮断する遮断手段と、前記流量検出手段より異
常流量を検出した時や前記異常センサ手段よりの警告信
号を検出すると異常と判定時遮断信号を出力する異常判
定手段と、ガス器具使用停止状態を検出する流量ゼロ判
定手段と、前記遮断手段を作動させる時刻を設定する時
刻設定手段と、時間をカウントするタイマ手段と、ガス
器具使用停止中でかつ前記タイマ手段からの一定時間経
過信号を検出すると前記遮断手段に駆動信号を出力する
遮断駆動手段と、前記遮断手段の位置を検出する位置検
出手段と、前記遮断手段の位置が正常か否かを判定する
位置判定手段と、前記遮断手段の位置が正常時前記遮断
手段をガス使用可能位置に復帰させる復帰駆動手段と、
前記位置判定手段より前記遮断手段の異常状態を表示す
る表示手段とからなる。そして利用者によりガスの使用
時間帯が種々であり、時刻設定手段によりガス利用の最
も少ない時間帯を設定し、タイマ手段によりカウントし
その時間帯に達したら、流量ゼロ判定手段によりガス使
用停止中であることを検出し遮断駆動手段により遮断手
段を駆動する。弁位置検出手段により弁位置を検出し遮
断駆動手段により遮断手段の位置がガス停止位置に移動
したかを判定し、正常位置ならば復帰駆動手段により遮
断手段をガス供給可能位置に復帰させる。異常位置なら
ば表示手段により異常表示を行う。
【0012】また、ガス流量を検出する流量検出手段
と、ガス漏れや地震を検出する異常センサ手段と、ガス
の供給を遮断する遮断手段と、前記流量検出手段より異
常流量を検出した時や前記異常センサ手段よりの警告信
号を検出すると異常と判定時遮断信号を出力する異常判
定手段と、ガス器具使用停止状態を検出する流量ゼロ判
定手段と、宅内より前記遮断手段を開閉する遠隔操作手
段と、宅内より閉操作されると前記遮断手段に駆動信号
を出力する遮断駆動手段と、前記遮断手段の作動後の時
間をカウント所定時間以上経過しかつ流量停止を検出す
ると遮断信号を前記遮断手段に出力する期間計測タイマ
手段と、前記遮断手段の位置を検出する位置検出手段
と、前記遮断手段の位置が正常か否かを判定する位置判
定手段と、前記遮断手段の位置が正常時前記遮断手段を
ガス使用可能位置に復帰させる復帰駆動手段と、前記位
置判定手段より前記遮断手段の異常状態を表示する表示
手段とからなる。そして利用者がガス使用停止後ガス元
栓として遮断手段を遠隔操作にて駆動しガス使用停止状
態にする。一方期間計測タイマ手段により遮断後より一
定時間経過したのを検出したら、流量ゼロ判定手段によ
りガス使用停止中であることを検出したら、一度復帰駆
動手段により遮断手段をガス供給可能位置に復帰させ更
に遮断駆動手段により遮断手段を駆動する。その時、弁
位置検出手段により弁位置を検出し、遮断駆動手段によ
り遮断手段の位置がガス供給位置からガス停止位置に移
動したかを判定し、正常位置ならば復帰駆動手段により
遮断手段をガス供給可能位置に復帰させる。異常位置な
らば表示手段により異常表示を行う。
【0013】以下本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1のガス遮断装置の
システム図である。図1において、図5と同一機能を有
する構成要素には同一番号を付した。図1で、1は流量
検出手段で、ガス流量を電気信号に変換し、例えばパル
ス信号として検出する。11は記憶手段で、使用ガス流
量が異常流量かどうか、またガス使用時間の判定値等が
格納され、12の異常判定手段で検出した流量値と比較
される。13は異常センサ手段で、ガス漏れや地震など
を検出すると異常判定手段12に出力し異常かどうかを
判定する。異常判定手段12で記憶手段11に記憶した
判定条件と比較し、異常と判定したならば遮断手段9を
駆動する。14はタイマ手段で時間カウントし、一定時
間毎例えば50時間毎カウントアップすると遮断手段9
の駆動するための起動信号を遮断駆動手段15に出力す
る。16は流量ゼロ判定手段で、流量検出手段1より出
力される流量信号の例えばパルス時間間隔を計測しガス
使用停止状態かどうかを判定する。
【0014】遮断駆動手段15は流量ゼロかつタイマ手
