JP2017188159A - 警報器 - Google Patents
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Abstract
Description
センサ部が例えばガス検知素子の場合、センサ部が警報レベル以上の被検知ガスを継続して検知したことをマイコン回路が判定すると、当該マイコン回路から警報信号を受け取り、音声により警報を発するように構成してあった。
警報出力手段と、前記警報器の点検操作を行う点検操作手段と、を備え、前記警報出力手段は、前記外部環境における異常発生が検出されていない通常時には第1電圧による有電圧出力を行い、前記外部環境において所定の異常発生が検出された場合には前記第1電圧とは異なる第2電圧による有電圧出力を行い、さらに、前記警報器に対する電源投入後、最初に前記点検操作手段が操作された場合には、前記外部機器に対する第1の警報出力として前記第2電圧による有電圧出力を前記警報出力手段に行わせ、前記第1の警報出力を行わせた後に前記点検操作手段が操作された場合には、前記外部機器に対する前記第1の警報出力とは異なる第2の警報出力として前記第1電圧による有電圧出力を前記警報出力手段に行わせる点検制御手段を備えた点にある。
そして、警報出力手段は、外部環境における異常発生が検出されていない「通常時」には第1電圧による有電圧出力を維持し、外部環境において所定の異常発生が検出された場合(例えば「ガス検出時」)には第2電圧による有電圧出力を行うように構成する。
さらに点検制御手段は、警報器に対する電源投入後、最初に前記点検操作手段が操作された場合には、第1の警報出力として第2電圧による有電圧出力を行わせ、第1の警報出力を行わせた後に点検操作手段が操作された場合には、第2の警報出力として第1電圧による有電圧出力を行わせるように構成してあるため、本発明の警報器では、例えば設置業者が電源投入後に点検動作を行った後には、点検操作手段を操作しても異常時の有電圧出力を伴う点検をすることはできない。したがって、顧客が点検操作手段を操作しても、異常時の有電圧出力をともなう点検をすることができないので、顧客による誤操作を防ぐことができる。
過するまでとすることで、例えば警報器の設置直後に行われる点検の際に、第2電圧を所定時間だけ維持して警報動作(ガスの元栓の開閉状態など)を確認することができる。さらに、第2電圧を維持する時間を、所定時間内であって点検操作手段が操作された場合には、当該操作による警報動作が終了するまでとすることで、警報動作の設定時間の間に限って第2電圧を維持して警報動作(ガスの元栓の開閉状態など)を確認することができる。
本発明の警報器は、外部環境の異常を検出して警報を行う警報器である。
図1に示したように、本発明の警報器Xは、外部環境の変化を検知するセンサ部1と、センサ部1の出力に基づいて外部環境の変化を判定し、異常発生時に外部機器Bに対して警報出力を送信する警報出力手段2と、警報器の点検操作を行う点検操作手段3と、を備える。
火災センサは、温度の上昇を感知する温度センサや、煙感知機能を有する公知の散乱光式煙センサなどが使用できる。
本実施形態では、センサ部1として、家庭などで被検知ガスとしてメタンやプロパンなどを検知する可燃性ガスセンサ、COセンサおよび火災センサを備えた場合について説明する。
外部機器Bは、例えば警報器Xとは離間した位置に配設されたガスマイコンメータや、監視部に組み込まれた態様とする。当該外部機器Bをガスマイコンメータとした場合、警報動作は、例えばガスの元栓を遮断する動作を行うものである。
圧とは異なる第2電圧による有電圧出力を行う。
即ち、警報出力手段2は、例えばガスの検出有無や検出されたガスの種類に応じた電圧の出力が行われる。例えば、警報器Xは通常時には6vの出力を維持し、警報器Xに異常がある場合には0vを出力し、可燃性ガス或いはCOが検出された場合(以下「ガス検出時」と称する)にはそれぞれ12v、18vの出力を行う。このような有電圧出力を受けたガスマイコンメータでは、この有電圧出力が12vまたは18Vであればガスの元栓を自動遮断する制御を行う。
