JP5423506B2 - ガス漏れ警報器、その制御装置、プログラム - Google Patents

ガス漏れ警報器、その制御装置、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ガス漏れ警報器に係り、特にガスメータと接続して連動動作するガス漏れ警報器に関する。
従来より、ガス漏れを検知して警報を発するガス漏れ警報器において、ガスメータと接続し、ガスメータ(マイコンメータ)と連動動作するタイプが存在する。また、ガス漏れ警報器等に関しては、設置後やその後の定期点検時等の際に、そのガス検知機能、警報機能等が正常に機能するか否かを確認する為のテストを、作業員等が行っている。ガスメータと連動動作するタイプの場合、この連動機能についても正常性を確認する為のテストを行う。
この様な従来技術に関して、例えば特許文献1,2の公知技術がある。
特許文献1には、ガス警報器や火災警報器等の警報器に関して、例えば作業員が警報器の点検スイッチを操作することにより、所定時間だけ警報出力が行われることが開示されている。また、特にガス検出時に住宅戸外のガスマイコンメータに対して有電圧出力を所定時間行うことによって、ガスマイコンメータがガスの元栓の自動遮断するタイプ(ガスメータと連動動作するタイプ)の警報器については、点検時にも、同様に有電圧出力を所定時間だけ行って、これによってガスマイコンメータがガスの元栓を遮断すること等が開示されている。
また、特許文献2の発明では、ガス漏れ警報器に関して、点検時の警報時間を任意に設定できるようにしている。この発明では、特に外部出力に遅延を有する場合において、外部出力を発するまで点検ガスを掛け続ける手間を省くことができ、点検が容易且つ効率良く行われる。
特開2006−18598号公報 特開2003−58964号公報
上記特許文献2の“発明が解決しようとする課題”に開示されているように、ガス漏れ警報器を設置した際等には、点検ガスをガス漏れ警報器(そのガス検知部;センサ)に吹き掛け、それによってガス検知・警報発生機能が正常動作するか否かの点検を行うことを要求されるのが一般的である。
また、ガスマイコンメータに接続されるタイプのガス漏れ警報器に関しては、更に上記連動動作(ガスの元栓の自動遮断等)が正常に機能するか否かも、点検することになる。この場合、ガス漏れ警報器は、全ての機能が正常動作するならば、点検ガスが掛けられることでガス検知すると、警報音や点灯/点滅等による警報報知を実行すると共に、ガスマイコンメータに対して所定の外部出力を行う(上記有電圧出力等)。その際、誤動作を防止する為に、この外部出力に関しては所定の遅延時間(例えば45秒間等)が設けられて。つまり、遅延時間分(例えば45秒間)点検ガスを吹き掛け続けなければ、外部出力が
送信されない。
この為、作業員等は、遅延時間分(例えば45秒間)点検ガスを吹き掛け続ける手間が掛かり、点検作業に時間が掛かることになり、また点検ガスの使用量が多くなるという問題が生じる。また、点検ガスを掛け過ぎた場合には、警報が鳴り止み難いという問題があった。
これに加えて、ガスマイコンメータ側でも誤動作防止の為に、上記外部出力を所定時間以上受信した場合にのみ、この外部出力を受け付けてガスの元栓を遮断する動作を行うという仕様になっている場合がある。この場合、上記所定時間を仮に15秒とした場合、ガス漏れ警報器側において作業員等は結局、1分間(=45秒+15秒)点検ガスを吹き掛け続ける必要があり、非常に手間と時間が掛かり、また点検ガスの使用量も増大し、更に警報が鳴り止み難くなる可能性が高くなる。
ここで、上記ガスマイコンメータ等に対する外部出力に関する遅延時間は、ガス検知に対してではなく警報時間に対して設定されている場合もある。つまり、警報が遅延時間分続いた場合に、外部出力を開始する場合もある。
これに関して、上記特許文献2の発明では、プッシュスイッチの操作回数(1回〜3回)に応じて警報時間が任意に設定されるようにし、その後に点検ガスが注入されて検知されると、設定された警報時間分、警報が行われる。これによって、特に遅延を有する外部出力においては、外部出力を送信するまで点検ガスを掛け続けるという手間が不要となり、少量のガス吹きかけ操作で容易に点検可能となる。
尚、特許文献2において、ガス漏れ警報外部信号出力線10は、外部機器との接続を行う場合に用いられ、例えばマイコンメータ連動用の場合は、一定の遅延時間経過後にガス漏れ警報外部信号出力線10を介して所定信号を外部(マイコンメータ)へ送信するようにしている。
上記特許文献2の発明は、従来では「点検ガスをかけ続ける時間」≒「警報時間」であったのに対して、「点検ガスをかけ続ける時間」がたとえ短時間であっても、「警報時間」を長時間とすることができるものである(設定時間を例えば50秒程度にすればよい)。