段14の起動信号により遮断手段9に対し遮断パルスを
出力する。
【0015】17は位置検出手段で、遮断手段9の遮断
時、或いは復帰時の位置を例えば逆起電力を検出し位置
検出する。あるいは遮断手段9の位置変化に伴い位置検
出スイッチを設けスイッチが作動したかどうかで判定す
る。18は位置判定手段で、位置検出手段17で検出し
た遮断手段9の位置が正常かどうかを判定する。19は
復帰駆動手段で、位置判定手段18で正常位置と判定し
た場合、遮断手段9を遮断位置より復帰させる。20は
表示手段(例えば液晶表示素子、LED素子等)で、位
置判定手段18で位置異常と判定した場合警告表示を行
う。又表示手段20は異常判定手段12で異常判定を行
った場合も異常内容を表示する様に兼用している。
【0016】次に上記構成の動作を説明する。通常、ガ
ス器具を使用し、ガスの使用状態を流量検出手段1や異
常センサ手段13で監視し、異常判定手段12で異常か
否かを記憶手段11の格納データと比較し判定する。例
えば流量検出手段1で異常に大きな流量を検出した場
合、あるいはガスを使用し始めて長期間経過したことを
異常判定手段12で判定した場合、遮断手段9に遮断信
号を出力しガス停止すると共に表示手段20に異常内容
を表示する。またガス器具を使用中の部屋でガス漏れ等
を異常センサ手段13で検出し異常判定手段12でガス
漏れと判定した場合、遮断手段9にガス停止信号を出力
する。
【0017】一方、異常判定手段12で常に正常と判定
した場合遮断手段9はガス供給位置にある。タイマ手段
14はガス遮断装置が動作開始と同時にカウント開始し
定期的に設定されたタイマ時間が経過すると起動信号が
遮断駆動手段15に出力される。又、流量ゼロ判定手段
16は流量検出手段1の出力信号よりガス停止状態かど
うかを判定する。例えば検出された流量信号はパルス信
号であり、パルス信号の周期を観測し一定時間以上パル
スが入力されなかった場合流量停止と判定する。流量停
止信号が遮断駆動手段15に出力されると、遮断駆動手
段15はタイマ手段14からの起動信号と流量停止信号
とが入力されると、遮断手段9に遮断信号を出力しガス
停止位置に駆動する。
【0018】同時に位置検出手段17及び位置判定手段
18にに遮断駆動手段15が遮断手段9の動作テスト用
に遮断出力したことを通知する。位置検出手段17は遮
断手段9の位置をガス遮断位置か、ガス供給位置かを検
出する。位置判定手段18は検出した位置信号と遮断動
作したこととが一致しているかを判定し、一致していれ
ば正常、不一致ならば異常と判定する。正常ならば復帰
駆動手段19を付勢し遮断手段9を元通りのガス供給位
置に戻す。異常ならば表示手段20に遮断手段9の異常
を警告表示する。
【0019】このように遮断手段9が常にガス供給位置
(開位置)にあり、ガスを異常使用されていない状態の
時に遮断手段9を閉状態→開状態に遷移させ、遮断手段
9内部で何らかの位置異常が発生していないかどうかを
テストし遮断手段9が正常動作できるかどうかを判定で
きる。本来遮断手段9は異常状態が発生したときは必ず
ガス遮断位置に移動する必要がある。遮断手段9は例え
ば塵や埃により可動部が動かなくなった場合、ガスの異
常使用状態が発生すると遮断位置に移動しない。しかし
上記のように通常ガスを使用しない状態でかつ定期的に
遮断手段を作動させ、正常に機能するかどうかを判定す
ることにより早く遮断手段9の異常を検知し、交換修理
等の対応が素早く実施できる。
【0020】(実施例2)図2は本発明の実施例2のガ
ス遮断装置のシステム図である。
【0021】図2において、図1や図5と同一機能を有
する構成要素には同一番号を付した。図2で、21は遠
隔操作手段で、ガス利用者が家の内部より遮断手段9を
作動させガス停止状態にする。例えばスイッチ等よりな
りその信号を遮断駆動手段15に出力させる。又、遮断
手段9が遮断状態にある場合、遠隔操作手段21より開
信号を復帰駆動手段19に出力すると遮断手段9は開状
態なる。
【0022】次に上記構成の動作を説明する。通常、ガ
ス器具を使用し、ガスの使用状態を流量検出手段1や異
