JPH0413639Y2 - - Google Patents

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JPH0413639Y2
JPH0413639Y2 JP1338186U JP1338186U JPH0413639Y2 JP H0413639 Y2 JPH0413639 Y2 JP H0413639Y2 JP 1338186 U JP1338186 U JP 1338186U JP 1338186 U JP1338186 U JP 1338186U JP H0413639 Y2 JPH0413639 Y2 JP H0413639Y2
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JP
Japan
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gas
shutoff valve
valve
gas pressure
leakage
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JP1338186U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) ガスを安全に利用するためにはガス配管系路中
にガスの漏洩があつてはならない。従つて、ガス
配管中に漏洩があればそれを検知できる手段が必
要である。この検知手段は簡便に実施でき、確実
に検知できるものでなければならない。またガス
の漏洩現象は何時生じるか予測することができな
い。このため漏洩検査が繰り返し実施できるもの
であることが望ましい。
本願考案はガス配管の漏洩現象を自動的に検知
する装置を提供するものである。
(従来の技術) 従来ガスの漏洩検査には種々の手法が用いられ
てきているが、代表的な手段はガスの元栓を締め
て後所定時間経過したときのガス圧を測定し、そ
の時間内のガス圧降下量から漏洩の有無を検知す
るものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記した方法によると、漏洩検査
に専門の作業員が従事しなければならず、頻繁に
漏洩検査を実施するうえには限界があつた。その
ため漏洩現象を比較的長期にわたつて見逃す可能
性がないとはいえない。
そこで本願考案では一般需要者が極く簡単に漏
洩検査を実施でき、反面所定期間漏洩検査が実施
されない場合には自動的に異常状態を表示するこ
とにより、ガスの漏洩現象を確実にかつ比較的短
期間に検知可能とする装置を提供しようとするも
のである。
(問題点を解決するための技術的手段) 上記の課題を解決する漏洩検知装置は以下のよ
うに構成される。すなわちこの装置は、ガス配管
の途中に配置された遮断弁と、前記遮断弁よりも
配管系路の下流側のガス圧を検知する圧力検知器
と、前記遮断弁が開閉作動した後の経過時間を測
定する計時装置と、ガス圧が所定値以上であるか
否かを判別する判別手段と、異常表示装置とを有
している。これら部材は前記遮断弁が開状態へ作
動した後所定期間閉状態に作動しない場合、およ
び閉状態へ作動した後所定時間内にガス圧が所定
値以下に降下した場合に、前記異常表示装置を作
動させるように処理手順が定められている。
(作用) 上記の漏洩検知装置の場合、漏洩検査は遮断弁
が閉じられたのち開始する。仮に漏洩現象があれ
ば、遮断弁よりも下流側のガス配管内のガス圧は
徐々に降下していく。そこで遮断弁が閉じられた
後所定時間内にガス圧が所定値以下に降下してい
れば漏洩現象が生じていることになる。本装置で
は遮断弁が閉じられた後所定時間内にガス圧が所
定値以下に降下しているか否かを判別する作業が
自動的になされるように処理手順が定められてい
るため、一般需要者でもきわめて容易に漏洩検査
が実施できる。
また所定期間遮断弁が閉じられないことは、所
定期間漏洩検査が実施されないことを意味する。
本装置の場合にはこの場合にも異常が表示される
ようになしているから、漏洩検査の所定期間以上
の未実施が防止され、漏洩現象が生じたとして
も、比較的早期に検知されることになる。
(実施例) 以下図面を参照して本考案の一実施例に係る装
置について具体的に説明する。
第1図は装置の全体構成を示している。ガスは
メータコツク32、ガスメータ34を介して屋内
配管40に導かれる。ガスの配管系路の途中には
弁体28と弁座面26とで構成される遮断弁が配
置されている。弁体28は可動鉄心4に固着され
ており、常時ばね30で下方すなわち弁を遮断す
る方向に付勢されている。コイル2に電流が流さ
れている間は可動鉄心4がばね30の力に抗して
上方に吸引されて、遮断弁が開の状態におかれ
る。図示の状態はコイルに通電されている場合に
対応する。
ガスは小孔24によつてガス圧測定室22と連
通している。ガス圧測定室は一方の壁がダイヤフ