しかしながら、上記特許文献2の発明でも、警報時の外部出力に生じる遅延時間(例えば45秒間)に関しては、何等変更制御できていない。この為、例えば遅延時間が45秒の例でいうと、点検ガスを吹くかける操作自体は短時間(仮に5秒程度)で済むとしても(短時間でも警報時間は長時間(例えば50秒等)とすることができる)、マイコンメータと連動動作して例えばマイコンメータがガス遮断等を正常に実行するか否かを確認する為には、その後、40秒+α秒程度待たなければ成らなかった。
尚、「40秒=45秒−5秒」である。また、α秒とは、マイコンメータ側での動作確定に掛かる時間であり、上記一例では15秒等としているが、勿論、これは仮の例に過ぎない。すなわち、マイコンメータ側でも、誤動作防止の為に、上記外部出力を所定時間(例えば15秒)以上継続して受信した場合に、この外部出力に応じた動作(上記ガス遮断等の連動動作)を行うものである。
この問題に対して、例えば遅延時間の設定値を小さくする(例えば5秒、10秒程度等)こと等が考えられる。しかしながら、運用時に、ガス漏れ警報器の誤動作や非常に短時間のガス漏れ、あるいは殺虫剤スプレー噴射をガスと誤検知する等によって、マイコンメ
ータが誤ってガス遮断等を行ってしまう事態を回避する為に、上記遅延時間がある程度以上必要なのであり、点検時の事情によって遅延時間を短く設定することは、現実的ではない。
尚、ガス漏れ警報器は、大別して、LPガス用と都市ガス用とがある。LPガス用のガス漏れ警報器は、当然、LPガスを検知するセンサが搭載され、また、LPガスは空気より重いため床面に近い位置に設置される。一方、都市ガス用のガス漏れ警報器は、当然、都市ガスを検知するセンサが搭載され、また、都市ガスは空気より軽いため天井面に近い位置に設置される。そして、LPガス用、都市ガス用の何れであっても、上記のようにマイコンガスメータと連動動作するタイプの場合には、上述した問題が生じる。
尚、ここでは関係ないので特に説明しないが、マイコンメータ側からガス漏れ警報器に対して何らかの出力を行うことで、ガス漏れ警報器に何らかの連動動作を実行させる場合もある。
本発明の課題は、特にガスメータと接続し、警報時にガスメータへ所定の出力を行って連動動作させるガス漏れ警報器において、ガス検知中に所定の操作があった場合には遅延時間に関係なくガスメータへ所定の出力を行わせて連動動作させることができ、以って遅延時間を待つことなくガスメータの連動動作の点検を行え、点検作業に掛かる手間と時間を少なくでき、更に点検用ガスの使用量を抑制することもでき、更に点検ガスを掛け過ぎる心配もなく警報が鳴り止み難くなる問題が生じないようにできるガス漏れ警報器、その制御装置、プログラム等を提供することである。
本発明によるガス漏れ警報器の制御装置は、ガス検知用センサ、外部機器とのインタフェースと、前記ガス検知用センサのセンサ出力に基づいてガス漏れ検知し、ガス漏れ検知した場合には警報報知すると共に前記インタフェースを介して前記外部機器に対して所定の外部出力信号を送信して前記外部機器に連動動作させる制御装置とを有するガス漏れ警報器における前記制御装置であって、前記ガス漏れ検知中にスイッチのオン操作があった場合、前記外部出力信号の送信を開始すると共に特定モードへ移行し、該特定モード中はガス漏れ検知の有無に係らず前記外部出力信号の送信を継続し、該特定モード中に前記スイッチのオン操作状態が解除された場合には該特定モードを解除すると共に前記外部出力信号の送信を停止するか否かの判定を行う連動動作制御手段を有する。
従来のガス漏れ警報器では、ガス漏れ検知開始してから所定の遅延時間経過するまでは、外部出力信号の送信開始が行われなかったが、上記本発明のガス漏れ警報器によれば、ガス漏れ検知中に人間がスイッチオン操作を行うことで、外部出力信号の送信が開始される。つまり、所定の遅延時間を待つことなく、外部出力信号を送信開始させることができ、以って外部機器に連動動作を実行させることができる。
尚、上記外部機器は例えばマイコンメータであり、マイコンメータは上記外部出力信号を所定時間以上受信することで例えばガス遮断等の連動動作を行うものである。
また、例えば、前記ガス漏れ検知に係るガスは点検用ガスであり、前記特定モードへ移行後は、該点検用ガスが使用されなくても、前記スイッチのオン操作が継続する限り、前記外部出力信号の送信が継続される。
これによって、例えばマイコンメータによるガス元栓遮断等の連動動作をテストする際に、作業員等は、点検用ガスを使用しつつスイッチオン操作を行うことで特定モードへ移行させた後は、点検ガスを使用する必要なくスイッチオン操作を継続するだけで、外部出力信号を送信させ続けることができる。マイコンメータ側では、外部出力信号を所定時間
継続して受信したら、ガス遮断等の連動動作を行うことになる。この様にして、連動動作テストの際等に、点検用ガスの使用量を減少させることができ、また、当然、点検用ガスを掛け過ぎるような事態は起こらないので、点検用ガスの掛け過ぎによってガス漏れ検知状態が解除し難くなり、警報が鳴り止み難いという問題も起こらないようにできる。