常センサ手段13で監視し、異常判定手段12で異常か
否かを記憶手段11の格納データと比較し判定する。
【0023】例えば、流量検出手段1で異常に大きな流
量を検出した場合、あるいはガスを使用し始めて長期間
経過したことを異常判定手段12で判定した場合、遮断
手段9に遮断信号を出力しガス停止すると共に表示手段
20に異常内容を表示する。またガス器具を使用中の部
屋でガス漏れ等を異常センサ手段13で検出し、異常判
定手段12でガス漏れと判定した場合、遮断手段9にガ
ス停止信号を出力する。一方、異常判定手段12で常に
正常と判定した場合遮断手段9はガス供給位置にある。
【0024】利用者が1日のガス使用を終え、就寝前に
ガス元栓閉操作を遠隔操作手段21を利用して行う。こ
の時に遮断手段9の動作を正常かどうかを判定する。即
ち遠隔操作手段21より遮断手段9の閉操作信号が遮断
駆動手段15に出力されると、遮断駆動手段15は、遮
断手段9に遮断信号を出力しガス停止位置に駆動する。
同時に位置検出手段17及び位置判定手段18に遮断駆
動手段15が遮断手段9の動作テスト用に遮断出力した
ことを通知する。位置検出手段17は遮断手段9の位置
をガス遮断位置か、ガス供給位置かを検出する。
【0025】位置判定手段18は検出した位置信号と遮
断動作したこととが一致しているかを判定し、一致して
いれば正常、不一致ならば異常と判定する。正常ならば
復帰駆動手段19を付勢し遮断手段9を元通りのガス供
給位置に戻す。異常ならば表示手段20に遮断手段9の
異常を警告表示する。
【0026】このように遮断手段9が常にガス供給位置
(開位置)にあり、ガスを異常使用されていない状態の
時に遮断手段9を閉状態→開状態に遷移させ、遮断手段
9内部で何らかの位置異常が発生していないかどうかを
テストし遮断手段9が正常動作できるかどうかを判定で
きる。本来、遮断手段9は異常状態が発生したときは必
ずガス遮断位置に移動する必要がある。遮断手段9は例
えば油の固着、塵や埃により可動部が動かなくなった場
合、ガスの異常使用状態が発生すると遮断位置に移動し
ない。
【0027】しかし上記のように通常ガスの元栓代わり
に遠隔操作手段でガス停止する時に遮断手段が正常に機
能するかどうかを判定することにより早く遮断手段9の
異常を検知し、交換修理等の対応が素早く実施できる。
【0028】(実施例3)図3は本発明の実施例1のガ
ス遮断装置のシステム図である。図3において、図1、
図5と同一機能を有する構成要素には同一番号を付し
た。図3で、22は時刻設定手段で、利用者がガスの使
用を停止する時間帯を設定する。
【0029】次に上記構成の動作を説明する。通常ガス
器具を使用し、ガスの使用状態を流量検出手段1や異常
センサ手段13で監視し、異常判定手段12で異常か否
かを記憶手段11の格納データと比較し判定する。例え
ば流量検出手段1で異常に大きな流量を検出した場合、
あるいはガスを使用し始めて長期間経過したことを異常
判定手段12で判定した場合、遮断手段9に遮断信号を
出力しガス停止すると共に表示手段20に異常内容を表
示する。またガス器具を使用中の部屋でガス漏れ等を異
常センサ手段13で検出し異常判定手段12でガス漏れ
と判定した場合、遮断手段9にガス停止信号を出力す
る。一方、異常判定手段12で常に正常と判定した場合
遮断手段9はガス供給位置にある。
【0030】ガス器具を使用する時間帯は各家庭によっ
て異なる。そこで時刻設定手段22でガス器具の使用頻
度が最も少ない時間帯を各家庭で設定する。例えば22
時〜1時等と設定する。その設定された時間帯に達した
かどうかをタイマ手段14でカウントする。設定された
時間帯に達すると起動信号が遮断駆動手段15に出力さ
れる。
【0031】又、流量ゼロ判定手段16は流量検出手段
1の出力信号よりガス停止状態かどうかを判定する。例
えば検出された流量信号はパルス信号であり、パルス信
号の周期を観測し一定時間以上パルスが入力されなかっ
た場合流量停止と判定する。流量停止信号が遮断駆動手
段15に出力されると、遮断駆動手段15はタイマ手段
14からの起動信号と流量停止信号とが入力されると、
