JPS5988635A - ガス漏れ検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、燃料として使用されている都市ガスその他の
ガス配管及びそれに接続された器具類等からのガス漏れ
を自動的に検出して知らせる、ガス漏れ検出装置に関す
る。

従来のガス漏れ検出装置と゛しては、配管の元栓と各器
具栓とを電気的に連動させて、器具栓開放時に元栓も開
放されるようにすると共に、全器具栓が遮断されたとき
に元栓も遮断し、配管内残留ガス圧を監視するようにし
たものが知られている。即ち、全器具栓及び元栓の遮断
時に、配管内残留ガス圧が低下したときにガス漏れあり
としてそれを表示するものである。

しかしながら、上記装置では、全ての器具栓と元栓を電
気的に結線しなければならず、特に器具栓の開閉と元栓
の開閉とを連動さあせるためには、器具栓を特殊なスイ
ッチ機構を有するものとしなければならないため、現在
使用されている器具の器具栓を全て変えなければ利用で
きないものとなっており、普及の大きな妨げつとなって
いる。また、全ての器具の不使用時を見計らって作動ス
イッチを入れることにより、元栓を遮断し、残留ガス圧
の監視機構を作動させるようにすることも考えられる。

しかしながら、このようにすると、作動スイッチの入れ
忘れによりガス漏れを見落すおそれがあり、確実な安全
確保が困難である。

本発明は、このような現状に鑑みて成されたもので、現
在使用されてきるガス器具を改造すことなく使用するこ
とのできるガス漏れ検出装置を提供することを目的とす
る。

即ち、本発明の第一の発明は、配管の供給源側に取付け
られた元栓と、配管の元栓より下流側に取付けられて配
管内のガス圧を感知する圧力センサーと、元栓及び圧力
センサーが電気的に連結された制御器とから成り、制御
器は、ガスが一定時間以上継続して不使用であって元栓
が遮断されている不使用遮断状態で、圧力センサーから
の信号が正常圧を示しかつ使用スイッチが入れられるこ
とを条件に元栓を開放し、以後一定時間毎に元栓を遮断
して、この元栓の遮断後に圧力センサーからの信号が低
下圧を示すと直ちに元栓を開放する動作を、元栓の遮断
後一定時間圧力センサーからの信号が正常圧を示し続け
るようになるまで繰返す一方、制御器は、元栓の遮断後
一定時間圧力センサーからの信号が正常圧を示し続けた
場合には不使用遮断状態へと戻り、この不使用遮断状態
で圧力センサーからの信号に基づき、ガス漏れ検出のた
めに配管内残留ガス圧を監視するものであることを特徴
とするガス漏れ検出装置である。また、第二の発明は、
上記第一の発明において、制御器が、不使用遮断状態で
圧力センサーからの信号が低下圧を示したときに、一旦
元栓を開放して配管内にガスを送り込んだ後に再度元栓
を遮断してロックし、一定時間内に圧力センサーからの
信号が低下圧を示さなければ元栓のロックを解除して不
使用遮断状態へ戻し、一定時間内に圧力センサーからの
信号が低下圧を示した場合にガス漏れ発生としてそれを
表示するものであることを特徴とするガス漏れ検出装置
である。更に、第三の発明は、前記第一の発明において
、制御器が、不使用遮断状態で圧力センサーからの信号
が低下圧を示したときに、一旦元栓を遮断状態でロック
し、この状態で検査スイッチが入れられると一旦元栓を
１解）Ｉ　Ｌでμγ内Ｉニガ７そｊｔす込んだ径Ｉコ再
度元栓を遮断してロックし、一定時間内に圧力センサー
からの信号が低下圧を示さなければ元栓の口・ングを解
除して不使用遮断状態へ戻１〜、一定時間内に圧力セン
サーからの信号が低下圧を示した場合にガス漏れ発生と
してそれを表示するものであることを特徴とするガス漏
れ検出装置である。

以下、本発明を図面を参照しつつ更に詳細（こ説明する
。

本発明の装置は、第１図に示されるように、配管１の供
給源側に取付けられた元栓２と、配管１の元栓２より下
流側に取付けられて配管ｌ内の力゛ス圧を感知する圧力
センサー３と、元栓２と圧力センサー３が電気的に連結
された制御器４とから構成されている。また、制御器４
は、圧力センサー３から送られる信号に基づいて、電磁
弁等で構成されている元栓２の開閉を制御すると共にガ
ス漏れ検出のための配管内残留ガス圧の監視を成すもの
である。第２図は、この制御器４のプロ・ンク配線図で
ある。