また、例えば、前記スイッチは既存機能が既に割り当てられていた既存のスイッチであり、その前記オン操作は所定時間継続して押下される長押し操作である。既存のスイッチを利用することで、新規スイッチを設ける必要がなくなる。これより、例えばコスト削減効果等が得られる。
本発明のガス漏れ警報器、その制御装置、プログラム等によれば、特にガスメータと接続し、警報時にガスメータへ所定の出力を行って連動動作させるガス漏れ警報器において、ガス検知中に所定の操作があった場合には遅延時間に関係なくガスメータへ所定の出力を行わせて連動動作させることができ、以って遅延時間を待つことなくガスメータの連動動作の点検を行え、点検作業に掛かる手間と時間を少なくできる。更に、点検用ガスの使用量を抑制することもできる。更に点検ガスを掛け過ぎる心配もなく警報が鳴り止み難くなる問題が生じないようにできる
本例のガス漏れ警報器の構成図である。 制御部による処理フローチャート図である。 動作タイムチャートであり、(a)は従来、(b)は本手法によるものである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本例のガス漏れ警報器の構成図である。
図1に示すガス漏れ警報器10は、制御部11、ガス検知部12、警報音部13、表示部14、電源部15、外部通信部16、スイッチ状態検知部17等を有する。
ガス検知部12は、ガス検知用のセンサ等を有する。ガス検知用センサは、様々な種類があるが、基本的にはガスがセンサに触れるとセンサの抵抗値が変化するものである。これより、従来より、センサ出力としてこの抵抗値を測定し、予め設定されている所定の閾値と比較すること等で、ガス漏れ検知の判定を行っていた。
尚、一般的に、ガス漏れ警報器は、都市ガス用、LPガス用の2種類があり、両者のガス検知用センサは異なるが、本手法はどちらであっても適用可能である。すなわち、本例のガス漏れ警報器10は、都市ガス用/LPガス用のどちらであっても構わない。
警報音部13は、警報音等の何らかの音を発する構成であり、例えばブザー等である。表示部14は、例えばLED等である。
また、電源部15は、本例ではコンセント等を介して得られる商用電源(AC100V)を、DC5V等に変換する構成であり、このDC電源を当該ガス漏れ警報器10の各構成(制御部11等)に供給する。但し、この例に限らず、電源部15はバッテリー(電池)等であってもよい。
制御部11は、マイコン等で構成され、予め不図示の内蔵メモリ等に記憶されている所
定のアプリケーションプログラムを読出・実行することにより、例えば以下に説明する処理機能を実現する。
・ガス検知部12からのセンサ出力(抵抗値)を定期的に入力してA/D変換し、このセンサ出力値を予め設定されている所定の閾値と比較することで、ガス漏れの有無を判定する。
・ガス漏れ検知した場合、警報音部13や表示部14を制御して報知する。すなわち、例えば警報音部13を制御して断続音でガス漏れ検知したことを警報報知する。また、例えば表示部14は1つのLEDより成るものとし、制御部11は、監視時にはLEDを点灯し、ガス漏れ検知時にはLEDを点滅することで、ガス漏れの警報報知を行う。
外部通信部16は、外部機器(ガスメータ)に接続して、外部機器に対する信号出力や、外部機器からの信号取り込みを行う為の構成である。外部通信部16は、不図示の外部機器(ガスメータ等)とのインタフェースであり、制御部11は、外部通信部16を介して外部機器に対して任意の信号を出力し、あるいは外部通信部16を介して外部機器から送られてくる任意の信号を受信する。
そして、制御部11は、ガス漏れ検知した場合、従来の遅延時間経過によって又は後述する特定のスイッチ操作に応じて、外部通信部16を介して不図示の外部機器(ガスメータ等)に対して外部出力信号(遮断信号)を出力する。この遮断信号を受信したガスメータ等(マイコンメータ)は、ガスの元栓を自動遮断する為の制御処理等(すなわち、連動動作)を実行する。
またスイッチ状態検出部17は、ユーザ等から操作されるスイッチの状態を検出し制御部11へ通知する役割を担う。 この様に、不図示のガスメータは、ガス漏れ警報器10によるガス検知・警報と連動動作して、ガスの元栓を遮断する等の制御処理を行うが、上述した通り、ガス漏れ警報器10の誤報であったり、ガス漏れ自体が短時間で解消したりする場合(例えば警報音部13による警報音を聞いた人間が、何らかの対応を行ってガス漏れ状態から復旧させた場合等)には、ガスメータを連動動作させないことが望ましい。