ラム18で構成されている。ダイヤフラムは常時
ばね16で図上右方に付勢されている。ダイヤフ
ラムに隣接してリードスイツチ12が配置されて
いる。リードスイツチには接片6が取り付けられ
ており、ばね8でスイツチ本体12から離れるよ
うに付勢されている。このリードスイツチは接片
6が本体12の側に押し付けられている間接点が
オンするようになつている。
ガス圧が所定値以上である間はダイヤフラム1
8がばね16の力に抗して図上左方に押し出さ
れ、接片6を本体12の側に押し付ける。ガス圧
が所定値以下であればばね16の力によつて図上
右方に付勢され、リードスイツチ12はオフとな
る。従つてガス圧が所定値以上か否かはリードス
イツチの端子10を介して検知される。ガス圧の
基準値は調整ねじ14を回転させ、ばね16の付
勢力を増減することにより調節可能である。リー
ドスイツチの端子10とコイル2はそれぞれ端子
20と結線され、信号、コイル給電線36に接続
されている。信号、コイル給電線36は制御器本
体52に接続されており、ガス圧に関する信号を
制御器本体に送り、コイル2へ必要に応じて給電
する。すなわちガス圧の検知及び遮断弁の開閉作
動は電気的にかつ遠隔操作可能となつている。な
お遮断弁が閉じた状態において測定されるガス圧
は遮断弁よりも下流側の屋内配管40内のガス圧
に等しい。
制御器本体は電源線38がAC100Vに接続され
て使用される。操作面には電源が供給されている
間点灯する電源ランプ44と、異常状態の発生を
表示する異常表示ランプ48と、遮断弁を閉じる
ためのスイツチ46と、遮断弁を開けるためのス
イツチ50が設けられている。制御器本体52に
はマイクロコンピユータが内臓されている。
次に本装置の作動を第2図を参照して説明す
る。遮断弁閉スイツチ46は漏洩検査開始スイツ
チとしての役割も与えられており、このスイツチ
が押されると、コイル2への通電が停止されて遮
断弁が閉じられると同時にマイクロコンピユータ
が時間をカウントしはじめる。所定時間(本実施
例では15分)経過時にリードスイツチ12の信号
を入力する。本実施例の場合リードスイツチは
100mmAq(100mmAqは大気圧よりも100mmの水柱の
重量分高い圧力状態を示している)以上の場合に
オンとなるように設定されている。これはガスの
供給圧力が通常150〜250mmAqであり、通常の家
庭の配管容量の場合に3/時間以上の漏洩を検
知できるように計算されている。
マイクロコンピユータはまた遮断弁が開けられ
た時からの経過時間をカウントし、また遮断弁閉
スイツチが押されたか否かを判別するようにプロ
グラムされている。所定期間(本実施例の場合30
日)遮断弁閉スイツチが押されず漏洩検査が実施
されない場合には異常を表示し、また既に異常状
態になつている場合には遮断弁を強制的に遮断す
るように処理手順が定められている。すなわち30
日間漏洩検査が実施されない場合には異常ランプ
48を点灯させ、さらに30日間漏洩検査が実施さ
れない場合には強制的に遮断弁を遮断させるよう
になつている。
遮断弁閉スイツチがおされた場合には上記した
手順で漏洩の有無を判別するように定められてい
る。ここで漏洩状態が検知されると漏洩を検知し
た回数をカウントするようになつている。所定回
数漏洩がカウントされると異常表示ランプ48を
点灯させる。本実施例の場合2回目の検知で点灯
させるようになつている。異常ランプが点灯して
いる状態で漏洩が検知されると、遮断弁を強制的
に遮断させるようになつている。最初に漏洩を検
知した段階でただちに遮断したり異常を表示した
りしないようになつているのは、うつかりガス器
具のコツクを開けたまま漏洩検査を開始した場合
にいちいち作動させるのが事実上わずらわしいか
らである。コツクを閉じて再度漏洩検査を実施
し、漏洩を検知しなかつた場合には異常ランプを
消灯させ、漏洩回数をクリアするように定められ
ている。
つぎに遮断弁を開けるときの処理を第3図を参
照して説明する。上記手順で遮断弁が強制的に遮
断された場合にはマイクロコンピユータは弁ロツ
ク状態を記憶する。この状態では遮断弁開スイツ
チが押されても遮断弁は開かないようになつてい
る。この場合には一旦3ないし6秒遮断弁を開け
てのち再度遮断する。一旦開ける時間は制御器本
体に内臓されているスイツチによつて選択可能で
あり、ガスの配管内の圧力がガスの供給圧力まで
昇圧するに必要な時間が選択される。これはガス
配管の容量によつて異なる。
この後は漏洩検査が自動的に実施され、漏洩が
検知されれば遮断弁は開けられることがない。漏
洩が検知されない場合には弁ロツク状態を解除す
る。弁ロツク状態が解除された状態で遮断弁開ス
イツチが押されることにより、開弁指令が発せら
れ、コイル2に通電されて遮断弁が開けられる。
本実施例の装置では一定期間以上漏洩検査が実
施されない場合、および漏洩検査が実施されて漏
洩が検知された場合には遮断弁を強制的に遮断