行う場合には、電源投入後であって、自動初期点検後)から所定時間経過するまでにガスかけ点検が行われた場合に、当該所定時間が経過するまで、第2電圧を維持する。或いは、電源投入後(電源投入後に自動初期点検を行う場合には、電源投入後であって、自動初期点検後)から所定時間経過までに、ガスかけ点検が行われた場合であって、点検操作手段3が操作されることによって第1の警報出力が行われた場合には、警報動作が終了するまで第2電圧を維持してもよい。
本構成のように、第2電圧を維持する時間を警報器Xに対する電源投入後から所定時間経過するまでに、警報器Xの設置直後に行われる点検(ガスかけ点検)の際に、第2電圧を所定時間だけ維持して警報動作(ガスの元栓の開閉状態など)を確認することができる。さらに、第2電圧を維持する時間を点検操作手段3が操作されてから警報動作が終了するまでとすることで、警報動作の設定時間の間に限って第2電圧を維持して警報動作(ガスの元栓の開閉状態など)を確認することができる。
図2に、本発明の警報器Xの点検処理のフローチャートを示した。本発明の警報器Xの点検処理は、まず、点検制御手段4が点検スイッチである点検操作手段3の操作の有無を監視する(ステップ#01)。点検操作手段3の操作が有れば、警報器Xに対する電源投入後、最初に点検操作手段3が操作されたかどうかを判断する(ステップ#02)。ステップ#02がYesの場合、外部機器Bに対する第1の警報出力として第2電圧による有電圧出力を警報出力手段2に行わせる(ステップ#03)。
また、警報出力手段2がガス検出時の電圧(12v以上)である第2電圧により有電圧出力を行う。このとき、この有電圧出力を受けたガスマイコンメータでは、ガスの元栓を自動遮断する制御を行う。
従って、本ステップでは、スピーカやLEDの警報動作の点検を行うとともに、ガス検出時の電圧で有電圧出力を行うことで、ガスマイコンメータの点検を行うことができる。
有電圧出力を行う。
上述した実施形態では、最初の電源投入後、点検操作手段3が操作され、第1の警報出力を行わせた後は、停電等で電源がリセットされ、電源が再投入された後において、最初に点検操作手段3が操作された場合には、警報出力受信手段Bに対する所定の第1の警報出力を警報出力手段2に行わせるように構成した。しかし、このような態様に限らず、警報器Xに対する電源再投入後であっても、最初に点検操作手段3が操作された場合には、外部機器Bに対する所定の第2の警報出力を警報出力手段2に行わせるように構成してもよい。
上述した実施形態では、警報器Xは有電圧維持手段5を備えていたが、有電圧維持手段5を備えない構成とすることも可能である。したがって、電源投入後(より詳細には電源投入後であって、自動初期点検後)から所定時間経過までに、ガスかけ点検が行われた場合、点検動作が行われる所定時間(たとえば1分間)のみ第2電圧の出力を維持し、その後は第1電圧を出力する。
本発明の警報器Xのセンサ部1として、可燃性ガスセンサ、COセンサおよび火災センサを備えた場合について説明する。
このように、本ステップでは、スピーカやLEDの警報動作の点検を行うとともに、ガス検出時の電圧で有電圧出力を行うことで、ガスマイコンメータの点検を行うことができる。
B 外部機器
1 センサ部
2 警報出力手段
3 点検操作手段
4 点検制御手段
5 有電圧維持手段
センサ部が例えばガス検知素子の場合、センサ部が警報レベル以上の被検知ガスを継続して検知したことをマイコン回路が判定すると、当該マイコン回路から警報信号を受け取り、音声により警報を発するように構成してあった。
そして、警報出力手段は、例えば外部環境における異常発生が検出されていない「通常時」には第1電圧による有電圧出力を維持し、外部環境において所定の異常発生が検出された場合(例えば「ガス検出時」)には第2電圧による有電圧出力を行うように構成する。
さらに制御手段は、警報器に対する電源投入後、操作手段が操作された場合には、第1の警報出力として第2電圧による有電圧出力、または第1の警報出力とは異なる第2の警報出力として前記第2電圧とは異なる第1電圧による有電圧出力を行わせ、第1の警報出力を行わせた後に操作手段が操作された場合には、第2の警報出力として第1電圧による有電圧出力を行わせるように構成してあるため、本発明の警報器では、例えば設置業者が電源投入後に点検動作を行った後には、操作手段を操作しても異常時の有電圧出力を伴う点検をすることはできない。したがって、顧客が操作手段を操作しても、異常時の有電圧出力をともなう点検をすることができないので、顧客による誤操作を防ぐことができる。