通常、元栓２は遮断されており、一定時間継続していず
れの器具５ａ、５ｂ、５ｃも使用されていない不使用遮
断状態にあるとき、圧力センサー３から送られる信号に
基づいて、制御器４番こよって配管１内の残留ガス圧が
監視されている。

即ち、元栓２が遮断されて、いずれの器具５ａ。

５ｂ　、５ｃも使用されていないにも拘らず配管１内残
留ガス圧が低下する場合には、配管１又は器具５ａ、５
ｂ、５ｃのどこからかガス漏れを生じているおそれが強
いと判断される。

圧力センサー３は、圧力スイ・ンチや圧力計等によって
構成されるもへで、配管１内の内圧を感知して制御器４
へ信号を送り、制御器４では、この圧力センサー３より
の信号が、配管ｌ内のガス圧が一定値以上の正常圧を示
すものか又は一定値未満の低下圧を示すものかが区別さ
れるものである。

談ず、前述の不使用遮断状態において、配管１内の残留
ガス圧が正常であるときに制御器４の使用スイッチ６が
入れられると、圧力センサー３からの信号が正常圧を示
す場合に圧力判別回路７から出される正常圧信号８ｂと
共に、使用スイッチ６の入力により、通常使用スイッチ
６を記憶回路９へと接続している切換回路ｌＯを介して
使用信号１１が記憶回路９へと送られる。そして、この
正常圧信号８ａと使用信号１１とが揃うことによって記
憶回路９は「使用」を記憶し、セット信号１２を発して
主、副タイマー１３ａ、１３ｂをセットすると共に、開
放信号１４ａを開閉回路１５へ送って元栓２を開放する
。また、セットされた主、副タイマー１３ａ、１３ｂは
、まず主タイマー１３ａから作動を開始する。

このようにして元栓２が開放された後、各器具５ａ、５
ｂ、５ｃはその器具栓１６ａ、１，６ｂ。

１６ｃを開くことによって通常の場合と同様に使用する
ことができる。

上記使用状態に入った後、あらかじめ定められた主タイ
マー１３ａの設定時間が来ると、現実に各器具５ａ、５
ｂ、５ｃが使用されているか否かに拘らず主タイマー１
３から使用確認４８号１７ａが記憶回路９に送られ、次
Ｉ／、ｓで副タイマー１３ｂが作動を開始する。使用確
認信号１７ａを受けた記憶回路９は、開閉回路１５へ遮
断信号１４ｂを送り、一旦元栓２を遮断する。このとき
、いずれかの器具５ａ、５ｂ、５ｃが使用されていると
、配管ｌ内の残留ガス圧が低下して来るので、これが圧
力センサー３によりキャッチされてその旨の信号が圧力
判別回路７に送られることになる。この圧力センサー３
からの信号を受けた圧力判別回路７は記憶回路９へ低下
圧信号８ｂを発することになり、「使用」を記憶してい
る記憶回路９はこれを受けて開放信号１４ａを開閉回路
１５へ送って直に元栓２を開放する。

主タイマー１３ａの設定時間が来て一旦元栓２゜が遮断
されたときに、いずれかの器具５ａ、５ｂ、５ｃか使用
中である場合に、その立ち消えを防止するため、圧力セ
ンサー３には、正常圧よりも低くかつ各器具５ａ、５ｂ
、５ｃの燃焼を妨げない圧力に敏感に反応するものであ
ることが要求される。このような圧力センサー３として
は、本出願人が先に実願昭５７−１２８５４６号として
提供した圧力スイッチ等が使用できる。

また、主タイマー１３ａの設定時間が来て一旦元栓２が
遮断されたときに、圧力判別回路７から低下圧信号８ｂ
が出されると、上述のように「使用」を記憶している記
憶回路９から開放信号１４ａが出されて元栓２が開放さ
れるが、これと同時に記憶回路９からは再びセット信号
１２が出され、主争副タイマー１３ａ、１３ｂがセ５．
トし直されて主タイマー１３ａから再び作動を開始する
。そして、主タイマーの設定時間が来ると一旦元栓２を
遮断し、副タイマーの作動が開始されるど共に、圧力セ
ンサーからの信号が低下圧を示す場合には直に元栓２を
開放する上述の動作を繰返すことになる。