遮断手段9に遮断信号を出力しガス停止位置に駆動す
る。同時に位置検出手段17及び位置判定手段18にに
遮断駆動手段15が遮断手段9の動作テスト用に遮断出
力したことを通知する。位置検出手段17は遮断手段9
の位置をガス遮断位置か、ガス供給位置かを検出する。
位置判定手段18は検出した位置信号と遮断動作したこ
ととが一致しているかを判定し、一致していれば正常、
不一致ならば異常と判定する。正常ならば復帰駆動手段
19を付勢し、遮断手段9を元通りのガス供給位置に戻
す。異常ならば表示手段20に遮断手段9の異常を警告
表示する。
【0032】このように遮断手段9が常にガス供給位置
(開位置)にあり、ガスを異常使用されていない状態の
時に遮断手段9を閉状態→開状態に遷移させ、遮断手段
9内部で何らかの位置異常が発生していないかどうかを
テストし遮断手段9が正常動作できるかどうかを判定で
きる。そのために各家庭で最もガス器具の使用の少ない
時間帯で行う。本来遮断手段9は異常状態が発生したと
きは必ずガス遮断位置に移動する必要がある。遮断手段
9は例えば油の固着、塵や埃により可動部が動かなくな
った場合、ガスの異常使用状態が発生すると遮断位置に
移動しない。しかし上記のように通常ガスを使用しない
状態でかつ定期的に遮断手段を作動させ正常に機能する
かどうかを判定することにより、早く遮断手段9の異常
を検知し、交換修理等の対応が素早く実施できる。
【0033】(実施例4)図4は本発明の実施例1のガ
ス遮断装置のシステム図である。図4において、図1、
図5と同一機能を有する構成要素には同一番号を付し
た。図4で、23は期間計測タイマ手段で、利用者がガ
スの使用を遠隔操作手段21で停止した後の時間間隔を
計測する。期間計測タイマ手段23は遠隔操作手段21
を操作されたり、流量ゼロ判定手段16で流量停止を検
出したり、異常判定手段12より遮断信号を検出した場
合リセットされ再度計測開始する。
【0034】次に上記構成の動作を説明する。通常、ガ
ス器具を使用し、ガスの使用状態を流量検出手段1や異
常センサ手段13で監視し、異常判定手段12で異常か
否かを記憶手段11の格納データと比較し判定する。例
えば、流量検出手段1で異常に大きな流量を検出した場
合、あるいはガスを使用し始めて長期間経過したことを
異常判定手段12で判定した場合、遮断手段9に遮断信
号を出力しガス停止すると共に表示手段20に異常内容
を表示する。また、ガス器具を使用中の部屋でガス漏れ
等を異常センサ手段13で検出し、異常判定手段12で
ガス漏れと判定した場合、遮断手段9にガス停止信号を
出力する。一方、異常判定手段12で常に正常と判定し
た場合遮断手段9はガス供給位置にある。
【0035】利用者が1日のガス使用を終え、就寝前に
ガス元栓閉操作を遠隔操作手段21を利用して行う。
又、ガスを使用開始する際、遠隔操作手段21より開信
号を復帰駆動手段19に出力し遮断手段9を開状態に
し、ガス供給可能状態にする。通常、遠隔操作手段21
により遮断した時、遮断手段9の動作を正常かどうかを
判定する。
【0036】しかし、利用者が遠隔操作手段21により
開閉操作を忘れたり、又旅行等で家を長期不在した場
合、期間計測タイマ手段23で計測し、所定時間以上間
隔が空いた場合、かつガス器具使用停止状態かを流量ゼ
ロ判定手段16で判定し流量停止状態の時遮断手段9に
対し遮断信号を出力する。
【0037】同時に位置検出手段17及び位置判定手段
18にに遮断駆動手段15が遮断手段9の動作テスト用
に遮断出力したことを通知する。位置検出手段17は遮
断手段9の位置をガス遮断位置か、ガス供給位置かを検
出する。位置判定手段18は検出した位置信号と遮断動
作したこととが一致しているかを判定し、一致していれ
ば正常、不一致ならば異常と判定する。正常ならば復帰
駆動手段19を付勢し遮断手段9を元通りのガス供給位
置に戻す。異常ならば表示手段20に遮断手段9の異常
を警告表示する。
【0038】このように遮断手段9が常にガス供給位置
(開位置)にあり、ガスを異常使用されていない状態の
時に遮断手段9を閉状態→開状態に遷移させ、遮断手段
