JP3660711B2 - ガスメータ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、異常時にガス管を遮断する遮断弁を備えるガスメータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近では、各住戸ごとに設置されるガスメータとして、地震やガス漏れなどの異常発生時に自動的にガス管を遮断する遮断弁を備えたガスメータが使用されるようになっている。
図2は上記ガスメータの一例を示すブロック図であり、ガス管1を遮断する遮断弁9と、遮断弁9を駆動する駆動部10と、ガス管1内のガス圧を検知するガス圧検知部4と、ガス管1内を通過するガスの流量を計測する流量計測部5と、衝撃や振動により地震を検知する地震検知部6と、流量計測部5において計測されたガスの流量を積算表示する表示部7と、各部の制御を行なう制御部11と、ガス管1を遮断している遮断弁9を機械的に開ける復帰スイッチ部12とを備えている。制御部11は例えばマイクロコンピュータにより構成されるため、上記のようなガスメータは俗にマイコンメータと呼ばれる。
【0003】
制御部11は流量計測部5で計測したガス流量を積算して表示部7にて表示させる。また、ガス管1の破損などによりガス漏れが生じて流量計測部5における計測流量が異常に増加した場合、ガス圧検知部4にて検知したガス圧が異常に低下した場合、あるいは地震検知部6において規定以上の震度を検知した場合には、制御部11から駆動部10に制御信号が与えられ、駆動部10が遮断弁9を閉じてガス管1を遮断し、各住戸へのガスの供給を自動的に停止するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来構成では一旦遮断弁9が閉じてガス管1が遮断された場合に、遮断弁9を開いてガスの供給を再開するには次のような操作が必要であった。すなわち、復帰スイッチ部12が具備する復帰釦(図示せず)を人が押し操作することによって機械的に遮断弁9を開き、その後制御部11が約2分間各部の検知出力によって異常の有無をチェックし、ガス漏れなどの異常がなければそのまま遮断弁9を開状態に保持してガス供給を再開するが、もし異常があった場合には再び駆動部10を介して遮断弁9を閉じてガス管1を遮断するようになっていた。
【0005】
そのため、ガスメータが設置されている屋外に出て復帰釦を操作し、且つ制御部11が復帰の為の異常確認を行なう約2分の間その場で待たなければならず、また、復帰釦によるガス供給の再開方法を知らない使用者に対してはガス会社の担当者が出向いて行かなければならず、ガス供給の再開にも時間がかかってしまっていた。特に、地震による場合にはガス管が遮断される地域が広範囲に及ぶため、ガス供給の再開に多大な人手と時間を要していた。
【0006】
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、異常発生時にガス供給を確実に停止するとともにガス供給の再開が容易に行なえるガスメータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、ガス管を開閉自在に遮断する遮断弁と、ガス管内のガス圧を検知するガス圧検知部と、ガス管内を通過するガスの流量を計測する流量計測部と、衝撃や振動により地震を検知する地震検知部と、流量計測部における計測流量が異常に増加した場合、ガス圧検知部にて検知したガス圧が異常に低下した場合、あるいは地震検知部において規定以上の震度を検知した場合に遮断弁を閉じてガス管を遮断するとともに遮断後にガス圧検知部、流量計測部並びに地震検知部の全ての検知出力について異常が無くなれば遮断弁を開いてガス供給を再開する制御部とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
上記構成によれば、ガス漏れなどの異常発生によって一旦遮断されたガス管に対して遮断弁を開いてガスの供給を再開する場合に、制御部がガス圧検知部、流量計測部並びに地震検知部の全ての検知出力を監視して異常がないときには遮断弁を開いてガスの供給を再開するようにしたため、ガス供給の再開に人手を必要とせず、ガス漏れや地震等の異常がなくなった後速やかにガス供給を再開することができる。
【0009】
【実施例】
図1は本発明の一実施例を示すブロック図であり、基本的な構成は従来例のものと共通である。すなわち、本実施例のガスメータは、ガス管1を遮断する遮断弁2と、遮断弁2を駆動する駆動部3と、ガス管1内のガス圧を検知するガス圧検知部4と、ガス管1内を通過するガスの流量を計測する流量計測部5と、衝撃や振動により地震を検知する地震検知部6と、流量計測部5において計測されたガスの流量を積算表示する表示部7と、各部の制御を行なうマイクロコンピュータから成る制御部8とを備えている。