この為、上述した遅延時間を設けており、本例のガス漏れ警報器10の制御部11にも、予め任意の遅延時間が登録されている。制御部11は、基本的には従来と同様に、ガス漏れ検知状態が遅延時間分(例えば45秒程度)継続したときに、ガスメータに対して外部出力信号(遮断信号)を出力する。更に、ガス漏れ検知状態が継続する限り、ガスメータに対して外部出力信号(遮断信号)を出力し続ける。そして、この外部出力信号(遮断信号)出力が所定時間以上(例えば15秒以上)継続した場合に、ガスメータ側でこの遮断指示を受け付けて、上記ガスの元栓を自動遮断する為の制御処理等を実行する。
そして、本例の制御部11は、上述した従来と同様の処理動作だけでなく、例外的な処理動作も行う。すなわち、ガス漏れ検知状態で特定のスイッチオン操作があったことをスイッチ状態検出部17が検出した場合には、上記遅延時間に関係なく、上記外部出力信号(遮断信号)の出力を開始する。更に、スイッチオン状態が継続する限り、ガス漏れ検知の有無に係らず、外部出力信号(遮断信号)の出力を継続する。
この様な制御部11による制御によって、例えばマイコンメータによるガス元栓遮断等の連動動作をテストする際に、作業員等が点検用ガスを使用しつつスイッチオン操作を行うことで、上記外部出力信号(遮断信号)の出力を開始する。つまり、遅延時間分待つことなく(遅延時間分点検用ガスを使用し続けることなく)、任意のタイミングで早期に外部出力信号(遮断信号)の出力を開始させることができ、点検作業に掛かる手間と時間を少なくすることができ、また点検用ガスの使用量を抑制でき、点検用ガスの掛け過ぎ等は起こり得ないようにできる。
更に、作業員等が、上記外部出力信号(遮断信号)の出力開始後もスイッチを離さずにスイッチオン状態が継続されたことをスイッチ状態検出部17が検出した場合、制御部11は、上記外部出力信号を送信し続ける。つまり、作業員等は、点検ガスを使用する必要なく、スイッチオン操作継続によって、外部出力信号を送信させ続けることができる。そして、マイコンメータ側では、外部出力信号を所定時間継続して受信したら、(正常であれば)ガス元栓遮断等の連動動作を行うことになる。
この様にして、連動動作テストの際等に、点検用ガスの使用量を減少させることができ、また、当然、点検用ガスを掛け過ぎるような事態は起こらないので、点検用ガスの掛け過ぎによってガス漏れ検知状態が解除し難くなり、警報が鳴り止み難いという問題も起こらないようにできる。
また、上記スイッチオン操作は、テストのときに限らず、実際にガス漏れがあった場合に早期にガス元栓遮断を実行させる為に用いてもよい。この場合は、当然、点検用ガスの使用量減少等の効果は得られないが、遅延時間を待つことなくガスメータ等の連動動作(ガス元栓遮断等)を実行させることができ、以って早期に安全を確保できるという効果が得られる。
また、例えば、上記スイッチは既存機能が既に割り当てられていた既存のスイッチであり、上記特定のスイッチオン操作はこの既存スイッチの長押し操作であるものとしてもよい。既存のスイッチを利用することで、新規スイッチを設ける必要がなくなる。これより、例えばコスト削減効果等が得られる。
上述した制御部11による制御処理については、以下、図2のフローチャートを参照して更に詳しく説明する。
尚、図2に示す処理も、マイコン等で構成される制御部11が、予め不図示の内蔵メモリ等に記憶されている所定のアプリケーションプログラムを読出・実行することにより、実現されるものである。
図2に、制御部11による処理フローチャート図を示す。
まず図2の処理を概略的に説明するならば、以下の通りとなる。
すなわち、ガス漏れ検知中に特定のスイッチオン操作があると(本例では既存スイッチの長押し(3秒)操作)(S1がYES、S2がNO、S4,S5がYES)、ガスメータに連動動作を行わせる為の外部出力を開始すると共に特定モード(ここでは連動確認動作モードという)となる(S6)。この連動確認動作モード中はガス漏れ検知の有無に係らず外部出力を継続する。その後、スイッチオフ操作があると(S1,NO)、連動確認動作モードは解除されるが(S11またはS12)、ガス漏れ検知中であれば(S10,YESでS12実行)外部出力は継続される。つまり、連動確認動作モードに移行後は、スイッチオンしたままであれば連動確認動作モードが継続されるので、ガス検知の有無に関係なく外部出力は継続される。
尚、本例では、図1には示していないが警報器10が有する既存のスイッチを利用するものとする。この既存スイッチに関する既存の機能はそのまま残し、更に新たな機能を割り当てる。新たな機能は、スイッチの長押し(本例では3秒以上)によって区別する。既存の機能は、本例では、警報音部13や表示部14による警報中に既存スイッチが押されると(普通の押し方であり、短押し(例えば1秒程度押す)である)、ブザー等による警報を停止する機能であるものとするが、勿論、この様な例に限らない。何らかの既存のスイッチを利用するものであれば、なんでもよい。
勿論、この例に限らず、本例による新機能用のスイッチを新たに設けてもよいが、本説明では既存スイッチを利用する。