9内部で何らかの位置異常が発生していないかどうかを
テストし、遮断手段9が正常動作できるかどうかを判定
できる。本来、遮断手段9は異常状態が発生したときは
必ずガス遮断位置に移動する必要がある。遮断手段9は
例えば油の固着、塵や埃により可動部が動かなくなった
場合、ガスの異常使用状態が発生すると遮断位置に移動
しない。
【0039】しかし上記のように通常ガスの元栓代わり
に遠隔操作手段でガス停止するのを利用者が忘れたり、
長期不在した場合でも遮断後の時間間隔を計測し遮断手
段が正常に機能するかどうかを判定することにより早く
遮断手段9の異常を検知し、交換修理等の対応が素早く
実施できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、遮
断手段9が常にガス供給位置(開位置)にある時に、タ
イマ手段により定期的にかつ流量停止状態において遮断
手段9を開状態→閉状態に変位させ、遮断手段9内部で
何らかの位置異常が発生していないかどうかをテストし
遮断手段9が正常動作できるかどうかを判定できるの
で、ガスの異常使用状態が発生した時に初めて遮断手段
が動作しないと言うことに気づくことなく、更に遮断手
段は例えば塵や埃により可動部が動かなくなった場合、
早く遮断手段の異常を検知し交換修理等の対応が素早く
実施できる。
【0041】また本発明によれば、利用者が遠隔操作に
より遮断手段を閉状態にした時、遮断手段9内部で何ら
かの位置異常が発生していないかどうかをテストし遮断
手段9が正常動作できるかどうかを判定できるので、ガ
スの異常使用状態が発生した時に初めて遮断手段が動作
しないと言うことに気づくことなく、更に遮断手段は例
えば塵や埃により可動部が動かなくなった場合、早く遮
断手段の異常を検知し交換修理等の対応が素早く実施で
きる。
【0042】また本発明によれば、各家庭毎にガス利用
の最も少ない時間帯を時刻設定手段で設定しかつガス使
用を停止している状態を流量ゼロ判定手段で検出し遮断
手段を開状態→閉状態に変位させ、遮断手段内部で何ら
かの位置異常が発生していないかどうかをテストし遮断
手段が正常動作できるかどうかを判定できるので、ガス
の異常使用状態が発生した時に初めて遮断手段が動作し
ないと言うことに気づくことなく、更に遮断手段は例え
ば塵や埃により可動部が動かなくなった場合、早く遮断
手段の異常を検知し交換修理等の対応が素早く実施でき
る。
【0043】また本発明によれば、利用者が遠隔操作に
より遮断手段を閉状態にするのを忘れたり或いは旅行等
で長期不在の場合前回遠隔操作による遮断からの時間を
期間計測タイマ手段で計測し所定時間に達したら遮断手
段を開状態→閉状態に変位させ遮断手段内部で何らかの
位置異常が発生していないかどうかをテストし遮断手段
9が正常動作できるかどうかを判定できるので、ガスの
異常使用状態が発生した時に初めて遮断手段が動作しな
いと言うことに気づくことなく、更に遮断手段は例えば
塵や埃により可動部が動かなくなった場合、早く遮断手
段の異常を検知し交換修理等の対応が素早く実施でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のガス遮断装置の制御ブロッ
ク図
【図2】本発明の実施例2のガス遮断装置の制御ブロッ
ク図
【図3】本発明の実施例3のガス遮断装置の制御ブロッ
ク図
【図4】本発明の実施例4のガス遮断装置の制御ブロッ
ク図
【図5】従来のガス遮断装置の制御ブロック図
【符号の説明】
1 流量検出手段 9 遮断手段 12 異常判定手段 13 異常センサ手段 14 タイマ手段 15 遮断駆動手段 16 流量ゼロ判定手段 17 位置検出手段 18 位置判定手段 19 復帰駆動手段 20 表示手段 21 遠隔操作手段 22 時刻設定手段 23 期間計測タイマ手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス流量を検出する流量検出手段と、ガス
    漏れや地震を検出する異常センサ手段と、ガスの供給を
    遮断する遮断手段と、前記流量検出手段より異常流量を