本発明の警報器は、外部環境の異常を検出して警報を行う警報器である。
図1に示したように、本発明の警報器Xは、外部環境の変化を検知するセンサ部1と、センサ部1の出力に基づいて外部環境の変化を判定し、異常発生時に外部機器Bに対して警報出力を送信する警報出力手段2と、操作者が操作する操作手段3と、を備える。
また、警報器Xに対する電源投入後、操作手段3が操作された場合には、外部機器Bに対する第1の警報出力として第2電圧による有電圧出力、または外部機器Bに対する第1の警報出力とは異なる第2の警報出力として第2電圧とは異なる第1電圧による有電圧出力を警報出力手段2に行わせ、第2の警報出力は、第1の警報出力が行われた後に行うことできるように制御する制御手段4を備える。
本実施形態における操作手段3は、警報器の点検操作を行う点検操作手段3とした場合について説明する。
火災センサは、温度の上昇を感知する温度センサや、煙感知機能を有する公知の散乱光式煙センサなどが使用できる。
本実施形態では、センサ部1として、家庭などで被検知ガスとしてメタンやプロパンなどを検知する可燃性ガスセンサ、COセンサおよび火災センサを備えた場合について説明する。
外部機器Bは、例えば警報器Xとは離間した位置に配設されたガスマイコンメータや、監視部に組み込まれた態様とする。当該外部機器Bをガスマイコンメータとした場合、警報動作は、例えばガスの元栓を遮断する動作を行うものである。
即ち、警報出力手段2は、例えばガスの検出有無や検出されたガスの種類に応じた電圧の出力が行われる。例えば、警報器Xは通常時には6vの出力を維持し、警報器Xに異常がある場合には0vを出力し、可燃性ガス或いはCOが検出された場合(以下「ガス検出時」と称する)にはそれぞれ12v、18vの出力を行う。このような有電圧出力を受けたガスマイコンメータでは、この有電圧出力が12vまたは18Vであればガスの元栓を自動遮断する制御を行う。
本構成のように、第2電圧を維持する時間を警報器Xに対する電源投入後から所定時間経過するまでに、警報器Xの設置直後に行われる点検(ガスかけ点検)の際に、第2電圧を所定時間だけ維持して警報動作(ガスの元栓の開閉状態など)を確認することができる。さらに、第2電圧を維持する時間を点検操作手段3が操作されてから警報動作が終了するまでとすることで、警報動作の設定時間の間に限って第2電圧を維持して警報動作(ガスの元栓の開閉状態など)を確認することができる。
図2に、本発明の警報器Xの点検処理のフローチャートを示した。本発明の警報器Xの点検処理は、まず、点検制御手段4が点検スイッチである点検操作手段3の操作の有無を監視する(ステップ#01)。点検操作手段3の操作が有れば、警報器Xに対する電源投入後、最初に点検操作手段3が操作されたかどうかを判断する(ステップ#02)。ステップ#02がYesの場合、外部機器Bに対する第1の警報出力として第2電圧による有電圧出力を警報出力手段2に行わせる(ステップ#03)。
また、警報出力手段2がガス検出時の電圧(12v以上)である第2電圧により有電圧出力を行う。このとき、この有電圧出力を受けたガスマイコンメータでは、ガスの元栓を自動遮断する制御を行う。
従って、本ステップでは、スピーカやLEDの警報動作の点検を行うとともに、ガス検出時の電圧で有電圧出力を行うことで、ガスマイコンメータの点検を行うことができる。
上述した実施形態では、最初の電源投入後、点検操作手段3が操作され、第1の警報出力を行わせた後は、停電等で電源がリセットされ、電源が再投入された後において、最初に点検操作手段3が操作された場合には、警報出力受信手段Bに対する所定の第1の警報出力を警報出力手段2に行わせるように構成した。しかし、このような態様に限らず、警報器Xに対する電源再投入後であっても、最初に点検操作手段3が操作された場合には、外部機器Bに対する所定の第2の警報出力を警報出力手段2に行わせるように構成してもよい。
上述した実施形態では、警報器Xは有電圧維持手段5を備えていたが、有電圧維持手段5を備えない構成とすることも可能である。したがって、電源投入後(より詳細には電源投入後であって、自動初期点検後)から所定時間経過までに、ガスかけ点検が行われた場合、点検動作が行われる所定時間(たとえば1分間)のみ第2電圧の出力を維持し、その後は第1電圧を出力する。