また、図2の処理は、上記既存のスイッチに割り当てられた処理モジュールの処理であり、上記既存のスイッチに対する操作(オン操作またはオフ操作)をスイッチ状態検出部17が検出すると、実行開始する処理である。尚、オン操作とはスイッチを押下する操作であり、オフ操作とはスイッチ押下状態においてスイッチを離す操作を意味する。
また、図2の処理とは別の処理が、図2の処理と並行して実行されている場合もある。これは、既存の処理であり特に図示・説明等しないが、上述したように、随時、センサ出力値(抵抗値)を所定の閾値と比較することで、ガス漏れの有無を判定し、ガス漏れ検知した場合(ガス漏れ判定成立した場合)、警報音部13や表示部14を制御して警報出力(報知)する。警報出力開始後もガス漏れの有無の判定は継続して行い、ガス漏れ判定成立し続ける限り、警報出力を続行する。但し、後述するステップS3のようにスイッチ操作に応じて強制的に警報出力を停止させることができる(これ自体は既存の機能)。
また、例えば、ガス漏れ判定成立中か否かを示すフラグを用意しておき、ガス漏れ判定成立し続ける限り、このフラグをオン状態とするようにしてもよい。この例の場合、後述するステップS5,S10の処理は、このフラグ状態を参照すればよい。
また、上記特定モード(連動確認動作モード)ではない場合(通常モードの場合)には、最初にガス漏れ判定成立した時点(警報出力開始時点)からの経過時間を見ており、ガス漏れ判定成立中の状態のまま上記遅延時間(例えば45秒程度)経過したときに、ガスメータに対して外部出力信号(遮断信号)を出力開始する。その後は、ガス漏れ判定不成立となるまで、この外部出力信号(遮断信号)を出力し続ける。
以上のことから、図2の処理例では、上記既存のスイッチがオン操作されたことをスイッチ状態検出部17が検出すると(ステップS1,YES)、短押し操作であるか長押し操作(本例では3秒以上)であるかによって、制御部11は実行すべき処理機能を判断する。
すなわち、スイッチ状態検出部17が上記既存のスイッチに対する短押し操作(本例では1秒)を検出した場合には(ステップS2,YES)、制御部11は上記既存の処理機能を実行することになる。すなわち、もし警報出力中であったならば(ステップS8,YES)、制御部11はこの警報を停止する処理を実行する(ステップS3)。そして、制御部11は本処理を終了する。勿論、警報出力中ではないにも係らず(ステップS8,NO)、上記短押し操作があったならば、制御部11は何も処理を実行することなく本処理を終了する。
また、短押し操作ではなく(ステップS2,NO)、長押し操作(本例では3秒以上)でもないことをスイッチ状態検出部17が検出したときには(ステップS4,NO)、すなわち、例えば1.1秒程度〜3秒未満のスイッチ押し操作であった場合には、制御部11は操作ミス等と見做して、何も処理を実行することなく本処理を終了する。
一方、長押し操作(本例では3秒以上)をスイッチ状態検出部17が検出したときには(ステップS2,NOでステップS4,YES)、制御部11は遮断指示が行われたものとして、以下に説明する本手法の処理を行うことになる。尚、既存スイッチを利用するのではなく新規スイッチを設けた場合には、ステップS2.S8,S3、S4の処理は必要なく、この新規スイッチに対するオン操作があることでステップS1がYESとなった時点で、制御部11はステップS5の処理に移行する。
すなわち、既存スイッチの長押し操作をスイッチ状態検出部17が検出したときには(ステップS4,YES)、制御部11は上記ガス漏れ判定成立中か否かを判定し(ステップS5)、ガス漏れ検知中である場合には(ステップS5,YES)、ガスメータに対して外部出力信号(遮断信号)を出力開始する(ステップS6)。すなわち、ガス漏れ検知中に特定のスイッチオン操作が行われた場合に、制御部11はガスメータに対して遮断信号を出力開始する。そして、制御部11は連動確認動作モードに移行する。
連動確認動作モード中に制御部11は、上記ガスメータへの遮断信号出力を強制的に継続する(ステップS7)。連動確認動作モードの解除処理(S11またはS12)は、ステップS1の判定がNOとなるまで実行されない。すなわち、上記既存スイッチが長押し操作判定時点では、未だ既存スイッチを押下された状態であり、その後に既存スイッチから手が離されると(スイッチオフ操作があると)再び本処理(図2の処理)が実行開始されることになってステップS1の判定がNOとなり、ステップS9以降の処理へ移行する。
これは、連動確認動作モードへ移行後は、スイッチオフ操作を行わない限り、ガス検知の有無に関係なく強制的に、ガスメータに対する外部出力信号(遮断信号)の出力を継続させることができることを意味する。