一方、主タイマー１３ａの設定時間が来て元栓２が遮断
されたときに、圧力センサー３がらの信号が正常圧を示
す場合には元栓２は開放されず、遮断されたままとなる
。しかし、副タイマー１３ｂの設定時間が来るまで記憶
回路９は「使用」を記憶している。この間にいずれかの
器具栓１６ａ、１６ｂ、１６ｃが開かれて配管ｌ内残留
ガス圧が低下すると、圧力センサー３からの信号に基づ
き圧力判別回路７から記憶回路９へ低下圧信号８ｂが送
られ、これを受けた記憶回路９は、開放信号１４ａを開
閉回路１５へ送って直に元栓２を開放すると共に、セッ
ト信号１２を発して主・副タイマーをリセットする。こ
れは、主タイマー１３ａの設定時間が来て一旦元栓２が
遮断されたときにいずれかの器具５ａ、５ｂ、５Ｃの使
用が継続されている場合と全く同様で、以下前述したよ
うな動作を繰返すことになる。

副タイマー１．３ｂの設定時間が来るまで各ガス器具５
ａ、５ｂ、５ｃの使用即ち配管１内残留ガス圧の低下が
なかった場合、副タイマー１３ｂがら記憶回路９へ不使
用信号１７ｂが送られ、記憶回路９の記憶が「不使用」
に変わり、不使用遮断状態となる。そして、この不使用
遮断状態においては、単に器具５ａ、５ｂ、５ｃの器具
栓１６ａ、ｌｂ、１６ｃを開いても元栓２は開放されず
、正常圧信号８ｂと使用信号１１が記憶回路９へ入力さ
れることを条件に元栓２が開放されるものでる。

また、不使用遮断状態において、圧力判別回路７から発
せられる信号が正常圧信号８ａである場合には、上述の
ように使用ボタン６を押すことによって元栓２を開放で
きるが、圧力判別回路７からの信号が低下圧信号８ｂと
なった場合には、「不使用」を記憶している記憶回路９
は切換回路１０へ切換信号１８を発する。この切換信号
１８を受けた切換回路１０は、使用スイッチ６と記憶回
路９間を遮断して元栓２を開くことができないようにロ
ックすると共に、ガス漏れの危険を知らせるためのブザ
ー、ランプ等に出力したり、ガス漏れの有無を再度検査
して確認するための再チェック回路へ出力したすすべく
回線を切り換える。また、不使用遮断時に配管１内残留
ガス圧が低下したときには、元栓２をロックすることな
く直にガス漏れの表示や再検査開始のために出力するよ
うにしてもよい。しかし、不使用遮断時に配管１内残留
ガス圧が低下したときには、ガス漏れを生じている危険
が大きく、このような状態で誤操作により元栓２を開く
と極めて危険であることから、切換回路１０又はその他
の手段により、当該状況下では元栓２を開けることがで
きなくなるようロングすることが好ましい。ここで本明
細書における元栓２のロックとは、使用者の操作によっ
て元栓２を開放できなくすることをいう。

以上のような本願発明に係るガス漏れ検出装置は、使用
スイッチ６を器具５ａ、５ｂ、５ｃの設置場所付近に設
けるだけで、ことさら器具栓１６ａ、１６ｂ、１６ｃと
本装置を電気的に接続する必要がないので、現在使用さ
れている器具５ａ。

５ｂ、５ｃをそのままに設置することができる。

また、最近の器具５ａ、５ｂ、５ｃは、自動点、火成の
ものが多くなっており、この自動点火式の器具５ａ、５
ｂ、５ｃにおける器具栓１６ａ、１６ｂ、１６ｃは、点
火時にのみ点火のためのスイッチが入るようになってい
る。ところで、本装置における使用スイッチ６は、原則
として器具５ａ。

５ｂ、５ｃを使用する際にのみ入れられて、元栓２を開
くための信号を一回発し得れば足るもので、従来の装置
のように器具５ａ、５ｂ　、５ｃの全使用中を通じてそ
の旨の信号を送り続けなければならないものではないの
で、この自動点火式の器具５ａ、５ｂ、５ｃの器具栓１
６ａ、１６ｂ　。

１６ｃであれば、その点火のためのスイッチをそのまま
使用スイッチ６として用いることも可能である。

更に、本装置においては、一定時間毎に元栓２を一旦遮
断して使用中であるか否かを確認し、不使用である場合
には自動的にガス漏れ検出態勢に入るため　ガス漏れ検
出作動に入るためのスイッチの入れ忘れ等によりガス漏
れを見落す心配がない。