し、漏洩がないことが確認されない限り、遮断弁
が開かないようになつている。これにより、漏洩
検査が確実に実施され、かつ検査は極めて簡便に
実施できるようになつている。
また一回の漏洩の検知では本当の漏洩でない場
合が在り得ることを勘案し、装置の使い勝手の向
上が計られている。
第4図には他の実施例が示されている。この実
施例においても所定期間漏洩検査が実施されない
場合には異常を表示し、さらに所定期間漏洩検査
が実施されない場合には遮断弁を強制的に遮断す
るように手順が定められている。
弁閉スイツチが押されることにより漏洩検査が
実施されるが、この実施例では漏洩現象の検知を
次のようにして実行する。まず弁を遮断したの
ち、ガス圧が所定値以上であるか否かを判別す
る。所定値以上であれば弁が遮断されてからの経
過時間が15分以上であるか否かを判別する。15分
以内であれば再度ガス圧を判別する。この判別を
15分間繰り返えし実施する。15分以上経過しても
ガス圧が所定値以上であれは漏洩現象がないこと
が確認される。
15分以内にガス圧が所定値以下に降下した場合
にはその時間を比較する。弁を遮断したのち30秒
以内であれば漏洩現象というよりもガス器具など
のコツクが開いていて急激なガスの流失が生じた
ものとして漏洩とは区別するように処理手順が定
められている。30秒以上経過してガス圧が低下し
た場合には漏洩現象が生じている可能性が高く、
この実施例ではただちに弁を強制的に遮断するよ
うになつている。
強制的に遮断された弁を開ける手順は第3図の
手順に従う。
本実施例の場合にはうつかりガスコツクを開け
たまま漏洩検査を実施した場合と、本当の漏洩現
象が生じている場合をほぼ区別できるように処理
手順が定められていることから、装置の使い勝手
がより良くされている。
(効果) 本考案によつてガス配管内の漏洩検査が確実か
つ簡便に実施される。また所定期間以上漏洩検査
が実施されないガスを使用し続けることが防止さ
れる。しかもこの検査は一般需要者が実施するこ
とができ、いちいち専門作業員が出向く必要がな
い。
この結果、ガスの漏洩が確実に防止され、ガス
を安心して使用できるようになるとともに、その
装置はマイクロコンピユータを使用して廉価に実
現でき、実際上の使用価値の高い考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るガス漏洩検知
装置の全体構成を示す図であり、第2図は異常状
態を表示し、遮断弁を強制的に遮断する場合の処
理手順を示す図、第3図は強制的に遮断された遮
断弁を開ける場合の処理手順を示す図、第4図は
他の実施例における異常状態の表示と弁の強制的
遮断の手順を示す図である。 4……可動鉄心、12……リードスイツチ、1
8……ダイヤフラム、28……弁体、46……遮
断弁閉スイツチ、48……異常表示ランプ、50
……遮断弁開スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガス配管の途中に配置された遮断弁と、前記遮
    断弁よりも配管系路の下流側のガス圧を検知する
    圧力検知器と、前記遮断弁が開閉作動した後の経
    過時間を測定する計時装置と、ガス圧が所定値以
    上であるか否かを判別する判別手段と、異常表示
    装置とを有し、前記遮断弁が開状態へ作動した後
    所定期間閉状態に作動しない場合、および閉状態
    へ作動した後所定時間内にガス圧が所定値以下に
    降下した場合に、前記異常表示装置を作動させる
    ように処理手順が定められているガス配管の漏洩
    自動検知装置。
JP1338186U 1986-02-01 1986-02-01 Expired JPH0413639Y2 (ja)

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JP1338186U JPH0413639Y2 (ja) 1986-02-01 1986-02-01

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JP1338186U JPH0413639Y2 (ja) 1986-02-01 1986-02-01

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JPS62126743U JPS62126743U (ja) 1987-08-11
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JP2003050177A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Tokyo Gas Co Ltd ガス漏れ検査方法及びそれを実施するガスメータ

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