【0010】
制御部8は流量計測部5で計測したガス流量を積算して表示部7にて表示させる。また、ガス管1の破損などによりガス漏れが生じて流量計測部5における計測流量が異常に増加した場合、ガス圧検知部4にて検知したガス圧が異常に低下した場合、あるいは地震検知部6において規定以上の震度を検知した場合には、制御部8から駆動部3に制御信号が与えられ、駆動部3が遮断弁2を閉じてガス管1を遮断し、各住戸へのガスの供給を自動的に停止する点は従来例と共通である。
【0011】
ここで、従来構成における遮断弁9は遮断時にだけ駆動部10を介して制御部11により閉じられ、復帰スイッチ部12によって機械的に開けられるような所謂単方向遮断弁であった。それに対して本実施例における遮断弁2は、例えば電磁弁により成り、制御部11からの制御信号によって駆動部3で開閉される所謂双方向遮断弁であり、その開閉状態が自己保持されるようになっている。なお、制御部8や駆動部3などを含めた各部の電源は図示しない電池によって供給されており、停電によって住戸への電気供給が停止されても動作可能なようになっている。
【0012】
而して、本発明の特徴は遮断されたガスの供給を再開する方法にある。すなわち、上記のような異常発生時に遮断弁2が閉じてガス管1を遮断した直後より、制御部8によりガス圧検知部4、流量計測部5及び地震検知部6の各検知(計測)出力を監視し、ガス管1を遮断する原因となった異常状態を含めてその有無を判断する自動診断を行ない、異常がある場合には遮断弁2を閉じたままの状態に保持するとともに、全ての検知出力について異常が無くなった時点で制御部8から駆動部3に制御信号を与えることで遮断弁2を開いてガスの供給を再開するものである。なお、上述のようなガス管1遮断後における自動診断は、予め格納されているプログラムをマイクロコンピュータから成る制御部8において実行することで行なわれる。
【0013】
上記構成によれば、ガス供給を再開するために復帰釦を押し操作する必要がなく、したがってガスメータにも復帰釦を設ける必要がなくなり、また、ガス会社の担当者が使用者の所へ出向かなくてもよいから、ガス供給の再開が容易に且つ人手も時間もかけずに行なうことができ、ガスメータとしての利便性を向上させることができる。しかも、ガスメータの制御部8において自動診断するため、ガス漏れ等の異常が解決される前にガスの供給が再開されることはなく、高い安全性を維持することができる。
【0014】
【発明の効果】
本発明は上述のように、ガス管を開閉自在に遮断する遮断弁と、ガス管内のガス圧を検知するガス圧検知部と、ガス管内を通過するガスの流量を計測する流量計測部と、衝撃や振動により地震を検知する地震検知部と、流量計測部における計測流量が異常に増加した場合、ガス圧検知部にて検知したガス圧が異常に低下した場合、あるいは地震検知部において規定以上の震度を検知した場合に遮断弁を閉じてガス管を遮断するとともに遮断後にガス圧検知部、流量計測部並びに地震検知部の全ての検知出力について異常が無くなれば遮断弁を開いてガス供給を再開する制御部とを備えたものであり、ガス漏れや地震などの異常発生によって一旦遮断されたガス管に対して遮断弁を開いてガスの供給を再開する場合に、制御部がガス圧検知部、流量計測部並びに地震検知部の全ての検知出力を監視して異常がないときには遮断弁を開いてガスの供給を再開するようにしたため、ガス供給の再開に人手を必要とせず、ガス漏れや地震等の異常がなくなった後速やかにガス供給を再開することができ、ガスメータとしての安全性を維持しつつ利便性を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ガス管
2 遮断弁
3 駆動部
4 ガス圧検知部
5 流量計測部
6 地震検知部
7 表示部
8 制御部

Claims (1)

  1. ガス管を開閉自在に遮断する遮断弁と、ガス管内のガス圧を検知するガス圧検知部と、ガス管内を通過するガスの流量を計測する流量計測部と、衝撃や振動により地震を検知する地震検知部と、流量計測部における計測流量が異常に増加した場合、ガス圧検知部にて検知したガス圧が異常に低下した場合、あるいは地震検知部において規定以上の震度を検知した場合に遮断弁を閉じてガス管を遮断するとともに遮断後にガス圧検知部、流量計測部並びに地震検知部の全ての検知出力について異常が無くなれば遮断弁を開いてガス供給を再開する制御部とを備えたことを特徴とするガスメータ。
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