ステップS9で制御部11は、まず、現在、連動確認動作モード中であるか否かを判定し、そうでない場合には(ステップS9,NO)何も処理することなく本処理を終了する。尚、これは、ステップS5がNOの場合に対応する処理である。すなわち、例えば何らかの理由(作業員の勘違いやミス等)によって点検用ガスを使用することなく既存スイッチが長押し操作されると、ステップS5がNOとなり、その後に作業員等がスイッチから手を離すと、ステップS9がNOとなり、何れも何も処理することなく本処理を終了する。
一方、連動確認動作モード中である場合、制御部11は(ステップS9,YES)、ガス漏れ判定成立中か否かを判定し(ステップS10)、ガス漏れ検知していない場合には(ステップS10,NO)、連動確認動作モードを解除すると共に特定の外部出力(ここではガスメータに対する遮断信号)を停止する(ステップS11)。
一方、ガス漏れ検知している場合、制御部11は(ステップS10,YES)、連動確認動作モードを解除するが、上記特定の外部出力(ここではガスメータに対する遮断信号)を停止せずに継続する(ステップS12)。
尚、ステップS11,S12は、何れも基本的には連動確認動作モードを解除して通常モードに戻す処理であり、通常モードにおいては上述したようにガス漏れ検知している限り制御部11は外部出力を継続し、ガス漏れ検知しなくなったら外部出力を停止するものであるので、ガス漏れ検知の有無に応じてステップS11とS12とに分かれている。尚、その意味では、ステップS10,S11,S12の処理の代わりに、ステップS9がYESの場合に単に「連動確認動作モードを解除して通常モードに戻す」処理を制御部11が実行してもよい。
上述したように本手法によれば、ガス漏れ検知中に特定のスイッチオン操作(本例では既存スイッチの長押し操作)があった場合、特定の外部出力(ここではガスメータに対する遮断信号出力)を開始すると同時に、連動確認動作モードに移行する。連動確認動作モード中は、ガス漏れ検知の有無に関係なく、特定の外部出力を強制的に継続する。そして、少なくともスイッチオフ操作があるまでは連動確認動作モードは解除されない。
この様に、本手法では、まず、遅延時間に関係なく「ガス漏れ検知&特定のスイッチオン操作」の条件のみで特定の外部出力を開始させることができ、更に作業員等がそのままスイッチを押し続けることでガス漏れ検知の有無に関係なく(テスト時においては点検用ガスを使用しなくても)外部出力を継続させることができ、所定時間継続させることでガスメータ等に連動動作を行わせることができる。
よって、従来のように遅延時間を待つことなく、従来に比べて早期に連動動作を実行させることができ、例えば警報発生時に素早くガスの元栓を遮断させること等ができ、あるいは連動動作のテストに係わる時間と手間を省くことができる。更に、テスト時における点検用ガスの使用量を抑制することができる。
また、遅延時間の設定を短くするわけではないので、テスト時ではない運用時において、何等からの理由で短時間のガス漏れ検知等があった場合に誤ってガスの元栓を遮断するようなことはなく、連動動作に関して誤動作する可能性が高くなるような事態を招くようなことはない。
図3(b)に、上述した図2の処理に応じた動作タイムチャートを示す。
尚、比較の為に、図3(a)に、従来の動作タイムチャートを示す。
まず、図3(a)に示すように、従来では、ガス漏れ判定成立し(ガス漏れ検知し)、ガス漏れ判定成立した状態のまま所定の遅延時間(一般的に、30〜45秒程度;ここでは仮に45秒とする)経過した場合に、外部出力信号を送信開始する。そして、この外部出力信号は、ガス漏れ判定成立している間は、送信し続けることになり、例えば図示の期間Aの間、外部出力信号の送信が継続することになる。
つまり、ガスメータ等の外部機器の連動動作をテストする際には、作業員等は「遅延時間(45秒)+期間A」の間、点検用ガスを使用し続けなければならなかった。尚、この期間Aは、上記“α秒”に相当する時間である。“α秒”は、一般的に、10〜15秒程度であり、仮に15秒とするならば、作業員等は1分(60秒=45秒+15秒)程度、点検用ガスを使用し続けなければならなかった。
これに対して、上記特許文献2の発明によれば、点検用ガスを使用し続ける時間は短くて済むが、遅延時間(45秒)経過しなければ外部出力信号の送信が開始されないことには変わりは無いので、その後の期間Aの分も含めて結局「遅延時間(45秒)+期間A」の間、待ち続けなければならず(それまで連動動作が実行されないので)、連動動作のチェックに時間が掛かるという問題は解消されない。
既に述べたように、外部機器(ガスメータ等)と連動動作するタイプのガス漏れ警報器に関して、その設置時や定期点検時等に、ガスメータとの連動機能についても正常性を確認する為、外部出力信号を所定時間以上送信させて、それによってガスメータが連動動作(ガスの元栓を遮断する等)することを確認する必要がある。そして、ガス漏れ警報器においては誤動作することがないようにする為に上記遅延時間を設けているが、ガスメータにおいても同様に、外部出力信号を受信したら直ちに連動動作するのではなく、所定時間以上継続して外部出力信号を受信したら、連動動作(ガスの元栓を遮断する等)する仕様となっている場合が多い。この為、上記のように、例えば図示の期間Aの間、外部出力信号の送信を継続する必要がある。