また、第２図に示される副タイマー１３ｂは、主タイマ
ー１３ａのみとすると、主タイマー１３ａの設定時間経
過後に直に不使用遮断状態になるよう記憶回路９の記憶
を「不使用」に変えて元栓２を遮断しなければならなく
なり、主タイマー１３ａの設定時間経過直前に器具５ａ
、５ｂ、５ｃの使用が一時中断され、主タイマー１３ａ
の設定時間経過後間もなく再度器具５ａ、５ｂ、５ｃを
使用する場合等においていちいち使用スイッチ６を入れ
直さなければならなくなる不便を防止するだめのもので
ある。即ち、副タイマー１３ｂは、器具５ａ、５ｂ、５
ｃの使用一時中断後、器具栓１６ａ、１６ｂ、１６ｃの
開放のみで使用再開できる最低限の時間を確保するため
のものであり、ガス漏れの検出に対しては木質的なもの
ではない。従って、場合によっては副タイマー１３ｂは
省略し得る。特に、前述の自動点火式器具５ａ。

５ｂ、５ｃの器具栓１６ａ、１６ｂ、１８ｃを使用スイ
ッチ６とするときには、器具５ａ、５ｂ。

５ｃの点火の都度使用スイッチ６が入れられることにな
るため、ことさら副タイマー１３ｂを設ける必要はなく
なる。

前述来からの説明からも明らかなように、本装置では、
不使用遮断時にガス漏れ検出のた”めの配管ｌ内残留ガ
ス圧の監視が成され、このときの配管１の残留ガス圧が
低下したときガス漏れの危険ありと判断されるものであ
る。

確かに、元栓２が遮断されていて、いずれの器具５ａ、
５ｂ、５ｃをも不使用であるのに拘らず配管１内の残留
ガス圧が低下するということは、配管１又は器具２のい
ずこからかガスが漏れている可能性が高い。しかし、旅
行等で長期に全ての器具５ａ、５ｂ、５Ｃが使用されな
い場合等においては、外気の温度変化による配管１内残
留ガス圧の変化が不使用遮断時の残留ガス圧の低下とし
て捉えられるおそれがある。従って、不使用遮断時に配
管１内残留ガス圧が低１した場合、直にこれをガス漏れ
発生として表示することなく、確かにガス漏れを生じて
いるか否かを確認した上でガス漏れ発生を表示するよう
にすることが好ましい。

次に、上記ガス漏れを確認する機能を有する、本第二及
び第三の発明に係る装置について説明する。また、この
第二及び第三の発明に係る装置も基本的には第１図及び
第２図で説明した装置と同一で、第３図に示されるよう
に、制御器４の回線に一部新たな回路が組込まれたもの
である。

第３図に示される制御器４とした場合にも、不使用遮断
状態から使用状態へ移り、更に不使用遮断状態へと戻る
過程は全く第１図及び第２図で説明した装置と同一であ
るのでここでは省略する。

次に、不使用遮断状態において圧力センサー３からの信
号が低下圧を示す場合、圧力判別回路７からは「不使用
」を記憶している記憶回路９に低下圧信１号８ｂが送ら
れることになり、これを受けた「不使用」を記憶してい
る記憶回路９は、これを切換信号１８として切換回路１
０に伝える。切換信号１８を受けた切換回路１０は、使
用スイッチ６と記憶回路９間を遮断して元栓２をロック
すると共に、圧力判別回路７を再チエツク回路１９に接
続すべく切り換わる。

上記のようにして、圧力判別回路７からの低下圧信号８
を受けることになった再チエツク回路１９は、一旦開閉
回路１５へ開放信号１４’ａ　’を送って元栓２を開放
し、配管１内を正常圧にするに必要なガスを送り込んだ
後直に遮断信号１４ｂ′を発して元栓２を遮断し、再び
元栓２をロック状態へ戻す。

上記再チエツク回路１９の作動による配管１内へのガス
の再充填は、開放信号１４ａ′によって元栓を一旦間放
した後、切換回路１０を介して再チエツク回路１９に伝
えられる圧力判別回路１９からの信号が正常圧信号８ａ
となるまで続けるように１７でもよい。しかし、ガス漏
れの原因箇所の損傷が大きい場合、配管１内の圧力を正
常圧に戻すまでに更に多量のガス漏れを引き起こしたり
、正常圧に戻らないためにガスが漏れ続けることも生じ
るので、配管１内の径や長さを考慮して、配管１内を正
常圧に戻すに必要最少限の時間だけ元栓２を開放し、そ
のときの圧力判断回路７からの信号が正常圧信号８ａで
あるが低下圧信号８ｂであるかに拘らず遮断信号１４ｂ
　’を発して元栓２を遮断するようにすることが好まし
い。