    検出した時や前記異常センサ手段よりの警告信号を検出
    すると異常と判定時遮断信号を出力する異常判定手段
    と、ガス器具使用停止状態を検出する流量ゼロ判定手段
    と、時間をカウントするタイマ手段と、ガス器具使用停
    止中でかつ前記タイマ手段からの一定時間経過信号を検
    出すると前記遮断手段に駆動信号を出力する遮断駆動手
    段と、前記遮断手段の位置を検出する位置検出手段と、
    前記遮断手段の位置が正常か否かを判定する位置判定手
    段と、前記遮断手段の位置が正常時前記遮断手段をガス
    使用可能位置に復帰させる復帰駆動手段と、前記位置判
    定手段より前記遮断手段の異常状態を表示する表示手段
    とからなるガス遮断装置。
  2. 【請求項2】ガス流量を検出する流量検出手段と、ガス
    漏れや地震を検出する異常センサ手段と、ガスの供給を
    遮断する遮断手段と、前記流量検出手段より異常流量を
    検出した時や前記異常センサ手段よりの警告信号を検出
    すると異常と判定時遮断信号を出力する異常判定手段
    と、宅内より前記遮断手段を開閉する遠隔操作手段と、
    宅内より閉操作されると前記遮断手段に駆動信号を出力
    する遮断駆動手段と、前記遮断手段の位置を検出する位
    置検出手段と、前記遮断手段の位置が正常か否かを判定
    する位置判定手段と、前記遮断手段の位置が正常時前記
    遮断手段をガス使用可能位置に復帰させる復帰駆動手段
    と、前記位置判定手段より前記遮断手段の異常状態を表
    示する表示手段とからなるガス遮断装置。
  3. 【請求項3】ガス流量を検出する流量検出手段と、ガス
    漏れや地震を検出する異常センサ手段と、ガスの供給を
    遮断する遮断手段と、前記流量検出手段より異常流量を
    検出した時や前記異常センサ手段よりの警告信号を検出
    すると異常と判定時遮断信号を出力する異常判定手段
    と、ガス器具使用停止状態を検出する流量ゼロ判定手段
    と、前記遮断手段を作動させる時刻を設定する時刻設定
    手段と、時間をカウントするタイマ手段と、ガス器具使
    用停止中でかつ前記タイマ手段からの一定時間経過信号
    を検出すると前記遮断手段に駆動信号を出力する遮断駆
    動手段と、前記遮断手段の位置を検出する位置検出手段
    と、前記遮断手段の位置が正常か否かを判定する位置判
    定手段と、前記遮断手段の位置が正常時前記遮断手段を
    ガス使用可能位置に復帰させる復帰駆動手段と、前記位
    置判定手段より前記遮断手段の異常状態を表示する表示
    手段とからなるガス遮断装置。
  4. 【請求項4】ガス流量を検出する流量検出手段と、ガス
    漏れや地震を検出する異常センサ手段と、ガスの供給を
    遮断する遮断手段と、前記流量検出手段より異常流量を
    検出した時や前記異常センサ手段よりの警告信号を検出
    すると異常と判定時遮断信号を出力する異常判定手段
    と、ガス器具使用停止状態を検出する流量ゼロ判定手段
    と、宅内より前記遮断手段を開閉する遠隔操作手段と、
    宅内より閉操作されると前記遮断手段に駆動信号を出力
    する遮断駆動手段と、前記遮断手段の作動後の時間をカ
    ウント所定時間以上経過しかつ流量停止を検出すると遮
    断信号を前記遮断手段に出力する期間計測タイマ手段
    と、前記遮断手段の位置を検出する位置検出手段と、前
    記遮断手段の位置が正常か否かを判定する位置判定手段
    と、前記遮断手段の位置が正常時前記遮断手段をガス使
    用可能位置に復帰させる復帰駆動手段と、前記位置判定
    手段より前記遮断手段の異常状態を表示する表示手段と
    からなるガス遮断装置。