この為、従来では、作業員等は点検ガスを長時間(上記遅延時間(30〜45秒程度)+期間A)ガス漏れ警報器のセンサに掛け続けなければならず、手間が掛かる、点検ガスの消費量が多くなる等の問題が生る。また、点検ガスをかけすぎた場合には、警報が鳴り止み難いという問題があった。
これに対して、本手法では、図3(b)に示すように、仮に図2(a)の従来例と同じタイミングでガス漏れ判定成立開始したとしても、従来例よりも早いタイミングで外部出力信号を送信開始することができ、従来よりも早いタイミングでガスメータの連動動作(ガスの元栓を遮断する等)を実行させて、その正常性を確認することができる。つまり、連動動作の正常性確認の為の作業時間を、大幅に短くすることができ、作業効率を向上させ、以って作業負担を軽減させることができる。
ここで、図2の処理および図3(b)に示す動作タイムチャートに関しては、大別して2種類のシチュエーションが考えられる。1つ目は、ガス漏れ警報器の新規設置後や定期点検時等における機能テストであり、2つ目は実際にガス漏れが起こったとき等である。何れの場合でも、従来に比べて早いタイミングで外部出力信号を送信開始することができ、以って従来よりも早いタイミングでガスメータの連動動作(ガスの元栓を遮断する等)を実行させることができる。
まず、上記機能テストの場合、作業員等は、最初に点検ガスをガス漏れ警報器のセンサに掛け始め、センサ等に異常が無ければ直ちに上記「ガス漏れ判定成立」の状態となる。作業員等は、点検ガスをガス漏れ警報器のセンサに掛け続けながら、上記既存スイッチの長押し(ここでは3秒以上)操作を行う。これは、まず、既存スイッチ押下した時点で図3に示す「SWオン成立」(上記ステップS1でYES)となり、そのまま先ず1秒以上押し続けることで上記ステップS2がNOとなり、3秒間押し続けた時点で図示の「SWオン(長押)成立」(上記ステップS4でYES)となる。
上記の通り、点検ガスを掛けて「ガス漏れ判定成立中」の状態としているので、上記ステップS5はYESとなり、上記ステップS6の処理が実行される。すなわち、図示のSWオン(長押)確定後、即時、外部出力信号を送信開始することになる。
これにより、ガス漏れ判定成立開始時点から外部出力信号の送信開始時点までの時間(図示の期間B)は、従来のように固定的なもの(30〜45秒程度)ではなく、且つ、従来よりも非常に短くて済む。この期間Bは、各作業員の熟練度にもよるが、本例では必ず3秒以上掛かることになり、更に数秒程度掛かるとしても、従来に比べれば非常に短くて済むことが期待できる。
尚、作業員等が不注意等により点検ガスを掛けずにSWオン(長押)確定させた場合には、ステップS5がNOとなり何も処理を行わず、その後、既存スイッチをオフ操作した場合にも(ステップS1,NO)、ステップS9はNOとなり何も処理を行わないことになる。
そして、本手法では、上記「SWオン(長押)成立」によって外部出力信号を送信開始した場合には、
(1)引き続きスイッチをオン操作し続けている間は、ガス漏れ検出しているか否かに関係なく、外部出力継続
(2)ガス漏れ検出している間は、外部出力継続としている。これを実現する為の手法の一例として、図2においては上記連動確認動作モードを用いているが、この例に限るものでない。
上記機能テストの際には、作業員等は、図示のSWオン(長押)確定後(外部出力信号を送信開始後)も引き続き上記既存スイッチを押し続ける。これは例えば上記“α秒”(期間A)程度押し続けるが、既に説明した通り、既存スイッチを押し続ける限り連動確認動作モードが継続され、従ってガス漏れ判定成立か否かに関係なく外部出力継続となる。
これによって、作業員等は、上記SWオン(長押)確定したら、点検ガス噴射を止めて、上記“α秒”(期間A)程度、既存スイッチを押し続けるだけでよい。そして、例えばメータによる連動動作(遮断等)の成否を確認したら、既存スイッチを離す。これによって、ステップS1がYESとなり、ステップS9は当然YESとなり、既に点検ガス噴射を止めているのでステップS10はNOとなるので、ステップS11の処理が実行される。つまり、連動確認動作モードを終了すると共に上記外部出力信号を停止する。
尚、図3(b)において外部出力信号を送信している期間Cは、期間Aよりも非常に長いが、これは単に本手法では点検ガスを用いなくても既存スイッチを押し続けるだけで長期間、外部出力信号を継続することも可能であることを示しているだけであり、実際には上記“α秒”(期間A)程度押し続ければよい。