このようにして一旦元栓２を開放して少なくとも配管１
内の圧力を正常圧に戻すに必要なガスを送り込んだ後、
再チエツク回路１９は、一定時間内に圧力判別回路７か
もの信号が低下圧信号８ｂとなるか否かを監視する。

まず、一定時間継続して正常圧信号８ａである場合には
、再チエツク回路１９は切換回路１ｏへ切換信号１８’
を発し、今まで接続されていた圧力判別回路７と再チエ
ツク回路１９間を遮断し、使用スイッチ６と記憶回路９
を接続し直して、元の接続状態へと戻すべく切換回路ｌ
ｏを切り換える。従って、再チエツク回路１９がら切換
信号１８′が発せられて切換回路１０が再び元の状態に
切り換わった後は、元栓２のロックが解除されて不使用
遮断状態へと戻り、圧力判別回路７がらの信号か正常圧
信号８ａを続ける限り使用スイッチ６を入れることによ
って元栓２を開放し、各器具５ａ、５ｂ、５ｃを使用す
ることができる。

一方、一定時間内に低下圧信号８ｂを受けた場合には、
再チエツク回路１９はガス漏れを表示するためのブザー
、ランプ等に出力することになる。

以上のような装置とすれば、外気温の変化によって配管
１内残留ガス圧が低下したとしても、自動的に当該残留
ガス圧の低下がガス漏れに起因するものであるか再チェ
ックされるため、誤ったガス漏れ表示をしてしまう心配
がない。

上述の装置では自動的に再チエツク回路１９に切り換わ
るようになっているが、この場合、外出時等にガス漏れ
が発見されると、それを表示するためのブザー等が鳴り
続けることも生じる。従って、これを防止するためには
、不使用遮断時に配管１内残留ガス圧が低下して圧力判
別回路７かも低下圧信号８ｂが出されたときに、元栓２
をロックするだけで再チエツク回路１９には接続せず、
第３図に点線で示されるような検査スイッチ２０を入れ
ることによって再チエツク回路１９を作動させるように
すればよい。またこの検査スイッチ２０は、記憶回路９
から切換信号１８が出ているときに使用スイッチ６を入
れると前述のように切換回路１０が切り換わるようにす
ることによって使用スイッチ６に兼務させることもでき
る。特に検査スイッチ２０を設けると、使用者にガス漏
れのおそれがあることを認識させた上で再検査作動に入
るので、知らないうちにガス漏れ表示がされる場合に比
して使用者が対応しやすいという利点もある。

以上の説明において、主タイマー１３ａの設定時間は、
各器具５ａ、５ｂ、５０が不使用の時期を正確に捉える
ことができるようにするため短かい方が好ましいと言え
るが、これを短かくすると、頻繁に元栓２の開閉が繰返
されることになるため、元栓２の耐久性を考慮して定め
る。通常は５〜９０分程度が適当であろう。副タイマー
１３ｂの設定時間は、主タイマー１３ａの設定時間が短
かいときには長目に、逆に主タイマー１３ａの設定時間
が長いときには短か目にすると好都合である。更に、再
チェック回路工９による監視時間は、配管１の径や長さ
によっても異なるか、通常の家庭配管であれば、数分か
ら数十分で十分である。