本発明の警報器Xのセンサ部1として、可燃性ガスセンサ、COセンサおよび火災センサを備えた場合について説明する。
出力として第2電圧による有電圧出力を警報出力手段2に行わせた。本実施例では点検操作スイッチ3を長押しする前にメタンガスをセンサ部1に吹きかけており、既に「ガス検出時」の第2電圧による12vの有電圧出力を警報出力手段2に行わせているため、点検操作スイッチ3を長押しした後も引き続き第2電圧による12vの有電圧出力を警報出力手段2に行わせた。仮に点検操作スイッチ3を長押しする前にメタンガスをセンサ部1に吹きかけていない場合は、点検操作スイッチ3を長押しした後に第2電圧による12vの有電圧出力を警報出力手段2に行わせることとなる(図3:破線部分)。
このように、本ステップでは、スピーカやLEDの警報動作の点検を行うとともに、ガス検出時の電圧で有電圧出力を行うことで、ガスマイコンメータの点検を行うことができる。
したときの点検を終了した。
B 外部機器
1 センサ部
2 警報出力手段
3 点検操作手段(操作手段)
4 点検制御手段(制御手段)
5 有電圧維持手段
Claims (4)
- 外部環境の異常を検出して警報を行う警報器であって、
異常発生時に外部機器に対して警報出力を行う警報出力手段と、
前記警報器の点検操作を行う点検操作手段と、を備え、
前記警報出力手段は、前記外部環境における異常発生が検出されていない通常時には第1電圧による有電圧出力を行い、前記外部環境において所定の異常発生が検出された場合には前記第1電圧とは異なる第2電圧による有電圧出力を行い、さらに、
前記警報器に対する電源投入後、最初に前記点検操作手段が操作された場合には、前記外部機器に対する第1の警報出力として前記第2電圧による有電圧出力を前記警報出力手段に行わせ、前記第1の警報出力を行わせた後に前記点検操作手段が操作された場合には、前記外部機器に対する前記第1の警報出力とは異なる第2の警報出力として前記第1電圧による有電圧出力を前記警報出力手段に行わせる点検制御手段を備える警報器。 - 前記警報器に対する電源再投入後、最初に前記点検操作手段が操作された場合には、前記外部機器に対する所定の第1の警報出力を前記警報出力手段に行わせる請求項1に記載の警報器。
- 点検時に発生させた前記第2電圧を維持する有電圧維持手段を備えた請求項1または2に記載の警報器。
- 当該有電圧維持手段は、前記第2電圧を、前記警報器に対する電源投入後から所定時間経過するまで維持するか、或いは、前記所定時間内であって前記点検操作手段が操作された場合には、当該操作による警報動作が終了するまで維持する請求項3に記載の警報器。
Priority Applications (1)
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JP2017136851A JP2017188159A (ja) | 2017-07-13 | 2017-07-13 | 警報器 |
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JP2017136851A JP2017188159A (ja) | 2017-07-13 | 2017-07-13 | 警報器 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110784596A (zh) * | 2019-09-24 | 2020-02-11 | 上海掌门科技有限公司 | 一种处理事件信息的方法与设备 |
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JPH09115081A (ja) * | 1995-10-20 | 1997-05-02 | Matsushita Electric Works Ltd | 火災試験機能を備えた火災受信機及びこれを用いた火災非常放送連動システム |
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-
2017
- 2017-07-13 JP JP2017136851A patent/JP2017188159A/ja active Pending
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