JP13075297A 1997-05-21 1997-05-21 ガス遮断装置 Pending JPH10318538A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13075297A JPH10318538A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 ガス遮断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13075297A JPH10318538A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 ガス遮断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10318538A true JPH10318538A (ja) 1998-12-04

Family

ID=15041803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13075297A Pending JPH10318538A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 ガス遮断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10318538A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002277294A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 流量計

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002277294A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 流量計

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3933168B2 (ja) ガス遮断装置
TW201137769A (en) Maintenance expert system in measuring device
JPS5872011A (ja) ガス事故防止装置
JP3376470B2 (ja) ガス遮断弁付ガスメータ
JPH10318538A (ja) ガス遮断装置
JP3620438B2 (ja) ガス遮断装置
JP2004219259A (ja) ガスメータ
JP3565552B2 (ja) ガス遮断装置及びガス遮断方法
JP3668980B2 (ja) ガス遮断装置
KR20210036377A (ko) 가스 계량기 및 가스 계량기의 차단 밸브를 모니터링하는 방법
JP4224956B2 (ja) ガス遮断装置
JP3733646B2 (ja) ガス遮断装置
JP4304890B2 (ja) 遮断装置
JP3156819B2 (ja) ガス遮断弁制御装置
JP4794831B2 (ja) ガスメータ
JP3339385B2 (ja) ガスメータ
JPH102554A (ja) ガス遮断装置
JP4722267B2 (ja) ガス遮断装置
JP3660711B2 (ja) ガスメータ
JP2002040063A (ja) 電圧低下判定装置
JP4195995B2 (ja) ガス遮断装置
JPH0649983Y2 (ja) ガス遮断弁制御装置
JPS59134422A (ja) 流体制御装置
JP3881497B2 (ja) ガス遮断装置
JPH0614744U (ja) 燃料遮断制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040510

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040614

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060418

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060615

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061219