尚、警報器10は、上記SWオン(長押)が確定したら、例えば表示部14における点滅/点灯を行って作業員に知らせるようにしてもよい。あるいは、外部出力信号を継続中であることを知らせる為の点滅/点灯等を行っても良い。何れも、予め所定の点滅/点灯パターンを設定しておくものであり、作業員等はマニュアルを見れば、パターンに応じた通知内容を認識できるようになっている。
また、上記2つ目のシチュエーションの場合、すなわちテストではなく実際にガス漏れしている場合には、例えば警報等によって駆けつけた人間が、出来るだけ早くガスの元栓を自動遮断させたいと考える場合が有り得る。この様な場合、上記SWオン(長押)操作を行って上記SWオン(長押)確定させることで、その後に手を離しても、実際にガス漏れがあり且つガス漏れが継続しているならば、上記(2)の通りガス漏れ検出している間は外部出力信号が継続するので、上記“α秒”(期間A)程度、外部出力信号が継続されたならば、ガスメータ側でガスの元栓の自動遮断が実行されることになる。
尚、これに関しては、上記ステップS10でYESとなり、ステップS12によって通常モードに戻るので、ガス漏れ検出し続ける限りは、外部出力信号も継続することになる。
10 ガス漏れ警報器
11 制御部
12 ガス検知部
13 警報音部
14 表示部
15 電源部
16 外部通信部
17 スイッチ状態検出部

Claims (6)

  1. ガス検知用センサ、外部機器とのインタフェースと、
    前記ガス検知用センサのセンサ出力に基づいてガス漏れ検知し、ガス漏れ検知した場合には警報報知すると共に前記インタフェースを介して前記外部機器に対して所定の外部出力信号を送信して前記外部機器に連動動作させる制御装置とを有するガス漏れ警報器における前記制御装置であって、
    前記ガス漏れ検知中にスイッチのオン操作があった場合、前記外部出力信号の送信を開始すると共に特定モードへ移行し、該特定モード中はガス漏れ検知の有無に係らず前記外部出力信号の送信を継続し、該特定モード中に前記スイッチのオン操作状態が解除された場合には該特定モードを解除すると共に前記外部出力信号の送信を停止するか否かの判定を行う連動動作制御手段、
    を有することを特徴とするガス漏れ警報器の制御装置。
  2. 前記連動動作制御手段における前記特定モード解除した際の前記判定は、未だ前記ガス漏れ検知中の場合には前記外部出力信号の送信を継続する判定であり、ガス漏れ検知していない場合には前記外部出力信号の送信を停止する判定であることを特徴とする請求項1記載のガス漏れ警報器の制御装置。
  3. 前記ガス漏れ検知に係るガスは、点検用ガスであり、
    前記特定モードへ移行後は、該点検用ガスが使用されなくても、前記スイッチのオン操作が継続する限り、前記外部出力信号の送信が継続されることを特徴とする請求項1または2記載のガス漏れ警報器の制御装置。
  4. 前記スイッチは既存機能が既に割り当てられていた既存のスイッチであり、その前記オン操作は所定時間継続して押下される長押し操作であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のガス漏れ警報器の制御装置。
  5. ガス検知用センサ、外部機器とのインタフェースと、前記ガス検知用センサのセンサ出力に基づいてガス漏れ検知し、ガス漏れ検知した場合には警報報知すると共に前記インタフェースを介して前記外部機器に対して所定の外部出力信号を送信して前記外部機器に連動動作させる制御装置とを有するガス漏れ警報器における前記制御装置のコンピュータを、
    前記ガス漏れ検知中にスイッチのオン操作があった場合、前記外部出力信号の送信を開始すると共に特定モードへ移行し、該特定モード中はガス漏れ検知の有無に係らず前記外部出力信号の送信を継続し、該特定モード中に前記スイッチのオン操作状態が解除された場合には該特定モードを解除すると共に前記外部出力信号の送信を停止するか否かの判定を行う連動動作制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  6. ガス検知用センサと、
    外部機器とのインタフェースと、
    前記ガス検知用センサのセンサ出力に基づいてガス漏れ検知し、ガス漏れ検知した場合には警報報知すると共に前記インタフェースを介して前記外部機器に対して所定の外部出力信号を送信して前記外部機器に連動動作させる制御装置とを有し、
    前記制御装置は、
    前記ガス漏れ検知中にスイッチのオン操作があった場合、前記外部出力信号の送信を開始すると共に特定モードへ移行し、該特定モード中はガス漏れ検知の有無に係らず前記外部出力信号の送信を継続し、該特定モード中に前記スイッチのオン操作状態が解除された場合には該特定モードを解除すると共に前記外部出力信号の送信を停止するか否かの判定
    を行う連動動作制御手段を有する、
    ことを特徴とするガス漏れ警報器。
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