以上説明の通り、本発明によれば、器具栓を特別なもの
とすることなく確実にガス漏れ事故を防止することがで
きるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の概略を示す説明図、第２図
はその制御器のブロック配線図、第３図は制御器の他の
実施例を示すブロック配線図である。 ｌ：配線、　　２：元栓、　３：圧力センサー、４：制
御器、　　６：使用スイッチ 出　願　人　　日本ガス技研株式会社 代　　理　　人　　　豊　　　１）　　善　　　〃Ｌ第
１図 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）　配管１の供給源側に取り伺けられた元栓２と、配
   管ｌの元栓２より下流側に取すイリけられて配置＋ｆｌ
   内のガス圧を感知する圧力センサー３と、元栓２及び圧
   力センサー３が電気的に連結された制御器４とから成り
   、制御器４は、ガスが一定時間以」二継続して不使用で
   あって元栓２が遮断されている不使用遮断状態で、圧力
   センサー３かもの信号が正常圧を示しかつ使用スイッチ
   ６が入れられることを条件に元栓２を開放し、以後一定
   時間毎に元栓２を遮断して、この元栓２の遮断後に圧力
   センサー３からの信号が低下圧を示すと直ちに元栓２を
   開放する動作を、元栓２の遮けＦ後一定時間圧力センサ
   ー３からの信号が正常圧を示し続けるようになるまで繰
   返す一方、制御器４は１元栓２の遮断後一定時間圧力セ
   ンサー３からの信号が正常圧を示し続けた場合には不使
   用遮断状態へと戻り、この不使用遮断状態で圧力センサ
   ー３からの信号に基づき、ガス漏れ検出のために配管１
   内残留ガス圧を監視するものであることを特徴とするガ
   ス漏れ検出装置。 ２）　配管１の供給源側に取り付けられた元栓２と、配
   管１の元栓２より下流側に取付けられて配管ｌ内のガス
   圧を感知する圧力センサー３と、元栓２及び圧力センサ
   ー３が電気的に連結された制御器４とから成り、ｆｆ１
   Ｊ御器４は、ガスが一定時間以上継続して不使用であっ
   て元栓２が遮断されている不使用遮断状態で、圧力セン
   サー３からの信号が正常圧を示しかつ使用スイッチ６が
   入れられることを条件に元栓２を開放し、以後一定時間
   毎に元栓２を遮断して、この元栓２の遮断後に圧力セン
   サー３からの信号が低下圧を示すと直ちに元栓２を開放
   する動作を、元栓２の遮断後一定時間圧力センサー３か
   らの信号が正常圧を示し続けるようになるまで繰り返す
   一方、制御機４は、元栓２の遮断後一定時間圧力センン
   サー３からの信号が正常圧を示し続けた場合には不使用
   遮断状態へと戻り、この不使用遮断状態で圧力センサー
   ３かもの信号に基づき、ガス漏れ検出のために配管１内
   残留ガス圧を監視し、圧力センサー３かもの信号が低下
   圧を示したときに、一旦元栓２を開放して配管１内にガ
   スを送り込んだ後に再度元栓２を遮断してロックし、一
   定時間内に圧力センサー３からの信号が低下圧を示さな
   ければ元栓２のロックを解除して不使用遮断状態へ戻し
   、一定時間内に圧力センサー３からの信号が低下圧を示
   した場合にガス漏れ発生としてそれを表示するものであ
   ることを特徴するガス漏れ検出装置。 ３）　配管１の供給源側に取付けられた元栓２と、配管
   １の元栓２より下流側に取付けられて配管１内のガス圧
   を感知する圧力センサー３と、元栓２及び圧力センサー
   ３が電気的に連結された制御’ｌｌ器４とから成り、制
   御器４は、ガスが一定時間以上継続して不使用であって
   元栓２が遮断されている不使用遮断状態で、圧力センサ
   ー３かもの信号が正常圧を示しかつ使用スイッチ６が入
   れられることを条件に元栓２を開放し、以後＝一定時間
   毎に元栓２を遮断して、この元栓２の遮断後に圧力セン
   サー３からの信号が低下圧を示すと直に元栓２を開放す
   る動作を、元栓２の遮断後一定時間圧力センサー３から
   の信号が正常圧を示し続けるようになる韮で繰返す一方
   、制御器４は、元栓２の遮断後一定時間圧力センサー３
   からの信号が正常圧を示し続けた場合には不使用遮断状
   態へと戻り、この不使用遮断状態で圧力センサー３から
   の信号に基づき、ガス漏れ検出のために配’ｔ　１内残
   留ガス圧を監視し、圧力センサー３からの信号が低下圧
   を示したときに元栓２を遮断状態でロックし、この状態
   で検査スイッチが入れられると一旦元栓２を開放して配
   管１内にガスを送り込んだ後に再度元栓２を遮断してロ
   ックし、一定時間内に圧力センサー３からの信号が低下
   圧を示さなければ元栓２のロックを解除して不使用遮断
   状態へ戻し、一定時間内に圧力センサー３からの信号が
   低下圧を示した場合にガス漏れ発生とし７てそれを表示
   するものであることを特徴とするガス漏れ検出装ｒｔ。